JPH0820117A - インクエンプティ検出装置 - Google Patents

インクエンプティ検出装置

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JPH0820117A
JPH0820117A JP6155586A JP15558694A JPH0820117A JP H0820117 A JPH0820117 A JP H0820117A JP 6155586 A JP6155586 A JP 6155586A JP 15558694 A JP15558694 A JP 15558694A JP H0820117 A JPH0820117 A JP H0820117A
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JP
Japan
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paper
ink
line
printing
reading
Prior art date
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Pending
Application number
JP6155586A
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English (en)
Inventor
Yasunobu Terao
康伸 寺尾
Tsutomu Yamaguchi
山口  努
Teruyuki Ochiai
照行 落合
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 インクエンプティと、インクの吐出不良によ
る異常とを確実に検出し得るインクエンプティ検出装置
を提供する。 【構成】 インクジェットヘッドにより印字された所定
ライン分の印字データを記憶手段に保存し、改行後にイ
ンクジェットヘッドにより印字された用紙上の所定ライ
ン分の印字データを読取手段により読み取り、前記記憶
手段に保存された保存データと前記読取手段により読み
取られた読み取り結果とを判別手段(st.6)により
照合し、その照合の結果、不一致の場合には異常として
判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェットプリン
タに用いられるインクエンプティ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンタにおいては、イ
ンクの有無を検出する必要があるので、図6に示すよう
に、インクタンク100に一対の電極101,102を
設け、これらの電極101,102の一端を電源103
とインジケータ104とを介して接続し、インクタンク
100内にインク(導電性)105が存在する場合には
電極101,102の間が導通状態となり、インク10
5が欠乏した場合には電極101,102の間が非導通
状態となり、これらの状態によって変化する抵抗値をイ
ンジケータ104で確認することにより、インク105
の有無を検出するようにしたインクエンプティ装置があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に、インクタンク
はシリアル方向に往復動するキャリッジにインクジェッ
トヘッドとともに搭載されるため、キャリッジの移動時
にインクタンク内のインクの液面が不安定となる。これ
により、インクエンプティ検出の精度が劣る。また、イ
ンクが残っている場合でも、インクジェットヘッドのノ
ズルの目詰まりやインクの吐出圧不足により印字不良を
見過ごすおそれがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、用紙搬送路に
沿って設けられたインクジェットヘッドと、改行信号及
び紙送り信号により前記用紙搬送路中の用紙を搬送する
搬送手段と、前記インクジェットヘッドにより印字され
た所定ライン分の印字データを一時的に保存する記憶手
段と、前記インクジェットヘッドの近傍に配置されて前
記インクジェットヘッドにより印字された前記用紙上の
所定ライン分の印字データを光学的に読み取る読取手段
と、前記記憶手段に保存された保存データと前記読取手
段により読み取られた読み取り結果とを照合してその照
合結果によりインクの有無を判別する判別手段とを具備
したインクエンプティ検出装置である。
【0005】
【作用】記憶手段に保存された保存データと、印字後に
読取手段によって読み取られた読み取り結果との照合結
果によりインクエンプティの状態を確実に検出すること
ができる。また、インクが存在する場合でも、保存デー
タと読み取り結果とが一致しない場合には異常が検出さ
れるため、インクジェットヘッドのインクの吐出不良に
よる印字不良を見過ごすことがない。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1ないし図5に基づい
て説明する。図2に示すように、給紙通路1と反転通路
2と用紙搬送路3とが順次接続されて設けられている。
反転通路2の内方には給紙ローラを兼ねた搬送手段であ
る用紙送りローラ4が回転自在に設けられ、この用紙送
りローラ4の下方には給紙通路1から挿入された用紙5
を用紙搬送ローラ4に圧接する用紙押え6が設けられて
いる。前記用紙搬送路3に沿う用紙案内板7には、この
用紙案内板7に用紙5を押えるリーフプレート8とイン
クカートリッジ9とが対向配置されている。このインク
カートリッジ9は、インクタンク10と、このインクタ
ンク10に接続されたインクジェットヘッド11とより
なる。また、用紙案内板7の上部には排紙受け12が一
体に形成されている。さらに、用紙案内板7の下方には
搬送手段である排紙ローラ(ゴムローラ)13が回転自
在に設けられ、この排紙ローラ13の外周に微小な接触
面積をもって接触する多数の歯を有する用紙押え14が
回転自在に設けられている。そして、前記用紙送りロー
ラ4の一端にはディテントギヤ15が固定され、一方向
(上方)に付勢されてこのディテントギヤ15の歯に噛
合されるディテントアーム16が支軸17を中心に回動
自在に設けられている。
【0007】また、図2及び図4に示すように、前記イ
ンクジェットヘッド11の先端には用紙5の先端を光学
的に検出して用紙5の頭出しをする反射型の用紙センサ
18が設けられている。この用紙センサ18は前記イン
クジェットヘッド11により用紙5に印字した結果を光
学的に読み取る読取手段としての機能をも有している。
さらに、図3に示すように、フレーム19に設けたキャ
リッジシャフト20とガイトレール21とは、前記イン
クカートリッジ9を保持するキャリッジ22が摺動自在
に保持されている。このキャリッジ22にはベルト23
の一部が固定され、このベルト23を回転させることに
よりキャリッジ22が往復駆動されるように構成されて
いる。
【0008】次に、図5に電子回路を示す。CPU2
4、プログラム等の固定データが記憶されているROM
25、可変データを一時的に書き込むRAM26、外部
回路に接続されるインターフェース27、モータ駆動回
路28,29、入力ポート30、出力ポート31等がバ
スライン32により接続されている。前記モータ駆動回
路28には前記用紙送りローラ4や前記排紙ローラ13
を回転させるペーパーフィードモータ33が接続され、
前記モータ駆動回路29には前記ベルト23を回転させ
て前記キャリッジ22を往復動させるキャリッジモータ
34が接続され、前記入力ポート30には前記用紙セン
サ18が接続され、前記出力ポート31には前記インク
ジェットヘッド11を駆動するヘッド駆動回路35が接
続されている。なお、前記RAM26は、これから印字
する1ライン分の印字データを格納するラインメモリと
しての機能と、インクジェットヘッド11により印字さ
れた1ライン分の印字データを一時的に保存する記憶手
段としての機能とを有するものである。
【0009】このような構成において、まず、総括的に
動作を説明する。改行信号や紙送り信号がホストコンピ
ュータ(図示せず)からインターフェース27を介して
入力されると、CPU24の制御によりペーパーフィー
ドモータ33が用紙送りローラ4と排紙ローラ13とを
時計方向に駆動する。これにより、ディテントギヤ15
も時計方向に回転し、このディテントギヤ15の歯とデ
ィテントアーム16の先端との当接により発生する分力
によりディテントアーム16がディテントギヤ15から
離反して時計方向への用紙送りローラ4の回転を許容す
る。これにより、用紙5はその先端が用紙センサ18に
よって検出されるまで用紙送りローラ4によりインクジ
ェットヘッド11の前面に給紙される。そして、キャリ
ッジモータ34を駆動してキャリッジ22を移動させる
過程で、インクジェットヘッド11を駆動することによ
り、用紙5への印字が行われる。印字後の用紙5は用紙
送りローラ4と排紙ローラ13とにより上方に向けて搬
送される。このとき、印字直後ではインクが直ぐに乾燥
しないので、用紙5に対する接触面積の小さい歯を有す
る用紙押え14で用紙5を排紙ローラ13上に押えてい
る。
【0010】次に、図1にフローチャートを参照してイ
ンクエンプティ検出処理について説明する。st(ステ
ップと称する).1において、インクジェットヘッド1
1はRAM26に格納された1ライン分の印字データを
出力して用紙5に印字する。この印字後の1ライン分の
印字データはst.2においてRAM26の所定のエリ
アに保存される。その印字データは1画素毎にX方向
(キャリッジ22の移動方向)とY方向(用紙5の搬送
方向)との位置を示す座標データを含み、st.3にお
いて1ラインの印字結果をXY座標に算出すると、s
t.4において改行に移行する。すなわち、用紙5を1
ライン分送り、キャリッジ22をホームポジションに移
動させる。この移動量カウント(キャリッジモータ34
の回転角に対応するカウント)はカウンタ(図示せず)
により係数され、st.5においてカウントアップする
までキャリッジ22をホームポジションに向けて移動す
る。この間に、用紙5に印字した画像を用紙センサ18
により読み取る。続いて、st.6において、RAM2
6に保存された保存データ(印字出力したデータ)と、
用紙センサ18による1ライン分の読み取り結果との照
合が行われ、一致と判断された場合にはst.1に移行
し、不一致と判断された場合にはst.8において異常
検出処理処理を行う。この処理は、本実施例においては
プリンタをオフラインにする処理であるが、このような
処理の他に、オペレータに対する警告処理を行うように
してもよい。
【0011】以上のように、st.6は、記憶手段(R
AM26)に保存された保存データ(印字出力データ)
と読取手段(用紙センサ18)により読み取られた読み
取り結果とを照合してその照合結果により異常の有無を
判別する判別手段として機能するものである。この判別
によりインクタンク10内にインクが存在しない状態を
検出することができる。また、インクが存在する場合で
も、保存データと読み取り結果とが一致しない場合には
異常が検出されるため、インクジェットヘッド11のノ
ズルの目詰まり等に起因するインクの吐出不良による印
字不良等も検出される。
【0012】前記実施例において、1ライン分の印字デ
ータの単位で保存データと印字結果とを照合する状態で
説明したが、複数ライン単位で照合するようにしてもよ
いものである。また、用紙センサ18をインクジェット
ヘッド11の用紙排出側に配置したので、印字結果を改
行後のキャリジ22の移動時に読み取るようにしたが、
用紙センサ18とインクジェットヘッド11とをキャリ
ッジ22の移動方向に沿って並設し、印字結果を改行前
の印字直後に読み取るようにしてもよい。なお、図示し
ないが、用紙5の幅方向に沿って多数のノズルが配列さ
れたライン型のインクジェットを用いてもよい。この場
合には、そのライン型のインクジェットヘッドの用紙排
出側の近傍に用紙センサ18を含む読取手段を配置し、
改行後に印字結果を読み取るようにする。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、インクジェットヘッド
により印字された1ライン分の印字データを一時的に保
存する記憶手段と、前記インクジェットヘッドの近傍に
配置されて前記インクジェットヘッドにより印字された
用紙上の1ライン分の印字データを光学的に読み取る読
取手段と、前記記憶手段に保存された保存データと前記
読取手段により読み取られた読み取り結果とを照合して
その照合結果によりインクの有無を判別する判別手段と
を設けたので、記憶手段に保存された保存データと、印
字後に読取手段によって読み取られた読み取り結果との
照合結果によりインクエンプティの状態を確実に検出す
ることができ、また、インクが存在する場合でも、保存
データと読み取り結果とが一致しない場合には異常が検
出されるため、インクジェットヘッドのインクの吐出不
良による印字不良を見過ごすことがない等の効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるインクエンプティ検
出処理を示すフローチャートである。
【図2】インクジェットプリンタの内部構造を示す縦断
側面図である。
【図3】インクジェットプリンタの内部構造を示す斜視
図である。
【図4】インクカートリッジの斜視図である。
【図5】電子回路を示すブロック図である。
【図6】従来のインクエンプティ検出装置を示す縦断側
面図である。
【符号の説明】
3 用紙搬送路 4 搬送手段 11 インクジェットヘッド 13 搬送手段 18 読取手段 26 記憶手段 st.6 判別手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙搬送路に沿って設けられたインクジ
    ェットヘッドと、改行信号及び紙送り信号により前記用
    紙搬送路中の用紙を搬送する搬送手段と、前記インクジ
    ェットヘッドにより印字された所定ライン分の印字デー
    タを一時的に保存する記憶手段と、前記インクジェット
    ヘッドの近傍に配置されて前記インクジェットヘッドに
    より印字された前記用紙上の所定ライン分の印字データ
    を光学的に読み取る読取手段と、前記記憶手段に保存さ
    れた保存データと前記読取手段により読み取られた読み
    取り結果とを照合してその照合結果により異常の有無を
    判別する判別手段とよりなることを特徴とするインクエ
    ンプティ検出装置。
JP6155586A 1994-07-07 1994-07-07 インクエンプティ検出装置 Pending JPH0820117A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6155586A JPH0820117A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 インクエンプティ検出装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP6155586A JPH0820117A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 インクエンプティ検出装置

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Publication Number Publication Date
JPH0820117A true JPH0820117A (ja) 1996-01-23

Family

ID=15609285

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6155586A Pending JPH0820117A (ja) 1994-07-07 1994-07-07 インクエンプティ検出装置

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JP (1) JPH0820117A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6106094A (en) * 1996-01-30 2000-08-22 Neopt Corporation Printer apparatus and printed matter inspecting apparatus
JP2008272980A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Canon Inc カラーコピー装置及びその制御方法
JP2017044700A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung 光学式位置測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6106094A (en) * 1996-01-30 2000-08-22 Neopt Corporation Printer apparatus and printed matter inspecting apparatus
JP2008272980A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Canon Inc カラーコピー装置及びその制御方法
JP2017044700A (ja) * 2015-08-26 2017-03-02 ドクトル・ヨハネス・ハイデンハイン・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツングDr. Johannes Heidenhain Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung 光学式位置測定装置

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