JPH08206138A - つまようじ - Google Patents
つまようじInfo
- Publication number
- JPH08206138A JPH08206138A JP1498495A JP1498495A JPH08206138A JP H08206138 A JPH08206138 A JP H08206138A JP 1498495 A JP1498495 A JP 1498495A JP 1498495 A JP1498495 A JP 1498495A JP H08206138 A JPH08206138 A JP H08206138A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toothpick
- tan
- shape
- cleaning
- isosceles triangle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61C—DENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
- A61C15/00—Devices for cleaning between the teeth
- A61C15/02—Toothpicks
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 歯間部等の食物の残渣や歯垢などを、手軽
に、確実に且つ安全に効率よく取り除くことができるつ
まようじの提供。 【構成】 柄部2と、掃除部3とを備え、掃除部3は、
弾力性を有し先端部30が球面状に形成されており、掃
除部3のつまようじの軸線方向の垂直断面形状が略二等
辺三角形形状に形成されると共に該二等辺三角形の斜辺
と底辺とのなす角度が、tan -1 (3)〜tan
-1(5)であり、つまようじの軸線を含む掃除部3の垂
直断面形状が、二等辺三角形形状に形成されると共に該
二等辺三角形の斜辺と底辺とのなす角度が、tan
-1(20)〜tan-1(10)であり、掃除部3の底面
部の形状が、つまようじの軸線に対して線対称の二等辺
三角形形状に形成されるとともに該二等辺三角形の斜辺
と底辺とのなす角度が、tan-1(50)〜tan
-1(20)であり、且つ掃除部3の表面に突起5が形成
されている。
に、確実に且つ安全に効率よく取り除くことができるつ
まようじの提供。 【構成】 柄部2と、掃除部3とを備え、掃除部3は、
弾力性を有し先端部30が球面状に形成されており、掃
除部3のつまようじの軸線方向の垂直断面形状が略二等
辺三角形形状に形成されると共に該二等辺三角形の斜辺
と底辺とのなす角度が、tan -1 (3)〜tan
-1(5)であり、つまようじの軸線を含む掃除部3の垂
直断面形状が、二等辺三角形形状に形成されると共に該
二等辺三角形の斜辺と底辺とのなす角度が、tan
-1(20)〜tan-1(10)であり、掃除部3の底面
部の形状が、つまようじの軸線に対して線対称の二等辺
三角形形状に形成されるとともに該二等辺三角形の斜辺
と底辺とのなす角度が、tan-1(50)〜tan
-1(20)であり、且つ掃除部3の表面に突起5が形成
されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯間部等の食物の残渣
や歯垢などを、手軽に、確実に且つ安全に効率よく取り
除くことができるつまようじに関する。
や歯垢などを、手軽に、確実に且つ安全に効率よく取り
除くことができるつまようじに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】丸棒状
の把持部と、突端に向かってテーパー状に細径とされた
掃除部とからなる、木製の小棒であり、斯る木製の棒状
のつまようじは、手軽なため広く使用され、また、歯間
ブラシよりは価格的に安いという利点もあり、幅広く利
用されている。
の把持部と、突端に向かってテーパー状に細径とされた
掃除部とからなる、木製の小棒であり、斯る木製の棒状
のつまようじは、手軽なため広く使用され、また、歯間
ブラシよりは価格的に安いという利点もあり、幅広く利
用されている。
【0003】ところで、上記のつまようじは弾力性がな
く、ほとんど曲がらないため、歯間部等の陰になる窪み
に入っていかず、また、その掃除部が軸対称(断面円
形)のテーパー状であるため、細隙状の歯間部に対して
は太すぎて奥まで入りにくかった。また、上記掃除部
は、歯間部に入っても、その表面が単調なため、うまく
掃除ができなかった。従って、上記つまようじは、歯間
部等の食物の残渣や歯垢などを取り除くのに便利である
とは言えなかった。また、上記つまようじは、その突端
がかなり尖っているため、歯茎を傷つけ易かった。
く、ほとんど曲がらないため、歯間部等の陰になる窪み
に入っていかず、また、その掃除部が軸対称(断面円
形)のテーパー状であるため、細隙状の歯間部に対して
は太すぎて奥まで入りにくかった。また、上記掃除部
は、歯間部に入っても、その表面が単調なため、うまく
掃除ができなかった。従って、上記つまようじは、歯間
部等の食物の残渣や歯垢などを取り除くのに便利である
とは言えなかった。また、上記つまようじは、その突端
がかなり尖っているため、歯茎を傷つけ易かった。
【0004】従って、本発明の目的は、歯間部等の食物
の残渣や歯垢などを、手軽に、確実に且つ安全に効率よ
く取り除くことができるつまようじを提供することにあ
る。
の残渣や歯垢などを、手軽に、確実に且つ安全に効率よ
く取り除くことができるつまようじを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の発明は、柄部と、掃除部とを備えた小棒状のつまよう
じにおいて、少なくとも上記掃除部は、弾力性を有しそ
の先端部が球面状に形成されており、該掃除部の上記つ
まようじの軸線方向の垂直断面形状が略二等辺三角形形
状に形成されるとともに、該二等辺三角形の斜辺と底辺
とのなす角度θが、tan -1 (3)〜tan-1(5)
であり、上記つまようじの軸線を含む該掃除部の垂直断
面形状が、略二等辺三角形形状に形成されるとともに該
二等辺三角形の斜辺と底辺とのなす角度φが、tan-1
(20)〜tan-1(10)であり、該掃除部の底面部
の形状が、上記つまようじの軸線に対して線対称の略二
等辺三角形形状に形成されるとともに、該二等辺三角形
の斜辺と底辺とのなす角度ωが、tan-1(50)〜t
an-1(20)であり、且つ、該掃除部の表面に、微小
な突起が複数一体的に形成されていることを特徴とする
つまようじを提供することにより、上記目的を達成した
ものである。
の発明は、柄部と、掃除部とを備えた小棒状のつまよう
じにおいて、少なくとも上記掃除部は、弾力性を有しそ
の先端部が球面状に形成されており、該掃除部の上記つ
まようじの軸線方向の垂直断面形状が略二等辺三角形形
状に形成されるとともに、該二等辺三角形の斜辺と底辺
とのなす角度θが、tan -1 (3)〜tan-1(5)
であり、上記つまようじの軸線を含む該掃除部の垂直断
面形状が、略二等辺三角形形状に形成されるとともに該
二等辺三角形の斜辺と底辺とのなす角度φが、tan-1
(20)〜tan-1(10)であり、該掃除部の底面部
の形状が、上記つまようじの軸線に対して線対称の略二
等辺三角形形状に形成されるとともに、該二等辺三角形
の斜辺と底辺とのなす角度ωが、tan-1(50)〜t
an-1(20)であり、且つ、該掃除部の表面に、微小
な突起が複数一体的に形成されていることを特徴とする
つまようじを提供することにより、上記目的を達成した
ものである。
【0006】また、本発明の請求項2に記載の発明は、
柄部と、掃除部とを備えた小棒状のつまようじにおい
て、少なくとも上記掃除部は、弾力性を有しその先端部
が球面状に形成されており、該掃除部の上記つまようじ
の軸線方向の垂直断面形状が略ひし形形状に形成される
とともに、該ひし形の斜辺と短軸とのなす角度θ’が、
tan -1 (3)〜tan-1(5)であり、上記つまよ
うじの軸線を含む該掃除部の垂直断面形状が略二等辺三
角形形状に形成されるとともに該二等辺三角形の斜辺と
底辺とのなす角度φ’が、tan-1(20)〜tan-1
(10)であり、上記つまようじの軸線を含む該掃除部
の水平断面形状が、該軸線に対して線対称の略二等辺三
角形形状に形成されるとともに該三角形の斜辺と底辺と
のなす角度ω’が、tan-1(50)〜tan-1(2
0)であり、且つ、該掃除部の表面に、微小な突起が複
数一体的に形成されていることを特徴とするつまようじ
を提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
柄部と、掃除部とを備えた小棒状のつまようじにおい
て、少なくとも上記掃除部は、弾力性を有しその先端部
が球面状に形成されており、該掃除部の上記つまようじ
の軸線方向の垂直断面形状が略ひし形形状に形成される
とともに、該ひし形の斜辺と短軸とのなす角度θ’が、
tan -1 (3)〜tan-1(5)であり、上記つまよ
うじの軸線を含む該掃除部の垂直断面形状が略二等辺三
角形形状に形成されるとともに該二等辺三角形の斜辺と
底辺とのなす角度φ’が、tan-1(20)〜tan-1
(10)であり、上記つまようじの軸線を含む該掃除部
の水平断面形状が、該軸線に対して線対称の略二等辺三
角形形状に形成されるとともに該三角形の斜辺と底辺と
のなす角度ω’が、tan-1(50)〜tan-1(2
0)であり、且つ、該掃除部の表面に、微小な突起が複
数一体的に形成されていることを特徴とするつまようじ
を提供することにより、上記目的を達成したものであ
る。
【0007】また、本発明の請求項3に記載の発明は、
請求項1又は2に記載のつまようじにおいて、上記柄部
は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状に形成され
ており、且つその両側部が切削されて把持部が形成され
ていることを特徴とするつまようじを提供するものであ
る。
請求項1又は2に記載のつまようじにおいて、上記柄部
は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状に形成され
ており、且つその両側部が切削されて把持部が形成され
ていることを特徴とするつまようじを提供するものであ
る。
【0008】また、本発明の請求項4に記載の発明は、
請求項3に記載のつまようじにおいて、上記把持部に滑
り留用の突起が複数形成されていることを特徴とするつ
まようじを提供するものである。
請求項3に記載のつまようじにおいて、上記把持部に滑
り留用の突起が複数形成されていることを特徴とするつ
まようじを提供するものである。
【0009】また、本発明の請求項5に記載の発明は、
請求項1〜4のいずれかに記載のつまようじにおいて、
上記掃除部の表面に薬効剤又は清涼剤が塗布されている
ことを特徴とするつまようじを提供するものである。
請求項1〜4のいずれかに記載のつまようじにおいて、
上記掃除部の表面に薬効剤又は清涼剤が塗布されている
ことを特徴とするつまようじを提供するものである。
【0010】本発明の請求項1又は2に記載のつまよう
じにおいては、上記掃除部が弾力性を有しいるので、歯
間部の隙間の形に応じて弾力的に撓み、歯の裏側等の陰
の部分にも挿入することができる。また、掃除部の先端
部が球面状に形成されているので、歯茎や口腔内を傷つ
けることがない。さらに、掃除部が、歯間部の隙間に対
応した形状に形成されるとともに、その表面に突起が形
成されているので、歯間部の掃除を効率よく行うことが
できる。
じにおいては、上記掃除部が弾力性を有しいるので、歯
間部の隙間の形に応じて弾力的に撓み、歯の裏側等の陰
の部分にも挿入することができる。また、掃除部の先端
部が球面状に形成されているので、歯茎や口腔内を傷つ
けることがない。さらに、掃除部が、歯間部の隙間に対
応した形状に形成されるとともに、その表面に突起が形
成されているので、歯間部の掃除を効率よく行うことが
できる。
【0011】本発明の請求項3に記載のつまようじにお
いては、柄部の両側に上記把持部が形成されているの
で、上記請求項1又は2に記載のつまようじにおける作
用に加えて、柄部が摘まみ易い。
いては、柄部の両側に上記把持部が形成されているの
で、上記請求項1又は2に記載のつまようじにおける作
用に加えて、柄部が摘まみ易い。
【0012】本発明の請求項4に記載のつまようじにお
いては、上記把持部の滑り留用の突起が形成されている
ので、上記請求項3に記載のつまようじにおける作用に
加えて、更に柄部が摘まみやすい。
いては、上記把持部の滑り留用の突起が形成されている
ので、上記請求項3に記載のつまようじにおける作用に
加えて、更に柄部が摘まみやすい。
【0013】本発明の請求項5に記載のつまようじにお
いては、掃除部の表面に薬効剤又は清涼剤が塗布されて
いるので、上記請求項1〜4のいずれかに記載のつまよ
うじにおける作用に加えて、掃除中又は掃除後に、塗布
した薬効剤、清涼剤に応じた効能が作用する。
いては、掃除部の表面に薬効剤又は清涼剤が塗布されて
いるので、上記請求項1〜4のいずれかに記載のつまよ
うじにおける作用に加えて、掃除中又は掃除後に、塗布
した薬効剤、清涼剤に応じた効能が作用する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面を参照しな
がら更に具体的に説明する。
がら更に具体的に説明する。
【0015】図1〜図5は、本発明に係るつまようじの
第1実施例を示したものである。図において、符号1
は、つまようじを示している。
第1実施例を示したものである。図において、符号1
は、つまようじを示している。
【0016】図1〜図3に示したように、上記つまよう
じ1は、柄部2と、掃除部3とを備えた小棒状のもので
ある。上記掃除部3は、弾力性を有し、その先端部30
が球面状に形成されている。また、上記柄部2と掃除部
3とは、連設部4を介して一体的に成形されている。
じ1は、柄部2と、掃除部3とを備えた小棒状のもので
ある。上記掃除部3は、弾力性を有し、その先端部30
が球面状に形成されている。また、上記柄部2と掃除部
3とは、連設部4を介して一体的に成形されている。
【0017】上記つまようじ1の軸線方向の断面形状
は、図4(a)〜(f)に示すようになしてあり、上記
柄部2は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状に形
成され、且つその両側部が側面視して略楕円形形状に切
削されて把持部20が形成されている。また、上記掃除
部3のつまようじ1の軸線方向の垂直断面(つまようじ
1の軸線に対して垂直な断面)形状は、頂角部が円弧状
に切欠かれた二等辺三角形形状に形成されている(ここ
で、つまようじ1の軸線とは、柄部2の中心軸線をい
う。以下同じ。)
は、図4(a)〜(f)に示すようになしてあり、上記
柄部2は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状に形
成され、且つその両側部が側面視して略楕円形形状に切
削されて把持部20が形成されている。また、上記掃除
部3のつまようじ1の軸線方向の垂直断面(つまようじ
1の軸線に対して垂直な断面)形状は、頂角部が円弧状
に切欠かれた二等辺三角形形状に形成されている(ここ
で、つまようじ1の軸線とは、柄部2の中心軸線をい
う。以下同じ。)
【0018】上記掃除部3つまようじ1の軸線方向のの
垂直断面(つまようじ1の軸線に対して垂直な断面)形
状は、図5(a)に示すように、頂角部が円弧状に切欠
かれた二等辺三角形A形状に形成されている。そして、
この二等辺三角形Aの斜辺A1と底辺A2のなす角度θ
は、tan -1 (3)〜tan-1(5)、好ましくは、
tan -1 (3.5)〜tan-1(4.5)である。上
記角度θがtan -1(3)〜tan-1(5)の範囲外
であると、歯間部の隙間の形状に合わなくなるからであ
る。上記円弧状に切り欠かれた頂角部A3の曲率半径
は、先端部で0.05〜根元(連設基部基部4a)で
0.5mm程度であるのが好ましい。
垂直断面(つまようじ1の軸線に対して垂直な断面)形
状は、図5(a)に示すように、頂角部が円弧状に切欠
かれた二等辺三角形A形状に形成されている。そして、
この二等辺三角形Aの斜辺A1と底辺A2のなす角度θ
は、tan -1 (3)〜tan-1(5)、好ましくは、
tan -1 (3.5)〜tan-1(4.5)である。上
記角度θがtan -1(3)〜tan-1(5)の範囲外
であると、歯間部の隙間の形状に合わなくなるからであ
る。上記円弧状に切り欠かれた頂角部A3の曲率半径
は、先端部で0.05〜根元(連設基部基部4a)で
0.5mm程度であるのが好ましい。
【0019】また、当該つまようじ1の軸線を含む上記
掃除部3の垂直断面形状は、図5(b)に示すように、
頂角部が円弧状切欠かれた二等辺三角形B形状に形成さ
れている。そして、この二等辺三角形Bの斜辺B1と底
辺B2とのなす角度φは、tan-1(20)〜tan-1
(10)、好ましくはtan-1(20)〜tan-1(1
5)である。上記角度φがtan-1(10)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(20)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺B2の長さは、当該つまようじ1を側面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺B2の長さは、2.0〜3.
0mmであることが好ましい。
掃除部3の垂直断面形状は、図5(b)に示すように、
頂角部が円弧状切欠かれた二等辺三角形B形状に形成さ
れている。そして、この二等辺三角形Bの斜辺B1と底
辺B2とのなす角度φは、tan-1(20)〜tan-1
(10)、好ましくはtan-1(20)〜tan-1(1
5)である。上記角度φがtan-1(10)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(20)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺B2の長さは、当該つまようじ1を側面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺B2の長さは、2.0〜3.
0mmであることが好ましい。
【0020】更に、上記掃除部3の底面部3aの形状
は、図5(c)に示すように、つまようじ1の軸線に対
して線対称で頂角部が円弧状に切欠かれた二等辺三角形
C形状に形成され、且つ二等辺三角形Cの斜辺C1と底
辺C2とのなす角度ωが、tan-1(50)〜tan-1
(20)、好ましくはtan-1(40)〜tan-1(2
5)である。上記角度ωがtan-1(20)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(50)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺C2の長さは、当該つまようじ1を平面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺C2の長さは、1.0〜2.
0mmであることが好ましい。
は、図5(c)に示すように、つまようじ1の軸線に対
して線対称で頂角部が円弧状に切欠かれた二等辺三角形
C形状に形成され、且つ二等辺三角形Cの斜辺C1と底
辺C2とのなす角度ωが、tan-1(50)〜tan-1
(20)、好ましくはtan-1(40)〜tan-1(2
5)である。上記角度ωがtan-1(20)未満である
と、掃除部3が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するから
であり、tan-1(50)を越えると、掃除部3が細く
なって強度が得られなくなるからである。ここで、上記
底辺C2の長さは、当該つまようじ1を平面視したとき
の掃除部3と連設部4との連設基部4aの高さに相当す
るものであるが、この底辺C2の長さは、1.0〜2.
0mmであることが好ましい。
【0021】上記掃除部3の表面には、図1〜図3に示
す如く、微小な突起5が複数一体的に形成されている。
この突起5は、つまようじ1の軸線方向に、略等しい間
隔で平行に設けられている。突起5の間隔(突起の頂部
の間隔)pは、p=0.5〜1.5mm程度であるのが
好ましく、突起5の突出基部の間隔dは、d=0〜1.
0mm程度であるのが好ましい。また、上記突起5の高
さ(突起5の頂部50から掃除部3表面に下ろした垂線
の長さ)δは、δ=0.02〜0.1mm程度であるの
が好ましく、且つ各突起5の頂部50は、丸みを有する
のが好ましい。上記掃除部3は、その長さL3(図2参
照)が10〜30mm、好ましくは10〜20mmに設
定される。
す如く、微小な突起5が複数一体的に形成されている。
この突起5は、つまようじ1の軸線方向に、略等しい間
隔で平行に設けられている。突起5の間隔(突起の頂部
の間隔)pは、p=0.5〜1.5mm程度であるのが
好ましく、突起5の突出基部の間隔dは、d=0〜1.
0mm程度であるのが好ましい。また、上記突起5の高
さ(突起5の頂部50から掃除部3表面に下ろした垂線
の長さ)δは、δ=0.02〜0.1mm程度であるの
が好ましく、且つ各突起5の頂部50は、丸みを有する
のが好ましい。上記掃除部3は、その長さL3(図2参
照)が10〜30mm、好ましくは10〜20mmに設
定される。
【0022】上記掃除部3の表面には、薬効剤又は清涼
剤が塗布されており、掃除中や掃除後にこれら薬効剤又
は清涼剤の効能が作用するようになしてある。上記薬効
剤としては、フッ化ナトリウム、塩化ナトリウム、クロ
ロフィル、ビタミンC、ビタミンE、ニコチン酸エステ
ル、アラントイン類、アズレン、ヒノキチオール、グリ
チルレチン酸、グリチルリチン酸、及びその塩類、プロ
テアーゼ、生薬抽出物等が好適に使用される。上記清涼
剤としては、スペアミント油、ペパーミント油、ウイン
ターグリーン油、サッサフラス油等の天然香料、メント
ール、アネトール、カルボン、オイゲノール、サリチル
酸メチル等の合成香料等が好適に使用される。上記薬効
剤、清涼剤は、適当な媒体に溶解又は分散させてそれを
塗布後、乾燥する等の方法により、塗布される。
剤が塗布されており、掃除中や掃除後にこれら薬効剤又
は清涼剤の効能が作用するようになしてある。上記薬効
剤としては、フッ化ナトリウム、塩化ナトリウム、クロ
ロフィル、ビタミンC、ビタミンE、ニコチン酸エステ
ル、アラントイン類、アズレン、ヒノキチオール、グリ
チルレチン酸、グリチルリチン酸、及びその塩類、プロ
テアーゼ、生薬抽出物等が好適に使用される。上記清涼
剤としては、スペアミント油、ペパーミント油、ウイン
ターグリーン油、サッサフラス油等の天然香料、メント
ール、アネトール、カルボン、オイゲノール、サリチル
酸メチル等の合成香料等が好適に使用される。上記薬効
剤、清涼剤は、適当な媒体に溶解又は分散させてそれを
塗布後、乾燥する等の方法により、塗布される。
【0023】上記柄部2は、直径2.5〜5mm程度、
長さL2(図2参照)を30〜50mm程度とするのが
好ましい。また、把持部20は、図6に示す把持部22
のように、表面に滑り留用の突起23を軸線方向に複数
形成することによって、滑りにくく且つ摘まみ易くする
ことが好ましい。
長さL2(図2参照)を30〜50mm程度とするのが
好ましい。また、把持部20は、図6に示す把持部22
のように、表面に滑り留用の突起23を軸線方向に複数
形成することによって、滑りにくく且つ摘まみ易くする
ことが好ましい。
【0024】上記連設部4は、特にその形状が限定され
るものではないが、図1〜図3に示すように、柄部2と
掃除部3とが連続的に連設されるように形成することが
望ましく、その長さL4(図2参照)を3〜10mm程
度とするのが好ましい。
るものではないが、図1〜図3に示すように、柄部2と
掃除部3とが連続的に連設されるように形成することが
望ましく、その長さL4(図2参照)を3〜10mm程
度とするのが好ましい。
【0025】本実施例のつまようじ1に用いられる材料
は、熱可塑性の合成樹脂から選ぶのが好ましく、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリル酸メ
チル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアセター
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリビニルピロリドン、AS、ABS、P
BT、芳香族ポリアミド等様々なものが利用できるが、
いずれにしても弾力性のあるものが用いられる。
は、熱可塑性の合成樹脂から選ぶのが好ましく、例え
ば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアクリル酸メ
チル、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリアセター
ル、ポリビニルメチルエーテル、ポリエステル、ポリカ
ーボネート、ポリビニルピロリドン、AS、ABS、P
BT、芳香族ポリアミド等様々なものが利用できるが、
いずれにしても弾力性のあるものが用いられる。
【0026】上記のつまようじ1は、掃除部3が弾力性
を有しているので、歯間部の隙間の形に応じて弾力的に
撓み、歯の裏側等の陰の部分にも挿入することができ
る。また、上記掃除部3の表面に形成した微小な複数の
突起5により、歯間部等の掃除を効率に行うことができ
る。更に、掃除部3の先端部30は、球面状に形成され
ており、角張っていないため、誤って歯茎や口腔内に当
てた場合でも、歯茎や口腔内を傷めるおそれがない。
を有しているので、歯間部の隙間の形に応じて弾力的に
撓み、歯の裏側等の陰の部分にも挿入することができ
る。また、上記掃除部3の表面に形成した微小な複数の
突起5により、歯間部等の掃除を効率に行うことができ
る。更に、掃除部3の先端部30は、球面状に形成され
ており、角張っていないため、誤って歯茎や口腔内に当
てた場合でも、歯茎や口腔内を傷めるおそれがない。
【0027】従って、本実施例のつまようじ1において
は、歯間部等の食物の残渣や歯垢などを、手軽に、確実
に且つ安全に効率よく取り除くことができる。また、掃
除部3に薬効剤、清涼剤が塗布されているので、掃除中
又は掃除後の歯間部に、塗布した薬効剤、清涼剤に応じ
た効能が作用する。本つまようじ1は、掃除部の垂直断
面が三角形状であるので、強度的に有利である。
は、歯間部等の食物の残渣や歯垢などを、手軽に、確実
に且つ安全に効率よく取り除くことができる。また、掃
除部3に薬効剤、清涼剤が塗布されているので、掃除中
又は掃除後の歯間部に、塗布した薬効剤、清涼剤に応じ
た効能が作用する。本つまようじ1は、掃除部の垂直断
面が三角形状であるので、強度的に有利である。
【0028】図7〜図11は、本発明に係るつまようじ
の第2実施例を示したものであり、図において、符号
1’はつまようじを示している。なお、図において、上
記第1実施例と共通する部分については、同符号
に「’」を付し、その説明を省略する。
の第2実施例を示したものであり、図において、符号
1’はつまようじを示している。なお、図において、上
記第1実施例と共通する部分については、同符号
に「’」を付し、その説明を省略する。
【0029】図7〜図9に示したように、上記つまよう
じ1’は、柄部2’掃除部3’とからなる小棒状のもの
である。上記掃除部3’は弾力性を有しその先端部3
0’が球面状に形成されている。また、上記柄部2’と
掃除部3’とは、連設部4’を介して一体的に成形され
ている。
じ1’は、柄部2’掃除部3’とからなる小棒状のもの
である。上記掃除部3’は弾力性を有しその先端部3
0’が球面状に形成されている。また、上記柄部2’と
掃除部3’とは、連設部4’を介して一体的に成形され
ている。
【0030】つまようじ1’の軸線方向の垂直断面形状
は、図10(a)〜(f)に示すようになしてあり、上
記柄部2’は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状
に形成され、且つその両側部が側面視して略楕円形形状
に切削されて把持部20’が形成されている。また、上
記掃除部3’の、つまようじ1’の軸線方向の垂直断面
(つまようじ1’の軸線に垂直な断面)形状は、頂角部
が円弧状に切欠かれたひし形形状に形成されている(こ
こで、つまようじ1’の軸線とは、柄部2’の中心軸線
をいう。以下同じ)。
は、図10(a)〜(f)に示すようになしてあり、上
記柄部2’は、その軸線方向の垂直断面形状が円形形状
に形成され、且つその両側部が側面視して略楕円形形状
に切削されて把持部20’が形成されている。また、上
記掃除部3’の、つまようじ1’の軸線方向の垂直断面
(つまようじ1’の軸線に垂直な断面)形状は、頂角部
が円弧状に切欠かれたひし形形状に形成されている(こ
こで、つまようじ1’の軸線とは、柄部2’の中心軸線
をいう。以下同じ)。
【0031】掃除部3’の、つまようじ1’の軸線方向
の垂直断面(つまようじ1’の軸線に垂直な断面)形状
は、図11(a)に示すように、頂角部(鋭角部)が円
弧状に切り欠かれた略ひし形A’形状に形成されてお
り、且つこのひし形A’の辺A1’と短軸A2’とのな
す角度θ’は、tan -1 (3)〜tan-1(5)、好
ましくはtan -1 (3.5)〜tan-1(4.5)で
ある。上記角度θ’がtan -1 (3)〜tan
-1(5)の範囲外であると、歯間部の隙間の形状に合わ
なくなるからである。上記ひし形A’は、上記円弧状に
切欠かれた頂角部A3’の曲率半径r1’は、先端部で
0.05〜根元(連設基部4a’)で0.5mm程度で
あるのが好ましい。
の垂直断面(つまようじ1’の軸線に垂直な断面)形状
は、図11(a)に示すように、頂角部(鋭角部)が円
弧状に切り欠かれた略ひし形A’形状に形成されてお
り、且つこのひし形A’の辺A1’と短軸A2’とのな
す角度θ’は、tan -1 (3)〜tan-1(5)、好
ましくはtan -1 (3.5)〜tan-1(4.5)で
ある。上記角度θ’がtan -1 (3)〜tan
-1(5)の範囲外であると、歯間部の隙間の形状に合わ
なくなるからである。上記ひし形A’は、上記円弧状に
切欠かれた頂角部A3’の曲率半径r1’は、先端部で
0.05〜根元(連設基部4a’)で0.5mm程度で
あるのが好ましい。
【0032】また、当該つまようじ1’の軸線を含む掃
除部3’の垂直断面形状は、図11(b)に示すよう
に、頂角部が円弧状に切欠かれた二等辺三角形B’形状
に形成されており、且つこの二等辺三角形B’の斜辺B
1’と底辺B2’とのなす角度φ’は、tan-1(2
0)〜tan-1(10)、好ましくはtan -1 (2
0)〜tan-1(15)である。上記角度φ’がtan
-1(10)未満であると、掃除部が急に太くなって歯や
歯茎を圧迫するからであり、tan-1(20)を越える
と、掃除部が細くなって強度が得られなくなるからであ
る。ここで、上記底辺B2’の長さは、当該つまようじ
1’を側面視したときの掃除部3’と連設部4’との連
設基部4a’の高さに相当するものであるが、この底辺
B2’の長さは、2.0〜3.0mmであることが好ま
しい。
除部3’の垂直断面形状は、図11(b)に示すよう
に、頂角部が円弧状に切欠かれた二等辺三角形B’形状
に形成されており、且つこの二等辺三角形B’の斜辺B
1’と底辺B2’とのなす角度φ’は、tan-1(2
0)〜tan-1(10)、好ましくはtan -1 (2
0)〜tan-1(15)である。上記角度φ’がtan
-1(10)未満であると、掃除部が急に太くなって歯や
歯茎を圧迫するからであり、tan-1(20)を越える
と、掃除部が細くなって強度が得られなくなるからであ
る。ここで、上記底辺B2’の長さは、当該つまようじ
1’を側面視したときの掃除部3’と連設部4’との連
設基部4a’の高さに相当するものであるが、この底辺
B2’の長さは、2.0〜3.0mmであることが好ま
しい。
【0033】さらに、当該つまようじ1’の軸線を含む
掃除部3’の水平断面形状は、図11(c)に示したよ
うに、該軸線に対して線対称で頂角部が円形状に切欠か
れた二等辺三角形C’形状に形成されており、且つこの
二等辺三角形C’の斜辺C1’と底辺C2’とのなす角
度ω’は、tan-1(50)〜tan-1(20)、好ま
しくはtan -1 (40)〜tan-1(25)である。
上記角度ω’がtan -1(20)未満であると、掃除部
が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するからであり、ta
n-1(50)を越えると、掃除部が細くなって強度が得
られなくなるからである。ここで、上記底辺C2’の長
さは、当該つまようじ1’を平面視したときの掃除部
3’と連設部4’との連設基部4a’の高さに相当する
ものであるが、この底辺C2’の長さは、1.0〜2.
0mmであることが好ましい。上記掃除部3’は、その
長さL3’(図8参照)が10〜30mm、好ましくは
10〜20mmに設定される。
掃除部3’の水平断面形状は、図11(c)に示したよ
うに、該軸線に対して線対称で頂角部が円形状に切欠か
れた二等辺三角形C’形状に形成されており、且つこの
二等辺三角形C’の斜辺C1’と底辺C2’とのなす角
度ω’は、tan-1(50)〜tan-1(20)、好ま
しくはtan -1 (40)〜tan-1(25)である。
上記角度ω’がtan -1(20)未満であると、掃除部
が急に太くなって歯や歯茎を圧迫するからであり、ta
n-1(50)を越えると、掃除部が細くなって強度が得
られなくなるからである。ここで、上記底辺C2’の長
さは、当該つまようじ1’を平面視したときの掃除部
3’と連設部4’との連設基部4a’の高さに相当する
ものであるが、この底辺C2’の長さは、1.0〜2.
0mmであることが好ましい。上記掃除部3’は、その
長さL3’(図8参照)が10〜30mm、好ましくは
10〜20mmに設定される。
【0034】本実施例のつまようじ1’に使用する材
料、掃除部3’に塗布する薬効剤又は清涼剤は、上記第
1実施例と同様のものを使用することができる。また、
掃除部3’の表面に形成する突起5’についても、上記
実施例1と同様に形成することができる。さらに、把持
部20’は、図6に示す把持部22のように、表面に滑
り留用の突起23を軸線方向に複数形成することによっ
て、滑りにくく且つ摘まみ易くすることが好ましい。
料、掃除部3’に塗布する薬効剤又は清涼剤は、上記第
1実施例と同様のものを使用することができる。また、
掃除部3’の表面に形成する突起5’についても、上記
実施例1と同様に形成することができる。さらに、把持
部20’は、図6に示す把持部22のように、表面に滑
り留用の突起23を軸線方向に複数形成することによっ
て、滑りにくく且つ摘まみ易くすることが好ましい。
【0035】上記のつまようじ1’は、上記第1実施例
のつまようじ1と同様に、掃除部3’が弾力性を有して
いるので、歯間部の隙間の形に応じて弾力的に撓み、歯
の裏側等の陰の部分にも挿入することができる。また、
上記掃除部3’の表面に形成した微小な複数の突起5’
により、歯間部等の掃除を効率に行うことができる。更
に、掃除部3’の先端部30’は、球面状に形成されて
おり、角張っていないため、誤って歯茎や口腔内に当て
た場合でも、歯茎や口腔内を傷めるおそれがない。従っ
て、本実施例のつまようじ1’においては、歯間部等の
食物の残渣や歯垢などを、手軽に、確実に且つ安全に効
率よく取り除くことができる。また、掃除部3’に薬効
剤、清涼剤が塗布されているので、掃除中又は掃除後の
歯間部に、塗布した薬効剤、清涼剤に応じた効能が作用
する。本つまようじ1’は、掃除部3’を上下いずれに
も使用できるので更に使い勝手がよい。
のつまようじ1と同様に、掃除部3’が弾力性を有して
いるので、歯間部の隙間の形に応じて弾力的に撓み、歯
の裏側等の陰の部分にも挿入することができる。また、
上記掃除部3’の表面に形成した微小な複数の突起5’
により、歯間部等の掃除を効率に行うことができる。更
に、掃除部3’の先端部30’は、球面状に形成されて
おり、角張っていないため、誤って歯茎や口腔内に当て
た場合でも、歯茎や口腔内を傷めるおそれがない。従っ
て、本実施例のつまようじ1’においては、歯間部等の
食物の残渣や歯垢などを、手軽に、確実に且つ安全に効
率よく取り除くことができる。また、掃除部3’に薬効
剤、清涼剤が塗布されているので、掃除中又は掃除後の
歯間部に、塗布した薬効剤、清涼剤に応じた効能が作用
する。本つまようじ1’は、掃除部3’を上下いずれに
も使用できるので更に使い勝手がよい。
【0036】本発明に係るつまようじは、上記第1、第
2実施例のつまようじ1、1’に限定されるものではな
く、本発明の目的を逸脱しない範囲において、その寸法
・形状等を適宜変更することができる。
2実施例のつまようじ1、1’に限定されるものではな
く、本発明の目的を逸脱しない範囲において、その寸法
・形状等を適宜変更することができる。
【0037】例えば、掃除部に形成する突起の形状を、
図12(a)及び(b)に示す突起5”のように、点在
させたり、先端部に向けてく字状に屈曲する形状とする
こともできる。この場合の突起の高さは、上記各実施例
と同様にすることができ、その表面も丸みを持たせるこ
とが望ましい。
図12(a)及び(b)に示す突起5”のように、点在
させたり、先端部に向けてく字状に屈曲する形状とする
こともできる。この場合の突起の高さは、上記各実施例
と同様にすることができ、その表面も丸みを持たせるこ
とが望ましい。
【0038】また、上記柄部に形成する把持部の形状
を、図13(a)及び(b)に示す把持部24ように、
その後端部をつまようじの軸に対して略垂直に切欠いて
段部25を形成した形態とすることもできる。この場合
においても、図6に示した把持部22の突起23のよう
な突起を、把持部24の表面に複数形成することが好ま
しい。
を、図13(a)及び(b)に示す把持部24ように、
その後端部をつまようじの軸に対して略垂直に切欠いて
段部25を形成した形態とすることもできる。この場合
においても、図6に示した把持部22の突起23のよう
な突起を、把持部24の表面に複数形成することが好ま
しい。
【0039】また、本発明に係るつまようじは、その表
面、特に掃除部を抗菌コートすることにより、長期間の
衛生的安定性を付与してもよい。抗菌コートの種類及び
方法は、従来から歯ブラシ等で用いられている公知の種
類、方法を採用することができる。
面、特に掃除部を抗菌コートすることにより、長期間の
衛生的安定性を付与してもよい。抗菌コートの種類及び
方法は、従来から歯ブラシ等で用いられている公知の種
類、方法を採用することができる。
【0040】
【発明の効果】本発明に係るつまようじによれば以下の
効果を奏することができる。請求項1に又は2に記載の
つまようじによれば、歯間部等の食物の残渣や歯垢など
を、手軽に、確実に且つ安全に効率よく取り除くことが
できる。
効果を奏することができる。請求項1に又は2に記載の
つまようじによれば、歯間部等の食物の残渣や歯垢など
を、手軽に、確実に且つ安全に効率よく取り除くことが
できる。
【0041】請求項3に記載のつまようじによれば、柄
部の両側に把持部を形成したので、請求項1又は2に記
載のつまようじにおける効果に加えて、柄部が摘まみや
すい。
部の両側に把持部を形成したので、請求項1又は2に記
載のつまようじにおける効果に加えて、柄部が摘まみや
すい。
【0042】請求項4に記載のつまようじによれば、把
持部に滑り留用の突起を形成したので、請求項3に記載
のつまようじにおける効果に加えて、把持部を摘まんだ
際に滑りにくい。
持部に滑り留用の突起を形成したので、請求項3に記載
のつまようじにおける効果に加えて、把持部を摘まんだ
際に滑りにくい。
【0043】請求項5に記載のつまようじによれば、掃
除部に薬効剤または清涼剤を塗布したので、請求項1〜
4のいずれかに記載のつまようじにおける効果に加え
て、掃除中又は掃除後に塗布した薬効剤または清涼剤の
効能を得ることができる。
除部に薬効剤または清涼剤を塗布したので、請求項1〜
4のいずれかに記載のつまようじにおける効果に加え
て、掃除中又は掃除後に塗布した薬効剤または清涼剤の
効能を得ることができる。
【図1】本発明に係るつまようじの第1実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同実施例のつまようじの平面図である。
【図3】同実施例のつまようじの側面図である。
【図4】図3の断面図を示す図であり、(a)は図3の
A−A断面図、(b)は図3のB−B断面図、(c)は
図3のC−C断面図、(d)は図3のD−D断面図、
(e)は図3のE−E断面図、(f)は図3のF−F断
面図である。
A−A断面図、(b)は図3のB−B断面図、(c)は
図3のC−C断面図、(d)は図3のD−D断面図、
(e)は図3のE−E断面図、(f)は図3のF−F断
面図である。
【図5】同実施例のつまようじの掃除部の形状を示す図
であり、(a)は該掃除部のつまようじの軸線方向の垂
直断面図、(b)はつまようじの軸線を含む該掃除部の
垂直断面図、(c)は掃除部の底面図である。
であり、(a)は該掃除部のつまようじの軸線方向の垂
直断面図、(b)はつまようじの軸線を含む該掃除部の
垂直断面図、(c)は掃除部の底面図である。
【図6】本発明に係るつまようじの柄部に形成する把持
部の他の例を示す図であり、(a)は要部側面図、
(b)は(a)のX−X断面図である。
部の他の例を示す図であり、(a)は要部側面図、
(b)は(a)のX−X断面図である。
【図7】本発明に係るつまようじの第2実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図8】同実施例のつまようじの平面図である。
【図9】同実施例のつまようじの側面図である。
【図10】図9の断面図を示す図であり、(a)は図3
のA−A断面図、(b)は図3のB−B断面図、(c)
は図3のC−C断面図、(d)は図3のD−D断面図、
(e)は図3のE−E断面図、(f)は図3のF−F断
面図である。
のA−A断面図、(b)は図3のB−B断面図、(c)
は図3のC−C断面図、(d)は図3のD−D断面図、
(e)は図3のE−E断面図、(f)は図3のF−F断
面図である。
【図11】同実施例のつまようじの掃除部の形状を示す
図であり、(a)は該掃除部のつまようじの軸線方向の
垂直断面図、(b)はつまようじの軸線を含む該掃除部
の垂直断面図、(c)はつまようじの軸線を含む該掃除
部の水平断面図である。
図であり、(a)は該掃除部のつまようじの軸線方向の
垂直断面図、(b)はつまようじの軸線を含む該掃除部
の垂直断面図、(c)はつまようじの軸線を含む該掃除
部の水平断面図である。
【図12】本発明に係るつまようじの掃除部の表面に形
成する突起の他の実施例を示す図であり、(a)は突起
を点在させた実施例を示す要部側面図、(b)は先端部
に向けてく字状に屈曲するようにした実施例を示す要部
側面図である。
成する突起の他の実施例を示す図であり、(a)は突起
を点在させた実施例を示す要部側面図、(b)は先端部
に向けてく字状に屈曲するようにした実施例を示す要部
側面図である。
【図13】本発明に係るつまようじの柄部に形成する把
持部の他の実施例を示す図であり、(a)は該把持部の
要部側面図、(b)は該把持部の要部平面図である。
持部の他の実施例を示す図であり、(a)は該把持部の
要部側面図、(b)は該把持部の要部平面図である。
1、1’ つまようじ 2、2’ 柄部 20、20’、22、24 把持部 23 突起 3、3’、3” 掃除部 30、30’ 先端部 5、5’、5” 突起
Claims (5)
- 【請求項1】 柄部と、掃除部とを備えた小棒状のつま
ようじにおいて、 少なくとも上記掃除部は、弾力性を有しその先端部が球
面状に形成されており、 該掃除部の上記つまようじの軸線方向の垂直断面形状が
略二等辺三角形形状に形成されるとともに、該二等辺三
角形の斜辺と底辺とのなす角度θが、tan - 1 (3)
〜tan-1(5)であり、 上記つまようじの軸線を含む該掃除部の垂直断面形状
が、略二等辺三角形形状に形成されるとともに該二等辺
三角形の斜辺と底辺とのなす角度φが、tan-1(2
0)〜tan-1(10)であり、 該掃除部の底面部の形状が、上記つまようじの軸線に対
して線対称の略二等辺三角形形状に形成されるととも
に、該二等辺三角形の斜辺と底辺とのなす角度ωが、t
an-1(50)〜tan-1(20)であり、且つ、 該掃除部の表面に、微小な突起が複数一体的に形成され
ていることを特徴とするつまようじ。 - 【請求項2】 柄部と、掃除部とを備えた小棒状のつま
ようじにおいて、 少なくとも上記掃除部は、弾力性を有しその先端部が球
面状に形成されており、 該掃除部の上記つまようじの軸線方向の垂直断面形状が
略ひし形形状に形成されるとともに、該ひし形の斜辺と
短軸とのなす角度θ’が、tan -1 (3)〜tan-1
(5)であり、 上記つまようじの軸線を含む該掃除部の垂直断面形状が
略二等辺三角形形状に形成されるとともに該二等辺三角
形の斜辺と底辺とのなす角度φ’が、tan -1(20)
〜tan-1(10)であり、 上記つまようじの軸線を含む該掃除部の水平断面形状
が、該軸線に対して線対称の略二等辺三角形形状に形成
されるとともに該三角形の斜辺と底辺とのなす角度ω’
が、tan-1(50)〜tan-1(20)であり、且
つ、 該掃除部の表面に、微小な突起が複数一体的に形成され
ていることを特徴とするつまようじ。 - 【請求項3】 上記柄部は、その軸線方向の垂直断面形
状が円形形状に形成されており、且つその両側部が切削
されて把持部が形成されていることを特徴とする請求項
1又は2に記載のつまようじ。 - 【請求項4】 上記把持部に滑り留用の突起が複数形成
されていることを特徴とする請求項3に記載のつまよう
じ。 - 【請求項5】 上記掃除部の表面に薬効剤又は清涼剤が
塗布されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
かに記載のつまようじ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1498495A JPH08206138A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | つまようじ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1498495A JPH08206138A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | つまようじ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08206138A true JPH08206138A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11876230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1498495A Pending JPH08206138A (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | つまようじ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08206138A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006167302A (ja) * | 2004-12-17 | 2006-06-29 | Tajima Inc | 溶着余盛り部分カット用包丁 |
JP2017077304A (ja) * | 2015-10-19 | 2017-04-27 | 小林製薬株式会社 | 歯間清掃具 |
JP2018047368A (ja) * | 2018-01-04 | 2018-03-29 | 株式会社無有 | 歯間清掃具 |
WO2018058169A1 (en) * | 2016-09-27 | 2018-04-05 | Erskine Holdco Pty Ltd | A toothpick |
JP2019122804A (ja) * | 2014-03-06 | 2019-07-25 | テぺ ムニジェンプロダクター アーベーTePe Munhygienprodukter AB | 歯間クリーナ |
-
1995
- 1995-02-01 JP JP1498495A patent/JPH08206138A/ja active Pending
Cited By (5)
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