JPH08219376A - 折畳式台脚の着脱連結具 - Google Patents

折畳式台脚の着脱連結具

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JPH08219376A
JPH08219376A JP4620595A JP4620595A JPH08219376A JP H08219376 A JPH08219376 A JP H08219376A JP 4620595 A JP4620595 A JP 4620595A JP 4620595 A JP4620595 A JP 4620595A JP H08219376 A JPH08219376 A JP H08219376A
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connecting rod
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fitted
tool
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JP4620595A
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Kunio Iida
邦雄 飯田
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Iida KK
Original Assignee
Iida KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】連結杆に対する圧迫をなくし、連結状態での上
部連結具2aの連結杆に対するスライドを可能とする。 【構成】台脚Aの支持脚11〜14の間に架設される連
結杆15、15を、各支持脚11〜14に連結する際、
支持脚11〜14の先端に下部連結具2bを固定し、連
結杆15、15の端部を上部連結具2aに挿入した状態
で、下部連結具2bの嵌合穴28に上部連結具2aの嵌
入部22を嵌入する。この際、可撓部26が内側に湾曲
して嵌合を容易とするとともに、可撓片26の嵌合穴2
8への弾力的な圧接、又は括れ部220と小径部280
との嵌合により、上部連結具2aと下部連結具2bの接
合強度を維持し、嵌入部22を外側から圧迫しない構成
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、折畳式台脚の着脱連結
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、野外活動の際に用いられる台脚に
は、折畳式のものが多く、小さく折り畳んで運搬し、使
用時には広げて台脚として利用されている。このような
台脚の構成を以下に簡単に説明する。
【0003】図6に示されているように、台脚Aは、4
本の支持脚11〜14の上端に連結具10を嵌合すると
ともに、1個の取付体7を昇降スライド自在に設け、隣
接する各支持脚間には上端が連結具10に、下端が取付
体7に連結され、X字状に交差してその交点を枢着した
2本の連結桟杆16、17よりなる連結支持部材a〜d
を設け、上記左右両端の連結具10,10及び10,1
0間には連結杆15,15を着脱自在に取り付けて架設
し、折り畳み自在に構成されている。上記連結杆15,
15上にはプレート状載置物Bを載置してテーブルとし
て使用できる。
【0004】連結具10はいずれも同一に構成され、図
7および図8に連結具10の構成を例示する。連結具1
0は上下2個の連結具10a,10bに分割形成され、
下部連結具10aが支持脚2の上端に嵌着され且つ連結
桟杆16、17の上端を連結するとともに、上部には上
部連結具10bを着脱自在に嵌合する固定孔pを形成し
ている。
【0005】上部連結具10bは上半部に連結杆15を
スライド自在に嵌合するリング状部rを、下半部にはフ
ランジ部qを介して周面がアールをなす爪部sを備え、
該爪部s及びフランジ部qと前記リング状部rの下部周
壁を分割するスリットtを形成しており、分割された爪
部sは下部連結具10aの固定孔pに弾力的な且つ挿脱
可能に圧入嵌合できる構成となっている。
【0006】また上記圧入嵌合の嵌合度は、連結杆15
を持ち上げた時に外れることなく、下部の連結支持部材
a,c付の支持脚12が持ち上がるように、また支持脚
12を押さえて連結杆15を持ち上げて外すことができ
るように設定してある。上記上部連結具10bは連結杆
15に予めスライド移動可能に嵌合して取り付けられて
いるが、下部連結具10aに圧入嵌合された時にスリッ
トtが圧縮されることによりリング状部rで固定杆15
を締め付けて固定され、固定杆15上でのスライド移動
が不可能になってしまう。
【0007】一方、上記のように組立た台脚Aにプレー
ト状載置物Bを載せる際、プレート状載置物Bの裏面の
係合部に、連結具を合わせる必要がある。この時、台脚
Aを一旦組み立てた後、プレート状載置物Bを載せてみ
て、裏面の係合部と連結具との位置のズレを調べるとい
った方法が取られている。従って、プレート状載置物B
を台脚A上に載せたままの状態で、いずれかの支持脚を
移動させて位置のズレを修正することが最も迅速に組立
を完了する手段である。
【0008】しかし、上記のように、上部連結具10b
の連結杆15に対するスライドが不可能となると、一旦
載置したプレート状載置物Bを降ろして位置調節する必
要があり、手間がかかるとともに、正確な位置調節がで
きず、再度同じような作業をしなければならなくなる場
合もある。また、無理に力を加えて、連結具10bをス
ライドさせようとしても、位置の微調整は難しく、また
プレート状載置物B上に重いコンロ等が載っている時に
は特に危険である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、連結
杆に対してスライドさせることができ、支持脚の位置の
調整が容易となる折畳式台脚の着脱連結具を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の特徴を有する本発明により達成される。即ち、本発明
は第1に台脚の支持脚の上端に取り付けられ、他の支持
脚との間に架設される連結杆を前記支持脚の上端に接続
する着脱連結具であって、前記支持脚の上端に固定さ
れ、嵌合穴を有する下部連結具と、前記嵌合穴に嵌脱自
在に嵌入される嵌入部と、前記連結杆が挿通される挿通
孔とを有する上部連結具とを備え、前記嵌入部は、先端
部が相互に連結されて一体となり、間隔を隔てて環状に
配置された複数の可撓片と、前記可撓片の基端部に形成
された括れ部とを有し、前記嵌合穴は、前記括れ部に嵌
合する小径部を開口部に有する点にある。
【0011】第2に前記嵌入部が、さらに一端が前記挿
通孔内に開口するスリットを有している点である。
【0012】さらに本発明は、台脚の支持脚の上端に取
り付けられ、他の支持脚との間に架設される連結杆を前
記支持脚の上端に接続する着脱連結具であって、前記支
持脚の上端に固定され、嵌合穴を有する下部連結具と、
前記嵌合穴に嵌脱自在に嵌入される嵌入部と前記連結杆
が挿通される挿通孔とがそれぞれ独立して設けられた上
部連結具とを備え、前記嵌入部は、間隔を隔てて環状に
配置されている可撓片と、該可撓片の基端部に形成され
た括れ部と、括れ部を固定するフランジとを有し、また
前記嵌合穴は、上記フランジ径より小さく且つ括れ部に
緩めに嵌合する径をもち、さらに内周面の嵌入部が完全
に嵌入されたとき括れ部と可撓片の接合部分に相対する
位置に括れ部を内側に押し付ける固定用突起を有するこ
とを特徴としている。
【0013】
【作用】下部連結具2bは、台脚の支持脚の上端に固定
される。挿通孔211に連結杆15の一端が挿通してい
る上部連結具2aの嵌入部22を、下部連結具2bの嵌
合穴28に嵌入することにより、連結杆15が支持脚に
接続され、この連結杆15の他端についても、上部連結
具2aと下部連結具2bの嵌合によって、連結杆15が
支持脚に接続される。これにより、連結杆15で、2つ
の支持脚が連結される。
【0014】下部連結具2bの嵌合穴28に、上部連結
具2aの嵌入部22を挿入すると、まず嵌合穴28の開
口部に設けられている小径部280にて嵌入部22が内
側へつぼめられる。つまり、各可撓片26が内側に湾曲
して小径部280を通過する。各可撓片26の間に間隔
が設けられているために、各可撓片26の内側への湾曲
が可能となる。そして、嵌入部22が完全に嵌合穴28
の内側に納まると、括れ部220と小径部280が嵌合
し、各可撓片26も元の状態に復元する。つまり、完全
に上部連結具2aと下部連結具2bが嵌合すると、上部
連結具2aへは外側から外力が加わらないため、挿通孔
211に挿通している連結杆15に余分な圧力が加わら
ず、上部連結具2aは連結杆15に対してスライドが可
能となる。
【0015】また、括れ部220と小径部280との嵌
合によって、上部連結具2aは下部連結具2bから容易
には離脱できない構成となっている。
【0016】一方請求項3の構造によるものにおいて
は、嵌入部22が嵌合穴28に挿入される際、可撓片2
6が嵌合穴28に対して内側に湾曲しながら挿入されて
いき、可撓片26が固定用突起31部分にさしかかると
可撓片26が固定用突起31によってさらに内側に湾曲
させられながら挿入されていく。そしてフランジ部23
が下部連結具2b上面に当接すると括れ部220が固定
用突起31に差し掛かる位置となり、可撓片26が嵌合
穴28に弾力的に圧接し、さらに固定用突起31が括れ
部220を押すことで抜け防止として働き、上部連結具
2aと下部連結具2bを容易に離脱できないように固定
する。
【0017】このとき嵌入部22と挿通孔211とは独
立しているため嵌入部22の変形が挿通孔211に影響
を与えることはなく、挿通孔211に挿通している連結
杆15に余分な圧力が加わらず、上記同様上部連結具2
aは連結杆15に対してスライドが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の好適実施例について、添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は、上部連結具2a
の正面図、図2は、上部連結具2aの側面図、図3は連
結具2aの底面図、図4は連結具2aのA−A線断面
図、図5は下部連結具2bの断面正面図である。本発明
の着脱連結具は、上部連結具2aと下部連結具2bとに
よって構成されている。
【0019】上部連結具2aは、上部に連結杆15を保
持する保持部21を有し、保持部21の下側には、嵌入
部22を有している。保持部21は、連結杆15が挿通
する挿通孔211を有している。挿通孔211の内径
は、連結杆15の外径よりも若干小さく、一定の摩擦抵
抗の下、上部連結具2aが連結杆15に対してスライド
できる構成となっている。保持部21の下側にはフラン
ジ部23が設けられ、さらにその下側には嵌入部22が
設けられている。
【0020】嵌入部22は、中央部が膨らんだ提灯形状
であり、上下方向にスリットが形成されている。正面視
において、上端が挿通孔211に開口している幅広のス
リット24の他、図3および図4に示されているよう
に、横断面において直径方向に貫通した3つの幅狭のス
リット251、252、253が形成されている。これ
らスリット24、251、252、253によって、各
スリットの間に8つの可撓片26が形成され、環状に配
置される。換言すると、前述のスリット24、251、
252、253が、可撓片26の間の間隔を形成する。
【0021】この可撓片26は、基端は保持部21に接
続され、先端は全ての可撓片26を連結する先端連結部
221に接続されている。一方、図5に示されているよ
うに、下部連結具2bは、筒形状に形成され、上部には
嵌合穴28、下部には支持脚挿入部27を有している。
嵌合穴28の開口部には、嵌合穴28の内部内径よりも
小径の小径部280が設けられ、その外側には段部28
1が形成されている。この段部281には、上部連結具
2aのフランジ部23が嵌合し、小径部280には、括
れ部220が嵌合する。支持脚挿入部27には、段部2
71が形成され、支持脚の先端が当接するように構成さ
れてる。
【0022】以上のように構成された連結具2の作用に
ついて説明する。上部連結具2aの挿通孔211に連結
杆15を挿入する。この際、スリット24が挿通孔21
1に開口していることから、スリット24が広がって、
連結杆15の挿入は容易に行われる。一方、下部連結具
2bは、支持脚の上端に予め取り付けられている。
【0023】図7に示されいてるように、連結杆15が
挿通孔211に挿通している状態で、上部連結具2aの
嵌入部22を下部連結具2bの嵌合穴28へ嵌入する。
ここで嵌入部22が小径部280を通過する際、嵌入部
22の各可撓片26が内側に押し込まれる。各可撓片2
6、外側に膨らんだ中央部が内側に押し込まれることに
より、スリット24を狭くする方向に湾曲し、この際他
のスリット251、252、253で形成された間隔も
狭くなる。つまり、各可撓片26は、このようなスリッ
ト24、251、252、253によって、互いに干渉
することなく容易に変形することができ、上部連結具2
aに対して嵌入方向へ一定の圧力を加えることによっ
て、容易に下部連結具2bの嵌合穴28に嵌入される。
【0024】嵌合穴28の内部内径は、嵌入部22の外
径とほぼ等しくなっており、上部連結具2aと下部連結
具2bが嵌合した後は、下部連結具2bから上部連結具
2aの嵌入部22に対して、形状を変形させるような圧
力は加わらない。
【0025】このため、嵌合後は、上部連結具2aの変
形が少ないので、保持部21から連結杆15に対して加
わる圧力に変化がなく、一定の摩擦力が生じている状態
で、スライド可能な状態は維持される。つまり、支持脚
と支持脚とを連結杆15で連結している状態では、挿通
孔211と連結杆15との摩擦力により、相互の位置関
係が維持され、移動させる場合には、該摩擦力に打ち勝
って上部連結具2aを連結杆15に対してスライドさせ
るこができる程度の結合力である。よって、プレート状
載置物Bを台脚Aに載置した状態のまま、支持脚の位置
を容易に変更させることができる。なお、嵌合穴28と
嵌入部22との結合は、括れ部220と小径部280と
の嵌合によって、十分に維持される。
【0026】次に請求項3による実施例について説明す
る。図9(A)は上部連結具2aの正面図、(B)は上
部連結具2aの側面図、(C)は連結具2aの底面図で
ある。また図10(A)は下部連結具2bの正面図、
(B)は下部連結具2bのA−A線断面図である。本発
明の着脱連結具は上部連結具2aと下部連結具2bとに
よって構成されている。
【0027】上部連結具2aは、上部に連結杆15を保
持する保持部21を有し、該保持部21の下側には嵌入
部22が設けられている。保持部21は、連結杆15が
挿通する挿通孔211を有しており、該挿通孔211の
内径は、連結杆15の外径よりも若干小さく、一定の摩
擦抵抗の下、上部連結具2aが連結杆15に対してスラ
イドできる構成となっている。
【0028】上記嵌入部22は、上記保持部21の下面
に固定された円板形状のフランジ部23,該フランジ部
23の下面に固定された括れ部220,該括れ部220
下部に設けられた可撓片26とで構成されており、以下
詳細な構成を説明する。図11に示すように該括れ部2
20はフランジ部23の外径より小さい径である外径2
R,内径2rの円筒から、底面の中心を通る挿通孔21
1の軸芯方向(前後方向)の直線Yと同じく底面の中心
を通る該軸芯Yに対する直角方向(左右方向)の直線X
を基準として、左右方向を直線Yを中心とする一定幅で
フランジ部23面からLの厚さを残して切欠き、更に前
後方向を直線Xを中心として一定幅で、一旦段部を形成
した後滑らかにフランジ23に達するまで切欠いた形状
となっている。つまり括れ部220の底面部は2種類の
切欠と台部220aにより構成される。
【0029】また括れ部220の台部220a下面には
外径2R′,内径2rで且つ内角が90°をなす円筒の
一部の形状である可撓片26が、左右方向の切欠側の面
と内周面とが台部と一致し且つ前後方向の切欠側の面と
湾曲面が台部より突出するように固定されている。この
とき湾曲面は滑らかに、また前後方向の切欠側の面は斜
め上方に傾斜した段部を形成してそれぞれ台部220a
に連接されている。また2R′は2Rより大きくフラン
ジ部23の径より若干小さい。上記構成により切欠と可
撓片26によって切欠部255,256,257,25
8が形成されている。さらに可撓片26の前後方向の切
欠側の面と湾曲面は面取りがなされている。以上の構成
により嵌入部22は、フランジ部23に括れ部220が
固定され、切欠部255,256,257,258と可
撓部26が交互に環状に配置されるように可撓片26の
基端部が括れ部220に固定されている形状となってい
る。
【0030】一方図10に示されているように、下部連
結具2bは、筒形状に形成され、上部には嵌合穴28、
下部には支持脚挿入部27を有している。そして嵌合穴
28の内部内径は、フランジ23の径より小さく、括れ
部220の外径2Rより若干大きく、さらに可撓部26
の外径2R′より若干小さいものとなっている。また嵌
合穴28の内周面で且つ後述するように嵌入部22が嵌
合穴28に嵌入されたとき括れ部220と可撓片26と
の接合部に相対する位置に、半球状の固定用突起31が
中心に向かって突設されている。このとき該固定用突起
31の先端を通る円の径は括れ部の径2Rより小さくな
っている。また支持脚挿入部27には、段部271が形
成され、支持脚の先端が当接するように構成されてい
る。
【0031】以上のように構成された連結具2の作用に
ついて説明する。下部連結具2bを支持脚の上端に予め
取り付けておくとともに、上部連結具2aの挿通孔21
1に連結杆15を挿入する。
【0032】そして連結杆15が挿通孔211に挿通し
ている状態で、上部連結具2aの嵌入部22を下部連結
具2bの嵌合穴28へ嵌入する。このとき嵌入部22の
各可撓片26が内側に湾曲しながら押し込まれていく
が、切欠255,256,257,258によって、互
いに干渉することなく容易に変形することができる。こ
のため上部連結具2aに対して嵌入方向へ一定の圧力を
加えることによって、可撓片26の下部が面取りされた
形状とも併せて容易に下部連結具2bの嵌合穴28に嵌
入することができる。
【0033】そして可撓片26が固定用突起31部分に
さしかかると可撓片26が固定用突起31によってさら
に内側に湾曲させられながら挿入されていく。そして括
れ部220が固定用突起31に差し掛かる位置でフラン
ジ部23が下部連結具2b上面に当接し、上部連結具2
aの下部連結具2bに対する位置決めがなされる。この
とき可撓片26の2R′の径をもった部分は固定用突起
31からはずれているので嵌合穴28に弾力的に圧接す
る。また括れ部220は台部220a付近が固定用突起
31によって押された状態で嵌合穴28に嵌合すること
になる。つまり固定用突起31は括れ部220の抜け防
止として働く。以上のような嵌合により上部連結具2a
と下部連結具2bの結合が維持される。
【0034】また嵌入部22と挿通孔221とが独立し
ているため、嵌合にかかわらず保持部21から連結杆1
5に対して加わる圧力に変化がなく、スライド可能な一
定の摩擦力が生じている状態が維持されつづける。つま
り前述同様、支持脚と支持脚とを連結杆15で連結して
いる状態では、挿通孔211と連結杆15との摩擦力に
より、相互の位置関係が維持され、移動させる場合に
は、該摩擦力に打ち勝って上部連結具2aを連結杆15
に対してスライドさせるこができ、プレート状載置物B
を台脚Aに載置した状態のまま、支持脚の位置を容易に
変更させることができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の折畳式台
脚の着脱連結具によれば、上部連結具と下部連結具との
接合強度を維持したまま、連結杆に対しての上部連結具
のスライドを可能したため、組立状態のまま支持脚の位
置の調整が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】上部連結具の全体正面図である。
【図2】上部連結具の全体側面図である。
【図3】上部連結具の全体底面図である。
【図4】上部連結具のA−A線断面図である。
【図5】下部連結具の側面断面図である。
【図6】台脚の全体斜視図である。
【図7】従来の連結具の構成を示す分解斜視図である。
【図8】従来の上部連結具の全体正面図である。
【図9】(A),(B),(C)は上部連結具の正面
図,側面図,底面図である。
【図10】(A),(B)は下部連結具の平面図及びA
−A線断面図である。
【図11】嵌入部の構造を示す拡大底面図である。
【符号の説明】
2a 上部連結具 21 保持部 211 挿通孔 22 嵌入部 220 括れ部 221 先端連結部 23 フランジ部 24 スリット 251〜253 スリット 255〜258 切欠部 26 可撓片 2b 下部連結具 28 嵌合穴 280 小径部 281 段部 27 支持脚挿入部 271 当接部 31 固定用突起 11〜14 支持脚 15、16 連結桟杆 10 連結具 7 取付体 15 連結杆 a〜d 連結支持部材 p 固定孔 q フランジ部 r リング状部 s 爪部 t スリット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台脚の支持脚の上端に取り付けられ、他
    の支持脚との間に架設される連結杆(15)を前記支持
    脚の上端に接続する着脱連結具であって、前記支持脚の
    上端に固定され、嵌合穴(28)を有する下部連結具
    (2b)と、前記嵌合穴(28)に嵌脱自在に嵌入され
    る嵌入部(22)と、前記連結杆(15)が挿通される
    挿通孔(211)とを有する上部連結具(2a)とを備
    え、前記嵌入部(22)は、先端部が相互に連結されて
    一体となり、間隔を隔てて環状に配置された複数の可撓
    片(26)と、前記可撓片(26)の基端部に形成され
    た括れ部(220)とを有し、前記嵌合穴(28)は、
    前記括れ部(220)に嵌合する小径部(280)を開
    口部に有することを特徴とする折畳式台脚の着脱連結
    具。
  2. 【請求項2】 前記嵌入部(22)は、さらに一端が前
    記挿通孔(211)内に開口するスリット(24)を有
    している請求項1に記載の折畳式台脚の着脱連結具。
  3. 【請求項3】 台脚の支持脚の上端に取り付けられ、他
    の支持脚との間に架設される連結杆(15)を前記支持
    脚の上端に接続する着脱連結具であって、前記支持脚の
    上端に固定され、嵌合穴(28)を有する下部連結具
    (2b)と、前記嵌合穴(28)に嵌脱自在に嵌入され
    る嵌入部(22)と前記連結杆(15)が挿通される挿
    通孔(211)とがそれぞれ独立して設けられた上部連
    結具(2a)とを備え、前記嵌入部(22)は、間隔を
    隔てて環状に配置されている可撓片(26)と、該可撓
    片(26)の基端部に形成された括れ部(220)と、
    括れ部(220)を固定しているフランジ(23)とを
    有し、また前記嵌合穴(28)は、上記フランジ(2
    3)径より小さく且つ括れ部(220)に緩めに嵌合す
    る径をもち、さらに内周面の嵌入部(22)が完全に嵌
    入されたとき括れ部(220)と可撓片(26)の接合
    部分に相対する位置に括れ部(220)を内側に押し付
    ける固定用突起(31)を有することを特徴とする折畳
    式台脚の着脱連結具。
JP4620595A 1995-02-10 1995-02-10 折畳式台脚の着脱連結具 Pending JPH08219376A (ja)

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JP4620595A JPH08219376A (ja) 1995-02-10 1995-02-10 折畳式台脚の着脱連結具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007525627A (ja) * 2004-01-14 2007-09-06 アルティメイト サポート システムズ, インコーポレイテッド 内部ケーブル配置を備えた器具支持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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