JPH0821997B2 - 2線式電話機ライン用インタフェース回路 - Google Patents

2線式電話機ライン用インタフェース回路

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JPH0821997B2
JPH0821997B2 JP50679792A JP50679792A JPH0821997B2 JP H0821997 B2 JPH0821997 B2 JP H0821997B2 JP 50679792 A JP50679792 A JP 50679792A JP 50679792 A JP50679792 A JP 50679792A JP H0821997 B2 JPH0821997 B2 JP H0821997B2
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line
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04M19/00Current supply arrangements for telephone systems
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野及び工業的適応 この発明は、電気通信ライン用のライン・インタフェ
ース回路に関する。特に、電話局または遠隔端末装置か
ら加入者電話機に延びている2線式電話加入者線に関す
る。
背景技術 ワイヤ上の電流に応答する検出回路を介してラインド
ライバ回路の出力が電話線のチップ及びリング・ワイヤ
に結合される2線式ライン・インタフェース回路は公知
である。検出回路は、加入者電話のフック状態がワイヤ
上のループ電流または直流電流差をモニタし、電話局
(C.O.)へ交流(例えば、音声)信号を供給するパスを
提供する。ラインに呼出信号を供給し、加入者電話機を
呼出すための呼出器を動作させるために、一般に、呼出
リレーの接点はラインドライバ回路の出力側に設けら
れ、チップ及びリング・ワイヤをそれぞれ接地及び呼出
信号電圧発生器に接続し、ラインドライバ回路出力への
接続を切断することによって、ラインドライバ回路に高
い呼出電圧がかからないようになっている。
そのような構成におけるコストは、多くのライン・イ
ンタフェース回路間で呼出信号電圧発生器を分散するこ
とによって減少できる。しかし、その結果、呼出信号電
圧発生器は、必要なときに呼出信号を直ちにラインに供
給することはできず、また、異なる呼出信号(異なる周
波数または異なるリング信号シーケンス)を準備するこ
とは複雑になる。同様の構成は、高電圧呼出信号の他の
形式(硬化及びメッセージ待機呼出)で供給できるが、
同様の不利益がある。
Bolus等によって1984年2月14日に特許された米国特
許番号4,431,868「呼出能力を有する半導体電話ライン
・インタフェース回路」にライン・インタフェース回路
が記述される。その中で、低レベル呼出基準信号は、ラ
インドライバ回路の入力側に供給され増幅され、これに
より、ラインドライバ回路の出力側で所望の高電圧呼出
信号を発生する。同時に、ラインドライバ回路の供給電
圧レールは呼出信号波形の瞬時値が次に続く(オフセッ
トで)ように制御され、これによって、ラインドライバ
回路中の消費電力を減少させる。この構成においては、
ラインドライバ回路への供給電圧を発生する電圧発生器
は、ラインドライバ回路の出力で検出される電圧と独立
に制御される。
ライン・インタフェース回路の進展過程で、特に、電
話加入者が利用でき望んでいた多くのサービス(例え
ば、呼出信号周波数及びシーケンス)及びタイプについ
て、種々の特徴またはサービスを提供できる多種の方法
が使用できるライン・インタフェース回路のような装置
の提供がますます必要になってきた。
この発明の目的は、改善されたライン・インタフェー
ス回路を提供することである。
発明の開示 本発明の一見地によると、本発明は2線式電話機ライ
ン用インタフェース回路を供給することにある。このイ
ンタフェース回路は、ラインに直流電流を供給するドラ
イバ手段と、可変電圧(CV)を発生する制御電圧発生器
と、その電圧発生器の可変電圧を制御する制御手段と、
その制御手段によって制御され、ラインの少なくとも1
つのワイヤ(TV,RV)に供給される信号電圧またはドラ
イバ手段に供給される供給電圧(DV)用として、この電
圧発生器によって発生された可変電圧(CV)を選択的に
供給するスイッチング手段とを有する。
このように、ドライバ手段に対する供給電圧は、ソー
ス電圧(典型的にはC.O.のバッテリ電圧)または電圧発
生器の制御出力電圧のいずれかによって構成される。前
者では、電話機が使用されていない間(オンフック状
態)間でも電圧発生器を動作させることなく電力が供給
される。一方、後者の場合、電圧発生器の出力電圧を制
御することによって、ライン上のオフフック電流を制限
する。
好ましくは、スイッチング手段は、ドライバ手段に供
給する供給電圧(DV)として、電源電圧(BV)を選択的
に供給する制御手段によって制御される。これによっ
て、オフフック電流を制限し、および呼出信号のような
高電圧信号をラインへ供給することに使用できる電圧発
生器を可能にする。
好ましくは、このスイッチング手段は第1〜第6のス
イッチで構成される。具体的には、第1のスイッチはソ
ース電圧(BV)をドライバ手段の供給電圧ライン(DV)
に選択的に接続し、第2のスイッチは可変電圧(CV)と
ドライバ手段の供給電圧ライン(DV)へ選択的に接続
し、第3のスイッチはドライバ手段の第1の出力(TD)
をラインの第1のワイヤ(TV)に選択的に接続し、第4
のスイッチはドライバ手段の第2の出力(RD)をライン
の第2ワイヤ(RV)に選択的に接続し、第5のスイッチ
は可変電圧(CV)をラインの第1のワイヤ(TV)に選択
的に接続し、第6のスイッチは可変電圧(CV)をライン
の第2のワイヤ(RV)に選択的に接続する。
好ましい装置においては、第3と第5のスイッチは、
第1のリレーと第1と第2の接点によって構成され、第
4と第6のスイッチは第2リレーの第1と第2の接点に
よって構成され、各リレーは第1の接点と反対に位相の
第2の接点を有し、および第1の接点と同じ位相を有す
る第3の接点を有し、2つのリレーの第3の接点は、お
互いに直列に接続され、共に第2スイッチを構成する。
また、好ましくは、インタフェース回路は、ライン上
に直流電流をモニタする検出手段を有し、制御手段は、
可変電圧(CV)が供給電圧(DV)としてドライバ手段に
供給されるとき、モニタ電流に応じて、電圧発生器によ
って発生された可変電圧(CV)を制御する。
さらに、好ましくは、制御手段は、モニタされた電流
が所定の閾値以下のとき、制御手段は、スイッチング手
段を制御し、ソース電圧(BV)を供給電圧(DV)として
ドライバ手段に供給する。
図面の簡単な説明 本発明は、さらに、添付図面の説明から理解される。
図1は、本発明の電話ライン・インタフェース回路を
示すブロック図である。
図2は図1のライン・インタフェース回路のスイッチ
ング回路の一般の形式を示す図である。
図3及び図4は、本発明の他の2つの異なる実施例の
スイッチング回路を示す図である。
図5は、図1のライン・インタフェース回路の制御回
路の動作を図すフローチャートである。
本発明を実施するモード 図1に、2線式ライン・インタフェース回路のブロッ
ク図が示される。このインタフェース回路は、電話局
(C.O.)(図示されていない)の一部である。
このライン・インタフェース回路は、ラインドライバ
回路10、スイッチング回路11、検出回路12、制御電圧発
生器14、および制御回路15を含む。ラインドライバ回路
10の出力はスイッチング回路11、検出回路12を介して2
線式電話ライン13のチップ・ワイヤT及びリング・ワイ
ヤRに結合される。
ラインドライバ回路10および検出回路12は、たとえ
ば、Rosch等によって1988年8月16日に特許された米国
特許番号4,764,956「アクチブインピーダンスライン供
給回路」に記述され、すでに公知である。図1に示され
ないが、ライン13に送信されるべき受信パス交流信号は
ラインドライバ回路10の入力に印加され、送信パス交流
信号が検出回路12を介してライン13から送出されること
はよく知られている。
検出回路12は、ライン16を介してループ電流(直流)
を制御回路15に供給し、及びライン13上に同相電流を供
給する。このループ電流は既知の方法でラインドライバ
回路10によって供給され、チップ及びリング・ワイヤ中
を別々に流れる。制御回路15は、これらの電流の合計と
差を決定し、それによって、チップおよびリング・ワイ
ヤ上の電流を個別に決定し、これらの電流およびさらに
以下に記述されるループ電流信号をモニタし、制御パス
17および18を介して制御電圧発生器14およびスイッチン
グ回路11に対し制御信号をそれぞれ供給する。
制御電圧発生器14の電力は、バッテリ電圧ラインBV
(典型的には−48ボルト)及びバッテリ戻りラインBR
(接地または0ボルト)を介してC.O.のバッテリまたは
他の直流ソースから供給される。この検出12及び制御回
路15には、簡略化のために図1には示されていないが、
同様にバッテリから電力が供給される。
制御電圧発生器14は、4相パルス幅変調直流/直流コ
ンバータである。このコンバータは、制御パス17を介し
て制御回路15から制御され、制御電圧出力ラインCV上に
電圧を供給する。この制御電圧は、たとえば、ピーク電
圧−170〜+180の範囲内で交流及び直流成分を含み、呼
出信号、硬化信号、待機メッセージ信号のような電話で
使用される種々の形式の高電圧信号を構成する。制御電
圧発生器(CVG)14は、制御回路15によって動作または
停止され、以下に記述されるように制御電圧発生器が停
止するときは高出力インピーダンスを有することが好ま
しい。
バッテリ電圧ラインBV及び制御電圧ラインCVは、スイ
ッチング回路11に接続され、以下に記述されるように、
ラインドライバ回路10への供給電圧ラインを構成する駆
動電圧ラインDVに選択的に接続される。ラインドライバ
回路10のチップ/リングドライブ出力(それぞれ、ライ
ンTD及びRD)は同様にスイッチング回路11に接続され、
このスイッチング回路11は、以下に充分に記述されるよ
うにチップ電圧及びリング電圧ラインTV及びRVにそれぞ
れ選択的に接続され、それは順々に、既知の方法で検出
回路12を介してそれぞれチップ及びリング・ワイヤT及
びRに結合される。図1の点線で示されるように、バッ
テリ戻りラインBRが、同様に、選択的にスイッチング回
路11に接続される。
図2はスイッチング回路11の一般的な形式を示す。こ
の回路はスイッチ21〜28で構成され、それは、電子−機
械スイッチ(たとえば、リレー接点あるいは固体スイッ
チ、あるいはこれらの組合せ)である。スイッチ27及び
28は、各々バッテリ戻りラインBRに接続され、選択的に
スイッチング回路11に接続される。これらは、同様に図
2において点線で示されるように選択的に接続されまた
は省略される。
各スイッチ21〜28は次のようにスイッチング回路11の
2点間で接続される。
BV−DV間の21 CV−DV間の22 TD−TVの間23 RD−RV間の24 CV−TV間の25 CV−RV間の26 BR−TVの間27 BR−RV間の28 制御回路15は、スイッチ21〜28の状態、CVG14の動作
または停止状態およびその作動状態のときの出力電圧を
制御し、表1中にリストされる種々の電話動作条件また
はモードを供給する。これらは以下に詳細に記述され
る。
表1においては、電話動作に対する便利な組合せが示
されるが、これ以外にも多くの他のスイッチの組合せが
可能である。表1において、“C"、“−”、“X"は、そ
れぞれ各スイッチの“閉”、“開”、“無視”(すなわ
ち、開または閉)の状態を示す。“CBG"欄の“A"、“I"
は、それぞれCVG14の動作および停止状態を示す。“応
用”欄は各動作モードの典型的な電話応用を示す。
表1において、モード5、7、8、9中のスイッチ22
は開であり、スイッチ21は開となることができ、ライン
ドライバ回路10は動作モード中で電力を供給される必要
がない。モード1及び3中でCVG14が停止するときは、
その出力は高インピーダンスを示すので、モード1中の
スイッチ22及びモード3中のスイッチ25は開または閉と
なることができる。もしCVGが停止中に高出力インピー
ダンスを供給しないならば、これらのスイッチはこれら
のモード中では開でなければならない。
モード1においては、ドライバ回路10はバッテリ電圧
が供給され、その出力はチップ及びリング電圧ラインに
接続され、従来の構成のように接続され、CVGは停止さ
れる。このモードは、一般に、電話機のほとんどがこの
状態であるライン13の通常のオンフック状態に使用さ
れ、この状態で使用される電力量を最小限にする。
モード2においては、ドライバ回路10はバッテリ電圧
の代わりにCVG14によって発生された制御電圧が供給さ
れる。このモードは、ライン13のオフフック状態に対応
する。モード2においては、さらに以下に記述されるよ
うに、制御回路15はライン16を介して検出回路12によっ
て供給されたループ電流信号をモニタし、これを使用し
て、CVG14によって発生された制御電圧を決定する。こ
れにより、電流制限動作は、ループ電流を比較的に低い
オフフック・レベル、たとえば20〜50mA、に制限する。
このように、このモード中でドライバ回路10に電力を
供給するために使用される制御電圧は、ライン13の異な
る長さから生じる異なるループ抵抗に対応するように適
応的に調整される。それにより、短距離ライン上に流れ
る大きなループ電流のために起こる不当に大きな消費電
力を防止する。モード2は、同様に以下に述べるように
低いバッテリ電圧を補償するために使用される。
モード3においては、ドライバ回路は、バッテリ電圧
から電力が供給され、スイッチ24は、リング・ワイヤの
みをその出力に接続するために閉じられ、開回路である
チップ・ワイヤは、それにより、接点スタート動作モー
ドを供給する。
他のモード4〜9の各々において、制御回路15は、CV
G14を制御することによって、その間中、たとえば、呼
出信号、硬化信号、待機メッセージ信号、あるいは比較
的に高電圧を有する他の信号を構成する所望の特性を制
御する。
上述の「信号」の語はそのような特定の目的の電圧に
かかわらず、CVG14は、ラインの一方または両方に所望
の電圧を供給するために使用される。他の目的は、ライ
ン・テスト(例えば、絶縁テスト)及びライン調節(た
とえば、ライン雑音除去)機能を含む。
モード4においては、スイッチ25が閉じられ、この信
号が制御電圧ラインCVからチップ電圧ラインTVに供給さ
れる。また、スイッチ21及び24は閉じられ、ドライバ回
路10はバッテリから電力が供給され、リング駆動ライン
RDおよびの回路10を介して信号にリターン・パスを提供
する。
モード8は、スイッチ24の代わりに、スイッチ28が閉
じられ、バッテリ戻りラインBRを介して直流リターン・
パスを提供する。これらの各モードはリング・ワイヤを
接地し、リング駆動ラインRD上のリングドライバ回路10
の出力で決定されたポテンシャルでチップ・ワイヤ上に
信号を供給する。このポテンシャルは、ドライバ回路10
で決定された直流条件によって、それぞれラインBV及び
BR上で、たとえば、−48ボルトおよび0ボルトの間のど
こにでも決定できる。
逆に、モード6、9は、チップ・ワイヤを接地し(モ
ード9)、リング・ワイヤ上にドライバ回路10の直流条
件によって決定されたポテンシャル(モード6)で信号
を供給する。このように、これらの両方のモードにおい
て、スイッチ26は閉じられ、ラインCVからラインRVに制
御電圧を供給する。モード6においては、スイッチ21は
閉じられ、ドライバ回路10がバッテリ電圧ラインBVから
電圧が供給され、スイッチ23は閉じられ、チップ駆動ラ
インTDをチップ電圧ラインTVに接続する。
モード9においては、スイッチ27は閉じられ、チップ
電圧ラインTVを接地する。この場合、制御回路15の制御
下において、CVGによって発生されたラインCV上の制御
電圧は、周波数選択呼出し信号の所望の周波数および所
望の呼出信号シーケンス(例えば、長いおよび/または
短い呼出)の呼出信号を構成する。それは、一方、50%
デューティサイクルの1Hzパルスの形で待機メッセージ
信号または比較的に高電圧の他の所望の信号を構成す
る。
モード5においては、リングワイヤを開にして、スイ
ッチ25を閉じ、制御電圧ラインCVをチップ電圧ラインTV
に接続し、チップ・ワイヤ上に硬化信号を供給する。
モード7において、スイッチ26は閉じられ、ラインTV
およびRVの両方がラインCVに接続され、チップおよびリ
ング・ワイヤの両方に同じ電圧信号が供給される。これ
により、単信硬貨信号が供給される。これらの各モード
においては、すでに示したように、ドライバ回路10に電
力が供給される必要がない。
上述のように、ドライバ回路10の出力における直流状
態は、制御回路15によって制御され、所望のポテンシャ
ルが、ラインTD及びRDに供給される。
さらに、詳細に説明すると、モード4及び6において
は、ほぼ接地またはゼロボルトのポテンシャルがそれぞ
れラインRD及びTD上に確立される。したがって、これら
のモードはその動作条件内にモード8及び9をそれぞれ
含む。したがって、図2の点線で示されるスイッチ27、
28およびバッテリ戻りラインBRは供給される必要はな
い。これによって、スイッチング回路11は簡単になる。
そのような簡略化は、特にコスト及び信頼性の点から好
ましい。
上で示したようにCVG14が停止しているとき、もしCVG
14が高出力インピーダンスを有するならば、スイッチ22
〜26は単に2つのリレーK1及びK2の接点によって構成さ
れる。これらの2つの構成は、それぞれ図3及び4に示
され、各配列は7つの動作モードのうちの6つの動作が
可能である。
図3及び図4において、各々は、2つのラッチングリ
レーK1及びK2の接点が点線で囲まれたブロック31及び32
内に示される。点線ブロック33内に示されるスイッチ21
は、固体(半導体)スイッチで構成される。
スイッチ22は、このブロック31及び32中の2つの直列
接続のリレー22a及び22bによって効果的に構成される。
ブロック31内で、リレーK1のリレー接点はスイッチ22
a、23および25によって構成される。ブロック32内で、
リレーK2のリレー接点はスイッチ22b、24、および26に
よって構成される。
図3及び図4は、スイッチ26を構成する接点がライン
CVに直接接続され(図3)、スイッチ22aを介して接続
される(図4)点のみが異なる。
図3及び図4において、リレーのリセット状態の場合
について、各リレーのリレー接点が示される。リレーK1
(ブロック31)において、スイッチ22aおよび23は閉
じ、スイッチ25は開である(すなわち、反対の位相であ
る)。リレーK2(ブロック32)において、スイッチ22b
及び24は閉じ、スイッチ26は開である(すなわち、反対
の位相である)。
リレーK1のセット状態においては、スイッチ22aおよ
び23は開かれ、スイッチ25は閉じる。リレーK2のセット
状態においては、スイッチ22bおよび24は開となり、ス
イッチ26は閉じる。ラッチングリレーは、使用されな
い。
表2は、上に検討された動作モード1〜7に対して、
図3及び4の構成におけるスイッチ21、リレーK1及びK
2、およびCVG14の必要な状態を示す。
表2において、“C"は、スイッチ21の閉じた状態を表
わし、“S"及び“R"は、それぞれリレーK1及びK2のセッ
ト、リセット状態を示す。“−”はスイッチ21の開の状
態を示す。CVG欄の“A"“とI"はCVG14動作状態および停
止状態を示す。“応用”は表1におけると同様である。
上述の記述から分かるように、図3および図4の構成
のいずれも、最小数のスイッチング要素を使用して、望
ましい多くの信号機能をライン・インタフェース回路に
供給するために使用できる。それゆえに、経済的で信頼
性が向上する。
再び、図1において、制御回路はライン16を介して差
またはループ電流を表わす信号を供給するということを
思い出すであろう。制御回路は、好ましくはデジタル制
御回路または状態マシンであり、デジタル/アナログ・
コンバータはライン16上の信号を制御回路15用のデジタ
ル形式に変換する。
この制御回路は、パス17上のCVGへのデジタル出力と
して、CVG14に必要な電圧の所望の瞬間値を発生し、ス
イッチ21およびパス18上のリレーK1、K2に対するバイナ
リ制御信号を供給する。一例として、図5は、制御回路
15がCVG14またはドライバ回路10のいずれかを選択し
て、CVG14およびスイッチ21を制御し、動作モード1お
よび2においてDC電力をライン13に供給するフローチャ
ートを示す。これらの各モードにおいて、リレーK1及び
K2は表2に示すようにリセットされる。
図5において、決定36ブロック中で、制御回路15はル
ープ電流が13mAより大きいかどうかを決定する。これ
は、加入者線13がフック状態にあるか否かを決定するた
めに使用される。もしその答えがNOならば、ライン13は
アイドルで加入者電話機はオンフックであるとの結論が
下される。さらに、決定ブロック38において、C.O.バッ
テリ電圧が低かどうかが決定される。もし、答えがNOな
らば、通常はこの場合であるが、ブロック40に行き、制
御回路15はCVGを停止させスイッチ21閉にして、バッテ
リをドライバ回路10およびライン13に供給するために使
用する。これは、ほとんどの時間を占める低電力状態で
ある動作モード1を発生させる。
もし、決定ブロック38中においてバッテリ電圧が低い
(制御回路15は便利な方法でC.O.バッテリ電圧をモニタ
できる)場合は、ブロック42に行き、制御回路15はスイ
ッチ21を開いて、CVGを動作させ、固定電圧、たとえ
ば、−49ボルトを発生させ、ドライバ回路10およびライ
ン13に供給する。これによって、C.O.のバッテリ電圧が
低下したとき完全な直流電圧をライン13に供給する。こ
れにより、所望の動作を継続でき、動作の信頼性を改善
する。これは、動作モード2に対応する。
もし、決定36ブロックにおいて、ループ電流が13mAを
越えるならば、その加入者電話はオフフックとの結論が
下される。制御回路15によってモニタされる実際のルー
プ電流に基づいて、ブロック44によって表わされるよう
に、この制御回路はCVG14の所望の出力電圧を計算す
る。この所望の出力電圧は、比較的低いオフフックレベ
ルで、たとえば、20〜50mAの電流を維持するように決定
される。これにより、電流消費を比較的低レベルで維持
するループ電流制限機能が提供される。次のブロック46
において、制御回路15はスイッチ21を開き、CVGを動作
させ、所望の電圧を発生させ、ドライバ回路10およびラ
イン13に供給する。これは、同じく、動作モード2に対
応する。
図5のフローチャートによって表わされるこのステッ
プは、制御回路15の他のモニタ及び制御機能と共にくり
返して実行される。したがって、この制御回路は通常の
状態に連結的に適応し応答できる。
先に述べたように、このラインのフック状態は、呼出
音のような信号が無い場合、バッテリまたはCVG14をド
ライバ回路10に供給するか否かを決定するために使用さ
れる。特に、長距離電話ラインにおいては、ライン・イ
ンターフェースの全消費電力を減少させるためにより複
雑な決定がなされる。
このように、もしバッテリが20mAの電流をオフフック
状態の長距離ラインに供給することができるときは、CV
G14からよりむしろバッテリ電圧からドライバ回路10を
供給することがより効率的である。というのは、後者は
必然的に100%未満の効率で動作するからである。もし
バッテリ電圧で供給される場合は、オフフック状態の短
距離ラインに対しては、より大電流が流れる。実質的に
低い供給電圧をドライバ回路10に供給するためには、CV
G14を動作することがより効率的である。
検出回路12および制御回路15は各チップ及びリング・
ワイヤ上の電流をモニタするために供給され、瞬間にモ
ニタされた電流はフィードバックループに使用され、CV
G14を制御し、その出力電圧を減少し、ピーク電流を制
限することによって、それらが所望の値を越えないよう
にする。この電流制限は、たとえば、待機メッセージに
対するような安全手段として動作し、呼出信号装置の負
荷が過渡に増え大電流が流れないようにする。
フロントページの続き (72)発明者 スザーランド・ブライアン・エイ・エフ・ エス カナダ国,ケイ2シー 3ビー5,オンタ リオ,オタワ,ソダーランド ストリート 1224 (72)発明者 ロッシュ・レインハード・ダブリュー カナダ国,ケイ0エイ 2ゼット0,オン タリオ,リッチモンド,ボックス 437, ハミルトン ストリート 113 (56)参考文献 特開 昭51−86908(JP,A) 実開 平1−172756(JP,U)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ラインに直流電流を供給するドライバ手段
    (10)と、 可変電圧(CV)を発生する制御電圧発生器(14)と、 前記電圧発生器の可変電圧を制御する制御手段(15)
    と、 前記制御手段(15)によって制御され、ライン(13)の
    少なくとも1つのワイヤ(TV,RV)に供給される信号電
    圧またはドライバ手段に供給される供給電圧(DV)用と
    して、この電圧発生器(14)によって発生された可変電
    圧(CV)を選択的に供給するスイッチング手段(11)
    と、 を有することを特徴とする2線式電話機ライン用インタ
    フェース回路。
  2. 【請求項2】請求項1記載の2線式電話機ライン用イン
    タフェース回路において、 前記スイッチング手段(11)は、ドライバ手段(10)に
    供給する供給電圧(DV)として、電源電圧(BV)を選択
    的に供給する制御手段(15)によって制御されることを
    特徴とする2線式電話機ライン用インタフェース回路。
  3. 【請求項3】請求項2記載の2線式電話機ライン用イン
    タフェース回路において、 前記スイッチング手段(11)は、第1から第6のスイッ
    チ(21〜26)を含み、第1のスイッチ(21)はソース電
    圧(BV)をドライバ手段の供給電圧ライン(DV)に選択
    的に接続し、第2のスイッチ(22)は可変電圧(CV)を
    ドライバ手段の供給電圧ライン(DV)へ選択的に接続
    し、第3のスイッチ(23)はドライバ手段の第1の出力
    (TD)をラインの第1のワイヤ(TV)に選択的に接続
    し、第4のスイッチ(24)はドライバ手段の第2の出力
    (RD)をラインの第2ワイヤ(RV)に選択的に接続し、
    第5のスイッチ(25)は可変電圧(CV)をラインの第1
    のワイヤ(TV)に選択的に接続し、第6のスイッチ(2
    6)は可変電圧(CV)をラインの第2のワイヤ(RV)に
    選択的に接続することを特徴とする2線式電話機ライン
    用インタフェース回路。
  4. 【請求項4】請求項3記載の2線式電話機ライン用イン
    タフェース回路において、 第3と第5のスイッチ(23、25)は、第1のリレー(3
    1)の第1と第2の接点によって構成され、第4と第6
    のスイッチ(24、26)は第2リレー(32)の第1と第2
    の接点によって構成され、各リレーは第1の接点と反対
    の位相の第2の接点を有し、および第1の接点と同じ位
    相を有する第3の接点(22a、22b)を有し、2つのリレ
    ーの第3の接点は、お互いに直列に接続され、共に第2
    スイッチ(22)を構成することを特徴とする2線式電話
    機ライン用インタフェース回路。
  5. 【請求項5】請求項2〜4記載の2線式電話機ライン用
    インタフェース回路において、 ライン上に直流電流をモニタする検出手段(12)を有
    し、 前記制御手段(15)は、可変電圧(CV)が供給電圧(D
    V)としてドライバ手段に供給されるとき、モニタ電流
    に応じて、電圧発生器(14)によって発生された可変電
    圧(CV)を制御することを特徴とする2線式電話機ライ
    ン用インタフェース回路。
  6. 【請求項6】請求項5記載の2線式電話機ライン用イン
    タフェース回路において、 モニタされた電流が所定の閾値以下のとき、前記制御手
    段(15)は、スイッチング手段(11)を制御し、ソース
    電圧(BV)を供給電圧(DV)としてドライバ手段(10)
    に供給することを特徴とする2線式電話機ライン用イン
    タフェース回路。
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