JPH08216175A - 発泡樹脂成形板の製造装置 - Google Patents

発泡樹脂成形板の製造装置

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JPH08216175A
JPH08216175A JP7024287A JP2428795A JPH08216175A JP H08216175 A JPH08216175 A JP H08216175A JP 7024287 A JP7024287 A JP 7024287A JP 2428795 A JP2428795 A JP 2428795A JP H08216175 A JPH08216175 A JP H08216175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foamed resin
conveyor
resin molded
stirring
resin material
Prior art date
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Pending
Application number
JP7024287A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Yoshida
達夫 吉田
Ichiro Kanamori
一郎 金守
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
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Priority to JP7024287A priority Critical patent/JPH08216175A/ja
Publication of JPH08216175A publication Critical patent/JPH08216175A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 密度の均一な発泡樹脂成形板を、歩留り良く
製造可能な発泡樹脂成形板の製造装置を提供すること。 【構成】 コンベア1上に供給される液状の発泡樹脂材
料を堰止めるとともに、下をくぐり抜けた発泡樹脂材料
を板状に成形する堰止め部を設け、前記堰止め部5の上
流側に堰止められた発泡樹脂材料を攪拌する攪拌機構を
設けた発泡樹脂成形板の製造装置において、外周面に多
数の凹凸を形成した攪拌ローラー6を、前記コンベア1
の幅方向に沿った軸心周りに回動自在に支持し、前記攪
拌ローラー6をコンベア1の搬送方向に往復移動させる
往復移動機構をもって前記攪拌機構を構成してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンベア上に供給され
る液状の発泡樹脂材料を堰止めるとともに、下をくぐり
抜けた発泡樹脂材料を板状に成形する堰止め部を設け、
前記堰止め部の上流側に堰止められた発泡樹脂材料を攪
拌する攪拌機構を設けた発泡樹脂成形板の製造装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の発泡樹脂成形板の製造装
置は、外周面に多数の凹凸を形成した攪拌ローラーを、
前記コンベアの搬送方向に沿った軸心周りに回動自在に
支持し、前記ローラーをコンベアの幅方向に往復移動さ
せる往復機構をもって前記攪拌機構を構成してあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の発泡樹
脂成形板の製造装置によれば、前記攪拌ローラーの外周
面に多数の凹凸を形成してあるので、前記攪拌ローラー
を往復移動させることで前記発泡樹脂を硬化しにくいよ
うに攪拌しつつ、圧縮して脱泡出来るものの、前記攪拌
ローラーが往復移動する際の折り返し部分(すなわち、
コンベアの幅方向における両端部分)で前記発泡樹脂材
料を堰止め、前記せき止め部をくぐり抜ける発泡樹脂材
料の量を減少させるなど、前記発泡樹脂材料は特に幅方
向において均一な板状にならず、その厚みの不均一な板
状体を発泡成形すると、密度の不均一な発泡樹脂成形板
が製造されてしまう可能性があり、歩留りが低下するな
どの問題点があった。
【0004】従って、本発明の目的は、上記実情に鑑
み、密度の均一な発泡樹脂成形板を、歩留り良く製造可
能な発泡樹脂成形板の製造装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、攪拌ローラー
が往復移動する際の折り返し時に、ほとんど停止した状
態で前記板状体の搬送方向に逆らって前記板状体に対し
て相対移動し、その時、攪拌ローラーが必要以上の発泡
樹脂材料をせき止めるため、前記せき止め部をくぐり抜
ける発泡樹脂材料の量を減少させる点に着目して成され
たものであって、コンベア上に供給される液状の発泡樹
脂材料を堰止めるとともに、下をくぐり抜けた発泡樹脂
材料を板状に成形する堰止め部を設け、前記堰止め部の
上流側に堰止められた発泡樹脂材料を攪拌する攪拌機構
を設けた発泡樹脂成形板の製造装置において、上記目的
を達成するための本発明の特徴構成は、外周面に多数の
凹凸を形成した攪拌ローラーを、前記コンベアの幅方向
に沿った軸心周りに回動自在に支持し、前記攪拌ローラ
ーをコンベアの搬送方向に往復移動させる往復機構をも
って前記攪拌機構を構成してあることにあり、その作用
効果は以下の通りである。
【0006】
【作用】つまり、攪拌ローラーをコンベアの搬送方向に
往復移動させるから、前記堰止め部の上流側に堰止めら
れた発泡樹脂材料を攪拌する事が出来、また、前記攪拌
ローラーは、外周面に多数の凹凸を形成し、前記コンベ
アの幅方向に沿った軸心周りに回動自在に支持してある
から、前記発泡樹脂材料を攪拌しながら良好に圧縮・脱
泡出来るとともに、前記攪拌ローラーは、往復移動する
際の折り返し時に、前記堰止め部の特定位置(特にコン
ベアの幅方向における両端部分)においてほとんど停止
した状態になるものではないので、その特定位置におい
て前記堰止め部をくぐり抜ける発泡樹脂材料の量を減少
させるなどの不都合は生じにくい。
【0007】
【発明の効果】従って、前記発泡樹脂材料は特に幅方向
において均一な厚さの板状体に成形され易く、その板状
体を発泡成形すると、密度の均一な発泡樹脂成形板が製
造されやすいので、歩留りが低下するなどの問題点が起
きにくい。
【0008】尚、前記堰止め部は、ドクターナイフ、ド
クターロールで形成してあれば一般的で簡単な構成で、
厚みの均一な板状態を製造しやすく、特に、ドクターロ
ールを用いた場合には、その堰止め部にも前記発泡樹脂
を攪拌する作用を持たせることが出来るので前記板状態
を均一な厚さに成形しやすい。さらに、前記ドクターロ
ールをコンベアの半双方向に往復移動自在に構成してあ
れば、なお一層樹脂材料が一定厚さになりやすく密度の
均一な発泡樹脂成形板の製造に役立つ。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1に示すように、発泡樹脂成形板の製造装置
は、コンベア1を設け、コンベア1上に樹脂膜2aを供
給する樹脂膜供給装置2、前記コンベア1上にフェノー
ル樹脂3aを供給する樹脂供給装置3、ガラス繊維不織
布4aを供給するガラス繊維供給装置4をそれぞれ複数
設けて構成してある。
【0010】また、各樹脂供給装置3によりフェノール
樹脂3aの供給される樹脂供給部1Aの下流には、上流
から搬送されるフェノール樹脂3aを堰止めるドクター
ナイフ5を設け、上に供給されるフェノール樹脂3aを
堰止めるとともに、下をくぐり抜けたフェノール樹脂3
aを板状に成形自在に構成してある。また、前記フェノ
ール樹脂3aが堰止められる樹脂溜まり部1Bには、攪
拌ローラー6を設けてある。
【0011】図2に示すように、前記攪拌ローラー6
は、外周面にネジ山を形成してなり、前記攪拌ローラー
6を、前記コンベア1の幅方向に沿った軸心周りに回動
自在に支持し、前記攪拌ローラー6をコンベア1の搬送
方向に往復移動させる往復移動機構7を連設して、前記
樹脂溜まり部1Bにおいてフェノール樹脂3aを攪拌す
る攪拌機構Aを構成してある。
【0012】このような構成により、全体として樹脂被
膜2a、フェノール樹脂3a、ガラス繊維不織布4a、
フェノール樹脂3a、ガラス繊維不織布4a、フェノー
ル樹脂3a、樹脂被膜2aが順に積層された板状体Bが
形成され、コンベア1の下流に搬送される。
【0013】前記板状体Bは、前記コンベア1の下流の
発泡硬化装置(図示せず)に搬送され、前記樹脂被膜2
a間で発泡されるとともに、前記ガラス繊維不織布4a
がその発泡作用によって解繊され、フェノール樹脂3a
中にガラス繊維が全体に均一に分散した状態で一体に完
全硬化し、次いで、前記樹脂被膜2aを剥離したり、表
面を削ったりする表面加工を行う加工装置(図示せず)
に搬送され、表面加工を施し、切断され製品となる。
【0014】以下に別実施例を説明する。先の実施例で
は、液状の樹脂材料を堰止め板状に成形するのに、ドク
ターナイフ5を用いたが、円筒状のドクターロール51
であってもよく(図3参照)、これらの液状の樹脂材料
を堰止める機能を有する部分を総称して堰止め部と呼
ぶ。さらには、そのドクターロール51をコンベア1の
搬送方向に往復移動自在に構成してあってもよく、たと
え、前記攪拌機構Aによっても尚前記板状体に厚みの不
均一さが残ったとしても、前記ドクターロール51によ
ってその厚みの不均一さを均す事が出来るようになる。
【0015】尚、先の実施例におけるフェノール樹脂は
発泡樹脂材料の一例であって、ユリア樹脂、不飽和ポリ
エステル樹脂等を主材としてなる発泡樹脂材料であって
もよく、前記攪拌ローラーは、外周面にネジ山を設けた
ものに限らず、凹凸面を形成してあるものであれば前記
発泡樹脂材料を圧縮して、ガラス繊維不織布中に含浸さ
せながら脱泡させやすく、かつ、前記発泡樹脂材料を硬
化させないように攪拌できる。また、前記往復移動機構
7についても、前記攪拌ローラーを前記コンベア1の両
端で保持して油圧シリンダにより駆動する構成など、種
々の形態を採用することが出来、それらを往復機構と称
し、前記攪拌ローラーの往復移動により前記発泡樹脂材
料を攪拌する構成を攪拌機構と総称する。
【0016】尚、特許請求の範囲の項に、図面との対照
を便利にするために符号を記すが、該記入により本発明
は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】発泡樹脂成形板の製造装置の全体側面図
【図2】攪拌機構の全体斜視図
【図3】別実施例における攪拌機構の縦断側面図
【符号の説明】
1 コンベア 3a 発泡樹脂材料 5 堰止め部 6 攪拌ローラー 7 往復移動機構 A 攪拌機構

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベア(1)上に供給される液状の発
    泡樹脂材料(3a)を堰止めるとともに、下をくぐり抜
    けた発泡樹脂材料(3a)を板状に成形する堰止め部
    (5)を設け、前記堰止め部(5)の上流側に堰止めら
    れた発泡樹脂材料(3a)を攪拌する攪拌機構(A)を
    設けた発泡樹脂成形板の製造装置であって、 外周面に多数の凹凸を形成した攪拌ローラー(6)を、
    前記コンベア(1)の幅方向に沿った軸心周りに回動自
    在に支持し、前記攪拌ローラー(6)をコンベア(1)
    の搬送方向に往復移動させる往復移動機構(7)をもっ
    て前記攪拌機構(A)を構成してある発泡樹脂成形板の
    製造装置。
  2. 【請求項2】 前記堰止め部(5)を、ドクターナイフ
    で形成してある請求項1記載の発泡樹脂成形板の製造装
    置。
  3. 【請求項3】 前記堰止め部(5)を、ドクターロール
    で形成してある請求項1〜2のいずれかに記載の発泡樹
    脂成形板の製造装置。
  4. 【請求項4】 前記ドクターロールを、コンベア(1)
    の搬送方向に往復移動自在に構成してある請求項1〜3
    のいずれかに記載の発泡樹脂成形板の製造装置。
JP7024287A 1995-02-13 1995-02-13 発泡樹脂成形板の製造装置 Pending JPH08216175A (ja)

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JP7024287A JPH08216175A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 発泡樹脂成形板の製造装置

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ID=12133971

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JP7024287A Pending JPH08216175A (ja) 1995-02-13 1995-02-13 発泡樹脂成形板の製造装置

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JP (1) JPH08216175A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160431A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 積水化学工業株式会社 フェノール樹脂発泡体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017160431A (ja) * 2016-03-07 2017-09-14 積水化学工業株式会社 フェノール樹脂発泡体

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