JPH08199879A - キー抜き忘れ警報装置 - Google Patents

キー抜き忘れ警報装置

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JPH08199879A
JPH08199879A JP776695A JP776695A JPH08199879A JP H08199879 A JPH08199879 A JP H08199879A JP 776695 A JP776695 A JP 776695A JP 776695 A JP776695 A JP 776695A JP H08199879 A JPH08199879 A JP H08199879A
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JP
Japan
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key
alarm
ignition
door
driver
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JP776695A
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Naoki Kawashima
直樹 川島
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キー抜き忘れ警報装置によるキー抜き忘れ警
報を、乗車時等におけるような警報が不要な時期には発
生させないようにする。 【構成】 イグニッションキーによる所定位置(例え
ば、ACC位置)へのスイッチ操作を検出するキー回動
検出センサ(12)を備え、運席ドアスイッチ(14)により運
転席側のドアが開状態にあることを検出した後、ハンド
ルロックスイッチ(13)によりイグニッションキーがキー
穴に差し込まれ、キー回動検出センサ(12)によりイグニ
ッショキーが所定位置にスイッチ操作されたことを検出
するまでは、警報装置(18)により警報を発生させない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転者がイグニッショ
ンキースイッチのキー穴からイグニッションキーを抜き
忘れたまま車両を離れるような場合に警報を発するキー
抜き忘れ警報装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の盗難を防止するために、運転者が
イグニッションキースイッチのキー穴からイグニッショ
ンキーを抜き忘れたまま車両を離れるような場合に警報
を発するキー抜き忘れ警報装置が知られている。従来の
キー抜き忘れ警報装置は、イグニッションキースイッチ
のスイッチ操作位置、キーの抜き差し状態、及び運転者
側のドアの開閉状態を検出し、イグニッションキースイ
ッチがイグニッションオフ位置にあり、且つイグニッシ
ョンキーがキー穴に差し込まれた状態、且つドアが開状
態にある条件が同時に成立したとき、警報音を吹鳴させ
て運転者にキーの抜き忘れを警報するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のキー抜き忘れ警
報装置では、上述した警報音吹鳴条件が成立すると、警
報音を吹鳴させる必要がない場合にも吹鳴させてしまう
ような事態が生じ得た。例えば、運転者が車両に乗り込
み、ドアを閉じる前にイグニッションキーをキー穴に差
し込んだり、イグニッションキーをキー穴に差し込んだ
後に運転者が車両に乗り込んだりすると、上述した警報
音吹鳴条件が成立してしまうので警報音が発生してしま
う。この場合、運転者は乗車してエンジンを始動させよ
うとしているのであるから、斯かる警報音の吹鳴は不快
に感じるばかりで、運転者にとっては不要である。
【0004】また、イグニッションキースイッチがアク
セサリオン位置にあると、例えばカーラジオやシガレッ
トライターの利用が可能になるが、このようなアクセサ
リの利用の際に以下のような不都合が生じ得る。例え
ば、ドアを開け、イグニッションキースイッチをオン状
態にしてカーラジオをオンにすると、警報音吹鳴条件が
成立しているので、カーラジオをオンにする前から警報
音が発生してしまい、車両から離れた位置でカーラジオ
の音楽等を楽しむことができない。更に、シガレットラ
イターからのバッテリ電源を利用して掃除機を作動さ
せ、ドアを開けた状態で車内を清掃したいような場合に
も、警報音吹鳴条件が成立しているので警報音が発生し
てしまう。即ち、このような場合にも警報音の吹鳴は不
要である。
【0005】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、乗車時等においてキーの抜き忘れ警報
の不要な時期には警報音の吹鳴を禁止するようにして不
快音の発生等を防止したキー抜き忘れ警報装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明においては、イグニッションオン位置、
イグニッションオフ且つアクセサリオン位置、及びイグ
ニッションオフ且つアクセサリオフ且つキー抜取可能位
置を有し、キー穴に差し込んだイグニッションキーによ
りスイッチ操作を行うイグニッションキースイッチと、
前記イグニッションキーがキー穴に差し込まれた状態を
検出するキー検出手段と、運転席側のドアの開閉状態を
検出するドア開閉検出手段と、前記イグニッションキー
がイグニッションオフ位置でキー穴に差し込まれたまま
前記運転席側のドアが開かれたとき警報を発する警報手
段とを備えたキー抜き忘れ警報装置において、前記イグ
ニッションキーによる所定位置へのスイッチ操作を検出
するキー回動検出手段を備え、前記ドア開閉検出手段に
より前記運転席側のドアが開状態にあることを検出した
後、キー検出手段により前記イグニッションキーがキー
穴に差し込まれ、前記キー回動検出手段によりイグニッ
ショキーが所定位置にスイッチ操作されたことを検出す
るまでは、前記警報手段により警報を発生させないこと
を特徴とするキー抜き忘れ警報装置が提供される。
【0007】請求項2の発明では、前記キー回動検出手
段によりイグニッションキーが前記アクセサリオン位置
までスイッチ操作されたことを検出するまでは、前記運
転席側のドアが開かれた状態でも前記警報手段により警
報を発生させないことを特徴にしている。請求項3の発
明では、前記キー回動検出手段により前記イグニッショ
ンキーが前記アクセサリオン位置までスイッチ操作され
たことを検出し、その後前記キー抜取可能位置を検出す
るまでは、前記運転席側のドアが開かれた状態でも前記
警報手段により警報を発生させないことを特徴にしてい
る。
【0008】警報手段としては、警報音を吹鳴して警報
を発するものが一般的であるが、警報時に車両のルーム
ライトを点滅させる等、種々の態様が考えられ、特に限
定されるものではない。
【0009】
【作用】ドア開閉検出手段とキー検出手段とキー回動検
出手段とにより、運転席側のドアが開状態にあることを
検出した後、イグニッションキーがキー穴に差し込ま
れ、イグニッショキーが所定位置にスイッチ操作された
ことを、この順序で検出した場合には、警報手段による
警報を発生させる条件が成立していても警報を発生させ
ない。
【0010】請求項2の発明のように、キー回動検出手
段によりイグニッションキーがアクセサリオン位置まで
スイッチ操作されたことを検出するまでは、運転席側の
ドアが開かれ状態でも警報手段により警報を発生させな
いようにすると、運転者が車両に乗り込む際の不要な警
報の発生を防止することが可能になる。更に、請求項3
の発明のように、キー回動検出手段により前記イグニッ
ションキーがアクセサリオン位置までスイッチ操作され
たことを検出し、その後キー抜取可能位置を検出するま
では、運転席側のドアが開かれた状態でも警報手段によ
り警報を発生させないようにすると、ドアを開いて車外
でカーラジオ等を楽しむことが可能になる。
【0011】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て説明する。図1は、本発明に係るキー抜き忘れ警報装
置の一実施例の構成を示し、この実施例のキー抜き忘れ
警報装置は、車両のイグニッションキースイッチ10に
組み込まれたIGセンサ11、ACCセンサ12、及び
ハンドルロックスイッチ(SW)13、並びに運転席側
のドアの開閉状態を検出する運席ドアスイッチ(SW)
14等のセンサ類と、電子コントロールユニット(以
下、ECUという)16と、このECU16によりイグ
ニッションキー(図示せず)の抜き忘れを判定した場合
に警報音を吹鳴させる警報装置18とで構成される。
【0012】ECU16は、警報音吹鳴条件の成立を判
定するためのプログラムを実行する中央演算装置(CP
U)、このCPUが実行するプログラム等を記憶する各
種記憶装置、警報装置18を駆動するドライバ、上述の
各種センサからの検出信号を入力し、前述のドライバに
警報装置18を駆動させるための駆動制御信号を出力す
るI/Oインターフェイス(いずれも図示せず)等によ
り構成されている。
【0013】イグニッションキースイッチ10は、図示
しないイグニッションキーを抜き差し可能なキー抜取可
能位置、各種アクセサリ(例えば、カーステレオ、シガ
レットライター、デジタル時計の液晶表示装置)にバッ
テリ電源を供給するアクセサリオン位置(ACC位
置)、イグニッションをオンにしてエンジンの作動を可
能にするイグニッションオン位置(IG位置)、及びエ
ンジンスタータを作動させるスタータ位置(START
位置)を備えており、これらの切換位置はイグニッショ
ンキーのスイッチ操作により切り換えられる。そして、
IG位置ではイグニッションオン且つアクセサリオン状
態にあり、ACC位置では、イグニッションオフ且つア
クセサリオン状態にあり、キー抜取可能位置ではイグニ
ッションオフ且つアクセサリオフ状態にある。
【0014】イグニッションキースイッチ10のIG位
置には、前述したIGセンサ11が接続されており、イ
グニッションキーがこの位置に切換られると、IGセン
サ11はECU16に、イグニッションオン且つアクセ
サリオン状態であることを示すIG信号(オン信号)を
供給する。ACC位置には前述したACCセンサ12が
接続されており、イグニッションキーがこの位置に切換
られると、ACCセンサ12はECU16に、イグニッ
ションオフ且つアクセサリオン状態にあることを示すA
CC信号(オン信号)を供給する。キー抜取可能位置に
はキー検出手段を構成する前述のハンドルロックSW1
3が配設されており、イグニッションキーがキー穴(図
示せず)に差し込まれるとオフ信号を、キー穴から抜か
れるとオン信号を発生させてこれをECU16に供給す
る。ハンドルロックSW13はまた、キー穴からイグニ
ッションキーが抜かれると図示しないハンドルを固定し
て回動を規制する盗難防止装置を作動させる。
【0015】尚、後述するように、IGセンサ11、A
CCセンサ12、及びECU16により、イグニッショ
ンキーによる所定位置へのスイッチ操作を検出するキー
回動検出手段を構成する。運席ドアスイッチ(SW)1
4は、ドア開閉検出手段を構成し、運転席側のドア(以
下、単に「ドア」という)が開状態にあるときオン信号
を、閉状態にあるときオフ信号をそれぞれ発生させてこ
れをECU16に供給する。
【0016】次に、図2及び図3に示すキー抜忘れ判別
プログラムのフローチャート、並びに図4の各種センサ
及びスイッチ等の信号状態を示すタイミングチャートを
参照して、ECU16が実行するキー抜忘れ判別プログ
ラムの判別手順を説明する。ECU16は、先ず図2の
ステップS20において、運席ドアSW14がオン(O
N)か否かを判別する。運席ドアSW14がオフ(OF
F)、すなわちドアが閉じられた状態ではIGセンサ1
1等の信号状態の如何に関わらず警報装置18はオフで
あるが(図4のt1 時点以前等)、ステップS21に進
みハンドルロックSW13のオンオフ状態を判別する。
ハンドルロックSW13がオン(キーが抜かれた状態)
の場合にはステップS22においてキーの抜差状態を記
憶する、プログラム制御変数であるフラグFLGに値1
を設定した後、ステップS25に進んで警報装置18を
オフ状態に保持する。一方、ステップS21の判別がオ
フ(キーが差し込まれた状態)では、ステップS23に
おいてフラグFLGに値0を設定してステップS25に
進み、警報装置18をオフ状態に保持する。
【0017】一方、キーを差した状態でドアを開けると
(図4のt1 〜t2 時点間)、フラグFLG値は0で
(ステップS23でこの値0に設定されている)、IG
センサ11及びACCセンサ12は何れもオフ信号を出
力している。この場合、ECU16はステップS20で
運席ドアSW14がオンであることを判別した後、ステ
ップS27でIGセンサ11がオフ、図3のステップS
29でACCセンサ12がオフであることを確認する。
そして、ステップS30に進みハンドルロックSW13
のオンオフ状態を判別し、この判別ではハンドルロック
SW13がオフであるからステップS31に進むことに
なる。ステップS31では、フラグFLGが値1に設定
されているか、すなわちドア開前にキーがキー穴から抜
かれたか否かを判別する。この場合、キーを差した状態
でドアが開かれたので、判別結果は否定(NO)であ
り、ステップS34に進んで警報装置18をオンにして
警報を発生させる。このように、キーを差したままでド
アを開くと、運転者がキーが抜き忘れて車両から離れよ
うとしているものと判定して警報を発生させるのであ
る。
【0018】この状態でドアを一旦閉めると(図4のt
2 〜t3 時点間)、前述したステップS20,S21,
S23,S25が順次実行されて警報は止むが、ドアを
再び開けると(図4のt3 〜t4 時点間)上述したと同
じ判別をして(ステップS20,S27,S29,S3
0,S31,S34)、警報を再び発生させる。そこ
で、ドアを開けた状態でイグニッションキーを回動させ
てACC位置に切り換えると、ACCセンサ12がオン
信号を出力することになるが(図4のt4〜t5 時点
間)、ステップS29でオンと判別した後、ステップS
36でフラグFLGを値0に再設定して前述のステップ
S34を実行し、この場合にも警報は鳴りぱなっしであ
る。
【0019】更に、ドアを開けた状態でイグニッション
キーを回動させてIG位置に切り換えると、IGセンサ
11がオン信号を出力することになり(図4のt5 〜t
6 時点間)、ステップS27でオンと判別した後、ステ
ップS23でフラグFLGを値0に再設定して前述のス
テップS25を実行し、この場合には警報装置18を不
作動にして警報が止まる。
【0020】ドア開状態でエンジンを切って、イグニッ
ションキーをキー抜取可能位置まで回動させると(図4
のt6 〜t7 時点間)、その間は前述したと同じような
判別を行ってステップS34が実行され、警報が発生す
るが、イグニッションキーを抜き取ると、ステップS3
0においてハンドルロックSW13がオン信号を出力し
ていることを判別してフラグFLGに値1が設定される
(ステップS32)。そして、図2のステップS25が
実行されて警報装置18は不作動になる(図4のt7 〜
t8 時点間)。
【0021】一旦フラグFLGに値1が設定されると、
ドア開のままでキー穴にキーを差し込んでも警報装置1
8は不作動のままである(図4のt8 〜t9 時点間)。
すなわち、ステップS20では運席ドアSWがオンであ
ることが判別され、ステップS27でIGセンサ11が
オフ、ステップS29でACCセンサ12がオフ、ステ
ップS30においてハンドルロックSW14がオフと夫
々判別されるが、フラグFLGに値1が設定されている
ために、ステップS31において肯定(Yes)と判別
される結果、ECU16はステップS25を実行するこ
とになり、警報は発生されない。
【0022】この本発明の作用・効果は、運転者が一旦
ドアを閉じて車両から離れ、その後にドアを開けてイグ
ニッションキーをキー穴に差し込んでも得られることは
勿論のことである。すなわち、イグニッションキーをキ
ー穴から抜いてドアを閉めると、前述した通りステップ
S20,S21,S22,S25が実行されてフラグF
LGに値1が設定される。その後、ドアを開いてイグニ
ッションキーをキー穴に差し込むとハンドルロックSW
13はオフになるが、ステップS20,S27,S2
9,S30が実行され、更に、フラグFLGに値1が設
定されているために、ステップS31,S25が実行さ
れて警報は発生されない。
【0023】イグニッションキーをキー穴に差し込んだ
だけでは警報音は吹鳴されないが、この実施例ではドア
開状態でイグニッションキーをACC位置に回動すると
警報音が吹鳴されるようになっている(図4のt9 〜t
10時点間)。すなわち、ドアが開いた状態ではステップ
S20の判別はオンであり、ACC位置ではステップS
27においてはIGセンサ11がオフであると判定さ
れ、ステップS29ではACCセンサ12はオンである
と判定される。その結果、ステップS36においてフラ
グFLGに値0を設定してステップS34が実行され、
警報装置18が作動し、警報音が吹鳴される。
【0024】このようにして、乗車時における不快な警
報音は、イグニッションキーをACC位置に回動するま
では吹鳴させずに済ませることができる。ステップS3
6においてフラグFLGが値0に設定されると、その
後、イグニッションキーがキー引抜可能位置に回動され
ても、ステップS30,S31の実行により警報音が吹
鳴される(図4のt10〜t11時点間)。しかしながら、
イグニッションキーをキー穴から引き抜くと(図4のt
11〜t12時点間)、前述した通りフラグFLGに値1が
設定されてドアが開状態であっても警報音は発生しな
い。また、フラグFLGが値1に設定されているのでド
アが開状態でイグニッションキーをキー穴に差し込んで
も警報音を吹鳴しないのは前述した通りである(図4の
t12〜t13時点間)。しかし、イグニッションキーをキ
ー穴に差し込んだままで一旦ドアを閉じると(図4のt
13〜t14時点間)、前述のステップS20,S21,S
23の実行によりフラグFLGが値0にリセットされて
しまうので、その後にイグニッションキーをキー穴に差
し込んだままでドアを開けると(図4のt14時点以
降)、前述したステップS30,S31,S34が実行
されて警報が吹鳴されるようになり、キー抜き忘れを防
止することができる。
【0025】図5は、本発明に係るキー抜き忘れ警報装
置のキー抜き忘れ判別方法の第2の実施例を示し、運席
ドアの開閉状態及びイグニッション(IG)キーの状態
変化に対応する警報装置の状態変化を示している。IG
キーのステップS40に示す状態は、イグニッションキ
ーを抜いて一旦車両を離れた後、運転者が再びドアを開
き、イグニッションキーをキー穴に差し込んだ状態を示
し、この場合には第1実施例でも説明したと同様に、警
報装置18を作動させずに警報音を吹鳴させない。ま
た、この状態で一旦ドアを閉じると(ステップS4
4)、この場合にも警報音を発生させない。そして、イ
グニッションキーをキー穴に差し込んだ状態で(キー抜
取可能位置又はACC位置)、その後にドアを開くと
(ステップS45)、これも第1実施例の場合と同様
に、警報音を吹鳴させる。
【0026】第2実施例では、ステップS40のドアの
開状態でイグニッションキーをキー抜取可能位置からA
CC位置に回動しても(ステップS41)、更にACC
位置からIG位置(又はSTART位置)に回動しても
(ステップS42)、イグニッションキーを右回転方向
に回動させる限りは警報を発生させない。そして、第2
実施例ではステップS41又はステップS42の状態か
らドアを開けたままでイグニッションキーをキー抜取可
能位置又はACC位置にキーの左回転方向に戻すと、警
報音を吹鳴させるようにしている。イグニッションキー
を左回転方向に回してキー抜取可能位置又はACC位置
に戻すようなスイッチ操作は、運転者が車両を離れる場
合に多く発生する事象であり、このような場合にはキー
を抜き忘れたか否かを確実に判別しなければならない。
【0027】このように、ドア開状態でイグニッション
キーをキー穴に差し入れ、イグニッションキーを所定位
置に回動するまで警報音を発生しないようにすると、ド
アを開けた状態で車両から離れた位置でカーステレオ等
を楽しむことができるし、ドアを開けた状態で、シガレ
ットライタからバッテリ電源を取り出し、掃除機等を使
用して車内の清掃を行うことができる。
【0028】尚、キー抜き忘れを警報する装置として
は、上述の実施例のように警報音を吹鳴させるものでも
よいし、室内灯を点滅するようなものでもよい。また、
上述の実施例では、キー抜取可能位置に配設したハンド
ルロックスイッチ13によりイグニッションキーがキー
穴に抜き差しされたか否かを判別するようにしたが、キ
ー検出手段としては、ハンドルをロックする盗難防止装
置のハンドルロックスイッチ13を利用するものでなく
てもよく、別に設けたセンサによりイグニッションキー
の抜き差しを検出するようにしてもよいことは勿論のこ
とである。
【0029】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明の
キー抜き忘れ警報装置に依れば、イグニッションキーに
よる所定位置へのスイッチ操作を検出するキー回動検出
手段を備え、ドア開閉検出手段により運転席側のドアが
開状態にあることを検出した後、キー検出手段によりイ
グニッションキーがキー穴に差し込まれ、キー回動検出
手段によりイグニッショキーが所定位置にスイッチ操作
されたことを検出するまでは、警報手段により警報を発
生させないようにしたので、乗車時等においてキーの抜
き忘れ警報の不要な時期には警報音を吹鳴させないよう
にすることができ、警報による不快音の発生を防止する
ことができる。
【0030】請求項2の発明では、キー回動検出手段に
よりイグニッションキーがアクセサリオン位置までスイ
ッチ操作されたことを検出するまでは、運転席側のドア
が開かれた状態でも警報手段により警報を発生させない
ようにしたので、イグニッションキーをキー穴に差した
だけでは警報音が発生しないように出来る。請求項3の
発明では、キー回動検出手段によりイグニッションキー
がアクセサリオン位置までスイッチ操作されたことを検
出し、その後キー抜取可能位置を検出するまでは、運転
席側のドアが開かれた状態でも警報手段により警報を発
生させないようにしたので、ドアを開いた状態でカーラ
ジオ等を楽しんだり、シガレットライターを利用してバ
ッテリ電源を取り出して電気掃除機等を作動させ、ドア
を開いたままで車内の掃除等を行うことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のキー抜き忘れ警報装置の一実施例の全
体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示す電子コントロール装置(ECU)が
実行するキー抜き忘れ判別の第1の実施態様の判別手順
を示すフローチャートの一部である。
【図3】図2のフローチャートに続く、キー抜き忘れ判
別の判別手順を示すフローチャートの残部である。
【図4】第1の実施態様の判別手順で警報装置がオンと
なり警報を発生させるタイミングを示すタイミングチャ
ートである。
【図5】図1に示す電子コントロール装置(ECU)が
実行するキー抜き忘れ判別の第2の実施態様の判別手順
を示し、イグニッション(IG)キーの状態変化に対応
して警報装置の状態変化を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 イグニッションキースイッチ 11 IGセンサ 12 ACCセンサ 13 ハンドルロックスイッチ(SW) 14 運席ドアスイッチ(SW) 16 電子コントロールユニット(EUC) 18 警報装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イグニッションオン位置、イグニッショ
    ンオフ且つアクセサリオン位置、及びイグニッションオ
    フ且つアクセサリオフ且つキー抜取可能位置を有し、キ
    ー穴に差し込んだイグニッションキーによりスイッチ操
    作を行うイグニッションキースイッチと、前記イグニッ
    ションキーがキー穴に差し込まれた状態を検出するキー
    検出手段と、運転席側のドアの開閉状態を検出するドア
    開閉検出手段と、前記イグニッションキーがイグニッシ
    ョンオフ位置でキー穴に差し込まれたまま前記運転席側
    のドアが開かれたとき警報を発する警報手段とを備えた
    キー抜き忘れ警報装置において、前記イグニッションキ
    ーによる所定位置へのスイッチ操作を検出するキー回動
    検出手段を備え、前記ドア開閉検出手段により前記運転
    席側のドアが開状態にあることを検出した後、キー検出
    手段により前記イグニッションキーがキー穴に差し込ま
    れ、前記キー回動検出手段によりイグニッショキーが所
    定位置にスイッチ操作されたことを検出するまでは、前
    記警報手段により警報を発生させないことを特徴とする
    キー抜き忘れ警報装置。
  2. 【請求項2】 前記キー回動検出手段によりイグニッシ
    ョンキーが前記アクセサリオン位置までスイッチ操作さ
    れたことを検出するまでは、前記運転席側のドアが開か
    れた状態でも前記警報手段により警報を発生させないこ
    とを特徴とする、請求項1記載のキー抜き忘れ警報装
    置。
  3. 【請求項3】 前記キー回動検出手段により前記イグニ
    ッションキーが前記アクセサリオン位置までスイッチ操
    作されたことを検出し、その後前記キー抜取可能位置を
    検出するまでは、前記運転席側のドアが開かれた状態で
    も前記警報手段により警報を発生させないことを特徴と
    する、請求項1記載のキー抜き忘れ警報装置。
JP776695A 1995-01-20 1995-01-20 キー抜き忘れ警報装置 Withdrawn JPH08199879A (ja)

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JP (1) JPH08199879A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022105038A (ja) * 2018-02-07 2022-07-12 株式会社オートネットワーク技術研究所 給電制御装置、給電制御方法及びコンピュータプログラム

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