JPH08212728A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH08212728A
JPH08212728A JP7148195A JP7148195A JPH08212728A JP H08212728 A JPH08212728 A JP H08212728A JP 7148195 A JP7148195 A JP 7148195A JP 7148195 A JP7148195 A JP 7148195A JP H08212728 A JPH08212728 A JP H08212728A
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JP
Japan
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head
read
printed wiring
heads
servo
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7148195A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
Kazunori Tochiyama
和則 杤山
Takeshi Takahashi
剛 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 磁気ディスク装置のサーボトラックライト/
リードに要する時間を短縮する。 【構成】 各磁気ヘッドに電気的に接続されたフレキシ
ブルプリント配線シート42と;フレキシブルプリント
配線シート上に実装された、各磁気ヘッドに書き込み信
号を供給し各磁気ヘッドから読み出し信号を受け取るヘ
ッド集積回路50と;磁気ヘッド32とヘッド集積回路
50との間のフレキシブルプリント配線シート42上に
実装された、各磁気ヘッドからの全ての信号を外部回路
に導く第1コネクタ60とを含む。磁気ディスク装置は
更に、第1コネクタ60に取り外し可能に接続される第
2コネクタ62を一端部に有し、さらに対応する磁気ヘ
ッドとサーボデータ信号を受授する磁気ヘッドの数に対
応した数のサーボトラックライト/リード用集積回路5
8を搭載した外部マルチサーボトラックライト/リード
用プリント配線板54を含んでいる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数の記録面にサーボ情
報(サーボデータ)を書き込む磁気ディスク装置に関す
る。
【0002】磁気ディスク装置においては、ヘッドを正
しくディスクのトラック上に位置決めするシーク制御を
行なうために、磁気ディスク面上に予め記録してあるサ
ーボデータをリードしながら、閉ループサーボ制御によ
りヘッドのシーク制御を行なっている。
【0003】この閉ループサーボ制御には、サーボ面サ
ーボとデータ面サーボがあり、サーボ面サーボでは専用
のサーボ面にサーボデータが記録される。従来はサーボ
面サーボ方式が一般的であった。
【0004】近年の磁気ディスク装置においては、大容
量高記録密度化が進み、ディスク上のトラック間隔やヘ
ッドのコア幅は小さくなる傾向にある。これに対し、回
転するディスクの偏心及びヘッド間のずれ等の絶対量
は、大きく変えることは困難である。
【0005】このため、上記の偏心やヘッド間のずれ等
の相対的な割合が見かけ上増大する。この結果、サーボ
面サーボによってサーボヘッドを精密に目標トラックに
対し追従させていても、データ面にデータを書き込むデ
ータヘッドが温度変動等の影響から、目標トラックから
ずれるが、このずれ量が無視できなくなってしまう。
【0006】
【従来の技術】上述したようにトラック間隔が狭くなっ
てトラック密度が上がった場合には、従来のサーボ面の
みのサーボデータによるヘッド位置決め制御では、装置
の使用環境、特に環境温度が低温から高温又は逆に変化
した場合、サーボ面のサーボデータによりオントラック
制御されるデータ面のヘッドがオフトラックしやすくな
り、データが読み出せなくなる。
【0007】そこでデータ面内にもサーボデータを記録
し、サーボ面とデータ面内の両方のサーボデータを用い
てヘッドのオフトラックを防ぐための位置ずれ検出・補
正を行なうヘッド位置ずれ検出方法が提案されている。
【0008】このデータ面内のサーボデータを利用した
データ面サーボには、種々の方式があるが、一般に、デ
ータ面においてデータを記録しないあるシリンダー(ト
ラック)にサーボデータを書き込み、このサーボデータ
からヘッドの位置ずれ量を検出して、補正を行なってい
る。
【0009】データ面サーボを採用した磁気ディスク装
置においては、サーボデータの書き込みの際には装置に
実装してあるリード/ライト用ヘッド集積回路(ヘッド
IC)を用いてサーボデータの書き込み及びベリファイ
リードを行なっていた。
【0010】このため、複数枚実装した磁気ディスクの
各記録面にサーボデータを書き込むときには、このヘッ
ドICを使用して各記録面個別にサーボデータを書き込
んでいた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、1個のヘ
ッドICを使用して各記録面個別にサーボデータを書き
込む従来の方式では、サーボデータの書き込みに要する
時間が長くなる。サーボデータは主に生産工場において
磁気ディスクの組み立て工程中に書き込むので、サーボ
データの書き込み時間が長くなると、磁気ディスクの組
み立てコストに多大な影響を与えるようになる。
【0012】よって本発明の目的は、複数の記録面に同
時にサーボデータを書き込み且つベリファイリードする
ことのできる磁気ディスク装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、ハウジ
ングと;該ハウジング内に回転可能に収容された、各記
録面にサーボデータが書かれる複数枚の磁気ディスク
と;前記磁気ディスクの各記録面に対応して配置され、
各記録面にデータのライト/リードを行なう複数の磁気
ヘッドと;前記複数の磁気ヘッドを担持するヘッドアク
チュエータと;一端が前記ヘッドアクチュエータに固定
された、前記各磁気ヘッドに電気的に接続されたフレキ
シブルプリント配線シートと;前記フレキシブルプリン
ト配線シート上に実装された、前記各磁気ヘッドに書き
込み信号を供給し各磁気ヘッドから読み出し信号を受け
取るヘッド集積回路と;前記磁気ヘッドと前記ヘッド集
積回路との間の前記フレキシブルプリント配線シート上
に実装された、前記各磁気ヘッドからの全ての信号を外
部回路に導く第1コネクタと;を具備したことを特徴と
する磁気ディスク装置が提供される。
【0014】好ましくは、磁気ディスク装置は更に、第
1コネクタに取り外し可能に接続される第2コネクタを
一端部に有した、外部マルチサーボトラックライト/リ
ード用プリント配線板と;外部マルチサーボトラックラ
イト/リード用プリント配線板上にそれぞれ実装され
た、対応する磁気ヘッドにサーボデータ信号を供給し、
該磁気ヘッドで読み出したサーボデータ信号を受け取る
磁気ヘッドの数に対応した数のサーボトラックライト/
リード用集積回路とを具備している。
【0015】第1コネクタの代わりに、各磁気ヘッドか
らの全ての信号を外部回路に導く複数の第1のランド
を、磁気ヘッドと磁気ヘッド集積回路との間のフレキシ
ブルプリント配線シート上に形成するようにしてもよ
い。
【0016】サーボトラックライト/リードするのにヘ
ッド集積回路を利用する場合には、磁気ヘッドの数より
1つ少ない数のサーボトラックライト/リード用集積回
路を外部マルチサーボトラックライト/リード用プリン
ト配線板上に実装すればよい。
【0017】
【作用】サーボトラックライト及びベリファイリードを
行なう場合には、外部マルチサーボトラックライト/リ
ード用プリント配線板の第2コネクタをフレキシブルプ
リント配線シート上に実装された第1コネクタに接続す
る。
【0018】外部マルチサーボトラックライト/リード
用プリント配線板をサーボトラックライターに接続し、
サーボトラックライターからサーボデータ信号を供給す
る。このサーボデータ信号は各サーボトラックライト/
リード用集積回路を介して各磁気ヘッドに供給され、複
数枚の磁気ディスクの各記録面にサーボデータが書き込
まれる。
【0019】書き込まれたサーボデータは磁気ディスク
の次の1回転の間に各磁気ヘッドによりベリファイリー
ドされ、このベリファイリードされたサーボデータ信号
は各サーボトラックライト/リード用集積回路で増幅処
理される。
【0020】このように本発明によれば、複数枚の磁気
ディスクの各記録面に同時にサーボデータを書き込み、
且つ書き込まれたサーボデータをベリファイリードでき
るため、サーボデータの書き込みに必要とする時間を短
くすることができ、磁気ディスク装置の組み立て時間及
び組み立てコストを削減することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。図1を参照すると、本発明を具備した磁気
ディスク装置の斜視図が示されている。符号12はベー
ス14とカバー16とから構成されるハウジング(ディ
スクインクロージャー)である。
【0022】ベース14上には図示しないインナーハブ
モータによって回転駆動されるスピンドルハブが設けら
れている。スピンドルハブには磁気ディスク20と図示
しないスペーサが交互に挿入され、ディスククランプ1
8をスピンドルハブにねじ止めすることにより、複数枚
の磁気ディスク20が所定間隔離間してスピンドルハブ
に取り付けられる。
【0023】符号22はアクチュエータアームアセンブ
リ26と、磁気回路28とから構成されるロータリー型
ヘッドアクチュエータを示している。アクチュエータア
ームアセンブリ26は、ベース14に固定されたシャフ
ト24回りに回転可能に取り付けられており、回転中心
から一方向に伸長した複数のアクチュエータアーム30
を有している。
【0024】アクチュエータアームアセンブリ26は回
転中心に対してアクチュエータアーム30と反対側に取
り付けられたコイル38を有しており、磁気回路28と
コイル38とでボイスコイルモータ40を構成する。各
アクチュエータアーム30の先端には先端部に磁気ヘッ
ド32を支持したスプリングアーム33の基端部が固定
されている。
【0025】符号42は磁気ヘッド32に書き込み信号
を供給し、磁気ヘッド32で読み出した信号を装置外部
に取り出すためのフレキシブルプリント配線シートを示
しており、その一端がアクチュエータアーム30に固定
され、他端が信号を装置外部に取り出すコネクタに接続
されている。
【0026】ベース14上には環状パッキンアセンブリ
48が搭載されており、パッキンアセンブリ48を間に
挟んでカバー16をベース14にねじ締結することによ
り、ハウジング12内が密閉される。
【0027】図2を参照すると、本発明第1実施例の斜
視図が示されている。フレキシブルプリント配線シート
42の一端部は接着又はねじ止め等によりアクチュエー
タアームアセンブリ26の側面に固定されている。
【0028】フレキシブルプリント配線シート42上に
は、各磁気ヘッド32に書き込み信号を供給し、及び各
磁気ヘッド32から読み出し信号を受け取ってこれを増
幅処理するヘッド集積回路(ヘッドIC)50が実装さ
れている。
【0029】磁気ヘッド32とヘッドIC50との間の
フレキシブルプリント配線シート42上には、各磁気ヘ
ッド32からの全ての信号を外部回路に導く複数の第1
のランド52が形成されている。
【0030】符号54は外部マルチサーボトラックライ
ト/リード用プリント配線板であり、その一端部には第
1のランド52に取り外し可能に接続される複数の第2
のランド56が形成されている。
【0031】プリント配線板54上には、磁気ヘッドの
数に対応した数(本実施例では6個)のサーボトラック
ライト/リード用集積回路58が実装されている。プリ
ント配線板54の他端部は、図示しないサーボトラック
ライターに接続されている。
【0032】プリント配線板54に導く信号線は、各磁
気ヘッド当たりインダクティブヘッドなら2本、磁気抵
抗効果ヘッド(MRヘッド)なら4本必要となる。外部
マルチサーボトラックライト/リード用プリント配線板
54は、図示したようにフレキシブルプリント配線シー
トを用いるのが望ましい。
【0033】各磁気ディスクの記録面に対するサーボデ
ータの書き込み時には、図3に示したようにプリント配
線板54の第2のランド56をフレキシブルプリント配
線シート42上の第1のランド52に接続する。この接
続は例えば半田付けにより達成されるが、当業者にとっ
て周知な他の接続手段も採用可能である。
【0034】図示しないサーボトラックライターからサ
ーボデータが供給されると、このサーボデータはプリン
ト配線板54上に搭載された各サーボトラックライト/
リード用集積回路58により処理され、各集積回路58
から各磁気ヘッド32にサーボデータ信号が供給され、
複数枚の磁気ディスク20の各記録面に各磁気ヘッド3
2によりサーボデータが同時に書き込まれる。
【0035】磁気ディスクの次の1回転の間に書き込ま
れたサーボデータが各磁気ヘッド32により同時に読み
出され、読み出されたサーボデータ信号はフレキシブル
プリント配線シート42を介してプリント配線板54に
供給され、プリント配線板54上に搭載された各サーボ
トラックライト/リード用集積回路58により磁気ヘッ
ド毎に増幅処理される。
【0036】サーボトラックライト及びベリファイリー
ドが終了すると、半田を溶融することによりプリント配
線板54がフレキシブルプリント配線シート42から切
り離され、図1に示すように環状パッキンアセンブリ4
8をベース14上に搭載して、カバー16をベース14
に対してねじ締結することにより、磁気ディスク装置の
出荷準備が完了する。
【0037】このように本実施例では、磁気ヘッド32
の数に対応した数のサーボトラックライト/リード用集
積回路58を使用して、複数枚の磁気ディスク20の各
記録面にサーボデータを同時に書き込み、且つ書き込ま
れたサーボデータをベリファイリードすることが可能な
ので、サーボトラックライト/リードに要する時間を短
縮化することができ、磁気ディスク装置の組み立て時間
及び組み立てコストを減少することができる。
【0038】サーボトラックライト/リード用集積回路
58としては、ヘッドIC50が採用可能であり、ヘッ
ドIC50を使用することにより異なるICを設計する
必要がないので、コスト面から有利である。
【0039】図4を参照すると、本発明第2実施例の斜
視図が示されている。この実施例では、サーボデータ書
き込み時にヘッドIC50を使用するように、フレキシ
ブルプリント配線シート42の回路が形成されている。
よって、プリント配線板54上に搭載されるサーボトラ
ックライト/リード用集積回路58の数は磁気ヘッド3
2の数より1つ少ない5個で済む。
【0040】図5を参照すると、本発明第3実施例の斜
視図が示されている。本実施例では、上述した第1及び
第2実施例のランドの代わりに、磁気ヘッド32とヘッ
ドIC50との間のフレキシブルプリント配線シート4
2上に、各磁気ヘッド32からの全ての信号を外部回路
に導く第1コネクタ60が実装されている。
【0041】外部マルチサーボトラックライト/リード
用プリント配線板54の一端部には、第1コネクタ60
に接続される第2コネクタ62が実装されている。プリ
ント配線板54上には、磁気ヘッド32の数に対応した
数(本実施例では6個)のサーボトラックライト/リー
ド用集積回路58が搭載されている。第1及び第2実施
例と同様に、ヘッドIC50をサーボトラックライト/
リード用集積回路58として採用するのが望ましい。
【0042】本実施例では、複数枚の磁気ディスク20
の各記録面に対するサーボデータの同時書き込み時に、
プリント配線板54とフレキシブルプリント配線シート
42を接続するのに第1及び第2コネクタ60,62の
プラグイン接続を採用しているので、上述した第1及び
第2実施例に比較してその作業性が改善される。
【0043】図6を参照すると、本発明第4実施例の斜
視図が示されている。本実施例は図4に示した第2実施
例と同様に、サーボデータの書き込み時にヘッドIC5
0を使用するようにフレキシブルプリント配線シート4
2の回路が形成されているため、プリント配線板54上
に搭載するサーボトラックライト/リード用集積回路5
8は磁気ヘッド32の数より1つ少ない5個でよい。
【0044】図7を参照すると、図5及び図6に示され
た第3及び第4実施例の変形例を採用した磁気ディスク
装置の底面図が示されている。本変形例では、フレキシ
ブルプリント配線シート42に搭載する第1コネクタ6
0′が、磁気ディスク装置のベース14を貫通して伸長
している。
【0045】符号64は、フレキシブルプリント配線シ
ート42を外部のプリント配線板(図示せず)に接続す
るためのコネクタであり、同じくベース14を貫通して
伸長している。
【0046】本実施例によると、カバー16をベース1
4に締結した状態で、プリント配線板54の第2コネク
タ62を第1コネクタ60′に接続することが可能であ
る。よって、複数枚の磁気ディスク20の各記録面に対
するサーボデータの書き込み及びベリファイリードを磁
気ディスク装置を組み立てたままで行なうことができ
る。
【0047】図8を参照すると、本発明第5実施例に係
るヘッドICのブロック図が示されている。本実施例の
ヘッドIC70は、ヘッドの数に対応した数のライトド
ライバ110と、リードプリアンプ112を有してい
る。各ライトドライバ110はライトバッファ108に
それぞれ接続されており、各リードプリアンプ112は
リードバッファ114にそれぞれ接続されている。
【0048】マルチプレクサ72の出力端子は複数の磁
気抵抗効果素子74,741 ・・・74n と複数の磁気
誘導素子76,761 ・・・76n に接続されている。
端子CB1Xと端子CB1Yとの間にコンデンサ82が
接続され、端子CB2Xと端子CB2Yとの間にコンデ
ンサ84が接続されている。
【0049】本実施例では、データの読み出しに磁気抵
抗効果素子を使用しているため、データのリード時に各
磁気抵抗効果素子に定電流が供給される。この電流は磁
気抵抗効果素子によってバラツキがあるため、それによ
って生じる電圧変化をマルチプレクサ72及びコンデン
サ82,84でキャンセルするようにしている。
【0050】リードバイアスソース92は端子CN1,
CN2,CN3を介してコンデンサ86,88,90に
それぞれ接続されている。各磁気抵抗効果素子74,7
1,・・・74n に供給されるセンス電流には複数の
ノイズが内部及び外部から伝搬し、クロストークによっ
て助長される。これらのノイズをコンデンサ86,8
8,90とリードバイアスソース92によって低減す
る。
【0051】電源端子78に12ボルトの電圧を供給す
るか、または電源端子80に5ボルトの電圧を選択的に
供給して、ヘッドIC70が駆動される。ライトアンセ
イフディテクタ94がヘッドの断線及び/またはショー
トを検出する。ブロック96はMRヘッド電圧モニタを
表しており、端子98を介してセンター電圧が供給され
る。
【0052】ブロック100はライト電流モニタを示し
ており、端子102を介してライト電流の制御が行わ
れ、端子104を介してデータライト時のヘッドICの
異常のチェックが行われる。ブロック106はライト時
の電圧が所定電圧以下になるとライト電流を断つ安全回
路である。
【0053】以下、本実施例のサーボトラックライト及
びベリファイリードの作用について説明する。上位装置
からライトコマンドが端子118を介してモードセレク
ト116に入力されると、ライトモードが選択される。
【0054】次いで、端子122を介してマルチヘッド
セレクト信号がヘッドセレクト120に入力され、サー
ボデータの書き込みに使用するマルチヘッドが選択さ
れ、選択信号がマルチプレクサ72に送られる。マルチ
プレクサ72はこの選択信号に従いマルチヘッドを選択
する。
【0055】次いで、図示しないサーボトラックライタ
ーからサーボデータがヘッドIC70に供給される。こ
のサーボデータは複数のライトバッファ108及び複数
のライトドライバ110を介してマルチプレクサ72で
選択された各磁気ヘッドに供給され、複数枚の磁気ディ
スクの各記録面に各磁気ヘッドによりサーボデータが同
時に書き込まれる。
【0056】磁気ディスクの次の一回転の間に書き込ま
れたサーボデータが各磁気ヘッドにより同時に読み出さ
れる。即ち、モードセレクト116でリードモードが選
択される。次いで、ヘッドセレクト120でマルチヘッ
ドが選択され、この選択信号がマルチプレクサ72に送
られる。マルチプレクサ72はこの信号に基づいて、マ
ルチヘッドを選択する。
【0057】このように、マルチプレクサ72で選択さ
れた各磁気ヘッドによりサーボデータが同時に読み出さ
れ、読み出されたサーボデータはマルチプレクサ72、
プリアンプ112及びリードバッファ114を介してヘ
ッドIC70から出力される。
【0058】この実施例では、ヘッドIC70がヘッド
の数に対応した数のライトドライバ110及びリードプ
リアンプ112を有しているため、複数枚の磁気ディス
クの各記録面にサーボデータを同時に書き込み、且つ書
き込まれたサーボデータをベリファイリードすることが
可能である。
【0059】よって、サーボトラックライト/リードに
要する時間を短縮化することができ、磁気ディスク装置
の組立時間及び組立コストを減少することができる。
【0060】
【発明の効果】本発明は以上詳述したように構成したの
で、データ面サーボを採用した磁気ディスク装置におい
て、複数枚の磁気ディスクの各記録面に対するサーボト
ラックライト/リードに要する時間を短くすることがで
き、磁気ディスク装置の組み立て時間及び組み立てコス
トを顕著に減少できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーを取り外した状態の磁気ディスク装置の
斜視図である。
【図2】本発明第1実施例の斜視図である。
【図3】ランド同士を接続した状態の第1実施例斜視図
である。
【図4】本発明第2実施例の斜視図である。
【図5】本発明第3実施例の斜視図である。
【図6】本発明第4実施例の斜視図である。
【図7】第3及び第4実施例の変形例のコネクタを具備
した、磁気ディスク装置底面図である。
【図8】本発明第5実施例に係るヘッドICのブロック
図である。
【符号の説明】
20 磁気ディスク 22 ヘッドアクチュエータ 26 アクチュエータアームアセンブリ 30 アクチュエータアーム 32 磁気ヘッド 42 フレキシブルプリント配線シート 50 ヘッドIC 52,56 ランド 54 マルチサーボトラックライト/リード用プリント
配線板 58 サーボトラックライト/リード用集積回路 60,62 コネクタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと;該ハウジング内に回転可
    能に収容された、各記録面にサーボデータが書かれる複
    数枚のディスクと;前記ディスクの各記録面に対応して
    配置され、各記録面にデータのライト/リードを行なう
    複数のヘッドと;前記複数のヘッドを担持するヘッドア
    クチュエータと;一端が前記ヘッドアクチュエータに固
    定された、前記各ヘッドに電気的に接続されたフレキシ
    ブルプリント配線シートと;前記フレキシブルプリント
    配線シート上に実装された、前記各ヘッドに書き込み信
    号を供給し各ヘッドから読み出し信号を受け取るヘッド
    集積回路と;前記ヘッドと前記ヘッド集積回路との間の
    前記フレキシブルプリント配線シート上に実装された、
    前記各ヘッドからの全ての信号を外部回路に導く第1コ
    ネクタと;を具備したことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 前記第1コネクタに取り外し可能に接続
    される第2コネクタを一端部に有した、外部マルチサー
    ボトラックライト/リード用プリント配線板と;前記外
    部マルチサーボトラックライト/リード用プリント配線
    板上にそれぞれ実装された、対応する前記ヘッドにサー
    ボデータ信号を供給し、該ヘッドで読み出したサーボデ
    ータ信号を受け取る前記ヘッドの数に対応した数のサー
    ボトラックライト/リード用集積回路を更に具備した請
    求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記第1コネクタに取り外し可能に接続
    される第2コネクタを一端部に有した、外部マルチサー
    ボトラックライト/リード用プリント配線板と;前記外
    部マルチサーボトラックライト/リード用プリント配線
    板上に実装された、前記ヘッドの数に対応した数の書き
    込み用ドライバと読み取り用増幅器を有しているサーボ
    トラックライト/リード用集積回路を更に具備した請求
    項1記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第1コネクタは前記ハウジングを貫
    通して設けられている請求項1記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 ハウジングと;該ハウジング内に回転可
    能に収容された、各記録面にサーボデータが書かれる複
    数枚のディスクと;前記ディスクの各記録面に対応して
    配置され、各記録面にデータのライト/リードを行なう
    複数のヘッドと;前記複数のヘッドを担持するヘッドア
    クチュエータと;一端が前記ヘッドアクチュエータに固
    定された、前記各ヘッドに電気的に接続されたフレキシ
    ブルプリント配線シートと;前記フレキシブルプリント
    配線シート上に実装された、前記各ヘッドに書き込み信
    号を供給し各ヘッドから読み出し信号を受け取るヘッド
    集積回路と;前記ヘッドと前記ヘッド集積回路との間の
    前記フレキシブルプリント配線シート上に実装された、
    前記複数のヘッドのうち1つのヘッドを除いた残りのヘ
    ッドからの全ての信号を外部回路に導く第1コネクタ
    と;を具備したことを特徴とするディスク装置。
  6. 【請求項6】 前記第1コネクタに取り外し可能に接続
    される第2コネクタを一端部に有した、外部マルチサー
    ボトラックライト/リード用プリント配線板と;前記外
    部マルチサーボトラックライト/リード用プリント配線
    板上にそれぞれ実装された、対応する前記ヘッドにサー
    ボデータ信号を供給し、該ヘッドで読み出したサーボデ
    ータ信号を受け取る前記ヘッドの数より1つ少ない数の
    サーボトラックライト/リード用集積回路とを更に具備
    した請求項5記載のディスク装置。
  7. 【請求項7】 前記第1コネクタに取り外し可能に接続
    される第2コネクタを一端部に有した、外部マルチサー
    ボトラックライト/リード用プリント配線板と;前記外
    部マルチサーボトラックライト/リード用プリント配線
    板上に実装された、前記ヘッドの数より1つ少ない数の
    書き込み用ドライバと読み取り用増幅器を有しているサ
    ーボトラックライト/リード用集積回路とを更に具備し
    た請求項5記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 前記第1コネクタは前記ハウジングを貫
    通して設けられている請求項5記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 ハウジングと;該ハウジング内に回転可
    能に収容された、各記録面にサーボデータが書かれる複
    数枚のディスクと;前記ディスクの各記録面に対応して
    配置され、各記録面にデータのライト/リードを行なう
    複数のヘッドと;前記複数のヘッドを担持するヘッドア
    クチュエータと;一端が前記ヘッドアクチュエータに固
    定された、前記各ヘッドに電気的に接続されたフレキシ
    ブルプリント配線シートと;前記フレキシブルプリント
    配線シート上に実装された、前記各ヘッドに書き込み信
    号を供給し各ヘッドから読み出し信号を受け取るヘッド
    集積回路と;前記ヘッドと前記ヘッド集積回路との間の
    前記フレキシブルプリント配線シート上に形成された、
    前記各ヘッドからの全ての信号を外部回路に導く複数の
    第1のランドと;を具備したことを特徴とするディスク
    装置。
  10. 【請求項10】 前記第1のランドに接続される複数の
    第2のランドを一端部に有する外部マルチサーボトラッ
    クライト/リード用プリント配線板と;前記外部マルチ
    サーボトラックライト/リード用プリント配線板上にそ
    れぞれ実装された、対応する前記ヘッドにサーボデータ
    信号を供給し、該ヘッドで読み出したサーボデータ信号
    を受け取る前記ヘッドの数に対応した数のサーボトラッ
    クライト/リード用集積回路と;前記第1のランドと前
    記第2のランドとを接続する接続手段と;を更に具備し
    た請求項9記載のディスク装置。
  11. 【請求項11】 ハウジングと;該ハウジング内に回転
    可能に収容された、各記録面にサーボデータが書かれる
    複数枚のディスクと;前記ディスクの各記録面に対応し
    て配置され、各記録面にデータのライト/リードを行な
    う複数のヘッドと;前記複数のヘッドを担持するヘッド
    アクチュエータと;一端が前記ヘッドアクチュエータに
    固定された、前記各ヘッドに電気的に接続されたフレキ
    シブルプリント配線シートと;前記フレキシブルプリン
    ト配線シート上に実装された、前記各ヘッドに書き込み
    信号を供給し各ヘッドから読み出し信号を受け取るヘッ
    ド集積回路と;前記ヘッドと前記ヘッド集積回路との間
    の前記フレキシブルプリント配線シート上に形成され
    た、前記複数のヘッドのうち1つを除いた残りのヘッド
    からの全ての信号を外部回路に導く複数の第1のランド
    と;を具備したことを特徴とするディスク装置。
  12. 【請求項12】 前記第1のランドに接続される複数の
    第2のランドを一端部に有する外部マルチサーボトラッ
    クライト/リード用プリント配線板と;前記外部マルチ
    サーボトラックライト/リード用プリント配線板上にそ
    れぞれ実装された、対応する前記ヘッドにサーボデータ
    信号を供給し、該ヘッドで読み出したサーボデータ信号
    を受け取る前記ヘッドの数より1つ少ない数のサーボト
    ラックライト/リード用集積回路と;前記第1のランド
    と前記第2のランドとを接続する接続手段と;を更に具
    備した請求項11記載のディスク装置。
  13. 【請求項13】 ハウジングと;該ハウジング内に回転
    可能に収容された、各記録面にサーボデータが書かれる
    複数枚のディスクと;前記ディスクの各記録面に対応し
    て配置され、各記録面にデータのライト/リードを行な
    う複数のヘッドと;前記複数のヘッドを担持するヘッド
    アクチュエータと;一端が前記ヘッドアクチュエータに
    固定された、前記各ヘッドに電気的に接続されたフレキ
    シブルプリント配線シートと;前記フレキシブルプリン
    ト配線シート上に実装された、前記各ヘッドに書き込み
    信号を供給し各ヘッドから読み出し信号を受け取るヘッ
    ド集積回路とを具備し;前記ヘッド集積回路は前記ヘッ
    ドの数に対応した数の書き込み用ドライバと読み取り用
    増幅器を有していることを特徴とするディスク装置。
JP7148195A 1994-12-06 1995-03-29 ディスク装置 Withdrawn JPH08212728A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100498428B1 (ko) * 1998-02-27 2005-09-13 삼성전자주식회사 하드디스크드라이브의자기헤드신호선커넥팅구조
KR100525247B1 (ko) * 1998-10-24 2006-01-12 삼성전자주식회사 하드디스크 드라이브에서 헤드로부터 메인보드까지의 가요성 인쇄회로 연결장치 및 그의 방법
KR100604897B1 (ko) * 2004-09-07 2006-07-28 삼성전자주식회사 하드 디스크 드라이브 조립체, 하드 디스크 드라이브의장착 구조 및 이를 채용한 휴대폰
US7424774B2 (en) 2004-06-07 2008-09-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of manufacturing a head actuator assembly and a disk drive
US8098459B2 (en) 2008-11-26 2012-01-17 Hitachi Global Storage Technologies, Netherlands B.V. Connecting a preamplifier to a printed circuit board assembly on a hard disk drive

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