JPH08219665A - リボン状プレートヒートパイプ - Google Patents

リボン状プレートヒートパイプ

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JPH08219665A
JPH08219665A JP7065311A JP6531195A JPH08219665A JP H08219665 A JPH08219665 A JP H08219665A JP 7065311 A JP7065311 A JP 7065311A JP 6531195 A JP6531195 A JP 6531195A JP H08219665 A JPH08219665 A JP H08219665A
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heat pipe
tunnel
plate heat
metal
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量柔軟性金属の押出成型で得られる安価
な、貫通細径トンネル群を有するリボン状プレートを有
効利用し、プレートパイプの大幅なコスト低減とその独
特な機能の活用を図る。 【構成】 貫通細径トンネル群を有する長尺プレートの
両端面を溶接封止すると共にプレート表面側からの切削
によりトンネル間隔壁の一部を切除したる後その開口部
を溶接密閉する手段により順次隣接トンネルとの間を作
動液が流通自在なようにして蛇行細径トンネルを内蔵し
た強靭なリボン状ヒートパイプを構成。 【効果】 これはプレートヒートパイプを従来の構造に
よる必須製造装置の大きさの制約から解放するもので、
殆ど長さ無制限のリボン状ヒートパイプの提供を可能に
し、その組合わせによる大面積プレートヒートパイプの
提供をも可能にし、柔軟性プレートヒートパイプを提供
し、更に軽量小型高機能の電磁機器用自己冷却型コイル
の構成をも可能にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は熱拡散用または熱輸送用
リボン状プレートヒートパイプの構造とその応用にに関
するものであって、特にプレート内に貫通トンネル群を
有するリボン状金属プレートを有効利用して構成され
た、ループ形蛇行細径トンネルートヒートパイプを内蔵
するリボン状プレートヒートパイプの構造とその応用に
関する。
【0002】
【従来の技術】各種の細管ヒートパイプが開発された結
果金属プレートの間に細管ヒートパイプ群を平行並列に
挟持せしめて構成された熱拡散用及び熱輸送用のプレー
トヒートパイプが活用され始めている。特に発明者が出
願し実用化している特公平6−3354号(ループ型細
管ヒートパイプ)、特開平4−190090号(ループ
型細管ヒートパイプ)、特開平4−251189号(マ
イクロヒートパイプ)等の応用によりプレートヒートパ
イプは厚さ数ミリに至るまで薄形軽量化された。然し近
来の半導体素子の急激な進歩による発熱素子の小型化及
び機器の小型軽量化の急激な進展によりプレートヒート
パイプには更なる薄形化及び軽量化及び高性能化が要望
されるようになった。
【0003】本発明者はその要望に応えて特願平5−2
41918号(プレート形ヒートパイプ)を発案し実用
化した。その薄形プレートヒートパイプの構成は、所定
の枚数の薄形金属プレートが積層接合されてなり、薄形
プレートヒートパイプの中には、それを構成する薄形金
属プレートの積層接合面に予め形成されてある蛇行細溝
により、同一平面上で蛇行する細径トンネルヒートパイ
プの薄層の所定の数の層が作り込まれてあり、細径トン
ネルヒートパイプは蛇行細管ヒートパイプと同様な蛇行
パターンのループ形蛇行細径トンネルヒートパイプ又は
非ループ形蛇行細径トンネルヒートパイプとして構成さ
れてあり、且つこの細径トンネルの円形換算内径は充分
に細径化されてあり、これによりトンネル内に封入され
てあるヒートパイプ作動液はその表面張力と凝集力によ
り常にトンネル内を閉塞し、如何なる保持姿勢でもこの
閉塞状態を維持したままトンネルの軸方向に循環または
振動するようになっており、このような蛇行細径トンネ
ルヒートパイプの受熱部における作動液の核沸騰圧力波
により、作動液の循環または振動が発生し、これにより
熱量を効率的に輸送する様になっている。このような構
成のプレートヒートパイプは細径トンネルとプレートの
間の接触熱抵抗がゼロになることにより、熱輸送性能、
熱拡散性能、トップヒートモードにおける特性、等全て
の点において蛇行細管ヒートパイプ応用のプレートヒー
トパイプより優れており、さらに細径トンネルは肉厚が
ゼロの細管とみなされることや蛇行ターン部の曲げ半径
を極小まで小さくすることが出来ること等から蛇行細管
ヒートパイプ応用のプレートヒートパイプより更に大幅
に薄形軽量のプレートヒートパイプを構成することが出
来る。即ち細径トンネル径の円形換算内径を2mm以下
の細径とすることにより、プレートヒートパイプの厚さ
は4mm以下とすることが出来る。この数値は最大に近
い数値であって、トンネル内径は0.3mm、プレート
ヒートパイプの厚さは0.5mm以下の如く薄形にする
ことも可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような薄形プレー
トヒートパイプ製造のための金属薄板相互間の積層接合
は硬ろう接合法、または拡散接合法を適用して実施す
る。然し其等の積層接合には真空炉中ろう接、雰囲気炉
中ろう接、高真空炉中の拡散接合等何れも大きな真空炉
が必要であり、且つ炉中における面接合のため炉中用面
加圧用治具または炉中用プレス装置が必要欠くべからざ
るものとなっていた。それらに起因してプレートヒート
パイプの大きさには自ら制限が発生し、プレートの場合
1m×1m前後が最大であり、幅100mm程度のリボ
ン状プレートの場合であってもその長さは2m前後に限
定されるものであった。更に従来型のプレートヒートパ
イプは積層接着前の工程におけるプレート積層面のトン
ネルパターンの切削におけるNCフライス盤の大きさの
制限、トンネルパターンのホトエッチング工程における
各種装置の大きさの制限等にも大きな制約を受け、この
点からも大型化及び長尺化が妨げられていた。
【0005】薄形プレートヒートパイプは特開平4−1
90090号(ループ型細管ヒートパイプ)、特開平4
−251189号(マイクロヒートパイプ)等の応用で
あるからそれらと同様に電磁機器巻線として適用し、電
磁機器用コイルを製作することも可能な筈であるが、そ
の長さの制限から電気用巻線としての適用は不可能とな
っていた。
【0006】図17、及び図18は上述のごとき従来型
の薄形プレートヒートパイプ21の構造を示す説明図で
あって図17はその平面図、図18は側面の断面図であ
る。21−1は第一の薄形プレートであって、積層面2
3に蛇行長尺細溝22−1が切削されてある。第二の薄
形プレート21−2は単なる平板のプレートであって、
両プレート21−1、21−2積層面23で所定の手段
により接合されて、境界面に蛇行長尺トンネルが形成さ
れてある。密閉トンネルの中には所定の作動液が封入さ
れてループ型蛇行細径トンネルヒートパイプとして構成
されてある。
【0007】本発明は上述の薄形プレートヒートパイプ
の構造及び製造方法を根本から改善してその問題点を解
決し、長尺、大面積のプレートヒートパイプの製造を可
能にし、適用分野を拡大せしめ、更に電磁機器用コイル
の製作をも可能にする。
【0008】
【課題を解決するための手段】近来の金属押出成形技術
の進歩は多数の細径貫通トンネルを有するリボン状金属
プレートの押出成形を可能にしている。特にアルミ系合
金及び純アルミニューム、マグネシューム系合金の押出
技術の進歩は著しく、内径1mm前後の貫通トンネル数
十本を有する厚さ2mm以下のプレートの押出しにも成
功している。この成形は柔軟性金属の押出成形であるか
ら数十メートル以上の長尺成形が容易であり、今後の進
展によっては数百メートルの長尺成形も可能になること
が推定されている。本発明はこのような軽量柔軟性金属
の押出成型により形成され、並列複数の細径貫通トンネ
ル群を有するリボン状プレートを有効利用してリボン状
プレートヒートパイプを構成するものである。図2はこ
のような貫通トンネル群を有するリボン状プレートの斜
視図であって、1は細径貫通トンネル群を有するリボン
状プレート、2−1、2−2、2−3、2−nは細径貫
通トンネルを示す。
【0009】図1は上述の如き軽量柔軟性リボン状プレ
ートを有効利用して構成されたリボン状プレートヒート
パイプを示し、本発明の基本構造を示す一部断面の平面
図である。並列多数の貫通トンネル群2−1、2−2、
2−3、2−nが形成されてあるリボン状金属プレート
1の両端末において、トンネル群の両端末が所定の手段
3により溶接封止されてあり、更に夫々のトンネルの一
端末は封止部に近接する部分において、隣接する次のト
ンネルの一端末と所定の手段(隣接するトンネル間相互
の隔壁を切除)により相互に連結連通されることにより
Uターンせしめられ、この隣接する次のトンネルの他の
端末は封止部に近い部分に於て更に隣接する次次のトン
ネルの一端末と同様な所定の手段により相互に連結連通
されることによりUターンせしめられ、このような手段
が順次繰り返されて、トンネル群は連続する長尺蛇行細
径トンネルとして形成されてあり、この長尺トンネルは
蛇行細径トンネルコンテナとして、所定の作動液の所定
量が封入されてリボン状プレートヒートパイプとして構
成されてある。
【0010】上述のトンネル群の両端末の所定の溶接封
止手段はトンネル群の両端末から所定の深さに到るまで
の部分を完全に充実充填する溶接封止手段であることに
重要な特徴がある。この溶接封止手段はトンネル口元の
群に対する差しろう溶接手段であるか、トンネル口元群
が圧潰され且つ溶接された溶接手段であるか、トンネル
口元群が整列している端縁に対して、貫通トンネル群を
有しないリボン状金属プレートの端縁かまたはその短片
の端縁かの何れかが突き合わせ溶接された溶接手段であ
るか、の何れかの溶接封止手段であり、それらの溶接封
止手段は何れも溶接により発生する十分な量の溶融金属
が3−2の如くトンネル端末から所定の深さに至るまで
トンネルを完全に充填閉塞せしめて溶接される溶接手段
である。これらの手段によればリボン状プレートヒート
パイプの端末部は一体の金属ブロックからなる強靭な構
造になる。このような密封封止手段は時に依れば過酷な
取り扱いをせざるを得ないリボン状プレートヒートパイ
プの両端末の機械的強度を増強せしめて、その信頼性を
著しく向上せしめる。また作動液が高温になったり、飽
和蒸気圧が高い作動液であったりする場合、高圧蒸気に
依る内圧に対してリボン状プレートヒートパイプの最も
脆弱な部分はその両端末であり、本発明の端末密封封止
手段はこのような状態に対する耐圧信頼性をも完全に保
証する。
【0011】図3、図4、図5、は夫々本発明に係るリ
ボン状プレートヒートパイプの端末構造を示す。これら
は必須条件として上述の如き機械的強度が増強せしめら
れた構造を有すると同時に作動液の蒸気圧に対して完全
な気密性を高い信頼性を維持しながら保証する必要があ
る。図3は差しろう溶接による端末構造を示す。3−1
は差しろう溶接部、3−2は貫通トンネルのろう材充填
部である。図4はプレート端末の圧潰と差しろう溶接が
併用された端末構造を示す。4−1が圧潰溶接部、4−
2が貫通トンネルのろう材充填部になっている。図5は
リボン状金属プレートとの突き合わせ溶接による端末構
造を示す。6はリボン状金属プレート、5−1は突き合
わせ溶接部、5−2は貫通トンネルのろう材充填部であ
る。
【0012】貫通トンネル群を有するプレートを適用す
るプレートヒートパイプの端末溶接封止手段としては図
8に例示の如き本発明以外の構造も考えられる。即ち隔
壁切除部1−2の切除は端末側(隔壁先端部)から実施
し、切除の後に金属リボン1−6を溶接して密封封止す
る。この構造の場合は溶融金属が隔壁切除部1−2を閉
塞する事の無いように溶融金属の発生量を抑制する必要
があり、また接着される隔壁端末数が半減し金属リボン
1−6に対する溶着面積が著しく減少するから端末封止
部の機械的強度が低下し、信頼性を著しく悪化せしめる
欠点がある。
【0013】トンネルをUターンせしめる手段としての
隣接トンネル相互の連結連通手段としては本発明におい
ては図のごとく隔壁1−1を所定の位置において部分的
に切除し、隔壁切除部1−2を形成して実施する。隔壁
切除手段としては各種の手段がある。その最も単純な例
としてはトンネル隔壁の端末近くの所定の位置にリボン
状プレート表面からか穿孔により隔壁を切除し然る後こ
の穿孔の開口部の口元を溶接封止する手段がある。この
手段は単純ではあるが隔壁を目視することが出来ないの
で、穿孔位置を確実ならしめる為の手段が必要となる。
【0014】このように構成されたリボン状プレートヒ
ートパイプの端末構造及びトンネル群を蛇行せしめる為
のターン部の構造は何れも、必ずしも真空炉または雰囲
気炉に依る炉中ろう付けをする必要はなく、通常の交流
ティグ溶接、アルゴンアークに依る溶接またはろう接等
でも実施することが可能である。また従来のプレートヒ
ートパイプがプレートの積層接着に依り高度に気密な細
径トンネルコンテナを形成せしめるものであるのに対
し、リボン状プレートではあらかじめ高度に気密なトン
ネル群が形成された構造であるから、リボン状プレート
ヒートパイプ間の接着は、通常雰囲気中に於て硬ろうろ
う付けか軟ろうろう付けを実施しても、トンネルの気密
性を損なうことがないから、安全に接着を実施すること
ができる。
【0015】この様であるから、リボン状プレートヒー
トパイプは必要な長さに十分長く形成出来ること、端末
形成が炉中ろう付けの必要がないこと、リボン状プレー
トヒートパイプ相互間の接着も炉中ろう付けを必要とし
ないことなどから、長さ6m幅1mの大型プレートヒー
トパイブや長さ50mの長尺リボン状プレートヒートパ
イプの製造を可能にする。従来構造のプレートヒートパ
イプはこれに比較して炉の大きさや、蛇行細溝の切削装
置やホトエッチング装置の大きさ、等の制約からプレー
トヒートパイプの大型化及び長尺化が不可能になってい
た。
【0016】また貫通トンネル群を有するリボン状プレ
ートはトンネル内径0.8mm、リボン厚さ1.5mm
の如く薄形に形成することが可能であるからその可撓
性、軽量性等を利用した多くの実施例が考えられる。
【0017】
【実施例】
[第一実施例] 本実施例は本発明におけるトンネルを
Uターンせしめる手段としての隔壁切除を容易且つ確実
ならしめる為の実施例である。図6は本第一実施例の平
面説明図であって隔壁切除部を明示する為部分断面図に
なっている。図7は図6におけるトンネルに直交する断
面図である。本実施例においては予めトンネル群を有す
るリボン状金属プレートの両端末から所定の距離を隔て
た位置に、長手方向端縁にほぼ直交する浅溝1−4が切
削形成され、この浅溝1−4の深さはトンネル壁面上に
薄膜を残置する壁面に未達の深さであり、残置薄膜1−
6の厚さは指触若しくは目視により隔壁1−1の位置が
確認できるよう充分に薄い厚さになっている。浅溝1−
4の幅は隔壁切除部1−2の長さより充分に広い幅であ
る。隔壁切除部1−2はこの浅溝1−4の底面から薄膜
の一部を切除し切削孔1−7を削孔すると同時に隔壁の
所定の部分がトンネル底壁面まで除去されて形成され
る。然る後浅溝1−4には浅溝に嵌合する幅と厚さの充
填金属テープ1−5が、挿入溶接されて浅溝が充填され
る。これと同時に残置薄膜1−6の切削孔1−7は気密
に密閉封止され、これにより蛇行細径トンネルコンテナ
が完成さる。第一実施例において残置薄膜1−6は極め
て重要な機能があり、浅溝1−4と充填金属テープ1−
5との溶接接触面積を大幅に拡大せしめ、充填金属テー
プ1−5による密封封止の信頼性を向上せしめる。また
指触若しくは目視により隔壁の位置確認を確実ならしめ
隔壁切除作業を容易ならしめる。図6における3−1は
差しろう溶接による溶接封止部であり、3−2はトンネ
ルのろう材充填部であり、これらによる端末封止部は図
1に説明の如き本発明の基本構造になっている。
【0018】[第二実施例] 本発明は多数の細径貫通
トンネルを有するリボン状金属プレートの貫通トンネル
を蛇行細径トンネルに加工してリボン状プレートヒート
パイプを構成すところにある。然し上述の各実施例のみ
では非ループ型蛇行細径トンネルヒートパイプを内蔵し
たリボン状プレートヒートパイプであって、本発明の各
種基本特許の中の特開平4−251189号(マイクロ
ヒートパイプ)のみの応用に過ぎない。本実施例はその
応用範囲を拡大して特公平6−3354号(ループ型細
管ヒートパイプ)、特開平4−190090号(ループ
型細管ヒートパイプ)の応用であるループ型蛇行細径ト
ンネルヒートパイプを内蔵したリボン状プレートヒート
パイプを構成するところにある。
【0019】図9はこのような第二実施例を示す説明図
であって一部断面図により示してある。また図はトンネ
ル群のターン状態を分かり易くする為大部分のトンネル
を省略して4本のトンネルのみが示してある。貫通トン
ネル群2−1、2−2、2−3、2−nを有するリボン
状金属プレート1を構成する素材金属は純銅より充分に
融点の低い金属であり、所定の長さの純銅細管の外周に
この素材金属と同じ金属の厚肉メッキが被覆されて複合
金属細管7−1が形成されてあり、リボン状プレートヒ
ートパイプにおける蛇行細径トンネルの両端末に相当す
る二箇所の位置にはプレート外壁からトンネル内壁に到
達する貫通孔8−1、8−2が穿孔され、この二箇所の
貫通孔8には夫々に上述の複合金属細管7−1の両端末
が挿入されて、気密にろう接または溶接8−3、8−4
されてある。この貫通孔8と複合金属細管7とはまった
く同じ材料であるからそのろう接または溶接は信頼性の
高い接合になっている。
【0020】このように構成されることにより蛇行細径
トンネルはループ状に形成され、ループ型蛇行細径トン
ネルコンテナとして構成されることになる。この構成は
特開平4−190090号(ループ型細管ヒートパイ
プ)の応用になり、更に蛇行細径トンネルの両端末を連
結する複合金属細管に逆止弁9を配設すれば特公平6−
3354号(ループ型細管ヒートパイプ)の応用になり
それらの各種機能をも備えたより適用範囲の拡大された
リボン状プレートヒートパイプに構成されることにな
る。またプレートの外部に露出されるこの連結細管は外
力による衝撃や屈曲を受け易いので、基本材料が純銅で
ある連結細管は他の金属細管に比較してこれらの外力に
強いので連結細管として最も適している。本実施例はそ
れらを鑑みて発案されたものである。
【0021】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0022】[第三実施例] 図9はまた第三実施例の
説明図をも兼ねている。第三実施例は本発明のリボン状
プレートヒートパイプの作動液注入細管の構成を示す実
施例である。貫通トンネル群2−1、2−2、2−3、
2−nを有するリボン状金属プレート1を構成する素材
金属は純銅より充分に融点の低い金属であり、所定の長
さの純銅細管の外周にこの素材金属と同じ金属の厚肉メ
ッキが被覆されて複合金属細管が形成されてあり、リボ
ン状プレートヒートパイプの所定の位置にはプレート外
壁からトンネル内壁に到達する貫通孔8−5、が穿孔さ
れ、この貫通孔8に上述の複合金属細管の一端が挿入さ
れて、気密にろう接または溶接8−6されてあり、複合
金属細管の他端は所定の長さだけ、リボン状プレートヒ
ートパイプから突出せしめられてあり、この突出部が作
動液封入の為の作動液注入用細管12として適用されて
構成されてある。貫通孔8と作動液注入用細管12のろ
う接たは溶接の接合面は全く同一材料になっているか
ら、それらの間の接合は極めて信頼性の高いものとなっ
ている。
【0023】プレートヒートパイプ内の作動液の蒸気圧
はトンネル細管の端末に最も強く作用する。作動液注入
用細管12は作動液注入に際して、またプレートヒート
パイプ作動中も、常にこの大きな内圧に耐える必要があ
る。純銅細管は「かしめ」または圧潰により極めて効果
的に管内壁が圧接され、その接合力が極めて強靭である
から注入細管として最適の素材である。純銅細管はまた
柔軟性に富むので、「かしめ」や圧潰に際してクラック
が発生したり折損したりする恐れが殆ど皆無である。更
に本プレートヒートパイプの如く作動液注入細管が外部
に露出せざるをえない構造の場合は、外力に対して柔軟
で、クラック発生や折損の恐れの無い純銅細管を適用す
ることが極めて望ましい。基本素材として純銅細管を適
用する本実施例はそれらを鑑みて発想されたものであ
る。
【0024】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0025】[第四実施例] 図10は本発明の第四実
施例を示す斜視図であって一部は断面図で示してある。
本実施例は複数のリボン状プレートヒートパイプが相互
に平行並列に溶接接続されてあるか、平行並列に配置さ
れてある複数のリボン状プレートヒートパイプ1−a、
1−b、1−c、1−nの間にトンネル群を内蔵せず且
つ必要に応じてリボン状プレートヒートパイプ取り付け
手段が設けられてあるリボン状金属プレート9−1、9
−2、9−3が混合配置され、相互に平行並列に且つ平
面状に溶接接続してあるか、上記何れかの手段により広
幅のプレートヒートパイプとして構成されてあり、その
主要部分をなすリボン状プレートヒートパイプは単数本
のみでも少なくも1条で20ターン以上のターン数を有
する蛇行細径トンネルヒートパイプが内蔵せしめられて
あるか、複数本のリボン状プレートヒートパイプの夫々
が内蔵する蛇行細径トンネルヒートパイプのトンネルコ
ンテナの端末が所定の手段7−1、7−2、7−3、7
−nにより相互に連通連結されて、1条で少なくも20
ターン以上のターン数を有する蛇行細径トンネルヒート
パイプとして構成されてあるかの何れかであることを特
徴としている。
【0026】蛇行細管ヒートパイプはその特徴である保
持姿勢に依存しない特性を十分に発揮せしめるには細管
コンテナの蛇行ターン数として少なくとも20ターン以
上が与えられてあることが望ましいことが経験的に知ら
れている。従ってその応用であるプレートヒートパイプ
が内蔵する蛇行細径トンネルヒートパイプにおいても全
く同じ現象が発生する。保持姿勢に依存しない特性は一
条の蛇行トンネル内に多数の受熱部が設けられてあるこ
とにより発生するものであって、多数の受熱部で一斉に
発生する核沸騰の圧力波が相互に増幅する作用によって
発揮され、その増幅作用は少なくとも受熱部が20箇所
以上あると効果的であり、即ちターン数が20ターン以
上あることが望まれる。吾人の経験に依ればターン数が
80ターンを越す場合は通常のプレートヒートパイプに
おいてはボトムヒートモードとトップヒートモードの性
能に全く差異が無いようになる。
【0027】本発明のリボン状プレートヒートパイプの
量産時には各種本数の貫通トンネルを有するリボン状金
属プレートを在庫品として保有し、それを組み合わせ
て、広幅のプレートヒートパイプを構成する必要があ
る。従って一枚当たり20本以上の貫通トンネルを有す
るリボン状金属プレートのみで在庫することは経済的で
は無い。本実施例はそのような場合でも高性能のプレー
トヒートパイプを経済的に製造する為に案出されたもの
である。図10における連結細管7は連結手段の一例に
過ぎず、隣接するリボン状金属プレートとの間に相互に
設けられた連結トンネルで連結する手段もある。
【0028】プレートヒートパイプは適用時にプレート
の取りつけ穴を必要とする例が多い。そのような場合は
リボン状プレートヒートパイプ取り付け手段10−1、
10−2、10−nが設けられてあるリボン状金属プレ
ート9−1、9−2、9−3が混在配置されて構成され
た図10の構造は装着適用に便利である。
【0029】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0030】[第五実施例] 図11は第五実施例の説
明図である。リボン状プレートヒートパイプの複数本1
−a、1−b、1−c、1−nが平行並列に配置され且
つ平板状に相互接着されて、広幅のプレートヒートパイ
プが構成されてあり、それらの相互接着はろう接部(ま
たは溶接部)11の如く所定のピッチの点づけ溶接また
は点づけろう接でなされ、広幅のプレートヒートパイプ
は全体として「すだれ状」に構成されてり、「すだれ
状」プレートヒートパイプを構成するリボン状プレート
ヒートパイプ1−a、1−b、1−c、1−nの夫々が
内蔵する蛇行細径トンネルヒートパイプのトンネルコン
テナの端末は所定の手段7−1、7−2、7−3により
相互に連通連結されてあり、少なくも20ターン以上の
ターン数を有する1条の蛇行細径トンネルヒートパイプ
になっていることを特徴としている。
【0031】熱輸送を目的とするプレートヒートパイプ
の場合は可撓性が要求される場合が多い。そのような場
合は貫通トンネル本数が少なく幅の狭い薄形のリボン状
プレートヒートパイプ即ち夫々には柔軟で可撓性の良好
なリボン状プレートパイプの複数本が図のように「すだ
れ状」に連結されたプレートヒートパイプを適用すると
良い。このように構成されたプレートヒートパイプでは
個々のリボン状プレートヒートパイプは3次元方向に可
撓性に富むから、プレートヒートパイプは対象熱交換体
が3次元的に凹凸に富んでいても熱伝導良好な状態に接
着することが出来る。また本実施例の「すだれ状」プレ
ートヒートパイプは極めて柔軟で可撓性に富むから機器
内における複雑な配置の実装部品の間隙を縫って熱量を
目的とする位置まで輸送することが容易である。
【0032】このような場合は個々のリボン状プレート
パイプは細径トンネルの蛇行ターン数が少なく性能が低
下するから、連結手段(図においては連結細管)7−
1、7−2、7−3により全体の細径トンネルを一条の
トンネルとすることにが可能であるから、ターン数を少
なくとも20ターン以上とすることにより高性能化を図
るとともに性能の姿勢依存性を少なくすることが出来
る。
【0033】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0034】[第六実施例] 図12は可撓性に富むプ
レートヒートパイプとしての他の実施例である第六実施
例の説明図であって断面略図で示してある。図において
はリボン状プレートヒートパイプ1−a、1−b、1−
c、1−dが平行並列に且つ互に所定の間隙を隔てて配
置されてあり、それらの外縁が形成する平面より広い平
面に形成されてある薄肉柔軟性金属プレート14の片側
表面にそれらの総てが溶接またはろう接により接着され
て、適用対象となる熱交換体との接触面積が拡大されて
あり、上記所定の間隙は溶接またはろう接により発生す
るフィレット15が相互に隣接するリボン状プレートヒ
ートパイプのフィレット15と結合することにより可撓
性が失われることのない間隙であり、この溶接接着部分
以外の部分の所定の部分には必要に応じてリボン状プレ
ートヒートパイプ取り付け手段10−1、10−2が設
けられてある。
【0035】このプレートヒートパイプの可撓性は「す
だれ状」プレートヒートパイプ程には優れていないが、
各リボン状プレートヒートパイプの軸方向に直角な方向
の可撓性は優れている。また熱伝導性に重要な役割のあ
る接着面の表面平滑性では「すだれ状」プレートヒート
パイプより優れている。薄肉柔軟性金属プレート14の
片側表面にリボン状プレートヒートパイプ1−a、1−
b、1−c、1−dが平行並列に配置されて溶接または
ろう接により接着されてある本実施例の構造の他の重要
な目的として表面平滑性の改善がある。リボン状プレー
トヒートパイプはプレスによる押出成型であるから圧延
加工に比較してその厚さと幅に加工誤差が大きい点は免
れられない。また柔軟金属で形成されてあるから可撓性
に優れている反面、計尺切断工程、端面加工工程、その
他の2次加工工程、等で曲がりや凹凸の発生も免れられ
ない。従ってこれらを相互に接着して広幅のプレートヒ
ートパイプを形成した場合、厳しい表面平滑性が要求さ
れる用途に対する適用が困難な場合が多い。そのような
場合は本実施例の如く平滑性の良好な柔軟性金属プレー
ト14の片側表面に各リボン状プレートヒートパイプが
整列接着されてある本実施例は、極めて表面平滑性に優
れた伝熱面を有する広幅プレートヒートパイプを提供す
ることが出来る。
【0036】このプレートヒートパイプにおいても、夫
々のリボン状プレートヒートパイプが内蔵する蛇行細径
トンネルヒートパイプの蛇行ターン数が少なく高性能が
期待出来ないので、連結細管7−1、7−2、7−3に
依って各リボン状プレートヒートパイプが内蔵する蛇行
細径トンネルヒートパイプは相互に連結され、一条のト
ンネルヒートパイプとして構成されてあり、少なくも2
0ターン以上のターンが与えられてあり、高性能の蛇行
細径トンネルヒートパイプであることが保証されてい
る。本実施例において夫々のリボン状プレートヒートパ
イプの幅が広く、蛇行細径トンネルに少なくも20ター
ン以上のターンが与えられてある場合は上記連結細管7
−1、7−2、7−3は省略されても良い。
【0037】このプレートヒートパイプは「すだれ状」
プレートヒートパイプの如く3次元凹凸曲面に対応する
可撓性を発揮することは出来ないが、2次元の曲面に対
応してはより良好な接着面が得られ、効率的に熱量を輸
送することが出来る点では「すだれ状」プレートヒート
パイプより優れている。
【0038】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0039】[第七実施例] 貫通トンネル群を有する
リボン状金属プレートを溶接またはろう接して接続し長
尺化する場合、細径トンネル群は夫々の径が余りに細い
ので、溶融金属によりトンネルが閉塞されて機能を失い
易く、長尺化は極めて困難なものとなる。第七実施例は
このように困難な溶接接続を確実容易に実施するための
実施例である。図13はその溶接接続部におけるトンネ
ルの接続部の構造を示す断面説明図であって、複数条の
貫通トンネル群を有するリボン状金属プレートがろう接
または溶接により接続されてなる長尺のリボン状金属プ
レートの、接続部における総てのトンネルの接続部は図
13に例示の如き構造に形成され、溶融金属が細径トン
ネル内に流入するのを防ぎながら溶接またはろう接され
る。図において13は溶接接続部またはろう接接続部で
ある。リボン状金属プレートのトンネル群の接続部にお
いて、総てのトンネルの夫々には、リボン状金属プレー
トの素材金属より融点が高く、且つこの素材金属との間
で電食発生の恐れの無い金属からなる短尺薄肉の接続細
管16が、両プレートに跨がって嵌合挿入されてあり、
各リボン状金属プレート1−a、1−bはこの接続細管
16の群がトンネル群内に介在せしめられた状態で相互
に溶接接続されて構成される。接続細管16はプレート
の素材金属の融点で溶融することがないから、この接続
細管16がトンネル内に密に嵌合している場合は、溶融
金属がトンネル内に流入しトンネルを閉塞せしめること
はない。この接続細管部の接続信頼性を向上させる為に
は予めリボン状金属プレートと全く同一材質金属のメッ
キを施しておくことにより、リボン状金属プレートの接
続の溶接またはろう接に際して、接続細管16は単に嵌
合挿入されるだけでなく、プレートと一体にろう接また
は溶接されるので、接続信頼性は大幅に向上する。この
ようなリボン状金属プレートの適用によりリボン状プレ
ートヒートパイプは数10m、必要によっては数100
mの長尺に構成することが出来るようになる。
【0040】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0041】[第八実施例] 本発明のリボン状プレー
トヒートパイプは長尺に構成することが出来るから、発
明者が出願し実用化している特公平6−3354号(ル
ープ型細管ヒートパイプ)、特開平4−190090号
(ループ型細管ヒートパイプ)、特開平4−25118
9号(マイクロヒートパイプ)等と同様に電磁機器用巻
線を形成し、自己の発生するジュール熱を放熱部に輸送
して自ら冷却する、自己冷却型の電磁機器用コイルを構
成することが出来る。
【0042】図14及び図15は第八実施例及び第九実
施例の説明図である。図14は本発明の電磁機器用巻線
の断面図であり、図15はそれを適用して構成された電
磁機器用コイルの斜視略図である。図14に於て1は電
磁機器用巻線として構成されたリボン状プレートヒート
パイプ、2は蛇行細径トンネル、17は耐熱電気絶縁被
覆である。図15において、1は電磁機器用コイルとし
て構成された本発明のリボン状プレートヒートパイプ、
20は鉄心、19は冷却手段の一例である水冷冷却ジャ
ケット、19−1は冷却水の入り口、19−2は冷却水
の出口である。
【0043】押出成型で形成されたトンネル群を有する
リボン状プレートは押出作業の容易な軽量軟質金属材料
を用いて成型されてあり、極めて可撓性に富むから、巻
線として構成し、コイルを構成する場合の巻線作業時に
は良好な作業性で実施することが出来る。また極めて軽
量な電磁機器用コイルを構成することが出来る。
【0044】更に通常の蛇行細管ヒートパイプを電磁機
器用コイルとして構成する場合細管ヒートパイプは一本
のトンネルヒートパイプを内蔵するのみで、そのままで
は作動不可能であり、自己冷却特性を発揮することは出
来ない。冷却手段19の装着に依って初めて数多くの受
熱部と数多くの放熱部が与えられ、受熱部で発生する核
沸騰に依る圧力波が相互に増幅し合って高性能の蛇行細
管ヒートパイプとしての機能を発揮する。これに対して
本発明のリボン状プレートヒートパイプはそのままでも
多数ターンのトンネルヒートパイプを内蔵しており、蛇
行細管ヒートパイプとして作動し、コイル内の温度均一
化作用を発揮する。従って冷却手段19が装着された場
合の機能は通常の蛇行細管ヒートパイプに依り構成され
たコイルより更に高性能を発揮せしめることが出来る。
このようであるから本実施例のリボン状プレートヒート
パイプは広幅化により多数本の蛇行細径トンネルを内蔵
せしめ、それのみでもヒートパイプとしての性能を発揮
することの出来る広幅の電磁機器用巻線として構成され
てある方がより効果的である。
【0045】本実施例の電磁機器用巻線は広幅化に加え
てリボン状プレートヒートパイプの他の特徴のひとつで
ある薄形化により更に大きな効果を発揮せしめることが
出来る。従来例の細管ヒートパイプ式電磁機器用巻線は
本実施例のトンネルに比較して大径の内径(トンネル1
本のみ)を有しており薄形化は不可能であった。薄形化
の効果の第一の効果としては広幅化による巻きターン数
の減少を薄形化により補完して同等のターン数を保持す
ることが出来る。第二の効果は受放熱面積が拡大されて
熱吸収及び放熱効果が増加する。即ち吸放熱効果の増加
としては冷却手段19との熱交換面積の拡大による放熱
性能の増加とコイル層間の熱量授受の活発化によるコイ
ル全体としての自己冷却機能の増加が挙げられる。
【0046】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0047】[第九実施例] 所定の両端末溶接封止手
段は貫通トンネル群を有しないリボン状金属プレートと
の突き合わせ溶接接続による溶接封止手段であり、リボ
ン状プレートヒートパイプ1の全表面には薄肉の耐熱電
気絶縁被覆17が施されて電磁機器用巻線として形成さ
れてあり、これにより電磁機器用コイルが構成されてあ
り、上記両端末溶接封止手段を兼ねて接続されてあるリ
ボン状金属プレートは電磁機器用コイルの口出し線18
として適用されてある。電磁機器用コイルの巻線におい
て、最も厳しい外力を受けるのはコイルの端末であり、
口出し線18のコイル側の根元である。コイル巻き作業
終了時にはこの部分に力が加えられて引き締められ、口
出し線18はこの部分で繰り返し屈曲を加えられた末に
電力供給手段と結線される。従ってこの部分は電磁機器
用巻線の全体の中で最も強靭性が要求される。本発明の
リボン状プレートヒートパイプ1の端末構造は細径トン
ネル群2の内部迄溶融金属が充填されて凝固し、ブロッ
ク化して接合された極めて強靭な構造であり、むしろ他
の部分より強い引張り強度が与えられている。本実施例
の口出し線18はこの強靭な端末構造を兼ねているか
ら、口出し線としての必要な強度を充分に具備してい
る。
【0048】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0049】[第十実施例] [第八実施例]及び[第
九実施例]において電磁機器用コイルを構成する電磁機
器用巻線に適用されるリボン状プレートヒートパイプは
コイルの巻きターン数が充分に多い場合は、内蔵される
トンネル群は必ずしもそれ自身で一条の蛇行細径トンネ
ルとして構成されなくても良い。コイルの巻きターン数
は蛇行細径トンネルの蛇行ターン数ということになるか
ら、コイルのターン数が少なくとも20ターン以上であ
るならばリボン状プレートヒートパイプに内蔵される直
線トンネルは蛇行細径トンネルとしての機能を十分に発
揮することが出来る。即ち多数の貫通トンネルを有する
リボン状プレートに、各トンネルをUターンせしめる手
段を講じることなく、そのまま両端末が溶接封止された
ものに、耐熱電気絶縁被覆を施し、電磁機器用巻線とし
て適用することが出来る。その場合はコイルは多数の蛇
行細管ヒートパイプを並列巻きした場合と同等の効果を
発揮する。このように構成する場合は作動液の注入細管
を多数配設し、作動液封入作業を多数回繰り返すことは
本実施例の実用性を著しく妨げることになる。
【0050】第十実施例はそれに対する実用的な対策が
施されてある実施例であって、図16ははその断面説明
図である。図はトンネル群の両端末または片側端末に近
接した位置における対策実施部分の断面構造を示してあ
る。図においては総てのトンネル2−1、2−2、2−
3、2−nはそれらを貫通横断して連結する細い一条の
微小細径連結トンネル12−1でを連結連通せしめられ
てある。この微小細径連結トンネルはプレートの側面端
縁から穿孔されて、各細径トンネル隔壁を順次貫通して
各トンネルを連結している。図においては微小細径連結
トンネル12−1は作動液注入細管12と一体形成され
てあるがこれは夫々別途に設けられてあっても良い。こ
の連結トンネル12−1を介して作動液は総てのトンネ
ルに同時に注入することが出来る。
【0051】リボン状プレートヒートパイプにおいて、
各トンネルをUターンせしめる手段は隣接トンネル間の
隔壁の半数を部分的ではあるが切削除去するので、その
部分の機械的強度が若干低下することは免れない。また
切削除去のための穿孔の開口部を密閉するための溶接作
業は蛇行細径トンネルに閉塞部を発生せしめないよう作
業には細心の注意を払う必要がある。本実施例の連結ト
ンネルは微小細径であるから、その穿孔部分の機械的強
度を低下せしめるには至らない。また注入細管部の溶接
封止に際して細径トンネルを閉塞せしめる恐れは全くな
い。このようであるから本実施例における電磁機器用巻
線は第八及び第九実施例に比較して製作時間は大幅に短
縮され費用は低減し且つ作業ミス起こりにくいので信頼
性が著しく向上する。
【0052】本実施例は必ずしも本発明と同構成のリボ
ン状プレートヒートパイプに限定されない。各種の機能
は若干低下するとしても、貫通トンネル群を有するリボ
ン状プレートによって構成されたリボン状プレートヒー
トパイプの総てに適用することが出来る。
【0053】
【発明の効果】貫通細径トンネル群を有するリボン状プ
レートはその両端末を溶接封止し、同時に封止部に近接
した位置において、各トンネル端末部に近接した部分の
隔壁を所定の半自動化手段によって切除することによ
り、総ての独立トンネル群を一条の蛇行細径トンネルに
変更構成し、蛇行細径トンネルコンテナを内蔵したリボ
ン状プレートとして容易に構成することが出来る。
【0054】複数枚の薄形プレートが積層接着されてト
ンネル内蔵型プレートとして構成される従来のプレート
ヒートパイプのプレートとは異なり、貫通細径トンネル
群を有するリボン状プレートは、押出成型法により成型
されるから継ぎ目無しの一体構造になっており、一工程
で一挙に製造される。従って半製部品材料費として1/
10以下にコスト低減されることになる。
【0055】このような本発明のリボン状プレートヒー
トパイプは、従来型のプレートヒートパイプでは欠くこ
との出来なかった高コストの高真空炉中ろう接工程や、
同様に高コストの蛇行細溝切削工程、エッチング工程等
が省略されるから、その製造コストは従来比で数分の一
以下に低減することが出来た。
【0056】また押出成型で製造されるから長尺品が成
型出来るだけでなく、成型品は炉中ろう接の必要なく、
通常雰囲気内で比較的容易に相互にろう接または溶接し
て接続することが出来るから、積層接着の為の真空炉の
大きさや、トンネルパターン形成の為の蛇行細溝切削装
置の大きさ、等による制約が無くなり、数10m以上の
極めて長尺のリボン状プレートヒートパイプを構成する
ことも、平行並列に相互接着することにより極めて大面
積のプレートヒートパイプを構成することも可能になっ
た。
【0057】更に、可撓性に富む長尺のリボン状プレー
トヒートパイプは従来の蛇行細管ヒートパイプと同様に
電磁機器用コイルを構成し、各種の静止電磁機器、回転
電磁機器の大幅な軽量化及び小型化に貢献することが出
来る。
【0058】また安価高性能な本発明のリボン状プレー
トヒートパイプは従来の蛇行細管ヒートパイプと同様に
各種の放熱用ヒートシンク、各種の熱交換器等に適用
し、軽量化低コストに貢献し、蛇行細管ヒートパイプの
市場を大幅に拡大せしめる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のリボン状プレートヒートパイプの基本
構造を示す平面図であって一部断面で表した説明図であ
る。
【図2】本発明のリボン状プレートヒートパイプの構成
部品である貫通トンネル群を有するリボン状プレートの
構造を示す斜視図である。
【図3】本発明のリボン状プレートヒートパイプの基本
構造における端末部の構造の一例を示す説明図であって
一部断面図で示してある。
【図4】本発明のリボン状プレートヒートパイプの基本
構造における端末部の構造の他の一例を示す説明図であ
って一部断面図で示してある。
【図5】本発明のリボン状プレートヒートパイプの基本
構造における端末部の構造の他の一例を示す説明図であ
って一部断面図で示してある。
【図6】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第一
実施例の部分説明図であって、一部断面図で示してあ
る。
【図7】本発明リボン状プレートヒートパイプの第一実
施例の部分拡大断面図である。
【図8】リボン状プレートヒートパイプの端末部の本発
明以外の構造の一例を示す参考説明図であって一部断面
図で示してある。
【図9】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第二
実施例及び第三実施例の説明図であって、一部断面図で
示してある。
【図10】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第
四実施例の説明図であって、斜視図で示してある。
【図11】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第
五実施例の説明図であって、平面図で示してある。
【図12】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第
六実施例の説明図であって、断面略図で示してある。
【図13】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第
七実施例の説明図であって、部分断面図で示してある。
【図14】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第
八実施例及び第九実施例の構成部材である電磁機器用巻
線の断面図である。
【図15】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第
八実施例及び第九実施例の説明図であって斜視図で示し
てある。
【図16】本発明のリボン状プレートヒートパイプの第
十実施例の説明図であって断面図で示してある。
【図17】従来構造の薄形プレートヒートパイプの構造
を示す一部断面平面図である。
【図18】従来構造の薄形プレートヒートパイプの構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 リボン状金属プレート 1−1 トンネル隔壁 1−2 隔壁切除部 1−4 浅溝 1−5 充填金属テープ 1−6 残置薄膜 1−7 切削孔 1−8 封止用金属リボン 2 蛇行細径トンネル 2−1 貫通トンネル 2−n 貫通トンネル 3 溶接封止部 3−1 差しろう溶接部 3−2 ろう材充填部 4−1 圧潰溶接部 4−2 ろう材充填部 5−1 突き合わせ溶接部 5−2 ろう材充填部 6 リボン状金属プレート 7−1 複合金属細管(連結細管) 7−n 複合金属細管(連結細管) 8−1 貫通孔 8−2 貫通孔 8−3 溶接部 8−4 溶接部 9 逆止弁 10−1 取付け手段 10−2 取付け手段 11 ろう接部(溶接部) 12 作動液注入細管 12−1 微小細径連結トンネル 13 溶接接続部 14 薄肉柔軟性金属プレート 15 溶接フィレット 16 接続細管 17 耐熱電気絶縁被覆 18 口出し線 19 水冷冷却ジャケット 20 鉄芯 21 薄形プレートヒートパイプ 21−1 第一の薄形プレート 21−2 第二の薄形プレート 22−1 蛇行長尺細溝 23 積層面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミ系、マグネシューム系金属の如き
    軽量柔軟性金属の押出成型により形成され、並列複数の
    貫通トンネル群を有するリボン状金属プレートの両端末
    において、トンネル群の両端末が所定の溶接手段により
    溶接封止されてあり、更に夫々のトンネルの一端末は溶
    接封止部に近接す部分において、隣接する次のトンネル
    の一端末と所定の手段により相互に連結連通されること
    によりUターンせしめられ、この隣接する次のトンネル
    の他の端末は溶接封止部に近い部分において更に隣接す
    る次次のトンネルの一端末と同様な所定の手段により相
    互に連結連通されることによりUターンせしめられ、こ
    のような手段が順次繰り返されて、トンネル群は連続す
    る長尺蛇行細径トンネルとして形成されてあり、この長
    尺トンネルは蛇行細径トンネルコンテナとして、所定の
    作動液の所定量が封入されて構成されてなるリボン状プ
    レートヒートパイプであって、トンネル群の両端末の所
    定の溶接封止手段はトンネル群の両端末から所定の深さ
    に到るまでの部分を完全に充実充填する溶接封止手段で
    あって、トンネル口元の群に対する差しろう溶接手段で
    あるか、トンネル口元群が圧潰され且つ溶接された溶接
    手段であるか、トンネル口元群が整列している端縁に対
    して、貫通トンネル群を有しないリボン状金属プレート
    の端縁かまたはその短片の端縁かの何れかが突き合わせ
    溶接された溶接手段であるか、の何れかの溶接封止手段
    であり、それらの溶接封止手段は何れも溶接により発生
    する十分な量の溶融金属がトンネル端末から所定の深さ
    に至るまでトンネルを完全に充填閉塞せしめプレート本
    体と一体化する溶接封止手段であり、トンネルをUター
    ンせしめる手段としての隣接トンネル相互間の連結連通
    手段は、プレート両端末の封止部に近接する位置におい
    てプレート表面側からの切削により、Uターンにより連
    通連結せしめられる隣接トンネル2本を対とする対間の
    隔壁即ちトンネル隔壁群の一条置きの隔壁の所定の部分
    が切除され、然る後プレート表面の切削開口部が溶接密
    閉される手段であることを基本構造としていることを特
    徴とするリボン状プレートヒートパイプ。
  2. 【請求項2】 トンネルをUターンせしめる手段として
    の隣接トンネル相互の連結連通手段は、トンネル群を有
    するリボン状金属プレートの両端末から所定の距離を隔
    てた位置に、予め長手方向端縁にほぼ直交する浅溝が切
    削形成され、この浅溝の深さはトンネル壁面上に薄膜を
    残置する壁面に未達の深さであり、残置薄膜の厚さは指
    触若しくは目視により隔壁の位置が確認できる程度の充
    分に薄い厚さであり、浅溝の幅は隔壁切除部の長さより
    充分に広い幅であり、隔壁切除部はこの浅溝の底面から
    薄膜の一部を切除し切削孔を削孔すると同時に隔壁の所
    定の部分がトンネル底壁面まで除去されて形成され、然
    る後浅溝には浅溝に嵌合する幅と少なくとも浅溝の深さ
    に等しい厚さの金属テープが挿入溶接されて浅溝が充填
    され、これにより残置薄膜の切削孔の開口部は気密に密
    閉封止されて蛇行細径トンネルコンテナが完成されて構
    成されることを特徴とする請求項1に記載のリボン状プ
    レートヒートパイプ。
  3. 【請求項3】 柔軟性金属の押出成型により形成され、
    並列複数の貫通トンネル群を有するリボン状金属プレー
    トを構成する素材金属は、純銅より充分に融点の低い金
    属であり、所定の長さの純銅細管の外周にこの素材金属
    と同じ金属の厚肉メッキが被覆されて複合金属細管が形
    成されてあり、リボン状プレートヒートパイプに内蔵さ
    れてある蛇行細径トンネルの両端末に相当する二箇所の
    位置にはプレート外壁からトンネル内壁に到達する貫通
    孔が穿孔され、この二箇所の貫通孔には夫々に上述の複
    合金属細管の両端末が挿入されて、気密にろう接または
    溶接されてあり、これにより蛇行細径トンネルはループ
    状に形成され、ループ型蛇行細径トンネルコンテナとし
    て構成されてあることを特徴とする請求項1に記載のリ
    ボン状プレートヒートパイプ。
  4. 【請求項4】 柔軟性金属の押出成型により形成され、
    並列複数の貫通トンネル群を有するリボン状金属プレー
    トを構成する素材金属は、純銅より充分に融点の低い金
    属であり、所定の長さの純銅細管の外周にこの素材金属
    と同じ金属の厚肉メッキが被覆されて複合金属細管が形
    成されてあり、リボン状プレートヒートパイプの所定の
    位置にはプレート外壁からトンネル内壁に到達する貫通
    孔が穿孔され、この貫通孔に上述の複合金属細管の一端
    が挿入されて、気密にろう接または溶接されてあり、複
    合金属細管の他端は所定の長さだけ、リボン状プレート
    ヒートパイプから突出せしめられてあり、この突出部が
    作動液封入の為の作動液注入用細管として適用されて構
    成されてあることを特徴とする請求項1に記載のリボン
    状プレートヒートパイプ。
  5. 【請求項5】 柔軟性金属からなるリボン状プレートヒ
    ートパイプの複数本が、相互に平行並列に且つ平面状に
    配置されて溶接接続されてあるか、平行並列に配置され
    てある複数のリボン状プレートヒートパイプの間に、ト
    ンネル群を内蔵せず且つ必要に応じてリボン状プレート
    ヒートパイプ取り付け手段が設けられてある柔軟性金属
    からなるリボン状金属プレートが、混在して配置され相
    互に平行並列に且つ平面状に溶接接続されてあるか、上
    記何れかの手段により広幅のプレートヒートパイプとし
    て構成されてあり、その主要部分をなすリボン状プレー
    トヒートパイプは単数本のみでも少なくも1条で20タ
    ーン以上のターン数を有する蛇行細径トンネルヒートパ
    イプが内蔵せしめられてあるか、複数本のリボン状プレ
    ートヒートパイプの夫々が内蔵する蛇行細径トンネルヒ
    ートパイプのトンネルコンテナの端末が所定の手段によ
    り相互に連通連結されて、1条で少なくも20ターン以
    上のターン数を有する蛇行細径トンネルヒートパイプと
    して構成されてあるかの何れかであることを特徴とする
    請求項1に記載のリボン状プレートヒートパイプ。
  6. 【請求項6】 柔軟性金属からなるリボン状プレートヒ
    ートパイプの複数本が平行並列に、且つ平板状に相互接
    着されて、広幅のプレートヒートパイプが構成されてあ
    り、それらの相互接着は所定のピッチの点づけ溶接また
    は点づけろう接でなされてあり、広幅のプレートヒート
    パイプは全体として「すだれ状」に構成されてあり、且
    つ「すだれ状」プレートヒートパイプを構成するリボン
    状プレートヒートパイプの夫々が内蔵する蛇行細径トン
    ネルヒートパイプのトンネルコンテナの端末は所定の手
    段により相互に連通連結されてあり、少なくも20ター
    ン以上のターン数を有する1条の蛇行細径トンネルヒー
    トパイプになっていることを特徴とする請求項1に記載
    のリボン状プレートヒートパイプ。
  7. 【請求項7】 柔軟性金属からなる複数のリボン状プレ
    ートヒートパイプが、平行並列に且つ互に所定の間隙を
    隔てて配置されてあり、それらの外縁が形成する平面よ
    り広い平面形状に形成されてある薄肉柔軟性金属プレー
    トの片側表面にそれらの総てが溶接またはろう接接着さ
    れて、全体として広幅のプレートヒートパイプとして構
    成されて、適用対象とななる熱交換体との接触面積が拡
    大されてあり、上記所定の間隙は溶接またはろう接によ
    り発生するフィレットが相互に隣接するリボン状プレー
    トヒートパイプのフィレットと結合することのない間隙
    であり、且つこのプレートヒートパイプを構成するリボ
    ン状プレートヒートパイプの夫々が内蔵する蛇行細径ト
    ンネルヒートパイプのトンネルコンテナの端末は所定の
    手段により相互に連通連結されてあり、少なくも20タ
    ーン以上のターン数を有する1条の蛇行細径トンネルヒ
    ートパイプになっており、更に溶接接着部分以外の所定
    の部分に必要に応じてリボン状プレートヒートパイプ取
    り付け手段が設けられてあることを特徴とする請求項1
    に記載のリボン状プレートヒートパイプ。
  8. 【請求項8】 リボン状プレートヒートパイプを構成す
    る貫通トンネル群を有するリボン状金属プレートは、複
    数条の貫通トンネル群を有するリボン状の柔軟性金属プ
    レートが溶接接続されてなる極めて長尺のリボン状金属
    プレートであり、リボン状金属プレートのトンネル群の
    接続部において、総てのトンネルの夫々には、リボン状
    金属プレートの素材金属より融点が高く、且つこの素材
    金属との間で電食発生の恐れの無い金属からなる短尺薄
    肉細管が、両プレートに跨がって嵌合挿入されてあり、
    各リボン状金属プレートはこの短尺薄肉金属細管がトン
    ネル群内に介在せしめられた状態で相互に溶接接続され
    て構成されてある長尺のリボン状金属プレートであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のリボン状プレートヒー
    トパイプ。
  9. 【請求項9】 蛇行細径トンネルヒートパイプが内蔵せ
    しめられてある柔軟性リボン状プレートヒートパイプの
    全外表面には薄肉の耐熱電気絶縁被覆が施されて電磁機
    器用巻線として形成されてあり、これにより電磁機器用
    コイルが構成されてあり、このコイルの所定の部分には
    所定の冷却手段が装着されてあり、蛇行細径トンネルヒ
    ートパイプ内蔵のリボン状プレートヒートパイプが蛇行
    細管ヒートパイプの蛇行細管として適用されてあること
    を特徴とする請求項1に記載のリボン状プレートヒート
    パイプ。
  10. 【請求項10】 所定の両端末溶接封止手段は貫通トン
    ネル群を有しないリボン状金属プレートとの突き合わせ
    溶接接続による溶接封止手段であり、柔軟性リボン状プ
    レートヒートパイプの全表面には薄肉の耐熱電気絶縁被
    覆が施されて電磁機器用巻線として形成されてあり、こ
    れにより電磁機器用コイルが構成されてあり、上記両端
    末溶接封止手段のリボン状金属プレートは電磁機器用コ
    イルの口出し線として適用されてあることを特徴とする
    請求項1に記載のリボン状プレートヒートパイプ。
  11. 【請求項11】 トンネルをUターンせしめる手段とし
    ての隣接トンネル相互間の連結連通手段に替えて、プレ
    ートの両端末または片側端末の溶接封止部に近接する位
    置においてプレート側面端縁から穿孔された一条の微細
    径の共通トンネルにより総てのトンネルが相互に連結連
    通せしめられてあり、且つこの電磁機器用巻線により構
    成される電磁機器用コイルの巻き回数は少なくとも20
    ターン以上であることを特徴とする請求項9及び請求項
    10に記載のリボン状プレートヒートパイプ。
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