JPH0820174A - 剥離シート付き再剥離型印刷用紙 - Google Patents

剥離シート付き再剥離型印刷用紙

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JPH0820174A
JPH0820174A JP17756094A JP17756094A JPH0820174A JP H0820174 A JPH0820174 A JP H0820174A JP 17756094 A JP17756094 A JP 17756094A JP 17756094 A JP17756094 A JP 17756094A JP H0820174 A JPH0820174 A JP H0820174A
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JP
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release sheet
printing paper
removable
printing
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JP17756094A
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Masatoshi Sakagami
正敏 坂上
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TECHNO HOUSE KK
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TECHNO HOUSE KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワープロなどで作成したデザインを、プリン
ターで剥離シート付き再剥離型印刷用紙の所望の位置に
正確かつ簡単に印刷できるように剥離シート付き再剥離
型印刷用紙を改善する。 【構成】 貼付けと剥離を繰り返し行うことのできる再
剥離型粘着剤3付きの印刷用紙である再剥離型印刷用紙
のうち透過性のある再剥離型印刷用紙2が剥離シート4
1に貼付けられた剥離シート付き再剥離型印刷用紙に於
いて、その剥離シート41の材質が透過性に優れた透明
な材質である剥離シート付き再剥離型印刷用紙11。さ
らに、剥離シートが再剥離型印刷用紙2のプリンタに先
に挿入される側の辺を含む側と含まない側に分割されて
いる上記剥離シート付き再剥離型印刷用紙。

Description

【発明の詳細な説明】
【001】
【産業上の利用分野】プリンタなどで印刷を行える、重
ねると下の物が透けて見える再剥離型印刷用紙を用いた
剥離シート付き再剥離型印刷用紙の改善に関する。
【002】
【従来の技術】剥離シート付き再剥離型印刷用紙は、一
般に貼付けと剥離を繰り返し行うことのできる再剥離型
粘着剤付きのフィルムあるいは薄手のPPC印刷用紙及
びそれらに類する印刷用紙を基材とする再剥離型印刷用
紙が、クラフト紙あるいは上質紙及びそれらに類する紙
などを基材とする剥離シートに貼付けられており、剥離
シートを剥離することにより再剥離型印刷用紙を貼付け
ることができる。その例としては、プラス株式会社のシ
リーズワープロ粘着フィルム、ニチバン株式会社のマイ
タックラベルリムカなど、その他多数が市販されてい
る。
【003】ダイレクトメールに貼付ける住所ラベルに、
プリンタで同一フォーマットに基づく住所を大量に印刷
する場合などであれば、データベースなどのソフトウエ
アを用いてデータ入力のためのテーブルを作成しこれに
データを入力し、さらに印刷の為のフォーマットを作成
し、これを用いて住所ラベルに印刷すると便利である
が、この方法を少量の印刷に用いるのは、手間がかかり
すぎるのでかえって不便である。また、一般にそのデザ
インの表現性もワープロなどのソフトウエアと比較して
乏しい。その為、特にそのデザインあるいは文字などの
作成データをデータベースとして保存する必要がない場
合には、ワープロ、グラフィック、あるいはCADなど
のソフトウエアを用いて所望のデザインを簡単に作成
し、印刷のための位置決めなどの特別なフォーマットの
作成を行うことなく、そのまま例えばビデオラベルなど
への印刷に使用するのが便利である。一般に、プリンタ
での印刷に使用される透明フィルムはもちろん、64グ
ラム程度の薄手のPPC印刷用紙、あるいはこれに相当
する薄紙などは印刷物の上に重ねて置くか近接させると
その印刷がはっきり透けて見える、即ち透過性に優れて
いる。このことを利用してワープロなど前記のソフトウ
エアを用いてデザインを作成し、再剥離型粘着剤で剥離
シートに貼付けられた上記の素材を基材とする透過性の
ある再剥離型印刷用紙の所望の位置にそのデザインをプ
リンタを用いて印刷することが行われている。
【004】図1は、剥離シート付き再剥離型印刷用紙の
一例であるタイトルを印刷してビデオカセットの背に貼
付ける市販の剥離シート付き再剥離型ラベルの構造の概
略を示す。図に於いて、1は上記の剥離シート付き再剥
離型ラベルで、再剥離型粘着剤3付きの薄手の透過性の
あるPPC印刷用紙を再剥離型印刷用紙とした再剥離型
ラベル2と、4の一枚の剥離シートで構成され、その説
明のために再剥離型ラベル2の一端をめくった状態を示
す。以下、ワープロのソフトウエアを用いてビデオカセ
ットのタイトルの文字デザインを作成し、この再剥離型
ラベル2の所定の位置、即ち中央に長手方向に平行にプ
リンタで印刷する従来の技術について説明する。
【005】文字デザインを完成させる第一工程と、完成
したデザインの再剥離型ラベル2に対する印刷位置の位
置合わせを行い印刷する第二工程とに分けて説明する。
図2に於いて、6は剥離シート付き再剥離型ラベル1よ
り十分大きい薄手のPPC印刷用紙、5はその上に印刷
した文字デザインである。第一工程の手順を図2を用い
て順に説明する。まず、印刷する再剥離型ラベル2の大
きさを考慮し、ワープロのソフトウエアで所望のタイト
ルの入力及び初期編集を行い文字デザイン5を作成し、
これを印刷用紙6の中央部の適当な位置に試し刷りす
る。次に、文字デザイン5の再剥離型ラベル2の所定の
位置への収まり具合を検討するが、剥離シート4は透過
性が悪く、印刷された文字デザイン5の上に重ねて置い
てもほとんど透けて見えないので、その方法は次の方法
のいずれかが考えられる。第一に再剥離型ラベル2から
剥離シート4を剥離し、両端を持ってたるまないように
引っ張りながら印刷した文字デザイン5の上に印刷用紙
6に触れないように気を付けて透けて見えるまで近接さ
せ、そのまま保持して目測で検討する。第二に、第一の
方法で近接させた再剥離型ラベル2を文字デザイン5の
上に貼付け、透けて見えるのを目測か定規で必要な寸法
を測定するなどして検討する。第三に、剥離シート付き
再剥離型ラベル1を文字デザイン5の横に並べて置き、
両者を見比べ、目測か定規で必要な寸法を測定するなど
して検討する。第四に、印刷用紙6が透過性のある場合
には、図2に破線で示すように剥離シート付き再剥離型
ラベル1を置き、その上に印刷用紙6を重ねて置いて透
けて見えるのを目測か定規で必要な寸法を測定するなど
して検討する。いずれかの方法で検討を行い、必要があ
れば入力画面上のデザインを修正する。修正が完了する
と第一工程が終了する。
【006】第二工程の手順は、文字デザイン5を修正し
た場合には完成した文字デザイン5をもう一度新しい印
刷用紙6の上に印刷し、修正しなかった場合には先ほど
の印刷用紙6を用意する。この印刷用紙6に印刷された
文字デザイン5の上に再剥離型ラベル2を所定の位置が
正しく重なるように貼付けるのであるが、この方法も種
々考えられる。一番正確なのは前記第四の方法と同様
に、まず剥離シート付き再剥離型ラベル1を置き、その
上に印刷用紙6を重ねて置いて、透けて見えるのを見て
位置合わせを行い、再剥離型ラベル2の外郭の位置の印
を印刷用紙6の表に記す方法である。この後、剥離シー
ト付き再剥離型ラベル1を取り上げてその剥離シート4
を剥離し、再剥離型ラベル2を印刷用紙6の印に合わせ
て貼付ける。あるいは前記第二の方法と同様に、剥離シ
ート4を剥離した再剥離型ラベル2を目見当で文字デザ
イン5の上に貼付け、貼付け位置と向きの確認をし、不
十分であれば剥離して正しくなるまで再度貼り直す作業
を繰り返す方法もある。いずれかの方法で最終的に正し
く所定の位置に重ねて貼付けられると、再度再剥離型ラ
ベル2の貼付けられたこの印刷用紙6に同じ方法で印刷
する。そうすると、図3に示すごとく文字デザイン5が
再剥離型ラベル2の所定の位置に正しく印刷されること
になる。これで第二工程が終了し、この再剥離型ラベル
2の一端を鋭利な物を用いて印刷用紙6からまず剥離
し、そこを持ち引っ張って全部を剥離し、ビデオカセッ
トの背に貼付ける。
【007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上記
の方法により剥離シート付き再剥離型印刷用紙にプリン
タなどで印刷を行う場合に、第一にデザインの完成の為
再剥離型印刷用紙の所定の位置へのデザインの収まり具
合の確認と、そのデザインが一旦印刷された印刷用紙に
正確に再剥離型印刷用紙の所定の位置を重ねて再度貼付
ける作業とを簡単にかつ確実にできるように、第二に再
剥離型印刷用紙を印刷用紙から剥離するとき容易に剥離
することができ、かつプリンタでの印刷時に内部で詰ま
ったりすることがないように剥離シート付き再剥離型印
刷用紙を改善することにある。
【008】
【課題を解決するための手段】本発明は、貼付けと剥離
を繰り返し行うことのできる再剥離型粘着剤付きの印刷
用紙である再剥離型印刷用紙のうち透過性のある再剥離
型印刷用紙が剥離シートに貼付けられた剥離シート付き
再剥離型印刷用紙に於いて、その剥離シートの材質に透
過性に優れた透明な材質を選定し、また剥離シートが分
割線を境に再剥離型印刷用紙のプリンタに先に挿入され
る側の辺を含む側と含まない側とに分割されるようにし
たものである。
【009】
【作用】以上のように構成された剥離シート付き再剥離
型印刷用紙は、その下に重ねた物を透かして見ることが
でき、また、剥離シートを分割して剥離することもでき
る。
【010】
【実施例】図4は、本発明に基づく剥離シート付き再剥
離型印刷用紙の一実施例である第一の実施例のタイトル
を印刷してビデオカセットの背に貼付ける剥離シート付
き再剥離型ラベルの構造の概略を示す図であり、図1の
例と同じくタイトルの文字デザインをワープロのソフト
ウエアで作成してプリンタでこの剥離シート付き再剥離
型ラベルの所定の位置、即ち中央に長手方向に平行に印
刷する例を用いて本実施例を説明する。図1の例と重複
する符号の説明は一部省略する。図4に於いて、11は
本発明に基づく剥離シート付き再剥離型ラベルで、図の
外観は図1と同様であるが、再剥離型粘着剤3付きの薄
手の透過性のあるPPC印刷用紙を再剥離型印刷用紙と
した再剥離型ラベル2と、41の一枚の透明の剥離シー
トとで構成される。剥離シート41には透過性に優れ
た、即ちはっきり透けて見える透明フィルムを採用して
いる。再剥離型ラベル2と、再剥離型粘着剤3は、図1
と同じ物である。
【011】図1に於ける方法と同様に、文字デザインを
完成させる第一工程と、完成したデザインの再剥離型ラ
ベル2に対する印刷位置の位置合わせを行い印刷する第
二工程とに分けて説明する。まず、第一工程の手順を図
5を用いて順に説明する。印刷する再剥離型ラベル2の
大きさを考慮し、ワープロのソフトウエアを用いて図1
の例と同じ文字デザイン5を作成し、これを剥離シート
付き再剥離型ラベル11より十分大きい印刷用紙6の中
央部の適当な位置に試し刷りする。ここまでは図1に於
ける、従来の技術に基づく市販の剥離シート付き再剥離
型ラベル1に行った方法と同じである。本発明に基づく
剥離シート付き再剥離型ラベル11の剥離シート41は
前記のごとくはっきり透けて見え、さらに再剥離型ラベ
ル2も透過性がある物を採用しているので、印刷した文
字デザイン5の上に剥離シート付き再剥離型ラベル11
を重ねて置くとそれが透けて見える。このことより、簡
単にこの再剥離型ラベル2の所定の位置への収まり具合
を見て、必要があれば目測かあるいは定規で必要な寸法
を測定するなどして、入力画面上のデザインを修正する
ことができる。修正が完了すると第一工程が終了する。
【012】第二工程の手順は、文字デザイン5を修正し
た場合には完成した文字デザイン5をもう一度新しい印
刷用紙6の上に印刷し、修正しなかった場合には先ほど
の印刷用紙6を用意する。この印刷用紙6の上に剥離シ
ート付き再剥離型ラベル11を重ねて置き、透けて見え
る文字デザイン5を見ながらすべらし、所定の位置に正
しく重なるように位置決めをする。その後、その位置で
剥離シート付き再剥離型ラベル11の一端側を動かない
ようにし、そのまま他端を持ち上げてその裏の部分の剥
離シート41をその先端から少し剥離し、さらに剥離シ
ート41を剥離した方向に曲げて折り再剥離型粘着剤3
の面を露出させ、その部分を印刷用紙6の元の位置に貼
付ける。次に、押さえていた側の一端を持ち上げ剥離シ
ート41をすべて剥離し、同様に貼付ける。再剥離型ラ
ベル2の貼付けられたこの印刷用紙6に同様に印刷す
る。そうすると、図3に示すごとく文字デザイン5が再
剥離型ラベル2の所定の位置に正確に印刷されることに
なる。これで第二工程が終了し、この再剥離型ラベル2
の一端を鋭利な物を用いて印刷用紙6からまず剥離し、
そこを持ち引っ張って全部を剥離し、ビデオカセットの
背に貼付ける。上記の如く、本実施例に於いては、剥離
シートが透明な事により簡単にデザインの印刷位置への
収まり具合の確認、及び貼付け位置の決定が可能であ
る。
【013】図6は、第一の実施例に於ける上記の方法に
於いて、本発明に基づく剥離シート付き再剥離型印刷用
紙の再剥離型印刷用紙を印刷用紙から剥離するとき、第
一の実施例に於ける剥離シート付き再剥離型印刷用紙よ
り容易に剥離することができ、かつプリンタでの印刷時
に内部で詰まったりすることがないように改善した他の
一実施例である第二の実施例のタイトルを記してビデオ
カセットの側面に貼付ける剥離シート付き再剥離型ラベ
ルの構造の概略を示す図であり、この剥離シート付き再
剥離型ラベルの再剥離型ラベルの所定の位置、即ち再剥
離型ラベルのデザインで定められている位置にタイトル
を印刷する例を用いて本実施例を説明する。第一の実施
例と重複する符号の説明は一部省略する。
【014】図6に於いて、12は本発明に基づく剥離シ
ート付き再剥離型ラベル、44は剥離シートが分割され
ている分割線であり、再剥離型粘着剤3付きの薄手の透
過性のあるPPC印刷用紙を再剥離型印刷用紙とした再
剥離型ラベル21と、分割線44を境に分割された二枚
の透明フィルムの剥離シート42と43で構成される。
再剥離型ラベル21は、横書きのタイトルと撮影日の文
字デザインが所定の位置に印刷されるデザインとなって
いる。剥離シート42と43の材質は、第一の実施例と
同じ物であり、剥離シート42は再剥離型ラベル21が
プリンタで印刷されるときに先にプリンタの給紙口に挿
入される側であり、剥離シート43は続いて挿入される
側である。再剥離型粘着剤3は、第一の実施例と同じ物
である。
【015】この剥離シート付き再剥離型ラベル12の所
定位置に前記文字デザインを印刷する方法は第一の実施
例と同様に第一工程と第二工程とに分かれるが、その第
一工程の全部と第二工程の一部は全く同じであるので同
じ部分の説明は省略する。異なる点は、第二工程の剥離
シート付き再剥離型ラベル12の位置決め完了後に、そ
の位置で剥離シート43側を動かないようにし、そのま
ま剥離シート42側を持ち上げたとき、その裏の剥離シ
ート42のみを剥離することができる点にある。即ち、
第一の実施例に於けるように剥離シート41を曲げて折
る手間が省ける。図7に於いて、6は第一の実施例と同
じ剥離シート付き再剥離型ラベル12より十分大きいP
PC印刷用紙、矢印7は印刷用紙6が即ち剥離シート付
き再剥離型ラベル12がプリンタに挿入される方向、2
2は再剥離型ラベル21のプリンタの給紙口に先に挿入
される側の一辺、51は印刷用紙6の上に印刷した前記
横書きのタイトルと撮影日の文字デザインであり、図は
印刷用紙6に印刷された文字デザイン51の上に剥離シ
ート42のみを剥離した剥離シート付き再剥離型ラベル
12の所定の位置を正確に重ねて貼付けた状態を示す。
残りの剥離シート43を剥離しないで第一の実施例と同
様の方法で文字デザイン51を印刷できるので、印刷後
印刷用紙6から剥離シート付き再剥離型ラベル12を剥
離するのは、全面が貼付いていないからそのまま指で持
てるし、貼付け面積も少ないので簡単である。
【016】分割線44の方向とどちらの剥離シートを剥
離して印刷用紙に貼付けるかは次の理由に基づいてい
る。これを以下説明する。プリンタのほとんどは、印刷
用紙が給紙口から排紙口へ至る供給路を一方向に供給さ
れる構造であるので、再剥離型ラベルがあらかじめデザ
インされていてそのデザインに方向性があり、そのため
印刷される文字デザインの向きが縦書きか横書きかに限
定される場合などでは、一般にプリンターの供給路に剥
離シート付き再剥離型ラベルが供給される向きが限定さ
れる。即ち、本実施例に於いては、文字デザイン51は
横書きのデザインであるので、矢印7の方向に供給され
る。従ってこの場合、再剥離型ラベル21の挿入側端即
ち辺22側端がめくれていたり、あるいは出っ張ってい
たりなどすると、印刷時に供給路を供給される過程に於
いて引っ掛かったりして詰まったり、印刷がずれたりす
る可能性があるので、辺22側端は印刷用紙6とその全
長にわたって密着している方が好ましい。これは本実施
例の如く剥離シートを分割する分割線44が、剥離シー
トを辺22を含む側と含まない側に分割し、含む側の4
2の剥離シートを剥離し、剥離した部分を印刷用紙6に
貼付けることで達成される。
【017】図8は、本発明に基づく剥離シート付き再剥
離型印刷用紙の一実施例である第三の実施例の剥離シー
ト付き再剥離型印刷用紙の剥離シートの分割線の構成の
概略を示す図である。図8に於いて、13は剥離シート
付き再剥離型印刷用紙で23はその再剥離型印刷用紙で
無地であり、それらの外形は全く等しい長方形である。
441はその長辺と平行な即ち横方向の分割線で短辺の
二等分点と接し、442はその短辺と平行な即ち縦方向
の分割線で長辺の二等分点と接する。剥離シート45,
46,47,そして48は図に示すごとく分割線441
と442で分割されている。本実施例の剥離シート付き
再剥離型印刷用紙13は、そのデザインに方向性がない
ためその長辺と平行にプリンタに挿入される場合と、そ
の短辺に平行にプリンタに挿入される場合との両方があ
りえるので、どちら向きに挿入されても挿入側端の辺を
含む二枚の剥離シートを剥離し、かつ挿入側端の辺を含
まない二枚の剥離シートを剥離しないで済むように剥離
シートが同じ大きさに四分割されている分けである。こ
れにより、本実施例の剥離シート付き再剥離型印刷用紙
を縦方向あるいは横方向のどちら向きに使用しても、第
二の実施例の剥離シート付き再剥離型印刷用紙と同様な
効果を得ることができる。
【018】第一の実施例及び第二の実施例に於いては、
剥離シートと再剥離型ラベルの外寸は異なっているが、
これは単に剥離を容易にするための補助目的であるの
で、一方向に剥離シートが再剥離型ラベルより長くと
も、それぞれの外寸が全く等しくともなんら本発明の主
旨に影響を及ぼすものではない。
【019】なお、前記の剥離シートを印刷物の上に重ね
たとき、印刷がほとんど透けて見えないのと、はっきり
透けて見えるのとの表現の相違は、あくまでもその透過
性の比較を表現しているのであって、印刷がほとんど透
けて見えないとは従来の市販の剥離シート付き再剥離型
印刷用のクラフト紙、あるいは上質紙、またはそれらに
類する紙などを基材とする剥離シートのすべてが全く透
けて見えないわけではないが、それを本発明の構成要素
に採用した場合、著しく前記の方法による印刷の作業効
率が悪くなるほど透過性が悪く本発明の主旨にそわない
という意味である。剥離シートが透明であるとは、その
表面に剥離剤の層などを有する場合は当然これらを含め
てのことであるのと同時に、完全に透明である必要はな
く、やはり本発明の主旨にそう程度の透過性があるとい
う意味である。そもそも、再剥離型ラベルも再剥離性粘
着剤を含めてその材質、重量及び表面処理などにより透
過性が異なるのは当然であり、剥離シートと貼合わされ
たときに、本発明の主旨にそう程度の透過性を備えるよ
うな再剥離型ラベルと剥離シートの組み合わせを選択し
なければならない。しかし、デザインの制約上、透過性
の悪い再剥離型ラベルの選択を余儀なくされる場合もあ
り、そのような場合には机の上などに密着させてデザイ
ンを印刷された印刷用紙を置かずに裏側から光が入るよ
うに、例えば窓ガラスに貼付けてその上に再剥離型ラベ
ルを重ねて置く方法で透過性の悪さを補うことができ
る。この方法を用いる場合にも透明な剥離シートの採用
はその透過性のさらなる改善の一因となりうるので本発
明の主旨にはずれるものではない。
【020】また、再剥離型ラベル及び剥離シートは、プ
リンタで印刷される場合にそのプリンタの種類により異
なる物理的及び化学的影響を受けるので、この影響に耐
える材質を選択するのも当然である。特にレーザプリン
タなどに使用する場合には、耐熱性を考慮する必要があ
る。剥離シートの分割線は、再剥離型印刷用紙の前記の
プリンタ挿入側端の辺を含む側と、含まない側とに分割
するのは説明の通りであるが、これらを等しい大きさに
分割する必要はなく、デザインの方向性が明確な場合に
は含む側の面積を小さくする事もできる。
【021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の剥離シート
付き再剥離型印刷用紙の剥離シートが透過性に優れた透
明な材質であるのは、剥離シート付き再剥離型印刷用紙
の透過性の向上に大きく寄与し、適当な透過性のある再
剥離型印刷用紙を選択すればこれを印刷物の上に重ねて
直接そのデザインを透かして見ることができる。その
為、印刷したいデザインの試し刷りの上に重ねることに
より所定の位置への収まり具合の確認が直接見ながら行
えるのでデザインの完成に要する時間の短縮と完成度の
高さが達成でき、また一旦印刷されたそのデザインへの
再剥離型印刷用紙の印刷の為の貼付け位置も直接見なが
ら正確かつ簡単に位置決めすることができる。また、剥
離シートが再剥離型印刷用紙のプリンタ挿入側端の辺を
含む側と含まない側とに分割されているので、印刷の際
にプリンタ挿入側端の辺を含む側の剥離シートのみを剥
離することにより、絶えずこの側が印刷用紙に貼付けら
れていることから、プリンタの給紙経路を供給される際
の詰まりあるいは印刷のズレなどのトラブルを防ぐこと
ができる。さらに、プリンタ挿入側端の辺を含まない側
の剥離シートが剥離されていないので、再剥離型印刷用
紙を印刷用紙から剥離する時の力の掛かり具合により再
剥離型印刷用紙に巻癖が付くのをその剛性で減少させる
効果もあり、取扱いが簡単になる。また、剥離シート付
き再剥離型印刷用紙を何らかのデザインに合わせて裁断
したいときにも、そこに重ねて置くことにより簡単に裁
断線を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の技術に基づく剥離シート付き再剥離型印
刷用紙の構成を示す図である。
【図2】従来の技術に基づく剥離シート付き再剥離型印
刷用紙を、デザインを印刷された印刷用紙の下に位置合
わせをして置いた図である。
【図3】印刷用紙の上に貼付けた再剥離型印刷用紙に、
デザインを印刷した図である
【図4】第一の実施例の本発明に基づく剥離シート付き
再剥離型印刷用紙の構成を示す図である。
【図5】デザインを印刷した印刷用紙の上に、第一の実
施例の本発明に基づく剥離シート付き再剥離型印刷用紙
を位置合わせをして重ねて置いた図である。
【図6】第二の実施例の本発明に基づく剥離シート付き
再剥離型印刷用紙の構成の概略を示す図である。
【図7】デザインを印刷した印刷用紙の上に、第二の実
施例の本発明に基づく剥離シート付き再剥離型印刷用紙
を位置合わせして重ねて貼付けた図である。
【図8】第三の実施例の本発明に基づく剥離シート付き
再剥離型印刷用紙の、剥離シートの分割線を説明する図
である。
【符号の説明】
1 従来の技術に基づく剥離シート付き再剥離型印刷用
紙 11 本発明に基づく第一の実施例の剥離シート付き再
剥離型印刷用紙 12 本発明に基づく第二の実施例の剥離シート付き再
剥離型印刷用紙 13 本発明に基づく第三の実施例の剥離シート付き再
剥離型印刷用紙 2 再剥離型印刷用紙 3 再剥離型粘着剤 4 従来の技術に基づく剥離シート 41 本発明に基づく透明な剥離シート 42 プリンタ挿入側の辺を含む本発明に基づく透明な
剥離シート 43 プリンタ挿入側の辺を含まない本発明に基づく透
明な剥離シート 44 分割線 441 横方向に分割する分割線 442 縦方向に分割する分割線 5 文字デザイン 6 印刷用紙 7 プリンタの供給路での供給方向を示す矢印
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 27/00 G09F 3/10 H

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貼付けと剥離を繰り返し行うことのできる
    再剥離型粘着剤付きの印刷用紙である再剥離型印刷用紙
    のうち透過性のある再剥離型印刷用紙が剥離シートに貼
    付けられた剥離シート付き再剥離型印刷用紙に於いて、
    その剥離シートの材質が透過性に優れた透明な材質であ
    る剥離シート付き再剥離型印刷用紙。
  2. 【請求項2】剥離シートが分割線を境に、再剥離型印刷
    用紙のプリンタに先に挿入される側の辺を含む側と含ま
    ない側とに分割されている請求項1の剥離シート付き再
    剥離型印刷用紙。
  3. 【請求項3】再剥離型印刷用紙の外形が四角形で、剥離
    シートが2本の分割線により縦方向と横方向にそれぞれ
    分割されている請求項2の剥離シート付き再剥離型印刷
    用紙。
JP17756094A 1994-07-05 1994-07-05 剥離シート付き再剥離型印刷用紙 Pending JPH0820174A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17756094A JPH0820174A (ja) 1994-07-05 1994-07-05 剥離シート付き再剥離型印刷用紙

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002071374A2 (de) * 2001-03-08 2002-09-12 Nordenia Deutschland Pacimex Gmbh Verbundmaterial
JP2014080482A (ja) * 2012-10-15 2014-05-08 Oji Holdings Corp 粘着シート

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