JPH08219289A - ねじ込みシール構造とそれを用いたブッシング - Google Patents

ねじ込みシール構造とそれを用いたブッシング

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JPH08219289A
JPH08219289A JP2487695A JP2487695A JPH08219289A JP H08219289 A JPH08219289 A JP H08219289A JP 2487695 A JP2487695 A JP 2487695A JP 2487695 A JP2487695 A JP 2487695A JP H08219289 A JPH08219289 A JP H08219289A
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JP
Japan
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seal structure
bushing
shaft
annular gasket
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP2487695A
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English (en)
Inventor
Yasuo Minamitani
泰夫 南谷
Keisuke Sakai
啓資 酒井
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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Publication date
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  • Insulating Bodies (AREA)
  • Bolts, Nuts, And Washers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間にわたり完全なシール性を保つことが
でき、かつ広いスペースを必要としないねじ込みシール
構造と、それを用いたブッシングを提供する。 【構成】 孔2の周囲に環状の凹部3を形成し、この凹
部3内に環状ガスケット4と、中間座金5と、皿バネ6
とを配置する。そしてこの孔2に螺合される軸7の大径
部8またはその軸7に螺合されるナットによりこれらを
押圧し、シールする。このようなねじ込みシール構造は
長期信頼性を持つので、このシール構造を利用すれば、
ブッシングの任意の壁面に注油弁、採油弁、試験用端
子、電圧測定端子等を取り付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基材の孔を密封するた
めのねじ込みシール構造と、それを用いた電力用のブッ
シングに関するものである。
【0002】
【従来の技術】基材に形成された孔を密封する構造とし
ては、図11に示したようなOリング等のガスケット50を
使用したものが一般的である。この図11の構造は、蓋51
の裏面の環状溝52にガスケット50をはめ込み、この蓋51
をボルト55により基材53に締め付けることにより、孔54
を密封するものである。
【0003】ところがこのような従来の構造は、ガスケ
ット50自体の反発力によってシールを行っているため、
長期間の使用によりガスケット50が劣化してクリープす
ると、シール性が失われるおそれがある。このため、特
に電力用のブッシングのような長期間にわたって高度の
信頼性が要求される機器への適用は不安であった。ま
た、従来の構造は環状溝52にボルト55用のキリ孔を加え
た広い面積が最低必要であるため、ある程度の面積を確
保しなければならない。このため、例えば内部に封入さ
れている絶縁油をサンプリングするための採油弁をブッ
シングに組み込むことを考えた場合、従来の構造ではス
ペース不足のため、ブッシング下部の支持金具には採油
弁を取付けることができなかった。このために絶縁油を
サンプリングする必要のある場合には、10mに近い高さ
のブッシングの頂部から絶縁油を抜き出しており、危険
な高所作業を余儀無くされていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した従来
の問題点を解決し、長期間にわたり完全なシール性を保
つことができ、かつ広いスペースを必要とすることのな
い新規なねじ込みシール構造と、それを用いたブッシン
グを提供するためになされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明のねじ込みシール構造は、孔の周囲
に環状の凹部を形成し、この凹部内に環状ガスケット
と、中間座金と、皿バネとを配置し、この孔に螺合され
る軸またはその軸に螺合されるナットによりこれらを押
圧したことを特徴とするものである。また本発明のブッ
シングは、上記のねじ込みシール構造を利用して、注油
弁、採油弁、試験用端子、電圧測定端子の少なくとも一
つを壁面に取り付けたことを特徴とするものである。
【0006】
【作用】本発明のねじ込みシール構造は、皿バネ及び中
間座金を介して環状ガスケットを押圧しているため、長
期間の使用により環状ガスケットが劣化しクリープして
きた場合にも、皿バネの弾発力によって環状ガスケット
には常に圧縮荷重が加えられる。従って本発明のねじ込
みシール構造は簡単な構造であるにもかかわらず、長期
間にわたり孔を完全にシールすることができる。
【0007】また本発明のブッシングは、このねじ込み
シール構造を利用して注油弁、採油弁、試験用端子、電
圧測定端子等を壁面に取り付けたものであるため、ブッ
シングの信頼性を損なうことがなく、しかも狭いスペー
スにも取付けが可能であるから、使用に最適の位置に取
付けが可能である。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図示の実施例によって更に詳
細に説明する。図1は本発明の第1の実施例の構造を示
すものであり、1は金属製の基材、2はこの基材1の
孔、3はこの孔2の周囲に形成された環状の凹部であ
る。この凹部3の内部には、環状ガスケット4と少なく
とも1枚の中間座金5と皿バネ6とが配置されている。
中間座金5は環状ガスケット4と皿バネ6との中間に位
置させることが好ましく、この実施例では基材1側から
順に、環状ガスケット4、中間座金5、皿バネ6が設け
られている。7はこの孔2に螺合された軸であり、その
上端の大径部8により皿バネ6と中間座金5を介して環
状ガスケット4が押圧され、孔2を密封している。
【0009】ここで皿バネ6は、軸7のねじ込みによっ
て大きい押圧力を発生させるためのものである。また中
間座金5は皿バネ6により生じた押圧力を環状ガスケッ
ト4の全周に均等に加えるためのものである。この実施
例では環状ガスケット4としてNBR 製の平ガスケットが
用いられており、中間座金5として平座金が使用されて
いる。このねじ込みシール構造は皿バネ6により環状ガ
スケット4を押圧する構造のため、120 ℃の加熱劣化試
験を35週間にわたり継続しても、シール性は完全であっ
た。また加速度6Gの耐久振動試験を行なってもシール
性は完全であった。これに対して図11に示した従来の構
造のものは、10週間でシール性が失われた。
【0010】次に図2に示す第2の実施例では、環状ガ
スケット4としてテーパガスケットが使用されており、
それに応じて中間座金5もテーパ座金が使用されてい
る。この実施例のものも第1の実施例と同様に120 ℃の
加熱劣化試験を35週間にわたり継続してもシール性は完
全であった。次に図3に示す第3の実施例では、第1の
実施例の平座金に代えて凹座金が中間座金5として使用
されている。この第3の実施例のシール構造は120 ℃の
加熱劣化試験を20週間にわたり継続しても、シール性を
維持したが、20週間を越えるとシール性が損なわれた。
【0011】図4に示す第4の実施例では、環状ガスケ
ット4としてねじ孔形状に合わせてモールドしたガスケ
ットが使用されている。このガスケットは軸7のねじと
螺合するため軸7にストレート部を必要とせず、全ねじ
とすることができる。なお、上記の各実施例ではいずれ
も凹部3内に基材1側から順に環状ガスケット4と、中
間座金5と、皿バネ6とを配置したが、順序を逆とした
配置とすることもできる。例えば図5の実施例では、順
序を逆とするとともに、環状ガスケット4の外側に別の
中間座金5を配置してある。
【0012】図6と図7は、上記のシール構造を利用し
たブッシングを示すものである。図6は本発明のブッシ
ングを変圧器10のポケット11に取り付けた状態を示して
おり、12は内部に絶縁油が充填されている磁器製の碍
管、13は頭部金具、14は支持金具であり、採油弁15がこ
の支持金具14に取り付けられている。
【0013】採油弁15は図7に示したように、中空の軸
7とその中間に形成された6角状の大径部8を備え、こ
の軸7の中心に先端がテーパ状のニードル16を備えてい
る。このニードル16は軸7のめねじと螺合するおねじを
外周面に備え、さらに流路17を備えている。また、この
軸7の外側端にはキャップ18が設けられており、キャッ
プ18と軸3との間はOリング19によりシールされてい
る。
【0014】この採油弁15は、その軸7(SUS 316 製)
をブッシングの支持金具14を貫通させて形成された孔2
にねじ込んだ状態で取り付けられている。そして孔2の
周囲に形成された環状の凹部3の内部には、NBR 製の環
状ガスケット4と、SUS 304 製の中間座金(平座金)5
と、SUS 304 製の皿ばね6が設けられており、前述した
ように採油弁15の大径部8で皿ばね6を押圧することに
より、孔2を完全にシールしている。
【0015】そこでこのキャップ18を外し、軸7の外側
端からドライバ等の先端を挿入してニードル16を緩めれ
ば、ブッシング内部の絶縁油は軸7の中心孔からニード
ル16の流路17を介して外部に取り出されることとなる。
その後、再びニードル16を締めて先端のテーパ状の部分
で絶縁油の流出を止め、キャップ18を締め付けておく。
【0016】このように、この採油弁15は絶縁油のサン
プリングのときだけに使用されるものであるが、図示の
状態のまま長期間にわたり放置しておいても、皿ばね6
の弾発力によって環状ガスケット4には常に圧縮荷重が
加えられ、長期間にわたり完全なシールが保たれる。こ
のシール構造は前記した加熱劣化試験の他に、冷凍加熱
試験を行ってもシール性が失われないため、屋外の温度
変動にも十分に耐えることができるものである。このシ
ール構造を用いれば従来は取付けスペースの不足から不
可能とされていたブッシングの支持金具14への取り付け
が可能となり、高所作業によってブッシングの頂部から
絶縁油のサンプリングを行う必要を無くすることができ
る。
【0017】図8は、本発明のねじ込みシール構造をブ
ッシングの試験用端子に適用した例を示すものである。
試験用端子はブッシングの壁面(基材1に相当)を貫通
してコアの最外箔20と導通を取っている。この例でも環
状ガスケット4と中間座金5と皿ばね6がブッシングの
壁面に形成された凹部3内に配置されている。なお、図
9は従来の試験用端子の構造を示すもので、単に環状ガ
スケット4のみによるシールを行なっていた。本発明に
よる図8のシール構造とすれば、従来の図9のシール構
造に比較して信頼性を大幅に向上させることができる。
【0018】上記した各実施例ではいずれも軸7の大径
部8によって、環状ガスケット4、中間座金5、皿ばね
6に圧力を加えていた。しかし図10に示すように孔2に
螺合した軸7にナット30を嵌め、このナット30を利用し
て環状ガスケット4、中間座金5、皿ばね6に圧力を加
えるようにしてもよい。この図10の例では軸7はブッシ
ングの中心導体に適用した場合を模擬している。
【0019】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のねじ込
みシール構造は皿バネの弾発力によって環状ガスケット
に常に圧縮荷重を加えることができるので、長期間にわ
たり完全なシール性を保つことができる。またこのねじ
込みシール構造は広いスペースを必要としない。このた
め、本発明のねじ込みシール構造を用いれば、ブッシン
グの支持金具等の適宜の部分に注油弁、採油弁、試験用
端子、電圧測定端子等を取り付けることができる利点が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図2】本発明の第2の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図5】本発明の第5の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図6】本発明のブッシングを示す側面図である。
【図7】採油弁の部分の拡大断面図である。
【図8】本発明のシール構造を備えた試験用端子の断面
図である。
【図9】従来のシール構造を備えた試験用端子の断面図
である。
【図10】本発明の第6の実施例の構造を示す断面図で
ある。
【図11】従来の代表的なシール構造を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 基材、2 ねじ孔、3 凹部、4 環状ガスケッ
ト、5 中間座金、6皿バネ、7 軸、8 大径部、10
変圧器、11 ポケット、12 碍管、13 頭部金具、14
支持金具、15 採油弁、16 ニードル、17 流路、18
キャップ、19Oリング、20 コアの最外箔、30 ナッ
ト、50 ガスケット、51 蓋、52 環状溝、53 基材、
54 孔、55 ボルト

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 孔の周囲に環状の凹部を形成し、この凹
    部内に環状ガスケットと、中間座金と、皿バネとを配置
    し、この孔に螺合される軸またはその軸に螺合されるナ
    ットによりこれらを押圧したことを特徴とするねじ込み
    シール構造。
  2. 【請求項2】 環状ガスケットと皿バネとの間に、少な
    くとも1枚の中間座金を配置した請求項1に記載のねじ
    込みシール構造。
  3. 【請求項3】 凹部内に基材側から順に環状ガスケット
    と、中間座金と、皿バネとを配置した請求項1または2
    に記載のねじ込みシール構造。
  4. 【請求項4】 環状ガスケットの外側に別の中間座金を
    配置した請求項1または2に記載のねじ込みシール構
    造。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のねじ込
    みシール構造を利用して、注油弁、採油弁、試験用端
    子、電圧測定端子の少なくとも一つを壁面に取り付けた
    ことを特徴とするブッシング。
JP2487695A 1995-02-14 1995-02-14 ねじ込みシール構造とそれを用いたブッシング Pending JPH08219289A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990330