JPH08200221A - 真空集中排気システム - Google Patents

真空集中排気システム

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JPH08200221A
JPH08200221A JP2329395A JP2329395A JPH08200221A JP H08200221 A JPH08200221 A JP H08200221A JP 2329395 A JP2329395 A JP 2329395A JP 2329395 A JP2329395 A JP 2329395A JP H08200221 A JPH08200221 A JP H08200221A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vacuum
exhaust
manufacturing process
gas
discharge
Prior art date
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Pending
Application number
JP2329395A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Sawada
田 等 沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クリーンルーム内での各製造工程装置で用い
るガス等を真空排気設備により真空排気するシステムに
おいて、複数の製造工程装置にまたがってガス種ごとに
集中して真空排気することを可能とする。 【構成】 内部に単一又は複数のワーク加工室A〜Gを
備えた複数の製造工程装置1〜3を有し、上記各ワーク
加工室A〜Gに連結された排気管4,4,…を各ワーク
加工室で用いるガス種に応じて設けた一又は複数の集中
排気管5a,5bにガス種ごとに接続し、この集中排気
管5a,5bにはそれぞれ1台の真空排気設備6a,6
bを接続すると共に、上記排気管4を集中排気管5a,
5bに接続する部分には制御バルブ7a〜7n,8a〜
8nを設け、かつこの制御バルブをコントロールする制
御部9を設け、上記複数の製造工程装置1〜3にまたが
ってガス種ごとに集中して真空排気するようにしたもの
である。これにより、真空排気設備6a,6bの台数を
減らすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体装置又は
ガラス基板などの製造工程においてクリーンルーム内で
の各製造工程装置で用いるガス等を真空排気設備により
真空排気するシステムに関し、特に、複数の製造工程装
置にまたがってガス種ごとに集中して真空排気し、真空
排気設備の台数を減らすことができる真空集中排気シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の真空排気システムは、図
2に示すように、内部に単一又は複数のワーク加工室
(例えば反応室又は搬送室など)A,B,C,D;E,
F;Gを備えた複数の製造工程装置1,2,3を有し、
上記各ワーク加工室A〜Gにそれぞれ連結された各排気
管4,4,…の端部に真空ポンプ等の真空排気設備a,
b,c,d,e,f,gをそれぞれ接続していた。すな
わち、各製造工程装置1〜3において真空排気すべきワ
ーク加工室A〜Gごとに総て1対1で真空排気設備a〜
gを設けて、上記各ワーク加工室A〜Gごとに個別に真
空排気していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の真空排気システムにおいては、真空排気すべき各ワ
ーク加工室A〜Gごとに総て1対1で真空排気設備a〜
gを設けていたので、例えば半導体装置の製造工程の全
体における真空排気システムとして、設置する真空排気
設備の台数が大幅に増えるものであった。従って、多数
の真空排気設備a〜gの設置のためにクリーンルーム内
のスペースが多くとられ、スペース効率が低下するもの
であった。また、真空排気設備が多数となると共にクリ
ーンルームが大形化することから、コスト高となるもの
であった。さらに、各真空排気設備a〜gに至る配管系
も増えて、システムが複雑となるものであった。さらに
また、各ワーク加工室A〜Gの真空排気は、各真空排気
設備a〜gの制御を個々的に行って個別に実施していた
ので、操作制御が複雑であると共に、安全性も低下する
おそれがあった。
【0004】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、複数の製造工程装置にまたがってガス種ごとに集
中して真空排気し、真空排気設備の台数を減らすことが
できる真空集中排気システムを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による真空集中排気システムは、内部に単一
又は複数のワーク加工室を備えた複数の製造工程装置を
有し、上記各ワーク加工室に連結された排気管を各ワー
ク加工室で用いるガス種に応じて設けた一又は複数の集
中排気管にガス種ごとに接続し、この集中排気管にはそ
れぞれ1台の真空排気設備を接続すると共に、上記各排
気管を集中排気管に接続する部分には制御バルブを設
け、かつこの制御バルブをコントロールする制御部を設
け、上記複数の製造工程装置にまたがってガス種ごとに
集中して真空排気するようにしたものである。
【0006】
【作用】このように構成された真空集中排気システム
は、複数の製造工程装置内に設けられた単一又は複数の
ワーク加工室に連結された排気管を、上記各ワーク加工
室で用いるガス種に応じて設けた一又は複数の集中排気
管にガス種ごとに接続すると共に、上記集中排気管には
それぞれ1台の真空排気設備を接続したことにより、こ
の真空排気設備を運転することによって上記複数の製造
工程装置にまたがってガス種ごとに集中して真空排気す
るように動作する。これにより、上記真空排気設備の台
数を減らすことができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図1は本発明による真空集中排気シス
テムの実施例を示す概要図である。この真空集中排気シ
ステムは、例えば半導体装置又はガラス基板などの製造
工程においてクリーンルーム内での各製造工程装置で用
いるガス等を真空排気設備により真空排気するもので、
図1に示すように、複数の製造工程装置1,2,3と、
排気管4,4…と、集中排気管5a,5bと、真空排気
設備6a,6bと、スロットルバルブ7a〜7nと、シ
ャットオフバルブ8a〜8nと、制御部9とを有して成
る。
【0008】上記複数の製造工程装置1〜3は、例えば
半導体装置の製造工程におけるCVD装置、ドライエッ
チング装置、スパッタリング(PVD)装置、イオン打
込み装置などの真空処理装置であり、その内部には各製
造工程装置1〜3の機能に応じて所要の単一又は複数の
ワーク加工室(例えば反応室又は搬送室など)A,B,
C,D;E,F;Gが設けられている。上記各ワーク加
工室A〜Gには、それぞれ排気管4,4,…が連結され
ている。これらの排気管4,4,…は、各ワーク加工室
A〜G中でウェハ等のワークに対して反応性のガスを供
給して各種の処理を施した後の残留ガスを排出するもの
で、上記ワーク加工室A〜Gごとに1本ずつ設けられて
いる。
【0009】上記排気管4,4,…の端部には、一又は
複数の集中排気管5a,5bが接続されている。この集
中排気管5a,5bは、上記排気管4,4,…を介して
排気される各ワーク加工室A〜Gからのガスをそのガス
種に応じて集中排気するもので、上記各ワーク加工室A
〜Gで用いる反応性ガスの種類に応じて1本又は複数本
設けられている。図1においては、ワーク加工室A,
B,C,E,Gが同一系統の反応室でありそれぞれ同一
種類の反応性ガスを用いている場合であり、これらのワ
ーク加工室A,B,C,E,Gに連結された排気管4,
4,…を第一の集中排気管5aに接続している。また、
その他のワーク加工室D,Fが例えば搬送室でありそれ
ぞれ同一種類のガスを用いている場合であり、これらの
ワーク加工室D,Fに連結された排気管4,4を第二の
集中排気管5bに接続している。
【0010】上記第一及び第二の集中排気管5a,5b
には、それぞれ1台の真空排気設備6a,6bが接続さ
れている。この真空排気設備6a,6bは、上記集中排
気管5a,5b及び各排気管4,4,…を介して前記各
ワーク加工室A〜G内の残留ガスを排出するもので、例
えば真空ポンプから成り、対応する集中排気管5a又は
5bにそれぞれ接続された排気管4,4,…及びワーク
加工室A〜G内の残留ガスを吸引して排出するだけの真
空排気能力を有するものとされている。
【0011】そして、上記各排気管4,4,…を第一及
び第二の集中排気管5a,5bに接続する部分には、ス
ロットルバルブ7a〜7nと、シャットオフバルブ8a
〜8nが設けられている。上記シャットオフバルブ8a
〜8nは、各排気管4,4,…から第一又は第二の集中
排気管5a,5bに至る流路を開放又は遮断するもの
で、前記各ワーク加工室A〜Gからのガスの排出をオ
ン、オフするようになっている。また、上記スロットル
バルブ7a〜7nは、各排気管4,4,…から第一又は
第二の集中排気管5a,5bに至る流路内の流量を調節
するもので、前記各ワーク加工室A〜Gからのガスの排
出量を調節するようになっている。これらのスロットル
バルブ7a〜7nとシャットオフバルブ8a〜8nと
で、排気管系の制御バルブを構成している。
【0012】さらに、上記各スロットルバルブ7a〜7
nと各シャットオフバルブ8a〜8nとには、制御部9
が接続されている。この制御部9は、上記各スロットル
バルブ7a〜7nと各シャットオフバルブ8a〜8nの
動作をコントロールするもので、各スロットルバルブ7
a〜7n及びシャットオフバルブ8a〜8nにそれぞれ
信号線10,11が接続されており、一方の信号線10
を介して総てのスロットルバルブ7a〜7nに制御信号
をパラレルに送出し、他方の信号線11を介して総ての
シャットオフバルブ8a〜8nに制御信号をパラレルに
送出するようになっている。この結果、前記各ワーク加
工室A〜G内の残留ガスの排出を、上記制御部9で自在
にコントロールできる。
【0013】このように構成された真空集中排気システ
ムを使用するには、まず、真空排気設備6a,6bを運
転して真空排気状態とし、次に、制御部9から各信号線
10,11を介して排気すべき所要のシャットオフバル
ブ8a〜8n及びスロットルバルブ7a〜7nを選択し
て制御信号を送出し、上記シャットオフバルブ8a〜8
nを開放すると共にスロットルバルブ7a〜7nの流量
を調節する。すると、各製造工程装置1〜3内の各ワー
ク加工室A〜Gの残留ガスは、第一の集中排気管5aに
接続された系統と、第二の集中排気管5bに接続された
系統とで集中されて排気される。すなわち、上記複数の
製造工程装置にまたがってガス種ごとに集中して真空排
気することができる。
【0014】なお、図1に示す実施例においては、製造
工程装置1〜3の数を3個とし、各ワーク加工室A〜G
で用いる反応性ガスの種類を2種類として集中排気管5
a,5b及び真空排気設備6a,6bの数を2個として
示したが、本発明はこれに限らず、製造工程装置は製造
する製品に応じて4個以上としてもよいし、集中排気管
及び真空排気設備も用いる反応性ガスの種類に応じて3
個以上としてもよい。
【0015】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されたので、
複数の製造工程装置内に設けられた単一又は複数のワー
ク加工室に連結された排気管を、上記各ワーク加工室で
用いるガス種に応じて設けた一又は複数の集中排気管に
ガス種ごとに接続すると共に、上記集中排気管にはそれ
ぞれ1台の真空排気設備を接続したことにより、この真
空排気設備を運転することによって上記複数の製造工程
装置にまたがってガス種ごとに集中して真空排気するこ
とができる。これにより、上記真空排気設備の台数を減
らすことができる。従って、上記真空排気設備の設置の
ためにクリーンルーム内のスペースが多くとられること
はなく、スペース効率を向上することができる。また、
従来よりも真空排気設備の台数が少なくなると共にクリ
ーンルームを小形化することができるので、低コスト化
を図ることができる。さらに、各真空排気設備に至る配
管系も減るので、システムを簡単化することができる。
さらにまた、各ワーク加工室の真空排気は、制御バルブ
を制御部でコントロールすることにより、操作制御を簡
単に行うことができると共に、安全性を向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による真空集中排気システムの実施例を
示す概要図である。
【図2】従来の真空排気システムを示す概要図である。
【符号の説明】 1,2,3…製造工程装置 4…排気管 5a,5b…集中排気管 6a,6b…真空排気設備 7a〜7n…スロットルバルブ 8a〜8n…シャットオフバルブ 9…制御部 10,11…信号線 A〜G…ワーク加工室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に単一又は複数のワーク加工室を備
    えた複数の製造工程装置を有し、上記各ワーク加工室に
    連結された排気管を各ワーク加工室で用いるガス種に応
    じて設けた一又は複数の集中排気管にガス種ごとに接続
    し、この集中排気管にはそれぞれ1台の真空排気設備を
    接続すると共に、上記各排気管を集中排気管に接続する
    部分には制御バルブを設け、かつこの制御バルブをコン
    トロールする制御部を設け、上記複数の製造工程装置に
    またがってガス種ごとに集中して真空排気するようにし
    たことを特徴とする真空集中排気システム。
JP2329395A 1995-01-19 1995-01-19 真空集中排気システム Pending JPH08200221A (ja)

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JP2329395A JPH08200221A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 真空集中排気システム

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JP2329395A JPH08200221A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 真空集中排気システム

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JPH08200221A true JPH08200221A (ja) 1996-08-06

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ID=12106571

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JP2329395A Pending JPH08200221A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 真空集中排気システム

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