JPH08206059A - 内視鏡保持装置 - Google Patents

内視鏡保持装置

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JPH08206059A
JPH08206059A JP7019301A JP1930195A JPH08206059A JP H08206059 A JPH08206059 A JP H08206059A JP 7019301 A JP7019301 A JP 7019301A JP 1930195 A JP1930195 A JP 1930195A JP H08206059 A JPH08206059 A JP H08206059A
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holding
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康一 巽
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Kuniaki Kami
邦彰 上
Takashi Fukaya
孝 深谷
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Akihiro Taguchi
晶弘 田口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】内視鏡側に接続されるケーブルを内装した状態
でも内視鏡を一時的に分離して使用することができる内
視鏡保持装置の提供を目的としている。 【構成】本発明の内視鏡保持装置1は、内視鏡71を所
望の位置に保持する保持手段3,4,15,51と、前
記保持手段3,4,15,51の一部を構成し、内視鏡
71が着脱自在に取付けられる取付部18と内視鏡71
からの光学像を光電変換する撮像素子とを備えた内視鏡
側構成部16,17,18,25と、前記保持手段3,
4,15,51の内部に配置され、前記撮像素子と電気
的に接続して撮像素子によって得られた電気信号を伝送
する信号伝送手段37と、前記撮像素子と前記信号伝送
手段37との接続状態を維持したまま前記保持手段15
から前記内視鏡側構成部16,17,18,25を着脱
自在に分離する分離手段26,56とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、患者の体腔内に挿入さ
れた内視鏡を術者に代わって保持する内視鏡保持装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】腹腔鏡等の内視鏡を使用した手術では、
一度に複数の処置具や内視鏡を使用する場合が多い。こ
うした内視鏡下手術では、前記複数の医療器具が繁雑な
配置状態に置かれ、なおかつ、内視鏡や処置具を手で直
接に保持して作業が行なわれるため、その作業性が非常
に悪いものであった。
【0003】例えば、腹腔鏡で腹腔内の患部を観察して
いる間は、操作者が手でその腹腔鏡を保持し続け、腹腔
鏡で見る方向を変えたい場合には、同じく手でその腹腔
鏡の向きを変えるようにしているが、手術時には、処置
をする操作者とは別に腹腔鏡等を保持するためのスタッ
フが常にベッドサイドにいなければならない。すなわ
ち、狭い手術室において多くの人数を必要とし、これが
医療機器の操作性を悪化させることとなる場合があっ
た。
【0004】そこで、近年、患者の体腔内に挿入された
内視鏡を術者に代わって保持する内視鏡保持装置が開発
され、この内視鏡保持装置によって手術時における操作
性の向上と手術スタッフの人数の削減を図っている。
【0005】ところが、こうした内視鏡保持装置におい
ても、1つの問題がある。すなわち、内視鏡保持装置に
内視鏡を固定して使用する場合には、実際に内視鏡にラ
イトガイドやTVカメラ等を設けなければならず、内視
鏡に接続されるケーブル(信号ケーブルやライトガイド
ケーブル等)は多数に及ぶ。したがって、ケーブルのセ
ッティング作業が繁雑になるとともに、内視鏡から延び
るこれらのケーブルが内視鏡の操作性を悪化させること
となる。
【0006】そのため、特開平6ー63003号公報で
は、こうした多数のケーブルを内視鏡保持装置の保持ア
ームに内装することにより、内視鏡のセッティング作業
を容易にして、前述した問題を解決しようとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、例えば胸腔
鏡観察下で行なう気胸処置等のように内視鏡を様々な向
きで使用する手技においては、その観察方向によって保
持アームの長さが足りなくなる場合があるため、内視鏡
を内視鏡保持装置から外して単独で使用したい場合があ
る。
【0008】しかしながら、特開平6ー63003号公
報のように内視鏡側に接続されるケーブルが内視鏡保持
装置の保持アームに内装されていると、内視鏡を内視鏡
保持装置から外した際に、観察機能が経たれてしまうた
め、内視鏡を内視鏡保持装置から外して単独で使用しよ
うとしても、内視鏡としての機能を果たすことができな
くなる。
【0009】また、例えば腹腔鏡下胆のう摘出術(ラパ
コレ)で胆のうを摘出する場合には、内視鏡をトラカー
ル間で移動させて反対側から観察する場合がある。すな
わち、内視鏡を一方のトラカールから抜出して他方のト
ラカールに挿入し、反対側からの観察を行なう場合があ
る。
【0010】しかしながら、トラカール間の距離によっ
ては、保持アームの長さが足りなくなる場合があり、こ
の場合も、やはり、内視鏡側に接続されるケーブルが内
視鏡保持装置の保持アームに内装されていると、内視鏡
を内視鏡保持装置から外して単独で使用することができ
ないため、所望の観察を行なえなくなる不具合がある。
【0011】本発明は上記事情に着目してなされたもの
であり、その目的とするところは、内視鏡側に接続され
るケーブルを内装した状態でも内視鏡を一時的に分離し
て使用することができる内視鏡保持装置を提供すること
にある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の内視鏡保持装置は、内視鏡を所望の位置に
保持する保持手段と、前記保持手段の一部を構成し、内
視鏡が着脱自在に取付けられる取付部と内視鏡からの光
学像を光電変換する撮像素子とを備えた内視鏡側構成部
と、前記保持手段の内部に配置され、前記撮像素子と電
気的に接続して撮像素子によって得られた電気信号を伝
送する信号伝送手段と、前記撮像素子と前記信号伝送手
段との接続状態を維持したまま前記保持手段から前記内
視鏡側構成部を着脱自在に分離する分離手段とを具備し
ている。
【0013】
【作用】上記構成によれば、信号伝送手段を内視鏡保持
装置に内装したため、内視鏡のセッティング作業が容易
となる。また、前記撮像素子と前記信号伝送手段との接
続状態を維持したまま前記保持手段から前記内視鏡側構
成部を着脱自在に分離することができるため、内視鏡側
に接続される信号伝送手段を内装した状態でも内視鏡を
一時的に分離して使用することができる。
【0014】つまり、外部に付設した映像処理装置と撮
像素子との間の通信を保った状態で内視鏡側構成部を分
離可能であるため、内視鏡保持装置によって移動しきれ
ない範囲では、内視鏡側構成部を分離することで対応す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照しつつ本発明の実施例につ
いて説明する。図1は本発明の一実施例を示すものであ
る。図示するように、本実施例の内視鏡保持装置1は、
これを手術ベッドのサイドレール(図示しない)に着脱
自在に接続可能な取付け部50を有している。取付け部
50には、前記ベッドサイドレールに引掛けられるフッ
ク状の係合部50aと、ベッドサイドレールの取り付け
面に圧接可能な取付けノブ2とが設けられている。した
がって、係合部50aをベッドサイドレールに引掛けた
状態で、取付けノブ2を締め付けて、ベッドサイドレー
ルの取り付け面に取付けノブ2の先端当接面を圧接させ
れば、取付け部50をベッドサイドレールに固定するこ
とができるようになっている。
【0016】取付け部50から延びる基台51上には垂
直ロッド4が立設されている。この垂直ロッド4は、基
台51に穿設された取付け孔5に対して挿脱自在であ
り、その外周面に形成された複数の環状溝6…のいずれ
か1つを固定ノブ7の先端と係合させることによってそ
の高さを段階的に変えられるようになっている。この場
合、固定ノブ7は、その先端が取付け孔5に対して突没
自在となるように基台51に対して取り付けられてい
る。
【0017】また、垂直ロッド4は、固定ノブ7との係
合部を環状の溝6…としたことにより、垂直な第1の回
転軸O1 を中心に回動することができる。この場合、垂
直ロッド4の回転力量は第3の調整ダイヤル24によっ
て調整可能である。
【0018】垂直ロッド4の上端部には内視鏡を保持す
る平行四辺形のリンク機構からなるリンクアーム部3の
支持部材53が連結されている。支持部材53には、垂
直方向に延設された旋回垂直リンク10の下端部と水平
方向に延設された旋回水平リンク9の一端部とがそれぞ
れ、第2の回転軸O2 を中心に回動可能に支持されてい
る。また、支持部材53には第2の回転軸O2 上に第2
調整ダイヤル23が設けられており、この第2調整ダイ
ヤル23によってリンクアーム部3の作動力量を調整で
きるようになっている。
【0019】また、旋回垂直リンク10の上端部には、
旋回水平リンク9と平行に配置されたケーブル内蔵水平
リンク13の途中部が、ドラム内蔵関節部56を介し
て、第2の回転軸O2 と平行な第3の回転軸O3 を中心
に回動可能に支持されている。
【0020】さらに、旋回水平リンク9の他端部とケー
ブル内蔵水平リンク13の一端部は、第2及び第3の回
転軸O2 ,O3 と平行な第4及び第5の回転軸O4 ,O
5 を中心に回動可能な関節部57,58を介して、旋回
垂直リンク10と平行に配置されたケーブル内蔵垂直リ
ンク14により互いに平行となるように接続されてい
る。つまり、旋回水平リンク9と、旋回垂直リンク10
と、ケーブル内蔵水平リンク13と、ケーブル内蔵垂直
リンク14とによって、変形可能な平行四辺形のリンク
機構としてのリンクアーム部3が構成されている。
【0021】また、ケーブル内蔵水平リンク13におけ
る関節部57側の端部とは逆側の端部は、ドラム内蔵関
節部56を経て外側に延出して先端アーム部15を形成
している。この先端アーム部15の先端側には、湾曲部
16を介して、CCD及び光学レンズ系を備えるカメラ
ユニット17と、内視鏡取付部18とが取り付けられて
いる。湾曲部16とカメラユニット17と内視鏡取付部
18はそれぞれ内視鏡側構成部を構成しており、後述す
る分離部26を介して先端アーム部15から分離可能と
なっている。
【0022】カメラユニット17は固定リング25を介
して湾曲部16に着脱自在に取り付けられている。ま
た、内視鏡取付部18には内視鏡71が着脱自在に取り
付けられるようになっている。したがって、このような
構成によれば、内視鏡71は、内視鏡取付部18に取り
付けられた状態で、湾曲部16により任意方向に向きを
変えることが可能である。
【0023】先端アーム部15はその中心軸O6 を中心
に回転可能であり、それに要する力量は第1の調整ダイ
ヤル22でOリング等のバイアス手段の潰し量を加減す
ることによって調整可能となっている。なお、前述した
第2調整ダイヤル23と第3調整ダイヤル24もこれと
同様な調整機構になっている。また、各調整ダイヤル2
2,23,24の力量調整可能幅は、アームやリンクに
必要な動きに合わせて設定されている。
【0024】また、平行四辺形リンク機構としてのリン
クアーム部3には、内視鏡71側とおおよそのバランス
をとるため、2つのカウンタウェイト11,12が配設
されている。このうち、第1のカウンタウェイト11
は、旋回水平リンク9の水平シャフト20に沿って移動
可能に取り付けられている。また、第2のカウンタウェ
イト12は、旋回垂直リンク10と同軸で且つこの旋回
垂直リンク10側とは反対側の支持部材53部位に設け
られた垂直シャフト21に沿って移動可能に取り付けら
れている。
【0025】内視鏡からの映像信号を伝送するためにカ
メラユニット17のCCDから延びる信号ケーブル37
は、先端アーム部15の内部を通って、ケーブル内蔵水
平リンク13の内部及びケーブル内蔵垂直リンク14の
内部に導かれて、リンクアーム部3の外部に延出されて
いる。リンクアーム部3の外部に延出された信号ケーブ
ル37にはカメラコネクタ19が設けられている。この
カメラコネクタ19は、モニタ62に接続されたTV−
CCU61に対して着脱自在に接続できるようになって
いる。また、内視鏡71には図示しない光源装置からの
照明光を伝送するライトガイド90が接続されている。
【0026】このような構成では、内視鏡取付部18に
内視鏡71を取付けるだけで、内視鏡によって得られた
観察像がカメラユニット17のCCDから延びる信号ケ
ーブル37を介して画像処理される。すなわち、信号ケ
ーブル37を内視鏡保持装置1に内装することで、内視
鏡71のセッティング作業を容易にしている。
【0027】次に、図2を参照しつつ分離部26の構造
について説明する。図2の(a)に示すように、分離部
26は、筒状の外枠28と、外枠28内に回転自在に嵌
入された回転リング29とによって構成されている。外
枠28の外面の所定部位にはツマミ27が突設されてい
る。また、回転リング29の外面の所定部位にはレバー
30が突設されており、このレバー30は外枠28の外
周面に開口されたガイド溝31を通じて外枠28の外側
に突出している。したがって、このレバー30をガイド
溝31に沿って移動させると、回転リング29をガイド
溝31の長さの範囲で回動させることができる。
【0028】なお、回転リング29は、図示しないバネ
等の付勢手段によって、レバー30とツマミ27とが離
間する方向に常時付勢されている。したがって、通常
は、レバー30がツマミ27から最も離れたガイド溝3
1の遠位端位置(図2の(a)に示す位置)に位置して
いる。
【0029】また、回転リング29の端縁部には、周方
向に略等しい角度間隔で3つのボール受け32…が内側
に向けて突設されている。これらのボール受け32…に
はそれぞれ、分離される内視鏡側構成部の被係合部(後
述する円錐ブロック35)と係合可能なラッチボール3
3が突没自在に収容されている。ラッチボール33は、
その底部33bがボール受け32内に没した際には、球
状の係合部33aが回転リング29の内側に向けて突出
し(図2の(b)参照)、係合部33aがボール受け3
2内に没した際には、その底部33bが回転リング29
の外側に向けて突出する(図2の(c)参照)ような状
態で、ボール受け32内に収容されている。
【0030】一方、外枠28の端縁部には、周方向に略
等しい角度間隔で3つの突起34…が内側に向けて設け
られている。これらの突起34…は、外枠28の内面と
滑らかに繋がる曲面部34aを有しており、回転リング
29が図2の(a)の付勢位置にある時にその曲面部3
4aの部位がラッチボール33…の底部33bと当接す
るような位置に設けられている。
【0031】したがって、このようなラッチ機構の構成
では、図2の(a)に示すように回転リング29が付勢
されてレバー30がツマミ27から最も離れたガイド溝
31の遠位端位置に位置している場合には、図2の
(b)に示すようにラッチボール33…の底部33bが
突起34…の曲面部34aに当接するため、ラッチボー
ル33…がボール受け32から内側に押し出されて係合
部33aが内側に突出する。この状態では、ラッチボー
ル33…の係合部33aをボール受け32内に押し込む
ことはできない。
【0032】また、レバー30をツマミ27に向けて移
動させて回転リング29を回転させると、ラッチボール
33…の底部33bと突起34…の曲面部34aとの当
接状態が解除されるため、図2の(c)に示すようにラ
ッチボール33…の係合部33aをボール受け32内に
押し込むことができる。
【0033】一方、図3の(b)(c)に示すように、
分離部26で分離される内視鏡側構成部には被係合部と
しての円錐ブロック35が設けられている。この円錐ブ
ロック35はテーパ面36を有しており、このテーパ面
36がラッチボール33…の係合部33aと係合するこ
とにより内視鏡側構成部が先端アーム部15に対して取
付けられる。
【0034】すなわち、内視鏡側構成部と先端アーム部
15とが連結された図3の(a)の状態からレバー30
をツマミ27の方向に移動させると、ラッチボール33
…の底部33bと突起34…の曲面部34aとの当接状
態が解除されるため、この状態で内視鏡側構成部を引張
れば、円錐ブロック35のテーパ面36によってラッチ
ボール33…の係合部33aがボール受け32内に押し
込められ(図2の(c)の状態)、図3の(b)に示す
ように内視鏡側構成部を先端アーム部15から分離する
ことができる。
【0035】なお、後述するように、信号ケーブル37
はその延長分がドラム内蔵関節部56内において確保さ
れているため、図3の(b)の状態から所定の距離だけ
内視鏡側構成部を引張ることができる。したがって、内
視鏡側構成部に取付けられた内視鏡71を所望の位置ま
で移動させることができる。
【0036】また、内視鏡側構成部を先端アーム部15
に連結する場合には、再度、レバー30をツマミ27の
方向に移動させてラッチボール33…の底部33bと突
起34…の曲面部34aとの当接状態を解除すれば、内
視鏡側構成部の円錐ブロック35を分離部26内に押し
込むことができる。円錐ブロック35を所定位置まで押
し込んだ状態でレバー30を元の付勢位置に戻せば、円
錐ブロック35のテーパ面36にラッチボール33…の
係合部33aが係合して先端アーム部15に対する内視
鏡側構成部の抜けが防止される(図2の(b)、図3の
(a)の状態)。
【0037】次に、図4を参照しながらドラム内蔵関節
部56の構造について説明する。ドラム内蔵関節部56
は筒状の本体部56aによって形成されており、本体部
56aにはドラム体48が回転自在に取付けられてい
る。ドラム体48は、本体部56aの外部に突出して位
置する巻き取り摘み39と、本体部56a内に配置され
巻き取り摘み39と一体に回転するドラム部40とから
構成され、先端外周面に形成されたネジ部41を本体部
56a内に捩じ込むことによって本体部56aと進退自
在に係合している。また、ドラム部40には、カメラユ
ニット17のCCDから延びる信号ケーブル37の途中
部が巻き付けられている。なお、図中、42は水密を確
保し且つ緩みを防止するOリング、43はカラーであ
る。
【0038】したがって、このような構成にあっては、
巻き取り摘み39を回転させてドラム部40を回転させ
れば、信号ケーブル37が巻き取られる。また、ドラム
部40に巻き取られている信号ケーブル37の分だけ、
分離した内視鏡側構成部を自由に移動させることができ
る。
【0039】なお、本実施例の内視鏡保持装置を使用す
る場合は、装置全体に滅菌ドレープを被せることが望ま
しい。これによれば、滅菌ドレープを交換することで清
掃作業を排除することができる。この場合、滅菌ドレー
プは、内視鏡側構成部と先端アーム部15との分離を考
慮して、長さに余裕のあるものを使用する。
【0040】以上説明したように、本実施例の内視鏡保
持装置1は、信号ケーブル37を内視鏡保持装置1に内
装したため、内視鏡71のセッティング作業が容易とな
る。このことに比し、さらに、重要な特徴は、内視鏡7
1側に接続される信号ケーブル37を内装した状態でも
内視鏡71を一時的に分離して使用することができるよ
うにしたことである。
【0041】すなわち、撮像素子(CCD)を有する内
視鏡側構成部を先端アーム部15から分離することがで
きるように構成しただけでなく、撮像素子(CCD)か
ら延びる信号ケーブル37の延長分を確保して、内視鏡
側構成部の分離引出しに伴って信号ケーブル37を引出
すことができるようにしたものである。言い換えれば、
外部に付設した映像処理装置と撮像素子との間の通信を
保った状態で内視鏡側構成部を分離可能に構成したもの
である。したがって、内視鏡保持装置1のアーム長の不
足分を内視鏡側構成部を分離することで補うことができ
る。
【0042】なお、リンクアーム部3とその周辺の構造
は、前述した構造のものに限らず、例えば、以下のよう
な構造であっても良い。 (1)垂直ロッド4と先端アーム部15とを含む複数本
のアームをそれぞれボールジョイントで繋ぎ、ジョイン
トの重さ出しをできるようにした構造。 (2)カウンターウェイト11,12の代わりに、ばね
によってアーム間に内視鏡側と釣り合う反力を与えるよ
うにした構造。 (3)アーム全体が湾曲可能な1本の管によって形成さ
れている構造。
【0043】また、先端アーム部15をケーブル内蔵水
平リンク13から取り外すことができるように構成し、
収納時の省スペース化を図っても良い。図5は、信号ケ
ーブル37の延長分の格納及び引出し手段の変形例を示
すものである。前述した実施例では、ドラム内蔵関節部
56に内蔵されたドラム部40が、信号ケーブル37の
延長分の格納と引出しとを兼ねていたが、ここに示す図
5の変形例では、延長分の信号ケーブル37が関節部4
4内に(ドラムを用いず)格納されており、信号ケーブ
ル37の引出し機構が関節部44の前方に位置するケー
ブル内蔵水平リンク13の内部に設けられている。ここ
で、関節部44は、ドラム体48を備えていない点を除
けば、前述した実施例のドラム内蔵関節部56と同一の
機能を果たす(図5の(b)参照)。
【0044】図5の(a)に示すように、ケーブル内蔵
水平リンク13の内部には、ケーブル引出し機構として
の引張り板46とバネ47とが設けられている。引張り
板46にはケーブル止め45を介して信号ケーブル37
の途中部が固定されている。引張り板46は、バネ47
によって、延長分の信号ケーブル37が格納された関節
部44側に向けて常時付勢されている。
【0045】この構成では、バネ47の付勢力に抗して
信号ケーブル37を関節部44側から引出すことがで
き、また、内視鏡71を分離使用した後には、バネ47
の付勢力により信号ケーブル37が関節部44内に引き
戻される。
【0046】なお、図6に示す構成によれば、延長分の
信号ケーブル37を関節部44内に格納する必要がなく
なる。すなわち、この図6の構成では、ケーブル内蔵水
平リンク13内に螺旋状にバネ49を配置し、このバネ
49の螺旋形状に沿って信号ケーブル37をバネ49と
一体に配設している。したがって、内視鏡側構成部を分
離すると、これに伴ってバネ49が伸長し、信号ケーブ
ル37が引出される。
【0047】図7は、分離部26の変形例を示すもので
ある。図7に示す分離部26aは、前述した実施例と同
様、ツマミ27を有する外枠28内でレバー30を有す
る回転リング29が回転する構造のものである。レバー
30は外枠28に形成されたガイド溝31を通じて外部
に突出している。
【0048】外枠28はその一部が内側に向けて折り曲
げられており、この折り曲げられた爪部55を内視鏡側
構成部の円錐ブロック35(図3参照)に係合させるよ
うにしている。図示の構成では、この爪部55が周方向
に等しい角度間隔で3つ設けられている。
【0049】また、回転リング29には、外枠28の爪
部55を外側方向に押し出す爪押し部材56が設けられ
ている。したがって、このような構成では、図7の
(a)(b)の状態からレバー30を操作して回転リン
グ29を回転させると、回転リング29の爪押し部材5
6が爪部55を外側方向に押し出す(図7の(c)参
照)ため、内視鏡側構成部を分離させることができる。
【0050】ところで、前述した実施例では、ライトガ
イド90が内視鏡保持装置1に内装されていなかった
が、このライトガイド90を内視鏡保持装置1に内装す
ることも考えられる。以下、この場合の構成の一例につ
いて詳述する。
【0051】図8に示すように、内視鏡からの映像信号
を伝送するためにカメラユニット17のCCDから延び
る信号ケーブル37は、先端アーム部15の内部を通っ
て、ケーブル内蔵水平リンク13の内部及びケーブル内
蔵垂直リンク14の内部に導かれて、リンクアーム部3
の外部に延出されている。リンクアーム部3の外部に延
出された信号ケーブル37の末端部にはカメラコネクタ
19が設けられている。このカメラコネクタ19は、モ
ニタ62に接続されたTV−CCU61に対して着脱自
在に接続できるようになっている。これについては先の
実施例において述べた通りである。
【0052】また、内視鏡71に照明光を導くライトガ
イド90も、信号ケーブル37と同様に、先端アーム部
15の内部を通って、ケーブル内蔵水平リンク13の内
部及びケーブル内蔵垂直リンク14の内部に導かれて、
リンクアーム部3の外部に延出されている。そして、リ
ンクアーム部3の外部に延出されたライトガイド90の
末端部にはライトガイドコネクタ51が設けられてい
る。このライトガイドコネクタ51は光源装置63に対
して着脱自在に接続できるようになっている。
【0053】このようにしてリンクアーム部3の外部に
延出された信号ケーブル37とライトガイド90は、ユ
ニバーサルケーブル50として一括されている。具体的
には、例えば、ケーブル内蔵垂直リンク14に接続され
たマルチルーメンチューブ(ケーブル)の内孔に外部に
延出された信号ケーブル37とライトガイド90とを挿
通することによってユニバーサルケーブル50が構成さ
れる。
【0054】図9は、図8の構成を成す内視鏡保持装置
1の内視鏡側構成部における光学系を示したものであ
る。図9に示すように、内視鏡保持装置1内に配設され
たライトガイド90(90a,90b)は、カメラユニ
ット17を通じて内視鏡71の接眼部との当接面54に
達している。ライトガイド90bは、当接面54の近傍
で、撮像素子55に結像させるためのレンズ系56を囲
むようにしてドーナツ状に配置され、内視鏡71内に配
設されたライトガイド73(これも同様にレンズ系74
を囲むようにしてドーナツ状に配置されている。)に対
面している。
【0055】内視鏡71は、そのマウント部75を内視
鏡取付部18のマウント部材57にねじ込み接続されて
おり、カメラユニット17に対して回転自在となってい
る。カメラユニット17の手元側端面には、ビデオコネ
クタ58とライトガイドコネクタ59とが設けられてお
り、先端アーム部15と接続した際に、対向するビデオ
コネクタ60及びライトガイドコネクタ64と繋がるよ
うになっている。
【0056】なお、図9中、68,70,76はOリン
グであり、77はカラーであり、65はドライバであ
り、67は回転リングである。なお、以上説明してきた
態様により、以下の項で示す各種の構成が得られる。
【0057】1.内視鏡を所望の位置に保持する保持手
段と、前記保持手段の一部を構成し、内視鏡が着脱自在
に取付けられる取付部と内視鏡からの光学像を光電変換
する撮像素子とを備えた内視鏡側構成部と、前記保持手
段の内部に配置され、前記撮像素子と電気的に接続して
撮像素子によって得られた電気信号を伝送する信号伝送
手段と、前記撮像素子と前記信号伝送手段との接続状態
を維持したまま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を
着脱自在に分離する分離手段とを具備することを特徴と
する内視鏡保持装置。
【0058】2.前記分離手段は、前記内視鏡側構成部
の分離に伴って必要となる前記信号伝送手段の延長分を
格納する格納手段と、前記保持手段の本体側と前記内視
鏡側構成部とを着脱自在に接続する接続手段とからなる
ことを特徴とする第1項に記載の内視鏡保持装置。
【0059】3.前記接続手段は、ラッチ機構によって
前記保持手段の本体側と前記内視鏡側構成部とを接続す
ることを特徴とする第2項に記載の内視鏡保持装置。 4.前記保持手段が、内視鏡を任意方向に向ける湾曲手
段を有していることを特徴とする第1項ないし第3項の
いずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0060】5.前記保持手段は、これに保持される内
視鏡の側とのバランスをとるカウンターバランス機構を
備えていることを特徴とする第1項ないし第4項のいず
れか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0061】6.内視鏡に対して照明光を供給する照明
光伝送手段が前記保持手段の内部に配設されていること
を特徴とする第1項ないし第5項のいずれか1項に記載
の内視鏡保持装置。
【0062】7.手術用ベッド等への取付け部,取付け
部から延設し任意に動かすことのできるアーム部,アー
ム部の先端部に設けた内視鏡取付部,アーム部内に設置
した撮像素子,アーム部内に配設した撮像素子と外部観
察手段をつなぐ信号線を少なくとも具備する内視鏡保持
装置において、アーム部を撮像素子の後部で、撮像素子
と外部観察手段の間の通信を保った状態で分離可能に構
成したことを特徴とする内視鏡保持装置。
【0063】8.分離後の通信手段が信号ケーブルであ
ることを特徴とする第7項に記載の内視鏡保持装置。 9.前記アーム部内に配設した信号ケーブルが、分離後
互いの通信に使う信号ケーブルを余裕長として含むこと
を特徴とする第8項に記載の内視鏡保持装置。
【0064】10.ラッチ機構により分離/不分離を設
定することを特徴とする第7項ないし第9項のいずれか
1項に記載の内視鏡保持装置。 11.前記アーム部が内視鏡先端を任意方向に向ける湾
屈曲手段を備えていることを特徴とする第7項ないし第
10項のいずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0065】12.前記アーム部は、これに保持される
内視鏡の側とのバランスをとるカウンターバランス機構
を備えていることを特徴とする第7項ないし第11項の
いずれか1項に記載の内視鏡保持装置。
【0066】13.内視鏡に対して照明光を供給する照
明光伝送手段が前記アーム部の内部に配設されているこ
とを特徴とする第7項ないし第12項のいずれか1項に
記載の内視鏡保持装置。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内視鏡保
持装置は、信号伝送手段を内視鏡保持装置に内装したた
め、内視鏡のセッティング作業が容易となる。また、前
記撮像素子と前記信号伝送手段との接続状態を維持した
まま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を着脱自在に
分離することができるため、内視鏡側に接続される信号
伝送手段を内装した状態でも内視鏡を一時的に分離して
使用することができる。つまり、外部に付設した映像処
理装置と撮像素子との間の通信を保った状態で内視鏡側
構成部を分離可能であるため、内視鏡保持装置によって
移動しきれない範囲では、内視鏡側構成部を分離するこ
とで対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る内視鏡保持装置の斜視
図である。
【図2】図1の内視鏡保持装置の分離部の要部構成図で
ある。
【図3】図1の内視鏡保持装置の分離状態を示す説明図
である。
【図4】図1の内視鏡保持装置のドラム内蔵関節部の断
面図である。
【図5】図4の変形例を示す要部構成図である。
【図6】図5の変形例を示す要部構成図である。
【図7】図1の内視鏡保持装置の分離部の変形例を示す
要部構成図である。
【図8】図1の内視鏡保持装置の変形例を示す斜視図で
ある。
【図9】図8の構成における内視鏡取付け部周辺の構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
1…内視鏡保持装置、37…信号ケーブル(信号伝送手
段)、3…リンクアーム部(保持手段)、4…垂直ロッ
ド(保持手段)、15…先端アーム部(保持手段)、5
1…基台(保持手段)、16…湾曲部(内視鏡側構成
部)、17…カメラユニット(内視鏡側構成部)、18
…内視鏡取付け部(内視鏡側構成部)、25…固定リン
グ(内視鏡側構成部)、26…分離部(分離手段)、5
6…ドラム内蔵関節部(分離手段)、71…内視鏡。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深谷 孝 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 唐沢 均 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 田口 晶弘 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡を所望の位置に保持する保持手段
    と、 前記保持手段の一部を構成し、内視鏡が着脱自在に取付
    けられる取付部と内視鏡からの光学像を光電変換する撮
    像素子とを備えた内視鏡側構成部と、 前記保持手段の内部に配置され、前記撮像素子と電気的
    に接続して撮像素子によって得られた電気信号を伝送す
    る信号伝送手段と、 前記撮像素子と前記信号伝送手段との接続状態を維持し
    たまま前記保持手段から前記内視鏡側構成部を着脱自在
    に分離する分離手段と、 を具備することを特徴とする内視鏡保持装置。
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