JP2571025Y2 - 剣道における小手の吸汗具 - Google Patents
剣道における小手の吸汗具Info
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- JP2571025Y2 JP2571025Y2 JP1992048345U JP4834592U JP2571025Y2 JP 2571025 Y2 JP2571025 Y2 JP 2571025Y2 JP 1992048345 U JP1992048345 U JP 1992048345U JP 4834592 U JP4834592 U JP 4834592U JP 2571025 Y2 JP2571025 Y2 JP 2571025Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、剣道の試合、稽古等の
際に手及び前腕に嵌め付ける小手の吸汗具に関するもの
である。
際に手及び前腕に嵌め付ける小手の吸汗具に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】剣道の試合、稽古等においては、手およ
び前腕にもかなりの汗が出るため、小手の吸汗具として
全体を吸水性のある布で形成した手袋状のもの(以下
「従来の吸汗具(イ)」という。)が従来より使用され
ている。また、実開昭63−102481号公報は、指
部と掌部とを有しない手袋状の小手の吸汗具であって全
体を吸水性のある素材で形成したもの(以下「従来の吸
汗具(ロ)」という。)を開示している。
び前腕にもかなりの汗が出るため、小手の吸汗具として
全体を吸水性のある布で形成した手袋状のもの(以下
「従来の吸汗具(イ)」という。)が従来より使用され
ている。また、実開昭63−102481号公報は、指
部と掌部とを有しない手袋状の小手の吸汗具であって全
体を吸水性のある素材で形成したもの(以下「従来の吸
汗具(ロ)」という。)を開示している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
吸汗具(イ)は手背側のみならず手掌側も布で形成され
ているため、竹刀を握持したときのフィット感等の感触
が悪く、しかも汗で滑りやすくなるという問題がある。
また、上記従来の吸汗具(ロ)においては使用者の指部
と掌部が吸汗手段に覆われておらず、指部と掌部が直接
竹刀に接触するため、指部と掌部で竹刀を把持したとき
に汗で滑りやすいという問題が依然として残る。本考案
は、従来の吸汗具におけるこのような問題を解決しよう
としてなされたものである。
吸汗具(イ)は手背側のみならず手掌側も布で形成され
ているため、竹刀を握持したときのフィット感等の感触
が悪く、しかも汗で滑りやすくなるという問題がある。
また、上記従来の吸汗具(ロ)においては使用者の指部
と掌部が吸汗手段に覆われておらず、指部と掌部が直接
竹刀に接触するため、指部と掌部で竹刀を把持したとき
に汗で滑りやすいという問題が依然として残る。本考案
は、従来の吸汗具におけるこのような問題を解決しよう
としてなされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本考案は、手袋状体における指部を親指収容部と残
りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収容する残
指収容部とに2分割し、該手袋状体における手背側を吸
水性のある布により形成すると共に手掌側を吸水性のあ
るメッシュにより形成したことを特徴とする剣道におけ
る小手の吸汗具を提供するものである。
に、本考案は、手袋状体における指部を親指収容部と残
りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収容する残
指収容部とに2分割し、該手袋状体における手背側を吸
水性のある布により形成すると共に手掌側を吸水性のあ
るメッシュにより形成したことを特徴とする剣道におけ
る小手の吸汗具を提供するものである。
【0005】
【作用】本考案による剣道における小手の吸汗具は、こ
れを使用するときには、手袋と同様に直接手及び前腕に
嵌め付け、その上に防具としての小手を嵌めるのであ
る。本考案による小手の吸汗具を手及び前腕に嵌め付け
たときには、手及び前腕の汗は手背側の布部により吸収
される。手掌側は吸水性のあるメッシュにより形成され
ているため、手掌側の汗はメッシュにより吸収され、竹
刀を握持したときの感触、なじみがよく、汗で滑ること
もない。また、手袋状体における指部を親指収容部と残
りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収容する残
指収容部とに2分割したため、特に示指、中指、薬指お
よび小指の4指を収容する残指収容部内においては、示
指、中指、薬指および小指の4指が相互に直接接触して
おり、該4指を相互に滑らせることができる。示指、中
指、薬指および小指の4指が相互に直接接触することに
より竹刀のグリップ感(「手の内」)が向上し、竹刀が
握りやすくなり、「手の内」が安定する。また、示指、
中指、薬指および小指の4指を相互に滑らせることは竹
刀を打ち込むときのスナップを利かせるために必要であ
る。しかも、示指、中指、薬指および小指の4指は直接
竹刀に接触するわけではなく、該4指と竹刀との間に吸
水性のあるメッシュが介在するため、該4指と竹刃上の
間が汗で滑ることもないのである。
れを使用するときには、手袋と同様に直接手及び前腕に
嵌め付け、その上に防具としての小手を嵌めるのであ
る。本考案による小手の吸汗具を手及び前腕に嵌め付け
たときには、手及び前腕の汗は手背側の布部により吸収
される。手掌側は吸水性のあるメッシュにより形成され
ているため、手掌側の汗はメッシュにより吸収され、竹
刀を握持したときの感触、なじみがよく、汗で滑ること
もない。また、手袋状体における指部を親指収容部と残
りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収容する残
指収容部とに2分割したため、特に示指、中指、薬指お
よび小指の4指を収容する残指収容部内においては、示
指、中指、薬指および小指の4指が相互に直接接触して
おり、該4指を相互に滑らせることができる。示指、中
指、薬指および小指の4指が相互に直接接触することに
より竹刀のグリップ感(「手の内」)が向上し、竹刀が
握りやすくなり、「手の内」が安定する。また、示指、
中指、薬指および小指の4指を相互に滑らせることは竹
刀を打ち込むときのスナップを利かせるために必要であ
る。しかも、示指、中指、薬指および小指の4指は直接
竹刀に接触するわけではなく、該4指と竹刀との間に吸
水性のあるメッシュが介在するため、該4指と竹刃上の
間が汗で滑ることもないのである。
【0006】
【実施例】次に本考案の実施例を添付図面に従って説明
する。本考案による剣道における小手の吸汗具は、手袋
状体1における手背側2を吸水性のある布により形成す
ると共に手掌側3を吸水性のあるメッシュにより形成し
てなるものである。手袋状体1における指部は親指収容
部4と残りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収
容する残指収容部5とに2分割する。手袋状体1におけ
る手背側2は一例としてアクリル系繊維90重量%とポ
リエステル10重量%とよりなる布により形成する。手
袋状体1における手掌側3は一例として綿製のメッシュ
(網状体)により形成する。
する。本考案による剣道における小手の吸汗具は、手袋
状体1における手背側2を吸水性のある布により形成す
ると共に手掌側3を吸水性のあるメッシュにより形成し
てなるものである。手袋状体1における指部は親指収容
部4と残りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収
容する残指収容部5とに2分割する。手袋状体1におけ
る手背側2は一例としてアクリル系繊維90重量%とポ
リエステル10重量%とよりなる布により形成する。手
袋状体1における手掌側3は一例として綿製のメッシュ
(網状体)により形成する。
【0007】
【考案の効果】以上説明したように、本考案による剣道
における小手の吸汗具は、手袋状体における手背側を吸
水性のある布により形成すると共に手掌側を吸水性のあ
るメッシュにより形成したため、手及び前腕の汗が手背
側の布部により吸収され、汗による小手の悪臭やぬめり
が防止されるだけでなく、手掌側のメッシュにより手掌
側の汗が吸収され、竹刀を握持したときの感触、なじみ
(フィット性)が良くなると共に汗による竹刀の滑りも
防止される。また、手袋状体における指部を親指収容部
と残りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収容す
る残指収容部とに2分割したため、特に示指、中指、薬
指および小指の4指を収容する残指収容部内において
は、示指、中指、薬指および小指の4指が相互に直接接
触しており、該4指を相互に滑らせることができる。示
指、中指、薬指および小指の4指が相互に直接接触する
ことにより竹刀のグリップ感(「手の内」)が向上し、
竹刀が握りやすくなり、「手の内」が安定する。また、
示指、中指、薬指および小指の4指を相互に滑らせるこ
とは竹刀を打ち込むときのスナップを利かせるために必
要である。しかも、示指、中指、薬指および小指の4指
は直接竹刀に接触するわけではなく、該4指と竹刀との
間に吸水性のあるメッシュが介在するため、該4指と竹
刀との間が汗で滑ることもないのである。なお、本考案
による剣道における小手の吸汗具を使用したときには、
該吸汗具が手及び前腕の汗を吸収するため、小手は汗を
吸収することがなく清潔に保たれることはいうまでもな
い。
における小手の吸汗具は、手袋状体における手背側を吸
水性のある布により形成すると共に手掌側を吸水性のあ
るメッシュにより形成したため、手及び前腕の汗が手背
側の布部により吸収され、汗による小手の悪臭やぬめり
が防止されるだけでなく、手掌側のメッシュにより手掌
側の汗が吸収され、竹刀を握持したときの感触、なじみ
(フィット性)が良くなると共に汗による竹刀の滑りも
防止される。また、手袋状体における指部を親指収容部
と残りの4指(示指、中指、薬指および小指)を収容す
る残指収容部とに2分割したため、特に示指、中指、薬
指および小指の4指を収容する残指収容部内において
は、示指、中指、薬指および小指の4指が相互に直接接
触しており、該4指を相互に滑らせることができる。示
指、中指、薬指および小指の4指が相互に直接接触する
ことにより竹刀のグリップ感(「手の内」)が向上し、
竹刀が握りやすくなり、「手の内」が安定する。また、
示指、中指、薬指および小指の4指を相互に滑らせるこ
とは竹刀を打ち込むときのスナップを利かせるために必
要である。しかも、示指、中指、薬指および小指の4指
は直接竹刀に接触するわけではなく、該4指と竹刀との
間に吸水性のあるメッシュが介在するため、該4指と竹
刀との間が汗で滑ることもないのである。なお、本考案
による剣道における小手の吸汗具を使用したときには、
該吸汗具が手及び前腕の汗を吸収するため、小手は汗を
吸収することがなく清潔に保たれることはいうまでもな
い。
【図1】本考案による剣道における小手の吸汗具の一例
を示す正面図である。
を示す正面図である。
【図2】同上の背面図である。
【図3】図1のIII−III線における断面図であ
る。
る。
1 手袋状体 2 手背側 3 手掌側 4 親指収容部 5 残指収容部
Claims (1)
- 【請求項1】 手袋状体における指部を親指収容部と残
りの4指を収容する残指収容部とに2分割し、該手袋状
体における手背側を吸水性のある布により形成すると共
に手掌側を吸水性のあるメッシュにより形成したことを
特徴とする剣道における小手の吸汗具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992048345U JP2571025Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 剣道における小手の吸汗具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992048345U JP2571025Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 剣道における小手の吸汗具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06475U JPH06475U (ja) | 1994-01-11 |
JP2571025Y2 true JP2571025Y2 (ja) | 1998-05-13 |
Family
ID=12800803
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992048345U Expired - Fee Related JP2571025Y2 (ja) | 1992-06-17 | 1992-06-17 | 剣道における小手の吸汗具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2571025Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005009011A (ja) * | 2003-06-18 | 2005-01-13 | Tanaka Isamu Shoji Kk | 靴下 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63102481U (ja) * | 1986-12-23 | 1988-07-04 | ||
JPH02143977U (ja) * | 1989-05-08 | 1990-12-06 |
-
1992
- 1992-06-17 JP JP1992048345U patent/JP2571025Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06475U (ja) | 1994-01-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |