JPH08213902A - Pll回路のロック検出回路 - Google Patents

Pll回路のロック検出回路

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JPH08213902A
JPH08213902A JP7190742A JP19074295A JPH08213902A JP H08213902 A JPH08213902 A JP H08213902A JP 7190742 A JP7190742 A JP 7190742A JP 19074295 A JP19074295 A JP 19074295A JP H08213902 A JPH08213902 A JP H08213902A
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昇治 大石
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真一 塩津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、正確にかつ安定にロック状態の判
断を行えるPLL回路のロック検出回路に関し、基準信
号としてのデータ信号にジッタ等が入り込んでもデータ
信号に同期したクロック信号を安定に抽出すると共に、
ロック状態またはアンロック状態を誤って判断すること
のないようにすることを目的とする。 【解決手段】 基準信号入力手段2、比較信号入力手段
3、基準信号入力手段2と比較信号入力手段3の各出力
信号とを比較する比較回路4、および、比較回路4の出
力信号からロック検出信号を出力するロック検出信号検
出手段5から構成され、比較回路4は、基準信号入力手
段2に接続されたウインド生成手段41と、ウインド生
成手段41と比較信号入力手段3の各出力信号が入力さ
れるエッジ検出手段42と、エッジ検出手段42の出力
信号が入力され、かつ、その出力信号がロック検出信号
検出手段5に接続される時定数手段43とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL回路のロッ
ク検出回路に関するものであり、さらに詳しくは次段の
回路においても正確にかつ安定的にロック状態の判断を
行うことのできるPLL回路のロック検出回路に関す
る。さらに特定的にいえば、本発明は、入力される基準
信号またはデータ信号から、この信号に同期したクロッ
ク信号を抽出生成する機能(例えば、直並列変換部)、
および、上記のクロック信号に基づきロック状態になっ
ているか否かを検出する機能(例えば、ロック検出部)
を有するPLL回路のロック検出回路に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図24は、従来におけるPLL回路のロ
ック検出回路の構成の一例を示すブロック図であり、ま
た、図25は、図24に示す従来のPLL回路のロック
検出回路における動作を説明するためのタイミングチャ
ートを示すものである。すなわち、図24に示すよう
に、従来におけるPLL回路のロック検出回路1におい
ては、基本的には、基準信号入力手段2と、比較信号入
力手段3と、比較回路4および次段の回路6に対してロ
ック検出信号LDを出力するロック検出信号検出手段5
とから構成されたものである。さらに、図24におい
て、基準信号入力手段2から出力される基準信号aと、
比較信号入力手段3から入力される比較信号yとを、例
えば排他論理和(EX−OR)回路で構成された比較回
路4で排他論理和を取り、その結果に基づいて生成され
る出力信号zに基づき、ロック検出信号検出手段5にお
いてPLLロック状態かPLLアンロック状態かを判断
するロック検出信号LDとして出力し、次段の回路6に
供給するように構成されている。
【0003】つまり、例えば、図25に示すように、基
準信号aと比較信号yとが同期している状態において
は、当該ロック検出信号LD(比較回路4からの出力信
号z)の出力レベルが“L(Low )”レベルのままであ
る場合(L)には、当該PLL回路がロック状態になっ
ていると判断し、また、交互に“H(High)”レベルも
しくは“L”レベルになる場合(HL)には、当該PL
L回路がアンロック状態になっていると判断するもので
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、係る従
来のPLL回路のロック検出回路においては、次のよう
な問題が発生している。すなわち、ロック状態を検出す
る必要のある所定の回路において、この回路のアンロッ
ク状態においては、当該比較回路4の出力信号の出力レ
ベルが“H”レベルもしくは“L”レベルのいずれかに
固定されているのではなく、HLの状態にあるので、次
段に接続されている他の回路において、アンロック状態
を判断することが困難であり、誤動作をする原因ともな
っている。
【0005】さらに、上記従来のPLL回路のロック検
出回路においては、このロック状態に至る過程におい
て、偶然にあるタイミングで基準信号と比較信号のそれ
ぞれの周波数あるいは位相が一致する場合があり、係る
状態の場合には、当該回路が本来、未だロック状態にな
っていないにもかかわらず当該ロック検出信号出力手段
からは、“L”レベルのロック検出信号LDが出力さ
れ、次段の回路6において、ロック状態となったと誤っ
て判断されてしまうおそれが多かった。
【0006】さらにまた、基準信号として入力されるデ
ータ信号に対しジッタ等が入り込んだ場合、このジッタ
に起因するデータ信号の立ち上がりエッジ(または、立
ち下がりエッジ)のゆらぎにより、当該ロック検出信号
の出力レベルは、HL状態となってしまうので、ロック
状態にあるにもかかわらず次段の回路において、アンロ
ック状態と判断されてしまうおそれが多く、したがっ
て、安定なロック検出を実行することが不可能であっ
た。本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、
基準信号として入力されるデータ信号に対しジッタ等が
入り込んだ場合でもデータ信号に同期したクロック信号
が安定に抽出されるPLL回路のロック検出回路を実現
すると共に、次段に接続された他の回路において、ロッ
ク状態あるいはアンロック状態を誤って判断することの
ないようなPLL回路のロック検出回路を提供すること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明に係るPLL回路のロック検出回路は、基
本的には、以下に記載されたような技術構成を採用する
ものである。すなわち、本発明に係るPLL回路のロッ
ク検出回路は、基準信号入力手段と、比較信号入力手段
と、基準信号入力手段の出力信号と比較信号入力手段か
らの出力信号とを比較する比較回路と、この比較回路の
出力信号からロック検出信号を出力するロック検出信号
検出手段とから構成されるPLL回路のロック検出回路
において、上記比較回路は、基準信号入力手段に接続さ
れたウインド生成手段、このウインド生成手段の出力信
号と比較信号入力手段の出力信号とが入力されるエッジ
検出手段、および、このエッジ検出手段の出力信号が入
力され、かつ、その出力信号が上記ロック検出信号検出
手段に接続されている時定数手段を備えている。
【0008】二者択一的に、本発明に係るPLL回路の
ロック検出回路は、以下に記載されたような技術構成を
採用する。すなわち、本発明に係るPLL回路のロック
検出回路は、データ信号入力手段と、クロック信号入力
手段と、データ信号入力手段から出力されるデータ信号
とクロック信号入力手段からのクロック信号とを比較す
る比較回路と、この比較回路の出力信号からロック検出
信号を出力するロック検出信号検出手段とから構成され
るPLL回路のロック検出回路において、上記比較回路
は、データ信号入力手段に接続されたウインド生成手
段、このウインド生成手段の出力信号とクロック信号入
力手段の出力信号とが入力されるエッジ検出手段、およ
び、このエッジ検出手段の出力信号が入力され、かつ、
その出力信号が上記ロック検出信号検出手段に接続され
ている時定数手段を備えている。
【0009】好ましくは、本発明のPLL回路のロック
検出回路では、上記時定数手段の出力端子と上記ロック
検出信号検出手段との間にヒステリシス手段が設けられ
ている。
【0010】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路におけるウインド生成手段が、遅延手
段を含んでいる。
【0011】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路におけるウインド生成手段内の遅延手
段として、第1の遅延手段と第2の遅延手段からなる多
段の遅延手段が設けられている。
【0012】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路における比較信号入力手段とエッジ検
出手段との間に第3の遅延手段が設けられている。
【0013】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路におけるクロック信号入力手段とエッ
ジ検出手段との間に第3の遅延手段が設けられている。
【0014】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路における第3の遅延手段は、第2の遅
延手段の略半分の遅延時間を有する。
【0015】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路におけるエッジ検出手段は、ウインド
生成手段が形成したウインド内に、比較信号入力手段も
しくはクロック信号入力手段に入力される入力信号のエ
ッジが存在するか否かを判別する機能を有する。
【0016】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路における時定数手段は、エッジ検出手
段から出力される所定の信号レベルが、少なくとも所定
の時間一定の信号レベルに維持されている場合に、所定
の論理を出力する機能を有するものである。
【0017】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路における時定数手段から出力される所
定の論理が、ロック状態もしくはアンロック状態のいず
れか1つである。
【0018】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路におけるエッジ検出手段は、比較信号
入力手段もしくはクロック信号入力手段が形成する入力
信号のエッジが上記ウインド内に存在しない場合は、ア
ンロック状態の論理を出力し、所定の期間、上記ウイン
ド内に、上記エッジが存在している場合にロック状態の
論理を出力する。
【0019】さらに、本発明の好ましい実施態様によれ
ば、基準信号入力手段と、比較信号入力手段と、この基
準信号入力手段から出力される基準信号と比較信号入力
手段から出力される比較信号とを比較する比較回路と、
この比較回路の出力信号からロック検出信号を出力する
ロック検出信号検出手段とから構成されるPLL回路の
ロック検出回路において、上記比較回路には、上記基準
信号により生成されるウインド内に上記比較信号のエッ
ジがあるかどうかを判断し、このエッジが検出されなか
った場合には、直ちにアンロック状態とし、このエッジ
が検出された後、所定の時間の間、常にエッジが検出さ
れ続けている場合にのみ、ロック状態であると判断し
て、ロック状態の出力を行う時定数手段と、この時定数
手段の出力端子と前記ロック検出信号検出手段との間に
接続され、かつ、複数種のエッジ検出のレベルを設定す
ることが可能なヒステリシス手段とが設けられている。
【0020】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路は、入力データを含むデータ信号と、
このデータ信号を積分した信号が入力される電圧制御発
振器から出力されるクロック信号の位相を比較する位相
比較器を含み、かつ、この位相比較器による比較結果に
基づいて上記データ信号に同期したクロック信号を抽出
生成するPLL部と、上記データ信号、および、PLL
部から抽出生成される当該クロック信号に基づき、ロッ
ク状態であることを検出するロック検出部とを有してい
る。さらに、上記ロック検出部は、上記データ信号の1
ビット内の2点の信号レベルを、電圧制御発振器の発振
周期の複数倍毎に順次抽出比較する手段を備えており、
上記データ信号の1ビット内の2点の信号レベルを電圧
制御発振器の発振周期毎に順次抽出比較する手段によ
り、上記信号レベルの各々にて同じ状態が所定の期間続
いたことが判別されたときのみロック状態とするように
構成される。
【0021】さらに、好ましくは、上記データ信号の1
ビット内の2点の信号レベルを電圧制御発振器の発振周
期毎に順次抽出比較する手段は、電圧制御発振器から出
力されるクロック信号の立ち上がりエッジの位相を遅ら
せて上記データ信号のある位置に移動する第1の遅延回
路部と、この第1の遅延回路部を通過した信号の立ち上
がりエッジにより上記データ信号の信号レベルを検出す
る第1のデータ保持手段と、上記第1の遅延回路部を通
過した信号の位相をさらに遅らせる第2の遅延回路部
と、この第2の遅延回路部を通過した信号の立ち上がり
エッジにより上記データ信号の信号レベルを検出する第
2のデータ保持手段とを備える。
【0022】さらに、好ましくは、上記ロック検出部
は、第1および第2のデータ保持手段の出力信号が同じ
であるか否かを判定する手段として、第1および第2の
データ保持手段の出力の後段に、これらの第1および第
2のデータ保持手段の両方の出力信号を受ける排他論理
和回路を設ける。
【0023】さらに好ましくは、上記ロック検出部は、
排他論理和回路の後段に、この排他論理和回路の出力信
号をD入力(データ入力)として、かつ、電圧制御発振
器から出力されるクロック信号をクロック入力として受
ける第3のデータ保持手段を設け、この第3のデータ保
持手段の出力レベルが、所定の期間だけ予め定められた
値になっているときのみロック状態とする。
【0024】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路では、上記第3のデータ保持手段の出
力レベルが予め定められた値になっているときのみ、電
圧制御発振器の発振周期に対応する発振周波数を増加さ
せるためのパルス信号、または、この発振周波数を減少
させるためのパルス信号のいずれか一方の位相比較器へ
の入力を遮断する。
【0025】さらに、好ましくは、本発明のPLL回路
のロック検出回路は、上記PLL部から抽出生成され、
かつ、上記データ信号に同期したクロック信号を用いて
入力データの取り込みを行う直並列変換部を有してい
る。さらに、この直並列変換部の直前に上記ロック検出
部を設け、このロック検出部により、上記入力データの
取り込みに用いる電圧制御発振器の出力信号の位相を、
第2のデータ保持手段に用いるために電圧制御発振器の
出力信号に与える遅延量の略半分だけ遅らせるようにし
ている。
【0026】
【作用】本発明に係るPLL回路のロック検出回路にお
いては、上記したような構成を採用しているので、基準
信号からウインドを作成し、係るウインド内に比較信号
の立ち上がりのエッジもしくは立ち下がりのエッジが存
在するか否かを判断するので、当該比較信号のエッジの
検出操作そのものが正確に行われると同時に、当該回路
における周波数のロック状態に関して、当該ロック状態
が変化した場合には、所定の時間の間、当該変化の状態
が固定的に継続されるか否かを判断し、当該変化の状態
が固定的に継続された場合に限り、当該ロック状態につ
いての状態が変化したと判断するように構成したもので
あるから、次段に接続された他の回路において、ロック
状態あるいはアンロック状態を誤って判断することが有
効に防止できる。この結果、当該回路における誤動作を
回避することが可能になる。
【0027】さらに、本発明に係るPLL回路のロック
検出回路においては、データ信号に同期したクロック信
号を抽出生成し、かつ、この抽出生成されたクロック信
号に基づきロック状態であることを検出する場合、上記
データ信号の1ビット内の2点の信号レベルを電圧制御
発振器の発振周期の複数倍毎に順次抽出比較するとき
に、複数(例えば、3つ以上)のD−フリップフロップ
(DFF)等のデータ保持手段と、対応する遅延手段と
を適切に組み合わせることにより、電圧制御発振器から
の出力信号の立ち上がりもしくは立ち下がりのエッジを
適切なタイミングで誤りなく検出することができる。
【0028】さらにまた、本発明によれば、複数のデー
タ保持手段にて検出された各信号のレベルにおいて、同
じ状態が比較的長く続いたことが判別されたときのみロ
ック状態とするようにしているので、データ信号に対し
一時的にジッタ等が入り込んだ場合でも、ジッタによる
立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジのゆらぎに
関係なく安定にロック状態を検出することができ、入力
データに許容されるジッタ量が大きくなる。
【0029】
【実施例】以下に、本発明に係るPLL回路のロック検
出回路の実施例を図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るPLL回路のロック検出回路の基
本的な構成の一例を示すブロック図である。なお、これ
以降、前述した構成要素と同様のものについては、同一
の参照番号を付して表すこととする。
【0030】図中、基準信号入力手段2、比較信号入力
手段3、この基準信号入力手段2の出力信号と比較信号
入力手段3からの出力信号とを比較する比較回路4、お
よびこの比較回路4の出力信号からロック検出信号LD
を出力するロック検出信号検出手段5から構成されるP
LL回路のロック検出回路1において、当該比較回路4
は、基準信号入力手段2に接続されたウインド生成手段
41、このウインド生成手段41の出力信号と比較信号
入力手段3の出力信号とが入力されるエッジ検出手段4
2とから構成され、かつ、ロック検出信号LDを示すエ
ッジ検出手段42の出力信号が入力され、かつその出力
信号がロック検出信号検出手段5に接続されている時定
数手段43が設けられている。
【0031】つまり、本発明における特徴的事項として
は、基準信号よりウインドを生成するウインド生成手段
41と上記ウインド内に比較信号のエッジがあるかどう
かを判断するエッジ検出手段42が設けられており、さ
らに、このエッジ検出手段42が、エッジを検出しなか
った場合には、直ちにアンロック状態とし、またエッジ
を検出した後、ある程度の時間の間、常にエッジを検出
し続けている場合にのみ、ロック状態であると判断し
て、ロック状態の出力を行う時定数手段43を設けたこ
とにより、安定なPLLのロック検出回路を実現するこ
とが可能となったものである。
【0032】図2は、本発明に係るPLL回路のロック
検出回路1の第1の具体例における構成の概略を示すブ
ロック図である。図2において、ウインド生成手段41
は、基準信号aが入力される第1の入力端子部51と、
当該基準信号aを所定の遅延時間遅らせた遅延信号bを
出力する第1の遅延回路50等の第1の遅延手段の出力
信号が入力される第2の入力端子部52とを有する否定
的排他論理和回路{あるいは一致回路(EX−NO
R)}53とで構成されている。さらに、図2におい
て、エッジ検出手段42は、データ保持機能を有する第
1のフリップフロップ(FF1)と、第2のフリップフ
ロップ(FF2)と、ORゲート回路(OR1)54と
が、図示のように接続された構成からなるものである。
【0033】すなわち、上記第1と第2のフリップフロ
ップ(FF1、FF2)のD入力端子(データ入力端
子)Dには、前述した否定的排他論理和回路(EX−N
OR)53の出力信号cが入力され、また第1のフリッ
プフロップFF1のクロック入力端子Cには、比較信号
dが入力され、また第2のD−フリップフロップ(FF
2)のD入力端子Dには、この比較信号dの反転信号が
入力されるように構成されており、さらに、この第1と
第2のフリップフロップ(FF1、FF2)のそれぞれ
のQ出力端子Qが、2入力のORゲート回路54のそれ
ぞれの入力端子部に接続されている。
【0034】また、図2に示した本発明の第1の具体例
においては、エッジ検出手段42の出力信号は、時定数
手段43の入力端子部に接続されているものであって、
当該時定数手段43は、第1のトランジスタT1 と、第
2のトランジスタT2 と、コンデンサC1 と、第2のト
ランジスタT2 のエミッタに接続される電流源CSとで
構成され、この第1のトランジスタT1 の制御端子部に
エッジ検出手段42の出力(エッジ検出信号Eが生成さ
れる部分)が接続されている。
【0035】また、本発明における該具体例の該時定数
手段43の出力信号Fは、ロック検出信号検出手段5に
入力される。さらに、当該ロック検出信号検出手段5に
おいて、予め定められた適宜のしきい値Vthと該時定
数手段43の出力値とを比較して、所定のしきい値Vt
hを越えるかあるいは所定のしきい値Vthから低下し
た時点を検出してロック検出信号LDを生成し、次段に
設けられた適宜の回路(次段の回路)6に出力する。
【0036】なお、好ましくは、本発明の第1の具体例
においては、時定数手段43とロック検出信号検出手段
5との間にヒステリシス手段44が設けられていること
が望ましい。上記した具体例における各回路手段におけ
る動作は、図3のタイミングチャートに示されているよ
うに、まず、基準信号aとこの基準信号aを第1の遅延
回路50により所定の時間だけ遅延された遅延信号bと
が、否定的排他論理和回路(EX−NOR)53の第1
と第2の入力端子部51、52にそれぞれ個別に入力さ
れると、この否定的排他論理和回路(EX−NOR)5
3によりウインドに相当する出力信号cが生成される。
【0037】ついで、エッジ検出手段42において、比
較信号dのエッジ部分が、ウインドを示す出力信号cの
中に含まれているか否かをこのエッジ検出手段42で判
断するものであって、すなわち、本発明においては、こ
のウインド生成手段41において、入力される基準信号
aのエッジ毎にウインドを示す出力信号cを生成して、
このエッジ部の存在を検出するようにしている。
【0038】そして、本発明においては、ロック状態と
なった時に、この比較信号dのエッジが、このウインド
の中心に来るようにこのPLL回路のタイミングを設定
することが好ましい。かかる設定をすることによって、
ロック状態時においては、この比較信号のエッジが、ウ
インドを示す出力信号cの略中心の位置に来るようにし
ておけば、ロック時には、このエッジ検出手段42のエ
ッジ検出信号Eは図3のEの波形で示されるように、当
該エッジ検出手段42の出力レベルは“L”レベルとな
る。
【0039】その結果、ロック検出信号Gは、“L”レ
ベルを継続する。また、当該周波数が、比較信号との同
期が取れない場合には、つまり、図3における時刻t1
において、比較信号dのエッジ部分が、このウインド4
1内に入らない状態になった場合、すなわち、アンロッ
ク状態になった場合においては、このエッジ検出手段4
2の出力信号(エッジ検出信号)Eは、出力信号cによ
り表されるウインド内に入らないので、このエッジ検出
手段42の出力信号Eは“H”レベルとなる。
【0040】しかしながら、このままの状態で、当該エ
ッジ検出手段42のロック状態検出結果を出力すると、
ロック状態に至るまでの過程で、偶然にウインド信号c
内に、この比較信号dのエッジが来た場合に、例えば、
時刻t2 において、たまたま偶然に出力信号cにより表
されるウインド内に、この比較信号dのエッジが入った
場合に、このエッジ検出手段42のエッジ検出信号E
は、“L”レベルとなり、その結果ロック検出信号Gも
“L”レベルとなりアンロック状態を出力することにな
る。
【0041】つまり、実際には、アンロック状態にもか
かわらず、ロック状態として出力してしまうという従来
と同様の欠点を有することになる。そのため、本発明に
おいては、上記構成に加えて、このエッジ検出手段42
とロック検出信号検出手段5との間に、時定数手段43
が設けられるものであって、この時定数手段43は、上
記図2の回路構成からわかるように、当該時定数手段4
2への入力が“H”レベルになった場合には、すぐにそ
の出力信号Fを“H”レベルとするが、当該入力が
“H”レベルから“L”レベルになった場合には、当該
時定数手段43の出力信号Fは、予め定められた一定の
時間が経過して、容量に蓄積された電荷が放電しない限
り、“L”レベルにならないように構成されるものであ
る。
【0042】すなわち、ロックするまでの過程で、偶然
にウインド内に比較信号のエッジが来ても、これは単な
る単発である場合には、その検出信号は、無視し、一定
時間検出信号を監視して、測定された出力信号のいずれ
もが“L”レベルになってない場合には、当該時定数手
段43の出力信号Fが切り替わることはないように構成
するものである。
【0043】上記の一定時間とは、この時定数手段43
が、最後に充電された時点、つまり時刻t1 からカウン
トして、少なくとも複数個のウインドが形成されるに十
分な期間を設定するようにすればよい。つまり、時刻t
2 で、一旦何らかの原因で、ロック状態でないにもかか
わらず、比較信号のエッジが、このウインド内で検出さ
れ、ロック状態を誤認させるような状態が発生した場合
でも、この時定数手段43の出力信号は、予め定められ
た時定数に従って、徐々に低下するように構成されてお
り、当該時定数手段43の出力信号Fが、予め定められ
たしきい値Vth以下となる時刻t3 において、“L”
レベルとなるように構成しておくものである。
【0044】係る時定数手段43における時定数は、特
に特定されるものではないが、少なくとも複数個の比較
信号が入力されるように設定されることが望ましい。上
記具体例においては、時刻t3 において、この時定数手
段43の出力信号Fが、設定されたしきい値Vthを切
ることにより、ロック検出信号5の出力信号Gが“H”
レベルとなり、ロック状態となったことが次段の回路に
伝達される。
【0045】つまり、上記具体例においては、安定した
PLL回路のロック検出を行うことが可能となる。また
この時定数回路の出力変化も非常に緩やかである為、次
段において、ロック状態かアンロック状態かの判断も容
易に行うことが可能である。なお、上記方法を採用した
場合でも、このロック検出信号検出手段5からの出力信
号は、変動していることが多く、したがって、例えば適
宜のヒステリシス手段44をこのロック検出信号検出手
段5とこの時定数手段43との間に設けることも好まし
い。
【0046】係るヒステリシス手段44としては、特に
その構成を特定するものではないが、例えば、少なくと
も複数種のしきい値レベルを設定でき、一方のしきい値
を所定の出力データが横切った場合に、他のしきい値が
目標しきい値として切り替わるような構成を有するもの
であることが望ましい。また、本発明における上記具体
例においては、当該ロック検出信号検出手段5は、ロッ
ク状態時に“L”レベルの出力信号を出すように構成す
るものとしたが、係る出力信号の極性は、反転させるこ
とも可能であることはいうまでもない。
【0047】次に、本発明に係る第2の具体例を図4お
よび図5を参照しながら説明する。図4は、本発明に係
る第2の具体例におけるPLL回路のロック検出回路1
の構成の概略を説明するブロック図であり、また、図5
は、図4の動作を説明するためのタイミングチャートで
ある。前述の第1の具体例においては、例えば、入力さ
れる基準信号にジッタ等の大きい信号が入力されると、
このウインドの位置がリアルタイムに変動する為、エッ
ジ検出手段42においてうまくウインドが捕らえられな
いことが多く、ロック状態であるにもかかわらずエッジ
検出手段42の出力となるエッジ検出信号Eが“H”レ
ベルとなってしまい、最終的にアンロック状態として出
力してしまうという問題があった。
【0048】図4の具体例は、係る問題を解決するもの
であって、基本的な方法としては、このウインド生成手
段41内に、さらに別の遅延手段、つまり前述した第1
の遅延回路50からなる第1の遅延手段に対して第2の
遅延回路55からなる第2の遅延手段を設け、ウインド
の幅をより拡大するようにしたものである。つまり、本
発明における第2の具体例においては、当該ウインド生
成手段41の遅延手段として、第1の遅延手段(第1の
遅延回路50)と第2の遅延手段(第1の遅延回路5
5)からなる多段の遅延手段が設けられているものであ
る。
【0049】かかる構成を採用することによって、次段
のエッジ検出手段42において比較的容易にウインドを
捕らえることが可能となるので、より正確で正常なPL
L回路のロック検出動作を実行させることが可能とな
る。ただし、上記した第2の具体例においては、当該ウ
インド生成手段41においてのみ、この遅延手段を設け
た状態にすると、この基準入力信号と比較入力信号との
位相関係が異なってくるので、係る位相を調整する必要
から、比較信号入力手段3とエッジ検出手段42との間
に、第3の遅延回路57からなる第3の遅延手段を設け
るものである。
【0050】本発明に係る第2の具体例におけるこの第
3の遅延回路57は、第2の遅延回路55の略半分の遅
延時間を有するものであることが望ましい。なお、本発
明においては、この第1と第2の遅延回路は、必ずしも
2つに分割されている必要はなく、一つの遅延回路で構
成され、上記したウインドの幅を大きくするようにした
ものであれば、いずれの遅延手段を採用したものであっ
てもよい。
【0051】つまり、本具体例においては、今、ロック
した時点で、この比較入力信号のエッジが、係るウイン
ドの中心に来るように、PLLのタイミングを設定して
いるとすると、この第3の遅延回路57の遅延時間tp
d3を第2の遅延回路55の遅延時間tpd2の約半分
(1/2)とすれば、前記した第1の具体例におけると
同様の位相関係を維持させることが可能となる。
【0052】つまり、本発明に係る第2の具体例におい
ては、図5に示すように、仮に時刻t4 において、瞬間
的にジッタが発生して、比較信号dのエッジが、出力信
号cにより表されるウインドから外れてしまった場合で
も、この第3の遅延回路57の出力信号d′のエッジ
が、このウインド内で捕捉されるので、時刻t4 におい
ては、エッジ検出手段42の出力となるエッジ検出信号
Eは、何らの変化もせず、したがって、時定数手段43
の出力信号Fおよびロック検出信号検出手段5の出力信
号Gも共に変化を示すことがなく、ロック状態を維持す
ることができる。
【0053】そして、時刻t5 において、第3の遅延回
路57の出力信号d′のエッジが、出力信号cにより表
されるウインドから外れた時点において、初めてエッジ
検出手段42からのエッジ検出信号Eが“H”レベルと
なり、その結果、時定数手段43の出力信号Fおよびロ
ック検出信号検出手段5の出力信号Gも共に変化してア
ンロック状態を検出することになる。
【0054】なお、本発明において使用されるエッジ検
出手段42の構成は、特に特定されるものではなく、ウ
インド生成手段41が形成したウインド内に、当該比較
信号入力手段に入力される比較信号のエッジが存在する
か否かを判別する機能を有するものであれば如何なる構
成のものでも使用することが可能である。
【0055】また、本発明において使用されるこの時定
数手段43は、当該エッジ検出手段42から出力される
所定の信号レベルが、少なくとも所定の時間一定の信号
レベルに維持されている場合に、所定の論理を出力する
機能を有するものであれば、如何なる構成のものでも使
用することが可能である。
【0056】さらに、このロック検出信号検出手段5に
おける出力論理は、所定の回路における周波数がロック
状態もしくはアンロック状態のいずれか1つを表すもの
であればよく、その極性も“H”レベル、“L”レベル
のいずれを採用するものであってもよい。
【0057】また、このロック検出信号検出手段5は、
当該エッジ検出手段42が、当該ウインド内に、当該比
較信号入力手段3が形成するエッジが存在しない場合
は、アンロック状態の論理を出力し、所定の期間、当該
ウインド内に、当該エッジが存在している場合にロック
状態の論理を出力するように構成されていることが望ま
しい。次に、本発明に係るPLL回路のロック検出回路
1の第3の具体例について図6および図7を参照しなが
ら詳細に説明する。
【0058】すなわち、本発明に係る第3の具体例は、
前記した第1および第2の具体例と基本的な構成は同じ
であるが、入力される信号が、前記した第1および第2
の具体例では、基準信号と比較信号であったのに対し、
第3の具体例においては、データ信号とクロック信号と
が使用されるものである。したがって、この第3の具体
例においては、基準信号入力手段2と比較信号入力手段
3との代わりに、データ信号入力手段2′とクロック信
号入力手段3′とが使用されることになる。
【0059】さらに、第3の具体例においては、入力デ
ータ信号よりウインドを生成するウインド生成手段41
と、このウインド内に入力されるクロック信号のエッジ
が存在するか否かを判断するエッジ検出手段42と、さ
らには、このエッジ検出手段42において、エッジが検
出されなかった場合に、直ちにアンロック状態とすると
共に、ある程度の時間の間、常に当該エッジを検出し続
けているときのみロック状態を出力する時定数手段43
およびヒステリシス手段44を設けたものである。
【0060】本発明に係る第3の具体例におけるエッジ
検出手段42は、前述した第1および第2の具体例にお
けるエッジ検出手段42とは、機能は同一であるが、そ
の構成が異なっている。すなわち、本発明に係る第3の
具体例におけるPLL回路のロック検出回路としては、
データ信号入力手段2′、クロック信号入力手段3′、
このデータ信号入力手段2′の出力信号とクロック信号
入力手段3′からの出力信号とを比較する比較回路4、
および、この比較回路4の出力信号からロック検出信号
を出力するロック検出信号検出手段5から構成されてお
り、当該比較回路4は、該データ信号入力手段2′に接
続されたウインド生成手段41と、このウインド生成手
段41の出力信号とクロック信号入力手段3′の出力信
号とが入力されるエッジ検出手段42と、このエッジ検
出手段42の出力が入力され、かつその出力がロック検
出信号検出手段5に接続されている時定数手段43とが
設けられているようなPLL回路のロック検出回路が提
供される。
【0061】すなわち、図6に示すように、エッジ検出
手段42は、D入力端子Dとクロック入力端子Cを有
し、反転Q出力端子XQを有する第3のフリップフロッ
プFF3と、D入力端子D、クロック入力端子C、セッ
ト端子Sとを有し、反転Q出力端子XQを有する第4の
フリップフロップFF4および第5のフリップフロップ
FF5と、第2〜第4のORゲート回路OR2、OR3
およびOR4とが、図6に示されているように接続配線
された回路構成を採用するものである。
【0062】つまり、このウインド生成手段41の出力
信号cは、第3のフリップフロップFF3のD入力端子
Dと、第2および第3のORゲート回路OR2、OR3
の一方の入力端子とに接続されている。また一方で、ク
ロック信号(比較信号)dは、第3のフリップフロップ
FF3のクロック入力端子Cと、第2および第3のOR
ゲート回路OR2、OR3の他方の入力端子とに接続さ
れている。
【0063】なお、このクロック信号dは、第3のOR
ゲート回路OR3の他方の入力端子に反転回路を介して
接続されている。また一方で、第3のフリップフロップ
FF3の反転Q出力端子XQの出力は、反転回路を介し
て第4および第5のフリップフロップFF4、FF5の
セット端子Sに接続されている。さらに、第2のORゲ
ート回路OR2の出力は、第4のフリップフロップFF
4のクロック入力端子Cに接続されている、さらにま
た、第3のORゲート回路OR3の出力は、第5のフリ
ップフロップFF5のクロック入力端子Cに接続されて
いる。
【0064】また、第4および第5のフリップフロップ
FF4、FF5の反転Q出力端子XQの出力は、反転回
路を介して第4のORゲート回路OR4の入力端子にそ
れぞれ接続されていると共に、この第4のフリップフロ
ップFF4の反転出力端子XQの出力は、反転回路を介
してこの第5のフリップフロップFF5のD入力端子D
に接続されている。第5のフリップフロップFF5の反
転出力端子XQの出力は、反転回路を介して第4のフリ
ップフロップFF4のD入力端子Dに接続されている。
【0065】係るエッジ検出手段42の動作を図7のタ
イミングチャートに従って説明するならば、入力される
データ信号(基準信号)aと、第1の遅延回路50によ
り所定の時間遅延された遅延信号bとが、否定的排他論
理和回路(EX−NOR)53に入力され、出力信号c
により表されるウインドの波形が形成される。また一方
で、クロック信号入力手段3′からクロック信号dが入
力されると、第3のフリップフロップFF3の反転Q出
力端子XQから出力される出力信号を反転させたエッジ
検出信号Eは、“H”レベルを示し、また、第2のOR
ゲート回路OR2の出力信号Fと第3のORゲート回路
OR3の出力信号Gは、当該クロック信号dのエッジ
が、出力信号cにより表されるウインド内にある間だけ
それぞれ“L”レベルを示し、その他の期間には“H”
レベルを呈するものである。
【0066】また、第3のフリップフロップFF3の出
力信号Eをセット端子Sに入力し、第2のORゲート回
路OR2の出力信号Fをクロック入力端子Cに入力する
第4のフリップフロップFF4においては、その反転Q
出力端子XQの出力信号Hは“H”レベルとなるが、反
転回路でインバートされるので、“L”レベルの信号が
出力される。また、この第3のフリップフロップFF3
の出力信号Eをセット端子Sに入力し、この第2のOR
ゲート回路OR2の出力信号Fをクロック入力端子cに
入力する第5のフリップフロップFF5においては、そ
の反転Q出力端子XQの出力信号Iは“H”レベルとな
るが、反転回路でインバートされるので、“L”レベル
の信号が出力されることになる。
【0067】その結果、この第4のフリップフロップF
F4の反転出力信号Hと第5のフリップフロップFF5
の反転出力信号Iは、図7のような出力波形を描くこと
になる。そして、第4のフリップフロップFF4の反転
出力信号Hと第5のフリップフロップFF5の反転出力
信号Iは、共に第4のORゲート回路OR4に入力され
て、この第4のORゲート回路OR4から“L”レベル
の出力信号Jが出力され、ロック状態が検出されること
になる。
【0068】次に、時刻tn (nは任意の正の整数)に
おいて、出力信号cにより表されるウインド内に、クロ
ック信号dのエッジが存在しない場合には、第4のフリ
ップフロップFF4の反転出力信号Hが“H”レベルに
変化して第4のORゲート回路OR4の出力信号Jを
“H”レベルに変化させるので、アンロック状態が検出
されることになる。本発明に係る第3の具体例において
は、特に、入力されるデータ信号が、ランダムなパター
ンである場合が多く、したがって規則的でない場合に
は、上記のウインドは、規則的な周期で生成されない
が、係る状況においても、前述した具体例と同様に、よ
り安定した、正確なPLL回路のロック状態の検出を正
常に行うために、時定数手段43が設けられているもの
であって、係る時定数手段43の構成およびその機能
は、前述の具体例におけるものと同一であるので、詳細
な説明は省略する。
【0069】次に、図8は、本発明の第3の具体例にお
いて使用されるエッジ検出手段42の変形例を示すブロ
ック図である。図8のPLL回路のロック回路は、デー
タ信号入力手段2′に接続されるウインド生成手段41
に遅延手段を設けるものであって、当該遅延手段は、第
1の遅延回路50からなる第1の遅延手段と第2の遅延
手段55からなる第2の遅延手段とに分割して設けるも
のであってもよく、また、一体的に設けたものであって
もよい。
【0070】さらに、クロック信号入力手段3′とエッ
ジ検出手段42との間に、第3の遅延回路57からなる
第3の遅延手段を設けることもでき、係る具体例におけ
る各遅延手段の作用、構成および目的は、前記した第1
および第2の具体例における遅延手段と実質的に同一で
あるので、その詳細な説明は省略する。
【0071】図9は、本発明に係るPLL回路のロック
検出回路の別の具体例の構成を示すブロック図であり、
上記した各具体例に比べて、極めて簡易な構成を有す
る、経済的かつ正確であって安定性のあるPLL回路の
ロック検出回路1を得るものである。
【0072】すなわち、図9に示すように、本発明にお
けるPLL回路のロック検出回路の第4の具体例におい
ては、基準信号入力手段2、比較信号入力手段3、基準
信号入力手段2の出力信号と比較信号入力手段3からの
出力信号とを比較する比較回路4、およびこの比較回路
4の出力信号からロック検出信号を出力するロック検出
信号検出手段5から構成されたPLL回路のロック検出
回路1において、当該比較回路4に、時定数手段43お
よびヒステリシス手段44が設けられているPLL回路
のロック検出回路1が提供される。
【0073】上記具体例におけるこの比較回路4の構成
は、従来のPLL回路のロック検出回路において使用さ
れている比較回路と同一のもので差し支えない。
【0074】つまり、上記の具体例においては、この比
較回路4において、基準信号入力手段2からの基準信号
と比較信号入力手段3からの比較信号とを比較して、そ
の結果が一致していない場合には、直ちにアンロック状
態を出力し、ある程度の時間の間、常に一致状態が継続
される場合にのみ、ロック状態を出力するようにし、さ
らに、ジッタ、あるいは出力電圧の変動等による誤動作
を有効に防止するものである。
【0075】以下に、上記した本発明に係る第3の具体
例において使用し得るエッジ検出手段42の他の構成例
について説明する。
【0076】図10は、本発明における第3の具体例に
おけるエッジ検出手段42の他の構成例を示すブロック
図であって、図6におけるエッジ検出手段42との違い
は、図6中の第3のフリップフロップFF3に対応する
フリップフロップFF3′のクロック入力端子Cが反転
入力端子に構成されているものであって、係る構成によ
り、当該ウインド内にクロック信号の立ち下がりエッジ
があるときにエッジありと判断し、立ち下がりエッジが
ないときには、エッジなしと判断するように構成されて
いるものである。
【0077】当該エッジ検出手段42の動作は、極性が
異なるだけで図6のエッジ検出手段42の動作と同じで
ある。
【0078】図11は、本発明における第3の具体例に
おけるエッジ検出手段42のさらに他の構成例を示すブ
ロック図である。図中、ウインド生成手段41の出力信
号がクロック入力端子Cに入力され、クロック信号入力
手段3′からのクロック信号がD入力端子Dに入力され
る第6のフリップフロップFF6と、このウインド生成
手段41の出力信号が、反転回路を介してクロック端子
Cに入力され、クロック信号入力手段3′からのクロッ
ク信号がD入力端子Dに入力される第7のフリップフロ
ップFF7と、第6および第7のフリップフロップFF
6、FF7のQ出力端子Qが、それぞれ入力端子に接続
された否定的論理和回路{あるいは一致回路(EX−N
OR)}60とで構成されており、当該ウインド内にク
ロック信号の立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッ
ジがあるときにエッジがあると判断し、またクロック信
号の立ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジがない
ときにエッジがないと判断する回路構成を採っている。
【0079】つまり、2個のフリップフロップFF6、
FF7によって入力されるウインドの両エッジでクロッ
ク信号を捕らえクロック信号の状態を判断することが可
能となる。本具体例において、入力されるデータがラン
ダムなパターンの場合、すなわち規則的でない場合に、
当該ウインドが規則的な周期で生成されないが、係る場
合でも正常な動作を行わせることが可能となる。
【0080】図12は、本発明における第3の具体例に
おけるエッジ検出手段42の別の構成例を示すブロック
図である。図中、ウインド生成手段41の出力信号がク
ロック入力端子Cに入力され、クロック信号入力手段
3′からのクロック信号がデータ端子Dに入力される第
8のフリップフロップFF8と、このウインド生成手段
41の出力信号が、反転回路を介してクロック端子Cに
入力され、クロック信号入力手段3′からの出力クロッ
ク信号がD入力端子Dに入力される第9のフリップフロ
ップFF9と、第8のフリップフロップFF8のQ出力
端子Qが、一方の入力端子に接続され、かつ、第9のフ
リップフロップFF9の反転Q出力端子XQが、反転回
路を介して他方の入力端子に接続されたNANDゲート
回路61とで構成されており、当該ウインド内にクロッ
ク信号の立ち上がりエッジがあるときにエッジがあると
判断し、またクロック信号の立ち上がりエッジがないと
きにエッジがないと判断する回路構成を採っている。
【0081】つまり、2個のフリップフロップFF8、
FF9によって入力されるウインドの両エッジでクロッ
ク信号を捕らえクロック信号の状態を判断することが可
能となる。
【0082】図13は、本発明における第3の具体例に
おけるエッジ検出手段42のさらに別の構成例を示すブ
ロック図である。図中、ウインド生成手段41の出力信
号がクロック入力端子Cに入力され、クロック信号入力
手段3′からのクロック信号がD入力端子Dに入力され
る第10のフリップフロップFF10と、ウインド生成
手段41の出力信号が、反転回路を介してクロック入力
端子Cに入力され、クロック信号入力手段3′からのク
ロック信号がD入力端子Dに入力される第11のフリッ
プフロップFF11と、第10のフリップフロップFF
10の反転Q出力端子XQが反転回路を介して、一方の
入力端子に接続され、かつ、第11のフリップフロップ
FF11のQ出力端子Qが、他方の入力端子に接続され
たNANDゲート回路62とで構成されており、当該ウ
インド内にクロック信号の立ち下がりエッジがあるとき
にエッジがあると判断し、またクロック信号の立ち下が
りエッジがないときにエッジがないと判断する回路構成
を採っている。
【0083】つまり、2個のフリップフロップFF1
0、FF11によって入力されるウインドの両エッジで
クロック信号を捕らえクロック信号の状態を判断するこ
とが可能となる。
【0084】ついで、入力データDATAを含むデータ
信号に同期したクロック信号を抽出生成する機能を備え
た本発明のPLL回路のロック検出回路の具体例に対し
改良を施した実施例を説明する。この実施例との違いを
明確にするため、まず、図14および図15を参照しな
がら、クロック信号を抽出生成する機能を備えた本発明
のPLL回路のロック検出回路の具体例を詳しく説明す
る。
【0085】図14および図15は、クロック抽出生成
機能を有する本発明のPLL回路のロック検出回路の一
例を示す回路ブロック図(その1およびその2)であ
る。これらの図14および図15の回路は、基本的に、
前述の図2のロック検出回路に相当するPLL部7およ
びロック検出部40に直並列変換部9を付加したもので
ある。さらに、図16は、図14に示すPLL回路のロ
ック検出回路における動作を説明するためのタイミング
チャートである。
【0086】図14において、PLL部7は、入力デー
タDATAを含むデータ信号と、このデータ信号をチャ
ージポンプ部72およびフィルタ部73により積分した
信号が入力される電圧制御発振器(VCO)74と、こ
の電圧制御発振器74から出力されるクロック信号(図
14ではVCO出力信号Svco )との位相を比較する位
相比較器71とを具備している。さらに、上記PLL部
7においては、位相比較器71による位相比較結果に基
づいて上記データ信号に同期したクロック信号を抽出生
成することができる。
【0087】さらに、図14において、ロック検出部4
0は、入力データDATAを含むデータ信号が入力され
るD入力端子Dと、PLL部7から抽出生成されたクロ
ック信号が入力されるクロック入力端子Cとを有する2
つのフリップフロップ143、144を具備している。
ここで、PLL部7から抽出生成されたクロック信号
は、遅延回路素子75(遅延回路0:後述の第1の遅延
回路素子に対応する)を通してクロック入力端子Cに入
力される。また、データ信号は、1つの遅延回路素子1
40を通して一方のフリップフロップ143のD入力端
子Dに入力される。別の経路として、データ信号は、直
列に接続された2つの遅延回路素子141、142を通
して他方のフリップフロップ144のD入力端子Dに入
力される。
【0088】さらに、図14においては、上記の2つの
フリップフロップ143、144の各々のQ出力端子Q
を入力とする否定的排他論理和回路148が、2つのフ
リップフロップ143、144の後段に接続される。さ
らに、否定的排他論理和回路148の出力側には、時定
数回路145、ヒステリシス回路146およびインバー
タ回路147が設けられている。
【0089】これらのフリップフロップ143、14
4、および否定的排他論理和回路148は、それぞれ、
前述の図2におけるフリップフロップFF1、FF2、
および否定的排他論理和回路53とほぼ同じ機能を有す
る。さらに、否定的排他論理和回路53の出力側に接続
される時定数回路145およびヒステリシス回路146
は、それぞれ、前述の図2における時定数手段43およ
びヒステリシス手段44とほぼ同じ機能を有する。
【0090】さらに詳しく説明すると、図14の時定数
回路145は、前述の図2の場合と同じように、第1の
トランジスタT1 ′と、第2のトランジスタT2 ′と、
コンデンサC1 ′と、第2のトランジスタT2 ′のエミ
ッタに接続される電流源CS′とで構成され、第1のト
ランジスタT1 ′の制御端子部にエッジ検出機能を有す
る否定的排他論理和回路148が接続されている。
【0091】上記のような構成のロック検出部40は、
データ信号の1ビット内の2点の信号レベルの“H”レ
ベルまたは“L”レベルを、電圧制御発振器74の発振
周期の複数倍毎(N倍毎:Nは任意の正の整数)に順次
抽出比較するような構成になっている。ここでは、上記
1ビット内の2点の信号レベルを電圧制御発振器74の
発振周期毎に順次抽出比較することにより、上記信号レ
ベルの各々にて同じ状態が比較的長く続いたことが判別
されたときのみロック状態とするようにしている。
【0092】さらに、図15において、直並列変換部9
は、入力データDATAを含むデータ信号に同期したク
ロック信号をクロック入力として、直列形式のデータ信
号を抽出するための4つのフリップフロップ91、9
2、93および94が設けられている。さらに、これら
のフリップフロップ91〜94から出力される直列形式
のデータ信号を、1/4分周器95により4倍の周期に
されたクロック信号をクロック入力として、並列形式の
データ信号に変換し、入力データの取り込みを行う4つ
の他のフリップフロップ96、97、98および99が
設けられている。
【0093】図14および図15に示したロック検出回
路では、入力データDATAを含むデータ信号を、互い
に遅延量の異なる2種の遅延回路(第1の遅延回路素子
140からなる遅延回路1、第2の遅延回路素子14
1、142からなる遅延回路2)に通すことによってタ
イミングの異なる2つのデータ信号を生成する。さら
に、これらのデータ信号の立ち上がりエッジにおいて、
電圧制御発振器74からのVCO出力信号(クロック信
号)Svco の“H”レベルまたは“L”レベルを検出
し、それらが異なる場合にはロック状態、同じ場合には
アンロック状態としている。
【0094】この場合、データ信号から抽出されたクロ
ック信号(図14ではVCO出力信号Svco )は、直並
列変換部9で入力データの取り込みに使用されるため、
クロック信号の立ち上がりがデータ信号の変化点になけ
れば正しい入力データを取り込むことができる。したが
って、ロック検出部40のクロック信号の立ち上がりが
データ信号の変化点にないときにロックしていると判断
すればよい。
【0095】しかしながら、この種のロック検出部で
は、図16のタイミングチャートに示すように、入力デ
ータDATAにジッタ(図16の斜線部)があるとき
に、遅延回路75を通してデータ信号(a)を遅延させ
た信号(ア)、および、2つの遅延回路141、142
を通してデータ信号(a)を遅延させた信号(イ)もジ
ッタの影響を受ける。それゆえに、遅延回路75を通し
てクロック信号(b)を遅延させた信号(ウ)の立ち上
がりにおいて、入力データDATAの変化点にないにも
かかわらずロックしていないと判断してしまうことがあ
る(ロック検出信号(c)により最終判断される)。
【0096】このような状態では、遅延量の異なる2種
の遅延回路を通して得られる2つのデータ信号は、それ
ぞれ、フリップフロップ143、144に入力された後
に、互いに異なる“L”レベルの信号(エ)と“H”レ
ベルの信号(オ)として出力されることはなくなる。こ
の結果、否定的排他論理和回路148の出力信号(カ)
のレベルも“L”レベルまたは“H”レベルになり、ア
ンロック状態になっているとみなされてしまう。
【0097】このような現象は、遅延回路2の遅延時間
と遅延回路1の遅延時間との差がデータの1ビットの間
隔の半分、すなわち、PLL部をロックさせようとする
周期の1/2のときに起こりにくくなる。このときに許
される入力データのジッタの最大値は、データの1ビッ
トの間隔の約半分(1/2)となる。したがって、入力
データのビットレートが高くなるにつれて、ロック検出
部に許されるジッタの最大値は小さくなり、その許容範
囲が制限される。例えば、入力データのビットレートが
125Mbps(ビット/秒)のときには4nsec
(ナノ秒)、250Mbpsのときには2nsecとな
る。つまり、上記のロック検出部では、250Mbps
のデータが2nsec以上のジッタをもつと、正確なロ
ック検出ができなくなる可能性もある。
【0098】ついで、図17および図18を参照しなが
ら、上記の不都合な点を解消するために考え出された本
発明の実施例の構成を説明する。図17および図18
は、図14の回路を改良した構成を有する本発明のPL
L回路のロック検出回路の構成を示す回路ブロック図
(その1およびその2)である。さらに、図19は、図
17のPLL回路のロック検出回路のPLLロック時に
おける各部の動作を示すタイミングチャートであり、図
20は、図17のPLL回路のロック検出回路のPLL
アンロック時における各部の動作を示すタイミングチャ
ートである。
【0099】図17におけるPLL回路のロック検出回
路は、入力データDATAを含むデータ信号から、これ
に同期したクロック信号を抽出生成するPLL部7と、
上記データ信号、および、PLL部7から抽出生成され
る当該クロック信号に基づき、ロック状態であることを
検出するロック検出部150と、PLL部7から抽出生
成され、かつ、上記データ信号に同期したクロック信号
を用いて入力データの取り込みを行う直並列変換部10
0とを備えている。
【0100】上記のPLL部7の回路構成は、前述の図
14のPLL部7の回路構成と同じじなので、ここで
は、その説明を省略することとする。
【0101】図17に示すロック検出部150の構成を
より詳しく説明すると、このロック検出部150は、上
記データ信号の1ビット内の2点の信号レベルを、電圧
制御発振器74の発振周期の複数倍毎に順次抽出比較す
る手段を備えており、上記1ビット内の2点の信号レベ
ルを電圧制御発振器74の発振周期毎に順次抽出比較す
る手段により、上記信号レベルの各々にて同じ状態が所
定の期間続いたことが判別されたときのみロック状態と
するように構成される。
【0102】さらに、図17に示すように、上記1ビッ
ト内の2点の信号レベルを電圧制御発振器74の発振周
期毎に順次抽出比較する手段は、電圧制御発振器74か
ら出力されるクロック信号(VCO出力信号Svco )の
立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジの位相を遅ら
せてデータ信号のある位置に移動する第1の遅延回路素
子75(第1の遅延回路部)と、この第1の遅延回路素
子75を通過した信号の立ち上がりエッジまたは立ち下
がりエッジによりデータ信号の信号レベル(“H”レベ
ルまたは“L”レベル)を検出する第1のD−フリップ
フロップ(DFF)152等の第1のデータ保持手段
と、第1の遅延回路素子75を通過した信号の位相をさ
らに遅らせる第2の遅延回路素子150、151(第2
の遅延回路部)と、この第2の遅延回路素子150、1
51を通過した信号の立ち上がりエッジまたは立ち下が
りエッジによりデータ信号の信号レベル(“H”レベル
または“L”レベル)を検出する第1のD−フリップフ
ロップ153等の第2のデータ保持手段とを具備してい
る。
【0103】さらに、図17に示すように、上記1ビッ
ト内の2点の信号レベルを電圧制御発振器74の発振周
期毎に順次抽出比較する手段は、上記2つのD−フリッ
プフロップ152、153の出力を受ける排他論理和回
路(EXOR回路)154と、この排他論理和回路15
4の出力をD入力として、かつ、電圧制御発振器74の
出力をクロック入力として受ける第3のD−フリップフ
ロップ155等の第3のデータ保持手段と、この第3の
D−フリップフロップ155の出力が一定期間“L”レ
ベルのときのみロック状態として出力する時定数回路1
56と、この時定数回路156の出力を受けるヒステリ
シス回路157と、インバータ回路158とを具備して
いる。
【0104】上記の排他論理和回路154の出力側に接
続される時定数回路156およびヒステリシス回路15
7は、それぞれ、上記の図14の場合のように、前述の
図2における時定数手段43およびヒステリシス手段4
4とほぼ同じ機能を有する。
【0105】さらに詳しく説明すると、図17の時定数
回路156は、前述の図2の場合と同じように、第1の
トランジスタT1 ′と、第2のトランジスタT2 ′と、
コンデンサC1 ′と、第2のトランジスタT2 ′のエミ
ッタに接続される電流源CS′とで構成され、第1のト
ランジスタT1 ′の制御端子部にエッジ検出機能を有す
る排他論理和回路154および第3のD−フリップフロ
ップ155が接続されている。
【0106】さらに、図18において、直並列変換器1
00は、前述の図15の直並列変換器90の場合と同じ
ように、入力データDATAを含むデータ信号に同期し
たクロック信号をクロック入力として、直列形式のデー
タ信号を抽出するための4つのフリップフロップ10
1、102、103および104が設けられている。さ
らに、これらのフリップフロップ101〜104から出
力される直列形式のデータ信号を、1/4分周器105
により4倍の周期にされたクロック信号をクロック入力
として、並列形式のデータ信号に変換し、入力データの
取り込みを行う4つの他のフリップフロップ106、1
07、108および109が設けられている。さらに、
これらのフリップフロップ106、107、108およ
び109の出力信号は、それぞれ、バッファ回路11
0、111、112および113を介して外部の回路等
に伝送される。
【0107】ここで、図17および図18に示すよう
に、上記直並列変換器100の直前に、第3の遅延回路
素子159(第3の遅延回路部)を介してロック検出部
150を設け、このロック検出部150により、入力デ
ータDATAの取り込みに用いる電圧制御発振器74の
出力信号の位相を、第2のD−フリップフロップ153
に用いるために電圧制御発振器74の出力信号に与える
遅延量の略半分だけ遅らせるようにしている。すなわ
ち、第2の遅延回路部の半分の遅延量を持つ第3の遅延
回路部を通過した電圧制御発振器の出力信号の立ち上が
りエッジにより、データの取り込みが正しく行われてい
るときだけロック検出出力のレベルを“H”レベルにし
ている。
【0108】ついで、図19および図20を参照しなが
ら、図17のPLL回路のロック検出回路のPLLロッ
ク時およびPLLアンロック時における各部の動作を説
明する。
【0109】図19に示すように、PLL部のVCO出
力信号Svco の位相は、第1の遅延回路素子75によっ
て入力データDATAの中心付近に移される(図17お
よび図19の信号(ア))。そして、第2の遅延回路素
子150、151は、第1の遅延回路素子75の出力信
号の位相をさらに遅らせ、この出力信号は、データの中
心よりさらに後ろに移される(図17および図19の信
号(イ))。これらの遅延回路素子を通過したVCO出
力信号は、それぞれ、第1および第2のD−フリップフ
ロップ152、153に送られ、立ち上がりエッジ位置
での入力データDATAの“H”レベルまたは“L”レ
ベルの検出を行う。
【0110】これらの第1および第2のD−フリップフ
ロップ152、153の出力信号が、図19の信号
(ウ)、(エ)に対応している。これらの信号(ウ)、
(エ)は、次段の排他論理和回路154に入力される。
PLLロック時には、信号(ウ)と信号(エ)は、信号
(ア)と信号(イ)の位相差の時間を除けば同じになる
ため、排他論理和回路154の出力信号(オ)のレベル
は広い範囲で“L”レベルになる。したがって、排他論
理和回路154の出力信号(オ)をVCO出力信号Svc
o の立ち上がりでたたくと、第3のD−フリップフロッ
プ155の出力信号(カ)のレベルは“L”レベルとな
る。
【0111】この“L”レベルの出力信号(カ)を時定
数回路156に入力すると、時定数回路内のトランジス
タT1 ′が非導通状態(オフ状態)になり、コンデンサ
1′の電荷がトランジスタT2 ′のベース電流により
徐々に放電して、その出力電圧は低くなる。そして、時
定数回路156の出力に対応する信号(キ)の電圧があ
るレベルより小さくなると、ヒステリシス回路の出力レ
ベルが“L”レベルとなり、次段のインバータ回路15
8で反転されてロック検出出力のレベルが“H”レベル
になる。
【0112】逆に、PLLアンロック時には、信号
(ウ)と信号(エ)との間で異なる時間が長いため、排
他論理和回路154の出力信号(オ)は“H”レベルに
なったり“L”レベルになったりする。このため、出力
信号(カ)の出力も“H”になったり“L”になったり
する。第3のD−フリップフロップの出力信号(カ)の
出力レベルが“H”レベルになると、時定数回路156
内のトランジスタT1 ′が導通状態(オン状態)になっ
て瞬時にコンデンサC1 ′が充電され、信号(キ)の電
圧が高くなり、ロック検出出力のレベルは“L”レベル
になる。
【0113】このように、ロック検出出力のレベルが
“H”レベルになっているときは、直並列変換回路10
0で入力データDATAを取り込むVCO出力信号は、
第3の遅延回路素子の遅延時間が第2の遅延回路素子の
遅延時間の約1/2であれば、その位相が信号(ア)と
信号(イ)の中間に来るため、正確に入力データDAT
AのHLレベル(“H”レベルまたは“L”レベル)の
検出を行うことができる。
【0114】次に、ロック検出部150に許されるジッ
タの最大値について述べる。第2の遅延回路素子の遅延
量を、データの1ビットの間隔の1/4にすると、許さ
れるジッタの最大値はデータの1ビットの3/4とな
る。例えばビットレートが250Mbpsの場合、許さ
れるジッタの最大値は3nsecとなり、入力に許され
るジッタの最大値が顕著に大きくなる。
【0115】図21は、図17のPLL回路のロック検
出回路における特徴的な部分を示す回路ブロック図であ
り、図22は、図21の各部の動作を示すタイミングチ
ャートである。
【0116】図21においては、図17の実施例におい
て図14と異なる部分を抜き出した回路部分が示されて
いる。図21では、第1の遅延回路素子等からなる第1
の遅延回路部160を用いてPLL部のVCO出力信号
Svco (すなわち、クロック信号)の位相を入力データ
DATAの中心付近に移動させる。さらに、第2の遅延
回路素子150、151は、第1の遅延回路素子等から
なる第2の遅延回路部161を用いてVCO出力信号の
位相をさらに遅らせ、データの中心よりさらに後ろに移
す。これらの異なる遅延回路素子等を通過したVCO出
力信号は、それぞれ、第1および第2のD−フリップフ
ロップ152、153等のデータ保持手段に送られる。
遅延回路素子等の遅延時間を適切な値に設定することに
より、ジッタの影響を受けることなく上記のVCO出力
信号の立ち上がりエッジ位置での入力データDATAの
“H”レベルまたは“L”レベルの検出を誤りなく行う
ことができる。
【0117】図22においては、図21の各部における
代表的な信号波形が示されている。図22に示すよう
に、本発明の実施例では、電圧制御発振器74からのV
CO出力信号(図21および図22の信号)は、第1
の遅延回路部によりデータの1ビットの間隔の1/2近
傍まで遅延させ(図21および図22の信号)、さら
に、第2の遅延回路部によりデータの1ビットの間隔の
約1/4遅延させている(図21および図22の信号
)。このように遅延回路部を構成すれば、信号と信
号との位相ずれが適切な値に設定されるので、第1お
よび第2のD−フリップフロップ152、153等のデ
ータ保持手段により、VCO出力信号の立ち上がりエッ
ジ位置での入力データDATAの“H”レベルまたは
“L”レベルの検出が確実に遂行され、第1および第2
のD−フリップフロップ152、153のQ出力端子Q
から、それぞれ、信号および信号が誤りなく出力さ
れる。
【0118】図23は、図17のPLL回路のロック検
出回路において入力データをPLLロック状態またはP
LLアンロック状態にしたときの入力データの変化の様
子を示す概念図である。図23において、入力データD
ATAを含むデータ信号の1ビット内の2点(図23中
の(1)、(2))の“H”レベルまたは“L”レベル
を、電圧制御発振器の発振周期のN倍毎に順次抽出する
場合、PLLロック時では、入力データDATAに同期
した信号、すなわち、入力データDATAと同じ周期の
VCO出力信号がクロック信号として生成される。
【0119】また一方で、PLLアンロック時では、入
力データDATAの約2倍の周期のVCO出力信号が生
成される。すなわち、このようにして生成されたVCO
出力信号の周期は、入力データDATAの周期と一致し
ておらず、入力データDATAとVCO出力信号との関
係は非同期になっている。
【0120】したがって、例えばVCO出力信号の立ち
上がりエッジ位置で、ある程度長い期間入力データの変
化の様子を検知すれば、ロック状態にあるかアンロック
状態にあるかを確実に検出することができる。
【0121】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のPLL回
路のロック検出回路によれば、第1に、基準信号からウ
インドを作成し、係るウインド内に比較信号の立ち上が
りもしくは立ち下がりのエッジが存在するか否かを判断
するので、当該比較信号のエッジの検出操作そのものが
正確に行われると同時に、当該回路における周波数のロ
ック状態に関して、当該ロック状態が変化した場合に
は、所定の時間の間、当該変化の状態が固定的に継続さ
れるか否かを判断し、当該変化の状態が固定的に継続さ
れた場合に限り、当該ロック状態についての状態が変化
したと判断するようにするものであるから、次段に接続
された他の回路において、ロック状態あるいはアンロッ
ク状態を誤って判断することが有効に防止できる。
【0122】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第2に、データ信号からウインドを作成
し、係るウインド内にクロック信号の立ち上がりもしく
は立ち下がりのエッジが存在するか否かを判断するの
で、当該クロック信号のエッジの検出操作そのものが正
確に行われると同時に、当該回路における周波数のロッ
ク状態に関して、当該ロック状態が変化した場合には、
所定の時間の間、当該変化の状態が固定的に継続される
か否かを判断し、当該変化の状態が固定的に継続された
場合に限り、当該ロック状態についての状態が変化した
と判断するようにしているものであるから、データ信号
に同期したクロック信号を誤りなく出力することができ
る。
【0123】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第3に、時定数手段の出力端子と上記ロ
ック検出信号検出手段との間にヒステリシス手段を設け
ているので、ロック状態の検出レベルを任意にかつ安定
に設定することができる。
【0124】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第4に、ロック検出回路内のウインド生
成手段が遅延手段を有しているので、ウインドの値を任
意にかつ安定に設定することができる。
【0125】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第5に、ウインド生成手段内の遅延手段
として、多段の遅延手段を使用しているので、ウインド
の値を比較的広範囲に変化させることができる。
【0126】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第6に、比較信号入力手段とエッジ検出
手段との間に第3の遅延手段を設けているので、基準信
号を遅延させても比較信号との位相ずれを適宜補正する
ことができる。
【0127】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第7に、比較信号入力手段とエッジ検出
手段との間に第3の遅延手段を設けているので、データ
信号を遅延させてもクロック信号との位相関係のずれを
適宜補正することができる。
【0128】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第8に、一方の遅延手段の遅延時間を他
方の遅延手段の遅延時間の略半分に設定しているので、
ロック状態検出用のウィンドを安定に確保することがで
きる。
【0129】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第9に、ウインド生成手段が形成したウ
インド内に、比較信号入力手段もしくはクロック信号入
力手段に入力される入力信号のエッジが存在するか否か
を判別するようにしているので、PLLがロック状態に
なっていることを瞬時にかつ確実に検出することができ
る。
【0130】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第10に、時定数手段は、エッジ検出手
段から出力される信号レベルが、ある程度長い時間
“H”レベルまたは“L”レベルを維持している場合
に、ロック状態であることを示す論理出力を生成するよ
うにしているので、入力信号のジッタ等により一時的に
入力信号レベルが変動した場合でも、ロック状態または
アンロック状態を誤って判断することが防止できる。
【0131】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第11に、比較信号入力手段もしくはク
ロック信号入力手段が形成する入力信号のエッジが、所
定の期間、ウインド内に存在している場合にのみロック
状態の論理を出力するようにしたいるので、入力信号の
ジッタ等により一時的に入力信号レベルが変動した場合
でも、ロック状態であることを確実に判別することがで
きる。
【0132】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第12に、基準信号と比較信号とを比較
する比較回路において、基準信号により生成されるウイ
ンド内に比較信号のエッジが検出されなかった場合に
は、直ちにアンロック状態とし、このエッジが検出され
た後、所定の時間の間エッジが検出され続けている場合
にのみ、ロック状態であると判断する時定数手段と、複
数種のエッジ検出のレベルを設定することが可能なヒス
テリシス手段とを設けているので、当該比較信号のエッ
ジの検出操作そのものが正確に行われると同時に、当該
回路における周波数のロック状態に関して、当該ロック
状態が変化した場合には、所定の時間の間、当該変化の
状態が固定的に継続されるか否かを判断しているので、
簡単な回路構成により、ロック状態あるいはアンロック
状態を誤って判断することが有効に防止できる。
【0133】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第13に、電圧制御発振器から出力され
るクロック信号の位相を比較する位相比較器による比較
結果に基づいてデータ信号に同期したクロック信号を抽
出生成する場合、上記データ信号の1ビット内の2点の
信号レベルを電圧制御発振器の発振周期毎に順次抽出比
較するときに、上記信号レベルの各々にて同じ状態が所
定の期間続いたことが判別されたときのみロック状態と
するようにしているので、入力データにジッタ等が入り
込んでも、ロック状態あるいはアンロック状態を誤って
判断することなくデータ信号に同期したクロック信号を
確実に抽出生成することができる。
【0134】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第14に、データ信号の1ビット内の2
点の信号レベルを電圧制御発振器の発振周期毎に順次抽
出比較する場合に、第1の遅延回路部によりクロック信
号の立ち上がりエッジの位相を遅らせると共に、第2の
遅延回路部により上記の遅延されたクロック信号の位相
をさらに遅らせ、両方の遅延回路部により設定された間
隔内でデータ信号の変化の様子を検知しているので、2
種の遅延回路部の遅延時間の差を適切な値に設定するこ
とにより、PLLがロック状態になっていることを瞬時
にかつ確実に検出することができる。
【0135】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第15に、2つのD−フリップフロップ
等のデータ保持手段の出力の後段に、両方の出力信号を
受ける排他論理和回路を設けているので、ある程度長い
時間PLLがロック状態になっていることを検出するこ
とができ、入力データにジッタ等が入り込んだことに起
因するロック状態の判別の誤りを防止することができ
る。
【0136】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第16に、上記2つのD−フリップフロ
ップの後段に、上記排他論理和回路の出力信号をD入力
として、かつ、電圧制御発振器からのクロック信号をク
ロック入力として受ける第3のD−フリップフロップを
設けているので、簡単な回路構成により、ある程度長い
時間PLLがロック状態になっていることを安定に検出
することができ、入力に許されるジッタの最大値が大き
くなる。
【0137】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第17に、上記第3のD−フリップフロ
ップの出力レベルが予め定められた値になっているとき
のみ、電圧制御発振器の発振周期に対応する発振周波数
を増加させるためのパルス信号、または、この発振周波
数を減少させるためのパルス信号のいずれか一方の位相
比較器への入力を遮断するようにしているので、D−フ
リップフロップの出力レベルを適切な値に設定すること
により、データ信号に対し一時的にジッタ等が入り込ん
だ場合でも、ジッタによる立ち上がりエッジもしくは立
ち下がりエッジのゆらぎにより誤ってロック状態を検出
することが防止できる。
【0138】さらに、本発明のPLL回路のロック検出
回路によれば、第18に、データ信号に同期したクロッ
ク信号を用いて入力データの取り込みを行う直並列変換
器の直前にロック検出部を設け、このロック検出部によ
り、上記入力データの取り込みに用いる電圧制御発振器
の出力信号の位相を、第2のデータ保持手段に用いるた
めに電圧制御発振器の出力信号に与える遅延量の略半分
だけ遅らせるようにしているので、データ信号に対し一
時的にジッタ等が入り込んだ場合でも、ジッタによる立
ち上がりエッジもしくは立ち下がりエッジのゆらぎに関
係なく安定にロック状態を検出することができ、入力デ
ータに許容されるジッタ量が大きくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るPLL回路のロック検出回路の基
本的な構成の一例を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るPLL回路のロック検出回路にお
ける第1の具体例の構成を示すブロック図である。
【図3】図2に示されるPLL回路のロック検出回路の
動作を示すタイミングチャートである。
【図4】本発明に係るPLL回路のロック検出回路にお
ける第2の具体例の構成を示すブロックダイアグラムで
ある。
【図5】図4に示されるPLL回路のロック検出回路の
動作を示すタイミングチャートである。
【図6】本発明に係るPLL回路のロック検出回路にお
ける第3の具体例の構成を示すブロック図である。
【図7】図6に示されるPLL回路のロック検出回路の
動作を示すタイミングチャートである。
【図8】本発明の第3の具体例において使用されるエッ
ジ検出手段の変形例を示すブロック図である。
【図9】本発明に係るPLL回路のロック検出回路の第
4の具体例の構成を示すブロック図である。
【図10】本発明に係る第3の具体例におけるエッジ検
出手段の他の構成例を示すブロック図である。
【図11】本発明に係る第3の具体例におけるエッジ検
出手段のさらに他の例を示すブロック図である。
【図12】本発明に係る第3の具体例におけるエッジ検
出手段の別の例を示すブロック図である。
【図13】本発明における第3の具体例におけるエッジ
検出手段のさらに別の例を示すブロック図である。
【図14】クロック抽出生成機能を有する本発明のPL
L回路のロック検出回路の一例を示す回路ブロック図
(その1)である。
【図15】クロック抽出生成機能を有する本発明のPL
L回路のロック検出回路の一例を示す回路ブロック図
(その2)である。
【図16】図14に示すPLL回路のロック検出回路に
おける動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図17】図14の回路を改良した構成を有する本発明
のPLL回路のロック検出回路の構成を示す回路ブロッ
ク図(その1)である。
【図18】図14の回路を改良した構成を有する本発明
のPLL回路のロック検出回路の構成を示す回路ブロッ
ク図(その2)である。
【図19】図17のPLL回路のロック検出回路のPL
Lロック時における各部の動作を説明するためのタイミ
ングチャートである。
【図20】図17のPLL回路のロック検出回路のPL
Lアンロック時における各部の動作を説明するためのタ
イミングチャートである。
【図21】図17のPLL回路のロック検出回路におけ
る特徴的な部分を示す回路ブロック図である。
【図22】図21の各部の動作を示すタイミングチャー
トである。
【図23】図17のPLL回路のロック検出回路におい
て入力データをPLLロック状態またはPLLアンロッ
ク状態にしたときの入力データの変化の様子を示す概念
図である。
【図24】従来のPLL回路のロック検出回路の一例を
示すブロック図である。
【図25】図24に示すPLL回路のロック検出回路に
おける動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1…PLL回路のロック検出回路 2…基準信号入力手段 2′…データ信号入力手段 3…比較信号入力手段 3′…クロック信号入力手段 4…比較回路 5…ロック検出信号検出手段 6…次段の回路 7…PLL部 9…直並列変換部 40…ロック検出部 41…ウインド生成手段 42…エッジ検出手段 43…時定数手段 44…ヒステリシス手段 50…第1の遅延回路 53、60…否定的排他論理和回路(EX−NOR) 54…ORゲート回路 55…第2の遅延回路 56…遅延手段 57…第3の遅延回路 61、62…NANDゲート回路 71…位相比較器 74…電圧制御発振器(VCO) 100…直並列変換部 145…時定数回路 150…ロック検出部 156…時定数回路 152…第1のD−フリップフロップ(DFF) 153…第2のD−フリップフロップ 154…排他論理和回路(EX−OR) 155…第3のD−フリップフロップ 160…第1の遅延回路部 161…第2の遅延回路部

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準信号入力手段、比較信号入力手段、
    該基準信号入力手段から出力される基準信号と該比較信
    号入力手段からの出力信号とを比較する比較回路、およ
    び、該比較回路の出力信号からロック検出信号を出力す
    るロック検出信号検出手段から構成されるPLL回路の
    ロック検出回路において、 当該比較回路は、 該基準信号入力手段に接続されたウインド生成手段、 該ウインド生成手段の出力信号と該比較信号入力手段の
    出力信号とが入力されるエッジ検出手段、および、 該エッジ検出手段の出力信号が入力され、かつ、その出
    力信号が前記ロック検出信号検出手段に接続されている
    時定数手段とを備えていることを特徴とするPLL回路
    のロック検出回路。
  2. 【請求項2】 データ信号入力手段、クロック信号入力
    手段、該データ信号入力手段から出力されるデータ信号
    と該クロック信号入力手段からのクロック信号とを比較
    する比較回路、および、該比較回路の出力信号からロッ
    ク検出信号を出力するロック検出信号検出手段から構成
    されるPLL回路のロック検出回路において、当該比較
    回路は、 該データ信号入力手段に接続されたウインド生成手段、 該ウインド生成手段の出力信号と該クロック信号入力手
    段の出力信号とが入力されるエッジ検出手段、および、 該エッジ検出手段の出力信号が入力され、かつ、その出
    力信号が前記ロック検出信号検出手段に接続されている
    時定数手段とを備えていることを特徴とするPLL回路
    のロック検出回路。
  3. 【請求項3】 前記時定数手段の出力端子と前記ロック
    検出信号検出手段との間にヒステリシス手段が設けられ
    ている請求項1または2記載のPLL回路のロック検出
    回路。
  4. 【請求項4】 前記ウインド生成手段が、遅延手段を含
    んでいることを特徴とする請求項1から3のいずれか1
    項に記載のPLL回路のロック検出回路。
  5. 【請求項5】 前記ウインド生成手段内の前記遅延手段
    として、第1の遅延手段と第2の遅延手段からなる多段
    の遅延手段が設けられている請求項4記載のPLL回路
    のロック検出回路。
  6. 【請求項6】 前記比較信号入力手段と、前記エッジ検
    出手段との間に第3の遅延手段が設けられている請求項
    4または5記載のPLL回路のロック検出回路。
  7. 【請求項7】 前記クロック信号入力手段と、前記エッ
    ジ検出手段との間に第3の遅延手段が設けられている請
    求項4または5記載のPLL回路のロック検出回路。
  8. 【請求項8】 前記第3の遅延手段が、前記第2の遅延
    手段の略半分の遅延時間を有するものである請求項4か
    ら7のいずれか1項に記載のPLL回路のロック検出回
    路。
  9. 【請求項9】 前記エッジ検出手段は、前記ウインド生
    成手段が形成したウインド内に、前記比較信号入力手段
    もしくはクロック信号入力手段に入力される入力信号の
    エッジが存在するか否かを判別する機能を有するもので
    ある請求項1から8のいずれか1項に記載のPLL回路
    のロック検出回路。
  10. 【請求項10】 前記時定数手段が、前記エッジ検出手
    段から出力される所定の信号レベルが、少なくとも所定
    の時間一定の信号レベルに維持されている場合に、所定
    の論理を出力する機能を有するものである請求項1から
    9のいずれか1項に記載のPLL回路のロック検出回
    路。
  11. 【請求項11】 前記論理が、ロック状態もしくはアン
    ロック状態のいずれか1つである請求項10記載のPL
    L回路のロック検出回路。
  12. 【請求項12】 前記エッジ検出手段が、前記ウインド
    内に、前記比較信号入力手段もしくはクロック信号入力
    手段が形成する前記入力信号のエッジが存在しない場合
    は、アンロック状態の論理を出力し、所定の期間、前記
    ウインド内に、前記エッジが存在している場合にロック
    状態の論理を出力する請求項9記載のPLL回路のロッ
    ク検出回路。
  13. 【請求項13】 基準信号入力手段、比較信号入力手
    段、該基準信号入力手段から出力される基準信号と該比
    較信号入力手段から出力される比較信号とを比較する比
    較回路、および、該比較回路の出力信号からロック検出
    信号を出力するロック検出信号検出手段から構成される
    PLL回路のロック検出回路において、 当該比較回路には、 前記基準信号により生成されるウインド内に前記比較信
    号のエッジがあるかどうかを判断し、該エッジが検出さ
    れなかった場合には、直ちにアンロック状態とし、該エ
    ッジが検出された後、所定の時間の間、常に該エッジが
    検出され続けている場合にのみ、ロック状態であると判
    断して、ロック状態の出力を行う時定数手段と、 該時定数手段の出力端子と前記ロック検出信号検出手段
    との間に接続され、かつ、複数種のエッジ検出のレベル
    を設定することが可能なヒステリシス手段とが設けられ
    ていることを特徴とするPLL回路のロック検出回路。
  14. 【請求項14】 入力データを含むデータ信号と、該デ
    ータ信号を積分した信号が入力される電圧制御発振器か
    ら出力されるクロック信号の位相を比較する位相比較器
    を含み、かつ、該位相比較器による比較結果に基づいて
    前記データ信号に同期したクロック信号を抽出生成する
    PLL部と、 前記データ信号、および、該PLL部から抽出生成され
    る当該クロック信号に基づき、ロック状態であることを
    検出するロック検出部とを有するPLL回路のロック検
    出回路において、 前記ロック検出部は、前記データ信号の1ビット内の2
    点の信号レベルを、前記電圧制御発振器の発振周期の複
    数倍毎に順次抽出比較する手段を備えており、 前記1ビット内の2点の信号レベルを前記電圧制御発振
    器の発振周期毎に順次抽出比較する手段により、前記信
    号レベルの各々にて同じ状態が所定の期間続いたことが
    判別されたときのみロック状態とするように構成される
    ことを特徴とするPLL回路のロック検出回路。
  15. 【請求項15】 前記1ビット内の2点の信号レベルを
    前記電圧制御発振器の発振周期毎に順次抽出比較する手
    段が、 前記電圧制御発振器から出力されるクロック信号の立ち
    上がりエッジまたは立ち下がりエッジの位相を遅らせて
    前記データ信号のある位置に移動する第1の遅延回路部
    と、 前記第1の遅延回路部を通過した信号の立ち上がりエッ
    ジまたは立ち下がりエッジにより前記データ信号の信号
    レベルを検出する第1のデータ保持手段と、 前記第1の遅延回路部を通過した信号の位相をさらに遅
    らせる第2の遅延回路部と、 該第2の遅延回路部を通過した信号の立ち上がりエッジ
    または立ち下がりエッジにより前記データ信号の信号レ
    ベルを検出する第2のデータ保持手段とを含む請求項1
    4記載のPLL回路のロック検出回路。
  16. 【請求項16】 前記ロック検出部が、 前記第1および第2のデータ保持手段の出力信号が同じ
    であるか否かを判定する手段として、前記第1および第
    2のデータ保持手段の出力の後段に、該第1および第2
    のデータ保持手段の両方の出力信号を受ける排他論理和
    回路を設ける請求項15記載のPLL回路のロック検出
    回路。
  17. 【請求項17】 前記ロック検出部が、 前記排他論理和回路の後段に、該排他論理和回路の出力
    信号をD入力として、かつ、前記電圧制御発振器から出
    力されるクロック信号をクロック入力として受ける第3
    のデータ保持手段を設け、該第3のデータ保持手段の出
    力レベルが、所定の期間だけ予め定められた値になって
    いるときのみロック状態とする請求項16記載のPLL
    回路のロック検出回路。
  18. 【請求項18】 前記第3のデータ保持手段の出力レベ
    ルが前記の予め定められた値になっているときのみ、前
    記電圧制御発振器の発振周期に対応する発振周波数を増
    加させるためのパルス信号、または、該発振周波数を減
    少させるためのパルス信号のいずれか一方の前記位相比
    較器への入力を遮断する請求項17記載のPLL回路の
    ロック検出回路。
  19. 【請求項19】前記PLL部から抽出生成され、かつ、
    前記データ信号に同期したクロック信号を用いて入力デ
    ータの取り込みを行う直並列変換部をさらに有するPL
    L回路のロック検出回路において、 該直並列変換部の直前に前記ロック検出部を設け、該ロ
    ック検出部により、前記入力データの取り込みに用いる
    前記電圧制御発振器の出力信号の位相を、前記第2のデ
    ータ保持手段に用いるために前記電圧制御発振器の出力
    信号に与える遅延量の略半分だけ遅らせる請求項14か
    ら16のいずれか1項に記載のPLL回路のロック検出
    回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100486201B1 (ko) * 1997-08-19 2005-08-31 삼성전자주식회사 위상동기루프의로크상태검출장치및방법
JP2007116663A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Honeywell Internatl Inc フェーズ・ロックド・ループのための改良されたロック検出回路
JP2007226903A (ja) * 2006-02-23 2007-09-06 Sharp Corp 同期型メモリのコントロールシステム

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