JPH08209412A - 手から抜きとりやすいゴム手袋 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】手に密着したゴム手袋を一方の手で簡単に引
き抜きやすくしたゴム手袋を提供する。 【構 成】ゴム手袋１の各指や手の甲周辺などの手の動
きを損なうことない場所に，ゴムを肉厚にしたツマミ２
を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は，抜き取りやすくする
ために厚手のツマミをつけたゴム手袋に関するものであ
る。

【０００２】

【従来の技術】 従来，手に密着するゴム手袋は各種提
供されている。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これらの手袋には次の
ような欠点があった。手に密着したゴム手袋は動きやす
い反面，使用後，取り外しに手間がかかった。密着して
いるがゆえにつかみどころがないため，ゴム手袋をした
手でもう一方のゴム手袋を抜き取るには，無理やり指先
をつまんで引き抜くか，力まかせにはぎ取らなければな
らなかった。煩わしく，しかも，時間のかかる作業であ
った。ゴム手袋をすることにより，細菌感染や怪我など
の危険や手の荒れ，汚れなどの原因を取り除くことがで
きる。しかし，前述の抜き取りづらいという欠点があっ
たため，ゴム手袋をするのが面倒になりやすかった。結
果として習慣化されず，ゴム手袋の目的である手の保護
がおぼつかなくなってしまっていた。本発明は，これら
の欠点を除くためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決しようとするための手段】手に密着したゴ
ム手袋１を一方の手で簡単に引き抜きやすくするため，
ゴム手袋に一部分を厚くして手から抜きやすくするため
のツマミ２を設けたものである。

【０００５】

【作 用】ゴム手袋に，ツマミとなるためのゴムを肉厚
にした固まりをつくる。一方の手でその固まりをつまん
でひっぱり，手から簡単にゴム手袋が抜けるようにし
た。

【０００６】

【実施例】ゴム手袋の各指や手の甲周辺など動きやすさ
を損なうことない場所にツマミを設けることにより，使
用後，そのツマミを一方の手でつまんでひっぱりやすく
し，手から抜きやすくした。ツマミ２のある場所は指先
でなく指の適当な位置でもよい。ツマミ２は丸型，矩
形，線状のものでもよい。

【０００７】

【発明の効果】ツマミとなるゴムを肉厚にした固まりが
あることにより，ゴム手袋がつまんで引っ張りやすくな
り，手から抜きやすくなる。このため，ゴム手袋をする
ことが習慣化され，手の保護が保たれ，細菌感染や怪
我，手の荒れや汚れの未然防止が維持できることにつな
がる。

【図面の簡単な説明】

【図 １】本発明の斜視図である。

【図 ２】本発明のツマミ部分の断面図である。

【符号の説明】

１ ゴム手袋 ２ ツマミ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ゴム手袋１の指先の一部分を厚くしてツマ
   ミ２を設けたゴム手袋。