JPH08198875A - インドリジノン誘導体 - Google Patents

インドリジノン誘導体

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JPH08198875A
JPH08198875A JP7046083A JP4608395A JPH08198875A JP H08198875 A JPH08198875 A JP H08198875A JP 7046083 A JP7046083 A JP 7046083A JP 4608395 A JP4608395 A JP 4608395A JP H08198875 A JPH08198875 A JP H08198875A
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JP
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Application number
JP7046083A
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English (en)
Inventor
Toru Ezaki
徹 江崎
Hidekazu Hoshino
英一 星野
Yoshinori Aso
良典 麻生
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Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構 成】式(1) 式(1)で示される化合物またはその塩。 【効 果】上記化合物は、CCK−A受容体拮抗作用に
起因する副作用が弱く、ガストリン受容体に選択的な拮
抗作用を有し、消化性潰瘍、胃炎、逆流性食道炎、Zo
llinger−Ellison症候群等の消化器疾患
治療および予防、あるいは胃腸起源の新生物の治療に有
用であり、また、CCK−B受容体に選択的な拮抗作用
を有し、食欲調節系のCCK関連障害の治療、オピエー
ト及び非オピエートを介する鎮痛の増強・持続の延長さ
らには麻酔または痛覚の消失、不安及び恐慌性を含む精
神病症状の予防、あるいは治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は、CCK−A受容体拮抗
作用に起因する副作用が弱く、ガストリン受容体に選択
的な拮抗作用を有し、消化性潰瘍、胃炎、逆流性食道
炎、Zollinger−Ellison症候群等の消
化器疾患治療および予防、あるいは胃腸起源の新生物の
治療効果を示し、また、CCK−B受容体に選択的な拮
抗作用を有し、食欲調節系のCCK関連障害の治療、オ
ピエート及び非オピエートを介する鎮痛の増強・持続の
延長さらには麻酔または痛覚の消失、不安及び恐慌性を
含む精神病症状の予防、あるいは治療に効果を示すイン
ドリジノン誘導体に関する。
【0002】
【従来の技術】ガストリンはCCK,セクレチン等と並
ぶ代表的な消化菅ホルモンであり、胃酸分泌およびペプ
シン分泌を促進するとともに、胃粘膜特にヒスタミン分
泌細胞の増殖促進作用を有する事が知られている。胃酸
分泌はヒスタミン,アセチルコリンおよびガストリンに
より刺激されるが、これらの生体内物質の中でガストリ
ンが最も強い作用を示す。現在、胃酸分泌を抑制する薬
剤としては、ピレンゼピンに代表されるムスカリニック
受容体拮抗剤、シメチジンに代表されるヒスタミンH
受容体拮抗剤、あるいはオメプラゾールに代表されるH
−KATPase阻害剤が知られているが、その強
力な胃酸分泌抑制作用に起因する投薬中の高ガストリン
血症および高ガストリンにより惹起される胃粘膜内ヒス
タミン値の増加が生じ、投薬中止後にリバウンドとよば
れる酸分泌の増加が生ずるとともに、再発率が高いこと
が報告されている
【0003】近年、ガストリンに関する研究が進めら
れ、各種疾患におけるガストリンの関与について解明さ
れてきた。その結果、選択的ガストリン受容体拮抗剤
は、ガストリンにより制御される生理学的機能障害によ
って誘発される疾患、特に消化性潰瘍、胃炎、逆流性食
道炎、Zollinger−Ellison症候群等の
消化器疾患、H受容体拮抗剤、H−KATPas
e阻害剤治療後の再発、あるいは胃腸起源の新生物の治
療および予防に有用であることが示唆されている。
【0004】現在、いくつかのガストリン受容体拮抗剤
が報告されている。即ち、プログルミト゛に代表される
アミノ酸(グルタミン酸)誘導体、あるいはL−36
5,260に代表されるベンゾジアゼピン誘導体(特開
昭63−238069号公報)が知られているが、プロ
グルミドはガストリン受容体への結合能が非常に弱く、
L−365,260はガストリン受容体への結合能は高
いものの生体へ投与した場合の胃酸分泌抑制作用は必ず
しも強いものではない。
【0005】一方、CCKは消化管及び中枢神経系に広
く分布し、末梢において主としてCCK−A受容体を介
して膵酵素分泌、消化管運動、胆嚢収縮の促進及び胃排
出の抑制作用、さらに、ある種の腫瘍に対して増殖促進
作用を有することが知られている。また、中枢において
は主としてCCK−B受容体を介して、食欲調節、オピ
エートを介する鎮痛、不安または恐慌性障害を含む精神
病症状への関与が知られている。従って、CCK−B受
容体に選択的な拮抗作用を示す薬剤は、食欲調節系のC
CK関連障害の治療、オピエート及び非オピエートを介
する鎮痛の増強・持続の延長さらには麻酔または痛覚の
消失、不安、及び恐慌性を含む精神症状の予防あるいは
治療に有用であると期待できる
【0006】現在、CCK−B受容体拮抗剤としてプロ
グルミドに代表されるアミノ酸(グルタミン酸)誘導体
が報告されているが、CCK−B受容体への結合能は非
常に弱い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、CC
K−A受容体拮抗作用が弱く、選択的にガストリン受容
体拮抗作用を有し、さらに生体において胃酸分泌を抑制
することにより消化性潰瘍、胃炎、逆流性食道炎、Zo
llinger−Ellison症候群等の消化器疾患
の治療および予防、あるいは胃腸起源の新生物の治療効
果を示し、また、CCK−A受容体拮抗作用が弱く、選
択的にCCK−B受容体拮抗作用を有し、食欲調節系の
CCK関連障害の治療、オピエート及び非オピエートを
介する鎮痛の増強・持続の延長さらには麻酔または痛覚
の消失、不安及び恐慌性を含む精神病症状の予防、ある
いは治療に効果を示す化合物、およびその化合物を製造
するために有用な中間体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、選択的ガ
ストリン受容体拮抗剤ならびに選択的CCK−B受容体
拮抗剤の開発を目的として鋭意研究を重ねた結果、一般
式(1)
【0009】
【化4】
【0010】(式中、R、R、R、R、R
は、同一または異なっていてもよく、水素原子、ハロ
ゲン原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、
置換基を有していてもよい低級アルコキシ基、水酸基、
ニトロ基、置換基を有していてもよいアルキルカルボニ
ル基、置換基を有していてもよいアリールカルボニル
基、カルボキシル基、または、シアノ基を示し、R
、R、R、R10は、同一または異なっていて
もよく、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していて
もよい低級アルキル基、置換基を有していてもよい低級
アルコキシ基、または、カルボキシル基を示す。)で表
される化合物またはその塩が当初の目的を達成すること
を見いだし本発明を完成させた。さらに一般式(2)
【0011】
【化5】
【0012】(式中、R、R、R、R、R10
は、同一または異なっていてもよく、水素原子、ハロゲ
ン原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、置
換基を有していてもよい低級アルコキシ基、または、カ
ルボキシル基を示す。)で表される化合物またはその
塩。および、一般式(3)
【0013】
【化6】
【0014】(式中、R、R、R、R、R
は、同一または異なっていてもよく、水素原子、ハロ
ゲン原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、
置換基を有していてもよい低級アルコキシ基、水酸基、
ニトロ基、置換基を有していてもよいアルキルカルボニ
ル基、置換基を有していてもよいアリールカルボニル
基、カルボキシル基、または、シアノ基を示し、R
、R、R、R10は、同一または異なっていて
もよく、水素原子、ハロゲン原子、置換基を有していて
もよい低級アルキル基、直換基を有していてもよい低級
アルコキシ基、または、カルボキシル基を示す。)で表
される化合物が、一般式(1)で表される化合物を合成
する際に有用な合成中間体であることを見いだした。
【0015】本発明において、ハロゲン原子とは、塩素
原子、臭素原子、フッ素原子を意味する。低級アルキル
基とは、直鎖または分岐鎖状の炭素数1から6のアルキ
ル基を示し、たとえばメチル基、エチル基、n−プロピ
ル基、i−プロピル基、n−ブチル基、s−ブチル基、
t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基等があげられ
る。メチル基、エチル基、n−プロピル基が好ましい。
低級アルコキシ基とは、直鎖または分岐鎖状の炭素数1
から6のアルキルオキシ基を示し、たとえばメチルオキ
シ基、エチルオキシ基、n−プロピルオキシ基、i−プ
ロピルオキシ基、n−ブチルオキシ基、s−ブチルオキ
シ基、t−ブチルオキシ基、ペンチルオキシ基、ヘキシ
ルオキシ基等があげられる。メチルオキシ基、エチルオ
キシ基が好ましい。アルキルカルボニル基とは、アセチ
ル基、ホルミル基、プロピオニル基等があげられる。ア
リールカルボニル基とは、ベンゾイル基、ナフトイル
基、トルオイル基等があげられる。置換基を有していて
もよい低級アルキル基、置換基を有していてもよい低級
アルコキシ基、置換基を有していてもよいアルキルカル
ボニル基、置換基を有していてもよいアリールカルボニ
ル基における置換基とは、ハロゲン原子、低級アルキル
基、低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、シアノ基等
があげられる。
【0016】R、R、R、R、Rとしては、
水素原子、低級アルキル基が好ましい。特に、R、R
の少なくとも1つが水素原子ではないものが好まし
い。また、Rが水素原子ではないものが好ましい。R
、R、R、R、R10としては、水素原子、低
級アルキル基が好ましい。
【0017】本発明の化合物は文献未記載の新規化合物
であり例えば以下のようにして合成できる。本発明の化
合物、インドリジノン誘導体(1)は文献未記載の新規
化合物であり例えば以下に示されるように合成できる。
【0018】
【化7】
【0019】まず、α−ピコリン(4)を脱プロトン化
しアリールニトリル(5)と反応させエナミン(6)と
し、これをグリシンエステル(7)とアミン交換してグ
リシン付加体(8)を得る。次に、(8)を塩基で3−
ヒドロキシピロールに環化させそのまま亜硝酸イソアミ
ルで処理することによりオキシム体(2)を合成し、さ
らに(2)をアミンに還元しイソシアナート(10)と
反応させアシルアミジン(3)に変換する。これを含水
溶媒中酸化剤で処理することにより脱水素、加水分解に
よる開環、ピリジン窒素原子の分子内求核攻撃による再
環化反応が進行しインドリジノン誘導体(1)を得る。
【0020】本発明のインドリジノン誘導体(1)を好
適に製造するには、まずα−ピコリン(4)を不活性溶
媒、好ましくは乾燥テトラヒドロフランに溶解し窒素雰
囲気化低温で1当量の塩基、例えばアルキルリチウムや
リチウムアミド、好ましくはn−ブチルリチウムを加え
数分から1時間攪拌し、これと等モルないしやや過剰モ
ルの各種アリールニトリル(5)を加えてさらに数分か
ら1時間攪拌する。反応終了後、反応液を飽和重曹水に
あけ適当な溶媒、例えば酢酸エチルで抽出しこれを乾
燥、濃縮する。残留物を適当な方法で精製してエナミン
(6)を得る。
【0021】このエナミン(6)と等モルないし過剰モ
ルの塩酸グリシンエステル(7)を適当な溶媒、例えば
乾燥エタノールに溶解し数時間加熱還流する。反応液を
放冷後、減圧下濃縮する。残渣を適当な溶媒、例えばエ
ーテルで希釈し適当な塩基、例えば水酸化ナトリウム水
溶液で洗浄後、有機層を乾燥、濃縮する。この粗生成物
を適当な方法で精製してグリシン付加体(8)を得ても
よいし、未精製のまま次反応に用いてもよい。
【0022】次に後に加えるグリシン付加体(8)に対
し2当量以上の適当な塩基、例えば水素化ナトリウム、
金属アルコキシド好ましくは、カリウム−t−ブトキシ
ドを適当な溶媒、例えば乾燥ジメチルスルホキシド、乾
燥N’N−ジメチルホルムアミド、好ましくは乾燥テト
ラヒドロフランとt−ブタノールの混合溶媒に溶解し、
窒素雰囲気化低温でグリシン付加体(8)を加え、混合
物を氷冷下から室温で10分から数時間撹拌する。この
反応液に低温で等モルないしやや過剰モルの亜硝酸イソ
アミル(9)を滴下し、全混合物を0°Cから室温で1
0分から数時間撹拌する。これを濃炭酸カリウム水溶液
に注ぎテトラヒドロフラン層を分離する。水層を数度テ
トラヒドロフランで抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸
マグネシウム上で乾燥、濃縮する。残留物をシリカゲル
カラムクロマトグラフ等の適当な方法で精製してオキシ
ム体(2)を得る。
【0023】このオキシム体(2)を適当な溶媒、好ま
しくは乾燥テトラヒドロフランに溶解し、適当な触媒、
例えばラネーニッケル、パラジウム炭素、ロジウム炭
素、好ましくはラネーニッケルを加え、混合物を1−5
気圧の水素雰囲気下10−48時間攪拌する。触媒を除
き、濃縮後、残渣を反応に影響を及ばさない溶媒、好ま
しくはテトラヒドロフランに溶解し、これに氷冷下から
室温で2当量以上の各種イソシアナート(10)を滴下
する。混合物を同温で1時間撹拌し、濃縮する。残留物
を適当な方法で精製してアシルアミジン(3)を得る。
【0024】アシルアミジン(3)を適当な溶媒、例え
ばジオキサン、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメチ
ルホルムアミド、好ましくはジオキサンに溶解し、等モ
ルから過剰モルの適当な酸化剤、好ましくはジクロロジ
シアノ−p−ベンゾキノンを加え開放系室温で1−10
時間撹拌する。反応液を減圧下濃縮し、残渣を適当な溶
媒、例えば酢酸エチルで希釈する。これを塩基、例えば
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄し、有機層を乾燥
後、濃縮した。残渣を適当な方法で精製して目的とする
インドリジノン誘導体(1)を得る。
【0025】以下の実施例により、本発明をさらに詳細
に説明する。なお、本発明はこれら実施例により何ら限
定されるものではない。また、試験例により、本発明化
合物の優れた選択的ガストリン受容体拮抗作用および選
択的CCK−B受容体拮抗作用を示す。
【0026】
【実施例】
【参考例1】α−アミノ−β−(2−ピリジル)−スチ
レンの合成 α−ピコリン(74.5g,0.8mol)の乾燥テト
ラヒドロフラン(1L)溶液に窒素気流化、−78℃で
n−ブチルリチウム(n−ヘキサン溶液,0.8mo
l)を1時間かけて滴下した。この懸濁液を同温で10
分間攪拌後、ベンゾニトリル(82.5g,0.8mo
l)の乾燥テトラヒドロフラン(100mL)溶液を同
温で1時間かけて加え、この溶液をさらに30分間撹拌
した。反応混合物を炭酸水素ナトリウム水に注ぎ、生成
物をエーテルで2度抽出した。有機層をあわせ、飽和食
塩水で洗浄したのち、無水硫酸マグネシウム上で乾燥、
濃縮した。残渣を減圧下蒸留(3mmHg,178−1
80℃)して143gの表題化合物を黄色結晶として得
た(収率91%)。
【0027】mp 52−53℃ H NMR(200MHz,CDCl)δ:5.4
9 (s,1H),6.86(ddd,J=1.0,
4.9,7.3Hz,1H),7.02(dd,J=
1.0,7.3Hz,1H),7.37−7.44
(m,3H),7.51(dt,J=2.0,7.3H
z,1H),7.61−7.67(m,2H),8.4
5(d,J=4.9Hz,1H)13 C NMR(50MHz,CDCl)δ:95.
8,117.3,122.2,126.0,128.
6,128.7,135.5,140.1,147.
5,150.3,159.9 IR(KBr)ν cm−1:3470,1620,1
592,1474 EIMS(m/z 70eV)196,119,92,
77
【0028】
【実施例1】2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシイミノ
−3−オキソ−5−フェニル−4−(2−ピリジル)−
ピロールの合成 参考例1で得たα−アミノ−β−(2−ピリジル)−ス
チレン(142g,0.73mol)と塩酸グリシンエ
チルエステル(305g,2.2mol)の乾燥エタノ
ール(2L)溶液を4時間加熱還流した後、減圧下濃縮
した。残渣をエーテルで希釈し、氷冷した5%水酸化ナ
トリウムで洗浄した。有機層を分取し硫酸マグネシウム
上で乾燥、濃縮した。残渣をアセトンを溶媒としてLH
−20カラムを通し、215gの粗α−エトキシカルボ
ニルメチルアミノ−β−(2−ピリジル)−スチレンを
褐色油状物として得た。
【0029】H NMR(200MHz,CDC
)δ:1.20(t,J=7.3Hz,3H),
3.84(d,J=6.3Hz,2H),4.13
(q,J=7.3Hz,2H),5.30(s,1
H),6.84−6.91(m,1H),6.94
(d,J=8.3Hz,1H),7.33−7.54
(m,6H),8.45(d,J=3.4Hz,1
H),9.92(brt,J=6.3Hz,1H13 C NMR(50MHz,CDCl)δ:14.
1,46.9,60.8,99.4,117.6,12
2.0,128.2,128.3,135.5,13
7.8,147.3,153.8,159.4,17
1.3 EIMS(m/z 70eV)282,209,180
【0030】乾燥テトラヒドロフラン(400mL)と
t−ブタノール(450mL)の混合溶媒中のカリウム
−t−ブトキシド(101g,0.9mol)に窒素雰
囲気化−78°Cでα−エトキシカルボニルメチルアミ
ノ−β−(2−ピリジル)−スチレン(84.6g,
0.3mol)の乾燥テトラヒドロフラン(600m
L)溶液を加え、混合物を0°Cで1時間撹拌した。こ
れを−78°Cに冷却し、亜硝酸イソアミル(45.7
g,0.39mol)の乾燥テトラヒドロフラン(10
0mL)溶液を滴下した。全混合物を0°Cで1時間撹
拌したのち、濃炭酸カリウム水溶液に注ぎテトラヒドロ
フラン層を分離した。水層を3度テトラヒドロフランで
抽出し、有機層を合わせ、無水硫酸マグネシウム上で乾
燥、濃縮した。残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フに付し、クロロホルム/メタノール(20/l)画分
を分取した。これをクロロホルムから再結晶して、2
5.25gの表題化合物を赤色針状結晶として得た(α
−アミノ−β−(2−ピリジル)−スチレンからの収率
33%)。
【0031】 mp 213−215℃(decomp.) H NMR(200MHz,DMSO−d)δ:
7.17(ddd,J=1.0,4.9,7.3Hz,
1H),7.34−7.52(m,6H),7.75
(dt,J=1.9,7.8Hz,1H),8.33
(d,J=4.9Hz,1H),10.53(brs,
1H),12.24(brs,1H)13 C NMR(50MHz,DMSO−d)δ:1
11.6,120.7,123.3,127.2,12
8.2,129.0,130.5,135.1,14
4.2,148.0,150.1,163.8,18
1.1 IR(KBr)ν cm−1:3250,1681,1
628,1592,1501,1438 EIMS(m/z 70eV)265,248,24
6,180 Anal.Calcd for C1511
:C,67.92;H,4.18;N,15.8
4 Found:C,67.73;H,4.10;N,1
5.73.
【0032】
【実施例2】2,5−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−1−
[(4−メチルフェニル)アミノカルボニル]−2−
[(4−メチルフェニル)アミ/カルボニルイミノ]−
5−フェニル−4−(2−ピリジル)−ピロールの合成 実施例1で得た2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシイミ
ノ−3−オキソ−5−フェニル−4−(2−ピリジル)
−ピロール(5.83g,0.022mol)をテトラ
ヒドロフラン(700mL)に溶解し、ラネーニッケル
(5g)を加え、混合物を5気圧の水素雰囲気下室温で
24時間震盪した。大部分のラネーニッケルを磁石で除
き、濃縮した。残渣にテトラヒドロフラン(300m
L)を加え、0゜Cでパラトリルイソシアナート(1
3.86mL,0.11mol)を滴下した。混合物を
同温で1時間撹拌し、濃縮した。残留物をシリカゲルカ
ラムクロマトグラフイーで精製(ジクロロメタン/酢酸
エチル=3/1で溶離)して10.82gの表題化合物
を黄色粉体として得た(収率95%)。
【0033】H NMR(270MHz,DMSO−
)δ:2.23(s,3H),2.27(s,3
H),6.15(s,1H),7.08−7.17
(m,6H),7.23−7.36(m,6H),7.
50−7.56(m,4H),7.84(dd,J=
7.6,7.9Hz,1H),8.33(d,J=7.
8Hz,1H),9.83(brs,1H),11.0
4(brs,1H)13 C NMR(67.5MHz,DMSO−d
δ:20.25,20.34,59.9,118.1,
118.6,118,8,119.2,119.4,1
27.6,128.1,128.9,129.3,13
1.1,132.5,135.0,137.2,14
0.5,141.2,148.9,149.0,15
5.1,157.9,159.1 IR(KBr)ν cm−1:3450,1703,1
635,1602,1514 FABMS 518(M+1),385,287 Anal.Calcd for C3127
・0.2HO:C,71.44;H,5.26;N,
13.44 Found:C,71.44;H,5.2
3;N,13.43.
【0034】
【実施例3】1−ベンゾイル−2,3−ジヒドロ−3,
3−ビス[N’−(4−メチルフェニル)ウレイド]−
インドリジン−2−オンの合成 実施例2で得た2,5−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−1
−[(4−メチルフェニル)アミノカルボニル]−2−
[(4−メチルフェニル)アミノカルボニルイミノ]−
5−フェニル−4−(2−ピリジル)−ピロール(8.
69g,0.0168mol)の乾燥ジオキサン溶液
(340mL)にジクロロジシアノ−p−ベンゾキノン
(5.34g,0.0235mol)の乾燥ジオキサン
溶液(100mL)を滴下し、開放系、室温で4時間撹
拌した。反応液を減圧下濃縮し、残渣を酢酸エチルで希
釈した。これを飽和炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄
し、有機層を無水硫酸マグネシウム上で乾燥後、濃縮し
た。残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで精製
(ヘキサン/酢酸エチル=1/1で溶離)して2.59
gの表題化合物を黄色粉体として得た(収率29%)。
【0035】 HNMR(500MHz,DMSO−
)δ:2.22(s,6H),7.05(d,J=
7.7Hz,4H),7.09(ddd,J=0.8,
6.8,6.8Hz,1H),7.22(d,J=7.
7Hz,4H),7.38(dd,J=6.8,7.7
Hz,2H),7.45(ddd,J=0.8,6.
8,7.7Hz,1H),7.66(dd,J=0.
8,6.8Hz,2H),7.97(ddd,J=0.
8,6.8,8.6Hz,1H),8.02(s,2
H),8.36(dd,J=0.8,8.6Hz,1
H),8.86(s,2H),8.88(dd,J=
0.8,6.8Hz,1H)13 C NMR(125MHz,DMSO−d)δ:
20.2,84.0,99.1,115.0,117.
9,118.2,127.1,128.6,129.
2,130.2,131.2,136.3,137.
0,140.7,143.0,153.1,160.
0,183.4,187.3 IR(KBr)ν cm−1:3351,1702,1
627,1554,1488 HRFABMS(M+H)534.2147 Anal.Calcd for C3127
・0.6HO:C,68.40;H,5.11;N,
12.86 Found:C,68.38;H,5.0
7;N,12.77.
【0036】
【試験例】
【試験例1】モルモット遊離胃腺におけるガストリンレ
セプター結合試験 遊離胃腺の調製 チャン(Chang)等の方法[Biochem.Bi
ophys.Res.Commun.134,895
(1986)]に準じてモルモット遊離胃腺を調製し
た。ハートレー系雄性モルモットより胃粘膜を剥離し、
洗浄の後緩衝液A(Eagle’s MEM、2mM
L−glutamine、25mM HEPES、pH
7.4)中ではさみにより細断した。細断された組織を
洗浄した後、0.025%Collagenase、
0.01%Soy bean tripsin inh
ibitor、0.1%BSAを含む 95%O、5
%COガスを通気された緩衝液A中でインキュベーシ
ョンした(37℃、60分間)。組織からピペットによ
り胃腺を遊離させ、緩衝液Aで2回洗浄した後メッシュ
に通し濾過した。濾過された遊離胃腺を含む緩衝液Aを
遠心分離することにより遊離胃腺を得た。
【0037】結合試験 上記のように調製されたモルモット遊離胃腺を緩衝液B
(Hank’s solution、10mM HEP
ES、0.2%BSA、pH7.4)に再懸濁した(モ
ルモット1匹あたり10mlの緩衝液B)。再懸濁され
た遊離胃腺懸濁液200μlに20μlの125I−G
astrin I human(最終濃度22.5p
M)および10μlの被験化合物あるいはその溶媒(全
結合用)または、10μMのPentagastrin
(非特異的結合用)を添加し、緩衝液Bを加えて全量1
mlとした。25℃で45分間インキュベーションした
後、12000gで遠心分離し、上清を吸引除去した後
遊離胃腺中の放射活性をγ−カウンターにより測定し
た。ガストリンレセプターへの特異的結合は全結合量と
非特異的結合量の差より求め、被験化合物による特異的
結合量の阻害率よりIC50値を算出した。実施例3の
化合物のIC50値は1.8nMであった。
【0038】
【試験例2】ラット膵臓におけるCCK−Aレセプター
結合試験 膵臓膜画分の調製 チャン(Chang)等の方法[Proc.Natl.
Acad.Sci.USA83,4923(198
6)]に準じてラット膵臓膜画分を調製した。スプラグ
ドーリー系雄性ラットより膵臓を取り出し、氷冷50m
Mトリス−HClバッファー(pH7.4)中でハサミ
により細切の後ポリトロンによりホモジナイズした。ホ
モジネートを2,500gで遠心分離し、得られた上清
を50,000gで再度遠心分離した。沈査を反応緩衝
液(50mMトリス−HCl,5mMMgCl,5m
M dithiothreitol,0.2%bovi
neserumalbumin pH7.4)に再浮遊
させた。
【0039】結合試験 上記のように調製されたラット膵臓膜画分浮遊液100
μlに、20μlの125I−CCK−8 sulfa
ted(最終15pM)および10μlの被験薬物ある
いはその溶媒(全結合用)または1μMのCCK−8
sulfated(非特異的結合用)を添加し、反応緩
衝液を加えて全量1mlとした。25℃で120分間イ
ンキュベーションした後GF/Bフィルター(What
man)により濾過し、フィルターに吸着した膜画分の
放射活性をγ−カウンターにより測定した。CCK−A
レセプターへの特異的結合は全結合量と非特異的結合量
の差より求め、被験薬物による特異的結合量の阻害率よ
りIC50値を算出した。実施例3の化合物のIC50
値は3300nMであった。
【0040】
【試験例3】ラット大脳皮質におけるCCK−Bレセプ
ター結合試験 大脳皮質膜画分の調製 チャン(Chang)等の方法[Proc.Natl.
Acad.Sci.USA 83,4923(198
6)]に準じてラット大脳皮質膜画分を調製した。スプ
ラグドーリー系雄性ラットより脳を取り出し、氷冷下5
0mM Tris−HCl緩衝液(pH7.4)に浸し
た後、大脳皮質を剥離した。同緩衝液中ではさみにより
細断後、ポリトロンによりホモジナイズした。ホモジネ
ートを2,500gで遠心分離し、得られた上清を5
0,000gで再度遠心分離した。沈渣を反応緩衝液
(10mM HEPES、5mM MgCl、1mM
EGTA、130mM NaCl、pH 6.5)に
再浮遊させた。
【0041】結合試験 上記のように調製されたラット大脳皮質膜画分浮遊液1
50μlに20μlの125I−CCK−8 sulf
ated(最終濃度15pM)および10μlの被験化
合物あるいはその溶媒(全結合用)または1μMのCC
K−8 sulfated(非特異的結合用)を添加
し、反応緩衝液を加えて全量1mlとした。25℃で1
20分間インキュベーションした後、GF/Bフィルタ
ー(Whatman)により濾過し、フィルターに吸着
した膜画分の放射活性をγ−カウンターにより測定し
た。CCK−Bレセプターへの特異的結合は全結合量と
非特異的結合量の差より求め、被験化合物による特異的
結合量の阻害率よりIC50値を算出した。実施例3の
化合物のIC50値は0.57nMであった。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) 【化1】 (式中、R、R、R、R、Rは、同一または
    異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、置換基
    を有していてもよい低級アルキル基、置換基を有してい
    てもよい低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基
    を有していてもよいアルキルカルボニル基、置換基を有
    していてもよいアリールカルボニル基、カルボキシル
    基、または、シアノ基を示し、R、R、R
    、R10は、同一または異なっていてもよく、水素
    原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい低級ア
    ルキル基、置換基を有していてもよい低級アルコキシ
    基、または、カルボキシル基を示す。)で表される化合
    物またはその塩
  2. 【請求項2】一般式(1)において、R、Rの少な
    くとも1つが水素原子ではないことを特徴とする請求項
    1記載の化合物またはその塩。
  3. 【請求項3】一般式(1)において、R、Rがとも
    に水素原子であることを特徴とする請求項2記載の化合
    物またはその塩。
  4. 【請求項4】一般式(1)において、Rが水素原子で
    はないことを特徴とる請求項1記載の化合物またはその
    塩。
  5. 【請求項5】一般式(1)において、R、Rがとも
    に水素原子であることを特徴とする請求項4記載の化合
    物またはその塩。
  6. 【請求項6】一般式(1)において、R、R
    、R、Rが、同一または異なっていてもよく、
    水素原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、
    または、置換基を有していてもよい低級アルコキシ基で
    あり、R、R、R、R、R10が、同一または
    異なっていてもよく、水素原子、置換基を有していても
    よい低級アルキル基、または、置換基を有していてもよ
    い低級アルコキシ基である化合物またはその塩。
  7. 【請求項7】一般式(1)において、R、Rの少な
    くとも1つが水素原子ではないことを特徴とする請求項
    6記載の化合物またはその塩。
  8. 【請求項8】一般式(1)において、R、Rがとも
    に水素原子であることを特徴とする請求項7記載の化合
    物またはその塩。
  9. 【請求項9】一般式(1)において、Rが水素原子で
    はないことを特徴とする請求項6記載の化合物またはそ
    の塩。
  10. 【請求項10】一般式(1)において、R、Rがと
    もに水素原子であることを特徴とする請求項9記載の化
    合物またはその塩。
  11. 【請求項11】1−ベンゾイル−2,3−ジヒドロ−
    3,3−ビス[N’−(4−メチルフェニル)ウレイ
    ド]−インドリジン−2−オンである化合物またはその
    塩。
  12. 【請求項12】一般式(2) 【化2】 (式中、R、R、R、R、R10は、同一また
    は異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、置換
    基を有していてもよい低級アルキル基、置換基を有して
    いてもよい低級アルコキシ基、または、カルボキシル基
    を示す。)で表される化合物またはその塩。
  13. 【請求項13】一般式(2)において、R、R、R
    、R、R10が、同一または異なっていてもよく、
    水素原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、
    または、置換基を有していてもよい低級アルコキシ基で
    あることを特徴とする化合物またはその塩。
  14. 【請求項14】2,3−ジヒドロ−2−ヒドロキシイミ
    ノ−3−オキソ−5−フェニル−4−(2−ピリジル)
    −ピロールである化合物またはその塩。
  15. 【請求項15】一般式(3) 【化3】 (式中、R、R、R、R、Rは、同一または
    異なっていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、置換基
    を有していてもよい低級アルキル基、置換基を有してい
    てもよい低級アルコキシ基、水酸基、ニトロ基、置換基
    を有していてもよいアルキルカルボニル基、置換基を有
    していてもよいアリールカルボニル基、カルボキシル
    基、または、シアノ基を示し、R、R、R
    、R10は、同一または異なっていてもよく、水素
    原子、ハロゲン原子、置換基を有していてもよい低級ア
    ルキル基、置換基を有していてもよい低級アルコキシ
    基、または、カルボキシル基を示す。)で表される化合
    物またはその塩。
  16. 【請求項16】一般式(3)において、R、Rの少
    なくとも1つが水素原子ではないことを特徴とする請求
    項15記載の化合物またはその塩。
  17. 【請求項17】一般式(3)において、Rが水素原子
    ではないことを特徴とする請求項15記載の化合物また
    はその塩。
  18. 【請求項18】一般式(3)において、R、R、R
    、R、Rが、同一または異なっていてもよく、水
    素原子、置換基を有していてもよい低級アルキル基、ま
    たは、置換基を有していてもよい低級アルコキシ基であ
    り、R、R、R、R、R10が、同一または異
    なっていてもよく、水素原子、置換基を有していてもよ
    い低級アルキル基、または、置換基を有していてもよい
    低級アルコキシ基である化合物またはその塩。
  19. 【請求項19】一般式(3)において、R、Rの少
    なくとも1つが水素原子ではないことを特徴とする請求
    項18記載の化合物またはその塩。
  20. 【請求項20】一般式(3)において、Rが水素原子
    ではないことを特徴する請求項18記載の化合物または
    その塩。
  21. 【請求項21】2,5−ジヒドロ−3−ヒドロキシ−1
    −[(4−メチルフェニル)アミノカルボニル]−2−
    [(4−メチルフェニル)アミノカルボニルイミノ]−
    5−フェニル−4−(2−ピリジル)−ピロールである
    請求項18記載の化合物またはその塩。 【0001】
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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