JPH08216037A - レンチ及びレンチの工具本体 - Google Patents

レンチ及びレンチの工具本体

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JPH08216037A
JPH08216037A JP2423595A JP2423595A JPH08216037A JP H08216037 A JPH08216037 A JP H08216037A JP 2423595 A JP2423595 A JP 2423595A JP 2423595 A JP2423595 A JP 2423595A JP H08216037 A JPH08216037 A JP H08216037A
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JP
Japan
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handle
pair
wrench
recess
head
Prior art date
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JP2423595A
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English (en)
Inventor
Eiji Nakayama
栄二 中山
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NAKAYAMA MIIKO
Original Assignee
NAKAYAMA MIIKO
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Publication date
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドルと工具本体を切換えの他に直結もで
きるレンチを提供することを目的とする。 【構成】 ハンドル11の先端部15が回動かつ進退自在に
挿入する筒部16の先端に隔壁20を介して円孔21をヘッド
12設ける。工具本体14を取付ける回転体13を設けるは円
孔21には円弧状の凹所21Aを形成する。隔壁20に形成さ
れた左右一対の貫通孔22,22Aに先端に傾斜面26,26A
を有する摺動ピン25,25Aを設ける。摺動ピン25,25A
と前記回転体21の凹部21Aとの間に、溝34に係止可能な
ストッパー27,27Aを設ける。ストッパー27,27A間に
板ばね28を設ける。 【効果】 ハンドル11の操作により、ハンドル11、ヘッ
ド12、回転体13、工具本体14を直結できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンドルの先端に設け
られたヘッドに各種の工具本体が選択的に取付けられる
レンチ及びレンチの工具本体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のものとは従来技術の図9
に示すようにハンドル1の先端のヘッド2に操作部3に
より選択的に一方向へ回転する回転体4が設けられ、さ
らに前記回転体4には角状軸5が突設しており、該軸5
にソケット6が挿入して取付けられるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては、
ソケット6をボルト7に挿入した状態で、操作部3によ
る切替えにより選択的に一方向へ回転できるようにして
前記ボルト7を締めたり、或いは弛めたりすることがで
きるが、ハンドル1とソケット6を直結状態にして作業
することはできなかった。
【0004】特に、近年の産業用生産機械は超ハイテク
機械とロボットが一体化され、さらに小型化されてい
る。このような機械として使用される締付けボルトは、
螺子部の頭部に六角孔が形成されたスクリューボルトが
使用されている。このようなスクリューボルトでは、図
9に示すような従来のものでは対応することができず、
角棒をL形に形成したいわゆるヘクスレンチに頼らざる
を得なかった。
【0005】そこで、本発明は前記問題を解決してヘク
スレンチの特長とラチェットレンチの特長の二面を備え
たレンチで、右回り左回りと切換えでき、他に直結もで
きるハンドルを回すことにより簡単に使用できるレンチ
を提供することを目的とする。また本発明は工具主体を
簡単に着脱できるレンチを提供することを目的とする。
さらに本発明は頭部に角孔を形成したボルトなどに対応
することができるレンチの工具本体を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1のレンチは、軸
状のハンドルと、該ハンドルの先端部が回動かつ進退自
在に挿入する筒部の先端に隔壁を介して前記筒部の軸線
と直交する方向に円孔を設けたヘッドと、前記円孔に形
成され前記隔壁側に連設された凹所と、前記円孔に回動
自在に嵌合され工具本体を取付けると共に周面に凹部が
連続して設けられた回転体と、前記隔壁に形成された左
右一対の貫通孔と、該左右一対の貫通孔を夫々貫通し外
側が突設するように傾斜した先端部を有する摺動ピン
と、前記ハンドルの先端部に設けられ前記左右一対の摺
動ピンに対向して該摺動ピンを前記回転体側に付勢する
弾性体と、前記左右一対の摺動ピンの先端部と前記回転
体の凹部との間に夫々配設され前記凹所に係止可能なス
トッパーと前記隔壁と前記回転体の間に介在され前記一
対のストッパー間に介在し該一対のストッパーを付勢す
る弾性体を具備したことを特徴とする。
【0007】請求項2記載のレンチは、ハンドルの先端
に設けられたヘッドに工具主体の基端が挿入する取付け
孔が設けられたレンチにおいて、前記取付け孔の周面に
弾性リングが設けられると共に、前記工具主体の周面に
は前記弾性リングが係止可能な溝が形成されたことを特
徴とする。
【0008】請求項3記載のレンチの工具本体は、ハン
ドルの先端に設けられたヘッドに取付けられるレンチの
工具本体において、前記工具本体は角柱状であることを
特徴とする。
【0009】
【作用】前記請求項1記載の構成によって、前記ハンド
ル操作により前記摺動ピンを選択的に前記凹所に突設さ
せて前記ストッパーを前記凹所の所定位置に設定するこ
とにより、銭ハンドル、ヘッド、工具主体を直結状態と
したり、空回り可能状態とすることができる。
【0010】前記請求項2記載の構成によって、前記弾
性リングに工具主体の周面の溝を係止して抜け止めでき
る。
【0011】前記請求項3記載の構成によって、いわゆ
る頭部に角孔を形成したスクリュー形のボルトに対応す
ることができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明のー実施例を図1乃至図8を参
照して説明する。ハンドル11の先端側にはヘッド12が設
けられ、このヘッド12には回転体13が設けられると共
に、該回転体13に工具本体14が設けられている。
【0013】前記ハンドル11は断面が円形な軸状をなし
ており、その先端部15側は前記ヘッド12に設けられた筒
部16に回動かつ進退自在に挿入している。前記ハンドル
11にはピン17が貫通し突設しており、該ピン17は前記筒
部16に設けられた孔18Aに挿入されている。17Aは前記
ピン17の固定用雄螺子であり、その内側には角孔17Bが
形成されると共に前記孔18Aに螺着する。18は前記筒部
16の周方向に長く形成され前記ピン17が突設する横長孔
であり、この横長孔18に第1乃至第3の切欠き部19,19
A,19Bがハンドル11の基端に向けて形成されている。
したがって、ハンドル11を回動して前記ピン17を前記第
1乃至第3の切欠き部19,19A,19Bのいずれかに係止
できるようになっている。尚、第1の切欠き部19に対応
して左回し締めを意味する「L」、第2の切欠き部19A
に対応してストップを意味する「S」、第3の切欠き部
19Bに対応して右回し締めを意味する「R」が前記筒部
16に表示されている。
【0014】前記ヘッド12には前記筒部16と隔壁20を介
して円孔21が形成されている。該円孔21の軸線Xは、前
記ハンドル11の軸線Yと直交するように形成されてい
る。そして該円孔21には前記工具本体14を取付ける円柱
状の前記回転体13が回転可能に挿入している。さらに、
前記円孔21には凹所21Aが連設されている。この凹所21
Aは前記隔壁20側に平面が円弧状となって溝形に形成さ
れている。
【0015】前記隔壁20には前記筒部16側と円孔21、凹
所21Aとを連通するように貫通孔22,22Aが形成されて
いる。前記貫通孔22,22Aは軸線Yを中心として左右に
対称位置で配設されている。そして前記貫通孔22,22A
には夫々摺動ピン25,25Aが進退自在に挿入されてい
る。前記摺動ピン25,25Aは、凹所21A側に突設する先
端側を傾斜面26,26Aとしており、この傾斜面26,26A
はその外側端を内側端より突設させるように傾斜させて
いる。
【0016】27,27Aは前記凹所21Aの左右に配設され
るるストッパーを示しており、このストッパー27,27A
は後述する回転体13の溝に係合可能な細い軸からなり、
前記摺動ピン25,25Aの傾斜面26,26Aの内側に夫々配
設されている。そして、前記ストッパー27,27Aの間に
は該一対のストッパー27,27Aを前記傾斜面26,26Aに
付勢するように弾性体たる板ばね28が前記凹所21A設け
られている。この板ばね28は1枚のばね板本体を蛇腹状
に折曲げて、その両端を前記ストッパー27,27Aに接し
て該ストッパー27,27Aを夫々前記傾斜面26,26Aに接
するように付勢している。
【0017】前記先端部15には前記摺動ピン25,25Aに
対向可能に押圧体たる鋼製の球体30,30Aが設けられて
いる。前記球体30,30Aは夫々前記先端部15に形成され
た孔31,31Aに配設され、そして前記孔31,31Aには前
記球体30,30Aを介して前記摺動ピン25,25Aを回転体
13側に付勢する弾性体たるスプリング33,33Aが設けら
れている。そして前記孔31,31Aに配設されたスプリン
グ33,33Aにより前記球体30,30Aは夫々回転体13方向
に付勢されている。
【0018】前記回転体13の周面には前記ストッパー2
7,27Aが係合可能な半円状に切り欠かれた溝34…が回
転体13の軸心(円孔21の軸線X)に向けて等間隔に形成
されている。
【0019】さらに前記回転体13の中心には前記工具本
体14が挿入する正六角形状の取付け孔35が軸線X方向に
設けられている。また回転体13の上部には周面に溝36を
連続して設けた円盤状の操作部37が設けられている。そ
して前記取付け孔35には溝38を介してスナップリング等
の弾性リング39が装着され、また前記操作部37の下部周
面には溝40Aを介してスナップリング等の弾性リング40
が装着され、この弾性リング40は前記取付け孔35の上部
に形成された凹部41に摺動して前記工具本体14を押圧
できるようになっている。
【0020】前記工具本体14は前記正六角形状の取付
け孔35に挿入する正六角形状の取付け用軸42に連設して
正六角形状の作動用軸43が設けられている。この作動用
軸43がスクリュー式のボルト44の頭部45に形成された正
六角形な角孔46に嵌入してボルト44を締付けたり、また
弛めたりすることができる。尚、前記工具本体14はボル
ト44の大きさにより作動用軸43の大きさが各種のものが
予め準備されており、ボルト44に合せて適宜所定の大き
さの工具本体14が選択的に取付けられるものである。47
は前記取付け用軸42に形成され前記弾性リング39が嵌合
可能な溝である。
【0021】次に前記構成についてその作用を説明す
る。工具本体14を取付けるには、取付け用軸42を取付け
孔35に挿入すると、弾性リング39が溝47に嵌合して抜け
止めされてセットされる。同時に操作部37が上方に押し
上げられる。この状態で作動用軸43をボルト44の角孔46
に挿入する。
【0022】図1、図2、図6はハンドル11がヘッド12
を介して回転体13、工具本体14と直結して、前記ボルト
44を図中l,rのいずれの方向にも回動可能な状態を示
している。図6(D)に示すようにピン17は「S」を示
す第2の切欠き部19Aに係止され、図1及び図6(B)
(C)に示すようにスプリング33,33Aに付勢された球
体30,30Aが摺動ピン25,25Aに対向せず、また図1、
図2、図6(A)に示すようにストッパー27は板ばね28
により外側に押圧されて図3に示すように円弧状の凹所
21Aの端に押やられて該凹所21Aの端に接すると同時に
溝34に係合する。同時に板ばね28により外側に押圧され
たストッパー27は傾斜面26を介して摺動ピン25を後退さ
せるように押圧する。この結果ストッパー27は凹所21A
と溝34の間に圧着、いわゆるがじりの状態で介在し、ハ
ンドル11をr方向に回動した場合にはストッパー27によ
りハンドル11とヘッド12、ヘッド12と回転体13、回転体
13と工具本体14が直結状態となる。同様に、ストッパー
27Aは板ばね28により外側に押圧されて円弧状の凹所21
Aの他方の端に押やられて該凹所21Aの端に接すると同
時に溝34に係合する。この結果ストッパー27Aは凹所21
Aと溝34の間に圧着の状態で介在し、ハンドル11をl方
向に回動した場合にはストッパー27Aによりが直結状態
となる。したがって、この状態ではボルト44をr,lい
ずれの方向にも回すことができる。尚、この状態ではス
プリング33,33Aにより付勢された球体30,30Aが隔壁
20に当たるために、ハンドル11はヘッド12に離れるよう
に付勢され、この結果ピン17が第2の切欠き部19Aに係
止し続ける。
【0023】図7はハンドル11がヘッド12を介して回転
体13、工具本体14と直結して、前記ボルト44を図中r方
向のみに回動可能とし、l方向では空回りとなる状態を
示している。前記図6の状態から図7の状態とするに
は、まずハンドル11をやや押圧して第2の切欠き部19A
との係止を解除し、次にハンドル11を回動してピン17を
第3の切欠き部19Bに係止する。したがって図7(D)
に示すようにピン17は「R」を示す第3の切欠き部19B
に係止され、図7(B)(C)に示すようにスプリング
33に付勢された球体30が摺動ピン25に対向して押圧し、
一方スプリング33Aに付勢された球体30Aは摺動ピン25
Aに対向せずに押圧しない。図7(A)に示すようにス
トッパー27は板ばね28に抗して傾斜面26により内側に押
やられ、この結果ストッパー27は円弧状の凹所21Aの幅
大な箇所に位置し、わずかな隙間Zが生じて自由度が大
きくなる。この結果ストッパー27は圧着の状態とならず
に、ハンドル11をl方向に回しても板ばね28に抗しなが
らも隣接する溝34に乗り移りながら移動し、この結果ハ
ンドル11をl方向に回してもいわゆる空回り状態とな
る。一方ストッパー27Aは図6と同様な作用を成すため
に、ハンドル11をr方向に回した際にはかじりの状態で
あるために、ボルト44を回すことができる。
【0024】図8はハンドル11がヘッド12を介して回転
体13、工具本体14と直結して、前記ボルト44を図中l方
向のみに回動可能とし、r方向では空回りとなる状態を
示している。図8(D)に示すようにピン17は「L」を
示す第1の切欠き部19に係止され、図8(B)(C)に
示すようにスプリング33Aに付勢された球体30Aが摺動
ピン25Aに対向して押圧し、一方スプリング33に付勢さ
れた球体30は摺動ピン25に対向せずに押圧しない。図8
(A)に示すようにストッパー27Aは板ばね28に抗して
傾斜面26Aにより内側に押やられ、この結果ストッパー
27Aは円弧状の凹所21Aの幅大な箇所に位置し、自由度
が大きくなる。この結果ストッパー27Aは圧着の状態と
ならずに、ハンドル11をr方向に回しても板ばね28に抗
しながらも隣接する溝34に乗り移りながら移動し、この
結果ハンドル11をr方向に回してもいわゆる空回り状態
となる。一方ストッパー27は図6と同様な作用を成すた
めに、ハンドル11をl方向に回した際にはかじりの状態
であるために、ボルト44を回すことができる。
【0025】このように、図6の状態ではハンドル11を
l,rの方向に回してボルト44を締めたり、緩めたりで
き、図7の状態ではハンドル11をrの方向に回してボル
ト44を締め、次にハンドル11をlの方向に回して空回し
した後に、再びrの方向に回して締めたりできる。一
方、図8状態ではハンドル11をlの方向に回してボルト
44を緩め、次にハンドル11をrの方向に回して空回しし
た後に、再びlの方向に回して緩めることができる。
【0026】このようにして、作業した後に工具本体14
を抜き出すには、操作部37を押圧する。この押圧により
工具本体14は弾性リング39と溝47との係止が解除され
て、簡単に抜き出すことができる 以上のように、前記実施例では図7、図8に示すように
ハンドル11の回転力を工具本体14にl,rのいずれかの
方向に伝えることができるほかに、図6の状態のように
ハンドル11と工具本体14を直結してハンドル11の回転力
をl,rのいずれにも伝えることができ、ボルト44の微
調整等も簡単に行うことができる。
【0027】さらに、取付け孔35の周面に弾性リング39
が設けられると共に、前記工具主体14の周面には前記弾
性リング39が係止可能な溝47が形成されたことにより、
工具主体14を簡単に抜け止めでき、さらに操作部37を押
圧するだけで簡単に抜き出すこともできる。
【0028】また、工具本体14は六角等の角柱状である
ことにより、頭部45に角孔46を形成したスクリュー形の
ボルト44に対応することができる。
【0029】尚、本発明は前記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば実施例では一対のストッパーを付勢す
る弾性体を板ばねのものを図示したが、コイルばね等で
もよいなど種々の変形が可能である。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、軸状のハンド
ルと、該ハンドルの先端部が回動かつ進退自在に挿入す
る筒部の先端に隔壁を介して前記筒部の軸線と直交する
方向に円孔を設けたヘッドと、前記円孔に形成され前記
隔壁側に連設された凹所と、前記円孔に回動自在に嵌合
され工具本体を取付けると共に周面に凹部が連続して設
けられた回転体と、前記隔壁に形成された左右一対の貫
通孔と、該左右一対の貫通孔を夫々貫通し外側が突設す
るように傾斜した先端部を有する摺動ピンと、前記ハン
ドルの先端部に設けられ前記左右一対の摺動ピンに対向
して該摺動ピンを前記回転体側に付勢する弾性体と、前
記左右一対の摺動ピンの先端部と前記回転体の凹部との
間に夫々配設され前記凹所に係止可能なストッパーと前
記隔壁と前記回転体の間に介在され前記一対のストッパ
ー間に介在し該一対のストッパーを付勢する弾性体を具
備したことにより、前記ハンドルの操作により直結状
態、一方のみに回転力を伝える状態、他方のみに回転力
を伝える状態と切り換えできる。
【0031】請求項2記載の本発明は、ハンドルの先端
に設けられたヘッドに工具主体の基端が挿入する取付け
孔が設けられたレンチにおいて、前記取付け孔の周面に
弾性リングが設けられると共に、前記工具主体の周面に
は前記弾性リングが係止可能な溝が形成されたことを特
徴とするレンチであり、工具主体を挿入するだけで簡単
に抜け止めして取付けることができる。
【0032】請求項3記載の本発明は、ハンドルの先端
に設けられたヘッドに取付けられるレンチの工具本体に
おいて、前記工具本体は角柱状であることを特徴とする
レンチの工具本体であり、頭部に角孔を形成したスクリ
ュー形のボルトに対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のー実施例を示す平断面図である。
【図2】同縦断面図である。
【図3】同要部の断面図である。
【図4】同分解斜視図である。
【図5】同斜視図である。
【図6】同直結状態を示しており、(A)はヘッドの断
面図、(B)は筒部の断面図、(C)はハンドルの断面
図、(D)はヘッドの平面図である。
【図7】同一方へ回す状態を示しており、(A)はヘッ
ドの断面図、(B)は筒部の断面図、(C)はハンドル
の断面図、(D)はヘッドの平面図である。
【図8】同他方へ回す状態を示しており、(A)はヘッ
ドの断面図、(B)は筒部の断面図、(C)はハンドル
の断面図、(D)はヘッドの平面図である。
【図9】従来技術の斜視図である。
【符号の説明】
11 ハンドル 12 ヘッド 13 回転体 14 工具本体 16 筒部 20 隔壁 21 円孔 21A 凹所 22 22A 貫通孔 25 25A 摺動ピン 26 26A 傾斜面 27 27A ストッパー 28 板ばね(弾性体) 33 33A スプリング(弾性体) 34 溝 35 取付け孔 39 弾性リング 47 溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸状のハンドルと、該ハンドルの先端部
    が回動かつ進退自在に挿入する筒部の先端に隔壁を介し
    て前記筒部の軸線と直交する方向に円孔を設けたヘッド
    と、前記円孔に形成され前記隔壁側に連設された凹所
    と、前記円孔に回動自在に嵌合され工具本体を取付ける
    と共に周面に凹部が連続して設けられた回転体と、前記
    隔壁に形成された左右一対の貫通孔と、該左右一対の貫
    通孔を夫々貫通し外側が突設するように傾斜した先端部
    を有する摺動ピンと、前記ハンドルの先端部に設けられ
    前記左右一対の摺動ピンに対向して該摺動ピンを前記回
    転体側に付勢する弾性体と、前記左右一対の摺動ピンの
    先端部と前記回転体の凹部との間に夫々配設され前記凹
    所に係止可能なストッパーと前記隔壁と前記回転体の間
    に介在され前記一対のストッパー間に介在し該一対のス
    トッパーを付勢する弾性体を具備したことを特徴とする
    レンチ。
  2. 【請求項2】 ハンドルの先端に設けられたヘッドに工
    具主体の基端が挿入する取付け孔が設けられたレンチに
    おいて、前記取付け孔の周面に弾性リングが設けられる
    と共に、前記工具主体の周面には前記弾性リングが係止
    可能な溝が形成されたことを特徴とするレンチ。
  3. 【請求項3】 ハンドルの先端に設けられたヘッドに取
    付けられるレンチの工具本体において、前記工具本体は
    角柱状であることを特徴とするレンチの工具本体。
JP2423595A 1995-02-13 1995-02-13 レンチ及びレンチの工具本体 Pending JPH08216037A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7775141B2 (en) 2008-08-01 2010-08-17 Snap-On Incorporated Extended low-torque ratchet wrench

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7775141B2 (en) 2008-08-01 2010-08-17 Snap-On Incorporated Extended low-torque ratchet wrench

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