JPH08205228A - 位置登録方法 - Google Patents
位置登録方法Info
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- JPH08205228A JPH08205228A JP7031818A JP3181895A JPH08205228A JP H08205228 A JPH08205228 A JP H08205228A JP 7031818 A JP7031818 A JP 7031818A JP 3181895 A JP3181895 A JP 3181895A JP H08205228 A JPH08205228 A JP H08205228A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なる時間帯にピークを迎える位置登録トラ
ヒックと着信呼出トラヒックを効率良くシステムに収容
する位置登録方法を提供することを目的とする。 【構成】 通話用トラヒックと位置登録信号トラヒック
の呼損率の比が所定値を越えるか否かに従って位置登録
エリアの構成を拡大又は縮小する。
ヒックと着信呼出トラヒックを効率良くシステムに収容
する位置登録方法を提供することを目的とする。 【構成】 通話用トラヒックと位置登録信号トラヒック
の呼損率の比が所定値を越えるか否かに従って位置登録
エリアの構成を拡大又は縮小する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動通信の位置登録方法
に関する。
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の移動通信における位置登録制御方
法には多くの方式が提案されている。例えば、特開平0
3−131131(特願平01−268273)に記載
の方法がある。これは、移動局が在圏無線セルの履歴を
収集し、これを統計処理して移動局が在圏する確率の高
い無線セルからなる個別位置登録エリア(特開平03−
131131では在圏高確率エリアと記載)を設定する
方式である。以下、図面を参照してこの位置登録方法に
ついて説明する。
法には多くの方式が提案されている。例えば、特開平0
3−131131(特願平01−268273)に記載
の方法がある。これは、移動局が在圏無線セルの履歴を
収集し、これを統計処理して移動局が在圏する確率の高
い無線セルからなる個別位置登録エリア(特開平03−
131131では在圏高確率エリアと記載)を設定する
方式である。以下、図面を参照してこの位置登録方法に
ついて説明する。
【0003】図1は上記従来方法における位置登録エリ
アの構成例である。M1は移動局、A1〜A8は無線セ
ル、B1〜B8は無線セルに対応した無線基地局であ
る。PA1は移動局M1の個別位置登録エリアであり、
移動局M1の在圏確率の高い所定数の無線セルから構成
されている。個別位置登録エリアPA1は移動局M1の
みが使用でき、他の移動局は位置登録エリアとしては使
用できない。一方、SA1〜SA2は共通位置登録エリ
アである。こちらは全ての移動局で使用できる。移動局
M1は個別位置登録エリアPA1に在圏する時には、在
圏する位置登録エリアとして個別位置登録エリアPA1
を位置登録し、個別位置登録エリアPA1からでた場合
は在圏する共通位置登録エリアを位置登録する。
アの構成例である。M1は移動局、A1〜A8は無線セ
ル、B1〜B8は無線セルに対応した無線基地局であ
る。PA1は移動局M1の個別位置登録エリアであり、
移動局M1の在圏確率の高い所定数の無線セルから構成
されている。個別位置登録エリアPA1は移動局M1の
みが使用でき、他の移動局は位置登録エリアとしては使
用できない。一方、SA1〜SA2は共通位置登録エリ
アである。こちらは全ての移動局で使用できる。移動局
M1は個別位置登録エリアPA1に在圏する時には、在
圏する位置登録エリアとして個別位置登録エリアPA1
を位置登録し、個別位置登録エリアPA1からでた場合
は在圏する共通位置登録エリアを位置登録する。
【0004】この位置登録の動作を図1を用いて説明す
る。以下、在圏する位置登録エリアとして位置登録した
位置登録エリアを登録エリアと呼ぶことにする。
る。以下、在圏する位置登録エリアとして位置登録した
位置登録エリアを登録エリアと呼ぶことにする。
【0005】例えば、無線セルA1に在圏し、個別位置
登録エリアPA1を登録エリアとする移動局M1が無線
セルA2に移動したとする。移動局M1は登録エリアP
A1に在圏するので位置登録は行われない。次に移動局
M1が無線セルA6を経て無線セルA7に移動したとす
る。この場合も、移動局M1は登録エリアPA1に在圏
したままなので位置登録は行われない。その後、移動局
M1が無線セルA8に移動したとすると、無線セルA8
は登録エリアPA1の圏外なので、移動局M1は位置登
録を行う。移動局が個別位置登録エリアから出た場合
は、在圏する共通位置登録エリアが位置登録される。こ
の例では共通位置登録エリアSA2が位置登録される。
その後、移動局M1が無線セルA7に戻ったとする。こ
のとき移動局M1は再び個別位置登録エリアPA1に在
圏することになるので、移動局M1は個別位置登録エリ
アPA1を位置登録する。
登録エリアPA1を登録エリアとする移動局M1が無線
セルA2に移動したとする。移動局M1は登録エリアP
A1に在圏するので位置登録は行われない。次に移動局
M1が無線セルA6を経て無線セルA7に移動したとす
る。この場合も、移動局M1は登録エリアPA1に在圏
したままなので位置登録は行われない。その後、移動局
M1が無線セルA8に移動したとすると、無線セルA8
は登録エリアPA1の圏外なので、移動局M1は位置登
録を行う。移動局が個別位置登録エリアから出た場合
は、在圏する共通位置登録エリアが位置登録される。こ
の例では共通位置登録エリアSA2が位置登録される。
その後、移動局M1が無線セルA7に戻ったとする。こ
のとき移動局M1は再び個別位置登録エリアPA1に在
圏することになるので、移動局M1は個別位置登録エリ
アPA1を位置登録する。
【0006】以上のような方法を用いると、移動局は高
い確率で個別位置登録エリアに在圏し、移動局が個別位
置登録エリアを出入して位置登録する確率は低くなる。
このため位置登録トラヒックは削減される。
い確率で個別位置登録エリアに在圏し、移動局が個別位
置登録エリアを出入して位置登録する確率は低くなる。
このため位置登録トラヒックは削減される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、1日のうち、
移動(=位置登録)がピークを迎える時間帯と、通話
(着信呼出トラヒック及び通話トラヒック)がピークを
迎える時間帯は一般的に異なり、それぞれのピークを効
率的にシステムに収容する手段が別途必要となる。
移動(=位置登録)がピークを迎える時間帯と、通話
(着信呼出トラヒック及び通話トラヒック)がピークを
迎える時間帯は一般的に異なり、それぞれのピークを効
率的にシステムに収容する手段が別途必要となる。
【0008】本発明の目的は、一般的には異なる時間帯
にピークを迎える、位置登録信号トラヒックと着信呼出
トラヒックを、効率的にシステムに収容することであ
る。
にピークを迎える、位置登録信号トラヒックと着信呼出
トラヒックを、効率的にシステムに収容することであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、位置登
録信号トラヒックと着信呼出トラヒック又は通話トラヒ
ックの比などによって、位置登録エリアを適応的に設定
する点にある。
録信号トラヒックと着信呼出トラヒック又は通話トラヒ
ックの比などによって、位置登録エリアを適応的に設定
する点にある。
【0010】従来の技術とは、位置登録トラヒックと通
話トラヒックのピークの時間帯のずれに着目し、位置登
録トラヒックのピーク時には位置登録エリアを広く、通
話トラヒックのピーク時には位置登録トラヒックを狭
く、適応的に設定し、2つのトラヒックのピークを効率
的にシステムに収容することを目的とする点が異なる。
話トラヒックのピークの時間帯のずれに着目し、位置登
録トラヒックのピーク時には位置登録エリアを広く、通
話トラヒックのピーク時には位置登録トラヒックを狭
く、適応的に設定し、2つのトラヒックのピークを効率
的にシステムに収容することを目的とする点が異なる。
【0011】
(実施例1)図2は本発明を実施する移動通信システム
の無線セル・位置登録エリアの構成図である。各無線基
地局は、着信呼出用制御チャネル、位置登録用チャネル
を備えているものとして説明するが、これらを、他の制
御チャネル、通話チャネルを流用するものとしてもよ
い。
の無線セル・位置登録エリアの構成図である。各無線基
地局は、着信呼出用制御チャネル、位置登録用チャネル
を備えているものとして説明するが、これらを、他の制
御チャネル、通話チャネルを流用するものとしてもよ
い。
【0012】図3に示すフローチャートにより、集中制
御局2−aは、各無線セル(2−b,2−c)に位置登
録コードの割り付けを行ない、各無線局は報知チャネル
によって、割り付けられた位置登録コードを図4に示す
フォーマットで位置登録エリア変更信号として、送信す
る。
御局2−aは、各無線セル(2−b,2−c)に位置登
録コードの割り付けを行ない、各無線局は報知チャネル
によって、割り付けられた位置登録コードを図4に示す
フォーマットで位置登録エリア変更信号として、送信す
る。
【0013】無線セル配下の移動局(2−d)は送信さ
れた位置登録エリア変更信号により、メモリ上の位置登
録コードを書き換える。
れた位置登録エリア変更信号により、メモリ上の位置登
録コードを書き換える。
【0014】各無線基地局は、平常(位置登録エリア設
定変更が行なわれていないとき)は、報知チャネル上で
周期的に、図5のフォーマットにより位置登録コードを
送信しており、無線セル配下の移動局は、メモリ上の位
置登録コードと、受信した位置登録コードの値が異なる
ときのみ、位置登録要求信号を無線基地局に送信する。
以上の様にして、位置登録変更によって、位置登録制御
の整合性が失われない様に本システムは動作する。
定変更が行なわれていないとき)は、報知チャネル上で
周期的に、図5のフォーマットにより位置登録コードを
送信しており、無線セル配下の移動局は、メモリ上の位
置登録コードと、受信した位置登録コードの値が異なる
ときのみ、位置登録要求信号を無線基地局に送信する。
以上の様にして、位置登録変更によって、位置登録制御
の整合性が失われない様に本システムは動作する。
【0015】次に、図3に示した位置登録エリアの設定
変更アルゴリズムの説明をする。
変更アルゴリズムの説明をする。
【0016】本アルゴリズムは、無線セル=位置登録エ
リアという状態(図6)から出発し、適応的に位置登録
エリアの広さを調節するものである。
リアという状態(図6)から出発し、適応的に位置登録
エリアの広さを調節するものである。
【0017】集中制御局は、各位置登録エリア(1<i
<n)につき、周期的に 位置登録エリア内着信呼出用チャネル数(位置登録エリ
ア内セル数に依存)=Ai 位置登録エリア内位置登録要求信号用チャネル数(位置
登録エリア内セル数に依存)=Bi 位置登録エリア内呼出トラヒック=Ci 位置登録エリア内位置登録要求トラヒック=Di から、 位置登録エリア毎の着信呼出呼損率=Ei 位置登録エリア毎の位置登録要求信号呼損率=Fi を算出する(10)。
<n)につき、周期的に 位置登録エリア内着信呼出用チャネル数(位置登録エリ
ア内セル数に依存)=Ai 位置登録エリア内位置登録要求信号用チャネル数(位置
登録エリア内セル数に依存)=Bi 位置登録エリア内呼出トラヒック=Ci 位置登録エリア内位置登録要求トラヒック=Di から、 位置登録エリア毎の着信呼出呼損率=Ei 位置登録エリア毎の位置登録要求信号呼損率=Fi を算出する(10)。
【0018】ある位置登録エリアiについて、Ei <F
i である場合(12)、隣接する位置登録エリア(1<
j<n)のうち、Ej /Fj の値が1以下でかつ、最も
小さいエリアjを選び、両者を合併した場合の仮想的な
位置登録エリアの着信呼出呼損率E、位置登録要求信号
呼損率Fを、 位置登録エリア内着信呼出用チャネル数(位置登録エリ
ア内セル数に依存)=Ai +Aj 位置登録エリア内位置登録要求信号用チャネル数(位置
登録エリア内セル数に依存)=Bi +Bj 位置登録エリア内呼出トラヒック=Ci +Cj 位置登録エリア内位置登録要求トラヒック=D′(≦D
i +Dj ) から計算し、D′が小さくなるためFも小さくなりE/
FはEi /Fi やEj/Fj よりも増大するが、E/F
の値が1以下であれば合併する(16)(図7。合併前
の状態は集中制御局のメモリ上に保存しておく。各セル
と位置登録コードの対応テーブルを管理していればよ
い)。メモリフォーマットを図8に示す。
i である場合(12)、隣接する位置登録エリア(1<
j<n)のうち、Ej /Fj の値が1以下でかつ、最も
小さいエリアjを選び、両者を合併した場合の仮想的な
位置登録エリアの着信呼出呼損率E、位置登録要求信号
呼損率Fを、 位置登録エリア内着信呼出用チャネル数(位置登録エリ
ア内セル数に依存)=Ai +Aj 位置登録エリア内位置登録要求信号用チャネル数(位置
登録エリア内セル数に依存)=Bi +Bj 位置登録エリア内呼出トラヒック=Ci +Cj 位置登録エリア内位置登録要求トラヒック=D′(≦D
i +Dj ) から計算し、D′が小さくなるためFも小さくなりE/
FはEi /Fi やEj/Fj よりも増大するが、E/F
の値が1以下であれば合併する(16)(図7。合併前
の状態は集中制御局のメモリ上に保存しておく。各セル
と位置登録コードの対応テーブルを管理していればよ
い)。メモリフォーマットを図8に示す。
【0019】また、Ei >Fi であり、かつ、該位置登
録エリアが複数のセルによって形成されている場合は、
位置登録エリアを適宜、融合前の状態に戻す(つまり、
分割する)、という処理を繰り返し、合併出来る位置登
録エリアの組み合わせがなくなるまで行なう。
録エリアが複数のセルによって形成されている場合は、
位置登録エリアを適宜、融合前の状態に戻す(つまり、
分割する)、という処理を繰り返し、合併出来る位置登
録エリアの組み合わせがなくなるまで行なう。
【0020】位置登録エリアの合併(分離)の条件を、
Ei /Fi >α(一定値)としてもよい。
Ei /Fi >α(一定値)としてもよい。
【0021】(実施例2)上記実施例1の説明におい
て、図3に示した位置登録エリア形成アルゴリズムを、
着信呼出信号の呼損率の代わりに、 位置登録エリア内の通話チャネル数(位置登録エリア内
のセル数に依存)=Gi 位置登録エリア内の通話トラヒック=Hi より算出される、 位置登録エリア内の通話呼損率=Ii に基づき動作させる構成も可能である。Ii は発信と着
信の両方の呼損率である。
て、図3に示した位置登録エリア形成アルゴリズムを、
着信呼出信号の呼損率の代わりに、 位置登録エリア内の通話チャネル数(位置登録エリア内
のセル数に依存)=Gi 位置登録エリア内の通話トラヒック=Hi より算出される、 位置登録エリア内の通話呼損率=Ii に基づき動作させる構成も可能である。Ii は発信と着
信の両方の呼損率である。
【0022】また、位置登録エリアの合併(分離)の条
件を、Ei /Ii >α(一定値)としてもよい。
件を、Ei /Ii >α(一定値)としてもよい。
【0023】(実施例3)上記実施例1において、図3
に示された位置登録エリア形成のアルゴリズムを、周期
的に、無線セルi(1<i<n)の 無線セル内着信呼出用チャネル数=ai 無線セル内位置登録要求信号用チャネル数=bi 無線セル内呼出トラヒック=ci 無線セル内位置登録要求トラヒック=di から、 無線セル毎の着信呼出呼損率=ei 無線セル毎の位置登録要求信号呼損率=fi を求め(20)、隣接する全ての無線セルよりej /f
j の値が小さい無線セル(図9、9−a)を中心に位置
登録エリアの形成を行なっていく、と変更する。
に示された位置登録エリア形成のアルゴリズムを、周期
的に、無線セルi(1<i<n)の 無線セル内着信呼出用チャネル数=ai 無線セル内位置登録要求信号用チャネル数=bi 無線セル内呼出トラヒック=ci 無線セル内位置登録要求トラヒック=di から、 無線セル毎の着信呼出呼損率=ei 無線セル毎の位置登録要求信号呼損率=fi を求め(20)、隣接する全ての無線セルよりej /f
j の値が小さい無線セル(図9、9−a)を中心に位置
登録エリアの形成を行なっていく、と変更する。
【0024】「隣接する全ての無線セルよりej /fj
の値が小さい」という条件を満たす無線セルのひとつ
(i)を選び(22)、新しく形成しようとする位置登
録エリアに隣接する無線セル(1<j<n)のうち、e
j /fj の値が1以下の無線セルを、ej /fj の値が
小さい順に、吸収後の位置登録エリアの、 位置登録エリア内着信呼出用チャネル数(位置登録エリ
ア内セル数に依存)=A′k 位置登録エリア内位置登録要求信号用チャネル数(位置
登録エリア内セル数に依存)=B′k 位置登録エリア内呼出トラヒック=C′k 位置登録エリア内位置登録要求トラヒック=D′k から算出される、 位置登録エリア毎の推定着信呼出呼損率=E′k 位置登録エリア毎の推定位置登録要求信号呼損率=F′
k が、E′k <F′kである限り、吸収を行なう(9−
2)(24)。
の値が小さい」という条件を満たす無線セルのひとつ
(i)を選び(22)、新しく形成しようとする位置登
録エリアに隣接する無線セル(1<j<n)のうち、e
j /fj の値が1以下の無線セルを、ej /fj の値が
小さい順に、吸収後の位置登録エリアの、 位置登録エリア内着信呼出用チャネル数(位置登録エリ
ア内セル数に依存)=A′k 位置登録エリア内位置登録要求信号用チャネル数(位置
登録エリア内セル数に依存)=B′k 位置登録エリア内呼出トラヒック=C′k 位置登録エリア内位置登録要求トラヒック=D′k から算出される、 位置登録エリア毎の推定着信呼出呼損率=E′k 位置登録エリア毎の推定位置登録要求信号呼損率=F′
k が、E′k <F′kである限り、吸収を行なう(9−
2)(24)。
【0025】吸収が行なえなくなったら、別の「隣接す
る全ての無線セルよりej /fj の値が小さい」という
条件を満たす無線セルを選んで上記の処理を行なう。
る全ての無線セルよりej /fj の値が小さい」という
条件を満たす無線セルを選んで上記の処理を行なう。
【0026】全ての「隣接する全ての無線セルよりej
/fj の値が小さい」無線セルについて、上記の処理を
行なったら終了する(28)。図10にフローチャート
を示す。
/fj の値が小さい」無線セルについて、上記の処理を
行なったら終了する(28)。図10にフローチャート
を示す。
【0027】位置登録エリアの合併の条件を、E′i /
Fi >α及びei /fi >α(一定値)としてもよい。
Fi >α及びei /fi >α(一定値)としてもよい。
【0028】(実施例4)上記実施例3において、 無線セル毎の着信呼出呼損率=ei 位置登録エリア毎の着信呼出呼損率=Ei の代わりに、 無線セル内の通話呼損率=ii 位置登録エリア内の通話呼損率=Ii 位置登録エリアの合併の条件を、E′i /F′i >α及
びei /fi >α(一定値)としてもよい。
びei /fi >α(一定値)としてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は、一般には異なる時間帯に、着
信(通話)トラヒックと、移動(=位置登録信号)がピ
ークを迎えることに着目している。
信(通話)トラヒックと、移動(=位置登録信号)がピ
ークを迎えることに着目している。
【0030】移動がピークを迎えている時間帯に、着信
(通話)トラヒックが相対的に少なければ、位置登録エ
リアを広げることにより、位置登録要求信号のトラヒッ
クを抑え、着信するために、真に必要な場合(主に電源
on)のみ、位置登録要求信号を送信させるようにする
ことができる。
(通話)トラヒックが相対的に少なければ、位置登録エ
リアを広げることにより、位置登録要求信号のトラヒッ
クを抑え、着信するために、真に必要な場合(主に電源
on)のみ、位置登録要求信号を送信させるようにする
ことができる。
【0031】着信時に、位置登録エリア内一斉呼出を行
なう方式では、位置登録エリアを広くすると、着信トラ
ヒックが増大するが、着信トラヒックが相対的に小さい
時間帯であれば、問題なく収容できる。
なう方式では、位置登録エリアを広くすると、着信トラ
ヒックが増大するが、着信トラヒックが相対的に小さい
時間帯であれば、問題なく収容できる。
【0032】逆に、着信トラヒックがピークを迎えてい
る時間帯においては、位置登録エリアを狭く設定するこ
とにより、着信呼出トラヒックを抑えて収容することが
できるようになり、位置登録要求トラヒックは増大する
が、相対的に位置登録要求トラヒックが小さい時間であ
れば収容には問題がない。
る時間帯においては、位置登録エリアを狭く設定するこ
とにより、着信呼出トラヒックを抑えて収容することが
できるようになり、位置登録要求トラヒックは増大する
が、相対的に位置登録要求トラヒックが小さい時間であ
れば収容には問題がない。
【0033】一例として、位置登録要求信号用のチャネ
ル、着信呼出信号用のチャネルのキャパシティーが各セ
ルでTアーランずつ、位置登録要求信号トラヒックのピ
ーク時の1加入1時間当たりの位置登録要求回数をy
回、着信呼出信号回数をz回着信呼出トラヒックのピー
ク時の1加入1時間当たりの位置登録要求回数をu回、
着信呼出信号回数をv回とする。
ル、着信呼出信号用のチャネルのキャパシティーが各セ
ルでTアーランずつ、位置登録要求信号トラヒックのピ
ーク時の1加入1時間当たりの位置登録要求回数をy
回、着信呼出信号回数をz回着信呼出トラヒックのピー
ク時の1加入1時間当たりの位置登録要求回数をu回、
着信呼出信号回数をv回とする。
【0034】また、1回の位置登録、着信呼出によっ
て、制御チャネルが占有される時間をw秒とする。
て、制御チャネルが占有される時間をw秒とする。
【0035】以下、max(a,b)をaとbの大きい
ほうの値を表わすとする。
ほうの値を表わすとする。
【0036】従来の位置登録エリア固定の方式において
位置登録エリアが10セルより構成されていたとする
と、位置登録要求トラヒックのピーク時に、10×T÷
(y×w/3600)加入、着信要求トラヒックのピー
ク時に、T÷(10×v×w/3600)加入、しか収
容出来ないが(セルあたり)、提案方式を用いて、位置
登録要求トラヒックのピーク時には位置登録エリアを1
00セル、着信呼出トラヒックのピーク時には1セルよ
り位置登録エリアを構成するものとすると、位置登録要
求トラヒックのピーク時には100×T÷(y×w/3
600)加入、着信要求トラヒックのピーク時にはT÷
(v×w/3600)加入収容できる。(それぞれ10
倍になっている)
位置登録エリアが10セルより構成されていたとする
と、位置登録要求トラヒックのピーク時に、10×T÷
(y×w/3600)加入、着信要求トラヒックのピー
ク時に、T÷(10×v×w/3600)加入、しか収
容出来ないが(セルあたり)、提案方式を用いて、位置
登録要求トラヒックのピーク時には位置登録エリアを1
00セル、着信呼出トラヒックのピーク時には1セルよ
り位置登録エリアを構成するものとすると、位置登録要
求トラヒックのピーク時には100×T÷(y×w/3
600)加入、着信要求トラヒックのピーク時にはT÷
(v×w/3600)加入収容できる。(それぞれ10
倍になっている)
【0037】本発明によれば、以上のように、効率的
に、着信呼出トラヒックと位置登録トラヒックをシステ
ムに収容することができる。
に、着信呼出トラヒックと位置登録トラヒックをシステ
ムに収容することができる。
【図1】従来方法における位置登録エリアの構成例であ
る。
る。
【図2】本発明実施例1による、無線セル・位置登録エ
リアの構成例である。
リアの構成例である。
【図3】本実施例1の位置登録エリア形成アルゴリズム
のフローチャートである。
のフローチャートである。
【図4】位置登録コード変更信号のフォーマット図であ
る。
る。
【図5】位置登録コード報知信号のフォーマット図であ
る。
る。
【図6】本実施例1を行なう際の初期状態図である。
【図7】本実施例1を行ない位置登録エリアに無線セル
が合併された図である。
が合併された図である。
【図8】集中制御局における位置登録コード管理テーブ
ルのフォーマット図である。
ルのフォーマット図である。
【図9】本実施例3を行ない位置登録エリアに無線セル
が合併された図である。
が合併された図である。
【図10】本実施例3の位置登録エリア形成アルゴリズ
ムのフローチャートである。
ムのフローチャートである。
A1〜A8 無線セル B1〜B8 無線基地局 M1、M2 移動局 SA1、SA2 共通位置登録エリア PA1、PA2 個別位置登録エリア
Claims (6)
- 【請求項1】 複数の無線基地局と複数の移動局を有
し、 前記基地局の各々に無線セルが割り当てられ、 前記無線セルを複数個ずつ組み合わせた位置登録エリア
が定義され、 前記移動局は現在自分が在圏している前記位置登録エリ
アを位置登録し、該移動局への着信呼が発生した場合、
前記位置登録した位置登録エリアを構成する無線セル内
で該移動局の着信呼出しを行う移動通信の位置登録制御
方法において、 通話用トラヒックと位置登録信号トラヒックから算出し
た制御パラメータに従って、 位置登録エリアの構成を設定することを特徴とする位置
登録方法。 - 【請求項2】 前記制御パラメータが通話用トラヒック
の呼損率と位置登録用トラヒックの比であり、この比が
所定値より大であるか小であるかに従って位置登録エリ
アの構成を変更する、請求項1記載の位置登録方法。 - 【請求項3】 位置登録エリアの構成の変更が、隣接す
る位置登録エリアの合併/分離により行われる、請求項
2記載の位置登録方法。 - 【請求項4】 位置登録エリアの構成の変更が、当該位
置登録エリアへの近隣の無線セルの合併/分離により行
われる、請求項2記載の位置登録方法。 - 【請求項5】 前記呼損率が着信の呼損率である、請求
項2記載の位置登録方法。 - 【請求項6】 前記呼損率が発信と着信の両方の呼損率
である、請求項2記載の位置登録方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03181895A JP3163527B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 位置登録方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03181895A JP3163527B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 位置登録方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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