JPH0821219B2 - テープカセット - Google Patents

テープカセット

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Publication number
JPH0821219B2
JPH0821219B2 JP2404585A JP40458590A JPH0821219B2 JP H0821219 B2 JPH0821219 B2 JP H0821219B2 JP 2404585 A JP2404585 A JP 2404585A JP 40458590 A JP40458590 A JP 40458590A JP H0821219 B2 JPH0821219 B2 JP H0821219B2
Authority
JP
Japan
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detection
cassette
detecting
information
tape
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP2404585A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03248389A (ja
Inventor
治之 苅部
忠男 五十嵐
隆 大木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
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Publication of JPH03248389A publication Critical patent/JPH03248389A/ja
Publication of JPH0821219B2 publication Critical patent/JPH0821219B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオテープレ
コーダ用のテープカセットに適用するのに最適なもので
あって、特に、カセット筺体の底面に設けられた複数の
検出部によってカセット情報が検出されるようにしたテ
ープカセットに関する。
【0002】
【従来技術】従来から、例えばビデオテープレコーダ用
のテープカセットにおいて、カセット筺体内に回転自在
に収納された左右一対のリール間のほぼ三角形状をなす
空間部を利用し、その空間部内でカセット筺体の底面に
複数の検出部を左右一列状に設けたものがある。そして
このテープカセットがビデオテープレコーダに装着され
ると、そのビデオテープレコーダに左右一列状に設けら
れた検出ピン等の情報検出手段によって複数の検出部が
それぞれ検出されて、テープの種類、テープの長さ等の
各種のカセット情報が検出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のテープカセットは、両リール間のほぼ三角形状をな
す空間部を利用して複数の検出部を左右一列状に設けた
ものであるが、その空間部はそれほど大きい空間ではな
いので、複数の検出部もそれぞれかなり小さくならざる
を得なかった。このため、複数の検出部を検出する情報
検出手段の配置及び構造が著しく制約され、それらの自
由度が極めて小さい問題があった。特に、このテープカ
セットをポータブルビデオカメラに使用する場合には、
そのビデオカメラにおける情報検出手段の配置及び構造
が制約されると、他の各種機構も制約を受け、小型化が
要求されるビデオカメラにおいて設計の自由度が極めて
悪化することになる。
【0004】そこで本発明は、複数の検出部をカセット
筺体の底面にきわめて容易に設けることができ、また、
それらの構造も簡単であり、さらに、それらのカセット
情報の内容を容易に変更することができるにもかゝわら
ず、これら複数の検出部を検出する情報検出手段の配置
及び構造の自由度を大きくできるようにしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセット筺体
内に収納された左右一対のリール間のほぼ三角形状をな
す空間部内でこのカセット筺体の底面に複数の検出部を
設け、これら複数の検出部のそれぞれが接続リブを介し
てカセット筺体に一体に成形された折り取り可能な検出
片を備え、これら複数の検出片のうち中央の検出片を前
記空間部の前後方向に沿って他の検出片よりも大きく形
成したものである。
【0006】
【実施例】以下、本発明をビデオテープレコーダ用のテ
ープカセットに適用した一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0007】まず、図3に示すように、テープカセット
のカセット筺体1は合成樹脂にて成形された上下ハーフ
2、3を上下から嵌合してビス止め等することによって
構成され、このカセット筺体1内には、磁気テープ4を
巻装された左右一対のリール5が回転自在に収納されて
いる。そして磁気テープ4は左右一対のテープガイド6
によって案内されてカセット筺体1の前面開口7に沿っ
て掛け渡されている。そしてカセット筺体1には、一点
鎖線で示すように、磁気テープ4の前面側で前面開口7
を開閉する前蓋8が上下に回動自在に取付けられてい
る。また前蓋8の後面側で下ハーフ3の底面3aには、
ほぼ台形状をなす底面開口9が形成され、この底面開口
9にビデオテープレコーダのテープ引出手段(図示せ
ず)が挿入されて、磁気テープ4が前面開口7から引き
出される。そして底面開口9と前記両リール5側とは、
下ハーフ3の底面3aから垂直状に一体に成形された仕
切壁10によって仕切られている。また仕切壁10の中
央部分10aの後方で両リール5間には、それら両リー
ル5に沿ってほぼ円弧状をなす左右一対のガイド壁11
が下ハーフ3の底面3aから垂直状に一体に成形されて
いる。なお仕切壁10及び両ガイド壁11は上ハーフ2
側にも同様に成形されている。そして仕切壁10の中央
部分10aと両ガイド壁11とによって囲まれた部分が
ほぼ三角形状をなす空間部13となっている。そしてこ
の空間部13内における下ハーフ3の底面3aに折り取
り可能な検出片19、20、21をそれぞれ備えた複
数、例えば3個の検出部15、16、17が設けられて
いる。
【0008】即ち、図1に示すように、空間部13内で
下ハーフ3の底面3aには、ほぼT形状をなす開孔18
が形成され、この開孔18内に折り取り可能な3個の検
出片19、20、21が前後一対の接続リブ19a、2
0a、21aおよび19b、20b、21bをそれぞれ
介して下ハーフ3に左右一列状にそれぞれ一体に成形さ
れている。ところで、3個の検出片19、20、21の
うち中央の検出片20は、空間部13の前後方向に沿っ
て他の左右両検出部19、21よりも大きく形成されて
いる。即ち、ほぼ三角形状をなす空間部13の形状を有
効に利用することによって、中央の検出片20の前後方
向の長さ1が他の左右両検出片19、21の前後方向
の長さ1のほぼ2倍に形成されている。
【0009】上述のように構成されたテープカセットが
ビデオテープレコーダに装着されると、ビデオテープレ
コーダに設けられた情報検出手段である検出ピン23、
24、25によってそれぞれ検出部15、16、17が
検出される。即ち、図2に示すように、例えば検出片2
1を折り取らないとその検出片21に検出ピン25が当
接され、例えば検出片20を前後一対の接続リブ20
a、20bを切断して折り取ると検出ピン24が空間部
13内に挿入される。こうして3個の検出片19、2
0、21を選択的に折り取ることによって、これら検出
片19、20、21の有無がそれぞれ検出ピン23、2
4、25によって検出されて、カセット情報が検出され
る。なおこのカセット情報としては、例えばテープの長
さ、テープの種類によるモード切換、再生後の自動巻戻
し命令等に利用される。
【0010】ところで、3個の検出片19、20、21
のうち中央の検出片20が、空間部13の前後方向に沿
って他の左右両検出片19、21よりも大きく形成され
ているので、その中央の検出片20を検出するための検
出ピン24の配置及び構造は、検出片20の大きな長さ
の範囲内で自由に設定することができる。そして図
示のように検出ピン24を検出片20の後方側に偏倚さ
せれば、他の検出ピン23、25との間隔が大きくなる
ので、それら他の検出ピン23、25の配置及び構造の
自由度も大きくなる。
【0011】以上、本発明の一実施例に付き述べたが、
本発明は、この実施例に限定されるものではなく、本発
明の技術的思想に基づいて各種の有効な変更が可能であ
る。
【0012】例えば、実施例では、3個の検出部を設け
たが、検出部の個数は適宜に変更可能である。また情報
検出手段も、検出ピンに限られることなく、光センサ等
の各種の手段を適用できる。
【0013】なお本発明は、ビデオテープレコーダ用の
テープカセットに限定されることなく、各種の記録再生
装置用のテープカセットに適用可能である。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、情報検出手段にて検出
することによってカセット情報が検出される複数の検出
部のそれぞれは、接続リブを介してカセット筺体に一体
に成形された折り取り可能な検出片を備えているので、
カセット情報が検出される複数の検出部をカセット筺体
の底面にきわめて容易に設けることができ、また、その
構造もきわめて簡単である。また、複数の検出部のそれ
ぞれは、接続リブを介してカセット筺体に一体に成形さ
れた折り取り可能な検出片を備えているので、上記接続
リブを切断して上記検出片を折り取る簡単な操作によ
り、情報検出手段にて上記検出部から検出することがで
きるカセット情報の内容を容易に変更することができ
る。特に、中央の検出片を両リール間のほぼ三角状をな
す空間部の前後方向に沿って他の検出片よりも大きく形
成したので、この中央の検出片をきわめて簡単に折り取
ることができ、このために、上記中央の検出片を備える
検出部のカセット情報の内容をきわめて容易に変更する
ことができる。また、この場合、ドライバー等を挿入し
て中央の検出片の接続リブを切断するに際し、他の検出
片を傷付けたり、誤って折り取ったりする恐れがない。
さらに、左右一体のリール間のほぼ三角状をなす空間部
を有効に利用して、複数の検出片のうち中央の検出片
を、空間部の前後方向に沿って他の検出片よりも大きく
形成したので、この中央の検出片を検出する情報検出手
段の構造及び配置が制約されず、その自由度を大幅に向
上させることができる。そして、この情報検出手段の他
の情報検出手段から偏倚させれば、それら他の情報検出
手段の構造及び配置の自由度も大幅に向上させることが
できる。特に、このテープカセットをポータブルビデオ
カメラに使用する場合には、そのビデオカメラにおける
情報検出手段の自由度が大きいので、他の各種機構に制
約を与えず、小型化が要求されるビデオカメラにおいて
も設計の自由度を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をビデオテープレコーダ用のテープカセ
ットに適用した一実施例における複数の検出部を示す要
部の拡大平面図である。
【図2】情報検出手段による情報検出を示す図1のII
−II線における断面図である。
【図3】図1にその一部分を示すテープカセット全体の
一部を切欠いた平面図である。
【符号の説明】
1 カセット筺体 3 下ハーフ 3a 底面 4 磁気テープ 5 リール 13 空間部 15 検出部 16 検出部 17 検出部 18 開孔 19 検出片 20 検出片 21 検出片 23 検出ピン(情報検出手段) 24 検出ピン(情報検出手段) 25 検出ピン(情報検出手段)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット筺体内に左右一対のリールを回転
    自在に収納し、これら両リール間のほぼ三角形状をなす
    空間部内で前記カセット筺体の底面に複数の検出部を設
    け、これら複数の検出部を情報検出手段にて検出するこ
    とによってカセット情報が検出されるように構成したテ
    ープカセットにおいて、 前記複数の検出部のそれぞれは、接続リブを介して前記
    カセット筺体に一体に成形された折り取り可能な検出片
    を備え、 前記複数の検出片のうち中央の検出片を、前記空間部の
    前後方向に沿って他の検出片よりも大きく形成したこと
    を特徴とするテープカセット。
JP2404585A 1990-12-04 1990-12-04 テープカセット Expired - Lifetime JPH0821219B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404585A JPH0821219B2 (ja) 1990-12-04 1990-12-04 テープカセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404585A JPH0821219B2 (ja) 1990-12-04 1990-12-04 テープカセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03248389A JPH03248389A (ja) 1991-11-06
JPH0821219B2 true JPH0821219B2 (ja) 1996-03-04

Family

ID=18514249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2404585A Expired - Lifetime JPH0821219B2 (ja) 1990-12-04 1990-12-04 テープカセット

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0416303Y2 (ja) * 1985-02-08 1992-04-13

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JPH03248389A (ja) 1991-11-06

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