JPH08209415A - 浸漬作業用手袋 - Google Patents
浸漬作業用手袋Info
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- JPH08209415A JPH08209415A JP2863495A JP2863495A JPH08209415A JP H08209415 A JPH08209415 A JP H08209415A JP 2863495 A JP2863495 A JP 2863495A JP 2863495 A JP2863495 A JP 2863495A JP H08209415 A JPH08209415 A JP H08209415A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 メリヤス手袋の吸水性を保持したまま浸漬溶
液がシームレス編みのメリヤス生地に浸透することを防
ぐこと。 【構成】 第1のラテックス溶液に活性剤を含有しない
ウレタンエマルジョン溶液を混合した浸漬溶液Aからな
る膜2でシームレス編みのメリヤス手袋1の全体を被覆
し乾燥させ、そして第2のラテックス溶液Bからなる膜
3でシームレス編みのメリヤス手袋1の全体を被覆し乾
燥させて形成する。
液がシームレス編みのメリヤス生地に浸透することを防
ぐこと。 【構成】 第1のラテックス溶液に活性剤を含有しない
ウレタンエマルジョン溶液を混合した浸漬溶液Aからな
る膜2でシームレス編みのメリヤス手袋1の全体を被覆
し乾燥させ、そして第2のラテックス溶液Bからなる膜
3でシームレス編みのメリヤス手袋1の全体を被覆し乾
燥させて形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浸漬作業用手袋に関す
る。さらに詳しくは、縫い目のない、いわゆるシームレ
ス編みのメリヤス生地を原料手袋として使用した浸漬作
業用手袋に関する。
る。さらに詳しくは、縫い目のない、いわゆるシームレ
ス編みのメリヤス生地を原料手袋として使用した浸漬作
業用手袋に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メリヤス生地を縫製した原料手袋
を立体手型に装着し、その原料手袋をNBR(アクリロ
ニトリル・ブタジエン・ラバー)ラテックス,天然ゴム
ラテックス,ポリ塩化ビニル等の溶液に浸漬し、乾燥さ
せて浸漬作業用手袋を製造することが行われていた。し
かし、縫製したメリヤス手袋は、手袋の着用時、指先や
親指の付け根などの縫い目部分が直接素手にあたるため
手ざわりが悪く、また密着感に欠けるため作業性が悪く
なるという問題があった。
を立体手型に装着し、その原料手袋をNBR(アクリロ
ニトリル・ブタジエン・ラバー)ラテックス,天然ゴム
ラテックス,ポリ塩化ビニル等の溶液に浸漬し、乾燥さ
せて浸漬作業用手袋を製造することが行われていた。し
かし、縫製したメリヤス手袋は、手袋の着用時、指先や
親指の付け根などの縫い目部分が直接素手にあたるため
手ざわりが悪く、また密着感に欠けるため作業性が悪く
なるという問題があった。
【0003】これに対し、縫い目のない、いわゆるシー
ムレス編みのメリヤス生地を原料手袋として使用するこ
とによって上述の問題を解決することができる。しか
し、メリヤス生地を編んだ原料手袋からなる浸漬作業用
手袋は縫った原料手袋からなるものと異なり、浸漬の際
に編み目からNBRラテックス等の浸漬溶液が浸入して
メリヤス生地の柔軟性を奪ってしまう。
ムレス編みのメリヤス生地を原料手袋として使用するこ
とによって上述の問題を解決することができる。しか
し、メリヤス生地を編んだ原料手袋からなる浸漬作業用
手袋は縫った原料手袋からなるものと異なり、浸漬の際
に編み目からNBRラテックス等の浸漬溶液が浸入して
メリヤス生地の柔軟性を奪ってしまう。
【0004】そこで、浸漬処理の前に予めメリヤス生地
を編んだ原料手袋に撥水処理をすることが知られてい
る。これによれば、浸漬溶液の浸入を防ぐことができる
のでメリヤス生地の柔軟性を保つことができ、かつ縫い
目がないので縫い目の当接により手ざわりが悪くなった
り、密着感に欠けることはない。
を編んだ原料手袋に撥水処理をすることが知られてい
る。これによれば、浸漬溶液の浸入を防ぐことができる
のでメリヤス生地の柔軟性を保つことができ、かつ縫い
目がないので縫い目の当接により手ざわりが悪くなった
り、密着感に欠けることはない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、原料手袋に直
接、撥水処理を施すとメリヤス生地の有する吸水性が奪
われてしまう。したがって、手袋着用時に汗をかいた場
合、汗が吸水され難くなるためベタつきによる不快感が
残り、メリヤス生地が本来有する爽やかな使用感が得ら
れないという欠点がある。
接、撥水処理を施すとメリヤス生地の有する吸水性が奪
われてしまう。したがって、手袋着用時に汗をかいた場
合、汗が吸水され難くなるためベタつきによる不快感が
残り、メリヤス生地が本来有する爽やかな使用感が得ら
れないという欠点がある。
【0006】また、浸漬処理の前工程として撥水処理と
いう工程が増えるので撥水処理専用の機械器具や施設が
必要になりコスト高となる。しかも浸漬作業用手袋の製
造時間が長くなるという欠点がある。
いう工程が増えるので撥水処理専用の機械器具や施設が
必要になりコスト高となる。しかも浸漬作業用手袋の製
造時間が長くなるという欠点がある。
【0007】そこで本発明の目的は、メリヤス生地の吸
水性を保持したまま浸漬溶液がシームレス編みのメリヤ
ス生地に浸透することを防ぐことにある。
水性を保持したまま浸漬溶液がシームレス編みのメリヤ
ス生地に浸透することを防ぐことにある。
【0008】また本発明の他の目的は、特に作業工程を
増やすことなく手袋の編み目に対する浸漬溶液の浸入を
防止することである。
増やすことなく手袋の編み目に対する浸漬溶液の浸入を
防止することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係る浸漬作業用手袋は、ラテ
ックス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジョン
溶液を混合した浸漬溶液からなる膜で、シームレス編み
のメリヤス手袋を被覆し乾燥させて形成したことを特徴
とする。
に、請求項1記載の発明に係る浸漬作業用手袋は、ラテ
ックス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジョン
溶液を混合した浸漬溶液からなる膜で、シームレス編み
のメリヤス手袋を被覆し乾燥させて形成したことを特徴
とする。
【0010】また、請求項2記載の発明に係る浸漬作業
用手袋は、第1のラテックス溶液に活性剤を含有しない
ウレタンエマルジョン溶液を混合した浸漬溶液からなる
膜で、シームレス編みのメリヤス手袋を被覆し乾燥さ
せ、第2のラテックス溶液からなる膜で、シームレス編
みのメリヤス手袋を被覆し乾燥させて形成したことを特
徴とする。
用手袋は、第1のラテックス溶液に活性剤を含有しない
ウレタンエマルジョン溶液を混合した浸漬溶液からなる
膜で、シームレス編みのメリヤス手袋を被覆し乾燥さ
せ、第2のラテックス溶液からなる膜で、シームレス編
みのメリヤス手袋を被覆し乾燥させて形成したことを特
徴とする。
【0011】
【作用】本発明(請求項1および請求項2記載の発明)
によれば、ラテックス溶液に活性剤を含有しないウレタ
ンエマルジョン溶液を混合することにより浸漬溶液の表
面張力が上がるので、浸漬溶液がシームレス編みのメリ
ヤス手袋の編み目から浸透することを防止することがで
きる。特に請求項2記載の発明によれば、第1のラテッ
クス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジョン溶
液を混合した浸漬溶液からなる膜で、シームレス編みの
メリヤス手袋を被覆したその上から第2のラテックス溶
液からなる膜で更に被覆するので手袋の強度が保持され
る。
によれば、ラテックス溶液に活性剤を含有しないウレタ
ンエマルジョン溶液を混合することにより浸漬溶液の表
面張力が上がるので、浸漬溶液がシームレス編みのメリ
ヤス手袋の編み目から浸透することを防止することがで
きる。特に請求項2記載の発明によれば、第1のラテッ
クス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジョン溶
液を混合した浸漬溶液からなる膜で、シームレス編みの
メリヤス手袋を被覆したその上から第2のラテックス溶
液からなる膜で更に被覆するので手袋の強度が保持され
る。
【0012】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。図1は、本発明の一実施例である浸漬作業用手袋
の外観を示す斜視図である。本実施例の浸漬作業用手袋
は、図1に示すように、第1のラテックス溶液に活性剤
を含有しないウレタンエマルジョン溶液を混合した浸漬
溶液Aからなる膜2でシームレス編みのメリヤス手袋1
の全体を被覆し、そして第2のラテックス溶液Bからな
る膜3でシームレス編みのメリヤス手袋1の全体を被覆
し、そして手首に相当する部分のやや上方から指先にか
かる範囲の、手袋の概ね前半分に膜4で滑り止め加工を
施したものである。したがって、手袋の前半分を示す図
1のI−I線端面は、図2に示すようになり、手袋の後
半分を示す図1のII−II線端面は、図3に示すようにな
っている。
する。図1は、本発明の一実施例である浸漬作業用手袋
の外観を示す斜視図である。本実施例の浸漬作業用手袋
は、図1に示すように、第1のラテックス溶液に活性剤
を含有しないウレタンエマルジョン溶液を混合した浸漬
溶液Aからなる膜2でシームレス編みのメリヤス手袋1
の全体を被覆し、そして第2のラテックス溶液Bからな
る膜3でシームレス編みのメリヤス手袋1の全体を被覆
し、そして手首に相当する部分のやや上方から指先にか
かる範囲の、手袋の概ね前半分に膜4で滑り止め加工を
施したものである。したがって、手袋の前半分を示す図
1のI−I線端面は、図2に示すようになり、手袋の後
半分を示す図1のII−II線端面は、図3に示すようにな
っている。
【0013】本実施例の浸漬作業用手袋は、以下のよう
にして形成される。なお図4は、浸漬処理の状態を示す
側面図である。 (1)立体手型(金型)5にシームレス編みのメリヤス
手袋1を装着する。なお、シームレス編みのメリヤス手
袋1の原材料としては、綿,ナイロン,ポリエステル,
アクリル,レーヨン,ポリプロピレン,あるいはこれら
の混紡糸が使用される。
にして形成される。なお図4は、浸漬処理の状態を示す
側面図である。 (1)立体手型(金型)5にシームレス編みのメリヤス
手袋1を装着する。なお、シームレス編みのメリヤス手
袋1の原材料としては、綿,ナイロン,ポリエステル,
アクリル,レーヨン,ポリプロピレン,あるいはこれら
の混紡糸が使用される。
【0014】(2)次に、図4(a)に示すように、立
体手型5に装着されたシームレス編みのメリヤス手袋1
の全体(製品化される部分)を浸漬溶液Aの中に浸漬
し、その後引き上げて乾燥させる。なお、裾口6の部分
は最終的にカットされる部分であり製品化される部分で
はない。浸漬溶液Aは、活性剤を含有しないウレタンエ
マルジョンを主体としたラテックス溶液(第1のラテッ
クス溶液)である。本実施例のラテックス溶液はその一
例として天然ゴムラテックスを使用した。これにかえて
NBR(アクリロニトリル・ブタジエン・ラバー)ラテ
ックス等,その他の合成ゴムラテックスを使用してもよ
い。また、活性剤を含有しないウレタンエマルジョン
(例えばトーヨーポリマー株式会社の商品名「MELU
SI−585」など)は浸透防止効果に優れるという性
質を有している。すなわち、活性剤を含有しないウレタ
ンエマルジョンは、ラテックス溶液に混合させられると
浸漬溶液Aの表面張力を上げ、浸漬溶液Aがシームレス
編みのメリヤス手袋1の編み目から浸透することを防止
する働きがある。これによりメリヤス生地の吸水性が保
持される。なお活性剤を含有しないウレタンエマルジョ
ンとラテックス溶液の混合比を調整することにより浸透
防止能力を変えることができる。
体手型5に装着されたシームレス編みのメリヤス手袋1
の全体(製品化される部分)を浸漬溶液Aの中に浸漬
し、その後引き上げて乾燥させる。なお、裾口6の部分
は最終的にカットされる部分であり製品化される部分で
はない。浸漬溶液Aは、活性剤を含有しないウレタンエ
マルジョンを主体としたラテックス溶液(第1のラテッ
クス溶液)である。本実施例のラテックス溶液はその一
例として天然ゴムラテックスを使用した。これにかえて
NBR(アクリロニトリル・ブタジエン・ラバー)ラテ
ックス等,その他の合成ゴムラテックスを使用してもよ
い。また、活性剤を含有しないウレタンエマルジョン
(例えばトーヨーポリマー株式会社の商品名「MELU
SI−585」など)は浸透防止効果に優れるという性
質を有している。すなわち、活性剤を含有しないウレタ
ンエマルジョンは、ラテックス溶液に混合させられると
浸漬溶液Aの表面張力を上げ、浸漬溶液Aがシームレス
編みのメリヤス手袋1の編み目から浸透することを防止
する働きがある。これによりメリヤス生地の吸水性が保
持される。なお活性剤を含有しないウレタンエマルジョ
ンとラテックス溶液の混合比を調整することにより浸透
防止能力を変えることができる。
【0015】(3)次に、図4(b)に示すように、立
体手型5に装着されたシームレス編みのメリヤス手袋1
の全体(製品化される部分)をラテックス溶液(第2の
ラテックス溶液)Bの中に浸漬し、その後引き上げて乾
燥させる。(2),(3)の工程で浸漬溶液Aおよびラ
テックス溶液Bによって2度浸漬するのは、手袋の強度
を保つためである。3回以上行ってもよいが、その分手
袋が重くなるので強度と重量との調和を図り本実施例で
は2度とした。また、(2)の工程でシームレス編みの
メリヤス手袋1は浸漬溶液Aからなる膜2で被覆されて
いるので、本工程では活性剤を含有しないウレタンエマ
ルジョンが混合されていないラテックス溶液を使用し
た。なお、このラテックス溶液(第2のラテックス溶
液)は(2)の工程で使用するラテックス溶液(第1の
ラテックス溶液)と同じものである。
体手型5に装着されたシームレス編みのメリヤス手袋1
の全体(製品化される部分)をラテックス溶液(第2の
ラテックス溶液)Bの中に浸漬し、その後引き上げて乾
燥させる。(2),(3)の工程で浸漬溶液Aおよびラ
テックス溶液Bによって2度浸漬するのは、手袋の強度
を保つためである。3回以上行ってもよいが、その分手
袋が重くなるので強度と重量との調和を図り本実施例で
は2度とした。また、(2)の工程でシームレス編みの
メリヤス手袋1は浸漬溶液Aからなる膜2で被覆されて
いるので、本工程では活性剤を含有しないウレタンエマ
ルジョンが混合されていないラテックス溶液を使用し
た。なお、このラテックス溶液(第2のラテックス溶
液)は(2)の工程で使用するラテックス溶液(第1の
ラテックス溶液)と同じものである。
【0016】(4)次に、図4(c)に示すように、立
体手型5に装着されたシームレス編みのメリヤス手袋1
の前半分を浸漬溶液Cの中に浸漬し、その後引き上げて
乾燥させる。手袋の前半分だけを浸漬するのは、少なく
とも手の平部分が含まれるようにするためであり、直接
物をつかむ部分の滑り止め効果を強化するためである。
浸漬溶液Cは、ゴム接着剤の一例である天然ゴム変性ラ
テックス接着剤にゴム粉末を混合したものである。
体手型5に装着されたシームレス編みのメリヤス手袋1
の前半分を浸漬溶液Cの中に浸漬し、その後引き上げて
乾燥させる。手袋の前半分だけを浸漬するのは、少なく
とも手の平部分が含まれるようにするためであり、直接
物をつかむ部分の滑り止め効果を強化するためである。
浸漬溶液Cは、ゴム接着剤の一例である天然ゴム変性ラ
テックス接着剤にゴム粉末を混合したものである。
【0017】(5)次に、立体手型5から手袋を外して
乾燥させ、その後、裾口6を波線でカットして最終的に
浸漬作業用手袋を形成する。
乾燥させ、その後、裾口6を波線でカットして最終的に
浸漬作業用手袋を形成する。
【0018】なお一連の乾燥によって、ゴム成分は加硫
し、手袋に付着した水分は飛ばされる。
し、手袋に付着した水分は飛ばされる。
【0019】
【発明の効果】以上のとおり本発明(請求項1および請
求項2記載の発明)によれば、ラテックス溶液に混合さ
れる活性剤を含有しないウレタンエマルジョン溶液の表
面張力効果で、シームレス編みのメリヤス手袋の編み目
から浸漬溶液が浸透することが防止されるので、予めメ
リヤス生地に直接、撥水処理をする必要はない。つま
り、メリヤス生地の有する吸水性は奪われないので、着
用時汗のベタつきによる不快感はなくなり、メリヤス生
地が本来有する爽やかな使用感が得られる。また、浸漬
処理の前工程として撥水処理を別にする必要がなく、ラ
テックス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジョ
ン溶液を加えて浸漬させるだけでよいので撥水処理にと
もなう機械設備を削減でき経済的である。また製造時間
も短縮される。
求項2記載の発明)によれば、ラテックス溶液に混合さ
れる活性剤を含有しないウレタンエマルジョン溶液の表
面張力効果で、シームレス編みのメリヤス手袋の編み目
から浸漬溶液が浸透することが防止されるので、予めメ
リヤス生地に直接、撥水処理をする必要はない。つま
り、メリヤス生地の有する吸水性は奪われないので、着
用時汗のベタつきによる不快感はなくなり、メリヤス生
地が本来有する爽やかな使用感が得られる。また、浸漬
処理の前工程として撥水処理を別にする必要がなく、ラ
テックス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジョ
ン溶液を加えて浸漬させるだけでよいので撥水処理にと
もなう機械設備を削減でき経済的である。また製造時間
も短縮される。
【0020】また請求項2記載の発明によれば、第1の
ラテックス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジ
ョン溶液を混合した浸漬溶液からなる膜で、シームレス
編みのメリヤス手袋を被覆したその上から第2のラテッ
クス溶液からなる膜で更に被覆するので手袋の強度が保
持される。
ラテックス溶液に活性剤を含有しないウレタンエマルジ
ョン溶液を混合した浸漬溶液からなる膜で、シームレス
編みのメリヤス手袋を被覆したその上から第2のラテッ
クス溶液からなる膜で更に被覆するので手袋の強度が保
持される。
【図1】本発明の一実施例である浸漬作業用手袋の外観
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】図1に示すI−I線端面図である。
【図3】図1に示すII−II線端面図である。
【図4】浸漬処理の状態を示す側面図である。
1 シームレス編みのメリヤス手袋 2 浸漬溶液Aからなる膜 3 第2のラテックス溶液Bからなる膜 4 浸漬溶液Cからなる膜 5 立体手型 6 裾口
Claims (2)
- 【請求項1】ラテックス溶液に活性剤を含有しないウレ
タンエマルジョン溶液を混合した浸漬溶液からなる膜
で、シームレス編みのメリヤス手袋を被覆し乾燥させて
形成したことを特徴とする浸漬作業用手袋。 - 【請求項2】第1のラテックス溶液に活性剤を含有しな
いウレタンエマルジョン溶液を混合した浸漬溶液からな
る膜で、シームレス編みのメリヤス手袋を被覆し乾燥さ
せ、第2のラテックス溶液からなる膜で、前記シームレ
ス編みのメリヤス手袋を被覆し乾燥させて形成したこと
を特徴とする浸漬作業用手袋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2863495A JPH08209415A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 浸漬作業用手袋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2863495A JPH08209415A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 浸漬作業用手袋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08209415A true JPH08209415A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12253980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2863495A Pending JPH08209415A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 浸漬作業用手袋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08209415A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2360974A (en) * | 2000-04-06 | 2001-10-10 | Specialised Latex Services Ltd | Latex rubber products |
JP2006028691A (ja) * | 2004-07-20 | 2006-02-02 | Sankei Kogyo Kk | 絶縁用手袋及びその製造方法 |
JP2010180526A (ja) * | 2010-04-22 | 2010-08-19 | Sankei Kogyo Kk | 絶縁用手袋 |
JP2010185168A (ja) * | 2010-04-22 | 2010-08-26 | Sankei Kogyo Kk | 絶縁用手袋 |
JP2010185169A (ja) * | 2010-04-22 | 2010-08-26 | Sankei Kogyo Kk | 絶縁用手袋の製造方法 |
KR20180075577A (ko) | 2015-12-15 | 2018-07-04 | 디아이씨 가부시끼가이샤 | 수성 수지 조성물, 및 장갑 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP2863495A patent/JPH08209415A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2360974A (en) * | 2000-04-06 | 2001-10-10 | Specialised Latex Services Ltd | Latex rubber products |
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DE112016005743T5 (de) | 2015-12-15 | 2018-10-04 | Dic Corporation | Wässrige Harzzusammensetzung und Handschuh |
US10611900B2 (en) | 2015-12-15 | 2020-04-07 | Dic Corporation | Aqueous resin composition and glove |
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