JPH08209470A - 紡績用回転リング及びその回転制動法 - Google Patents

紡績用回転リング及びその回転制動法

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JPH08209470A
JPH08209470A JP1660695A JP1660695A JPH08209470A JP H08209470 A JPH08209470 A JP H08209470A JP 1660695 A JP1660695 A JP 1660695A JP 1660695 A JP1660695 A JP 1660695A JP H08209470 A JPH08209470 A JP H08209470A
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rotary cylinder
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Yasushi Iwama
泰志 岩間
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Nippo Sangyo Co Ltd
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Nippo Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転筒の回転制動を円滑・確実に行え、併せ
て、耐久性向上等の付随的効果も得られる様にした、紡
績用回転リング及びその回転制動法を提供する。 【構成】 縦向きにした筒状ホルダー1の内側に回転筒
2を遊嵌し、その上端フランジ部にトラベラー3を遊嵌
したものに於いて、周方向に凹凸形状部Sを設けた制動
リング7を、回転筒2に嵌着し、回転筒の回転に伴って
凹凸形状部に生ずる空気抵抗にのみ依存して、回転筒の
回転を抑制する構成とした。凹凸形状部の形状は、空気
抵抗力の分力によって、回転筒に、その軸方向に沿う推
力を生じさせない形状に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転筒が過早回転する
のを防ぐ方法を改善した、紡績用回転リング及びその回
転制動法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記過早回転を防ぐ方法の一例が、「実
開昭59−61280号公報」に開示されている。図7
は、上記公報の添付図面の写しであって、紡績用回転リ
ング50は、全体として縦向きの偏平円筒状に形成され
ている。51は筒状ホルダーで、その内側には、上下に
二分割可能な回転筒52を遊嵌させている。回転筒52
の上端に形成したフランジ部52aには、止輪状のトラ
ベラー53を遊嵌させている。回転筒52の外周面には
V形溝を周設し、その下向き斜面52bを、筒状ホルダ
ー51の頂部斜面51aに、摺接状態で載せ掛けてい
る。54は、回転筒52の上部に外嵌させた環体で、周
方向の複数箇所に斜翼55を突設している。更に、回転
筒52の下端には、弾性材料製でスカート状のブレーキ
シュー56を嵌着している。60は、紡績用回転リング
50を取付けるリングレールで、ボビン61を装着した
スピンドル(図示略)に沿って所定ストロークで上下動
される。62は、上記取付用のストップリングである。
次に、紡績用回転リング50の作用を説明する。ボビン
61の上方から供給される粗糸は、その先端をトラベラ
ー53に挿通させたうえボビン61に固定する。スピン
ドルの回転に伴って、トラベラー53はフランジ部52
aに沿って旋回し、粗糸に撚りを掛けながらボビン61
への巻取りをガイドする。この状態で、トラベラー53
と回転筒52との間に摩擦係合力が働くので、回転筒5
2も同伴される様に回転する。この回転数の上昇につれ
て、環体54に突設した斜翼55が受ける空気抵抗力が
増し、その回転軸方向の分力によって、回転筒52は、
図中に矢印aで示した下向きの推力を受ける様になる。
これによって、回転筒52の下向き斜面52bと、筒状
ホルダー51の頂部斜面51aとの間に生ずる摺接摩擦
力が増大して、回転筒52はその回転を抑制される。一
方、回転筒52の回転数の上昇につれて、その下端に取
着したブレーキシュー56の裾部分が、図7に仮想線及
び矢印bで示した様に持ち上げられ、筒状ホルダー51
の底面に当接する。その為、この摺接摩擦力と上記推力
とが協動して、回転筒52の回転を抑制し、その回転速
度がトラベラー53の旋回速度と同等以上になる、いわ
ゆるオーバーラン状態に陥ることが防がれて、粗糸には
常に適度のテンションが掛かり、ボビン61には、良質
の精紡糸が緊密且つ均等に巻取られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の紡績用回転リン
グ50は、回転筒52の過早回転を抑制する手段とし
て、回転筒52に、斜翼55を突設した環体54を嵌着
し、斜翼55の斜面に加わる空気抵抗力のうち、回転リ
ング52を押し下げる様に作用する下向きの分力を利用
して、回転筒52の下向きの斜面52bと筒状ホルダー
51の頂部斜面51との間に、摩擦ブレーキとしての機
能が生ずる様にしている。又、これとは別に、摩擦ブレ
ーキとしてのブレーキシュー56も設けている。ところ
が、この様な摩擦ブレーキによると、ブレーキを構成す
る1対の接触面が係・脱される都度、回転筒52の回転
数が急変することは避けられない。この脈動回転は、当
然、トラベラー53に伝わるので、巻取テンションが急
変し、円滑な巻取を阻害して糸質の低下を招くばかり
か、糸切れの要因ともなる。又、回転停止時には、スナ
ール(糸のもつれ)を生じさせる。この様な不都合はス
ピンドルの回転数を増す程顕著になるので、高速操業を
行い難い。その上、有害な摩擦熱が生じ、摩擦により損
耗したトラベラーは勿論、回転筒やブレーキシューの取
替えも必要な為、保守費が嵩む。そこで本発明の目的
は、回転筒の回転制動を円滑・確実に行えて高速操業が
可能になり、併せて、耐久性が優れる等の付随的効果も
得られる様にした紡績用回転リング及びその回転制動法
を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による紡績用回転リング及びその回転制動法
は、縦向きにした筒状ホルダー1の内側に回転筒2を遊
嵌し、該回転筒2の上端フランジ部に、トラベラー3を
遊嵌したものに於いて、周方向に凹凸形状部Sを設けた
制動リング7を回転筒2に嵌着し、該回転筒2の回転に
伴って、前記凹凸形状部に及ぼされる空気抵抗力によ
り、回転筒2に回転制動トルクを生じさせる方法及び構
成を採用した。凹凸形状部Sは、空気抵抗力の分力によ
って、回転軸方向に沿う推力を生じさせない形状にす
る。凹凸形状部Sは、制動リング7の接線方向と略直交
する空気抵抗面を備えた複数の制動羽根7bを、該制動
リング7の周方向に所定間隔を隔てて突設して形成させ
るとよい。
【0005】
【作用】回転筒2には、その周方向に凹凸形状部Sを設
けた制動リング7を嵌着してあるので、トラベラー3に
随伴されて回転筒2が回転すると、この回転数に応じた
強さの空気抵抗が凹凸形状部Sに生じ、回転筒2の回転
制動トルクとして作用する。これによって、回転筒2の
回転数がトラベラー3のそれを上回る、いわゆるオーバ
ーラン状態に陥ることが確実に防げる。又、回転筒2の
回転制動は、従来の摩擦ブレーキとは異なって、脈動的
にではなく、連続的に円滑に行われる。その為、スピン
ドルを従来より高速回転させても良好な精紡を行える。
そして、凹凸形状部Sは、空気抵抗力の分力によって、
回転筒2にその軸方向に沿う推力を生じさせない形状に
設定しているので、従来技術の様に、筒状ホルダーと回
転筒との間に、好ましからざる摩擦ブレーキ作用を生じ
させることはない。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を、図1及び図2
を参照しながら説明する。図1に部分縦断面図として示
した、この実施例の紡績用回転リングAは、縦向きに配
置した筒状ホルダー1の内側に、回転筒2を遊嵌し、こ
の回転筒2の上端に形成したフランジ部2aに、止輪状
のトラベラー3を遊嵌して、その主体部分を構成させて
いる。
【0007】この筒状ホルダー1と回転筒2との間に
は、摺接リング4を介在させて、回転筒2の円滑な回転
を確保している。筒状ホルダー1の上端部には、摺接リ
ング4を抜止するリテーナーリング5を嵌着し、回転筒
2の上部外周面には、リング状の防塵カバー6を嵌着し
ている。60は、紡績用回転リングAを取付けるリング
レール、62はその取付用のストップリングである。
【0008】回転筒2の内周面下部には段差箇所2bを
設けあり、この箇所に、図2に上下反転状態で示した制
動リング7を緊密に嵌着させている。この実施例の制動
リング7は、ナイロン樹脂等のエンジニアリングプラス
チック製で、段差箇所2bに嵌合される横断面L字形の
リング状の本体7aと、その下面の周方向の複数箇所、
この場合は16箇所に下向きに突設した制動羽根7bと
で構成されている。
【0009】矩形板状に形成された各制動羽根7bは、
空気抵抗面となるその平坦な面を、制動リング7の接線
方向と直交する向きに配向させている。この様にして、
制動リング7の周方向に形成された凹凸形状部Sは、空
気抵抗体となって回転筒2に回転制動トルクを生じさせ
る。
【0010】次に、上記構成の作用を説明する。精紡機
を起動させると、その上方から供給される粗糸は、回転
筒2のフランジ部2aに沿って旋回するトラベラー3に
よって適度のテンションを掛けられ、伸延及び撚り掛け
されながら、高速回転するボビン61に緊密に巻き取ら
れて行く。その際に、回転筒2と一体回転する制動リン
グ7に周設した凹凸形状部Sには空気抵抗力が生じ、こ
れによって、回転筒2は、その回転数に対応した強さの
回転制動力を受ける。
【0011】その為、回転筒2の回転速度が、トラベラ
ー3の旋回速度と同等以上になる、いわゆる“オーバー
ラン”状態に陥る恐れが解消する。又、回転筒2の回転
抑制は、制動リング7に加わる空気抵抗のみに依存して
いるので、摩擦ブレーキに依存する従来のもとは異なっ
て、スピンドルの停止時や、制動力が掛かり始める時に
制動ショックを生ずることが無く、制動力のオン・オフ
及び増減を無段階に極めて円滑に、然も、迅速に行わせ
ることが出来る。それによって、極めて均質で良好な精
紡糸を、従来より高速で、且つ、均等にボビン61に巻
き取ることが出来る。
【0012】ところで、制動リング7のみに依存して、
回転リング2の回転を有効に抑制するには、制動リング
7の形状・寸法を、紡績用回転リングAの寸法規格から
逸脱しない様に、極力コンパクトにまとめながら、凹凸
形状部Sが受ける空気抵抗を可及的に大きくする必要が
ある。そこで、制動リング7の最良の形状を見出す為
に、試作制動リング7の空気抵抗力を測る、図5に示し
た制動トルク測定装置30を作り、これを使って様々な
試作制動リングの回転制動性能をテストした。
【0013】この制動トルク測定装置30は、リング状
の固定テーブル31の内側に、ベアリング32を介して
回転テーブル33を遊嵌させ、その下面中央部に可変速
モータ34を縦向きに固定している。そして、回転テー
ブル33の上面に突出したモータ軸34aに、テスト用
の回転筒41を軸嵌し、その上端にテスト用の制動リン
グ7を着脱自在に嵌着させている。又、回転テーブ33
上には、テスト用の筒状ホルダー42を固定している。
固定テーブル31上には、回転テーブル33の接線方向
に向けて荷重センサー43を据付け、その荷重検出杆4
3aの先端を回転テーブル33の周縁部に設けた連結部
33aに連結している。これによって、回転テーブル3
3は自由回転を制止されている。
【0014】制動トルク測定装置30の作用は、モータ
34が回転し、回転筒41に取着した制動リング7が空
気抵抗を受けると、モータ34のステータ(回転テーブ
ル33)は、その回転方向とは逆向きのトルクを受け
る。この時、荷重センサ43によって検出される荷重を
Fとし、モータ軸34aと連結部33aとの間隔をrと
すれば、制動リング7が、回転筒2に及ぼす制動トルク
Tは、下式により算出される。 T = F×r
【0015】そして、既述の如く様々の要改善課題を抱
える摩擦ブレーキに頼らずに、完全に空気抵抗だけで回
転筒2の回転を有効に抑制出来る制動リング7を創作す
べく、上記の測定装置を使って、様々な形状の制動リン
グ7を試作し、テストを重ねた結果、図2に示した形状
の制動リング7が最も好結果を収めた。即ち、モータ軸
34aの回転数を段階的に上昇させながら、各段階毎に
上記の制動トルクTを、多数回の計測の平均値として求
めたところ、10,000〜22,000r.p.m.の計
測範囲に於いて、必要とする十分な回転制動トルクが得
られた。
【0016】ちなみに、図6に示した形状の試作制動リ
ング7Bの制動トルクTは、20,000r.p.m.に
於いて不十分な値に留まった。尚、図中の矢示方向とは
逆向き回転させると、この値は更に低下した。
【0017】又、図3に示した、本発明による他の実施
例としての制動リング7Aは、空気抵抗を増すと共に、
粗糸への撚掛け方向の違いを考慮に入れて、左右いずれ
の回転方向にも同じ制動トルクが得られる様に、制動羽
根7bは、1対の半円筒体を背中合わせに接合した形状
にしている。その制動トルクTは、制動リング7のそれ
と同等以上の値を示した。
【0018】尚、制動リング7に就いて、制動羽根7b
を、16枚から24枚に増したところ、トルクの増加は
最大で22%に留まった。そして、サイズ上の制約を無
視して個々の制動羽根7bを大きくすればする程、当然
に、制動効果は大幅に増大する。又、2個の制動リング
7を上下に噛合状に対置させた形態のもの(図示略)を
試作しテストしたところ、制動リング7単体に比べて、
制動トルクTを略20%近く高められることも解った。
【0019】更に、図1に於いて、制動リング7と対向
する、筒状ホルダー1の下部内周面を、図中に仮想線a
で示した様に、下向きに拡開するテーパー面に形成すれ
ば、空気の導入効果が生じるので、その分、制動トルク
Tを高められる。もっとも、制動リング7を筒状ホルダ
ー1の下方に突出させれば、より制動効果を高められ
る。その場合には、精紡作業上の安全の為に、筒状ホル
ダーの下端に通気性のあるガード部材を垂設する等の対
策が必要である。そして、回転筒2への制動リング7の
取付位置は、図示の位置に限られない。
【0020】次に、上記実施例の紡績用回転リングA
と、図8に示した既存の固定リング70との性能を比較
したテストの結果を、図4にグラフ化して示した。テス
トに用いた精紡機は、豊和工業株式会社製の精紡機「U
A−33G」、粗糸は、ポリエステル100%,ID×
44m/m,wt,Ne40'sである。
【0021】図4のグラフは、横軸にスピンドルの回転
数を、縦軸に粗糸に加えられる紡出張力(粗糸に掛かる
テンション)を採っている。このグラフは、既存の固定
リング70では、1万数千回転を越える頃から紡出張力
が急カーブを描いて上昇し、糸切れを起こす恐れが加速
度的に増すことが示されている。それに対して、上記実
施例の精紡用回転リングAを用いた場合の紡出張力は、
回転数に略正比例して緩やかに上昇しており、従来は殆
ど不可能だった、2万数千回転以上での高速紡糸が可能
なことを示唆している。事実、25,000r.p.m.
以上でも、糸切れを生ずることなく良好な精紡を行うこ
とが出来た。
【0022】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明の回転制動法を採用した紡績用回転リングは、回転筒
の制動を摩擦ブレーキに依存する従来のものに比べて、
以下に列挙した如き様々の優れた効果を奏する。 (a) スピンドルを高速回転させても、回転筒の回転
制動を円滑・確実に行えるので、より高速での高能率精
紡が可能になる。 (b) 摺接制動面を有しないので、有害な摩擦熱を生
ぜず、又、摩耗した部品を頻繁に交換する必要も無くな
り、耐久性が大幅に向上する。 (c) 制動リングの凹凸形状部の形状を適宜に変える
だけで、回転制動性能を、極めて簡単に、且つ幅広く変
えられる。 (d) 制動リングは、その制動性能が異るものに、簡
単に取替えられるので、精紡条件が異なる毎に、一々紡
績用回転リングの種類を変えなくて済む。 (e) 制動リングは、合成樹脂を射出成形する等し
て、極めて能率的に、又、軽量に作れるので、紡績用回
転リングのコストダウンと軽量化が達成される。 (f) 制動リングの回転に伴って生じる気流によっ
て、回転筒の円滑な回転を妨げる塵埃が排除され、又、
紡績用回転リングが冷却される。 (g) 凹凸形状部の形状を適宜に選定することによ
り、回転リングの回転方向の如何に拘わらず、回転制動
力を不変に保てる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、紡績用回転リングの
部分縦断面図である。
【図2】同上、制動リングの一例を示した斜視図であ
る。
【図3】制動リングの他の実施例を示した、斜視図であ
る。
【図4】上記実施例の紡績用回転リングと、既存の固定
リングに就いて、スピンドルの回転数と紡出張力との関
係を比較したグラフである。
【図5】様々の試作制動リングに就いて、それ等の制動
性能を比較検討する為に用いた、制動トルク測定装置で
ある。
【図6】試作制動リングの一例を示す、部分斜視図であ
る。
【図7】従来技術を例示した、図1相当図である。
【図8】既存の固定リングの一例を示す、部分縦断面図
である。
【符号の説明】
A 紡績用回転リング 1 筒状ホルダー 2 回転筒 2a フランジ部 3 トラベラー 4 摺接リング 5 リテーナーリング 6 防塵カバー 7,7A 制動リング 7B 試作制動リング 7a 本体 7b 制動羽根 S 凹凸形状部 30 制動トルク測定装置 31 固定テーブル 32 ベアリング 33 回転テーブル 33a 連結部 34 モータ 34a モータ軸 41 回転筒 42 筒状ホルダー 43 荷重センサー 43a 荷重検出杆 50 紡績用回転リング 51 筒状ホルダー 51a 頂部斜面 52 回転筒 52a フランジ部 52b 下向き斜面 53 トラベラー 54 制動リング 55 斜翼 56 環状ブレーキシュー 60 リングレール 61 ボビン 62 ストップリング

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縦向きにした筒状ホルダー1の内側に回
    転筒2を遊嵌し、該回転筒2の上端フランジ部にトラベ
    ラー3を遊嵌したものに於いて、 周方向に凹凸形状部Sを設けた制動リング7を回転筒2
    に嵌着し、 該回転筒2の回転に伴って、前記凹凸形状部Sに及ぼさ
    れる空気抵抗力により、回転筒2に回転制動トルクを生
    じさせることを特徴とする紡績用回転リングの回転制動
    法。
  2. 【請求項2】 前記凹凸形状部Sは、前記空気抵抗力の
    分力によって、回転軸方向に沿う推力を生じさせない形
    状にしたことを特徴とする請求項1記載の紡績用回転リ
    ングの回転制動法。
  3. 【請求項3】 縦向きにした筒状ホルダー1の内側に回
    転筒2を遊嵌し、該回転筒2の上端フランジ部にトラベ
    ラー3を遊嵌したものに於いて、 回転筒2の軸方向に沿う推力を生じさせない形状を備え
    て、空気抵抗体となる凹凸形状部Sをその周方向に設け
    た制動リング7を、前記回転筒2に嵌着したことを特徴
    とする紡績用回転リング。
  4. 【請求項4】 前記凹凸形状部は、前記制動リング7の
    接線方向と略直交する空気抵抗面を備えた複数の制動羽
    根7bを、該制動リング7の周方向に所定間隔を隔てて
    突設することにより、形成したことを特徴とする請求項
    3記載の紡績用回転リング。
JP1660695A 1994-09-16 1995-02-03 紡績用回転リング及びその回転制動法 Pending JPH08209470A (ja)

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JP1660695A JPH08209470A (ja) 1995-02-03 1995-02-03 紡績用回転リング及びその回転制動法
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PCT/JP1995/001852 WO1996008592A1 (fr) 1994-09-16 1995-09-18 Anneau de filage
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EP95931430A EP0730054B1 (en) 1994-09-16 1995-09-18 Spinning ring
CN95190901A CN1135776A (zh) 1994-09-16 1995-09-18 纺纱用钢领
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5970698A (en) * 1996-11-14 1999-10-26 Howa Machinery, Ltd. Rotary spinning ring structure

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US5970698A (en) * 1996-11-14 1999-10-26 Howa Machinery, Ltd. Rotary spinning ring structure

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