JPH08208193A - 身体保持装置の補助ロープ取付装置 - Google Patents

身体保持装置の補助ロープ取付装置

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JPH08208193A
JPH08208193A JP3315995A JP3315995A JPH08208193A JP H08208193 A JPH08208193 A JP H08208193A JP 3315995 A JP3315995 A JP 3315995A JP 3315995 A JP3315995 A JP 3315995A JP H08208193 A JPH08208193 A JP H08208193A
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JP
Japan
Prior art keywords
auxiliary rope
workbench
worker
operator
safety belt
Prior art date
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Pending
Application number
JP3315995A
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English (en)
Inventor
Norihisa Takahashi
典久 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Corp
Original Assignee
Aichi Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作業台からの落下時に作業者の身体に作用す
る衝撃を緩和することのできる身体保持装置の補助ロー
プ取付装置を得る。 【構成】 安全帯30における補助ロープ32を係止す
る補助ロープ係止部材27等と作業台ブラケット15b
に取り付けられる固定部材21とを衝撃吸収用の圧縮ス
プリング22によって繋いでいる。これにより、安全帯
30を装着した作業者Mが作業台15から落下したとき
に、落下時に作業者Mの身体に作用する衝撃を引っ張り
スプリングが吸収するため、安全帯30のバンド部31
を介して大きな衝撃が作業者Mの身体に作用することが
なく、バンド部31による身体の負傷を防止することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高所作業車等に設けら
れた昇降自在な作業台に搭乗して作業を行う作業者の落
下事故を防止するために、作業者が身体に装着するいわ
ゆる安全帯と称される身体保持装置の補助ロープ取付装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に示すような高所作業車10を使用
して、作業台15に搭乗した作業者Mが高所における作
業を行う場合には、いわゆる安全帯と称される身体保持
装置を装着する。この安全帯は、作業者の胴体部に巻き
付けられるバンド部とこのバンド部に一端が繋がれた補
助ロープとから構成されている。補助ロープの他端側に
はフックが取り付けられており、このフックを作業台1
5に取り付けられた補助ロープ取付部材(補助ロープが
け)に係止させる。これにより、万一、作業中に作業者
Mが作業台15から落下した場合でも、安全帯の補助ロ
ープが作業台15の補助ロープ取付部材に係止されてい
るため、作業者の転落事故を防止することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、安全帯
のバンド部は皮革によって形成されることが多く、補助
ロープは非伸縮性の材質によって形成されることが多
い。このため、上記のように構成された補助ロープ取付
部材を使用した場合には、落下時の衝撃が補助ロープお
よびバンド部を介して作業者Mの身体に大きく作用する
ため、作業者Mの身体を保護する上では好ましいもので
はなかった。
【0004】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、作業台からの落下時に作業者の身体に与
える衝撃を緩和させることのできる身体保持装置の補助
ロープ取付装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段および作用】このような目
的を達成するために、本発明の身体保持装置の補助ロー
プ取付装置は、作業台に取り付けられる固定部材と、身
体保持装置の補助ロープを係止する補助ロープ係止部材
とを衝撃吸収用の緩衝部材によって繋いでいる。このよ
うに構成された身体保持装置の補助ロープ取付装置によ
れば、身体保持装置を装着した作業者が作業台から落下
したときに、落下時に作業者の身体に作用する衝撃を弾
性部材が吸収するため、身体保持装置を介して大きな衝
撃が作業者の身体に作用することがない。なお、衝撃吸
収用の緩衝部材としては、簡単な構成で、落下時に作業
者に与える衝撃を緩和させるため、圧縮スプリング等の
弾性部材やダンパ等を用いることが好ましい。
【0006】
【実施例】以下、本発明の好ましい実施例について図面
を参照しながら説明する。まず、図2を参照しながら本
発明に係る補助ロープ取付装置を備えた高所作業車につ
いて説明する。この高所作業車10は、走行自在な車体
11上に旋回自在な旋回台12を設け、この旋回台12
には複数のブーム部材がテレスコピックに(入れ子式
に)に構成された伸縮ブーム13が起伏自在に配設され
ている。伸縮ブーム13の先端部には、図示しないレベ
リング機構によって伸縮ブーム13の起伏角度の如何に
拘らず常時垂直を維持する垂直ポスト14が配設され、
この垂直ポスト14には作業台15が水平旋回自在に配
設されている。
【0007】次に、図1を加えて作業台15について説
明する。この作業台15は、作業者Mが搭乗可能な作業
台本体15aと、この作業台本体15aと垂直ポスト1
4とを繋ぐ作業台ブラケット15bとから構成されてい
る。この作業台ブラケット15bには、身体保持装置の
補助ロープ取付装置20が取り付けられている。
【0008】補助ロープ取付装置20は、作業台ブラケ
ット15bに固着される固定部材21および、この固定
部材21に対して上下方向に摺動自在なロッド23を有
して構成されている。このロッド23の下端部にはワッ
シャー24が固定用ナット25によって固定されてい
る。ロッド23の外周であって、固定部材21とワッシ
ャー24との間には、圧縮作動に対して反発力を有する
圧縮スプリング(衝撃吸収用の緩衝部材)22が配設さ
れている。また、固定部材21の上方に突出したロッド
23の上端部にはジョイント部材29によって延長ロー
プ26の一端が固着され、この延長ロープ26の他端に
は補助ロープ係止リング(補助ロープがけ)27が固着
されている。なおこれらロッド23,ワッシャー24,
補助ロープ26,補助ロープ係止リング27等が請求の
範囲に記載の補助ロープ係止部材を構成する。
【0009】次に、いわゆる安全帯と称される身体保持
装置について説明する。この安全帯30は、作業者Mの
胴体に装着されるバンド部31とこのバンド部31に一
端が繋がれた補助ロープ32とから構成されており、こ
の補助ロープ32の他端にはカラビナと称される係止用
のフック33が取り付けられている。そして、作業台1
5に搭乗した作業者Mは、バンド部31を胴体に巻き付
けて装着し、カラビナ33を補助ロープ係止リング27
に引っかける。なお、バンド部31および補助ロープ3
2は、皮革,繊維等によって形成されているため、伸縮
性は有していない。
【0010】上記のように構成された高所作業車10に
おいては、作業台15に搭乗した作業者Mが図示しない
操作装置の操作を行うことにより、伸縮ブーム13の起
仰・伸長作動が可能であるため、作業者Mは所望の高所
に移動して高所作業を行うことができる。ここで、高所
における作業中に作業台本体15aから作業者Mが身体
を乗り出して作業を行う必要を生じる場合があるが、こ
のとき作業者Mがバランスを崩すと、作業台本体15a
から落下することとなる。
【0011】このとき、作業者Mの胴体に装着されたバ
ンド部31は、補助ロープ32,延長ロープ26,ロッ
ド23等を介し、圧縮スプリング22によって固定部材
21と繋がれるため、作業者Mは作業台本体15aから
は落下しても、地面Gまで落下することはない。作業台
本体15aからの落下時には、作業者Mの体重がバンド
部31に作用するため作業者Mの胴体(バンド部31が
巻き付けられた箇所)に衝撃として加わるが、上記のよ
うに構成された補助ロープ取付装置20においては、圧
縮スプリング22がその衝撃を吸収するため、作業者M
が大きな衝撃を受けることがなくなる。
【0012】なお、上記の補助ロープ取付装置20にお
いては、延長ロープ26は作業台ブラケット15bの上
方に延びて設けられているが、この延長ロープ26は作
業台ブラケット15aの上部に配設されたリング状のロ
ープガイド28の内側を通っているため、延長ロープ2
6が作業台本体15aや作業台ブラケット15bと摺接
することなく、スムーズに圧縮スプリング22の圧縮作
動を行うことができる。また、圧縮スプリングの強さ
は、強すぎると落下時の衝撃を十分吸収することができ
ず、弱すぎると衝撃を吸収しきれないうちに圧縮スプリ
ングが全縮状態となってしまうため、作業者Mの体重お
よび各ロープ26,32の長さ(落下速度)を考慮した
バネ定数の圧縮スプリングが選定されている。
【0013】なお、上記の実施例においては、固定部材
21と補助ロープ係止部材23等を繋ぐ緩衝部材として
圧縮スプリングを用いた場合について説明したが、本発
明はこれに限られるものではなく、引張スプリングをは
じめとする他の形状のスプリングや、ゴム、合成樹脂等
の弾性材料からなる各種弾性部材あるいは、空気、油等
の流体を用いたダンパを用いてもよい。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明の身体保持装
置の補助ロープ取付装置は、作業台上において作業を行
う作業者の身体を保持する安全帯等の身体保持装置にお
ける補助ロープを係止する補助ロープ係止部材と作業台
に取り付けられる固定部材とを衝撃吸収用の緩衝部材に
よって繋いでいる。これにより、安全帯を装着した作業
者が作業台から落下したときに、落下時に作業者の身体
に作用する衝撃を弾性部材が吸収するため、安全帯のバ
ンド部を介して大きな衝撃が作業者の身体に作用するこ
とがなく、バンド部による身体の負傷を防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る身体保持装置の補助ロープ取付装
置を設けた高所作業車の作業台部の断面図である。
【図2】上記身体保持装置の補助ロープ取付装置を設け
た高所作業車の側面図である。
【符号の説明】
10 高所作業車 13 伸縮ブーム 14 垂直ポスト 15 作業台 20 補助ロープ取付部材 30 安全帯(身体保持装置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降自在な作業台を使用して作業を行う
    作業者の身体に装着する身体装着部材と、一端が前記身
    体装着部材に繋がれた補助ロープとからなる身体保持装
    置を前記作業台に係止させる身体保持装置の補助ロープ
    取付装置であって、 前記作業台に取り付けられる固定部材と、 前記補助ロープの他端を係止する補助ロープ係止部材
    と、 前記固定部材と前記補助ロープ係止部材とを繋いで取り
    付けられる緩衝部材とからなることを特徴とする身体保
    持装置の補助ロープ取付装置。
JP3315995A 1995-01-30 1995-01-30 身体保持装置の補助ロープ取付装置 Pending JPH08208193A (ja)

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