JPH08214415A - 構内鉄道の進路設定方法 - Google Patents
構内鉄道の進路設定方法Info
- Publication number
- JPH08214415A JPH08214415A JP1492495A JP1492495A JPH08214415A JP H08214415 A JPH08214415 A JP H08214415A JP 1492495 A JP1492495 A JP 1492495A JP 1492495 A JP1492495 A JP 1492495A JP H08214415 A JPH08214415 A JP H08214415A
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- route
- starting point
- navigation system
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T90/00—Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02T90/10—Technologies relating to charging of electric vehicles
- Y02T90/16—Information or communication technologies improving the operation of electric vehicles
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】構内鉄道の車両進路を効果的に設定すること。
【構成】走行する鉄道車両にナビゲーションシステムを
備え、出発点および到着点を予め設定し、走行する車両
の位置により進路を自動設定する。 【効果】操車手や信号所の要員を必要とせずに構内鉄道
の車両の進路設定が可能となる。
備え、出発点および到着点を予め設定し、走行する車両
の位置により進路を自動設定する。 【効果】操車手や信号所の要員を必要とせずに構内鉄道
の車両の進路設定が可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工場構内鉄道や鉄道の
入替えヤードの進路を鉄道車両上に搭載したナビゲーシ
ョンシステムを利用して進路を自動設定する制御装置に
関する。
入替えヤードの進路を鉄道車両上に搭載したナビゲーシ
ョンシステムを利用して進路を自動設定する制御装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の鉄道の進路設定方法には次に示す
方法がある。
方法がある。
【0003】 転轍手が列車走行の現場や駅において
転轍作業を行い進路を設定する。
転轍作業を行い進路を設定する。
【0004】 無線遠隔操縦される列車において、列
車の運転手が走行路近傍に設けた車上転換装置のスイッ
チを扱い進路を設定する。
車の運転手が走行路近傍に設けた車上転換装置のスイッ
チを扱い進路を設定する。
【0005】 車上に誘導無線送信器を備え、地上に
誘導無線受信用ループコイルおよび受信装置を備え、予
め出発点および到着点を車上制御機にインプットし、車
両に設けた誘導無線送信器と地上に設けた誘導無線用ル
ープコイルと一致した時に予め定められた信号の授受を
行い転轍機をシーケンス制御する。
誘導無線受信用ループコイルおよび受信装置を備え、予
め出発点および到着点を車上制御機にインプットし、車
両に設けた誘導無線送信器と地上に設けた誘導無線用ル
ープコイルと一致した時に予め定められた信号の授受を
行い転轍機をシーケンス制御する。
【0006】 予め定めたダイヤまたは予め信号所に
進路を通告し、あるいは決められたダイヤやダイヤの乱
れに対応し処理されたダイヤにより、集中的に進路を設
定する。
進路を通告し、あるいは決められたダイヤやダイヤの乱
れに対応し処理されたダイヤにより、集中的に進路を設
定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記に示す従来の方法
は、それぞれ次に示すような解決すべき課題がある。
は、それぞれ次に示すような解決すべき課題がある。
【0008】の方法については、転轍手を必要とし、
列車運行の要員増となる。
列車運行の要員増となる。
【0009】の方法については、列車の運転以外の作
業を運転手に行わせることになり、運転手の本来の仕事
である列車制御および前方注意義務を損ねる恐れがあ
る。
業を運転手に行わせることになり、運転手の本来の仕事
である列車制御および前方注意義務を損ねる恐れがあ
る。
【0010】の方法については、列車は(列車に搭載
された制御機は)列車自身の走行位置を把握していない
ため、予め設定されていた制御情報を予め設置されてい
たループコイルに送信するだけである。この結果、設定
に誤りが有っても装置自身では誤り検出は困難である。
された制御機は)列車自身の走行位置を把握していない
ため、予め設定されていた制御情報を予め設置されてい
たループコイルに送信するだけである。この結果、設定
に誤りが有っても装置自身では誤り検出は困難である。
【0011】更に、列車長の違いにより、この方法によ
れば最大列車長に合わせた地上ループコイルの設置を行
う必要があり、構内鉄道や入替えヤードにおける鉄道の
進路設定方法としては問題が有る。
れば最大列車長に合わせた地上ループコイルの設置を行
う必要があり、構内鉄道や入替えヤードにおける鉄道の
進路設定方法としては問題が有る。
【0012】の方法については、一般に旅客や貨物鉄
道の構内や入替えヤード以外の鉄道の進路設定には広く
使用されているが、構内鉄道や、入替えヤードの進路設
定には、次の欠点がある。すなわち、構内鉄道において
は、一般的に予めダイヤを定めることが困難であり、入
替えヤードにおいても同様である。これは、もし構内鉄
道や入替えヤードにおいてダイヤを予め定めたら著しく
鉄道運行の能率を阻害するからである。
道の構内や入替えヤード以外の鉄道の進路設定には広く
使用されているが、構内鉄道や、入替えヤードの進路設
定には、次の欠点がある。すなわち、構内鉄道において
は、一般的に予めダイヤを定めることが困難であり、入
替えヤードにおいても同様である。これは、もし構内鉄
道や入替えヤードにおいてダイヤを予め定めたら著しく
鉄道運行の能率を阻害するからである。
【0013】本発明の目的は、上記従来の方法の有する
課題を解決した構内鉄道の進路設定方法を提供すること
にある。
課題を解決した構内鉄道の進路設定方法を提供すること
にある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の特徴とするところは、構内鉄道または入替え
ヤードにおける鉄道の進路を設定する方法において、走
行する車両自体にナビゲーションシステムを備え、該シ
ステムに車両の出発点および到着点を予め設定し、走行
する車両の位置によりその進路を自動設定するようにし
た点にある。
に本発明の特徴とするところは、構内鉄道または入替え
ヤードにおける鉄道の進路を設定する方法において、走
行する車両自体にナビゲーションシステムを備え、該シ
ステムに車両の出発点および到着点を予め設定し、走行
する車両の位置によりその進路を自動設定するようにし
た点にある。
【0015】
【作用】本発明によれば、走行車両にナビゲーションシ
ステムを搭載し、車両の出発点及び到着点を設定するよ
うにしているので、当該車両の位置を車両自身が把握
し、進路を制御することができる。
ステムを搭載し、車両の出発点及び到着点を設定するよ
うにしているので、当該車両の位置を車両自身が把握
し、進路を制御することができる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1により説明す
る。
る。
【0017】図1は、構内鉄道の線路と転轍機の配置お
よび走行しようとするルートを模式的に示したものであ
る。
よび走行しようとするルートを模式的に示したものであ
る。
【0018】図1において、1は列車、2はその列車が
進行しようとするルート、3は当該列車の出発点、4は
当該列車の到着点を示す。A1〜Anは転轍機番号を示
す。B1〜Bnは地上に設置した通信装置と転轍制御機を
示す。
進行しようとするルート、3は当該列車の出発点、4は
当該列車の到着点を示す。A1〜Anは転轍機番号を示
す。B1〜Bnは地上に設置した通信装置と転轍制御機を
示す。
【0019】図2は車両に搭載される制御機器を示し、
5はナビゲーションシステム、6は出発点および到着点
を入力する装置、7は地上の転轍制御機に対し進路を設
定する信号を伝達する通信装置、8は車両の制御装置を
示す。
5はナビゲーションシステム、6は出発点および到着点
を入力する装置、7は地上の転轍制御機に対し進路を設
定する信号を伝達する通信装置、8は車両の制御装置を
示す。
【0020】図1に示すような構内鉄道またはヤードに
おいて、当該列車を走行させるための進路を設定する方
法を以下に説明する。
おいて、当該列車を走行させるための進路を設定する方
法を以下に説明する。
【0021】当該列車の運転手は、地点3において出発
点が3の位置であること、到着点が4の位置であること
を車両制御機に予め設けた装置により車両制御機または
ナビゲーションシステムにインプットし記憶させる。こ
の情報をインプットする機器としては、無線による方法
ワイヤリングシステムによる方法、光伝送システムによ
る方法などの公知の方法が使用可能であることは言うま
でもない。
点が3の位置であること、到着点が4の位置であること
を車両制御機に予め設けた装置により車両制御機または
ナビゲーションシステムにインプットし記憶させる。こ
の情報をインプットする機器としては、無線による方法
ワイヤリングシステムによる方法、光伝送システムによ
る方法などの公知の方法が使用可能であることは言うま
でもない。
【0022】出発点・到着点をインプットされその情報
を記憶した当該列車が走行すると列車はそれ自身が現在
走行している場所を車両上に備えたナビゲーションシス
テムにより逐次検出することができる。この検出した位
置情報と、予め記憶した出発点・到着点情報により、車
上に設けた進路を設定する信号を伝達するために設けた
通信装置7を介し、地上に設置した通信装置B1〜Bnに
伝送し、地上の転轍制御機に必要な信号を伝送する。
を記憶した当該列車が走行すると列車はそれ自身が現在
走行している場所を車両上に備えたナビゲーションシス
テムにより逐次検出することができる。この検出した位
置情報と、予め記憶した出発点・到着点情報により、車
上に設けた進路を設定する信号を伝達するために設けた
通信装置7を介し、地上に設置した通信装置B1〜Bnに
伝送し、地上の転轍制御機に必要な信号を伝送する。
【0023】転轍信号を入力した地上に設置された転轍
制御機は、従来実施していた制御内容すなわち、他の列
車との関係および起動回路から得られる情報とのインタ
ロックを行い、転轍機を制御し進路を設定することは言
うまでもない。
制御機は、従来実施していた制御内容すなわち、他の列
車との関係および起動回路から得られる情報とのインタ
ロックを行い、転轍機を制御し進路を設定することは言
うまでもない。
【0024】構内鉄道または入替えヤードにおける列車
の運行は、一般における鉄道の運行と異なり、ほとんど
の場合、無ダイヤであり、かつ、推進運転・牽引運転が
混在しており、このような列車の進路を設定するには当
該列車の位置を列車自身が把握し進路を制御することに
より、低コスト,信頼性,安全性が得られる。
の運行は、一般における鉄道の運行と異なり、ほとんど
の場合、無ダイヤであり、かつ、推進運転・牽引運転が
混在しており、このような列車の進路を設定するには当
該列車の位置を列車自身が把握し進路を制御することに
より、低コスト,信頼性,安全性が得られる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、工場構内または入替え
ヤードにおける鉄道の走行路の進路設定を、操車手や信
号所の要員を必要とせずかつ列車の運転手の作業上の負
荷を増やすこと無く設定することができる。このこと
は、現在構内鉄道に広く採用されている無線による列車
のワンマンコントロールシステムと組合わせると、作業
環境の改善にもつながりより一層の効果が得られる。
ヤードにおける鉄道の走行路の進路設定を、操車手や信
号所の要員を必要とせずかつ列車の運転手の作業上の負
荷を増やすこと無く設定することができる。このこと
は、現在構内鉄道に広く採用されている無線による列車
のワンマンコントロールシステムと組合わせると、作業
環境の改善にもつながりより一層の効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例の車両走行ルートを模式的に
示す図。
示す図。
【図2】車両に搭載されるナビゲーションシステムを含
む制御機器のブロック図。
む制御機器のブロック図。
1…列車、2…走行ルート、3…出発点、4…到着点、
5…ナビゲーションシステム。
5…ナビゲーションシステム。
Claims (1)
- 【請求項1】構内鉄道または入替えヤードにおける鉄道
の進路を設定する方法において、走行する鉄道車両にナ
ビゲーションシステムを備え、出発点および到着点を予
め設定し、走行する列車の位置により進路を自動設定す
ることを特徴とする進路設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1492495A JPH08214415A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 構内鉄道の進路設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1492495A JPH08214415A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 構内鉄道の進路設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08214415A true JPH08214415A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11874517
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1492495A Pending JPH08214415A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 構内鉄道の進路設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08214415A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0864478A1 (de) * | 1997-03-04 | 1998-09-16 | Alcatel | Verfahren zur Steuerung spurgebundener Fahrzeuge sowie Fahrzeugrechner und Fahrzeugsteuerungssystem hierfür |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP1492495A patent/JPH08214415A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0864478A1 (de) * | 1997-03-04 | 1998-09-16 | Alcatel | Verfahren zur Steuerung spurgebundener Fahrzeuge sowie Fahrzeugrechner und Fahrzeugsteuerungssystem hierfür |
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