JPH0821079B2 - 画質改善方法および装置 - Google Patents

画質改善方法および装置

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JPH0821079B2
JPH0821079B2 JP5197937A JP19793793A JPH0821079B2 JP H0821079 B2 JPH0821079 B2 JP H0821079B2 JP 5197937 A JP5197937 A JP 5197937A JP 19793793 A JP19793793 A JP 19793793A JP H0821079 B2 JPH0821079 B2 JP H0821079B2
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俊一 加藤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像の画質、特に、イ
メージセンサやモニタカメラ等で入力した画像のコント
ラストとシャープさとを改善する画質改善方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像処理の分野、および、画像表示を利
用した視覚的インタフェース技術の分野では、高精度の
画像入力機構と共に、入力された画像を人間の視認性の
良い画質に変換する必要性が高まっている。
【0003】このための対策として、画像の各画素値に
線形変換,指数変換あるいは対数変換のいずれかを施
し、画像のある画素値の区間でのコントラストを強調す
るという手法がある(谷内田(編)「コンピュータビジ
ョン」pp.27−30,丸善,1990年、および長
谷川:「画像光学」pp.152−157,コロナ社,
1983年)。
【0004】図1は、線形変換による画像のコントラス
ト強調の手法を説明するための図であり、図2は、指数
変換による画像のコントラスト強調の手法を説明するた
めの図であり、図3は、対数変換による画像のコントラ
スト強調の手法を説明するための図である。
【0005】図1,図2および図3を参照しながら、従
来の手法を説明する。
【0006】線形変換による画像のコントラスト強調の
手法は、図1に見るように、入力画像の画素値vの区間
をv≦b,b≦v≦a,a≦v等の幾つかに分けて、そ
れぞれの区間で画素値を変換する1次変換式を
【0007】
【数1】 のように定義し、この線形変換によって入力画像の画素
値vをf(v)に変換する。この際、利用者は強調した
い画素値の区間(例えばb≦v≦a)での1次変換式の
傾きを大きく設定することが、行われている。
【0008】指数変換による画像のコントラスト強調の
手法は、テレビジョン技術の分野ではガンマ補正と呼ば
れ、図2に見るように、指数関数に基づいて入力画像の
画素値vをg(v)に変換する。この際、コントラスト
の強調の度合いは、図2の指数関数の各点における曲線
の傾きで定まり、画素値vの大きな範囲(図2の例では
b≦v≦a)でコントラストが強調される。この指数変
換の式は入力画像全体に対して同じ形で適用されること
が、行われている。
【0009】対数変換による画像のコントラスト強調の
手法は、図3に見られるように、対数関数に基づいて入
力画像の画素値vをh(v)に変換する。この際、コン
トラスト強調の度合いは、図3の対数関数の各点におけ
る曲線の傾きで定まり、画素値vの小さな範囲(図3の
例ではb≦v≦a)でコントラストが強調される。この
曲線の形状すなわち対数変換の式は入力画像全体に対し
て同じ形で適用される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、線形変
換による方法では、入力された個々の画像を利用者が観
察しながらその画質に応じて、図1に示した折れ線のよ
うに、入力画素値に対する出力画素値の写像を一次変換
式の組として定義しなければならず、変換式の一般性は
得られない。
【0011】指数変換による方法では、あらかじめ定義
された変換式に従って画素値を変換するが、画素値の大
きい値の区間(図2の例ではb≦v≦a)のコントラス
トは強調されるが、一方、画素間の小さい値の区間(図
2の例ではv≦b)のコントラストは劣化する。
【0012】同様に、対数変換による方法では、あらか
じめ定義された変換式に従って画素値を変換するが、画
素値の小さい値の区間(図3の例ではb≦v≦a)のコ
ントラストは強調されるが、一方、画素値の大きい値の
区間(図3の例ではa≦v)のコントラストは劣化す
る。
【0013】本発明の目的は、このような問題を解決
し、画素値の小さい区間のコントラストを強調するとと
もに画素値の大きい区間のコントラストを強調すること
により画質の改善された画像を得ることにある。
【0014】本発明の他の目的は、入力された画像の画
素値の分布に適応して、高速にコントラストを強調した
シャープな画像を得ることにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の画質改善方法
は、画像の各画素毎に当該画素の近傍での画素値の分布
に応答する局所的な変域を測定し、ついで前記測定によ
って得られた局所的変域の下限値に比例した分だけ前記
画素値を修正したポジティブ画像を求めると共にネガテ
ィブ画像上での前記局所的変域の下限値に比例した分だ
け前記画素値を修正したネガティブ画像を求め、前記各
々修正された画素値の比の対数によって前記近傍中心の
画素値を補正し正規化することを特徴とする。
【0016】本発明の画質改善装置は、(a)画像情報
を入力するための入力機構と、(b)前記入力機構から
画像を受け取り、各画素毎に当該画素を含む近傍の画素
値を取り出す近傍画像抽出機構と、(c)前記近傍画像
抽出機構から近傍画像を受け取り、画素値の分布に応答
する局所的な変域を測定する近傍画像画素値変域解析機
構と、(d)前記近傍画像画素変域解析機構の結果に基
づき、前記局所的変域の下限値に比例して前記近傍中心
の画素値の補正量を計算するポジティブ画像画素値変量
決定機構と、(e)前記近傍画像画素値変域解析機構の
結果に基づき、対応するネガティブ画像上での前記局所
的変域の下限値に比例して前記近傍中心の画素値の補正
量を計算するネガティブ画像画素値変量決定機構と、
(f)前記ポジティブ画像画素値変量決定機構で得られ
た変量と、前記ネガティブ画像画素値量決定機構で得ら
れた変量とによって、前記ポジティブ画像およびネガテ
ィブ画像の画素値を修正し、これらの比の対数によっ
て、前記近傍中心画素の画素値を補正する画素値補正機
構と、(g)前記画素値補正機構で得られた画素値を正
規化する画素値正規化機構と、(h)前記画素値正規化
機構から各画素の画素値を受け取り、画像全体を構成し
て出力する出力機構とを備えたことを特徴とする。
【0017】
【作用】以上の画質改善方法および装置によれば、入力
された画像の画素値の分布特性を事前に仮定することな
く、入力された画像の局所的な画素値の分布に適応して
コントラストを強調する度合いを近傍での処理のみで調
節することが可能となり、また、画素値の小さい値の区
間のコントラストが強調されると同時に、画素値の大き
い値の区間のコントラストも強調される。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
【0019】図4は、本発明の第1の実施例にかかる画
質改善方法を説明するための流れ図であり、図5は、こ
の画質改善方法を実施する装置のブロック図である。図
4および図5を参照しながら、本実施例を説明する。
【0020】まず、イメージセンサ,モニタカメラ等の
入力機構51により画像を入力する。この入力画像の各
画素値が取り得る変域の下限をvL 、上限をvU で表す
ものとする。
【0021】近傍画像抽出機構52は、入力機構51よ
り画像を受け取り、この画像中の各画素毎にその近傍領
域を含む部分画像を抽出し、近傍ポジティブ画像とする
(ステップ41)。近傍の一例として注目する画素の8
近傍で説明する。図6において、注目する画素の画素値
をv0 とし、その8近傍の画素の画素値をそれぞれv
1 ,v2 ,v3 ,v4 ,v5 ,v6 ,v7 ,v8 で表す
ものとする。
【0022】近傍画像画素値変域解析機構53は、近傍
画像抽出機構52より近傍画像を受け取り、近傍画像内
での画素値の分布を解析しその変域を測定する(ステッ
プ42)。以下の説明では、画素値の分布を表す統計量
の一例として、v0 ,v1 ,v2 ,v3 ,v4 ,v5
6 ,v7 ,v8 中の最大値vmax =max(v1
…,v8 )と最小値vmin =min(v1 ,…,v8
を用いて説明する。
【0023】ポジティブ画像画素値変量決定機構54
は、近傍画像画素値変域解析機構53より、画素値の局
所的変域の最小値vmin を受け取る。次式によってポジ
ティブ画像画素値変量δposiを計算する(ステップ4
3)。
【0024】
【数2】δposi=camp ×(vmin −vL )+coffset (camp ,coffsetは定数) ポジティブ画像画素値変量δposiは、画素値の局所的変
域の最小値vmin にともなって変わる量である。
【0025】ネガティブ画像画素値変量決定機構55
は、近傍画像画素値変域解析機構53より、画素値の局
所的変域の最大値vmax を受け取る。次式によって定ま
るネガティブ画像画素値変量δnegaを計算する(ステッ
プ44)。
【0026】
【数3】δnega=camp ×(vU −cmax )+coffset (camp ,coffsetは定数) ネガティブ画像画素値変量δnegaは、画素値の局所的変
域の最大値vmax にともなって変わる量である。一般
に、ある画像の画素値vに対してvU −vはその画像の
ネガティブ画像の画素値となるから、δnegaはネガティ
ブ画像上でのδposiに相当している。
【0027】画素値補正機構56は、近傍画像画素値変
域解析機構53より、注目する画素の画素値v0 を受け
取り、ポジティブ画像画素値変量決定機構54よりポジ
ティブ画像画素値変量δposiを受け取り、ネガティブ画
像画素値変量決定機構55よりネガティブ画像画素値変
量δnegaを受け取る。次式で定義される画素値の関数k
(v)
【0028】
【数4】 によって注目する画素の画素値v0 をk(v0 )に補正
する(ステップ45)。この式は、ポジティブ画像画素
値変量δposiによって補正されたポジティブ画像の画素
値と、ネガティブ画像画素値変量δnegaによって補正さ
れたネガティブ画像の画素値との比の対数を求めること
に相当している。
【0029】
【数5】 同様に、以下の諸量、すなわち、各画素値が取り得る変
域の下限vL および上限vU に関してもk(vL ),k
(v0 )を求める。
【0030】
【数6】 画素値正規化機構57は、画素値補正機構56より注目
する画素の補正された画素値k(v0 )および、k(v
L ),k(vU )を受け取り、次式によって、画素値k
(v0 )をvL からvU の範囲に正規化しK(v0 )と
する(ステップ46)。
【0031】
【数7】 画像出力機構58は、画素値正規化機構57よりvL
らvU の範囲に正規化された各画素の画素値K(v0
を受け取り、画像全体を構成して出力する。
【0032】参考のために、図8〜図13に本実施例で
画像のコントラストとシャープさがどのように改善され
るかを、ドットプリンタによって各々プリントした実験
例で示す。図8は医用画像の一種である眼底写真をイメ
ージセンサで読み取ってプリントアウトした原画像であ
り、図9はこれに本実施例による処理を施した結果であ
る。図10は風景写真の一例としてガソリンスタンドの
俯瞰写真をイメージセンサで読み取ってプリントアウト
した画像であり、図11はこれに本実施例による処理を
施した結果である。図12は石膏のブロックの写真をイ
メージセンサで読み取ってプリントアウトした画像であ
り、図13はこれに本実施例による処理を施した結果で
ある。
【0033】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図7は、同実施例にかかる画質改善装置を示す図であ
る。
【0034】この画質改善装置は、(a)画像情報を入
力するための入力機構71と、(b)入力機構71から
画像を受け取り、各画素に注目してN×M個(画像のサ
イズをN×Mとする)の近傍の画素値を取り出す近傍画
像抽出機構72と、(c)近傍画像抽出機構72から近
傍画像を受け取り、その画素値の分布すなわち局所的な
変域を測定するN×M個の近傍画像画素値変域解析機構
73と、(d)近傍画像画素値変域解析機構73の結果
に基づき、局所的変域の下限値に比例して近傍中心の画
素値の補正量を計算するN×M個のポジティブ画像画素
値変量決定機構74と、(e)近傍画像画素値変域解析
機構73の結果に基づき、対応するネガティブ画像上で
の局所的変域の下限値に比例して近傍中心の画素値の補
正量を計算するN×M個のネガティブ画像画素値変量決
定機構75と、(f)ポジティブ画像画素値変量決定機
構で得られた変量74と、前記ネガティブ画像画素値変
量決定機構75で得られた変量によって、ポジティブ画
像およびネガティブ画像の画素値を修正し、これらの比
の対数によって、近傍中心画素の画素値を補正するN×
M個の画素値補正機構76と、(g)画素値補正機構7
6で得られた画素値を正規化するN×M個の画素値正規
化機構77と、(h)N×M個の画素値正規化機構77
から各画素の画素値を受け取り、画像全体を構成して出
力する出力機構78とを備えている。
【0035】このような画質改善装置において、入力機
構71により画像を入力する。画像の各画素値が取り得
る変域の下限をvL 、上限をvU で表すものとする。
【0036】近傍画像抽出機構72は、入力機構71よ
り画像を受け取り、この画像中の各画素毎にその近傍領
域を含む部分画像(N×M個)を抽出し、近傍ポジティ
ブ画像とする。近傍の範囲,形状は特に限定しない。近
傍の一例として注目する画素の8近傍で説明する。図6
において、注目する画素の画素値をv0 とし、その8近
傍の画素の画素値をそれぞれv1 ,v2 ,v3 ,v4
5 ,v6 ,v7 ,v8 で表すものとする。
【0037】近傍画像画素値変域解析機構73は、近傍
画像抽出機構72より近傍画像を受け取り、近傍画像内
での画素値の分布を解析しその変域を測定する。以下の
説明では、画素値の分布を表す統計量の一例として、v
0 ,v1 ,v2 ,v3 ,v4,v5 ,v6 ,v7 ,v8
中の最大値vmax =max(v1 ,…,v8 )と最小値
min =min(v1 ,…,v8 )を用いて説明する。
【0038】ポジティブ画像画素値変量決定機構74
は、近傍画像画素値変域解析機構53より、画素値の局
所的変域の最小値vmin を受け取る。次式によってポジ
ティブ画像画素値変量δposiを計算する。
【0039】
【数8】δposi=camp ×(vmin −vL )+coffset (camp ,coffsetは定数) ポジティブ画像画素値変量δposiは、画素値の局所的変
域の最小値vmin にともなって変わる量である。
【0040】ネガティブ画像画素値変量決定機構75
は、近傍画像画素値変域解析機構73より、画素値の局
所的変域の最大値vmax を受け取る。次式によって定ま
るネガティブ画像画素値変量δnegaを計算する。
【0041】
【数9】δnega=camp ×(vU −vmax )+coffset (camp ,coffsetは定数) ネガティブ画像画素値変量δnegaは、画素値の局所的変
域の最大値vmax にともなって変わる量である。一般
に、ある画像の画素値vに対してvU −vはその画像の
ネガティブ画像の画素値となるから、δnegaはネガティ
ブ画像上でのδpo siに相当している。
【0042】画素値補正機構76は、近傍画像画素値変
域解析機構73より、注目する画素の画素値v0 を受け
取り、ポジティブ画像画素値変量決定機構74よりポジ
ティブ画像画素値変量δposiを受け取り、ネガティブ画
像画素値変量決定機構75よりネガティブ画像画素値変
量δnegaを受け取る。次式で定義される画素値の関数k
(v)
【0043】
【数10】 によって注目する画素の画素値v0 をk(v0 )に補正
する。この式は、ポジティブ画像画素値変量δposiによ
って補正されたポジティブ画像の画素値と、ネガティブ
画像画素値変量δnegaによって補正されたネガティブ画
像の画素値との比の対数を求めることに相当している。
【0044】
【数11】 同様に、以下の諸量を求める。
【0045】
【数12】 画素値正規化機構77は、画素値補正機構76より注目
する画素の補正された画素値k(v0 )および、k(v
L ),k(vU )を受け取り、次式によって、画素値k
(v0 )をvL からvU の範囲に正規化しK(v0 )と
する。
【0046】
【数13】 画像出力機構78は、N×M個の画素値正規化機構77
よりvL からvU の範囲に正規化された各画素の画素値
K(v0 )を受け取り、画像全体を構成して出力する。
【0047】以上説明したように、第1の実施例によれ
ば、入力された原画像から、その各画素の近傍でのコン
トラストを改善したシャープな画像を得ることが可能と
なり、例えば撮像素子からの輝度信号を高精度に補正し
たり、コントラストの悪い画像データの画質を大幅に改
善するなどの効果がある。
【0048】また、第2の実施例によれば、入力された
原画像から、その各画素の近傍でのコントラストを改善
したシャープな画像を高速に得ることが可能となり、例
えば撮像素子からの輝度信号を高速かつ高精度に補正し
たり、コントラストの悪い画像データの画質を大幅に改
善するなどの効果がある。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えばイメージセンサやモニタカメラ等から入力した画像
のコントラストとシャープさとを大幅に改善することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の線形変換によるコントラストの強調法を
説明するための図である。
【図2】従来の指数変換によるコントラストの強調法を
説明するための図である。
【図3】従来の対数変換によるコントラストの強調法を
説明するための図である。
【図4】本発明の第1の実施例にかかる画質改善方法の
処理の流れを示すための図である。
【図5】同実施例にかかる装置の機能ブロック図であ
る。
【図6】画素値の補正方法を説明するための図である。
【図7】本発明の第2の実施例の画質改善装置の機能ブ
ロック図である。
【図8】第1の実施例の効果を説明するための原画像を
ドットプリンタによりプリントした画像を示す図である
(医用画像の一種である眼底写真)。
【図9】第1の実施例の効果を説明するための結果画像
をドットプリンタによりプリントした画像を示す図であ
る(医用画像の一種である眼底写真)。
【図10】第1の実施例の効果を説明するための原画像
をドットプリンタによりプリントした画像を示す図であ
る(風景写真の一例としてガソリンスタンドの俯瞰写
真)。
【図11】第1の実施例の効果を説明するための結果画
像をドットプリンタによりプリントした画像を示す図で
ある(風景写真の一例としてガソリンスタジオの俯瞰写
真)。
【図12】第1の実施例の効果を説明するための原画像
をドットプリンタによりプリントした画像を示す図であ
る(石膏のブロック写真)。
【図13】第1の実施例の効果を説明するための結果画
像をドットプリンタによりプリントした画像を示す図で
ある(石膏のブロックの写真)。
【符号の説明】
51,71 入力機構 52,72 近傍画像抽出機構 53,73 近傍画像画素値変域解析機構 54,74 ポジティブ画像画素値変量決定機構 55,75 ネガティブ画像画素値変量決定機構 56,76,画素値補正機構 57,77 画素値正規化機構 58,78 出力機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像の各画素毎に当該画素の近傍での画
    素値の分布に応答する局所的な変域を測定し、ついで前
    記測定によって得られた局所的変域の下限値に比例した
    分だけ前記画素値を修正したポジティブ画像を求めると
    共にネガティブ画像上での前記局所的変域の下限値に比
    例した分だけ前記画素値を修正したネガティブ画像を求
    め、前記各々修正された画素値の比の対数によって前記
    近傍中心の画素値を補正し正規化することを特徴とする
    画質改善方法。
  2. 【請求項2】 (a)画像情報を入力するための入力機
    構と、 (b)前記入力機構から画像を受け取り、各画素毎に当
    該画素を含む近傍の画素値を取り出す近傍画像抽出機構
    と、 (c)前記近傍画像抽出機構から近傍画像を受け取り、
    画素値の分布に応答する局所的な変域を測定する近傍画
    像画素値変域解析機構と、 (d)前記近傍画像画素変域解析機構の結果に基づき、
    前記局所的変域の下限値に比例して前記近傍中心の画素
    値の補正量を計算するポジティブ画像画素値変量決定機
    構と、 (e)前記近傍画像画素値変域解析機構の結果に基づ
    き、対応するネガティブ画像上での前記局所的変域の下
    限値に比例して前記近傍中心の画素値の補正量を計算す
    るネガティブ画像画素値変量決定機構と、 (f)前記ポジティブ画像画素値変量決定機構で得られ
    た変量と、前記ネガティブ画像画素値量決定機構で得ら
    れた変量とによって、前記ポジティブ画像およびネガテ
    ィブ画像の画素値を修正し、これらの比の対数によっ
    て、前記近傍中心画素の画素値を補正する画素値補正機
    構と、 (g)前記画素値補正機構で得られた画素値を正規化す
    る画素値正規化機構と、 (h)前記画素値正規化機構から各画素の画素値を受け
    取り、画像全体を構成して出力する出力機構とを備えた
    ことを特徴とする画質改善装置。
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