JPH08200610A - バーナ装置 - Google Patents

バーナ装置

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Publication number
JPH08200610A
JPH08200610A JP882595A JP882595A JPH08200610A JP H08200610 A JPH08200610 A JP H08200610A JP 882595 A JP882595 A JP 882595A JP 882595 A JP882595 A JP 882595A JP H08200610 A JPH08200610 A JP H08200610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
burner
nozzle
burner nozzle
shaft
inclined groove
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP882595A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Otani
浩 大谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP882595A priority Critical patent/JPH08200610A/ja
Publication of JPH08200610A publication Critical patent/JPH08200610A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボイラ火炉,焼却炉等のガスバーナ装置、特
にバーナノズルをバーナ風箱に取付ける技術の改良。 【構成】 バーナノズル(2)にバーナノズル中心線に
対し傾斜し端部が開口した傾斜溝(2a)を設ける一
方、バーナ風箱(1)のバーナノズル取付部に上記傾斜
溝(2a)のバーナノズル中心線に直角する方向に測っ
た移動寸法(S)以上を両端部中心間寸法とする長孔
(3a)を設ける。そして上記傾斜溝(2a)と長孔
(3a)に軸(3b)を挿入し、この軸(3b)を固定
することによりバーナノズル(2)をバーナ風箱(1)
に取付け、軸(3b)をフリーにすることによりバーナ
風箱(1)からバーナノズル(2)を取外すことを可能
とした。また軸(3b)の固定および固定解除を、止め
ねじ等を用いることにより、火炉内側のバーナノズル先
端側よりできるようにしたので、バーナノズル着脱作業
を火炉内側で行なうことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はボイラ火炉,焼却炉等の
バーナ装置、特にバーナノズルをバーナ風箱に取付ける
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のバーナ装置の一例を示す縦
断側面図、図5は図4のV−V矢視水平断面図である。
これらの図において、(1)はバーナ風箱,(2)はバ
ーナノズルを示し、バーナノズル(2)はピン(5)を
介してバーナ風箱(1)に取付られる。(6),(7)
は開口部、(8),(9)は塞ぎ板を示し、バーナノズ
ル(2)の交換は、開口部(6),(7)より身体,
手,工具等を入れ、ピン(5)を取付け又は取外すこと
によって行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】バーナノズルは火炉内
の輻射熱でメタル温度が上昇するし、また燃焼ガスに曝
されるので焼損する。したがって定期的に交換する必要
がある。しかしバーナノズルが小型であったり、あるい
はバーナノズル内側の構造上、火炉側のバーナノズル先
端側からバーナノズル内に工具や手を挿入することがで
きない場合、身体や工具等をバーナ風箱内に出し入れで
きるようにするために、前記図4,図5に示すような開
口部をバーナ風箱に設ける必要があった。そしてこの開
口部は運転時には塞ぎ板で塞ぐ必要があった。その結
果、バーナ風箱の構造が複雑となり、またバーナノズル
の交換に多くの時間と費用を要していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記従来の
課題を解決するために、バーナノズル中心軸線に対して
傾斜し、かつ端部が開口した傾斜溝をバーナノズルに設
けるとともに、上記傾斜溝の端部開口中心から終端中心
までを上記バーナノズル中心軸線に直交する方向に測っ
た寸法以上を両端部中心間寸法とする長孔をバーナ風箱
のバーナノズル取付部に設け、上記傾斜溝と上記長孔と
に挿入された軸を固定して成ることを特徴とするバーナ
装置;ならびにバーナノズル中心軸線に対して傾斜し、
かつ端部が開口した傾斜溝をバーナ風箱のバーナノズル
取付部に設けるとともに、上記傾斜溝の端部開口中心か
ら終端中心までを上記バーナノズル中心軸線に直交する
方向に測った寸法以上を両端部中心間寸法とする長孔を
バーナノズルに設け、上記傾斜溝と上記長孔とに挿入さ
れた軸を固定して成ることを特徴とするバーナ装置を提
案するものである。
【0005】
【作用】本発明は前記の構成を有し、バーナノズルまた
はバーナ風箱のうちいずれか一方に、バーナノズル中心
軸線に対して傾斜し、かつ端部が開口した傾斜溝を設け
るとともに、他方に上記傾斜溝の端部開口中心から終端
中心までを上記バーナノズル中心軸線に直交する方向に
測った寸法以上を両端部中心間寸法とする長孔を設け、
上記傾斜溝と上記長孔とに挿入された軸を固定して成る
ので、上記軸の固定を弛めれば軸は傾斜溝と長孔に沿っ
て自由に移動し、バーナノズルを火炉内に引出すことが
できる。したがって、バーナノズルの取付け、取外しを
火炉側から行なうことができる。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す縦断側面図、
図2は図1のII−II矢視水平断面図、図3は図2のIII
部を拡大して示す図である。
【0007】これらの図において、(1)はバーナ風
箱,(2)はバーナノズルである。バーナノズル(2)
の基端部にはノズル中心軸線に対してβ°の角度で傾斜
し、端部が開口した傾斜溝(2a)が2か所に設けられ
ている。角度β°は20〜70°の範囲とし、好ましく
は40〜60°とする。一方バーナ風箱1の構成部品で
ある仕切板(3)には、上記傾斜溝(2a)の端部開口
中心から終端中心までをバーナノズル中心軸線に直交す
る方向に測った寸法(以下軸の直角方向移動寸法と記
す)S以上を両端部中心間寸法とする長孔(3a)を2
か所に設ける。そして傾斜溝(2a)及び長孔(3a)
に軸(3b)を挿入し、その軸(3b)を傾斜溝(2
a)の端部開口中心から直角方向移動寸法Sだけ離れた
位置に固定することにより、バーナノズル(2)をバー
ナ風箱(1)に固定するのである。軸(3b)の固着
は、仕切板(3)に止めねじ(3c)をねじ込んで軸
(3b)を押え付けることにより行なうが、この止めね
じ(3c)のねじ込みおよび弛め作業は、火炉側のバー
ナノズル(2)の先端側から行なうことができる。
【0008】バーナノズル(2)をバーナ風箱(1)か
ら取外す場合は、止めねじ(3c)を弛めて軸(3b)
を自在にし、バーナノズル(2)を火炉側に引くと、軸
(3b)は傾斜溝(2a)および長孔(3a)に沿って
移動し、最終的には傾斜溝(2a)より外れるので、バ
ーナノズル(2)を取外すことができる。バーナノズル
(2)をバーナ風箱(1)へ取付ける場合は、上記手順
と逆の手順で行なう。
【0009】他の実施例および応用例として、 軸(3b)の固定方法は必ずしも止めねじ(3c)
を用いる必要はなく、軸(3b)にねじを切ってナット
で締付けるか、または溶接等にて固定してもよい。 傾斜溝(2a),長孔(3a)および軸(3b)の
数は、必ずしも2組とする必要はなく1組でも、あるい
は3組以上でもよい。 設置場所もバーナノズル(2)の上側に限る必要は
なく側面や下面に設置してもよい。 上,下面に設置する場合は、軸(3b)を上面側と
下面側で連通させ、1本で兼用させてもよい。 傾斜溝(2a)と長孔(3a)の設置場所を逆と
し、バーナ風箱(1)に傾斜溝(2a)を設け、バーナ
ノズル(2)に長孔(3a)を設けてもよい。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、バーナノズルの取付
け、取外しを火炉側のバーナノズル先端側から行なうこ
とが可能となり、バーナ風箱にバーナノズル交換用の開
口部やその塞ぎ板を設ける必要がない。したがって、バ
ーナ風箱の構造が簡素化され、バーナ風箱のコストが低
下する。またバーナノズル交換時に塞ぎ板を取外す必要
がなくなるとともに、広い空間で作業を行なうことがで
きて作業性が良くなるので、バーナノズルの交換作業を
短時間で完了させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施例を示す縦断側面図であ
る。
【図2】図2は図1のII−II矢視水平断面図である。
【図3】図3は図2の III部を拡大して示す図である。
【図4】図4は従来のバーナ装置の一例を示す縦断側面
図である。
【図5】図5は図4のV−V矢視水平断面図である。
【符号の説明】
(1) バーナ風箱 (2) バーナノズル (2a) 傾斜溝 (3) 仕切板 (3a) 長孔 (3b) 軸 (3c) 止めねじ (4) 火炉水管 (5) ピン (6),(7) 開口部 (8),(9) 塞ぎ板

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナノズル中心軸線に対して傾斜し、
    かつ端部が開口した傾斜溝をバーナノズルに設けるとと
    もに、上記傾斜溝の端部開口中心から終端中心までを上
    記バーナノズル中心軸線に直交する方向に測った寸法以
    上を両端部中心間寸法とする長孔をバーナ風箱のバーナ
    ノズル取付部に設け、上記傾斜溝と上記長孔とに挿入さ
    れた軸を固定して成ることを特徴とするバーナ装置。
  2. 【請求項2】 バーナノズル中心軸線に対して傾斜し、
    かつ端部が開口した傾斜溝をバーナ風箱のバーナノズル
    取付部に設けるとともに、上記傾斜溝の端部開口中心か
    ら終端中心までを上記バーナノズル中心軸線に直交する
    方向に測った寸法以上を両端部中心間寸法とする長孔を
    バーナノズルに設け、上記傾斜溝と上記長孔とに挿入さ
    れた軸を固定して成ることを特徴とするバーナ装置。
JP882595A 1995-01-24 1995-01-24 バーナ装置 Withdrawn JPH08200610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP882595A JPH08200610A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 バーナ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP882595A JPH08200610A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 バーナ装置

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JPH08200610A true JPH08200610A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11703581

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JP882595A Withdrawn JPH08200610A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 バーナ装置

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