JPH08217569A - 軽量セメント製品の製造方法 - Google Patents
軽量セメント製品の製造方法Info
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- JPH08217569A JPH08217569A JP2705995A JP2705995A JPH08217569A JP H08217569 A JPH08217569 A JP H08217569A JP 2705995 A JP2705995 A JP 2705995A JP 2705995 A JP2705995 A JP 2705995A JP H08217569 A JPH08217569 A JP H08217569A
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- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B28/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
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- C04B38/08—Porous mortars, concrete, artificial stone or ceramic ware; Preparation thereof by adding porous substances
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- C04B2111/00—Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
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- C04B2111/00129—Extrudable mixtures
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- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 押出し成形によって容易に軽量セメント製品
を製造する。 【構成】 セメント、骨材、補強繊維、増粘剤、及び軽
量化材を主成分とするセメント成形材料に水を加えて混
練する。そしてこれを押出し成形した後に養生すること
によって軽量セメント製品を製造する。
を製造する。 【構成】 セメント、骨材、補強繊維、増粘剤、及び軽
量化材を主成分とするセメント成形材料に水を加えて混
練する。そしてこれを押出し成形した後に養生すること
によって軽量セメント製品を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軽量セメント製品を押
出し成形によって製造する方法に関するものである。
出し成形によって製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】セメント製品を押出し成形によって製造
するにあたっては、セメントに骨材や補強繊維を配合す
ると共にこれを水と混練することによってセメント成形
材料を調製し、このセメント成形材料を押出し成形機の
金型に通すことによっておこなうことができる。
するにあたっては、セメントに骨材や補強繊維を配合す
ると共にこれを水と混練することによってセメント成形
材料を調製し、このセメント成形材料を押出し成形機の
金型に通すことによっておこなうことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そしてセメント製品を
外壁板などの建築材料として使用する場合、軽量化する
ことが必要であり、ALCのように発泡による軽量化が
検討されている。しかし、押出し成形によって製造され
るセメント製品にあっては発泡させることが難しく、押
出し成形によって軽量セメント製品を製造する技術を確
率することが課題となっている。
外壁板などの建築材料として使用する場合、軽量化する
ことが必要であり、ALCのように発泡による軽量化が
検討されている。しかし、押出し成形によって製造され
るセメント製品にあっては発泡させることが難しく、押
出し成形によって軽量セメント製品を製造する技術を確
率することが課題となっている。
【0004】従って本発明は、押出し成形によって容易
に軽量セメント製品を製造することを目的とするもので
ある。
に軽量セメント製品を製造することを目的とするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
軽量セメントの製造方法は、セメント、骨材、補強繊
維、増粘剤、及び軽量化材を主成分とするセメント成形
材料に水を加えて混練し、これを押出し成形した後に養
生することを特徴とするものである。請求項2の発明
は、軽量化材が、熱可塑性樹脂の中空発泡体と無機系の
中空発泡体の少なくとも一方であることを特徴とするも
のである。
軽量セメントの製造方法は、セメント、骨材、補強繊
維、増粘剤、及び軽量化材を主成分とするセメント成形
材料に水を加えて混練し、これを押出し成形した後に養
生することを特徴とするものである。請求項2の発明
は、軽量化材が、熱可塑性樹脂の中空発泡体と無機系の
中空発泡体の少なくとも一方であることを特徴とするも
のである。
【0006】請求項3の発明は、中空発泡体が、粒径
0.03〜2.5mm、比重0.02〜0.60のもの
であることを特徴とするものである。請求項4の発明
は、中空発泡体が熱可塑性樹脂のポリ塩化ビニリデン系
樹脂からなり、セメント成形材料100重量部に対して
0.05〜3.0重量部配合されることを特徴とするも
のである。
0.03〜2.5mm、比重0.02〜0.60のもの
であることを特徴とするものである。請求項4の発明
は、中空発泡体が熱可塑性樹脂のポリ塩化ビニリデン系
樹脂からなり、セメント成形材料100重量部に対して
0.05〜3.0重量部配合されることを特徴とするも
のである。
【0007】請求項5の発明は、中空発泡体が熱可塑性
樹脂のポリスチレン系樹脂からなり、セメント成形材料
100重量部に対して0.2〜5.0重量部配合される
ことを特徴とするものである。請求項6の発明は、請求
項4又は請求項5において養生を、熱可塑性樹脂の中空
発泡体の軟化温度より20℃を高く超えない温度でのオ
ートクレーブ養生によっておこなうことを特徴とするも
のである。
樹脂のポリスチレン系樹脂からなり、セメント成形材料
100重量部に対して0.2〜5.0重量部配合される
ことを特徴とするものである。請求項6の発明は、請求
項4又は請求項5において養生を、熱可塑性樹脂の中空
発泡体の軟化温度より20℃を高く超えない温度でのオ
ートクレーブ養生によっておこなうことを特徴とするも
のである。
【0008】請求項7の発明は、中空発泡体が無機系の
パーライトからなり、セメント成形材料100重量部に
対して2〜50重量部配合されることを特徴とするもの
である。請求項8の発明は、請求項7において養生を、
150〜180℃の温度でのオートクレーブ養生によっ
ておこなうことを特徴とするものである。
パーライトからなり、セメント成形材料100重量部に
対して2〜50重量部配合されることを特徴とするもの
である。請求項8の発明は、請求項7において養生を、
150〜180℃の温度でのオートクレーブ養生によっ
ておこなうことを特徴とするものである。
【0009】請求項9の発明は、セメント成形材料10
0重量部に対して、熱可塑性樹脂の中空発泡体が0.0
25〜3.0重量部、無機系の中空発泡体が5〜30重
量部配合されることを特徴とするものである。請求項1
0の発明は、補強繊維が、セルロース系繊維、合成繊
維、無機質系繊維から選ばれる少なくとも一種からな
り、セメント成形材料100重量部に対して3〜15重
量部配合されることを特徴とするものである。
0重量部に対して、熱可塑性樹脂の中空発泡体が0.0
25〜3.0重量部、無機系の中空発泡体が5〜30重
量部配合されることを特徴とするものである。請求項1
0の発明は、補強繊維が、セルロース系繊維、合成繊
維、無機質系繊維から選ばれる少なくとも一種からな
り、セメント成形材料100重量部に対して3〜15重
量部配合されることを特徴とするものである。
【0010】請求項11の発明は、セルロース系繊維が
針葉樹パルプと広葉樹パルプの少なくとも一方からな
り、バージンパルプと故紙の少なくとも一方であること
を特徴とするものである。請求項12の発明は、セルロ
ース系繊維がリンターパルプ、藁、麻、葦、及び竹から
選ばれる少なくとも一種からなることを特徴とするもの
である。
針葉樹パルプと広葉樹パルプの少なくとも一方からな
り、バージンパルプと故紙の少なくとも一方であること
を特徴とするものである。請求項12の発明は、セルロ
ース系繊維がリンターパルプ、藁、麻、葦、及び竹から
選ばれる少なくとも一種からなることを特徴とするもの
である。
【0011】請求項13の発明は、骨材が、ケイ石粉、
フライアッシュ、高炉水砕スラグから選ばれる少なくと
も一種以上からなり、セメント成形材料100重量部に
対して25〜70重量部配合されることを特徴とするも
のである。請求項14の発明は、増粘剤が、メチルセル
ロースからなり、セメント成形材料100重量部に対し
て0.4〜2.0重量部配合されることを特徴とするも
のである。
フライアッシュ、高炉水砕スラグから選ばれる少なくと
も一種以上からなり、セメント成形材料100重量部に
対して25〜70重量部配合されることを特徴とするも
のである。請求項14の発明は、増粘剤が、メチルセル
ロースからなり、セメント成形材料100重量部に対し
て0.4〜2.0重量部配合されることを特徴とするも
のである。
【0012】請求項15の発明は、増粘剤が、メチルセ
ルロースと粘土との混合物からなり、セメント成形材料
100重量部に対してメチルセルロースが0.1〜1.
0重量部、粘土が5〜25重量部配合されることを特徴
とするものである。請求項16の発明は、押出し成形し
て得た成形品を積載し、積載面が水平面に対して傾斜す
るように斜めにした状態でオートクレーブ内で養生をす
ることを特徴とするものである。
ルロースと粘土との混合物からなり、セメント成形材料
100重量部に対してメチルセルロースが0.1〜1.
0重量部、粘土が5〜25重量部配合されることを特徴
とするものである。請求項16の発明は、押出し成形し
て得た成形品を積載し、積載面が水平面に対して傾斜す
るように斜めにした状態でオートクレーブ内で養生をす
ることを特徴とするものである。
【0013】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
係るセメント成形材料は、セメント、骨材、補強繊維、
増粘剤、及び軽量化材を主成分として調製されるもので
あり、このセメント成形材料の中でも主成分となるセメ
ントとしては、ポルトランドセメントなど任意のものを
用いることができる。
係るセメント成形材料は、セメント、骨材、補強繊維、
増粘剤、及び軽量化材を主成分として調製されるもので
あり、このセメント成形材料の中でも主成分となるセメ
ントとしては、ポルトランドセメントなど任意のものを
用いることができる。
【0014】また本発明において骨材としては、ケイ石
粉、フライアッシュ、高炉水砕スラグを用いることがで
き、これらの中から一種以上を選択して使用することが
できる。骨材の配合量は、セメント成形材料(骨材を含
む)100重量部に対して、25〜70重量部の範囲が
好ましい。さらに本発明において補強繊維としては、セ
ルロース系繊維、ビニロン繊維やポリプロピレン繊維な
どの合成繊維、石綿やガラス繊維等の無機質系繊維を用
いることができ、これらの中から一種以上を選択して使
用することができる。
粉、フライアッシュ、高炉水砕スラグを用いることがで
き、これらの中から一種以上を選択して使用することが
できる。骨材の配合量は、セメント成形材料(骨材を含
む)100重量部に対して、25〜70重量部の範囲が
好ましい。さらに本発明において補強繊維としては、セ
ルロース系繊維、ビニロン繊維やポリプロピレン繊維な
どの合成繊維、石綿やガラス繊維等の無機質系繊維を用
いることができ、これらの中から一種以上を選択して使
用することができる。
【0015】補強繊維としてセルロース系繊維を用いる
場合、針葉樹パルプや広葉樹パルプを用いることがで
き、またバージンパルプであっても故紙であっても用い
ることができる。特に故紙は廃棄物の再生利用という面
で望ましく、しかも故紙は広葉樹系のものと針葉樹系の
ものを混合してもファイバーボールを生じることなく均
一に混合できるという点でも望ましい。またセルロース
系繊維としてはリンターパルプ、藁、麻、葦、及び竹を
用いることもできる。勿論これらは一種用いる他に、複
数種を併用することもできる。補強繊維としてポリプロ
ピレン繊維やポリプロピレン繊維などの合成繊維を用い
る場合は、繊維長が4mm以上であることが補強効果の
うえで好ましい。
場合、針葉樹パルプや広葉樹パルプを用いることがで
き、またバージンパルプであっても故紙であっても用い
ることができる。特に故紙は廃棄物の再生利用という面
で望ましく、しかも故紙は広葉樹系のものと針葉樹系の
ものを混合してもファイバーボールを生じることなく均
一に混合できるという点でも望ましい。またセルロース
系繊維としてはリンターパルプ、藁、麻、葦、及び竹を
用いることもできる。勿論これらは一種用いる他に、複
数種を併用することもできる。補強繊維としてポリプロ
ピレン繊維やポリプロピレン繊維などの合成繊維を用い
る場合は、繊維長が4mm以上であることが補強効果の
うえで好ましい。
【0016】補強繊維の配合量は、セメント成形材料
(補強繊維を含む)100重量部に対して3〜15重量
部の範囲が好ましい。3重量部未満であると補強効果が
不十分になり、また15重量部を超えると成形性が低下
すると共に補強繊維が特にセルロース系繊維や合成繊維
のように有機質繊維の場合にはセメント製品が準不燃で
なくなる。
(補強繊維を含む)100重量部に対して3〜15重量
部の範囲が好ましい。3重量部未満であると補強効果が
不十分になり、また15重量部を超えると成形性が低下
すると共に補強繊維が特にセルロース系繊維や合成繊維
のように有機質繊維の場合にはセメント製品が準不燃で
なくなる。
【0017】また本発明において増粘剤としては、メチ
ルセルロースを用いることができる。増粘剤としてこの
ようにメチルセルロースを用いる場合、増粘剤の配合量
は、セメント成形材料(増粘剤を含む)100重量部に
対して0.4〜2.0重量部の範囲が好ましい。また増
粘剤としてはこのメチルセルロースと粘土とを混合した
ものを用いることもできる。増粘剤としてこのようにメ
チルセルロースと粘土との混合物を用いる場合、セメン
ト成形材料(増粘剤を含む)100重量部に対してメチ
ルセルロースが0.1〜1.0重量部、粘土が5〜25
重量部の範囲になるように配合するのが好ましい。
ルセルロースを用いることができる。増粘剤としてこの
ようにメチルセルロースを用いる場合、増粘剤の配合量
は、セメント成形材料(増粘剤を含む)100重量部に
対して0.4〜2.0重量部の範囲が好ましい。また増
粘剤としてはこのメチルセルロースと粘土とを混合した
ものを用いることもできる。増粘剤としてこのようにメ
チルセルロースと粘土との混合物を用いる場合、セメン
ト成形材料(増粘剤を含む)100重量部に対してメチ
ルセルロースが0.1〜1.0重量部、粘土が5〜25
重量部の範囲になるように配合するのが好ましい。
【0018】そして本発明においては、軽量化材を配合
することによって軽量化を達成するようにしたものであ
り、この軽量化材としては、熱可塑性樹脂の中空発泡体
や無機系の中空発泡体を用いることができる。勿論一方
を単独で用いる他、両者を併用することもできる。熱可
塑性樹脂や無機系の中空発泡体としては、粒径が0.0
3〜2.5mm、比重(見掛け比重(嵩比重))が0.
02〜0.60のものが好ましい。粒径が0.03mm
未満であると、セメント製品の軽量化の効果が不十分に
なるおそれがあり、逆に粒径が2.5mmを超える大き
さであると、押出成形の際に、成形圧力で中空発泡体が
圧縮された後に成形圧力の解放で中空発泡体が復元する
スプリングバックが大きく生じ、セメント製品に内部歪
みやクラックが発生するなどの問題が生じるおそれがあ
る。また比重が0.60を超えると、セメント製品の軽
量化の効果を充分に得ることができず、逆に比重が0.
02未満では中空発泡体の強度が低くなってセメント製
品の強度低下を来すおそれがある。
することによって軽量化を達成するようにしたものであ
り、この軽量化材としては、熱可塑性樹脂の中空発泡体
や無機系の中空発泡体を用いることができる。勿論一方
を単独で用いる他、両者を併用することもできる。熱可
塑性樹脂や無機系の中空発泡体としては、粒径が0.0
3〜2.5mm、比重(見掛け比重(嵩比重))が0.
02〜0.60のものが好ましい。粒径が0.03mm
未満であると、セメント製品の軽量化の効果が不十分に
なるおそれがあり、逆に粒径が2.5mmを超える大き
さであると、押出成形の際に、成形圧力で中空発泡体が
圧縮された後に成形圧力の解放で中空発泡体が復元する
スプリングバックが大きく生じ、セメント製品に内部歪
みやクラックが発生するなどの問題が生じるおそれがあ
る。また比重が0.60を超えると、セメント製品の軽
量化の効果を充分に得ることができず、逆に比重が0.
02未満では中空発泡体の強度が低くなってセメント製
品の強度低下を来すおそれがある。
【0019】熱可塑性樹脂の中空発泡体としてはポリ塩
化ビニリデン系の樹脂で形成されたものを用いるのが好
ましい。このポリ塩化ビニリデン系樹脂の中空発泡体と
しては特開昭49ー44094号公報によって提供され
ているものを発泡させて得ることができ、例えば松本油
脂製薬株式会社製の「マツモトマイクロスフェアー」を
発泡させたものなどを用いることができる。ポリ塩化ビ
ニリデン系のものはポリスチレン系のものに比べて微小
中空の球形に発泡させることが容易であり、すなわち発
泡ポリスチレンとしては粒径が0. 5mm以下のものを
得ることが困難であるが、ポリ塩化ビニリデン系のもの
では粒径が0. 1mm以下の微小球状のものが容易に得
ることができるために、本発明においては熱可塑性樹脂
の中空発泡体としてポリ塩化ビニリデン系のものを用い
るのが好ましい。軽量化材としてポリ塩化ビニリデン系
樹脂の中空発泡体を用いる場合、セメント成形材料(軽
量化材を含む)100重量部に対して0.05〜3.0
重量部の範囲で配合するのが好ましい。配合量が0.0
5重量部未満では、セメント製品の軽量化の効果を充分
に得ることができず、逆に3.0重量部を超えるとセメ
ント製品の強度が低下するおそれがある。
化ビニリデン系の樹脂で形成されたものを用いるのが好
ましい。このポリ塩化ビニリデン系樹脂の中空発泡体と
しては特開昭49ー44094号公報によって提供され
ているものを発泡させて得ることができ、例えば松本油
脂製薬株式会社製の「マツモトマイクロスフェアー」を
発泡させたものなどを用いることができる。ポリ塩化ビ
ニリデン系のものはポリスチレン系のものに比べて微小
中空の球形に発泡させることが容易であり、すなわち発
泡ポリスチレンとしては粒径が0. 5mm以下のものを
得ることが困難であるが、ポリ塩化ビニリデン系のもの
では粒径が0. 1mm以下の微小球状のものが容易に得
ることができるために、本発明においては熱可塑性樹脂
の中空発泡体としてポリ塩化ビニリデン系のものを用い
るのが好ましい。軽量化材としてポリ塩化ビニリデン系
樹脂の中空発泡体を用いる場合、セメント成形材料(軽
量化材を含む)100重量部に対して0.05〜3.0
重量部の範囲で配合するのが好ましい。配合量が0.0
5重量部未満では、セメント製品の軽量化の効果を充分
に得ることができず、逆に3.0重量部を超えるとセメ
ント製品の強度が低下するおそれがある。
【0020】熱可塑性樹脂の中空発泡体としてはポリ塩
化ビニリデン系の他にポリスチレン系樹脂からなるもの
も用いることができる。軽量化材としてポリスチレン系
樹脂の中空発泡体を用いる場合、セメント成形材料(軽
量化材を含む)100重量部に対して0.2〜5.0重
量部の範囲で配合するのが好ましい。配合量が0.2重
量部未満では、セメント製品の軽量化の効果を充分に得
ることができず、逆に5.0重量部を超えるとセメント
製品の強度が低下するおそれがある。
化ビニリデン系の他にポリスチレン系樹脂からなるもの
も用いることができる。軽量化材としてポリスチレン系
樹脂の中空発泡体を用いる場合、セメント成形材料(軽
量化材を含む)100重量部に対して0.2〜5.0重
量部の範囲で配合するのが好ましい。配合量が0.2重
量部未満では、セメント製品の軽量化の効果を充分に得
ることができず、逆に5.0重量部を超えるとセメント
製品の強度が低下するおそれがある。
【0021】また無機系の中空発泡体としてはパーライ
トを用いることができる。軽量化材としてパーライトを
用いる場合、セメント成形材料(軽量化材を含む)10
0重量部に対して2〜50重量部の範囲で配合するのが
好ましい。配合量が2重量部未満では、セメント製品の
軽量化の効果を充分に得ることができず、逆に50重量
部を超えるとセメント製品の強度が低下するおそれがあ
る。
トを用いることができる。軽量化材としてパーライトを
用いる場合、セメント成形材料(軽量化材を含む)10
0重量部に対して2〜50重量部の範囲で配合するのが
好ましい。配合量が2重量部未満では、セメント製品の
軽量化の効果を充分に得ることができず、逆に50重量
部を超えるとセメント製品の強度が低下するおそれがあ
る。
【0022】軽量化材としては熱可塑性樹脂の中空発泡
体と無機系の中空発泡体をそれぞれ単独で用いる他に、
両者を併用することもできる。軽量化材として熱可塑性
樹脂の中空発泡体と無機系の中空発泡体をそれぞれ用い
る場合には、セメント成形材料(軽量化材を含む)10
0重量部に対して、熱可塑性樹脂の中空発泡体が0.0
25〜3.0重量部、無機系の中空発泡体が5〜30重
量部になるように配合量を設定するのが好ましい。
体と無機系の中空発泡体をそれぞれ単独で用いる他に、
両者を併用することもできる。軽量化材として熱可塑性
樹脂の中空発泡体と無機系の中空発泡体をそれぞれ用い
る場合には、セメント成形材料(軽量化材を含む)10
0重量部に対して、熱可塑性樹脂の中空発泡体が0.0
25〜3.0重量部、無機系の中空発泡体が5〜30重
量部になるように配合量を設定するのが好ましい。
【0023】上記のようなセメント、骨材、補強繊維、
増粘材、さらに軽量化材からなるセメント成形材料を水
と混練し、そしてこの混練物を押出し成形機に供給して
金型を通過させることによって押出し成形することがで
きる。ここで、混合水の配合量はセメント成形材料の固
形分全量に対して35〜60重量%に設定するのがよ
い。また押出し成形はその成形圧力を10kg/cm2
以下、好ましくは8kg/cm2 以下に設定しておこな
うのがよい。このように押出し成形をして作製した成形
品を必要に応じて前養生、一次養生し、そして2〜6気
圧の高温高圧でのオートクレーブ養生をおこなうことに
よって、軽量セメント製品を得ることができるものであ
る。
増粘材、さらに軽量化材からなるセメント成形材料を水
と混練し、そしてこの混練物を押出し成形機に供給して
金型を通過させることによって押出し成形することがで
きる。ここで、混合水の配合量はセメント成形材料の固
形分全量に対して35〜60重量%に設定するのがよ
い。また押出し成形はその成形圧力を10kg/cm2
以下、好ましくは8kg/cm2 以下に設定しておこな
うのがよい。このように押出し成形をして作製した成形
品を必要に応じて前養生、一次養生し、そして2〜6気
圧の高温高圧でのオートクレーブ養生をおこなうことに
よって、軽量セメント製品を得ることができるものであ
る。
【0024】このようにオートクレーブ養生をおこなう
にあたって、軽量化材として熱可塑性樹脂の中空発泡体
を用いる場合には、熱可塑性樹脂中空発泡体の軟化温度
より20℃以上にならない温度でオートクレーブ養生を
おこなうのが好ましい。これより高い温度でオートクレ
ーブ養生をおこなうと熱可塑性樹脂の中空発泡体が収縮
し、この中空発泡体の収縮した部分を通って水分がセメ
ント製品中に浸透し易くなり、セメント製品の耐久性が
低下するおそれがある。軽量化材として無機系のパーラ
イトを用いる場合には、このような軟化温度に応じて温
度を変えるような必要がなく、150〜180℃の範囲
の温度でオートクレーブ養生をおこなうのが好ましい。
にあたって、軽量化材として熱可塑性樹脂の中空発泡体
を用いる場合には、熱可塑性樹脂中空発泡体の軟化温度
より20℃以上にならない温度でオートクレーブ養生を
おこなうのが好ましい。これより高い温度でオートクレ
ーブ養生をおこなうと熱可塑性樹脂の中空発泡体が収縮
し、この中空発泡体の収縮した部分を通って水分がセメ
ント製品中に浸透し易くなり、セメント製品の耐久性が
低下するおそれがある。軽量化材として無機系のパーラ
イトを用いる場合には、このような軟化温度に応じて温
度を変えるような必要がなく、150〜180℃の範囲
の温度でオートクレーブ養生をおこなうのが好ましい。
【0025】また、押出し成形をして作製した成形品を
上下に隙間を形成した状態で多数枚積載し、これをオー
トクレーブ内に導入することによって、多数の成形品を
同時にオートクレーブ養生するようにしているが、上下
の成形品の隙間に端部から蒸気が入り込んで中央部で蒸
気が滞留し、この滞留した蒸気によって成形品の表面に
結露が発生するおそれがある。そしてこのように成形品
の表面に結露が生じると、セメント製品にエフロレッセ
ンス(白華) が発生して表面状態が悪くなると共にセメ
ント製品の表面に施す塗料との密着性が悪くなるという
問題等が発生する。
上下に隙間を形成した状態で多数枚積載し、これをオー
トクレーブ内に導入することによって、多数の成形品を
同時にオートクレーブ養生するようにしているが、上下
の成形品の隙間に端部から蒸気が入り込んで中央部で蒸
気が滞留し、この滞留した蒸気によって成形品の表面に
結露が発生するおそれがある。そしてこのように成形品
の表面に結露が生じると、セメント製品にエフロレッセ
ンス(白華) が発生して表面状態が悪くなると共にセメ
ント製品の表面に施す塗料との密着性が悪くなるという
問題等が発生する。
【0026】そこで本発明では、押出し成形して得た成
形品1を多数枚積載してオートクレーブ2内で養生する
にあたって、成形品1の積載面が水平面に対して傾斜す
るように斜めにした状態でオートクレーブ2内に導入し
て養生をするようにしてある。図1はその一例を示すも
のであり、台車5上に多数枚の成形品1を積載した状態
でオートクレーブ2内に導入するにあたって、台車5の
上面を傾斜させることによって成形品1の積載面が水平
面に対して傾斜するようにしてある。ここで、外装材な
どとして用いられるセメント製品の成形品1の表面には
長手方向の全長に亘る複数の溝4, 4…を設けて凹凸模
様が形成されるようにしてあり、これを積載すると図2
に示すように溝4によって上下の成形品1, 1間に隙間
3が形成されることになる。そしてこの隙間3の長手方
向と平行な方向で成形品1を傾けてオートクレーブ2内
に導入するようにしてある。台車5の上面を傾斜させる
にあたっては、例えば図3に示すように小さな径の車輪
6aと大きな径の車輪6bとを前後に設けた台車5を用
い、台車5上に成形品1, 1…を積み重ねるときには図
3(a) のように台車5の前端をジャッキ7で持ち上げ
て台車5を水平状態しておき、そして台車5をオートク
レーブ2に導入するときには車輪6a,6bの径の差に
よって図3(b) のように台車5を傾けさせて成形品1
の積載状態を傾斜させた状態でオートクレーブ養生をお
こなうことができる。
形品1を多数枚積載してオートクレーブ2内で養生する
にあたって、成形品1の積載面が水平面に対して傾斜す
るように斜めにした状態でオートクレーブ2内に導入し
て養生をするようにしてある。図1はその一例を示すも
のであり、台車5上に多数枚の成形品1を積載した状態
でオートクレーブ2内に導入するにあたって、台車5の
上面を傾斜させることによって成形品1の積載面が水平
面に対して傾斜するようにしてある。ここで、外装材な
どとして用いられるセメント製品の成形品1の表面には
長手方向の全長に亘る複数の溝4, 4…を設けて凹凸模
様が形成されるようにしてあり、これを積載すると図2
に示すように溝4によって上下の成形品1, 1間に隙間
3が形成されることになる。そしてこの隙間3の長手方
向と平行な方向で成形品1を傾けてオートクレーブ2内
に導入するようにしてある。台車5の上面を傾斜させる
にあたっては、例えば図3に示すように小さな径の車輪
6aと大きな径の車輪6bとを前後に設けた台車5を用
い、台車5上に成形品1, 1…を積み重ねるときには図
3(a) のように台車5の前端をジャッキ7で持ち上げ
て台車5を水平状態しておき、そして台車5をオートク
レーブ2に導入するときには車輪6a,6bの径の差に
よって図3(b) のように台車5を傾けさせて成形品1
の積載状態を傾斜させた状態でオートクレーブ養生をお
こなうことができる。
【0027】このように積載した成形品1を傾斜した状
態でオートクレーブ養生するにあたって、積載した各成
形品1, 1間にはその間の隙間3に蒸気が流入すること
によって各成形品1の上下面の部分での湿熱養生がなさ
れるが、蒸気は傾斜の下側から隙間3に入って傾斜に沿
って隙間3内を上昇し、さらに傾斜の上側において隙間
3から蒸気が出るというように蒸気の流れが生じること
になり、上下の成形品1, 1間の隙間3内に蒸気が滞留
することを防止することができ、蒸気の滞留によるエフ
ロレッセンスが成形品1の表面に発生することを防止す
ることができるものである。
態でオートクレーブ養生するにあたって、積載した各成
形品1, 1間にはその間の隙間3に蒸気が流入すること
によって各成形品1の上下面の部分での湿熱養生がなさ
れるが、蒸気は傾斜の下側から隙間3に入って傾斜に沿
って隙間3内を上昇し、さらに傾斜の上側において隙間
3から蒸気が出るというように蒸気の流れが生じること
になり、上下の成形品1, 1間の隙間3内に蒸気が滞留
することを防止することができ、蒸気の滞留によるエフ
ロレッセンスが成形品1の表面に発生することを防止す
ることができるものである。
【0028】図4は台車5で成形品1を傾斜させた状態
でオートクレーブ2内に導入する他例を示すものであ
り、台車5の前後の下面にそれぞれ走行用車輪8を設け
ると共に前後のいずれか一方に乗り上げ用車輪9を設
け、オートクレーブ2の床面に乗り上げ用車輪9が乗り
上げて台車5を傾斜させる乗り上げレール10を設ける
ようにしたものである。
でオートクレーブ2内に導入する他例を示すものであ
り、台車5の前後の下面にそれぞれ走行用車輪8を設け
ると共に前後のいずれか一方に乗り上げ用車輪9を設
け、オートクレーブ2の床面に乗り上げ用車輪9が乗り
上げて台車5を傾斜させる乗り上げレール10を設ける
ようにしたものである。
【0029】すなわち、台車5はその前後の下面にそれ
ぞれ同じ直径の走行用車輪8を一対づつ設けて図5
(a)(b)のように形成されるものであり、台車5の
後部の下面には走行用車輪8の他に乗り上げ用車輪9が
設けてある。図5中12は車軸11を保持する軸受けで
ある。一方、オートクレーブ2の缶内の床面には台車5
の車輪を走行させるレールがその出入り口方向に設けて
ある。レールは図6のように4本設けられるものであ
り、台車5の走行用車輪8に対応する位置において2本
の走行レール14, 14を、乗り上げ用車輪9に対応す
る位置において2本の乗り上げレール10, 10をそれ
ぞれ設けるようにしてある。図6に示すように乗り上げ
レール10は走行レール14の高さよりも高くなるよう
に形成してある。そして、多数枚の成形品1を積載した
台車5をオートクレーブ2内に導入して台車5の前部の
走行用車輪8を走行レール14上に走行させると共に台
車3の後部の乗り上げ用車輪9を乗り上げレール10に
乗り上げさせると、乗り上げレール10は走行レール1
4よりも高いために、図4のように乗り上げレール10
に乗り上げ用車輪9が乗り上げることによって台車5の
後部が持ち上げられ、台車5を前後に傾斜させることが
でき、従って台車5上に積載した成形品1はその積載面
が水平面に対して傾斜するように斜めとなった状態で図
4のようにオートクレーブ2内にセットされることにな
る。図4中15は乗り上げ用車輪9を乗り上げレール1
0に乗り上げさせたり降ろしたりするために乗り上げレ
ール10の前後に形成した傾斜部である。
ぞれ同じ直径の走行用車輪8を一対づつ設けて図5
(a)(b)のように形成されるものであり、台車5の
後部の下面には走行用車輪8の他に乗り上げ用車輪9が
設けてある。図5中12は車軸11を保持する軸受けで
ある。一方、オートクレーブ2の缶内の床面には台車5
の車輪を走行させるレールがその出入り口方向に設けて
ある。レールは図6のように4本設けられるものであ
り、台車5の走行用車輪8に対応する位置において2本
の走行レール14, 14を、乗り上げ用車輪9に対応す
る位置において2本の乗り上げレール10, 10をそれ
ぞれ設けるようにしてある。図6に示すように乗り上げ
レール10は走行レール14の高さよりも高くなるよう
に形成してある。そして、多数枚の成形品1を積載した
台車5をオートクレーブ2内に導入して台車5の前部の
走行用車輪8を走行レール14上に走行させると共に台
車3の後部の乗り上げ用車輪9を乗り上げレール10に
乗り上げさせると、乗り上げレール10は走行レール1
4よりも高いために、図4のように乗り上げレール10
に乗り上げ用車輪9が乗り上げることによって台車5の
後部が持ち上げられ、台車5を前後に傾斜させることが
でき、従って台車5上に積載した成形品1はその積載面
が水平面に対して傾斜するように斜めとなった状態で図
4のようにオートクレーブ2内にセットされることにな
る。図4中15は乗り上げ用車輪9を乗り上げレール1
0に乗り上げさせたり降ろしたりするために乗り上げレ
ール10の前後に形成した傾斜部である。
【0030】
【実施例】次に、本発明を実施例によって例証する。 (実施例1〜26、比較例1〜6)表1乃至表5に示す
配合(配合は重量部で示す)のセメント成形材料を水と
混合混練し、これを押出し成形することによって成形品
を作製した。ここで、表中「マイクロスフェアー」とし
ては松本油脂製薬株式会社製の「マツモトマイクロスフ
ェアー」 を用い、「発泡ポリスチレンビーズ」は粒径1
mm、比重0.042のものを用いた。また実施例16
の故紙は、成形品を養生する際に重ねる鉄板との間に入
れる紙であり、針葉樹:広葉樹=7:3のものである。
さらに表中の「スクラップ材」は、セメント成形品の廃
材を粉砕したものである。
配合(配合は重量部で示す)のセメント成形材料を水と
混合混練し、これを押出し成形することによって成形品
を作製した。ここで、表中「マイクロスフェアー」とし
ては松本油脂製薬株式会社製の「マツモトマイクロスフ
ェアー」 を用い、「発泡ポリスチレンビーズ」は粒径1
mm、比重0.042のものを用いた。また実施例16
の故紙は、成形品を養生する際に重ねる鉄板との間に入
れる紙であり、針葉樹:広葉樹=7:3のものである。
さらに表中の「スクラップ材」は、セメント成形品の廃
材を粉砕したものである。
【0031】そしてこのように押出し成形して作製した
押出し成形品を表に示す条件で前養生、一次養生及びオ
ートクレーブ養生することによって、軽量セメント製品
を得た。このようにして得た軽量セメント製品について
比重、曲げ強度、耐凍害性を測定し、結果を表に示し
た。ここで耐凍害性はASTM C−666A法におけ
る凍結融解試験に準拠して測定をおこない、200サイ
クル後の状態を表示した。
押出し成形品を表に示す条件で前養生、一次養生及びオ
ートクレーブ養生することによって、軽量セメント製品
を得た。このようにして得た軽量セメント製品について
比重、曲げ強度、耐凍害性を測定し、結果を表に示し
た。ここで耐凍害性はASTM C−666A法におけ
る凍結融解試験に準拠して測定をおこない、200サイ
クル後の状態を表示した。
【0032】
【表1】
【0033】
【表2】
【0034】
【表3】
【0035】
【表4】
【0036】
【表5】
【0037】表にみられるように、各実施例では良好な
特性の軽量セメント製品を得ることができるものであっ
た。一方、比重が小さ過ぎるマイクロスフェアを用いた
比較例1、比重が大きいマイクロスフェアを用いた比較
例2、比重が大きいマイクロスフェアを多量に配合した
比較例3、ケイ石粉の配合量が少なく、比重が大きいガ
ラスバルーンを用いた比較例4、マイクロスフェアの軟
化点より80℃高い温度でオートクレーブ養生するよう
にした比較例5、増粘剤として粘土を単独で用いた比較
例6のものは、それぞれ表に示すような問題を有するも
のであった。
特性の軽量セメント製品を得ることができるものであっ
た。一方、比重が小さ過ぎるマイクロスフェアを用いた
比較例1、比重が大きいマイクロスフェアを用いた比較
例2、比重が大きいマイクロスフェアを多量に配合した
比較例3、ケイ石粉の配合量が少なく、比重が大きいガ
ラスバルーンを用いた比較例4、マイクロスフェアの軟
化点より80℃高い温度でオートクレーブ養生するよう
にした比較例5、増粘剤として粘土を単独で用いた比較
例6のものは、それぞれ表に示すような問題を有するも
のであった。
【0038】
【発明の効果】上記のように請求項1の発明は、セメン
ト、骨材、補強繊維、増粘剤、及び軽量化材を主成分と
するセメント成形材料に水を加えて混練し、これを押出
し成形した後に養生するようにしたので、発泡させるよ
うな必要なく、軽量化材の配合によって軽量化して、軽
量セメント製品を押出し成形によって容易に製造するこ
とができるものである。
ト、骨材、補強繊維、増粘剤、及び軽量化材を主成分と
するセメント成形材料に水を加えて混練し、これを押出
し成形した後に養生するようにしたので、発泡させるよ
うな必要なく、軽量化材の配合によって軽量化して、軽
量セメント製品を押出し成形によって容易に製造するこ
とができるものである。
【0039】請求項2の発明は、軽量化材として熱可塑
性樹脂の中空発泡体や無機系の中空発泡体を用いるよう
にしたので、軽量化材を配合するだけで軽量化を達成す
ることができるものである。請求項3の発明は、中空発
泡体として粒径0.03〜2.5mm、比重0.02〜
0.60のものを用いるようにしたので、軽量化を有効
に達成することができるものである。
性樹脂の中空発泡体や無機系の中空発泡体を用いるよう
にしたので、軽量化材を配合するだけで軽量化を達成す
ることができるものである。請求項3の発明は、中空発
泡体として粒径0.03〜2.5mm、比重0.02〜
0.60のものを用いるようにしたので、軽量化を有効
に達成することができるものである。
【0040】請求項4の発明は、中空発泡体として熱可
塑性樹脂のポリ塩化ビニリデン系樹脂を用い、セメント
成形材料100重量部に対して0.05〜3.0重量部
配合するようにしたので、軽量化を有効に達成すること
ができるものである。請求項5の発明は、中空発泡体と
して熱可塑性樹脂のポリスチレン系樹脂を用い、セメン
ト成形材料100重量部に対して0.2〜5.0重量部
配合するようにしたので、軽量化を有効に達成すること
ができるものである。
塑性樹脂のポリ塩化ビニリデン系樹脂を用い、セメント
成形材料100重量部に対して0.05〜3.0重量部
配合するようにしたので、軽量化を有効に達成すること
ができるものである。請求項5の発明は、中空発泡体と
して熱可塑性樹脂のポリスチレン系樹脂を用い、セメン
ト成形材料100重量部に対して0.2〜5.0重量部
配合するようにしたので、軽量化を有効に達成すること
ができるものである。
【0041】請求項6の発明は、養生を、熱可塑性樹脂
の中空発泡体の軟化温度より20℃を高く超えない温度
でのオートクレーブ養生によっておこなうようにしたの
で、熱可塑性樹脂の中空発泡体が収縮してこの収縮した
部分を通って水分がセメント製品中に浸透することを防
ぐことができ、セメント製品の耐久性が低下することを
防止できるものである。
の中空発泡体の軟化温度より20℃を高く超えない温度
でのオートクレーブ養生によっておこなうようにしたの
で、熱可塑性樹脂の中空発泡体が収縮してこの収縮した
部分を通って水分がセメント製品中に浸透することを防
ぐことができ、セメント製品の耐久性が低下することを
防止できるものである。
【0042】請求項7の発明は、中空発泡体として無機
系のパーライトを用い、セメント成形材料100重量部
に対して2〜50重量部配合するようにしたので、軽量
化を有効に達成することができるものである。請求項8
の発明は、中空発泡体として無機系のパーライトを用い
る場合には、養生を、150〜180℃の温度でのオー
トクレーブ養生によっておこなうようにしたので、中空
発泡体への温度の影響を考慮する必要なく、最適温度で
オートクレーブ養生をおこなうことができるものであ
る。
系のパーライトを用い、セメント成形材料100重量部
に対して2〜50重量部配合するようにしたので、軽量
化を有効に達成することができるものである。請求項8
の発明は、中空発泡体として無機系のパーライトを用い
る場合には、養生を、150〜180℃の温度でのオー
トクレーブ養生によっておこなうようにしたので、中空
発泡体への温度の影響を考慮する必要なく、最適温度で
オートクレーブ養生をおこなうことができるものであ
る。
【0043】請求項9の発明は、セメント成形材料10
0重量部に対して、熱可塑性樹脂の中空発泡体を0.0
25〜3.0重量部、無機系の中空発泡体を5〜30重
量部配合するようにしたので、軽量化を有効に達成する
ことができるものである。請求項10の発明は、補強繊
維として、セルロース系繊維、合成繊維、無機質系繊維
を用い、セメント成形材料100重量部に対して3〜1
5重量部配合するようにしたので、補強繊維による補強
効果を有効に得ることができるものである。
0重量部に対して、熱可塑性樹脂の中空発泡体を0.0
25〜3.0重量部、無機系の中空発泡体を5〜30重
量部配合するようにしたので、軽量化を有効に達成する
ことができるものである。請求項10の発明は、補強繊
維として、セルロース系繊維、合成繊維、無機質系繊維
を用い、セメント成形材料100重量部に対して3〜1
5重量部配合するようにしたので、補強繊維による補強
効果を有効に得ることができるものである。
【0044】請求項11の発明は、セルロース系繊維と
して針葉樹パルプや広葉樹パルプからなるバージンパル
プや故紙を用いるようにし、また請求項12の発明は、
セルロース系繊維としてリンターパルプ、藁、麻、葦、
竹を用いるようにしたので、廃材や天然材を利用して補
強繊維による補強効果を有効に得ることができるもので
ある。
して針葉樹パルプや広葉樹パルプからなるバージンパル
プや故紙を用いるようにし、また請求項12の発明は、
セルロース系繊維としてリンターパルプ、藁、麻、葦、
竹を用いるようにしたので、廃材や天然材を利用して補
強繊維による補強効果を有効に得ることができるもので
ある。
【0045】請求項13の発明は、骨材として、ケイ石
粉、フライアッシュ、高炉水砕スラグを用い、セメント
成形材料100重量部に対して25〜70重量部配合す
るようにしたので、骨材による補強効果を有効に得るこ
とができるものである。請求項14の発明は、増粘剤と
して、メチルセルロースを用い、セメント成形材料10
0重量部に対して0.4〜2.0重量部配合するように
したので、増粘剤による成形性の向上の効果を有効に得
ることができるものである。
粉、フライアッシュ、高炉水砕スラグを用い、セメント
成形材料100重量部に対して25〜70重量部配合す
るようにしたので、骨材による補強効果を有効に得るこ
とができるものである。請求項14の発明は、増粘剤と
して、メチルセルロースを用い、セメント成形材料10
0重量部に対して0.4〜2.0重量部配合するように
したので、増粘剤による成形性の向上の効果を有効に得
ることができるものである。
【0046】請求項15の発明は、増粘剤として、メチ
ルセルロースと粘土との混合物を用い、セメント成形材
料100重量部に対してメチルセルロースを0.1〜
1.0重量部、粘土を5〜25重量部配合するようにし
たので、増粘剤による成形性の向上の効果を有効に得る
ことができるものである。請求項16の発明は、押出し
成形して得た成形品を積載し、積載面が水平面に対して
傾斜するように斜めにした状態でオートクレーブ内で養
生をするようにしたので、蒸気は傾斜の下側から成形品
間に入って傾斜に沿って成形品間を上昇し、さらに傾斜
の上側において成形品間から蒸気が出るというように蒸
気の流れが生じることになり、上下の成形品の間に蒸気
が滞留することを防止することができ、蒸気の滞留によ
るエフロレッセンスが成形品の表面に発生することを防
止することができるものである。
ルセルロースと粘土との混合物を用い、セメント成形材
料100重量部に対してメチルセルロースを0.1〜
1.0重量部、粘土を5〜25重量部配合するようにし
たので、増粘剤による成形性の向上の効果を有効に得る
ことができるものである。請求項16の発明は、押出し
成形して得た成形品を積載し、積載面が水平面に対して
傾斜するように斜めにした状態でオートクレーブ内で養
生をするようにしたので、蒸気は傾斜の下側から成形品
間に入って傾斜に沿って成形品間を上昇し、さらに傾斜
の上側において成形品間から蒸気が出るというように蒸
気の流れが生じることになり、上下の成形品の間に蒸気
が滞留することを防止することができ、蒸気の滞留によ
るエフロレッセンスが成形品の表面に発生することを防
止することができるものである。
【図1】オートクレーブ養生の一例を示す概略図であ
る。
る。
【図2】同上の成形品の積載状態を示す斜視図である。
【図3】同上の成形品の台車への積載状態を示す概略図
である。
である。
【図4】オートクレーブ養生の他例を示す概略図であ
る。
る。
【図5】同上の台車を示すものであり、(a)は正面
図、(b)は底面図である。
図、(b)は底面図である。
【図6】同上のオートクレーブの床面の断面図である。
1 成形品 2 オートクレーブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 20/00 C04B 28/18 28/18 B28B 11/00 A //(C04B 28/18 14:40 16:06 16:02 24:38 16:08)
Claims (16)
- 【請求項1】 セメント、骨材、補強繊維、増粘剤、及
び軽量化材を主成分とするセメント成形材料に水を加え
て混練し、これを押出し成形した後に養生することを特
徴とする軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項2】 軽量化材が、熱可塑性樹脂の中空発泡体
と無機系の中空発泡体の少なくとも一方であることを特
徴とする請求項1に記載の軽量セメント製品の製造方
法。 - 【請求項3】 中空発泡体が、粒径0.03〜2.5m
m、比重0.02〜0.60のものであることを特徴と
する請求項2に記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項4】 中空発泡体が熱可塑性樹脂のポリ塩化ビ
ニリデン系樹脂からなり、セメント成形材料100重量
部に対して0.05〜3.0重量部配合されることを特
徴とする請求項2又は3に記載の軽量セメント製品の製
造方法。 - 【請求項5】 中空発泡体が熱可塑性樹脂のポリスチレ
ン系樹脂からなり、セメント成形材料100重量部に対
して0.2〜5.0重量部配合されることを特徴とする
請求項2又は3に記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項6】 養生を、熱可塑性樹脂の中空発泡体の軟
化温度より20℃を高く超えない温度でのオートクレー
ブ養生によっておこなうことを特徴とする請求項4又は
5に記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項7】 中空発泡体が無機系のパーライトからな
り、セメント成形材料100重量部に対して2〜50重
量部配合されることを特徴とする請求項2又は3に記載
の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項8】 養生を、150〜180℃の温度でのオ
ートクレーブ養生によっておこなうことを特徴とする請
求項7に記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項9】 セメント成形材料100重量部に対し
て、熱可塑性樹脂の中空発泡体が0.025〜3.0重
量部、無機系の中空発泡体が5〜30重量部配合される
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の軽量セメント
製品の製造方法。 - 【請求項10】 補強繊維が、セルロース系繊維、合成
繊維、無機質系繊維から選ばれる少なくとも一種からな
り、セメント成形材料100重量部に対して3〜15重
量部配合されることを特徴とする請求項1乃至9のいず
れかに記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項11】 セルロース系繊維が針葉樹パルプと広
葉樹パルプの少なくとも一方からなり、バージンパルプ
と故紙の少なくとも一方であることを特徴とする請求項
10に記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項12】 セルロース系繊維がリンターパルプ、
藁、麻、葦、及び竹から選ばれる少なくとも一種からな
ることを特徴とする請求項10に記載の軽量セメント製
品の製造方法。 - 【請求項13】 骨材が、ケイ石粉、フライアッシュ、
高炉水砕スラグから選ばれる少なくとも一種以上からな
り、セメント成形材料100重量部に対して25〜70
重量部配合されることを特徴とする請求項1乃至12の
いずれかに記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項14】 増粘剤が、メチルセルロースからな
り、セメント成形材料100重量部に対して0.4〜
2.0重量部配合されることを特徴とする請求項1乃至
13のいずれかに記載の軽量セメント製品の製造方法。 - 【請求項15】 増粘剤が、メチルセルロースと粘土と
の混合物からなり、セメント成形材料100重量部に対
してメチルセルロースが0.1〜1.0重量部、粘土が
5〜25重量部配合されることを特徴とする請求項1乃
至13のいずれかに記載の軽量セメント製品の製造方
法。 - 【請求項16】 押出し成形して得た成形品を積載し、
積載面が水平面に対して傾斜するように斜めにした状態
でオートクレーブ内で養生をすることを特徴とする請求
項1乃至15のいずれかに記載の軽量セメント製品の製
造方法。
Priority Applications (2)
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JP2705995A JPH08217569A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 軽量セメント製品の製造方法 |
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JP2705995A JPH08217569A (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | 軽量セメント製品の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001316165A (ja) * | 2000-02-25 | 2001-11-13 | Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd | 建築物の壁構造 |
JP2005193462A (ja) * | 2004-01-06 | 2005-07-21 | Nozawa Corp | 押出成形セメント板の製造方法及び押出成形セメント板の製造装置 |
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JP2013189348A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Kmew Co Ltd | 成形板の製造方法 |
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