JPH08205138A - 電子内視鏡装置 - Google Patents

電子内視鏡装置

Info

Publication number
JPH08205138A
JPH08205138A JP7013250A JP1325095A JPH08205138A JP H08205138 A JPH08205138 A JP H08205138A JP 7013250 A JP7013250 A JP 7013250A JP 1325095 A JP1325095 A JP 1325095A JP H08205138 A JPH08205138 A JP H08205138A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gamma correction
circuit
gamma
video signal
histogram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7013250A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Takahashi
昭博 高橋
Kohei Iketani
浩平 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pentax Corp
Original Assignee
Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd filed Critical Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Priority to JP7013250A priority Critical patent/JPH08205138A/ja
Publication of JPH08205138A publication Critical patent/JPH08205138A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Instruments For Viewing The Inside Of Hollow Bodies (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ガンマ補正のためのガンマカーブを画像に応じ
て自動的に変化させて、術者の負担なしに常に最適の画
像を得ることができる電子内視鏡装置を提供することを
目的とする。 【構成】サンプルホールド回路24から出力される映像
信号を分岐してその映像信号のヒストグラムを算出し、
そのヒストグラムに対応してガンマ補正回路25のガン
マ補正特性を自動調整するためのガンマ補正特性自動調
整手段17,32,33を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡観察画像を固
体撮像素子で撮像するようにした電子内視鏡装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子内視鏡装置においては、一般に、内
視鏡観察画像を固体撮像素子で撮像して、サンプルホー
ルド回路においてその撮像信号から映像信号を抽出した
後、ガンマ補正回路において映像信号のガンマ補正を行
うようにしている。ガンマ補正の特性(以下「ガンマカ
ーブ」と言う)は、ガンマ補正回路の基準電圧を変化さ
せることによって調整することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】内視鏡観察を行ってい
ると、内視鏡と被写体との位置関係が頻繁に変化をして
照明窓と被写体との距離が変わることにより、被写体の
明るさが変化をする。そこで一般に、映像信号から画像
の明るさを検出して、それが一定になるように照明光源
の明るさを制御している。
【0004】しかし、内視鏡と被写体との位置関係が変
化したときは、単に内視鏡観察画像の明るさが変わるだ
けでなく、近距離で明るい部分の画像と遠距離で暗い部
分の画像とが画面内で占める比率なども変わる。
【0005】したがって、内視鏡と被写体との位置関係
が変化したとき最適の映像を得るためには、照明光源の
明るさを制御するだけでなく、ガンマカーブを変える必
要がある。
【0006】しかし、従来の電子内視鏡装置において所
望のガンマカーブを得るためには、術者がモニタ画面を
見ながら基準電圧を調整しなければならないので、操作
がはなはだ煩雑になってしまう。そのため、こまめなガ
ンマカーブ調整を行うことは困難であり、最適な画像を
得ることはできなかった。
【0007】そこで本発明は、ガンマ補正のためのガン
マカーブを画像に応じて自動的に変化させて、術者の負
担なしに常に最適の画像を得ることができる電子内視鏡
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の電子内視鏡装置は、内視鏡観察画像を固体
撮像素子で撮像して、サンプルホールド回路において上
記撮像信号から映像信号を抽出した後、ガンマ補正回路
において上記映像信号のガンマ補正を行うようにした電
子内視鏡装置において、上記サンプルホールド回路から
出力される映像信号を分岐してその映像信号のヒストグ
ラムを算出し、そのヒストグラムに対応して上記ガンマ
補正回路のガンマ補正特性を自動調整するためのガンマ
補正特性自動調整手段を設けたことを特徴とする。
【0009】なお、上記ガンマ補正回路におけるガンマ
補正特性を手動で調整するためのガンマ補正特性手動調
整手段と、上記ガンマ補正回路におけるガンマ補正特性
の調整を上記ガンマ補正特性自動調整手段と上記ガンマ
補正特性手動調整手段のいずれで行うかを選択するため
の調整手段選択スイッチが設けられていてもよい。
【0010】
【実施例】図面を参照して実施例を説明する。図2は本
発明の実施例の電子内視鏡装置の全体的構成を示してお
り、内視鏡1の挿入部2の先端に設けられた対物光学系
3による被写体の結像位置に、例えば電荷結合素子(C
CD)からなる固体撮像素子4が配置されている。5
は、観察範囲を照明する照明光を伝達するためのライト
ガイドファイババンドルである。
【0011】ビデオプロセッサ10に着脱自在に接続さ
れる内視鏡1のコネクタ部6には、固体撮像素子4に入
出力される信号の増幅等を行うための駆動回路7などが
配置されている。
【0012】ビデオプロセッサ10は照明光源装置を兼
用しており、内視鏡1のライトガイドファイババンドル
5に対して、光源ランプ11から照明光が入射される。
その入射光路の途中には、赤(R)、緑(G)及び青
(B)の三色のカラーフィルタが取り付けられた三色回
転フィルタ12が定速回転するように配置されていて、
ライトガイドファイババンドル5に対して、赤、緑及び
青の各色照明光が時間をずらして順に入射される。
【0013】固体撮像素子4の駆動回路7と接続される
CCDプロセス部14の出力端は、タイミング回路15
を介してビデオプロセス部16の入力端に接続されてお
り、ビデオプロセス部16からの出力信号はモニタ18
に送られる。
【0014】そして、CCDプロセス部14、タイミン
グ回路15及びビデオプロセス部16の動作は、中央演
算装置(CPU)を有するシステムコントロール部17
において連動して制御される。
【0015】図1は、上述のCCDプロセス部14とビ
デオプロセス部16の構成を具体的に示したものであ
る。CCDプロセス部14においては、固体撮像素子4
から出力された撮像信号が増幅器23で増幅された後、
サンプルホールド回路24で撮像信号から映像信号が抽
出され、ガンマ補正回路25において映像信号のガンマ
補正が行われる。
【0016】ガンマ補正された映像信号は、アナログデ
ジタル変換回路26でデジタル信号化された後、タイミ
ング回路15によって固体撮像素子4の駆動と同期して
切り換えられて、順次、赤(R)、緑(G)、青(B)
の各色に対応したフレームメモリ28R,28G,28
Bに格納される。
【0017】フレームメモリ28R,28G,28Bに
格納された各信号は同時に読み出されて、各々デジタル
アナログ変換回路29R,29G,29Bでアナログの
色信号に変換される。
【0018】その三色の色信号は、各々三原色信号とし
て出力されると共に、それと並列にNTSCエンコーダ
30に入力され、NTSC方式の復合ビデオ信号に変換
されてモニタ18に出力される。
【0019】サンプルホールド回路24の映像信号出力
端は二つに分岐されていて、その一方はガンマ補正回路
25に接続されているが、もう一方は第2のアナログデ
ジタル変換回路31に接続されていて、そこでデジタル
信号化された映像信号はヒストグラム算出回路32に入
力される。
【0020】ヒストグラム算出回路32においてヒスト
グラムが算出されると、その結果にしたがって、基準電
圧発生回路33において基準電圧が自動的に作られて、
その基準電圧が、切り換えスイッチ34を介してガンマ
補正回路25に送られる。
【0021】ガンマ補正回路25においては、入力され
る基準電圧が変わることによってガンマカーブの形状が
変化する。なお、切り換えスイッチ34を切り換えるこ
とによって、基準電圧手動調整器35により手動で設定
される基準電圧をガンマ補正回路25に入力させること
もできる。
【0022】その切り換えスイッチ34の切り換えは、
図示されていないパネルスイッチなどから入力される調
整方式選択信号にしたがって、システムコントロール回
路17により制御される。
【0023】図3は、ヒストグラム算出回路32におけ
るヒストグラム算出のための処理内容を例示するフロー
図であり、Sは処理ステップを示す。ここでは、画像を
2次元配列A(Xn,Ym)で表すものとする。ただ
し、nはX方向の画素数、mはY方向の画素数である。
【0024】また、ヒストグラムを1次元配列B(Le
vel)で表すと、Levelは濃淡度レベル数を意味
する。例えば、量子化レベルが8ビットなら、0〜25
5までの256レベルである。
【0025】デジタル信号化された画像データが、S1
でヒストグラム算出回路32に転送されると、S2でデ
ータの初期化を行う。なお、X方向の位置を示す変数を
xとし、Y方向の位置を示す変数をyとする。
【0026】そして、S3でyを1カウントアップし
て、S4でxを初期化した後、S5でxを1カウントア
ップしてから、S6でLevelにx,yで示される位
置のA(x,y)の濃淡度レベル値を代入する。
【0027】それが済んだら、S7でB(Level)
を1カウントアップして、S8でxがnに達するまでS
5から繰り返し、さらにS9で、yがmに達するまでS
3から繰り返して終了する。このようにして、例えば図
4に示されるように、全画素についての濃淡度レベルの
頻度が算出される。
【0028】図5は、上述のようにして算出されたヒス
トグラムに対応してガンマ補正の基準電圧を自動的に調
整するための、システムコントロール回路17において
行われる制御処理のフロー図である。
【0029】ここでは、S11でヒストグラム算出回路
32に内視鏡の映像信号が入力されると、S12で、ガ
ンマ補正の基準電圧調整が自動であるか手動であるかを
判定する。
【0030】そして、手動調整が選択されている時は、
S13で切り換えスイッチ34を基準電圧手動調整器3
5側に接続して、そこで手動設定された基準電圧をS2
1でガンマ補正回路25に送る。
【0031】S12で自動調整が選択されている場合
は、S14で、ヒストグラム算出回路32においてヒス
トグラムを算出し、S15で、図示されていないキーボ
ード等から任意に入力された画像強度のしきい値を設定
する。
【0032】そして、ヒストグラム上で任意に設定され
た画像強度のしきい値によって分割される二つの領域の
頻度を、次のS16とS17で比較する。そこで、図6
に例示されるようにヒストグラムの分布が平坦化されて
いて、濃淡度レベルの低レベル(L)の頻度と高レベル
(H)の頻度が等しい時は、その画像はコントラストが
あるので、ガンマカーブが標準の形状になるような基準
電圧VrefをS18で設定して、S21でガンマ補正
回路25に与える。
【0033】一方、図7に例示されるように、濃淡度分
布の密な部分が低レベル側にある場合には、画像が全体
的に暗くなるので、暗部の利得を高めるような高い基準
電圧Vref+αをS19で設定して、S21でガンマ
補正回路25に与える。それによって、図8に示される
ように、基準ガンマカーブより膨らんだ形状のガンマカ
ーブに従ったガンマ補正が行われる。
【0034】また、図9に例示されるように、濃淡度分
布の密な部分が高レベル側にある場合には、画像が全体
的に明るくて色が飛びやすいので、暗部の利得を下げる
ような低い基準電圧Vref−αをS20で設定して、
S21でガンマ補正回路25に与える。それによって、
図10に示されるように、基準ガンマカーブより直線的
な形状のガンマカーブに従ったガンマ補正が行われる。
【0035】このようにして、映像信号のヒストグラム
が算出されて、それによってガンマカーブの形状が最適
の状態に自動的にリアルタイムで変化するので、常に最
適な画像をモニタ18に表示することができる。また、
切り換えスイッチ34を切り換えれば、基準電圧を手動
で調整していつでも所望のガンマカーブを得ることがで
きる。
【0036】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、例えばヒストグラムをしきい値で2分割す
るのではなく3つ以上に分割すれば、より高精度にガン
マカーブの形状を制御することができる。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、分岐された映像信号の
ヒストグラムを算出して、そのヒストグラムに対応して
ガンマ補正回路のガンマ補正特性を自動調整するように
したので、術者が特別な操作をしなくても、ガンマカー
ブの形状が最適の状態に自動的にリアルタイムで変化し
て、常に最適な画像を表示することができる。
【0038】また、ガンマ補正のための基準電圧を必要
に応じて手動で調整して、所望のガンマカーブを任意に
得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の回路ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の全体構成を示す略示図であ
る。
【図3】本発明のヒストグラム算出のための処理フロー
図である。
【図4】本発明のヒストグラム算出結果を例示するグラ
フ図である。
【図5】本発明のガンマカーブ制御のための処理フロー
図である。
【図6】本発明のしきい値で二分されたヒストグラムの
状態を例示する図である。
【図7】本発明のしきい値で二分されたヒストグラムの
状態を例示する図である。
【図8】本発明のガンマカーブの調整状態を例示する線
図である。
【図9】本発明のしきい値で二分されたヒストグラムの
状態を例示する図である。
【図10】本発明のガンマカーブの調整状態を例示する
線図である。
【符号の説明】
17 システムコントロール部 24 サンプルホールド回路 25 ガンマ補正回路 31 アナログデジタル変換回路 32 ヒストグラム算出回路 33 基準電圧発生回路 34 切り換えスイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡観察画像を固体撮像素子で撮像し
    て、サンプルホールド回路において上記撮像信号から映
    像信号を抽出した後、ガンマ補正回路において上記映像
    信号のガンマ補正を行うようにした電子内視鏡装置にお
    いて、 上記サンプルホールド回路から出力される映像信号を分
    岐してその映像信号のヒストグラムを算出し、そのヒス
    トグラムに対応して上記ガンマ補正回路のガンマ補正特
    性を自動調整するためのガンマ補正特性自動調整手段を
    設けたことを特徴とする電子内視鏡装置。
  2. 【請求項2】上記ガンマ補正回路におけるガンマ補正特
    性を手動で調整するためのガンマ補正特性手動調整手段
    と、上記ガンマ補正回路におけるガンマ補正特性の調整
    を上記ガンマ補正特性自動調整手段と上記ガンマ補正特
    性手動調整手段のいずれで行うかを選択するための調整
    手段選択スイッチが設けられている請求項1記載の電子
    内視鏡装置。
JP7013250A 1995-01-31 1995-01-31 電子内視鏡装置 Pending JPH08205138A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7013250A JPH08205138A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 電子内視鏡装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7013250A JPH08205138A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 電子内視鏡装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08205138A true JPH08205138A (ja) 1996-08-09

Family

ID=11827971

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7013250A Pending JPH08205138A (ja) 1995-01-31 1995-01-31 電子内視鏡装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08205138A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1123982A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Fuji Photo Optical Co Ltd 電子内視鏡の信号処理回路
JP2004237114A (ja) * 2004-03-15 2004-08-26 Olympus Corp 内視鏡装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1123982A (ja) * 1997-06-30 1999-01-29 Fuji Photo Optical Co Ltd 電子内視鏡の信号処理回路
JP2004237114A (ja) * 2004-03-15 2004-08-26 Olympus Corp 内視鏡装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0454996B1 (en) Signal dynamic increase for a multi-function digital CCD camera
US4967269A (en) Endoscope automatic light control apparatus and endoscope apparatus making use of the same
JP4502577B2 (ja) 電子内視鏡装置
US5049989A (en) Method and circuit for reducing the influence of a bright image area in an endoscope image signal
JP2003339636A (ja) 電子内視鏡装置の増幅度自動調整装置
JP2746615B2 (ja) 内視鏡画像処理装置
JP2547195B2 (ja) 内視鏡用画像信号処理回路
JPH08205139A (ja) 電子内視鏡装置
JPH08205138A (ja) 電子内視鏡装置
JPH02116350A (ja) 信号処理装置
JPH06315463A (ja) 電子内視鏡装置
JPH08214291A (ja) 電子内視鏡装置
JP4578608B2 (ja) 内視鏡システム
JP2558376B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH08313826A (ja) 電子内視鏡装置
JP3117740B2 (ja) 電子内視鏡装置用クランプ回路
JP2001203910A (ja) 映像信号処理装置
JP2002291690A (ja) 電子内視鏡装置および電子内視鏡システム
JPH0937236A (ja) 電子内視鏡装置
JPH06105803A (ja) 電子内視鏡装置
JPH08111873A (ja) 電子内視鏡装置
JP2694027B2 (ja) 内視鏡画像データ圧縮装置
JP3406680B2 (ja) 電子内視鏡装置
JPH04197331A (ja) 電子内視鏡用信号処理回路
JP2510384B2 (ja) 面順次式内視鏡装置