JPH08207267A - インクジェット・プリント機構 - Google Patents

インクジェット・プリント機構

Info

Publication number
JPH08207267A
JPH08207267A JP27650995A JP27650995A JPH08207267A JP H08207267 A JPH08207267 A JP H08207267A JP 27650995 A JP27650995 A JP 27650995A JP 27650995 A JP27650995 A JP 27650995A JP H08207267 A JPH08207267 A JP H08207267A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
reservoir
print
discharge
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP27650995A
Other languages
English (en)
Inventor
James M Cameron
ジェイムズ・エム・カメロン
Bret Taylor
ブレット・テイラー
Mark S Hickman
マーク・エス・ヒックマン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HP Inc
Original Assignee
Hewlett Packard Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US08/316,152 external-priority patent/US5563639A/en
Application filed by Hewlett Packard Co filed Critical Hewlett Packard Co
Publication of JPH08207267A publication Critical patent/JPH08207267A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/165Prevention or detection of nozzle clogging, e.g. cleaning, capping or moistening for nozzles
    • B41J2/16505Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out
    • B41J2/16508Caps, spittoons or covers for cleaning or preventing drying out connected with the printer frame

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カラー・インクジェット・プリンタの廃インク
放出筒近辺において、異なるインクの混合により生成す
る沈殿を最小限に減らすことにより放出筒の詰まりを防
ぎ、それによってリザーバの寿命を長くすること。 【解決手段】各色のプリントヘッドに対してそれぞれ放
出筒(34、36)をリザーバ・アセンブリ(30)に
設ける。サービス・モード中に各プリントヘッドが協同
して放出筒上へ移動し、廃インクを放出する。各放出筒
へ放出された廃インクはそれぞれ各開口(38、40、
46)から各領域(42、44、48)へ流れるように
し、沈殿物が放出筒から離れたところで生成するように
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインクジェット・プ
リント機構に関し、更に詳細には、インクジェット・プ
リンタ、プロッタ、スキャナ、ファクシミリ機械などに
おいてインクジェット・エーロゾルを制御する機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット・プリント機構はプリン
トヘッドからインク滴を制御可能に噴射することにより
文字または他の画像を形成するノンインパクト・プリン
ト装置の一種である。インクジェット・プリント機構
は、プリンタ、プロッタ、スキャナ、ファクシミリ機械
などのような、多様な装置に採用することができる。便
宜上、ここではインクジェットプリンタを使って本発明
の概念を説明する。
【0003】プリントヘッドはインクを、小さい空隙を
渡って記録媒体に付着する小滴の形で、複数のノズルを
通して放出する。異なる色のインクについては異なるノ
ズルを採用する。また、小滴は非常に小さい。インクジ
ェット・プリンタは普通、インチあたり180乃至600ドッ
ト(dpi)の範囲内でプリントする。インク小滴は付着
後間もなく記録媒体上で乾燥し、所要プリント画像を形
成する。
【0004】たとえば、熱インクジェット・プリントヘ
ッドおよび圧電インクジェット・プリントヘッドを含む
種々の形態のインクジェット・プリントヘッドが存在す
る。例として、熱インクジェット・プリントヘッドにつ
いては、インク小滴は局部加熱により個別ノズルから放
出される。小さい加熱素子が個別ノズルに設置されてい
る。電流が素子を通過してこれを温める。それにより、
微小体積のインクが加熱素子により急速に加熱されて蒸
発する。蒸発すると、インクはノズルを通して放出され
る。駆動回路が個々の加熱素子に結合されていて、エネ
ルギ・パルスを供給し、それにより、関連した個々のノ
ズルから出るインク小滴を制御可能に付着させる。この
ような駆動器は文字発生器および他の画像形成回路に応
答してプリントヘッドの所定ノズルを付勢し、所要画像
を記録媒体上に形成する。
【0005】プリント・サイクルの開始直前に、プリン
トヘッドをサービス・ステーションまで動かし、インク
小滴をリザーバ・アセンブリ(しばしば、「たんつぼ(s
pittoon)」と言われる)の中に発射させることによりプ
リントヘッドを準備させる。ときには数百、または数千
ものインク滴がリザーバ・アセンブリ内に急速に発射さ
れる。この予備的発射は、付着したインクまたは屑をノ
ズルおよびオリフィスから除去し、プリントヘッドが記
録媒体に戻った時に一層制御可能にインクを付着させる
ための準備となる。プリントヘッドはプリントが進行中
に定期的にサービス・ステーションに戻り、ノズルを掃
除し直す。ノズルを掃除し直すこの形態の定期的サービ
スは普通、プリントするページあたり1回または2回行
うようにスケジュールされている。掃除プロセスはプリ
ントヘッドの信頼性を維持するのに役立つ。
【0006】James Cameron およびBret Taylorにより
発明され、本発明の譲受人に譲渡されている、1993年9
月30日に出願された“Venturi Spittoon System to Con
trol Inkjet Aerosol”という名称の米国特許出願、出
願番号08/316,152、は複数プリントヘッド用複数ベンチ
ュリー通路を開示している(図6を参照)。ベンチュリ
ー通路は共通のリザーバの中に通じている。当該出願の
発明は本発明の特徴に関連している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、インク・リザ
ーバには放出筒(chimney)が備えられ、多くの廃インク
を収集できるようになっているが、異なるカラーの廃イ
ンクが互いに接触するとそれが凝固し、放出筒を詰まら
せることがある。
【0008】従って本発明は、カラーインクジェット・
プリンタの廃インク放出筒近辺における廃インクの沈殿
を最小限に減らし、放出筒の詰まりを防ぎ、それによっ
てリザーバの寿命を長くすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、インク
ジェット・プリント機構に使用する特有のリザーバ・ア
センブリが提供される。このリザーバ・アセンブリはサ
ービス・モード中にインクジェット・ノズルから放出さ
れたインク小滴を集める複数の放出筒を備えている。異
なるノズルは異なる放出筒に小滴を落とす。放出筒は廃
インクを廃インクを集める一つまたは複数の収集区域に
導く。異なるノズルに対して異なる放出筒を設けること
により、異なるカラー・インクが互いに接触すれば生ず
ることがある沈殿物を放出筒に近付けないようにする。
このようにして、放出筒の詰まりは回避される。
【0010】本発明によれば、一つの放出筒は黒インク
を受容し、他の放出筒はカラー・インクを受容する。
【0011】本発明によれば、吸収性パッドのような吸
収性材料が収集域に設けられて、そこに堆積するインク
を吸収する。
【0012】放出筒は、放出筒を省いてインクをノズル
から直接収集域に堆積させる場合に使用することができ
る収集域より容積の大きい収集域に廃インクを送る。
【0013】さらに、本発明によれば、二つの別々の放
出筒がインクを単一のリザーバに導き、そこでインクは
混合する。更に詳細に述べれば、リザーバは吸収性パッ
ドを備えており、別々の放出筒からのインクはパッド上
で混合し、混合により放出筒間のある位置に沈殿物を形
成する。沈殿物は放出筒間で横方向に形成するから、各
放出筒から十分離れていて放出筒の詰まりが回避され
る。
【0014】
【実施例】本発明の好適実施例を下に付図を参照して説
明する。図面には本発明を実用するのに最良の態様を具
現する例が描かれている。
【0015】本発明は、インクジェット・プリンタ、プ
ロッタ、スキャナ、ファクシミリ機械などを含む、多種
多様のプリント装置に使用することができるインクジェ
ット・プリント機構に関する。一般にインクジェット・
プリント機構は、インク滴を規定のパターンで記録媒体
上に制御可能に付着させる、一つまたは複数のインクジ
ェット・プリントヘッドを備えている。ここで使用する
かぎり、記録媒体は例えば、連続紙、シート・ストック
紙、裏に接着剤の付いたラベル、マイラーなどを含む、
あらゆる形態のプリント可能物体を含む。典型的なイン
クジェット・プリントヘッドは、ヒューレット・パッカ
ード社に譲渡され、引用によりここに取り入れられてい
る、Keefe他の米国特許第5,278,584号に記されているも
ののような、複数のノズル(たとえば、50個のノズル)
を備えている。
【0016】図1は本発明に従って構成されたシャトル
型インクジェット・プリント機構10の一実施例を示す。
プリント機構10はプラテン12、シャトル・アセンブリ1
4、およびサービス・ステーション16を備えている。プ
ラテン12はプリント中に記録媒体18を支持する。プラテ
ンは静止させておくことができ、または回転させて媒体
をプリント機構を通して前進させる際の補助とすること
ができる。従来の摩擦ローラーまたはトラクタ送りシス
テムのような媒体送り機構(図示せず)を使用して、媒
体を媒体送り経路に沿ってプリント機構を通して駆動す
ることができる。
【0017】プリント機構10には破線の境界線20により
表されている所定のプリント領域がある。プリント領域
は少なくとも部分的に媒体送り経路と一致しているの
で、記録媒体はプリント領域を通して送られる。例のプ
リント領域は、その内部で複数のプリントヘッドの各々
が記録媒体の幅全体に渡ってプリントすることができる
区域として規定されている。
【0018】シャトル・アセンブリ14は固定された細長
いガイド・ロッド24の上に滑動可能に取り付けられ、プ
ラテン12を横断して両方向に移動する。図解した実施例
では、キャリッジ22はプラテンの幅一杯に渡り移動する
ように設計され、それによりプリント領域20を完全に横
断する他、プリント領域の外側のサービス・ステーショ
ン16の位置までも移動する。しかし、サービス・ステー
ションをプリント領域の内部またはプリント領域の下に
設置することもできることに注目されたい。シャトル・
アセンブリ14はキャリッジ22に機械的に結合された駆動
アセンブリ(図示せず)を備え、この駆動アセンブリは
ガイド・ロッド24に沿ってキャリッジ22を前後に駆動す
る。
【0019】典型的駆動アセンブリは、キャリッジ22に
取り付けられ対向するプーリの周りに巻かれたワイヤま
たはベルトと、プーリの一つに動力を加えるように接続
されているモータ(たとえば、ステップモータまたはD
Cモータ)を備えている。ロータリー・エンコーダまた
はリニア・エンコーダがしばしばモータ駆動シャフトに
結合されて増分シャフト回転を監視し、キャリッジを位
置決めし且つ制御するのに使用するフィードバックデー
タを発生するが、プリンタにはエンコーダなしで実現で
きるものもある。ここに述べたシャトル・アセンブリ14
は説明の目的で示したものであり、その構成は当業者に
周知である。他の形態のシャトル・アセンブリ構成を代
わりに採用することができる。
【0020】キャリッジ22は、取り替え可能な使い捨て
プリントカートリッジまたはペンとして好適に実現され
る二つのプリントヘッド26aおよび26bを支持し、運ぶ。
プリントヘッド26aおよび26bは、そのノズル部分28aお
よび28bがプラテン12に隣接しながらも離れていて、そ
れらの間を記録媒体が通過できるように、キャリッジ22
に取り付けられている。キャリッジ22はプリント領域20
を通過しながら走査軸に沿った水平な直線上でプリント
ヘッドを前後に移動させる。
【0021】図解実施例では、プリントヘッド26aは、
シアン、マゼンタ、および黄色のような複数の色を有す
る多色ペンである。例の多色プリントヘッドはヒューレ
ット・パッカードにより51625Aの部品番号のもとに販
売されている。図解実施例では、プリントヘッド26Bは
黒インクを有する単色ペンである。
【0022】キャリッジ22はプリントヘッド26aおよび2
6bをプリント領域20の外の、プリントヘッドを保守する
サービス・ステーション16まで移動させるとして図解さ
れている。サービス・ステーション16は好適にはプラテ
ン12に隣接し、プリント領域20の外に設置されるが、代
わりにプリント領域の内部または下に設置することがで
きる。プリントヘッド26aおよび26bは初期設定手順中に
サービス・ステーションまで移動し、次いでプリント中
に断続的に移動する。
【0023】プリントヘッド26aおよび26bはサービス・
ステーションで、プリントヘッド26aおよび26bが複数の
インク小滴を発射して、ノズルおよびオリフィスから、
付着したインクまたは屑を除去する「スピッティング(s
pitting)」を含む、各種保守プロセスを受ける。
【0024】サービス・ステーション16は、サービス・
モード中プリントヘッド26から放出されたインク小滴を
受けるリザーバ・アセンブリ30を備えている。リザーバ
・アセンブリ30はインク小滴を集めるリザーバ32を備
え、プリントヘッド26a、26bとリザーバ32の中間に設置
され、インク小滴をプリントヘッドからリザーバ32の中
に案内する、横に並ぶ放出筒34および36を備えている。
図解実施例では、共通壁が放出筒34および36を分離して
いる。放出筒34および36は垂直に延びており、インク小
滴を図2および図3に矢印で示してある方向に垂直に下
方に運ぶ。図解実施例では、放出筒34および36の断面は
一般に長方形であるが、他の形状も可能である。
【0025】プリントヘッド26aおよび26bがサービス・
ステーション16まで移動すると、プリントヘッド26aお
よび26bのノズル部分28aおよび28bは、プリントヘッド
がリザーバ・アセンブリ30の上方の位置にあるとき、放
出筒34および36に隣接するが、それよりわずか上方にあ
る。好適には、プリントヘッドのノズル部分28aおよび2
8bは放出筒34および36の上から約0.5乃至2mmの距離だけ
離れている。
【0026】プリントヘッド26aおよび26bがリザーバ・
アセンブリ30の上方に位置決めされてから、それらは多
数回(恐らく数百または数千回)発射を行なってノズル
およびオリフィスから付着インクまたは屑を除去する。
プリントヘッド26aおよび26bは同時にまたは別々の時刻
に発射することができる。インク小滴は比較的高い速度
でプリントヘッド26aおよび26bを出て放出筒34および36
に入る。インク小滴は周囲の空気を巻き込んでリザーバ
の中への空気流を作る。
【0027】放出筒34には二つの下部開口38および40が
あり、放出筒34の中を落ちるインクはこれら開口38およ
び40で別れて(図3)リザーバ32の下で区域42および44
に進む。放出筒36には一つの下部開口46があり(図
2)、放出筒36の中を落ちるインクはリザーバ32の下で
区域48に進む。
【0028】異なるノズルからは異なる放出筒内へ小滴
が放出される。図解した実施例では、プリントヘッド26
aは小滴を放出筒34に放出し、プリントヘッド26bは小滴
を放出筒36内に放出する。放出筒34および36は廃インク
を異なるプリントヘッド26aおよび26bから共通リザーバ
32の異なる収集域42および44、および48に送る。本発明
の一実施例では、吸収性パッド50のような、吸収性材料
がリザーバ32の底に設けられていて、区域42、44、およ
び48に堆積したインクを集めている。
【0029】異なるノズルに対して異なる放出筒を設け
ることにより、異なるカラー・インクが互いに接触した
場合生ずることがある沈殿物を放出筒に近付けないよう
にしている。このようにして、放出筒の詰まりは回避さ
れる。
【0030】本発明の一実施例では、一つの放出筒は黒
インクを受け、もう一つの放出筒はカラー・インクを受
ける。更に詳細に述べれば、図解実施例では、プリント
ヘッド26aはカラー・プリントヘッドであり、インクを
放出筒34の中に発射し、プリントヘッド26bは黒プリン
トヘッドで、放出筒36の中に発射する。黒インクがパッ
ド50の上でカラー・インクと出会うと沈殿物が形成され
る。これが、新しいカラー・インクと黒インクの混合を
防止する方法である。黒インクは、黒顔料に付着してこ
れを分散し得るようにする帯電ポリマーを備えている。
カラー・インクはそれと反対の電荷の溶解金属イオンを
含有している。カラー・インクが黒インクに出会うと、
黒のポリマー電荷が中和され、溶液中で凝固する。その
沈殿物は区域48と区域44との間に、および区域48と区域
42との間に中性の障壁を形成する。図解した実施例で
は、短い垂直障壁54も設けられて、これらの区域を放出
筒から少なくとも所定の水平距離だけ離している。本発
明の他の実施例では、各種のカラー・インクが他のカラ
ー・インクと共に沈殿する場合、異なるカラー・インク
を受けるのに別々の放出筒を設けている。
【0031】サービス・ステーション16で行なわれる他
のプロセスはリザーバ32の区域42、44、および48の上方
に設置されているタンブラー・アセンブリ52により行な
われる。タンブラー・アセンブリは、ワイパーがプリン
トヘッド26aおよび26bのそれぞれのノズル部分を物理的
に拭いてそれらをきれいにする「ワイピング(wipin
g)」、プリントヘッド26aのインク導管内部に圧力勾配
を作り出して放出用加熱素子に連続流入するインク流を
準備するか、または捕らえた気泡および他の屑を強制的
に除去する「プライミング(priming)」、およびプリン
トヘッド26aおよび26bのインクが乾き切ることがないよ
うにする「キャッピング(capping)」のようなプロセス
を行なう。タンブラー・アセンブリ52は「ワイピン
グ」、「プライミング」および「キャッピング」を行な
う構造を備えている。これらプロセスは、放出筒34およ
び36の中への「スピッティング」と協同して、プリント
ヘッドが記録媒体にプリントするプリント領域に戻った
ときに高品位インク付着を行なえるようにプリントヘッ
ド26aおよび26bを準備する。定期的サービスは典型的
に、プリントするページあたり1回または2回行われる
ようにスケジュールされている。リザーバ32の上方のタ
ンブラー・アセンブリ52の位置は有利である。なぜな
ら、プリントヘッド26aおよび26bからのインクのこぼれ
を生ずる問題がワイピング、プライミング、またはキャ
ッピングを行なう際に発生した場合、インクがリザーバ
32に捕らえられるからである。空間の節約も達成され
る。本発明の一実施例では、タンブラー・アセンブリ52
およびリザーバ・アセンブリ30は、タンブラー・アセン
ブリ52またはリザーバ・アセンブリ30を構成する部品が
故障した場合、ユニットとして取り替えることができる
モジュール式ユニットである。リザーバ32はインクをプ
リント機構10の寿命期間収容し、空にする必要が無いよ
うに設計されている。
【0032】法令に従って、本発明を多かれ少なかれ構
造および方法の特徴に関して特有の言葉で説明してき
た。しかし、個々に開示した手段は本発明を有効にする
好適形態から構成されているので、本発明は、図示し説
明した特定の特徴に限定されるものではないことを理解
すべきである。それゆえ本発明は、同等事項の原理に従
って適切に解釈される、「特許請求の範囲」の適格な範
囲内で、その形態または修正のすべてにおいて権利を主
張するものである。
【0033】
【実施態様】なお、本発明の実施態様の例を以下に示
す。
【0034】〔実施態様1〕各々が複数のインク小滴を
制御可能に放出する、複数のインクジェット・プリント
ヘッド(26a、26b)と、前記プリントヘッド(26a、26
b)のうち少なくとも一つがサービス・モード中にイン
ク小滴を制御可能に放出するサービス・ステーション
(16)まで、前記プリントヘッドをプリント領域を通過
させて運ぶキャリッジ(22)と、前記サービス・ステー
ション(16)に設置され、放出されたインク小滴を集め
るリザーバ(32)と、その異なる一つが前記プリントヘ
ッド(26a、26b)の異なる一つから放出されたインク小
滴を受け、且つ案内する、複数の放出筒(34、36)とを
含むことを特徴とする、インクジェット・プリント機
構。
【0035】〔実施態様2〕各放出筒(34、36)の断面
は長方形であり、隣接する放出筒(34、36)はそれぞれ
を分離する共通壁を有することを特徴とする、実施態様
1に記載のインクジェット・プリント機構。
【0036】〔実施態様3〕前記放出筒(34、36)は異
なる前記プリントヘッド(26a、26b)から放出された前
記インク小滴を前記リザーバ(32)の異なる区域(42、
44、48)に案内することを特徴とする、実施態様1に記
載のインクジェット・プリント機構。
【0037】〔実施態様4〕前記プリントヘッド(26
a、26b)は協同して移動可能であり、且つ、第1のプリ
ントヘッド(26a)が第1の放出筒(34)に隣接して、
前記第1の放出筒(34)が前記第1のプリントヘッド
(26a)から放出されたインク小滴を受けることができ
る位置にあるとき、第2のプリントヘッド(26b)が第
2の放出筒(36)に隣接して、前記第2の放出筒(36)
が前記第2のプリントヘッド(26b)から放出されたイ
ンク小滴を受けることができる位置にあるように、前記
プリントヘッド(26a、26b)を前記放出筒(34、36)に
隣接して設置することができることを特徴とする、実施
態様1に記載のインクジェット・プリント機構。
【0038】〔実施態様5〕放出筒(34、36)の数はプ
リントヘッド(26a、26b)の数に等しいことを特徴とす
る、実施態様1に記載のインクジェット・プリント機
構。
【0039】〔実施態様6〕それぞれの放出筒(34、3
6)は、前記プリントヘッド(26a、26b)がサービス・
モード中にインク小滴を放出するとき、それぞれのプリ
ントヘッド(26a、26b)に対して整列していることを特
徴とする、実施態様5に記載のインクジェット・プリン
ト機構。
【0040】〔実施態様7〕前記プリントヘッド(26
a、26b)は、前記放出筒(34、36)の垂直上方にあり、
前記プリントヘッド(26a、26b)がサービス・モード中
にインク小滴を放出するとき、インクを垂直下方に放出
筒(34、36)の中に放出することを特徴とする、実施態
様1に記載のインクジェット・プリント機構。
【0041】〔実施態様8〕前記リザーバ(32)は前記
放出筒(34、36)の全てからのインクを受けることを特
徴とする、実施態様1に記載のインクジェット・プリン
ト機構。
【0042】〔実施態様9〕前記放出筒(34、36)は各
々水平横断面領域を有し、且つ前記リザーバ(32)の水
平横断面領域の面積は前記放出筒(34、36)の全ての水
平横断面領域を合わせた面積より大きいことを特徴とす
る、実施態様1に記載のインクジェット・プリント機
構。
【0043】〔実施態様10〕前記プリントヘッド(26
a、26b)の一方は帯電ポリマーを有するインクを放出
し、前記プリントヘッド(26a、26b)の他方は前記帯電
ポリマーの電荷とは反対の電荷の金属性粒子を有するイ
ンクを放出することを特徴とする、実施態様1に記載の
インクジェット・プリント機構。
【0044】〔実施態様11〕前記プリントヘッド(26
a、26b)の一方は黒インクを放出し、前記プリントヘッ
ドの他方はカラー・インクを放出することを特徴とす
る、実施態様1に記載のインクジェット・プリント機
構。
【0045】〔実施態様12〕複数のインクジェット・
プリントヘッド(26a、26b)であって、各々が複数のイ
ンク小滴を制御可能に放出し、一方が第1の形態のイン
クを制御可能に放出し、もう一方が第2の形態のインク
を制御可能に放出し、前記第1の形態のインクが前記第
2の形態のインクに接触すれば沈殿物を生ずることを特
徴とする、前記複数のインクジェット・プリントヘッド
(26a、26b)と、少なくとも一つのプリントヘッド(26
a、26b)がサービス・モード中にインク小滴を制御可能
に放出する場所であるサービス・ステーション(16)ま
で、プリントヘッドをプリント領域を通過させて運ぶキ
ャリッジ(22)と、サービス・ステーション(16)に位
置し、放出されたインク小滴を集める複数のリザーバ区
域(42、44、48)を備え、リザーバ区域(42、44、48)
に隣接して設置された複数の放出筒(34、36)を更に備
えたリザーバ・アセンブリ(30)であって、放出筒(3
4、36)の一方(34)は、前記第1の形態のインクをリ
ザーバ区域(42、44、48)のうちの第1の区域(48)に
放出するプリントヘッド(26a)から放出されたインク
小滴を受け且つ案内し、もう一方の放出筒(36)は、前
記第2の形態のインクをリザーバ区域(42、44、48)の
うちの、前記第1の区域(48)から離して設けられてい
る、第2の区域(42、44)に放出するプリントヘッド
(26b)から放出されたインク小滴を受け且つ案内する
ことを特徴とする、前記リザーバ・アセンブリ(30)、
とを含むことを特徴とする、インクジェット・プリント
機構。
【0046】〔実施態様13〕前記リザーバ・アセンブ
リ(30)は第1のリザーバ区域(48)および第2のリザ
ーバ区域(42、44)を形成する共通リザーバ(32)を備
えており、第1の形態のインクおよび第2の形態のイン
クが前記リザーバ(32)の中で混合して前記放出筒(3
4、36)から離れた位置に沈殿物を形成し、それによ
り、形成された沈殿物を前記放出筒(34、36)に近付け
ないことを特徴とする、実施態様12に記載のインクジ
ェット・プリント機構。
【0047】〔実施態様14〕各放出筒(34、36)の横
断面は長方形であることを特徴とする、実施態様12に
記載のインクジェット・プリント機構。
【0048】〔実施態様15〕前記プリントヘッド(26
a、26b)は協同して移動可能であり、且つ、第1のプリ
ントヘッド(26a)が第1の放出筒(34)に隣接して、
前記第1の放出筒(34)が前記第1のプリントヘッド
(26a)から放出されたインク小滴を受けることができ
る位置にあるとき、第2のプリントヘッド(26b)が第
2の放出筒(36)に隣接して、前記第2の放出筒(36)
が前記第2のプリントヘッド(26b)から放出されたイ
ンク小滴を受けることができる位置にあるように、前記
プリントヘッド(26a、26b)を前記放出筒(34、36)に
隣接して設置することができることを特徴とする、実施
態様12に記載のインクジェット・プリント機構。
【0049】〔実施態様16〕放出筒(34、36)の数は
プリントヘッド(26a、26b)の数に等しく、それぞれの
放出筒(34、36)は、プリントヘッド(26a、26b)がサ
ービス・モード中にインク小滴を放出するとき、それぞ
れのプリントヘッド(26a、26b)に対して整列している
ことを特徴とする、実施態様12に記載のインクジェッ
ト・プリント機構。
【0050】〔実施態様17〕前記プリントヘッド(26
a、26b)は、前記放出筒(34、36)の垂直上方にあり、
前記プリントヘッド(26a、26b)がサービス・モード中
にインク小滴を放出するとき、インクを垂直下方に前記
放出筒(34、36)の中に放出することを特徴とする、実
施態様12に記載のインクジェット・プリント機構。
【0051】〔実施態様18〕前記放出筒(34、36)の
各々には水平横断面領域があり、且つ前記リザーバ(3
2)の水平横断面領域の面積は前記放出筒(34、36)の
全ての水平横断面領域を合わせた面積より大きいことを
特徴とする、実施態様12に記載のインクジェット・プ
リント機構。
【0052】〔実施態様19〕サービス・ステーション
(16)において種々の形態のインクのインク小滴を放出
するステップと、種々の形態のインクを前記サービス・
ステーション(16)に設けられたそれぞれの別々のリザ
ーバ区域(42、44、48)の方へ別々に導くステップと、
インクの侵攻を少なくとも所定の最小限度に抑えるため
に、種々の形態のインクの混合を防止するステップとを
含むことを特徴とする、インクジェット・エーロゾルを
制御する方法。
【0053】〔実施態様20〕インクを別々に導くステ
ップおよびインクの混合を防止するステップは種々の形
態のインクをそれぞれの放出筒(34、36)を通して前記
別々のリザーバ区域(42、44、48)に送るステップを含
む、実施態様19に記載のインクジェット・エーロゾル
を制御する方法。
【0054】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のリ
ザーバ・アセンブリは、インク・エーロゾルを制御する
効率の良い且つ効果的技法を提供できるので有利であ
り、更に、リザーバを詰まらせたりリザーバの寿命を短
くしたりする傾向のある沈殿物を放出筒に近付けないよ
うにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】プリントヘッドを保持する可動キャリッジ、お
よびサービス・モード中に放出されたインクを受ける二
つの放出筒を備えているリザーバ・アセンブリを示し
た、本発明によるインクジェット・プリント機構の一形
態の側面図である。。
【図2】プリントヘッドから放出筒の一つの中に放出さ
れるインクの流れの経路を示した、図1のリザーバ・ア
センブリの上面図である。
【図3】プリントヘッドから放出筒の他方の中に放出さ
れるインクの流れ経路を示した、図1のリザーバ・アセ
ンブリの上面図である。
【図4】図1のリザーバ・アセンブリの切り払い側面図
である。
【符号の説明】
16:サービス・ステーション 22:キャリッジ 26a:インクジェット・プリントヘッド 26b:インクジェット・プリントヘッド 30:リザーバ・アセンブリ 32:リザーバ 34:放出筒 36:放出筒 42:リザーバ区域 44:リザーバ区域 48:リザーバ区域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マーク・エス・ヒックマン アメリカ合衆国ワシントン州バンクーバ ー、ノースイースト・7ス・サークル 14010

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各々が複数のインク小滴を制御可能に放出
    する、複数のインクジェット・プリントヘッドと、 前記プリントヘッドのうち少なくとも一つがサービス・
    モード中にインク小滴を制御可能に放出するサービス・
    ステーションまで、前記プリントヘッドをプリント領域
    を通過させて運ぶキャリッジと、 前記サービス・ステーションに設置され、放出されたイ
    ンク小滴を集めるリザーバと、 その異なる一つが前記プリントヘッドの異なる一つから
    放出されたインク小滴を受け、且つ案内する、複数の放
    出筒とを含むことを特徴とする、インクジェット・プリ
    ント機構。
JP27650995A 1994-09-30 1995-09-29 インクジェット・プリント機構 Pending JPH08207267A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US08/316,152 US5563639A (en) 1994-09-30 1994-09-30 Venturi spittoon system to control inkjet aerosol
US379,235 1995-01-27
US316,152 1995-01-27
US08/379,235 US5680162A (en) 1994-09-30 1995-01-27 Multiple chimneys for ink jet printer

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08207267A true JPH08207267A (ja) 1996-08-13

Family

ID=26980273

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27650995A Pending JPH08207267A (ja) 1994-09-30 1995-09-29 インクジェット・プリント機構

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0705700B1 (ja)
JP (1) JPH08207267A (ja)
DE (1) DE69502565T2 (ja)
ES (1) ES2119319T3 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4362572A (en) * 1981-06-25 1982-12-07 Burroughs Corporation Method and apparatus for cleaning ink jet printer heads
DE3633239A1 (de) * 1985-10-01 1987-04-16 Canon Kk Verfahren zum betrieb einer tintenstrahl-aufzeichnungsvorrichtung und tintenstrahl-aufzeichnungsvorrichtung
US5103244A (en) * 1990-07-05 1992-04-07 Hewlett-Packard Company Method and apparatus for cleaning ink-jet printheads
US5278584A (en) 1992-04-02 1994-01-11 Hewlett-Packard Company Ink delivery system for an inkjet printhead
JP2832776B2 (ja) * 1992-06-12 1998-12-09 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE69502565D1 (de) 1998-06-25
DE69502565T2 (de) 1998-09-10
EP0705700B1 (en) 1998-05-20
ES2119319T3 (es) 1998-10-01
EP0705700A1 (en) 1996-04-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5680162A (en) Multiple chimneys for ink jet printer
JP4939620B2 (ja) サービスステーションおよびインクジェットプリンタ
KR101309791B1 (ko) 화상형성장치 및 화상형성장치의 구동 제어방법
US5694157A (en) Multiple wiper servicing system for inkjet printheads
US6050671A (en) Stalagmite dissolving spittoon system for inkjet printheads
US6561621B2 (en) Vacuum spittoon for collecting ink during servicing of ink jet printheads
US5943071A (en) Wiper blade cleaning system for nozzle faces of a color printhead
US6644778B2 (en) Stalagmite dissolving spittoon system for inkjet printheads
US6565189B2 (en) Waste ink absorber, pre-ejected ink receiving device and ink-jet recording apparatus
MXPA96005803A (es) Sistema de limpieza con aspa limpiadora para caras de boquillas de una cabeza de impresion a color
JP3327318B2 (ja) インクジェット式記録装置
CN102317080B (zh) 打印装置及其维护方法
US7798601B2 (en) Ink jet printing apparatus and method for recovering the same
EP2979875B1 (en) Inkjet image forming apparatus and cleaning method for inkjet image forming apparatus
US6488350B2 (en) Ink jet printing apparatus and ink jet printing method
JPH06191060A (ja) インクジェット記録装置
JPH08207267A (ja) インクジェット・プリント機構
JP4361815B2 (ja) 連続型インクジェットプリントヘッドの欠陥ノズルから放出されたインクを印刷処理に使用することを防止する方法および装置
US7066564B2 (en) Selection of printing conditions to reduce ink aerosol
JP2006272597A (ja) インクジェット記録装置
JP2000015824A (ja) インクジェット記録装置
JP2726284B2 (ja) インクジェット記録装置
JPH10193649A (ja) インクジェットプリント方法および装置
JPH04176652A (ja) インクジェット記録装置
KR19990010872U (ko) 이중 노즐 구조를 갖는 잉크 카트리지

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051111

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20061024

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070320