JPH08220127A - 超音波式風向風速計 - Google Patents

超音波式風向風速計

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JPH08220127A
JPH08220127A JP2552095A JP2552095A JPH08220127A JP H08220127 A JPH08220127 A JP H08220127A JP 2552095 A JP2552095 A JP 2552095A JP 2552095 A JP2552095 A JP 2552095A JP H08220127 A JPH08220127 A JP H08220127A
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JP
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ultrasonic
wind
ultrasonic wave
transmitting
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JP2552095A
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Inventor
Shinji Fukui
伸治 福井
Noritoshi Furuta
典利 古田
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 超音波式風向風速計の精度向上を行う。 【構成】 超音波式風向風速計に、超音波出射口及び超
音波入射口を同一面に有しかつ直交する2軸方向に配置
される1つの送信用超音波素子24及び4つの受信用超音
波素子231、234、232、233と、送信用超音波素子及び受
信用超音波素子を収容するケース24と、超音波出射口及
び超音波入射口と対向して位置し、超音波を反射するた
めの反射板22とが設けられる。伝搬時間検出手段304、3
05は送信用超音波素子から反射板を経て4つの受信用超
音波素子までの4つの超音波伝搬時間を検出する。温度
補正用回路308は2つの超音波伝搬時間の和から温度によ
る音速変化を検出する。超音波伝搬時間差導出回路309
は2つの超音波伝搬時間の差を求め、この差について温
度を基に温度補正を行う。風速、風向演算回路は、温度
補正された2組の2つの超音波伝搬時間の差から風速、風
向を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超音波を用いて風速、風
向を検出するセンサに関し、特に本発明では走行中車両
が受ける風速、風向を検出する超音波式風向風速計に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来このような分野の技術として、特開
昭57−77965号公報に記載されている車両の風
速、風向センサがある。これには車両の車体上部に、車
両の風速、風向を測定するために対向する一対の超音波
送波器及び超音波受波器が二対配設され、二対のものの
配置が同一面に相互に直交するように記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
両の風速、風向センサでは、一方の一対の超音波送波器
及び超音波受波器に対する風の流れは、他方の一対の超
音波送波器及び超音波受波器により乱され、この逆の場
合にも風の流れは乱されるので、風速、風向検出精度が
悪化するという問題点がある。さらに、空気の温度変化
により風速、風向検出精度が悪化する。
【0004】したがって、本発明は、上記問題点に鑑
み、送受信器自身による風の流れの乱れ、温度変化があ
っても、高精度に風速、風向を検出することができる超
音波式風向風速計を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記問題点を
解決するために、次の構成を有する超音波式風向風速計
を提供する。すなわち、超音波の伝搬時間変化から風
速、風向を計測する超音波式風向風速計に、超音波を送
信する超音波出射口及び超音波を受信する超音波入射口
を同一面に有しかつ直交する2軸方向に配置され、風を
2軸方向の成分に分解し検出するための1つの送信用超
音波素子及び4つの受信用超音波素子と、該送信用超音
波素子及び受信用超音波素子を収容するケースと、前記
超音波出射口及び超音波入射口と対向して位置し、超音
波を反射するための反射板とが設けられる。伝搬時間検
出手段は前記送信用超音波素子による超音波送信から前
記反射板での超音波反射を経て4つの受信用超音波素子
の超音波受信までの4つの超音波伝搬時間を検出する。
温度補正用回路は2つの超音波伝搬時間の和から温度に
よる音速変化を検出する。超音波伝搬時間差導出回路は
2つの超音波伝搬時間の差を求め、この超音波伝搬時間
の差について前記温度を基に温度補正を行う。風速、風
向演算回路は温度補正された2組の2つの超音波伝搬時
間の差から風速、風向を算出する。
【0006】また、前記1つの送信用超音波素子は、2
軸の方向への送信に共用されるために、中央に配置さ
れ、前記4つの受信用超音波素子は、直交する2軸上に
送信用超音波素子を中心に各軸上対称となるように一定
間隔で配置され、前記ケースは、送信用超音波素子を中
心に回転対称になる形状に形成される。また、前記超音
波出射口及び超音波入射口は、指向性を持たせるため
に、コーン形状である。
【0007】また、前記反射板を車両のルーフに取り付
けるようにしてよい。また、前記ケースを車両のルーフ
に埋め込むようにしてもよい。
【0008】
【作用】本発明の超音波式風向風速計によれば、超音波
を送信する超音波出射口及び超音波を受信する超音波入
射口を同一面に有しかつ直交する2軸方向に配置され、
風を2軸方向の成分に分解し検出することにより、送受
信器自身による風の流れの乱れを回避でき、風速、風向
の算出精度に寄与できる。また、2つの超音波伝搬時間
の和から温度による音速変化の検出し、さらに、2つの
超音波伝搬時間の差を求め、この超音波伝搬時間の差に
ついて前記温度を基に温度補正を行って、風速、風向演
算回路は温度補正された2組の2つの超音波伝搬時間の
差から風速、風向を算出することにより風速、風向算出
の精度を向上できる。
【0009】また、前記1つの送信用超音波素子は、2
軸の方向への送信に共用されるために、中央に配置さ
れ、前記4つの受信用超音波素子は、直交する2軸上に
送信用超音波素子を中心に各軸上対称となるように一定
間隔で配置され、前記ケースは、送信用超音波素子を中
心に回転対称になる形状に形成されることにより、風向
も検出可能とするために任意の方向からの風に対して風
検出感度が等しくなるようにできる。また、前記超音波
出射口及び超音波入射口は、指向性を持たせるために、
コーン形状であることにより、検出効率が向上する。ま
た、前記反射板を車両のルーフに取り付け、前記ケース
を車両のルーフに埋め込むことにより、車両への適用が
可能になる。
【0010】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明の実施例に係る超音波式風向風
速計2の主要部を示す図である。本図に示すように、超
音波式風向風速計2は、そのケース21、25内に送信
用超音波素子24、受信用超音波素子231、234、
この図には記載されていない232、233を収めてい
る。ケース25は反射板22に支柱26を介して取り付
けられる。ケース21、25、反射板22、支柱26は
センサに加わる風の流れを乱さないよう例えば流線形構
造となっている。ケース25と反射板22には、超音波
が乱反射しないように乱反射防止構造27が施されてい
る。乱反射防止構造27は例えば超音波を吸収減衰しや
すい材質で構成する。反射板22には超音波を反射する
エリア28が設けられる。超音波出射口29、入射口3
0、31、この図には記されていない入射口32、33
は、例えばコーン形状等にし指向性を持たせてもよい。
検出効率を向上させるためである。
【0011】図2は図1のA−A断面を示す図である。
本図に示すように、送信用音波素子24はケース中央に
配し、X方向、Y方向への送信に共用される。受信用超
音波素子231、232、233、234は直交する
X、Y軸上に送信用超音波素子24を挟んで対称となる
ように配置される。風向も検出可能とするため任意の方
向からの風に大して風検出感度が等しくなるようにケー
ス21、25は送信用超音波素子24を中心に回転対称
となり、かつ風の流れを乱さない形状が望ましい。
【0012】図3は車両に超音波式風向風速計2が取り
付けられる配置例を示す図である。本図に示すように、
車両4に加わる風の流れの乱れが最も少なくかつ横風を
検出可能な位置として、例えば、ルーフ41上に取り付
けられる。図4は図2に示した風速ベクトルVのVx成
分を検出ための回路部のブロックを示す図である。本図
に示すように、送信用超音波素子24には一定の発振周
波数を発生する発振回路301が接続され、発振回路3
01により発生した電気信号が供給される。送信用超音
波素子24からは発振回路301の発振周波数と等しい
超音波が空気中に放射される。そして、発振回路301
には伝搬時間検出回路304、305が接続され、この
伝搬時間検出回路304、305には発振回路301に
より発生した電気信号が供給される。放射された超音波
は反射板22で反射され、受信用超音波素子231、2
34に到達し、電気信号に変換される。受信用超音波素
子231、234には増幅、波形整形回路302、30
3を介して伝搬時間検出回路304、305が接続され
る。受信用超音波素子231、234により変換された
電気信号は増幅、整形回路302、303を経て、超音
波の伝搬時間を検出するために伝搬時間検出回路30
4、305に送られ、発振回路301からの電気信号を
基準に伝搬時間を求める。伝搬時間検出回路304、3
05にローパスフィルタ306、307が接続され、こ
のローパスフィルタ306、307を経て風向、風速検
出に必要な周波数成分のみを取り出す。ローパスフィル
タ306、307には温度補正用回路308と伝搬時間
差導出回路309とが接続される。この温度補正用回路
308は伝搬時間信号3061、3071を演算し音速
に及ぼす温度変化のみの信号を出力する。伝搬時間差導
出回路309は、伝搬時間信号の差(後述する超音波伝
搬時間差に対応する)を求め、この差に対して風速信号
のみを出力するために音速の温度補正を行う回路であ
り、例えば温度補正用回路308の出力信号で差分増幅
回路の利得を制御し温度変化による音速変化分を補正す
る。伝搬時間差導出回路309にはローパスフィルタ3
10が接続され、温度補正された伝搬時間の差がローパ
スフィルタ310を通過して風速ベクトルVのx成分で
あるVxとなる。
【0013】風向も検出可能とするため風を図2に示す
ようにVx、Vyの2成分に分解して検出する必要があ
り、図3の囲み点線部分30が2対必要となる。伝搬時
間と風速との関係、伝搬時間差の温度補正の詳細につい
て、以下に説明する。図5は伝搬時間信号と風速との関
係、伝搬時間差の温度補正の詳細説明に用いる図であ
る。図1と一部の記号だけが異なる本図に示すように、
送信用超音波素子24と、その両側に等距離間隔にて置
かれた受信用超音波素子231、234が配置されてい
る場合、超音波は送信用超音波素子24より放射され超
音波反射エリア28で反射し、受信用超音波素子23
1、234に到達する。他の超音波反射経路は乱反射防
止構造により受信用超音波素子231、234への影響
は少ない。無風時において、超音波が送信用超音波素子
24から受信用超音波素子231、234までの超音波
伝搬時間t1は、ケース25と反射板22間の厚さを
D、音速をCとすると、 t1=2D/(C・cosθ) となり、無風時においては送信用超音波素子24と受信
用超音波素子231間の伝搬時間と、送信用超音波素子
24と受信用超音波素子231間の伝搬時間と、は同じ
である。
【0014】ここに、受信用超音波素子231と送信用
超音波素子24との丁度中間から反射板22に垂線を下
ろした点と受信用超音波素子231と送信用超音波素子
24とのそれぞれの中心位置とで形成される2等辺三角
形を形成し、垂線を下ろした位置での角度の1/2を反
射角θとする。受信用超音波素子232と送信用超音波
素子24とにおいても反射角θと同じようになるように
する。
【0015】これに対して、風が矢印の方向から吹いた
時の2対の送信用超音波素子24と受信用超音波素子2
31の超音波伝搬時間をt21とし、送信用超音波素子
24と受信用超音波素子234間の伝搬時間t22とし
て、 t21=2D/{(C−V・sinθ)・cosθ} t22=2D/{(C+V・sinθ)・cosθ} となる。
【0016】送信用超音波素子24、受信用超音波素子
231間の伝搬時間t21と、送信用超音波素子24、
受信用超音波素子234間の伝搬時間t22との両伝搬
時間は風速Vに対し反比例するために風速Vと伝搬時間
の関係は非線形性を持つが、伝搬時間t21、t22の
差分をとると、 t21−t22=(4D・V・sinθ)/{(C2
2・sin2θ)・cosθ} となり、ここで、C2≫V2・sin2θとすると、 t21−t22≒(4D・V・sinθ)/(C2・c
osθ) となる。
【0017】このようにして、伝搬時間差t21−t2
2が、伝搬時間検出回路304、305の伝搬時間の差
の変化として求められる。これにより一次元方向の風速
が検出することが可能になる。図6は温度による伝搬時
間の変化を示すグラフである。本図に示すように、温度
変化により音速が変化すると風速と伝搬時間の関係があ
るので、何らかの温度補正が必要となる。
【0018】図7は伝搬時間差分t21−t22の温度
変化を示すグラフである。本図に示すように、温度の影
響を伝搬時間差分で見ると、伝搬時間差は風速Vに比例
している。したがって、風速に対する伝搬時間差は、温
度変化があっても風速0m/sの点は変化せず傾きのみ
傾きのみ補正すればよいことが分かる。また、伝搬時間
差分をとることで風速と伝搬時間差の関係は常温時にお
いて、例えば風速±50m/sの範囲で約±2%の非直
線性とすることができ、伝搬時間差をとらない場合と比
較し直線性を大きく向上することができる。
【0019】図7の傾きを補正するためには、媒体の温
度変化による音速を検出する必要がある。通常は温度セ
ンサを必要とするが、先の伝搬時間t21とt22との
差分をとるかわりに、和を求めると、 t21+t22=(4D・C)/{(C2−V2・sin
2θ)・cosθ} ここで、ここで、C2≫V2・sin2θとすると、 t21+t22≒4D/(C・cosθ) となり、伝搬時間の和は音速のみの情報をもつことにな
る。音速Cは絶対温度をTとすると、 C∝T1/2 のように変化する。そのため、伝搬時間t21とt22
との和から温度変化を知ることができる。この温度変化
を検出し、図6の温度変化による傾きを補正し風速の変
化のみに対応する伝搬時間差を取り出すことができる。
【0020】図8は風速、風向を算出するためのブロッ
クを示す図である。図2に示すように、風速ベクトル1
1をVとして、風速のx方向成分をVx、y方向成分を
Vyとして、風向をφとして、本図の示すように、入力
端子61、62に風速ベクトル11のx、y成分に対応
する図3の出力信号Vx、Vyを加え、風速、風向演算
回路63によって風速信号64、風向信号65が、以下
のように、算出される。
【0021】|V|=(Vx2+Vy2 1/2 φ=tan-1Vx/Vy 伝搬時間を検出する方法としては超音波送信、受信波形
の位相差を検出する方式やあるいは、超音波をバースト
発振しその受信信号を検出し、バースト発振から受信ま
での時間から伝搬時間を求める方式としてもよい。
【0022】図9は他の実施例を示す図である。本図に
示すように、図1の構成に対して、送信用超音波素子2
4、受信用超音波素子231、234、この図には記載
されていない受信用超音波素子232、233と反射体
22とを上下逆にし、送信用超音波素子24、受信用超
音波素子231、234、この図には記載されていない
受信用超音波素子232、233を車体表面に埋め込む
ような形状としてもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波を送信する超音波出射口及び超音波を受信する超音
波入射口を同一面に有しかつ直交する2軸方向に配置さ
れ、風を2軸方向の成分に分解し検出するので、送受信
器自身による風の流れの乱れを回避でき、風速、風向の
算出精度に寄与できる。また、2つの超音波伝搬時間の
和から温度による音速変化の検出し、さらに、2つの超
音波伝搬時間の差を求め、この超音波伝搬時間の差につ
いて前記温度を基に温度補正を行って、風速、風向演算
回路は温度補正された2組の2つの超音波伝搬時間の差
から風速、風向を算出するので、風速、風向算出の精度
を向上できる。また、前記1つの送信用超音波素子は、
2軸の方向への送信に共用されるために、中央に配置さ
れ、前記4つの受信用超音波素子は、直交する2軸上に
送信用超音波素子を中心に各軸上180°点対称となる
ように一定間隔で配置され、前記ケースは、送信用超音
波素子を中心に回転対称になる形状に形成されるので、
風向も検出可能とするために任意の方向からの風に対し
て風検出感度が等しくなるようにできる。また、前記超
音波出射口及び超音波入射口は、指向性を持たせるため
に、コーン形状であるので、検出効率が向上する。ま
た、前記反射板を車両のルーフに取り付け、前記ケース
を車両のルーフに埋め込むので、車両への適用が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る超音波式風向風速計2の
主要部を示す図である。
【図2】図1のA−A断面を示す図である。
【図3】車両に超音波式風向風速計2が取り付けられる
配置例を示す図である。
【図4】図2に示した風速ベクトルVのVx成分を検出
ための回路部のブロックを示す図である。
【図5】伝搬時間信号と風速との関係、伝搬時間差の温
度補正の詳細説明に用いる図である。
【図6】温度による伝搬時間の変化を示すグラフであ
る。
【図7】伝搬時間差分t21−t22の温度変化を示す
グラフである。
【図8】風速、風向を算出するためのブロックを示す図
である。
【図9】他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
22…反射板 24…送信用超音波素子 25…ケース 63…風速、風向演算回路 231、234…受信用超音波素子 304、305…伝搬時間検出回路 308…温度補正用回路 309…超音波伝搬時間差導出回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波の伝搬時間変化から風速、風向を
    計測する超音波式風向風速計において、 超音波を送信する超音波出射口及び超音波を受信する超
    音波入射口を同一面に有しかつ直交する2軸方向に配置
    され、風を2軸方向の成分に分解し検出するための1つ
    の送信用超音波素子及び4つの受信用超音波素子と、 該送信用超音波素子及び受信用超音波素子を収容するケ
    ースと、 前記超音波出射口及び超音波入射口と対向して位置し、
    超音波を反射するための反射板と、 前記送信用超音波素子による超音波送信から前記反射板
    での超音波反射を経て4つの受信用超音波素子の超音波
    受信までの4つの超音波伝搬時間を検出する伝搬時間検
    出手段と、 2つの超音波伝搬時間の和から温度による音速変化を検
    出する温度補正用回路と、 2つの超音波伝搬時間の差を求め、この超音波伝搬時間
    の差について前記温度を基に温度補正を行う超音波伝搬
    時間差導出回路と、 温度補正された2組の2つの超音波伝搬時間の差から風
    速、風向を算出する風速、風向演算回路とを備えること
    を特徴とする超音波式風向風速計。
  2. 【請求項2】 前記1つの送信用超音波素子は、2軸の
    方向への送信に共用されるために、中央に配置され、前
    記4つの受信用超音波素子は、直交する2軸上に送信用
    超音波素子を中心に各軸上対称となるように一定間隔で
    配置され、前記ケースは、送信用超音波素子を中心に回
    転対称になる形状に形成されることを特徴とする、請求
    項1に記載の超音波式風向風速計。
  3. 【請求項3】 前記超音波出射口及び超音波入射口は、
    指向性を持たせるために、コーン形状であることを特徴
    とする、請求項1に記載の超音波式風向風速計。
  4. 【請求項4】 前記反射板を車両のルーフに取り付ける
    ことを特徴とする、請求項1に記載の超音波式風向風速
    計。
  5. 【請求項5】 前記ケースを車両のルーフに埋め込むこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の超音波式風向風速
    計。
JP2552095A 1995-02-14 1995-02-14 超音波式風向風速計 Withdrawn JPH08220127A (ja)

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