JPH08201102A - 距離積算計ユニット - Google Patents
距離積算計ユニットInfo
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- JPH08201102A JPH08201102A JP7014217A JP1421795A JPH08201102A JP H08201102 A JPH08201102 A JP H08201102A JP 7014217 A JP7014217 A JP 7014217A JP 1421795 A JP1421795 A JP 1421795A JP H08201102 A JPH08201102 A JP H08201102A
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Landscapes
- Details Of Measuring Devices (AREA)
- Instrument Panels (AREA)
- Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子部品点数を削減し、メータ内での省スペ
ース設計を容易にすると共に、耐久性の向上を図るこ
と。 【構成】 電子式距離積算表示計31を駆動する駆動回
路を備えた電子部品47が、前記電子式距離積算表示計
31とともに配線板45に実装されており、運転状態表
示計27,29を駆動する駆動回路が、電子部品47に
格納されており、電子式距離積算表示計31と照明用バ
ルブ97との間を連通する閉断面構造の導光路を形成す
る導光板150が、配線板45に取付けられており、配
線板45が、メータケース95に着脱可能に設けた単一
のケース43に収納されている。
ース設計を容易にすると共に、耐久性の向上を図るこ
と。 【構成】 電子式距離積算表示計31を駆動する駆動回
路を備えた電子部品47が、前記電子式距離積算表示計
31とともに配線板45に実装されており、運転状態表
示計27,29を駆動する駆動回路が、電子部品47に
格納されており、電子式距離積算表示計31と照明用バ
ルブ97との間を連通する閉断面構造の導光路を形成す
る導光板150が、配線板45に取付けられており、配
線板45が、メータケース95に着脱可能に設けた単一
のケース43に収納されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両の走行距離を表
示する電子式距離積算表示計を備えた距離積算計ユニッ
トに関する。
示する電子式距離積算表示計を備えた距離積算計ユニッ
トに関する。
【0002】
【従来の技術】自動車などの車両においては、車両の走
行速度を表示する速度計や、車両に搭載されるエンジン
の回転数を表示する回転計など各種計器が設けられた、
いわゆるコンビネーションメータが取付けられたものが
ある。
行速度を表示する速度計や、車両に搭載されるエンジン
の回転数を表示する回転計など各種計器が設けられた、
いわゆるコンビネーションメータが取付けられたものが
ある。
【0003】図7は、コンビネーションメータの分解斜
視図であり、メータケース1には、速度計ユニット3お
よび回転計ユニット5が装着される構成となっている。
速度計ユニット3は速度計7のほかに、車両の走行距離
を表示するLCDからなる電子式積算距離表示計9を備
え、これらが配線板11に実装されている。回転計ユニ
ット5は、回転計13が配線板15に実装されている。
視図であり、メータケース1には、速度計ユニット3お
よび回転計ユニット5が装着される構成となっている。
速度計ユニット3は速度計7のほかに、車両の走行距離
を表示するLCDからなる電子式積算距離表示計9を備
え、これらが配線板11に実装されている。回転計ユニ
ット5は、回転計13が配線板15に実装されている。
【0004】速度計7および回転計13は、クロスコイ
ル式のムーブメント17および19を備え、各ムーブメ
ント17,19におけるマグネットロータに連動して回
動する指針21,23をそれぞれ有するアナログ式メー
タである。クロスコイル式のムーブメント17,19
は、互いにクロスするようにボビンに巻かれた2本のコ
イルに、車速度または回転数に応じた駆動電流が供給さ
れ、これにより2本のコイルに発生した磁界によって、
各マグネットロータを指針21,23と共に回動させ
る。
ル式のムーブメント17および19を備え、各ムーブメ
ント17,19におけるマグネットロータに連動して回
動する指針21,23をそれぞれ有するアナログ式メー
タである。クロスコイル式のムーブメント17,19
は、互いにクロスするようにボビンに巻かれた2本のコ
イルに、車速度または回転数に応じた駆動電流が供給さ
れ、これにより2本のコイルに発生した磁界によって、
各マグネットロータを指針21,23と共に回動させ
る。
【0005】速度計7,回転計13の各ムーブメント1
7,19におけるコイルに、所定の駆動電流を供給する
ための駆動回路を格納するCPUなどからなる電子部品
は、各配線板11,15にそれぞれ実装されている。ま
た、電子式距離積算表示計9の駆動回路を格納する電子
部品も、速度計ユニット3における配線板11に実装さ
れている。
7,19におけるコイルに、所定の駆動電流を供給する
ための駆動回路を格納するCPUなどからなる電子部品
は、各配線板11,15にそれぞれ実装されている。ま
た、電子式距離積算表示計9の駆動回路を格納する電子
部品も、速度計ユニット3における配線板11に実装さ
れている。
【0006】そして、電子式距離積算表示計9は、その
対向部位の配線板11に取付けられる、バックライト用
照明としてのバルブ(図示せず)によって照明されるよ
うになっている。
対向部位の配線板11に取付けられる、バックライト用
照明としてのバルブ(図示せず)によって照明されるよ
うになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のコンビネーションメータにおいては、速度
計、回転計および電子式距離積算表示計それぞれについ
て、駆動回路を備えた電子部品が個別に装備されている
ことから、電子部品点数が多くなりがちで、省スペース
設計を行う上においても困難な状況にあるという課題を
有している。
うな従来のコンビネーションメータにおいては、速度
計、回転計および電子式距離積算表示計それぞれについ
て、駆動回路を備えた電子部品が個別に装備されている
ことから、電子部品点数が多くなりがちで、省スペース
設計を行う上においても困難な状況にあるという課題を
有している。
【0008】また、従来のコンビネーションメータにお
いては、電子式距離積算表示計9のバックライト照明用
としてのバルブは、通常の夜間照明を行なう場合は通常
の小電力で充分機能を奏するものであるが、表示品位向
上の為、電子式距離積算表示計9をネガティブタイプに
したり、あるいはコンビネーションメータの前面ガラス
(図示せず)を光透過率の低いもの、所謂ブラックフェ
イスタイプにした場合、バルブの明るさを増すため大電
力化する必要が生じ、配線板11上の電子部品にバルブ
の輻射熱による悪影響を及ぼし、ひいては耐久性を低下
させる虞れがあるという課題をも有している。
いては、電子式距離積算表示計9のバックライト照明用
としてのバルブは、通常の夜間照明を行なう場合は通常
の小電力で充分機能を奏するものであるが、表示品位向
上の為、電子式距離積算表示計9をネガティブタイプに
したり、あるいはコンビネーションメータの前面ガラス
(図示せず)を光透過率の低いもの、所謂ブラックフェ
イスタイプにした場合、バルブの明るさを増すため大電
力化する必要が生じ、配線板11上の電子部品にバルブ
の輻射熱による悪影響を及ぼし、ひいては耐久性を低下
させる虞れがあるという課題をも有している。
【0009】本発明は、前記した課題を解決すべくなさ
れたものであり、その目的は電子部品点数を削減し、メ
ータ内での省スペース設計を容易にすると共に、電子式
距離積算表示計への照明効率の向上により照明用バルブ
の輻射熱による電子部品への悪影響を排除することを可
能とし、ひいては耐久性の向上した距離積算計ユニット
を提供するにある。
れたものであり、その目的は電子部品点数を削減し、メ
ータ内での省スペース設計を容易にすると共に、電子式
距離積算表示計への照明効率の向上により照明用バルブ
の輻射熱による電子部品への悪影響を排除することを可
能とし、ひいては耐久性の向上した距離積算計ユニット
を提供するにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ため、請求項1記載の発明は、車両の走行距離を表示す
る電子式距離積算表示計を駆動する駆動回路を備えた電
子部品が、前記電子式距離積算表示計とともに配線板に
実装されており、車輌の走行速度など車両の運転状態を
表示し、メータケースに固定される主配線板に電気的に
接続された状態でメータケースに固定される運転状態表
示計を駆動する駆動回路が、前記電子部品に格納されて
おり、前記電子式距離積算表示計と照明用バルブとの間
を連通する閉断面構造の導光路を形成する導光板が、前
記配線板に取付けられており、前記電子部品及び電子式
距離積算表示計が実装され、かつ前記導光板が取付けら
れた前記配線板が、前記メータケースに着脱可能に設け
た単一のケースに収納されていることを特徴としてい
る。
ため、請求項1記載の発明は、車両の走行距離を表示す
る電子式距離積算表示計を駆動する駆動回路を備えた電
子部品が、前記電子式距離積算表示計とともに配線板に
実装されており、車輌の走行速度など車両の運転状態を
表示し、メータケースに固定される主配線板に電気的に
接続された状態でメータケースに固定される運転状態表
示計を駆動する駆動回路が、前記電子部品に格納されて
おり、前記電子式距離積算表示計と照明用バルブとの間
を連通する閉断面構造の導光路を形成する導光板が、前
記配線板に取付けられており、前記電子部品及び電子式
距離積算表示計が実装され、かつ前記導光板が取付けら
れた前記配線板が、前記メータケースに着脱可能に設け
た単一のケースに収納されていることを特徴としてい
る。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の距
離積算計ユニットであって、前記導光板が、前記単一の
ケースと共に前記導光路を形成する略コ字形断面の導光
溝を有して形成されていることを特徴としている。
離積算計ユニットであって、前記導光板が、前記単一の
ケースと共に前記導光路を形成する略コ字形断面の導光
溝を有して形成されていることを特徴としている。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項2記
載の距離積算計ユニットであって、前記導光溝が、前記
照明用バルブの光を前記電子式距離積算表示計方向へ反
射させる反射面を有して形成されていることを特徴とし
ている。
載の距離積算計ユニットであって、前記導光溝が、前記
照明用バルブの光を前記電子式距離積算表示計方向へ反
射させる反射面を有して形成されていることを特徴とし
ている。
【0013】さらに、請求項4記載の発明は、請求項1
乃至3のいずれか1項記載の距離積算計ユニットであっ
て、前記導光板が、アルミニウム等の熱伝導性金属材料
で形成されていることを特徴としている。
乃至3のいずれか1項記載の距離積算計ユニットであっ
て、前記導光板が、アルミニウム等の熱伝導性金属材料
で形成されていることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1乃至4記載の発明は、前記した構成に
なっているので、次の作用を奏する。
なっているので、次の作用を奏する。
【0015】すなわち、請求項1記載の発明は、車両の
運転状態を表示する運転状態表示計、例えばクロスコイ
ル式ムーブメントを備えた速度計や回転計を駆動するそ
れぞれの駆動回路を、電子式距離積算表示計を駆動する
駆動回路を備えた電子部品に一体化し、この電子部品を
電子式距離積算表示計とともに同一の配線板に実装する
ように構成したので、電子部品点数の削減が達成され、
かつ前記電子式距離積算表示計と照明用バルブとの間を
連通する閉断面構造の導光路を形成する導光板を、前記
配線板に取付けたので、照明用バルブから出射する光を
他に洩らすこと無く電子式距離積算表示計へ効率良く導
光することができ照明効率の向上を図ることができる。
運転状態を表示する運転状態表示計、例えばクロスコイ
ル式ムーブメントを備えた速度計や回転計を駆動するそ
れぞれの駆動回路を、電子式距離積算表示計を駆動する
駆動回路を備えた電子部品に一体化し、この電子部品を
電子式距離積算表示計とともに同一の配線板に実装する
ように構成したので、電子部品点数の削減が達成され、
かつ前記電子式距離積算表示計と照明用バルブとの間を
連通する閉断面構造の導光路を形成する導光板を、前記
配線板に取付けたので、照明用バルブから出射する光を
他に洩らすこと無く電子式距離積算表示計へ効率良く導
光することができ照明効率の向上を図ることができる。
【0016】請求項2記載の発明は、導光板を、配線板
に設けられる単一のケースと共に閉断面構造の導光路を
形成する略コ字形断面の導光溝を有して形成されている
ので、閉断面構造が簡単で容易に成形することができ
る。
に設けられる単一のケースと共に閉断面構造の導光路を
形成する略コ字形断面の導光溝を有して形成されている
ので、閉断面構造が簡単で容易に成形することができ
る。
【0017】また請求項3記載の発明は、導光板の導光
溝を、照明用バルブの光を電子式距離積算表示計方向へ
反射させる反射面を有して形成したので、照明用バルブ
から出射する光を一層効率良く電子式距離積算表示計へ
導光することができ照明効率の一層の向上を図ることが
できる。
溝を、照明用バルブの光を電子式距離積算表示計方向へ
反射させる反射面を有して形成したので、照明用バルブ
から出射する光を一層効率良く電子式距離積算表示計へ
導光することができ照明効率の一層の向上を図ることが
できる。
【0018】さらに請求項4記載の発明は、導光板をア
ルミニウム等の熱伝導性金属材料で形成したので、放熱
板としても機能させることができる。
ルミニウム等の熱伝導性金属材料で形成したので、放熱
板としても機能させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明を図示した実施例に基づいて具
体的に説明する。
体的に説明する。
【0020】図1は、この発明の一実施例に係わる距離
積算計ユニットを含むコンビネーションメータの概略的
な内部構成を示す分解斜視図である。主配線板であるフ
レキシブルプリント配線基板(FPC)25は、コンビ
ネーションメータの図示しないメータケースに固定され
る。車両の速度を表示する速度計27、車両に搭載され
るエンジンの回転数を表示する回転計29、および車両
の走行距離をLCDにより表示する電子式距離積算表示
計31を備えた距離積算計ユニット33は、それぞれF
PC25に対して電気的に接続された状態で、メータケ
ースに固定される。
積算計ユニットを含むコンビネーションメータの概略的
な内部構成を示す分解斜視図である。主配線板であるフ
レキシブルプリント配線基板(FPC)25は、コンビ
ネーションメータの図示しないメータケースに固定され
る。車両の速度を表示する速度計27、車両に搭載され
るエンジンの回転数を表示する回転計29、および車両
の走行距離をLCDにより表示する電子式距離積算表示
計31を備えた距離積算計ユニット33は、それぞれF
PC25に対して電気的に接続された状態で、メータケ
ースに固定される。
【0021】速度計27および回転計29は、運転状態
表示計を構成しており、従来例と同様に、クロスコイル
式のムーブメント35,37におけるマグネットロータ
に連動して回動する指針39,41をそれぞれ有するア
ンログ式メータである。距離積算計ユニット33は、電
子式距離積算表示計(LCD)31が実装された硬質の
配線板(HPC)45を、単一のケース43に、ねじに
より取付けることによって構成されている。
表示計を構成しており、従来例と同様に、クロスコイル
式のムーブメント35,37におけるマグネットロータ
に連動して回動する指針39,41をそれぞれ有するア
ンログ式メータである。距離積算計ユニット33は、電
子式距離積算表示計(LCD)31が実装された硬質の
配線板(HPC)45を、単一のケース43に、ねじに
より取付けることによって構成されている。
【0022】配線板45には、電子式距離積算表示計3
1を駆動する駆動回路のほか、速度計27および回転計
29の各駆動回路が格納された、三つのメータに対する
一括駆動用IC47、および不揮発性メモリIC49
が、電子部品として実装されている。不揮発性メモリI
C49は、この場合EEPROMであり、オドメータと
しての走行距離の積算値を記憶する。
1を駆動する駆動回路のほか、速度計27および回転計
29の各駆動回路が格納された、三つのメータに対する
一括駆動用IC47、および不揮発性メモリIC49
が、電子部品として実装されている。不揮発性メモリI
C49は、この場合EEPROMであり、オドメータと
しての走行距離の積算値を記憶する。
【0023】図2は、この一括駆動用IC47を中心と
した電気回路を示すブロック図である。一括駆動用IC
47は、ワンチップのICよりなるマイクロコンピュー
タであり、CPU51と、CPU51を駆動するための
発振回路53と、電子式距離積算表示計(LCD)31
を駆動するLCDドライバ55と、速度計27,回転計
29の各ムーブメント35,37をそれぞれ駆動する、
パルス幅変調回路を備えた速度計PWMドライバ57、
回転計PWMドライバ59と、図示しない各種センサか
らの距離信号(速度は入力された距離信号から速度=距
離/時間(IC内で計測)に基づく演算により求められ
る)および回転信号がそれぞれ入力されてこれらの信号
をCPU51で扱える信号に変換する入力インタフェー
ス61とを備えている。
した電気回路を示すブロック図である。一括駆動用IC
47は、ワンチップのICよりなるマイクロコンピュー
タであり、CPU51と、CPU51を駆動するための
発振回路53と、電子式距離積算表示計(LCD)31
を駆動するLCDドライバ55と、速度計27,回転計
29の各ムーブメント35,37をそれぞれ駆動する、
パルス幅変調回路を備えた速度計PWMドライバ57、
回転計PWMドライバ59と、図示しない各種センサか
らの距離信号(速度は入力された距離信号から速度=距
離/時間(IC内で計測)に基づく演算により求められ
る)および回転信号がそれぞれ入力されてこれらの信号
をCPU51で扱える信号に変換する入力インタフェー
ス61とを備えている。
【0024】CPU51は、内蔵するROMに格納され
たプログラムに従い、入力インタフェース61から出力
された信号に基づき、LCDドライバ55、速度計PW
Mドライバ57および回転計PWMドライバ59に駆動
信号を出力する。
たプログラムに従い、入力インタフェース61から出力
された信号に基づき、LCDドライバ55、速度計PW
Mドライバ57および回転計PWMドライバ59に駆動
信号を出力する。
【0025】一括駆動用IC47が実装された配線板4
5を収納する距離積算計ユニット33は、FPC25に
形成された取付孔63に図1中で下方から挿入され、単
一のケース43の左右両側部に設けた係合爪65が、図
示しないメータケースの係合凹部に係合して固定され
る。ここで、距離積算計ユニット33には、配線板45
上の導電部に接触する電気的接続端子としてのコンタク
トピン67が設けられ、一方取付孔63の周縁には導電
部69が設けられて、距離積算計ユニット33が係合爪
65を介してメータケースに固定された状態で、コンタ
クトピン67が導電部69に接触した状態となる。コン
タクトピン67による配線板45側の導電部とFPC2
5側の導電部69との接触により、配線板45側の一括
駆動用IC47から出力される車速および回転の各駆動
信号を、FPC25側の各ムーブメント35,37に送
信することが可能となる。
5を収納する距離積算計ユニット33は、FPC25に
形成された取付孔63に図1中で下方から挿入され、単
一のケース43の左右両側部に設けた係合爪65が、図
示しないメータケースの係合凹部に係合して固定され
る。ここで、距離積算計ユニット33には、配線板45
上の導電部に接触する電気的接続端子としてのコンタク
トピン67が設けられ、一方取付孔63の周縁には導電
部69が設けられて、距離積算計ユニット33が係合爪
65を介してメータケースに固定された状態で、コンタ
クトピン67が導電部69に接触した状態となる。コン
タクトピン67による配線板45側の導電部とFPC2
5側の導電部69との接触により、配線板45側の一括
駆動用IC47から出力される車速および回転の各駆動
信号を、FPC25側の各ムーブメント35,37に送
信することが可能となる。
【0026】このような構成の距離積算計ユニット33
においては、入力インタフェース61に入力された走行
距離信号、車速信号および回転数信号にそれぞれ対応す
る信号がCPU51に入力されると、CPU51は、L
CDドライバ55、速度計PWMドライバ57および回
転計PWMドライバ59に駆動信号を出力して、電子式
距離積算表示計(LCD)31、速度計27および回転
計29をそれぞれ駆動する。
においては、入力インタフェース61に入力された走行
距離信号、車速信号および回転数信号にそれぞれ対応す
る信号がCPU51に入力されると、CPU51は、L
CDドライバ55、速度計PWMドライバ57および回
転計PWMドライバ59に駆動信号を出力して、電子式
距離積算表示計(LCD)31、速度計27および回転
計29をそれぞれ駆動する。
【0027】電子式距離積算表示計(LCD)31、速
度計27および回転計29を駆動するための駆動回路と
しては、CPU51、LCDドライバ55、速度計PW
Mドライバ57および回転計PWMドライバ59などを
格納する一括駆動用IC47としてワンチップの電子部
品であるICで構成してある。このため、各計器毎に駆
動回路を備えた電子部品を必要とした従来のものと比べ
て電子部品点数の削減がなされ、メータ内での省スペー
ス設計が可能となる。
度計27および回転計29を駆動するための駆動回路と
しては、CPU51、LCDドライバ55、速度計PW
Mドライバ57および回転計PWMドライバ59などを
格納する一括駆動用IC47としてワンチップの電子部
品であるICで構成してある。このため、各計器毎に駆
動回路を備えた電子部品を必要とした従来のものと比べ
て電子部品点数の削減がなされ、メータ内での省スペー
ス設計が可能となる。
【0028】また、距離積算計ユニット33は、単一の
ケース43の係合爪65がメータケースに係合して固定
され、この固定時に配線板45側のコンタクトピン67
がメータケース側のFPC25の導電部69に接触する
ので、配線板45とFPC25との電気的接続が容易に
なり、メータ全体としての組付性が向上する上、メンテ
ナンス性も優れたものとなる。
ケース43の係合爪65がメータケースに係合して固定
され、この固定時に配線板45側のコンタクトピン67
がメータケース側のFPC25の導電部69に接触する
ので、配線板45とFPC25との電気的接続が容易に
なり、メータ全体としての組付性が向上する上、メンテ
ナンス性も優れたものとなる。
【0029】距離積算計ユニット33内に収納される配
線板45は、電子式距離積算表示計(LCD)31、速
度計27および回転計29の三つの計器について、1枚
で済むので、コスト低下が達成される。
線板45は、電子式距離積算表示計(LCD)31、速
度計27および回転計29の三つの計器について、1枚
で済むので、コスト低下が達成される。
【0030】図3は、距離積算計ユニット33の具体的
な構成を示す外観斜視図で、図4はその断面図であり、
図5はその分解斜視図である。図6は、距離積算計ユニ
ット33が組付けられるコンビネーションメータ全体の
分解斜視図である。配線板45の前端部には、電子式距
離積算表示計(LCD)31が、配線板45に対して垂
直となる状態で実装されるとともに、一括駆動用IC4
7および不揮発性メモリIC49がそれぞれ実装される
ほか、電子式距離積算表示計31における表示切り替え
(オドートリップ切り替え、およびトリップでのリセッ
ト)のためのスイッチ71が実装されている。また、配
線板45の後端には、図3の組付け状態でコンタクトピ
ン67が接触する導電部73が設けられている。
な構成を示す外観斜視図で、図4はその断面図であり、
図5はその分解斜視図である。図6は、距離積算計ユニ
ット33が組付けられるコンビネーションメータ全体の
分解斜視図である。配線板45の前端部には、電子式距
離積算表示計(LCD)31が、配線板45に対して垂
直となる状態で実装されるとともに、一括駆動用IC4
7および不揮発性メモリIC49がそれぞれ実装される
ほか、電子式距離積算表示計31における表示切り替え
(オドートリップ切り替え、およびトリップでのリセッ
ト)のためのスイッチ71が実装されている。また、配
線板45の後端には、図3の組付け状態でコンタクトピ
ン67が接触する導電部73が設けられている。
【0031】単一のケース43は、そのケース本体74
が図中で下部側が全域にわたり開放しており、配線板4
5はこの開放側からセットされタッピングねじ78によ
り固定される。固定された状態で、電子式距離積算表示
計(LCD)31は、ケース本体74の前面76に形成
された矩形状の開口部77に整合した状態となる。
が図中で下部側が全域にわたり開放しており、配線板4
5はこの開放側からセットされタッピングねじ78によ
り固定される。固定された状態で、電子式距離積算表示
計(LCD)31は、ケース本体74の前面76に形成
された矩形状の開口部77に整合した状態となる。
【0032】ケース本体74の前面76における開口部
77の側方には、円形の開口部79が形成され、この開
口部79には、配線板45上のスイッチ71に後端が接
触して操作可能なノブ81の前端側が突出する。ノブ8
1が配置された部位のケース本体74内には、ノブ81
を先端側から押圧操作してスイッチ71に後端を接触さ
せた状態から、ノブ81を復帰させるための板ばね83
が固定されている。板ばね83は、断面L字形に形成さ
れ、一方の面85がケース本体74の内壁に固定される
一方、他方の面87にU字状の切欠87aが形成され
て、この切欠87aにノブ81が挿入される。ノブ81
には、ケース本体74の前面76と板ばね83の面87
との間に位置する部位に、太径部81aが形成され、こ
の太径部81aによって板ばね83の面87が押圧され
る。
77の側方には、円形の開口部79が形成され、この開
口部79には、配線板45上のスイッチ71に後端が接
触して操作可能なノブ81の前端側が突出する。ノブ8
1が配置された部位のケース本体74内には、ノブ81
を先端側から押圧操作してスイッチ71に後端を接触さ
せた状態から、ノブ81を復帰させるための板ばね83
が固定されている。板ばね83は、断面L字形に形成さ
れ、一方の面85がケース本体74の内壁に固定される
一方、他方の面87にU字状の切欠87aが形成され
て、この切欠87aにノブ81が挿入される。ノブ81
には、ケース本体74の前面76と板ばね83の面87
との間に位置する部位に、太径部81aが形成され、こ
の太径部81aによって板ばね83の面87が押圧され
る。
【0033】ケース本体74は後端側も全域に開放して
おり、この開放部位にターミナルケースとなる背面ケー
ス89が取付けられる。背面ケース89には両端に取付
けフランジ91が設けられ、ケース本体74にも同様に
取付けフランジ93が設けられ、この各取付けフランジ
91,93を利用して、後述する図5におけるメータケ
ース95に、距離積算計ユニット33が取付けられる。
おり、この開放部位にターミナルケースとなる背面ケー
ス89が取付けられる。背面ケース89には両端に取付
けフランジ91が設けられ、ケース本体74にも同様に
取付けフランジ93が設けられ、この各取付けフランジ
91,93を利用して、後述する図5におけるメータケ
ース95に、距離積算計ユニット33が取付けられる。
【0034】背面ケース89には、中央部を除く部位に
複数の溝96が形成され、この溝96にコンタクトピン
67が嵌め込まれている。コンタクトピン67は、上端
67aおよび下端67bが、背面ケース89の上面およ
び下面からそれぞれ突出している。コンタクトピン67
の下端67bは、図3の距離積算計ユニット33の組付
け状態にて、配線板45の導電部73に常時弾性的に接
触しており、上端67aは距離積算計ユニット33をメ
ータケース95に取付けた状態で、FPC25の導電部
69に弾性的に接触する。
複数の溝96が形成され、この溝96にコンタクトピン
67が嵌め込まれている。コンタクトピン67は、上端
67aおよび下端67bが、背面ケース89の上面およ
び下面からそれぞれ突出している。コンタクトピン67
の下端67bは、図3の距離積算計ユニット33の組付
け状態にて、配線板45の導電部73に常時弾性的に接
触しており、上端67aは距離積算計ユニット33をメ
ータケース95に取付けた状態で、FPC25の導電部
69に弾性的に接触する。
【0035】背面ケース89の中央部には、電子式距離
積算表示計(LCD)31のバックライト用照明となる
バルブ97が挿入される挿入孔99が形成されている。
バルブ97は、挿入孔99に挿入された状態で、FPC
25における導電部69の中央部に形成されたバルブ取
付部101(図6参照)に固定される。また、ケース本
体74内における電子式距離積算表示計(LCD)31
の後方には、拡散板102が配置され、バルブ97の照
明光を電子式距離積算表示計(LCD)31の全体的に
均一に行き渡るようにしている。
積算表示計(LCD)31のバックライト用照明となる
バルブ97が挿入される挿入孔99が形成されている。
バルブ97は、挿入孔99に挿入された状態で、FPC
25における導電部69の中央部に形成されたバルブ取
付部101(図6参照)に固定される。また、ケース本
体74内における電子式距離積算表示計(LCD)31
の後方には、拡散板102が配置され、バルブ97の照
明光を電子式距離積算表示計(LCD)31の全体的に
均一に行き渡るようにしている。
【0036】さらにケース本体74と配線板4との間で
あって、背面ケース89と電子式距離積算表示計(LC
D)31との間に位置して導光板150が取付けられて
いる。この導光板150は、電子式距離積算表示計(L
CD)31とバルブ97との間を連通する閉断面構造の
導光路を形成している。
あって、背面ケース89と電子式距離積算表示計(LC
D)31との間に位置して導光板150が取付けられて
いる。この導光板150は、電子式距離積算表示計(L
CD)31とバルブ97との間を連通する閉断面構造の
導光路を形成している。
【0037】すなわち、導光板150は、略コ字形断面
の導光溝151と、この導光溝151の両側に略L字形
に折曲されて延設された支持部152とから大略構成さ
れている。このとき導光溝151は、背面ケース89側
の一端開口部151aがバルブ97の挿入孔99の開口
巾に整合する狭巾に形成されると共に、電子式距離積算
表示計(LCD)31側の他端開口部151bが表示計
(LCD)31の長手巾に整合する広巾に形成されてお
り、一端開口部151aから他端開口部151bに向か
って溝巾が漸大するように形成されている。また支持部
152は水平壁152aと垂直壁152bとがL字形に
連設されて形成されており、垂直壁152bの下端部に
は固定爪152cが形成されている。
の導光溝151と、この導光溝151の両側に略L字形
に折曲されて延設された支持部152とから大略構成さ
れている。このとき導光溝151は、背面ケース89側
の一端開口部151aがバルブ97の挿入孔99の開口
巾に整合する狭巾に形成されると共に、電子式距離積算
表示計(LCD)31側の他端開口部151bが表示計
(LCD)31の長手巾に整合する広巾に形成されてお
り、一端開口部151aから他端開口部151bに向か
って溝巾が漸大するように形成されている。また支持部
152は水平壁152aと垂直壁152bとがL字形に
連設されて形成されており、垂直壁152bの下端部に
は固定爪152cが形成されている。
【0038】この導光板150は、その導光溝151の
底部151cをIC47,49から幾分離隔し、かつ両
開口部151a及び151bをそれぞれバルブ97の挿
入孔99及び電子式距離積算表示計(LCD)31に対
向させた状態で、その固定爪152cを配線板45に穿
設した固定孔45aに挿入固定して配線板45に取付け
られる。
底部151cをIC47,49から幾分離隔し、かつ両
開口部151a及び151bをそれぞれバルブ97の挿
入孔99及び電子式距離積算表示計(LCD)31に対
向させた状態で、その固定爪152cを配線板45に穿
設した固定孔45aに挿入固定して配線板45に取付け
られる。
【0039】そしてこの導光板150は、配線板45を
ケース本体74へ収納固定することにより、その水平壁
152aをケース本体74の上壁75の下面に当接させ
て固定されると共に、上壁75と導光溝151とにより
電子式距離積算表示計(LCD)31とバルブ97との
間を連通する閉断面構造の導光路を形成することができ
る。
ケース本体74へ収納固定することにより、その水平壁
152aをケース本体74の上壁75の下面に当接させ
て固定されると共に、上壁75と導光溝151とにより
電子式距離積算表示計(LCD)31とバルブ97との
間を連通する閉断面構造の導光路を形成することができ
る。
【0040】このような導光板150を備えた距離積算
計ユニット33は、ケース本体74内に形成される閉断
面構造の導光路により、バルブ97から出射する光
L1 ,L2 を他に洩らすこと無く電子式距離積算表示計
(LCD)31へ効率良く導光することができる(図4
参照)。このため距離積算計ユニット33はバルブ97
の電力をあまり増加させること無く、電子式距離積算表
示計(LCD)31の充分な照明を確保することがで
き、この結果バルブ97の輻射熱によるIC47,49
への悪影響を排除することが可能となり、ひいては耐久
性の向上したものとなっている。
計ユニット33は、ケース本体74内に形成される閉断
面構造の導光路により、バルブ97から出射する光
L1 ,L2 を他に洩らすこと無く電子式距離積算表示計
(LCD)31へ効率良く導光することができる(図4
参照)。このため距離積算計ユニット33はバルブ97
の電力をあまり増加させること無く、電子式距離積算表
示計(LCD)31の充分な照明を確保することがで
き、この結果バルブ97の輻射熱によるIC47,49
への悪影響を排除することが可能となり、ひいては耐久
性の向上したものとなっている。
【0041】そして、導光板150は、好ましくはバル
ブ97の光を電子式距離積算表示計(LCD)31方向
へ反射させる反射面を有して導光溝151を形成し、さ
らに好ましくは熱伝導性材料で形成する。このため導光
板150は、例えばアルミニウム等の光反射性を有する
熱伝導性金属材料で形成される。
ブ97の光を電子式距離積算表示計(LCD)31方向
へ反射させる反射面を有して導光溝151を形成し、さ
らに好ましくは熱伝導性材料で形成する。このため導光
板150は、例えばアルミニウム等の光反射性を有する
熱伝導性金属材料で形成される。
【0042】このように形成された導光板150は、導
光溝151の底部151c及び両側壁151dの内側面
が反射面となってバルブ97から出射した光の内、直射
光L1 以外の光も反射光L2 として電子式距離積算表示
計(LCD)31の照明に有効に活用することができ
(図4参照)、照明効率の一層向上したものとすること
ができる。
光溝151の底部151c及び両側壁151dの内側面
が反射面となってバルブ97から出射した光の内、直射
光L1 以外の光も反射光L2 として電子式距離積算表示
計(LCD)31の照明に有効に活用することができ
(図4参照)、照明効率の一層向上したものとすること
ができる。
【0043】さらに導光板150は、熱伝導性金属材料
で形成したので放熱板として機能させることができ、図
5に示すように導光板150の支持部152を構成する
垂直壁152bに、発熱する電子部品153、例えば定
電圧電源用のトランジスタ又はICをねじ154により
取付けて電子部品153の蓄熱を排除して電子部品の耐
久性を向上させることができる。
で形成したので放熱板として機能させることができ、図
5に示すように導光板150の支持部152を構成する
垂直壁152bに、発熱する電子部品153、例えば定
電圧電源用のトランジスタ又はICをねじ154により
取付けて電子部品153の蓄熱を排除して電子部品の耐
久性を向上させることができる。
【0044】次に、図6を用いてコンビネーションメー
タ全体の構成を説明する。FPC25の導電部69およ
びバルブ取付部101に対向する部位のメータケース9
5には、距離積算計ユニット33が挿入される矩形状の
貫通孔103が形成されている。この貫通孔103に、
FPC25の導電部69およびバルブ取付部101が整
合する状態で、FPC25がFPC25に穿設された複
数個の係合孔を、メータケース95の背面に複数個形成
された図示しない係合突起に圧入固定することによって
取付けられている。なお図6におけるねじ105は、ム
ーブメント109,111をメータケース95に電気的
導通状態で固定するためのものである。
タ全体の構成を説明する。FPC25の導電部69およ
びバルブ取付部101に対向する部位のメータケース9
5には、距離積算計ユニット33が挿入される矩形状の
貫通孔103が形成されている。この貫通孔103に、
FPC25の導電部69およびバルブ取付部101が整
合する状態で、FPC25がFPC25に穿設された複
数個の係合孔を、メータケース95の背面に複数個形成
された図示しない係合突起に圧入固定することによって
取付けられている。なお図6におけるねじ105は、ム
ーブメント109,111をメータケース95に電気的
導通状態で固定するためのものである。
【0045】上記導電部69およびバルブ取付部101
のそれぞれの下端部および両側部は、FPC25の本体
から切り離された状態にあり、上端部のみがFPC25
の本体に接続された状態にある。このため、距離積算計
ユニット33をメータケース95に取付ける際には、距
離積算計ユニット33によりFPC25の導電部69お
よびバルブ取付部101を押し除けながら貫通孔103
に挿入し、取付けフランジ91,93を利用して、ねじ
107により固定する。この状態で、導電部69は距離
積算計ユニット33の上面に位置してコンタクトピン6
7に接触し、一方バルブ取付部101については、後方
に引っ張り出して距離積算計ユニット33の後方に位置
させ、背面ケース89の挿入孔99に整合させる。
のそれぞれの下端部および両側部は、FPC25の本体
から切り離された状態にあり、上端部のみがFPC25
の本体に接続された状態にある。このため、距離積算計
ユニット33をメータケース95に取付ける際には、距
離積算計ユニット33によりFPC25の導電部69お
よびバルブ取付部101を押し除けながら貫通孔103
に挿入し、取付けフランジ91,93を利用して、ねじ
107により固定する。この状態で、導電部69は距離
積算計ユニット33の上面に位置してコンタクトピン6
7に接触し、一方バルブ取付部101については、後方
に引っ張り出して距離積算計ユニット33の後方に位置
させ、背面ケース89の挿入孔99に整合させる。
【0046】メータケース95のFPC25と反対側の
面には、速度計27および回転計29の各ムーブメント
35および37のほか、燃料計および温度計のクロスコ
イル式の各ムーブメント109および111が、図示し
ないねじがFPC25の背面側からそれぞれねじ込まれ
て固定される。この場合、導電性のねじを使用すること
で、各ムーブメント35,37,109,111のコイ
ルに接続される導電部と、FPC25側の導電部とを電
気的に導通状態とすることができる。
面には、速度計27および回転計29の各ムーブメント
35および37のほか、燃料計および温度計のクロスコ
イル式の各ムーブメント109および111が、図示し
ないねじがFPC25の背面側からそれぞれねじ込まれ
て固定される。この場合、導電性のねじを使用すること
で、各ムーブメント35,37,109,111のコイ
ルに接続される導電部と、FPC25側の導電部とを電
気的に導通状態とすることができる。
【0047】各ムーブメント35,37,109,11
1は、それぞれのマグネットロータに指針軸113,1
15,117,119が固定され、指針軸113,11
5,117,119の先端に指針39,41,121,
123がそれぞれ取付けられる。文字盤125,12
7,129,131は、各指針軸113,115,11
7,119が貫通した状態となっており、メータケース
95に図示しないねじにより表面側から取付けられる。
1は、それぞれのマグネットロータに指針軸113,1
15,117,119が固定され、指針軸113,11
5,117,119の先端に指針39,41,121,
123がそれぞれ取付けられる。文字盤125,12
7,129,131は、各指針軸113,115,11
7,119が貫通した状態となっており、メータケース
95に図示しないねじにより表面側から取付けられる。
【0048】メータケース95の前面側には、見返し1
33が装着され、見返し133には、文字盤125,1
27,129,131に整合する開口孔135,13
7,139,141が形成されるとともに、電子式距離
積算表示計(LCD)31の表示面が整合する開口孔1
43が形成されている。見返し133のさらに前面側に
は、表ガラス145が取付けられる。見返し133およ
び表ガラス145には、円形の貫通孔147および14
9が形成され、この貫通孔147および149には距離
積算計ユニット33のノブ81が挿入されて表ガラス1
45の前方に突出した状態となる。この表ガラス145
はブラックフェイスタイプのメータの場合、光透過率の
小さいガラスが用いられる。
33が装着され、見返し133には、文字盤125,1
27,129,131に整合する開口孔135,13
7,139,141が形成されるとともに、電子式距離
積算表示計(LCD)31の表示面が整合する開口孔1
43が形成されている。見返し133のさらに前面側に
は、表ガラス145が取付けられる。見返し133およ
び表ガラス145には、円形の貫通孔147および14
9が形成され、この貫通孔147および149には距離
積算計ユニット33のノブ81が挿入されて表ガラス1
45の前方に突出した状態となる。この表ガラス145
はブラックフェイスタイプのメータの場合、光透過率の
小さいガラスが用いられる。
【0049】なお、上記図3および図4における距離積
算計ユニット33は、メータケース95にねじにより固
定する構造であるが、前記図1に示したような係合爪6
5をケース本体74の両側部に設け、一方メータケース
95側には係合爪65が係合する係合凹部を設け、これ
により両者相互を固定させるような構造とすることで、
固定作業がより容易なものとなる。
算計ユニット33は、メータケース95にねじにより固
定する構造であるが、前記図1に示したような係合爪6
5をケース本体74の両側部に設け、一方メータケース
95側には係合爪65が係合する係合凹部を設け、これ
により両者相互を固定させるような構造とすることで、
固定作業がより容易なものとなる。
【0050】また、上記実施例では回転計29が設けら
れているが、回転計29が不要な機種にもこの発明を適
用できる。さらに、燃料計や温度計についても、各ムー
ブメント109,111を駆動するそれぞれのドライバ
回路を一括駆動用IC47に格納することで、さらに電
子部品の点数が削減され、メータ内の省スペース化に有
効である。
れているが、回転計29が不要な機種にもこの発明を適
用できる。さらに、燃料計や温度計についても、各ムー
ブメント109,111を駆動するそれぞれのドライバ
回路を一括駆動用IC47に格納することで、さらに電
子部品の点数が削減され、メータ内の省スペース化に有
効である。
【0051】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明によれ
ば次の効果を奏する。
ば次の効果を奏する。
【0052】すなわち、請求項1記載の発明によれば、
車両の運転状態を表示する運転状態表示計、例えばクロ
スコイル式ムーブメントを備えた速度計や回転計を駆動
するそれぞれの駆動回路を、電子式距離積算表示計を駆
動する駆動回路を備えた電子部品に一体化し、この電子
部品を電子式距離積算表示計とともに同一の配線板に実
装するように構成したので、電子部品点数の削減が達成
され、この結果メータ内での省スペース設計を容易にす
ることができる距離積算計ユニットを提供することがで
きる。
車両の運転状態を表示する運転状態表示計、例えばクロ
スコイル式ムーブメントを備えた速度計や回転計を駆動
するそれぞれの駆動回路を、電子式距離積算表示計を駆
動する駆動回路を備えた電子部品に一体化し、この電子
部品を電子式距離積算表示計とともに同一の配線板に実
装するように構成したので、電子部品点数の削減が達成
され、この結果メータ内での省スペース設計を容易にす
ることができる距離積算計ユニットを提供することがで
きる。
【0053】その上請求項1記載の発明によれば、電子
式距離積算表示計と照明用バルブとの間を連通する閉断
面構造の導光路を形成する導光板を、前記配線板に取付
けたので、照明用バルブから出射する光を他に洩らすこ
と無く電子式距離積算表示計へ効率良く導光することが
でき照明効率の向上を図ることができ、この結果照明用
バルブの電力をあまり増加させること無く電子式距離積
算表示計に対する充分な照明を確保することができ、ネ
ガティブタイプの電子式距離積算表示計あるいは/及び
ブラックフェイタイプのメータに適応しても照明用バル
ブの輻射熱による電子部品への悪影響を排除することが
可能となり、ひいては耐久性の向上した距離積算計ユニ
ットを提供することができる。
式距離積算表示計と照明用バルブとの間を連通する閉断
面構造の導光路を形成する導光板を、前記配線板に取付
けたので、照明用バルブから出射する光を他に洩らすこ
と無く電子式距離積算表示計へ効率良く導光することが
でき照明効率の向上を図ることができ、この結果照明用
バルブの電力をあまり増加させること無く電子式距離積
算表示計に対する充分な照明を確保することができ、ネ
ガティブタイプの電子式距離積算表示計あるいは/及び
ブラックフェイタイプのメータに適応しても照明用バル
ブの輻射熱による電子部品への悪影響を排除することが
可能となり、ひいては耐久性の向上した距離積算計ユニ
ットを提供することができる。
【0054】請求項2記載の発明によれば、導光板を、
配線板に設けられる単一のケースと共に閉断面構造の導
光路を形成する略コ字形断面の導光溝を有して形成され
ているので、閉断面構造の導光路が簡単な構造で容易に
成形することができ、この結果請求項1記載の発明の効
果に加えて成形容易な距離積算計ユニットを提供するこ
とができる。
配線板に設けられる単一のケースと共に閉断面構造の導
光路を形成する略コ字形断面の導光溝を有して形成され
ているので、閉断面構造の導光路が簡単な構造で容易に
成形することができ、この結果請求項1記載の発明の効
果に加えて成形容易な距離積算計ユニットを提供するこ
とができる。
【0055】また請求項3記載の発明によれば、導光板
の導光溝を、照明用バルブの光を電子式距離積算表示計
方向へ反射させる反射面を有して形成したので、照明用
バルブから出射する光を一層効率良く電子式距離積算表
示計へ導光することができ照明効率の一層の向上を図る
ことができ、この結果請求項2記載の発明の効果に加え
て照明用バルブの電力を一層抑制して耐久性の一層向上
した距離積算計ユニットを提供することができる。
の導光溝を、照明用バルブの光を電子式距離積算表示計
方向へ反射させる反射面を有して形成したので、照明用
バルブから出射する光を一層効率良く電子式距離積算表
示計へ導光することができ照明効率の一層の向上を図る
ことができ、この結果請求項2記載の発明の効果に加え
て照明用バルブの電力を一層抑制して耐久性の一層向上
した距離積算計ユニットを提供することができる。
【0056】さらに請求項4記載の発明によれば、導光
板をアルミニウム等の熱伝導性金属材料で形成したの
で、放熱板としても機能させることができ、この結果前
記導光板を発熱する電子部品の放熱板として兼用するこ
とにより、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発明の
効果に加えて一層耐久性の向上した距離積算計ユニット
を提供することができる。
板をアルミニウム等の熱伝導性金属材料で形成したの
で、放熱板としても機能させることができ、この結果前
記導光板を発熱する電子部品の放熱板として兼用するこ
とにより、請求項1乃至3のいずれか1項記載の発明の
効果に加えて一層耐久性の向上した距離積算計ユニット
を提供することができる。
【図1】この発明の一実施例に係わる距離積算計ユニッ
トを含むコンビネーションメータの概略的な内部構成を
示す分解斜視図である。
トを含むコンビネーションメータの概略的な内部構成を
示す分解斜視図である。
【図2】図1の距離積算計ユニットにおける電気回路ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図3】図1の距離積算計ユニットの具体的な構成を示
す外観斜視図である。
す外観斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図である。
【図5】図3の距離積算計ユニットの分解斜視図であ
る。
る。
【図6】図3の距離積算計ユニットが組付けられるコン
ビネーションメータ全体の分解斜視図である。
ビネーションメータ全体の分解斜視図である。
【図7】従来例を示すコンビネーションメータの分解斜
視図である。
視図である。
25 FPC(主配線板) 27 速度計(運転状態表示計) 29 回転計(運転状態表示計) 31 電子式距離積算表示計 33 距離積算計ユニット 43 単一のケース 45 配線板 47 一括駆動用IC(電子部品) 95 メータケース 97 バルブ 150 導光板 151 導光溝
Claims (4)
- 【請求項1】 車両の走行距離を表示する電子式距離積
算表示計を駆動する駆動回路を備えた電子部品が、前記
電子式距離積算表示計とともに配線板に実装されてお
り、 車輌の走行速度など車両の運転状態を表示し、メータケ
ースに固定される主配線板に電気的に接続された状態で
メータケースに固定される運転状態表示計を駆動する駆
動回路が、前記電子部品に格納されており、 前記電子式距離積算表示計と照明用バルブとの間を連通
する閉断面構造の導光路を形成する導光板が、前記配線
板に取付けられており、 前記電子部品及び電子式距離積算表示計が実装され、か
つ前記導光板が取付けられた前記配線板が、前記メータ
ケースに着脱可能に設けた単一のケースに収納されてい
ることを特徴とする距離積算計ユニット。 - 【請求項2】 請求項1記載の距離積算計ユニットであ
って、 前記導光板が、前記単一のケースと共に前記導光路を形
成する略コ字形断面の導光溝を有して形成されているこ
とを特徴とする距離積算計ユニット。 - 【請求項3】 請求項2記載の距離積算計ユニットであ
って、 前記導光溝が、前記照明用バルブの光を前記電子式距離
積算表示計方向へ反射させる反射面を有して形成されて
いることを特徴とする距離積算計ユニット。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれか1項記載の距
離積算計ユニットであって、 前記導光板が、アルミニウム等の熱伝導性金属材料で形
成されていることを特徴とする距離積算計ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014217A JPH08201102A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 距離積算計ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014217A JPH08201102A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 距離積算計ユニット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08201102A true JPH08201102A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11854924
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7014217A Abandoned JPH08201102A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 距離積算計ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08201102A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004033999A1 (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-22 | Yazaki Corporation | 文字板モジュールおよびその製造方法並びにled表示素子、ディスプレイモジュール、ムーブメントモジュール、コネクタモジュールおよびこれらを用いたメータ |
JP2011153977A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Nippon Seiki Co Ltd | 計器装置 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7014217A patent/JPH08201102A/ja not_active Abandoned
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004033999A1 (ja) * | 2002-09-20 | 2004-04-22 | Yazaki Corporation | 文字板モジュールおよびその製造方法並びにled表示素子、ディスプレイモジュール、ムーブメントモジュール、コネクタモジュールおよびこれらを用いたメータ |
KR100905735B1 (ko) * | 2002-09-20 | 2009-07-01 | 야자키 소교 가부시키가이샤 | 무브먼트 모듈 |
US7699624B2 (en) | 2002-09-20 | 2010-04-20 | Yazaki Corporation | Dial module and process for manufacturing the same, LED display element, display module, movement module, connector module and meter employing the same |
US7952274B2 (en) | 2002-09-20 | 2011-05-31 | Yazaki Corporation | Dial module and process for manufacturing the same, LED display element, display module, movement module, connector module and meter employing the same |
JP2011153977A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Nippon Seiki Co Ltd | 計器装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040217 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20040420 |