JPH082104B2 - 動き補償フレ−ム間符号化方式 - Google Patents

動き補償フレ−ム間符号化方式

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JPH082104B2
JPH082104B2 JP61267016A JP26701686A JPH082104B2 JP H082104 B2 JPH082104 B2 JP H082104B2 JP 61267016 A JP61267016 A JP 61267016A JP 26701686 A JP26701686 A JP 26701686A JP H082104 B2 JPH082104 B2 JP H082104B2
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俊隆 津田
伊藤  隆
修 川井
潔 酒井
真喜子 田之上
洋一 加藤
淳 小池
睦 太田
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NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 動き補償フレーム間符号化装置において、復号された
画像の高域を除去するフイルタの挿入を動きベクトルの
大きさに応じて適応的に制御することによつて、静領域
における解像度を損うことなく、動領域における符号化
に伴う雑音を有効に除去する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は画像を符号化して伝送するための動き補償フ
レーム間符号化装置に係り、特に局部復号信号に対する
ローパスフイルタの挿入を、動きベクトルの大きさに応
じて適応的に制御する動き補償フレーム間符号化方式に
関するものである。
動き補償符号化方式は、動画像情報を低ビツトレート
で符号化して伝送する高能率符号化方式であつて、伝送
路の有効利用および通信コスト低減上好適なものである
が、ベクトル量子化等の符号化を行う際に、グラニユラ
雑音等によつて画質劣化を生じる。
これに対しては復号出力にローパスフイルタを挿入す
ることが有効であるが、反面解像度の低下を生じる。
そこで解像度を低下することなく雑音を低減すること
ができる方式が要望される。
〔従来の技術〕
第6図は従来の動き補償フレーム間符号化方式の構成
例を示したものであつて、1は前フレームの画像情報を
蓄積するフレームメモリ、2は動きベクトル検出部、3
は可変遅延部、4は減算器、5は量子化部、6は復号
部、7は加算器、8はローパスフイルタである。
フレームメモリ1に蓄積されている1フレーム前の画
像信号と、入力画像信号とは動きベクトル検出部2にお
いて比較されて、動きの量と方向とを示す動きベクトル
を発生する。可変遅延部3は動きベクトルに応じてその
遅延量を変化する。フレームメモリ1における1フレー
ム前の画像信号は、可変遅延部3において動きベクトル
に応じた遅延を受けることによつて、予測値の信号を生
じる。減算器4は入力画像信号から予測値の信号を減算
して、差分値の信号を発生する。量子化部5は差分値の
信号を量子化して、符号化された誤差情報を発生する。
復号部6は符号化された誤差情報を復号する。加算器
7は復号された誤差情報と予測値の信号とを加算して局
部復号出力を発生する。局部復号出力はそのまゝまたは
ローパスフイルタ8を経てフレームメモリ1に加えられ
て蓄積される。
このようにして発生した符号化された誤差情報と、動
きベクトルの情報とは伝送路を経て送出される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の動き補償フレーム間符号化方式では、局部復号
出力に対して、ローパスフイルタ8を挿入しないかまた
は常時挿入するようにしているが、ローパスフイルタ8
を挿入しない場合は符号化に伴うグラニユラ雑音が増加
して画面が見にくくなり、またローパスフイルタ8を常
時挿入している場合には、画面の解像度が低下して画質
が劣化することを避けられないという互に矛盾する問題
があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような従来技術の問題点を解決しようと
するものであつて、第1図に原理的構成を示すように、
フレームメモリ1に局部復号信号を蓄積して1フレーム
前の画像情報を発生し、動きベクトル検出部2で現フレ
ームの画像情報と1フレーム前の画像情報とを比較して
動きベクトルを検出し、可変遅延部3によつて動きベク
トルに応じて変化する遅延をフレームメモリ1の出力に
与えることによつて予測値の信号を発生し、減算器4に
よつて入力画像信号から予測値の信号を減算して差分値
の信号を発生し、量子化部5によつて差分値の信号を量
子化して符号化された誤差信号を発生し、復号部6によ
つて符号化された誤差信号を復号し、加算器7によつて
復号された誤差信号と予測値の信号とを加算して局部復
号信号を発生する動き補償フレーム間符号化方式におい
て、ローパスフイルタ8と、フイルタ制御部9とを設け
たものである。
ローパスフイルタ8は、局部復号信号における高域成
分を除去する。
フイルタ制御部9は、動きベクトルの大きさに応じて
ローパスフイルタ8の挿入または非挿入を制御する。
〔作用〕
フレームメモリ1に局部復号信号を蓄積して読み出す
ことによつて、1フレーム前の画像信号を発生し、これ
から差分値の信号を発生するための子測値の信号を作成
するが、この際局部復号信号には差分値の信号の符号化
によつて生じた量子化雑音が付随するため、符号化され
た誤差信号出力にも雑音が含まれることになる。
そこで局部復号信号出力にローパスフイルタ8を設
け、動きベクトル検出手段2で検出した動きベクトルの
大きさに応じて、動きベクトルが大きい動領域ではロー
パスフイルタ8を挿入し、動きベクトルが小さい静領域
ではローパスフイルタ8を挿入しないように制御するこ
とによつて、静領域での解像度を損なうことなく、動領
域において雑音を除去することによつて、受領側におけ
る画質を向上させる。
〔実施例〕
第2図は本発明の一実施例を示したものであつて、第
6図におけると同じ部分を同じ番号で示し、それらの機
能もまた同様である。11はベクトル量子化符号化器(V
Q)、12はベクトル量子化復号器(▲▼)であつ
て、それぞれ第6図における量子化部5,復号部6に対応
している。
第2図において、減算器4において一定数の画素から
なる小ブロツクごとに減算を行なつて得られた差分値の
信号は、ベクトル量子化符号化器11において差分値のパ
ターンに対応するコードに変換されて、符号化された誤
差情報を発生する。
ベクトル量子化復号器12は符号化された誤差情報を復
号して、もとの差分値のパターンを発生し、この差分値
の情報はローパスフイルタ8を経てフレームメモリ1に
蓄積される。動きベクトル検出部2はフレームメモリ1
における1フレーム前の画像信号と入力画像信号とを比
較して、動きベクトルを発生する。可変遅延部3は、フ
レームメモリ1の1フレーム前の画像情報に対して、動
きベクトルに応じた遅延を与えて予測値の信号を発生す
る。減算器4は、ブロツクごとに入力画像信号から予測
値の信号を減算して差分値の信号を発生する。
この際ローパスフイルタ8はフイルタ制御部9の制御
に応じてその特性を変化する。第3図において(a)は
フイルタ特性を例示し、(b)は動きベクトルによる制
御を説明したものである。
第3図(a)に示すごとく、フイルタオン時には中央
における目的画素の重みを8/12,上下左右の画素の重み
を1/12とすることによつてローパスフイルタ特性が付与
される。一方フイルタオフ時には、中央画素の重みを1,
上下左右の画素の重みを0とされる。
また動きベクトルによる制御は、中央値(0,0)に対
して第3図(b)に示すように、ベクトルがその周囲の
一定範囲(1)内にあるときは、静止領域と判断してフ
イルタをオフとする制御を行い、この範囲外の値をとる
ときは動領域と判断してフイルタをオンとする制御が行
われる。
第4図はローパスフイルタの一構成例を示したもので
ある。同図において211,212,213,214は遅延素子であつ
て、それぞれ1H−D,D,D,1H−Dの遅延量を有している。
ここでHは1水平走査線に対応する遅延時間、Dは1画
素に対応する遅延時間である。221,222,223,224,225
係数器であつて、それぞれ1/12,1/12,8/12,1/12,1/12の
重み付けを行うものである。23は加算器であつて各係数
器221〜225の出力を加算する。24は遅延素子であつて、
フレームメモリ1に対する書き込みのタイミングを調整
するために設けられる。25はセレクタであつて動きベク
トルによつて制御されて、ローパスフイルタの挿入,非
挿入の切り替え制御を行う。
第5図は本発明方式におけるフイルタ挿入の効果を説
明するものであつて、横軸に情報量RATE(bits/pel)を
示し、縦軸に信号対雑音比SNR(dB)を示している。△
印はフイルタを挿入しない場合、○印は動きベクトルの
大きさ3以上でフイルタがオンになるように適応制御を
行なつた場合、□印はフイルタを固定的に挿入した場合
を示し、Aは動きの大きい画像の場合、Bは動きの小さ
い画像の場合であつて、シミユレーシヨンによつて得ら
れた結果を例示したものである。同図に示すように特に
動きが大きい場合フイルタ挿入の効果が顕著であり、ま
た情報量低減の効果もあることがわかる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、動き補償フレー
ム間符号化方式において動きベクトルの情報を利用して
制御を行うことによつて、動きの大きい部分についての
み局部復号出力にローパスフイルタを挿入して差分値の
信号を求めるようにしたので、静止領域における解像度
を損うことなく動領域において雑音を低減して画質を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成を示す図、 第2図は本発明の一実施例の構成を示す図、 第3図はフイルタ特性と動きベクトルによる制御を説明
する図、 第4図はローパスフイルタの一構成例を示す図、 第5図は本発明方式におけるフイルタ挿入の効果を説明
する図、 第6図は従来の動き補償フレーム間符号化方式の構成例
を示す図である。 1……フレームメモリ 2……動きベクトル検出部 3……可変遅延部 4……減算器 7……加算器 8……ローパスフイルタ 11……ベクトル量子化符号化器(VQ) 12……ベクトル量子化復号器(▲▼) 13……フイルタ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松田 喜一 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 津田 俊隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 伊藤 隆 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 川井 修 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 酒井 潔 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田之上 真喜子 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 加藤 洋一 神奈川県横須賀市武1丁目2356番地 日本 電信電話株式会社複合通信研究所内 (72)発明者 小池 淳 東京都新宿区西新宿2丁目3番2号 国際 電信電話株式会社内 (72)発明者 太田 睦 東京都港区芝5丁目33番1号 日本電気株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】局部復号信号を蓄積して1フレーム前の画
    像情報を発生するフレームメモリ(1)と、現フレーム
    の画像情報と該1フレーム前の画像情報とを比較して動
    きベクトルを検出する動きベクトル検出部(2)と、該
    動きベクトルに応じて変化する遅延を前記フレームメモ
    リ(1)の出力に与えることによつて予測値の信号を発
    生する可変遅延部(3)と、入力画像信号から該予測値
    の信号を減算して差分値の信号を発生する減算器(4)
    と、該差分値の信号を量子化して符号化された誤差信号
    を発生する量子化部(5)と、該符号化された誤差信号
    を復号する復号部(6)と、該復号された誤差信号と前
    記予測値の信号とを加算して局部復号信号を発生する加
    算器(7)とを具えてなる動き補償フレーム間符号化方
    式において、 前記局部復号信号における高域成分を除去するローパス
    フイルタ(8)と、 前記動きベクトルの大きさに応じて該ローパスフイルタ
    (8)の特性を制御するフイルタ制御部(9)とを設け
    たことを特徴とする動き補償フレーム間符号化方式。
JP61267016A 1986-11-10 1986-11-10 動き補償フレ−ム間符号化方式 Expired - Lifetime JPH082104B2 (ja)

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CA1315392C (en) * 1988-11-18 1993-03-30 Taejeong Kim Side-match and overlap-match vector quantizers for images
JP3165296B2 (ja) * 1992-12-25 2001-05-14 三菱電機株式会社 フレーム間符号化処理方式及びフレーム間符号化処理方法及び符号化制御方式
JPH0779424A (ja) * 1993-09-06 1995-03-20 Hitachi Ltd 多地点映像通信装置

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