JPH08217140A - インクジェット記録カートリッジ用物流包材 - Google Patents

インクジェット記録カートリッジ用物流包材

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JPH08217140A
JPH08217140A JP3126395A JP3126395A JPH08217140A JP H08217140 A JPH08217140 A JP H08217140A JP 3126395 A JP3126395 A JP 3126395A JP 3126395 A JP3126395 A JP 3126395A JP H08217140 A JPH08217140 A JP H08217140A
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JP
Japan
Prior art keywords
ink
packaging material
recording cartridge
ink tank
ink jet
Prior art date
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Pending
Application number
JP3126395A
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English (en)
Inventor
Keiichiro Tsukuda
圭一郎 佃
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】インクタンクが外れることのない、安価で信頼
性の高いインクジェット記録カートリッジ用物流包材を
提供する。 【構成】包材502の内壁の所定部にインクジェット記
録カートリッジ501を固定するための複数のリブ50
2a,502b,503cが一体的に形成されている。
リブ502cと包材の内壁とによりインクジェット記録
カートリッジ501を固定することにより、ラッチレバ
ー306が保護される。リブ502aがタンクを保持
し,502bがインクジェット記録カートリッジ501
の底面を保持することにより、インクタンクを直接固定
している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクを収容するイン
クタンクとこのインクタンクが着脱可能に取り付けれた
インクジェット記録ヘッドとを有するインクジェット記
録カートリッジの物流包材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、布、プラスチックシート、O
HP用シート等の記録媒体(以下、単に記録紙ともい
う)に対して記録を行う記録装置としては、種々の記録
方式、例えばワイヤードット方式、感熱方式、熱転写方
式、インクジェット方式を用いた記録ヘッドを搭載した
ものが提案されている。これらのうち、インクジェット
方式を用いた記録装置(インクジェット記録装置)につ
いては、情報処理システムの出力手段、例えば複写機、
ファクシミリ、電子タイプライタ、ワードプロセッサ、
ワークステーション等の出力端末としてのプリンタ、あ
るいはパーソナルコンピュータ、ホストコンピュータ、
光ディスク装置、ビデオ装置等に具備されるハンディま
たはポータブルプリンタとして利用され、商品化されて
いる。
【0003】インクジェット記録装置の記録ヘッドに
は、吐出口からインクを吐出するためのエネルギーを発
生するエネルギー発生素子として、ピエゾ素子などの電
気機械変換対を用いたもの、レーザなどの電磁波を照射
して発熱させ、この発熱による作用でインク滴を吐出さ
せるもの、あるいは発熱抵抗体を有する電気熱変換素子
によって液体を加熱させてインク滴を吐出させるもの等
を用いたものがある。このような記録ヘッドには、イン
クを供給するためのインクタンクが取り付けられてい
る。
【0004】上記記録ヘッドに取り付けられるインクタ
ンクとしては、インク吸収体と、このインク吸収体を収
納する容器と、これらを封止するためのふた部材とより
構成されるものが一般的であり、インクジェット記録装
置の記録ヘッドには、このようなインクタンクと一体化
されたチップタイプのものと、インクタンクと着脱自在
に結合するタイプのものとがある。このようにインクタ
ンクと記録ヘッドが一体的に、あるいは着脱自在に結合
したものをインクジェット記録カートリッジと呼ぶ。
【0005】上記いずれのタイプのものにおいても、近
年使いやすさ、信頼性の面から種々の使い捨てのインク
ジェット記録カートリッジが提案されており、物流中の
信頼性を得るためにもその物流包材は比較的堅牢なもの
が使用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のインクジェット
記録カートリッジ用物流包材には、以下のような問題が
ある。
【0007】上述のインクジェット記録カートリッジの
うち、インクタンクが記録ヘッドに着脱自在に取り付け
られたものにおいては、物流時に大きな衝撃が加わった
場合や、インクタンクとインクタンクホルダ(インクタ
ンクが取り付けられる部分)のジョイント部に衝撃を受
けた場合には、インクタンクとインクタンクホルダが外
れてしまう可能性があり、インクタンクがインクタンク
ホルダから外れた状態で物流が続けられてしまうと、イ
ンクタンクのインク供給口からインクが漏れてしまう
他、3色一体となっているようなカラーインクタンクな
どにおいては、インクの混色が発生してしまうといった
ことが起こるといった事態が予想される。このように、
従来の包材においては、上記物流中の衝撃によるインク
の漏れ等を考慮すると、物流形態の信頼性の低下が懸念
される。なお、インクタンクをインクタンクホルダに確
実に取り付けるために保持部材を使用することは、部品
点数が増え、コストアップの原因となってしまう。
【0008】本発明の目的は、上記問題を解決し、少な
い部品点数でインクタンクをインクタンクホルダに確実
に取り付けることのできる、安価で信頼性の高いインク
ジェット記録カートリッジ用物流包材を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のインクジェット
記録カートリッジ用物流包材は、記録ヘッドに1つ以上
のインクタンクが着脱可能に取り付けられたインクジェ
ット記録カートリッジの物流包材であって、前記インク
ジェット記録カートリッジを収納し、その内壁の所定部
にインクジェット記録カートリッジを固定するための複
数の保持部材が一体的に形成されていることを特徴とす
る。
【0010】上記包材において、インクタンクの所定部
には着脱を行うためのラッチレバーが設けられており、
前記ラッチレバーを保護するように、保持部材の少なく
とも1つと包材の内壁とによりインクジェット記録カー
トリッジが固定されていてもよい。
【0011】さらに、記録ヘッドには複数のインクタン
クが取り付けられており、保持部材が、前記複数のイン
クタンクを保持する第1の保持部材と、前記記録ヘッド
の底面を保持する第2の保持手段とを有するものであっ
てもよい。
【0012】さらに、包材が、プラスチック材料により
成形されたものであってもよく、例えばポリプロピレン
もしくはポリエチレンまたはポリエステルにより成形さ
れたものであってもよい。
【0013】さらに、包材が、アルミニュウムにより成
形されたものであってもよい。
【0014】
【作用】本発明のインクジェット記録カートリッジ用物
流包材では、包材内に収納されたインクジェット記録カ
ートリッジは、その包材内壁の所定部に形成されている
複数の保持部材によって固定されるので、物流中に大き
な衝撃がこの包材に加わっても、インクタンクが記録ヘ
ッドから外れることはない。また、保持部材は包材内壁
に一体に形成されているので、部品点数が多くなってコ
スト高になるということはない。
【0015】本発明のうち保持部材の少なくとも1つが
ラッチレバーを保護するものにおいては、インクタンク
のラッチレバーは保持部材によって保護されているの
で、物流中に大きな衝撃がこの包材に加わっても、衝撃
によりラッチレバーが変形することはない。したがっ
て、物流中にラッチレバーが変形してインクタンクが記
録ヘッドから外れることはない。
【0016】本発明のうち複数のインクタンクが保持部
材によって固定されるものにおいては、保持部材が各イ
ンクタンクを直接保持しているので、仮に物流中にラッ
チレバーが変形したとしてもインクタンクが記録ヘッド
から外れることはない。
【0017】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0018】図1はカラーインクジェット記録装置に用
いられているカラーインクジェット記録カートリッジの
上面図、図2は図1に示すカラーインクジェット記録カ
ートリッジのインクタンクとインクタンクホルダとを分
離した状態を示す斜視図である。
【0019】101はブラックインクタンク、102は
カラーインクタンクであり、これらインクタンクはイン
クタンクホルダ103内に収納される。インクタンクホ
ルダ103内は仕切り板204によって仕切られてお
り、この仕切られた部分に各インクタンクがそれぞれ収
納される。ブラックインクタンク101、カラーインク
タンク102には、収納の際にインクタンクを固定する
ためのひっかけ用爪205が設けられている。
【0020】図3は、図1のE−E断面図である。30
1はインクタンクであり、そのタンク内は、イエロー、
マゼンタ、シアンのインクをそれぞれ収容できるよう2
枚の仕切り板302fによって仕切られている。この仕
切られた各インク収容部には、イエロー、マゼンタ、シ
アンのインクを含浸させたインク吸収体303a,30
3b,303cが設けられている。
【0021】上記各インク収容部には、ノズル部201
に通ずるインク流路304がそれぞれ設けられており、
各インク吸収体303a,303b,303cに含浸さ
せたインクは、それぞれインク流路304を通ってノズ
ル部201に供給され、インク滴となって吐出される。
【0022】カラーインクタンク102には、弾性をも
ったラッチレバー306が設けられており、このラッチ
レバー306にはタンクをインクタンクホルダ103に
収納し固定するためのラッチ爪305が設けられてい
る。インクタンクホルダ103には、カラーインクタン
ク102のラッチ爪305が当接する部分に、このラッ
チ爪305を嵌込むためのラッチ爪係合穴305が設け
られている。カラーインクタンク102をインクタンク
ホルダ103に収納し固定する場合は、図2に示すカラ
ーインクタンク102のひっかけ用爪205をインクタ
ンクホルダ103に設けられたひっかけ用爪係合穴(不
図示)に嵌込み、そしてカラーインクタンク102のラ
ッチ爪305をインクタンクホルダ103のラッチ爪係
合穴305に嵌込むことにより固定する。このカラーイ
ンクタンク102の着脱は、ラッチレバー306を操作
することにより行われる。
【0023】図4は、図1に示すカラーインクタンク1
02の底面図である。カラーインクタンク102の底面
には、該カラーインクタンク102内に設けられた各イ
ンク収容部毎に、イエロー、マゼンタ、シアンのインク
にそれぞれ対応するインク供給口401a,401b,
401cが設けられている。これらインク供給口401
a,401b,401cを通じてノズル部201にイン
クが供給される。なお、図示はされていないが、ブラッ
クインクタンク101にも同じ様なインク供給口が設け
られている。
【0024】図5〜図7は、本発明の一実施例のインク
ジェット記録カートリッジ用物流包材を説明するための
図で、図5にインクジェット記録カートリッジを挿入し
た状態のインクジェット記録カートリッジ用物流包材、
図6にインクジェット記録カートリッジが挿入されてい
ない状態のインクジェット記録カートリッジ用物流包材
を示し、図7に図6のC−C断面図を示す。
【0025】501はインクジェット記録カートリッ
ジ、502はインクジェット記録カートリッジ501を
収納するポリプロピレン等からなる包材である。502
a,502b,502cは包材502の内壁に一体的に
形成されたリブで、収納されたインクジェット記録カー
トリッジ501を固定するものである。なお、ここで
は、インクジェット記録カートリッジ501として上述
の図1に示すカラーインクジェット記録カートリッジが
用いられ、このインクジェット記録カートリッジ501
は、ブラックインクタンク101が奥(包材502の底
側)になるように収納される。
【0026】インクジェット記録カートリッジ501の
前後方向(図示)は、リブ502cと包材502の反対
側の内壁(リブ502cが設けられた内壁と対向する内
壁)とによってがたつかないように位置決めされてい
る。本実施例では、リブ502cによりインクジェット
記録カートリッジ501のラッチレバー306側が固定
されている。これにより、物流中における落下、振動等
によってラッチレバー306が包材502の内壁に当た
り、各インクタンク101,102がインクホルダ10
3から抜けてしまうことを防止している。
【0027】インクジェット記録カートリッジ501の
上下方向(図示)は、リブ502aとリブ502bとに
よってがたつかないように位置決めされている。本実施
例では、リブ502aがインクジェット記録カートリッ
ジ501の上部(インクタンク側)を、リブ502bが
下部を固定している。これにより、各インクタンク10
1,102がインクホルダ103から抜けてしまうこと
を直接防止している。
【0028】上記リブ502aは、図7に示すようにブ
ラックインクタンク101とカラーインクタンク102
の両方を固定している。包材の収納性を考えた場合、あ
まりこのリブ502aを伸ばすと、カートリッジが収納
された包材を例えばケース等に詰め込む際に非常にかさ
ばることとなる。本実施例では、インクジェット記録カ
ートリッジ501を幅の狭いブラックインクタンク10
1が包材502の底面にくるように収納し、ブラックイ
ンクタンク101の全体とカラーインクタンク102の
一部(全体の1/5程度)を固定するようリブ502a
を設けている。この状態では、図1に示すようにカラー
インクタンク102のラッチレバー部がブラックインク
タンク101側にあり、そのラッチレバー部の位置近傍
がリブ502aにて固定されているので、そのラッチレ
バー部が物流中に衝撃等により変形したとしても、カラ
ーインクタンク102がインクタンクホルダ103から
抜けることはない。
【0029】また、リブ502a,502bとインクジ
ェット記録カートリッジ501とのクリアランスは、
0.5mm程度となっている。このクリアランス値は、
各インクタンク101,102がインクホルダ103か
ら外れた場合において、インクタンクがインクホルダか
ら飛び出さず、しかもインク漏れも発生しない値となっ
ている。
【0030】なお、リブ502aによるインクジェット
記録カートリッジ501の固定は、リブ502aを用い
ず包材502の内壁面で行うようにしてもよいが、この
場合は、射出成形において成形品に抜きテーパが付いて
しまうため、寸法管理がむずかしくなる。
【0031】物流の際には、インクジェット記録カート
リッジを収納した後、包材502は、上面にアルミ蒸着
あるいはアルミラミネートのフィルム等を貼り付けられ
て密封される。このようにしてインクジェット記録カー
トリッジが収納された包材502では、物流中に大きな
衝撃がこの包材に加わったとしても、インクタンクがイ
ンクホルダから外れたりすることがないため、信頼性の
高い物流形態を提供することができる。
【0032】なお、本実施例において、包材502には
ポリプロピレンを用いているが、これに限定されるもの
ではなく、対衝撃性に優れていること、インクの蒸発を
防げること等インクジェット記録カートリッジの物流に
適当なものであれば例えば、ポリエチレン、ポリエステ
ル等を用いてもよい。さらには、包材502は上記樹脂
材料により成形されたものに限らず、アルミニュウム等
加工しやすい金属材料を用いてもよい。
【0033】また、成形方法も射出成形に限られるもの
ではなく、ブロー成形、真空成形等を用いてもよい。
【0034】また、リブ502aのインクジェット記録
カートリッジ501に対する押え位置や押え幅は図面に
記載した以外の状態であってもよく、例えばインクタン
クホルダ内に取り付けられるインクタンクの数、インク
タンクの形状やラッチレバー部の位置に合わせて決定し
てもよい。
【0035】次に、記録用のエネルギーとして電気熱変
換体の発生する熱エネルギーを利用して、吐出口からイ
ンクを吐出させて記録を行うインクジェット記録方式の
インクジェット記録ヘツドを用いた前述インクジェット
記録装置について更に詳細に説明する。
【0036】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4,723,129号明細書、同第4,
740,796号明細書に開示されている基本的な原理
を用いて行うものが好ましい。
【0037】この方式は所謂オンデマンド型、コンテイ
ニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特に、オン
デマンド型の場合には、記録液(インク)が保持されて
いるシートや液路に対応して配置されている電気熱変換
体に、記録情報に対応していて前記記録液に核沸騰を越
える急速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号
を印加することによって、電気熱変換体に熱エネルギを
発生せしめ、記録ヘッドの熱作用面近傍の記録液を膜沸
騰させる。そして結果的にこの駆動信号に一対一で対応
して記録液内の気泡を形成できるので有効である。
【0038】この気泡の成長、収縮過程において生ずる
作用力によって記録液を大気中に吐出させて、少なくと
も1つの滴を形成する。
【0039】この駆動信号をパルス形状とすると、即時
適切に気泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優
れた記録液の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4,463,3
59号明細書、同第4,345,262号明細書に記載
されているようなものが適している。
【0040】なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4,313,124号明細書に記載さ
れている条件を採用すると、さらに優れた記録を行うこ
とができる。
【0041】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口、液路、電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4,558,333号明細書、米国特許第
4,459,600号明細書を用いた構成も本発明に含
まれるものである。
【0042】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッド、あるいは、上述した明細書に開示されているよ
うな複数記録ヘツドの組み合せによって、その長さを満
たす構成や一体的に形成された1個の記録ヘッドとして
の構成のいずれでもよいが、いずれの場合でも本発明
は、上述した効果を一層有効に発揮することができる。
【0043】加えて、装置本体に装着されることで、装
置本体との電気的な接続や装置本体からのインクの供給
が可能になる交換自在のチップタイプの記録ヘッド、あ
るいはインク供給タンクが記録ヘッド自体に一体的に設
けられたカートリッジタイプの記録ヘッドを用いた場合
にも本発明は有効である。
【0044】また、本発明の記録装置の構成として設け
られる、記録ヘッドに対しての回復手段、予備的な補助
手段等を付加することは、本発明の効果を一層安定でき
るので好ましいことである。
【0045】これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対しての、キャッピング手段、クリーニング手段、加圧
あるいは吸引手段、電気熱変換体あるいはこれとは別の
加熱素子あるいはこれらの組み合せによる予備加熱手段
等を付加すること、あるいは記録とは別の予備吐出を行
う予備吐出モードを行うことも安定した記録を行うため
に有効であるため、複数個設けられるものであっても良
い。
【0046】更に、記録装置の記録モードとしては黒色
等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘッド
を一体的に構成するか複数この組み合せによってでもよ
いが、ことなる色の複色カラーまたは混色によるフルカ
ラーの少なくとも1つを備えた装置にも本発明は極めて
有効である。
【0047】また更に、以上説明した本発明実施例にお
いては、インクを液体として説明しているが、例えば室
温やそれ以下で固化するインクであっても記録信号付与
時にインクが液状あるいは軟化をなすものであれば良
い。
【0048】本発明においては、上述したインクに対し
てもっとも有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行す
るものである。
【0049】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0050】請求項1から請求項3に記載のものにおい
ては、インクタンクが記録ヘッドのインクタンクホルダ
から外れることはないので、信頼性の高い物流形態を実
現することができるという効果がある。さらに、保持部
材は包材内壁に一体的に形成されているので、部品点数
の少ない安価な包材を提供することができるという効果
がある。
【0051】請求項4および請求項6に記載のものにお
いては、上記効果を有する安価な包材を実現することが
できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラーインクジェット記録装置に用いられてい
るカラーインクジェット記録カートリッジの上面図であ
る。
【図2】図1に示すカラーインクジェット記録カートリ
ッジのインクタンクとインクタンクホルダとを分離した
状態を示す斜視図である。
【図3】図1のE−E断面図である。
【図4】図1に示すカラーインクタンク102の底面図
である。
【図5】インクジェット記録カートリッジを挿入した状
態のインクジェット記録カートリッジ用物流包材を示す
図である。
【図6】インクジェット記録カートリッジが挿入されて
いない状態のインクジェット記録カートリッジ用物流包
材を示す図である。
【図7】図6のC−C断面図である。
【符号の説明】
101 ブラックインクタンク 102 カラーインクタンク 103 インクタンクホルダ 201 ノズル部 204 仕切り板 205 ひっかけ用爪 301 インクタンク 302f 仕切り板 303a,303b,303c インク吸収体 304 インク流路 305 ラッチ爪 306 ラッチ爪係合穴 401a,401b,401c インク供給口 501 インクジェット記録カートリッジ 502 包材 502a,502b,502c リブ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドに1つ以上のインクタンクが
    着脱可能に取り付けられたインクジェット記録カートリ
    ッジの物流包材であって、 前記インクジェット記録カートリッジを収納し、その内
    壁の所定部にインクジェット記録カートリッジを固定す
    るための複数の保持部材が一体的に形成されていること
    を特徴とするインクジェット記録カートリッジ用物流包
    材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインクジェット記録カ
    ートリッジ用物流包材において、 インクタンクの所定部には着脱を行うためのラッチレバ
    ーが設けられており、前記ラッチレバーを保護するよう
    に、保持部材の少なくとも1つと包材の内壁とによりイ
    ンクジェット記録カートリッジが固定されていることを
    特徴とするインクジェット記録カートリッジ用物流包
    材。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のインクジェット記録カ
    ートリッジ用物流包材において、 記録ヘッドには複数のインクタンクが取り付けられてお
    り、 保持部材が、前記複数のインクタンクを保持する第1の
    保持部材と、前記記録ヘッドの底面を保持する第2の保
    持手段とを有することを特徴とするインクジェット記録
    カートリッジ用物流包材。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のインクジェット記録カ
    ートリッジ用物流包材において、 包材が、プラスチック材料により成形されたものである
    ことを特徴とするインクジェット記録カートリッジ用物
    流包材。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のインクジェット記録カ
    ートリッジ用物流包材において、 包材が、ポリプロピレンもしくはポリエチレンまたはポ
    リエステルにより成形されたものであることを特徴とす
    るインクジェット記録カートリッジ用物流包材。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のインクジェット記録カ
    ートリッジ用物流包材において、 包材が、アルミニュウムにより成形されたものであるこ
    とを特徴とするインクジェット記録カートリッジ用物流
    包材。
JP3126395A 1995-02-21 1995-02-21 インクジェット記録カートリッジ用物流包材 Pending JPH08217140A (ja)

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