JPH08200145A - エンジンのシリンダ - Google Patents

エンジンのシリンダ

Info

Publication number
JPH08200145A
JPH08200145A JP633395A JP633395A JPH08200145A JP H08200145 A JPH08200145 A JP H08200145A JP 633395 A JP633395 A JP 633395A JP 633395 A JP633395 A JP 633395A JP H08200145 A JPH08200145 A JP H08200145A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inner peripheral
piston
dead center
bore
peripheral surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP633395A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Niikura
孝昭 新倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hino Motors Ltd
Original Assignee
Hino Motors Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hino Motors Ltd filed Critical Hino Motors Ltd
Priority to JP633395A priority Critical patent/JPH08200145A/ja
Publication of JPH08200145A publication Critical patent/JPH08200145A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】ピストンリングが摺動するボアの内周面に供給
される潤滑油の消費量を低減でき、かつピストンリング
及びボアの内周面間に焼付きが発生することはない。 【構成】ピストンの外周面に嵌着されたピストンリング
が摺動するボア13の内周面21〜23の表面粗さがピ
ストンの上死点側から下死点側に向って粗くなるように
形成されるシリンダのボア13の内周面21〜23がピ
ストンの下死点側から上死点側に向って第1〜第3内周
面21〜23に区分され、第1〜第3内周面21〜23
の表面粗さが2〜3μmRz、第1〜2μmRz及び1
μmRz以下にそれぞれ仕上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのピストンリン
グとこのリングが摺動するシリンダのボアの内周面との
間に供給される潤滑油を低減するシリンダに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、ピストンリング及びシリンダのボ
アの内周面間に供給される潤滑油消費量を低減するため
に、シリンダライナのボアの内周面の表面粗さを十点平
均粗さで1μmRz以下にすることが考えられる。ボア
の内周面全体を滑らかにすると、この内周面に形成され
る潤滑油膜を薄くできるので、潤滑油消費量を低減する
ことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のシ
リンダのボアの内周面を滑らかにする方法では、ボアの
内周面に保持される潤滑油が殆どなくなり、耐焼付性が
低下する不具合があった。そのため、ボアの内周面の表
面粗さは1〜4μmRzの範囲内でボアの内周面全面に
わたって略均一であったが、これでは潤滑油消費量の低
減を十分に図ることができない問題点があった。
【0004】本発明の目的は、ピストンリングが摺動す
るボアの内周面に供給される潤滑油の消費量を低減で
き、かつピストンリング及びボアの内周面間に焼付きが
発生することのないエンジンのシリンダを提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の構成を、実施例に対応する図1を用いて説明
する。本発明のエンジンのシリンダ10は、ピストンの
外周面に嵌着されたピストンリングが摺動するボア13
の内周面21〜23の表面粗さがピストンの上死点側か
ら下死点側に向って粗くなるように形成されたものであ
る。
【0006】
【作用】ピストンが下死点から上死点に向って移動し始
めるときには、ピストンリングの接触するシリンダ10
のボア13の内周面21が比較的粗くこの内周面21に
は比較的多くの潤滑油が保持されているので、ピストン
リングに潤滑油が供給される。ピストンが更に上死点に
向って移動すると、ボア13の内周面22,23が次第
に滑らかになってこれらの内周面22,23に保持され
ている潤滑油は少なくなるが、上記下死点又は下死点近
傍でピストンリングに供給された潤滑油により潤滑され
てピストンリングはスムーズに摺動し、ピストンは上死
点に達した後、下死点に向って移動し始める。ピストン
が下死点に向って移動するに従ってピストンリングが接
触するボア13の内周面22,21の表面粗さは次第に
粗くなり、従ってボア13の内周面22,21に保持さ
れる潤滑油量も次第に増加する。この結果、ピストンリ
ングはその潤滑油により潤滑されてボア13の内周面2
2,21をスムーズに摺動して、ピストンが下死点に達
する。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図面に基づいて詳し
く説明する。図1及び図2に示すように、エンジンのシ
リンダブロック11には複数の孔11aが形成され、こ
れらの孔11aには筒状のシリンダライナ12がそれぞ
れ圧入される。これらの孔11a及びシリンダライナ1
2はそれぞれ同一の構成であるため、図1には単一の孔
11a及びシリンダライナ12を示す。シリンダブロッ
ク11は安価で鋳造性の良好なねずみ鋳鉄やアルミニウ
ム合金鋳物等により形成され、シリンダライナ12は一
例としてホウ素を含有するボロン鋳鉄により形成され
る。シリンダライナ12のボア13の内周面21〜23
には図示しないがピストンに嵌着されたピストンリング
が摺動するようになっている。シリンダライナ12のボ
ア13の内周面21〜23はシリンダブロック11の孔
11aに圧入される前に所定の表面粗さになるように研
削される。14は冷却水16が循環するウォータジャケ
ットであり、17はシール部材である。
【0008】本実施例の特徴ある構成は、シリンダライ
ナ12のボア13の内周面21〜23の表面粗さがピス
トンの上死点側から下死点側に向って粗くなるように形
成されたところにある。シリンダライナ12のボア13
の内周面21〜23の上側がピストンの上死点側であ
り、ボア13の内周面21〜23の下側がピストンの下
死点側である。ボア13の内周面21〜23をその長手
方向に3等分してボア13の内周面21〜23を下側か
ら第1、第2及び第3内周面21〜23とする。第1〜
第3内周面21〜23の表面粗さはホーニング加工によ
り十点平均粗さX=2〜3μmRz(基準長さ0.8m
m)、Y=1〜2μmRz(基準長さ0.8mm)及び
Z=0.5〜1μmRz(基準長さ0.25mm)に仕
上げられる。十点平均粗さとは、表面粗さを測定する断
面曲線から抜取り部分(基準長さ)の平均線に平行な直
線のうち高い方から3番目の山頂を通るものと、深い方
から3番目の谷底を通るものを選び、この2本の直線の
間隔を断面曲線の縦倍率の方向に測定したものをいう。
【0009】ホーニング加工とは、図2に詳しく示すよ
うに、ホーン24という工具の外周面に複数の棒状の砥
石26が取付けられ、これらの砥石26をボア13の内
周面21〜23に所定の圧力で押付け、かつホーン24
を往復回転運動させることによりボア13の内周面21
〜23を所定の表面粗さに仕上げる方法をいう。ホーン
24は複数の棒状の砥石26をそれぞれ保持し同一円周
上に設けられた複数の保持具27と、これらの保持具2
7の中心軸に沿って設けられ保持具27の上部及び下部
に対向する位置にそれぞれ同一形状の円錘部28a,2
8bが設けられたロッド28と、一端が保持具27のう
ち上記2つの円錘部28a,28bに対向する位置にそ
れぞれ固着され他端が上記2つの円錘部28a,28b
にそれぞれ摺動可能に当接する圧接部材29と、圧接部
材29を摺動可能に保持しロッド28が遊挿された筒状
体31とを備える。ロッド28には油圧、ばね圧又は空
気圧等により一点鎖線矢印の方向に押下げることによ
り、円錐部28a,28b、圧接部材29及び保持具2
7を介して砥石26をボア13の内周面21〜23に対
して圧接できるようになっている。上記ロッド28を押
下げる力の大きさは調節可能になっており、この力を調
節することにより砥石26のボア13の内周面21〜2
3に対する面圧を所定値に調節できるようになってい
る。
【0010】このように構成されたエンジンのシリンダ
10では、ピストン(図示せず)が下死点から上死点に
向って移動し始めるとき、即ちピストンリング(図示せ
ず)が第1内周面21を上方に向って摺動し始めるとき
には、ピストンリングの接触する第1内周面21の表面
粗さが2〜3μmRzと比較的粗くこの内周面21には
比較的多くの潤滑油が保持されているので、ピストンリ
ングに潤滑油が供給される。
【0011】ピストンが上昇してピストンリングが第2
内周面22に達すると、第2内周面22が1〜2μmR
zと比較的滑らかであるため、この内周面22に保持さ
れている潤滑油量は僅かであり、ピストンが更に上昇し
てピストンリングが第3内周面23に達すると、第3内
周面23が0.5〜1μmRzと極めて滑らかであるた
め、この内周面23に保持されている潤滑油は殆どな
い。しかしピストンリングは第1内周面21にてこのリ
ングに供給された潤滑油により潤滑されて第2及び第3
内周面22,23をスムーズに摺動する。
【0012】ピストンが上死点に達した後、下死点に向
って下降し、ピストンリングが第2内周面22に達する
と、この内周面22に保持されている僅かな潤滑油と第
1内周面21にてピストンリングに供給された潤滑油の
うちの残りによりピストンリング及び第2内周面22間
が潤滑され、ピストンリングがスムーズに第2内周面2
2を摺動する。ピストンが更に下降してピストンリング
が第1内周面21に達すると、この内周面21に保持さ
れている比較的多くの潤滑油によりピストンリング及び
第1内周面21間が潤滑され、ピストンリングはスムー
ズに第1内周面21を摺動し、ピストンは下死点に達す
る。
【0013】なお、上記実施例において第1内周面の表
面粗さを2〜3μmRzとしたのは、第1内周面の表面
粗さを3μmRzより大きくするとピストンリングが摩
耗する不具合があり、第1内周面の表面粗さを2μmR
z未満にするとオイル切れによりピストンリングにスカ
ッフィングが生じる不具合があるからである。また、上
記実施例では第3内周面の表面粗さを0.5〜1μmR
zとしたが、セラミックス等のような耐熱性の優れてい
る材料により形成すれば、第3内周面の表面粗さを0.
5μmRz未満にしてもよい。
【0014】また、上記実施例ではシリンダライナのボ
アの内周面をその長手方向に3等分して3段階に表面粗
さを変えたが、ボアの内周面をその長手方向に2等分又
は4等分以上して2段階又は4段階以上に表面粗さを変
えてもよい。またシリンダライナのボアの内周面をその
長手方向に同一長さに区分するのではなく、ピストンリ
ングのボアの内周面に対する摺動抵抗や潤滑油消費量等
を考慮してそれぞれ異なる長さに区分してもよい。
【0015】また、上記実施例ではシリンダライナをボ
ロン鋳鉄により形成したが、普通鋳鉄、高リン鋳鉄又は
その他の金属により形成してもよい。更に、上記実施例
ではシリンダブロックに湿式のシリンダライナが圧入さ
れるタイプのシリンダを挙げたが、シリンダブロックに
乾式のシリンダライナが嵌合されるタイプのシリンダで
もよく、またシリンダブロックに形成された孔の内周面
に直接ピストンリングが摺動するタイプのシリンダでも
よい。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、シ
リンダのボアの内周面の表面粗さをピストンの上死点側
から下死点側に向って粗くなるように形成したので、シ
リンダのボアの内周面のうち表面粗さの比較的粗く比較
的多くの潤滑油を保持するピストンの下死点側ではピス
トンリングにその潤滑油が供給され、シリンダのボアの
内周面のうち表面粗さが比較的滑らかで潤滑油を殆ど保
持しないピストンの上死点側ではピストンリングに供給
された上記潤滑油により潤滑され、ピストンリングはボ
アの内周面全体にわたってスムーズに摺動する。この結
果、ピストンリングが摺動するボアの内周面に供給され
る潤滑油の消費量を低減でき、かつピストンリング及び
ボアの内周面間に焼付きが発生することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例エンジンのシリンダライナを含
むシリンダブロックの要部断面図。
【図2】ボアの内周面をホーニング加工している状態を
示すシリンダライナの断面図。
【符号の説明】
10 シリンダ 13 ボア 21 第1内周面 22 第2内周面 23 第3内周面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ピストンの外周面に嵌着されたピストン
    リングが摺動するボア(13)の内周面(21〜23)の表面粗さ
    が前記ピストンの上死点側から下死点側に向って粗くな
    るように形成されたエンジンのシリンダ。
  2. 【請求項2】 ピストンの上死点側のボア(13)の内周面
    (23)の表面粗さが1μmRz以下であって、前記ピスト
    ンの下死点側の前記ボア(13)の内周面(21)の表面粗さが
    2〜3μmRzである請求項1記載のエンジンのシリン
    ダ。
JP633395A 1995-01-19 1995-01-19 エンジンのシリンダ Pending JPH08200145A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP633395A JPH08200145A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 エンジンのシリンダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP633395A JPH08200145A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 エンジンのシリンダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08200145A true JPH08200145A (ja) 1996-08-06

Family

ID=11635446

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP633395A Pending JPH08200145A (ja) 1995-01-19 1995-01-19 エンジンのシリンダ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08200145A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112008002642T5 (de) 2007-10-05 2010-10-28 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Zylinder
JP2010255846A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Nippon Piston Ring Co Ltd シリンダ
JP2010255847A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Nippon Piston Ring Co Ltd シリンダ
KR101151595B1 (ko) * 2009-06-10 2012-05-31 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 실린더 블록 및 실린더 블록의 제조 방법
WO2013094944A1 (ko) * 2011-12-19 2013-06-27 두산인프라코어 주식회사 미세요철 최적 배치에 의해 내마모성이 개선된 실린더 장치
JP2019078267A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 日本ピストンリング株式会社 内燃機関のシリンダ及び製造方法
JP2020180568A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 日本ピストンリング株式会社 内燃機関のシリンダ
CN114251184A (zh) * 2017-03-22 2022-03-29 阿凯提兹动力公司 用于对置活塞发动机的汽缸孔表面结构

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112008002642T5 (de) 2007-10-05 2010-10-28 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Zylinder
US8381696B2 (en) 2007-10-05 2013-02-26 Nippon Piston Ring., Ltd. Cylinder
DE112008002642B4 (de) * 2007-10-05 2013-12-05 Hino Jidosha Kabushiki Kaisha Zylinder
JP2010255846A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Nippon Piston Ring Co Ltd シリンダ
JP2010255847A (ja) * 2009-03-31 2010-11-11 Nippon Piston Ring Co Ltd シリンダ
KR101151595B1 (ko) * 2009-06-10 2012-05-31 독터. 인제니어. 하.체. 에프. 포르쉐 악티엔게젤샤프트 실린더 블록 및 실린더 블록의 제조 방법
WO2013094944A1 (ko) * 2011-12-19 2013-06-27 두산인프라코어 주식회사 미세요철 최적 배치에 의해 내마모성이 개선된 실린더 장치
CN103998755A (zh) * 2011-12-19 2014-08-20 斗山英维高株式会社 通过微细凹凸的最佳配置而改善了耐磨损性的气缸装置
US9759325B2 (en) 2011-12-19 2017-09-12 Doosan Infracore Co., Ltd. Cylinder device having improved wear resistance through optimal arrangement of fine textures
CN114251184A (zh) * 2017-03-22 2022-03-29 阿凯提兹动力公司 用于对置活塞发动机的汽缸孔表面结构
JP2019078267A (ja) * 2017-10-25 2019-05-23 日本ピストンリング株式会社 内燃機関のシリンダ及び製造方法
JP2020180568A (ja) * 2019-04-24 2020-11-05 日本ピストンリング株式会社 内燃機関のシリンダ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102134742B1 (ko) 주철제 실린더 라이너 및 내연 기관
EP1231393B1 (en) Low friction sliding element for a reciprocating engine
US6817333B2 (en) Piston and cylinder bore having improved scuffing resistance
KR100306922B1 (ko) 실린더라이너및그제조방법
US5701861A (en) Cylinder with hybrid bore surface
EP1589212A1 (en) Cylinder block and method for manufacturing the same
US6192852B1 (en) Crankcase for an internal-combustion engine
CN1966963A (zh) 发动机及其制造方法
KR100271841B1 (ko) 알루미늄실린더용 비도금철제 제2압력링 및 그 제조방법
CN211598839U (zh) 气缸套及气缸孔
GB1584889A (en) Pistons
JPH08200145A (ja) エンジンのシリンダ
JP2007002989A (ja) 摺動部材、当該摺動部材を適用したシリンダ、および当該シリンダを適用した内燃機関
JP6528736B2 (ja) シリンダブロック
JP2019078267A (ja) 内燃機関のシリンダ及び製造方法
CN110462193A (zh) 用于对置活塞发动机的汽缸孔表面结构
CN102213157A (zh) 缸膛及其制造方法
US6220214B1 (en) Cylinder liner formed with cross-hatching grooves
JP2004176556A (ja) 内燃機関のシリンダ
JPH0565849A (ja) 内燃機関のシリンダボア
CN111946481B (zh) 气缸套及缸孔
EP3889414A1 (en) Cylinder liner and manufacturing method for same
US20060130324A1 (en) Method for fine machining cylindrical inner surfaces
CN217682005U (zh) 气缸
JPS6227745Y2 (ja)