JPH08211780A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH08211780A
JPH08211780A JP1775995A JP1775995A JPH08211780A JP H08211780 A JPH08211780 A JP H08211780A JP 1775995 A JP1775995 A JP 1775995A JP 1775995 A JP1775995 A JP 1775995A JP H08211780 A JPH08211780 A JP H08211780A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
fixing roller
fixing
roller
transfer paper
Prior art date
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Pending
Application number
JP1775995A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Tsuchida
栄治 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP1775995A priority Critical patent/JPH08211780A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着温度が過上昇することなく、転写紙サイ
ズに応じた設定値に極力一致するように的確に制御する
ことができ、良好な定着画像を安定して得ることができ
ること。 【構成】 定着ローラ1と加圧ローラ2とから成る定着
装置12と、前記定着ローラ1の表面温度を検知する温
度検知手段と、この温度検知手段の検知温度に応じて、
前記定着ローラ1の表面温度を制御する温度制御手段1
10とを備えた画像形成装置であって、前記温度検知手
段は、前記定着ローラ1の軸方向の中央位置に固定され
てこれに接触する第1温度検知手段3a,3bと、入力
された転写紙サイズに応じて、その転写紙の端部位置へ
移動可能な第2温度検知手段4a,4bとから成ってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、プリンタ
ー、ファクシミリ等に用いられる電子写真方式の画像形
成装置に関し、特に、定着装置の定着温度をより正確に
検知する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機等に内蔵されている電子
写真方式の画像形成装置における定着装置においては、
定着ローラ(加熱ローラ)に加圧ローラを圧接して構成
され、この定着ローラの内部に熱源を設けられていて、
この熱源によって定着ローラを所定温度に加熱し、静電
気力で転写紙に付着しているだけの未定着トナー画像の
定着に必要な熱の供給を行っている。したがって、この
未定着画像の定着に必要な熱の供給については、所定温
度に達したなら、熱の供給を停止する等の適切な温度制
御が必要となり、また、熱の供給量を決定するために、
定着ローラの正確な温度を検知する温度検知手段を設け
る必要がある。
【0003】また、大型サイズの転写紙と小型サイズの
転写紙とでは定着に消費される熱量が異なっているた
め、転写紙のサイズに応じた定着ローラ周面上の温度制
御が必要となる。即ち、定着に必要な最低定着温度以上
で、ホットオフセット温度以下の範囲内に定着ローラの
周面温度が調整されることが必要となる。そこで、例え
ば、実開昭52−29147号公報においては、定着ロ
ーラの回転と共に温度検出器を適宜駆動手段によって定
着ローラの軸方向に対して並行移動させることにより、
定着ローラの平均的な温度を正確に検出しようとする定
着装置が開示されている。
【0004】
【発明が解課決しようとする課題】しかしながら、上記
従来の定着装置においては、定着ローラの温度を設定値
に正確に一致させることが難しく、定着温度が過上昇し
てしまう傾向があり、さらに精度の高い温度制御方法が
望まれるところであった。そこで、この発明は、上述し
た従来の問題点を解消して、定着温度が過上昇すること
なく、転写紙サイズに応じた設定値に、極力一致するよ
うに的確に制御することができ、良好な定着画像を安定
して得ることができる簡単な構成の定着装置を有する画
像形成装置を提供することを課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の要旨とすると
ころは、請求項1では、定着ローラと加圧ローラとから
成り、転写された画像を熱によって転写紙に定着させる
定着装置と、前記定着ローラの表面温度を検知する温度
検知手段と、この温度検知手段によって検出された温度
に応じて、前記定着ローラの表面温度を制御する温度制
御手段とを備えた画像形成装置において、前記温度検知
手段は、前記定着ローラの軸方向の中央位置に固定され
てこれに接触する第1温度検知手段と、入力された転写
紙サイズに応じて、その転写紙の端部位置で定着ローラ
に接触するように、当該ローラの軸方向に移動可能な第
2温度検知手段とから構成したこと、また、請求項2で
は、前記第1温度検知手段による検知温度と、前記第2
温度検知手段による検知温度の平均値を前記定着ローラ
の表面温度とすること、また、請求項3では、前記平均
値と予め設定された設定値とを比較して、この設定値の
1%以上の差があると判定された場合に、前記平均値が
設定値に近づくように、前記温度制御手段によって前記
定着ローラの表面温度を制御するようにしたことであ
る。
【0006】
【作用】したがって、請求項1では、第1温度検知手段
によって、前記定着ローラの軸方向の中央位置の表面温
度を検知し、また、第2温度検知手段が、入力された転
写紙サイズに応じてその転写紙の端部位置に移動して、
その位置での表面温度を検知する。これらの検知温度に
基づいて、温度制御手段により定着ローラの表面温度を
転写紙サイズに応じた最適な定着温度に制御する。ま
た、請求項2では、前記第1温度検知手段による検知温
度と、前記第2温度検知手段による検知温度の平均値を
算出し、これを定着ローラの表面温度とするため、定着
ローラの表面温度が的確に把握され、定着温度が上昇し
過ぎることがない。また、請求項3では、前記平均値と
予め設定された設定値とを比較して、この設定値の1%
以上の差があると判定された場合に、その差が1%以下
となるまで前記平均値が設定値に近づくように、前記温
度制御手段によって前記定着ローラの表面温度を制御す
ることにより、良好な定着が行われ、画像に悪影響が及
ぶのが極力抑えられる。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。この発明に関わる複写機を含むシステム全体の
基本構成は、図1に示すように、図示しない画像形成装
置を含む複写機本体10の上面に、複写機1への動作を
入力する図示しないコントロールパネル等の操作部20
が配置されており、この複写機本体10と操作部20
は、複写機1へ種々のサイズの転写紙の収納・給紙を行
うための第1給紙装置30、第2給紙装置40、第3給
紙装置50、第4給紙装置60の上面に配置されてい
る。
【0008】この発明の定着装置を含む画像形成装置は
複写機本体1に内蔵されており、図2及び図3に示すよ
うに、定着装置12の構成は、定着ローラ(加熱ロー
ラ)1に加圧ローラ2が圧接して配置され、定着ローラ
1の内部にはローラ表面を加熱するためのヒータ1aが
設けられている。そして、定着ローラ1の軸方向の中央
部には、第1温度検知手段である温度検知センサ3a
が、一端を装置本体側に固定されたその支持部材3bの
先端に固定された状態で、当該ローラ1表面に接触して
配置されている。また、第2温度検知手段である温度検
知センサ4aが支持部材4bの先端に固定されて、定着
ローラ1に接触配置されており、支持部材4bの後端
は、駆動装置5から突き出たステー5aに支持されてい
て、温度検知センサ4aは駆動装置5の駆動によって矢
印A方向に移動可能とされている。このステー5aは、
例えば、螺状が形成された回転軸5aであって、支持部
材4bの後端に設けられた螺合部4cがこれに螺合し、
回転軸5aの回転によって温度検知センサ4aが矢印A
方向に移動する構成とすることもできる。
【0009】また、この構成を制御する制御回路につい
は、図4に示すように、温度制御手段でもある本体制御
回路110は、複写機本体1の動作制御のためのCPU
111、ROM112、RAM113、入出力回路11
4等を備えている。120は操作部制御回路であり、転
写紙サイズ入力等の操作入力キー及びLED等の表示装
置を有する操作部20(図1参照)からの信号を授受
し、本体制御回路110とはシリアル通信によって接続
されている。130、140、150、160はそれぞ
れ第1給紙装置3、第2給紙装置4、第3給紙装置5、
第4給紙装置6の制御回路であり、温度検知センサ3
a,4aや駆動装置5の図示しないモータ、クラッチ、
ソレノイド等170からの入出力と並列に、本体制御回
路110に接続されている。上記構成において、操作部
20から転写紙サイズが入力されると、その信号が操作
部制御回路120を介して本体制御回路110のCPU
111に入力され、CPU111は駆動装置5を駆動さ
せて温度検出センサ4aを転写紙サイズの端部位置まで
移動させる。移動後、温度検出センサ4aによって、そ
の位置における定着ローラ1の表面温度が検出されると
同時に、温度検出センサ3aによって定着ローラ1の中
央部の表面温度が検出される。
【0010】そして、温度検出センサ3a、及び温度検
出センサ4aの検出信号は、本体制御回路110に入力
され、これらの平均値を求める演算処理が行なわれて、
定着ローラ1の表面温度が算出される。算出された定着
ローラ1の表面温度と、RAM113に予め記憶されて
いる表面温度の設定値とが比較され、その差が当該設定
値の1%より大きいと判定された場合のみ、定着ローラ
1の表面温度を設定値に近付けて、その差が当該設定値
の1%以下になるまで、ヒータ1aの発熱量を上げるよ
うにCPU111によって制御する。このように、定着
ローラ1の中央位置と転写紙の端部位置の表面温度を検
知してこれらの平均値を求め、これを設定値と比較し
て、定着ローラの表面温度を設定値と一致させようとす
るものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1によれ
ば、温度検知手段は、定着ローラの軸方向の中央位置に
固定されてこれに接触する第1温度検知手段と、入力さ
れた転写紙サイズに応じて、その転写紙の端部位置で定
着ローラに接触するように、当該ローラの軸方向に移動
可能な第2温度検知手段とから成っているので、転写紙
サイズに応じて、最適な定着温度に制御することができ
る。また、請求項2によれば、前記第1温度検知手段に
よる検知温度と、前記第2温度検知手段による検知温度
の平均値を前記定着ローラの表面温度とするので、定着
温度が上昇し過ぎるのを防止することができる。また、
請求項3によれば、前記平均値と予め設定された設定値
とを比較して、この設定値の1%以上の差があると判定
された場合に、前記平均値が設定値に近づくように、温
度制御手段によって前記定着ローラの表面温度を制御す
るので、前記平均値と設定値との誤差が最小限に抑えら
れ、転写紙の端部に定着ムラが生じるのを極力抑えるこ
とができ、安定して良好な定着画像を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる実施例の複写機を含むシステ
ム全体を示す概略構成図である。
【図2】この発明の実施例の画像形成装置における定着
装置を示す斜視図である。
【図3】図2を矢印B方向から見た定着装置を示す側面
図である。
【図4】この発明の画像形成装置の回路構成を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 定着ローラ 2 加圧ローラ 3a,3b 第1温度検知手段 4a,4b 第2温度検知手段 12 定着装置 110 温度制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】定着ローラと加圧ローラとから成り、転写
    された画像を熱によって転写紙に定着させる定着装置
    と、前記定着ローラの表面温度を検知する温度検知手段
    と、この温度検知手段によって検出された温度に応じ
    て、前記定着ローラの表面温度を制御する温度制御手段
    とを備えた画像形成装置において、 前記温度検知手段は、前記定着ローラの軸方向の中央位
    置に固定されてこれに接触する第1温度検知手段と、入
    力された転写紙サイズに応じて、その転写紙の端部位置
    で定着ローラに接触するように、当該ローラの軸方向に
    移動可能な第2温度検知手段とから成ることを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記第1温度検知手段による検知温度と、
    前記第2温度検知手段による検知温度の平均値を前記定
    着ローラの表面温度とすることを特徴とする請求項1記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記平均値と予め設定された設定値とを比
    較して、この設定値の1%以上の差があると判定された
    場合に、前記平均値が設定値に近づくように、前記温度
    制御手段によって前記定着ローラの表面温度を制御する
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
JP1775995A 1995-02-06 1995-02-06 画像形成装置 Pending JPH08211780A (ja)

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JP1775995A Pending JPH08211780A (ja) 1995-02-06 1995-02-06 画像形成装置

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