JPH08215027A

JPH08215027A - カバー式ツリー

Info

Publication number: JPH08215027A
Application number: JP6147395A
Authority: JP
Inventors: Toshiko Fujisaki; トシ子藤▲崎▼
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1995-02-13
Filing date: 1995-02-13
Publication date: 1996-08-27

Abstract

(57)【要約】【目的】飾り付けが簡単で、収納にも場所をとらな
い、また、ハンガースタンドとしても使用できるカバー
式ツリーを提供する。【構成】安定して置くための台部１の上方に向けて支
柱２が設けられており、支柱２の回りにはカバー部受け
３が斜め下向きに設けられている。キィルティング地の
カバー部４をカバー部受け３の上にかぶせて掛け、カバ
ー部４に設けられたフック６に飾り１１を掛けて飾る。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、クリスマスなどに飾る
ツリーに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、クリスマスなどに飾るツリーは、
枝のある本物の木や、枝の設けられたプラスチック製の
木などで、枝の部分に飾りを付けて飾っていた。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】そのため、使わない時
は邪魔であり、飾りを付けるのも面倒であった。また、
本物の木は１年で枯れることもあり不経済であった。ま
た、飾りを飾る以外には、ただ置くだけで他の用途には
利用できなかった。本発明は、以上のような問題点を解
決するためになされたもので、飾り付けが簡単で、収納
にも場所をとらない、また、ハンガースタンドとしても
使用できるカバー式ツリーを提供することを目的とす
る。

【０００４】

【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、こ
の目的を達成するために、イ．台部を設ける。ロ．当該台部から上方に向け支柱を設ける。ハ．当該支柱の回りにカバー部受けを設ける。ニ．飾りを飾るための掛け具の設けられたカバー部を設
ける。ホ．当該カバー部を当該カバー部受けの上に掛ける。以上のように構成されたカバー式ツリーを提案する。

【０００５】

【作用】本発明のカバー式ツリーでは、例えば、カバー
部を、支柱の回りに設けられたカバー部受けの上から掛
け、カバー部に飾り付けをする。

【０００６】

【実施例】以下、図面を参照して、本発明に係るカバー
式ツリーの幾つかの実施例を説明する。図１は実施例１
の正面図である。図２は同実施例のカバー部を外した正
面図である。図３は同実施例のカバー部の平面図であ
る。図４は同実施例のカバー部の断面図である。本実施
例では、安定して置くための台部１が設けられており、
台部１には上方に向けて木製の支柱２が設けられてい
る。支柱２の回りにはカバー部４を掛けるための木製の
棒状のカバー部受け３が斜め下向きに設けられている。
また、飾りを付けるためのカバー部４が緑色のキィルテ
ィング地で設けられており、カバー部４の表側には、飾
り１１を掛けるための掛け具としてフック６が設けられ
ている。また、カバー部４には、中央に支柱２の先を出
すための開口部５と、かぶせ易いように、面ファスナー
８の設けられた開閉部７が設けられている。カバー部４
をカバー部受け３の上に掛け、面ファスナー８で開閉部
７を閉じて飾り１１をフック６に掛け飾り付ける。使用
後は、カバー部４から飾り１１を外し、カバー部４を畳
んで収納する。カバー部４は平面の円形状で、カバー部
受け３に掛けた時に立体的な木のようになる。

【０００７】図５は実施例２のカバー部を外した正面図
ある。図６は同実施例のカバー部の平面図である。図７
は同実施例のカバー部の断面図である。図８は同実施例
をハンガースタンドとして使用した場合の正面図であ
る。本実施例では、安定して置くための木製の台部１が
設けられており、台部１から上方に向けて、着脱自在の
支柱２が設けられている。また、支柱２の回りには、木
製の棒状のカバー部受け３が設けられている。カバー部
受け３の先端には凹部９が設けられており、カバー部４
のリング１０を引掛けてカバー部４がずれないようにす
る。また、カバー部４には、飾り１１を掛けるための掛
け具としてボタン６ｂが設けられている。また、カバー
部受け３の下部にはネジ部３ｂが設けられており、支柱
２に設けられた穴２ｂに入れて取り付ける。また、穴２
ｂは上向きと下向きが設けられており、カバー部受け３
の向きを上下に変えることができる。カバー部受け３を
上向きにすればハンガースタンドとして帽子１２などを
掛けるのに使用できる。また、周囲にリング１０の設け
られたカバー部４は星形で開口部５は設けられておら
ず、支柱２とカバー部受け３全体にかぶせるようになっ
ている。使用後はカバー部４を外し、台部１、支柱２、
カバー部受け３をバラバラに外して収納する。

【０００８】図９は実施例３のカバー部を外した正面図
である。図１０は同実施例のカバー部受け３の平面図で
ある。本実施例では、台部１から上方に向けて支柱２が
設けられており、支柱２の回りにはカバー部受け３が設
けられている。カバー部受け３の横側にはハンガー用突
起３ｃが設けられており、カバー部受け３が下向きでも
帽子１２などが掛けられるようになっている。

【０００９】以上で具体的実施例の説明を終えるが、本
発明は上記実施例に限られるものではなく、公知技術等
を用いて種々の態様をとりえる。例えば素材は木やキィ
ルティングに限らず、実施例３でハンガー用突起３ｃを
カバー部受け３に着脱自在にしてもよく、実施例２でカ
バー部受け３の向きを上向きではなく水平にしてもよ
い。また、カバー部４に掛け具を設けず飾りを直接カバ
ー部４に縫いつけたりしてもよく、飾りがプリントされ
たような生地を用いてもよい。

【００１０】

【発明の効果】本発明のカバー式ツリーによれば、簡単
に飾り付けができ、収納にも場所を取らず便利である。
また、カバー部の色も緑色ばかりでなく、模様地などを
用いても楽しいものになる。その上、実施例２、３のも
のでは、ハンガースタンドとしても使用できるので、ク
リスマス以外でも有効に利用でき重宝である。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施例１の正面図である。

【図２】実施例１のカバー部を外した正面図である。

【図３】実施例１のカバー部の平面図である。

【図４】実施例１のカバー部の断面図である。

【図５】実施例２のカバー部を外した正面図である。

【図６】実施例２のカバー部の平面図である。

【図７】実施例２のカバー部の断面図である。

【図８】実施例２をハンガースタンドに使用した正面図
である。

【図９】実施例３のカバー部を外した正面図である。

【図１０】実施例３のカバー部受けの平面図である。

【符号の説明】

１台部２支柱２ｂ穴３カバー部受け３ｂネジ部３ｃハンガー用突起４カバー部５開口部６フック６ｂボタン７開閉部８面ファスナー９凹部１０リング１１飾り１２帽子

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】イ．台部を設ける。ロ．当該台部から上方に向け支柱を設ける。ハ．当該支柱の回りにカバー部受けを設ける。ニ．飾りを飾るための掛け具の設けられたカバー部を設
ける。ホ．当該カバー部を当該カバー部受けの上に掛ける。以上のように構成されたカバー式ツリー。