JPH08198444A - ワークの排出装置 - Google Patents

ワークの排出装置

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JPH08198444A
JPH08198444A JP743595A JP743595A JPH08198444A JP H08198444 A JPH08198444 A JP H08198444A JP 743595 A JP743595 A JP 743595A JP 743595 A JP743595 A JP 743595A JP H08198444 A JPH08198444 A JP H08198444A
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JP
Japan
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work
chute
air
piston rod
workpiece
Prior art date
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Pending
Application number
JP743595A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuharu Iwaki
一治 岩城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Oozx Inc
Original Assignee
Fuji Oozx Inc
Fuji Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Oozx Inc, Fuji Valve Co Ltd filed Critical Fuji Oozx Inc
Priority to JP743595A priority Critical patent/JPH08198444A/ja
Publication of JPH08198444A publication Critical patent/JPH08198444A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 長期間繰り返し使用した場合でも、或いはワ
ークの重量が変化した場合でも、常にワークをシュート
の所定の位置で停止させる。 【構成】 下向傾斜させたシュート1の下端部の近傍
に、ピストンロッド3aを前記シュート1内に向かって
突出することによりワーク2を停止させるようにした復
動式のエアシリンダ6と、停止したワーク2を把持して
搬送するエア式のワーク把持手段5とを配設し、前記エ
アシリンダ6におけるピストンロッド6a後退側の空気
室とワーク把持装置5とを、給気管8をもって接続し、
かつ給気管8を切換手段12に接続することにより、ピ
ストンロッド6aの後退とほぼ同時に把持片5aを閉じ
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、下向傾斜するシュート
に沿って滑降してきたワークを、次工程等に搬送するた
めのワークの排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワークの排出装置としては、図2
に略示するものがある。シュート(1)は、2本の丸棒状
のロッドを、平行かつ下方(図の下方)に向かって傾斜す
るように配設したものであり、先端部(1a)はほぼ水平と
なっている。(2)は、シュート(1)の上方より、軸部(2
a)を垂下させて滑降してきたワーク(エンジンバルブ)で
あり、上端の傘部(2b)がシュート(1)上に載置されてい
る。
【0003】シュート(1)の先端部(1a)まで滑降してき
たワーク(2)は、その軸部(2a)が、ストッパ装置(3)の
ストッパ片(3b)と当接することにより、シュート(1)の
先端部(1a)で停止させられる。
【0004】ストッパ装置(3)は、支持軸(3a)により回
動自在に枢支された棒状のストッパ杆(3b)と復帰杆(3c)
とよりなり、ストッパ杆(3b)と復帰杆(3c)とは、枢着部
において適宜の角度で折曲されている。(4)は、復帰杆
(3c)に螺合された、錘の役目を果たすナットである。
【0005】支持軸(3a)は垂直状態ではなく、若干シュ
ート(1)側に傾斜させてあり、また、ストッパ杆(3b)
は、シュート(1)の下方においてそれとほぼ直交する位
置で停止するように、ナット(4)の位置を調節してバラ
ンスさせてある。
【0006】図のように、ワーク(2)がシュート(1)の
先端部(1a)においてストッパ杆(3b)により停止させられ
ると、シュート(1)の前方から、ワーク把持装置(5)が
接近して、その2本の把持片(5a)(5a)を戻しばね(5b)に
抗して閉じることにより、ワーク(2)の軸部(2a)を把持
し、ワーク(2)をシュート(1)の外部へ搬送する。
【0007】このとき、ワーク(2)の軸部(2a)により、
ストッパ装置(3)のストッパ杆(3b)が前方へ押圧される
ので、ワーク(2)は支障なく排出される。この排出時
に、ストッパ杆(3b)及び復帰杆(3c)は、想像線で示すよ
うに回動させられ、ワーク(2)がシュート(1)の外部へ
完全に搬送されると、支持軸(3a)の傾斜作用とナット
(4)の重量により、ストッパ杆(3b)及び復帰杆(3c)は元
の位置へと復帰する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来ののスト
ッパ装置では、長期間の使用によって、支持軸(3a)が摩
耗したり、ワークの大きさが変ったりすると、ストッパ
杆(3b)が所定の位置で停止しなくなる。仮に、ストッパ
杆(3b)がシュート(1)の前方で停止してしまえば、シュ
ート(1)の上方より滑降してきたワーク(2)は、シュー
ト(1)の先端部(1a)で停止することなく、シュート(1)
の前方より飛び出して落下してしまう。逆に、所定の位
置よりシュート(1)の上方寄りに停止すれば、ワーク
(2)もその位置で停止してしまい、予め定められた位置
までしか移動し得ないワーク把持装置(5)により、ワー
ク(2)を把持することができなくなる。このような場合
には、ナット(4)の位置を調節したり、重さの異なるナ
ットと交換したりして、ストッパ杆(3b)が所定の位置で
停止するようにしなければならず、その作業が面倒であ
った。
【0009】本発明は、従来の技術が有する上記のよう
な問題点に鑑みてなされたものであり、長期間にわたり
繰り返し使用しても、ワークをシュートの所定位置で確
実に停止させることができるとともに、ワークの重量が
変化しても、調整を要しないワークの排出装置を提供す
ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によると、上記課
題は、下向傾斜させたシュートの下端部の近傍に、ピス
トンロッドを前記シュート内に向かって突出することに
よりワークを停止させるようにした復動式のエアシリン
ダと、停止したワークを把持して搬送するエア式のワー
ク把持手段とを配設し、前記エアシリンダにおけるピス
トンロッド後退側の空気室とワーク把持装置とを、給気
管をもって接続し、かつ給気管を切換手段に接続するこ
とにより、ピストンロッドの後退とほぼ同時に把持片を
閉じさせるようにすることにより、解決される。
【0011】
【作用】ピストンロッドをシュート内に突出させると、
滑降してきたワークは、常に定位置に停止させられる。
この状態で切換手段を作動させ、エアシリンダの後退側
の空気室とワーク把持装置とに給気管を介してエアを供
給すると、ピストンロッドがシュートの外方へ後退する
と同時にワーク把持手段がワークを把持する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、添付図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同様の部材には同じ
符号を付すとともに、その詳細な説明は省略する。
【0013】図1は、本発明のワーク排出装置を、シュ
ート(1)の先端部(1a)近傍に配設した例を示す要部の平
面図である。
【0014】(6)は、シュート(1)の下側方において図
示しない不動部材により支持された復動式のエアシリン
ダであり、そのピストンロッド(6a)は、シュート(1)内
へそれと直交する方向に進退しうるようになっている。
ピストンロッド(6a)の先端には、ワーク(2)の軸部(2a)
と当接する停止杆(7)が着脱可能に取付けられている。
【0015】ワーク把持装置(5)は、図中(A)の待機位
置と(B)の把持位置との間を往復することができ、かつ
(A)位置にあるときには、把持片(5a)(5a)は戻しばね(5
b)により自動的に開き、(B)位置にあるときには、後記
するエアの圧力により把持片(5a)(5a)が閉じるようにな
っている。
【0016】エアシリンダ(6)とワーク把持装置(5)は
共にエア(圧縮空気)により作動するものであり、両者に
はエア供給用の給気管(8)(9)(11)が接続されている。
給気管(8)は、ピストンロッド(6a)をシュート(1)の外
方へ後退させるためのエアを供給するもので、エアシリ
ンダ(6)における後退側の空気室(図示略)とワーク把持
装置(5)とに、給気管(9)を介して接続されている。両
給気管(8)(9)は、給気管(10)を介して、エア切り換え
用の電磁弁(12)に接続されている。
【0017】エアシリンダ(6)の突出側の空気室(図示
略)と電磁弁(12)とは、ピストンロッド(6a)をシュート
内へ突出させるためのエアを供給する給気管(11)により
接続されている。(13)は、エア源(図示略)に接続された
給気管である。
【0018】給気管(13)から送られてくるエアは、電磁
弁(12)の切換作用により、(10)または(11)のいずれかの
給気管へ送られる。
【0019】次に、上記実施例の作動について説明す
る。電磁弁(12)の作動により、エアが給気管(11)側へ送
られると、エアシリンダ(6)のピストンロッド(6a)は、
シュート(1)内へ突出する。シュート(1)の上方より滑
降してきたワーク(2)は、その軸部(2a)が、シュート
(1)の先端部(1a)の下方において、ピストンロッド(6a)
の先端の停止杆(7)と当接することにより停止させられ
る。すると、ワーク把持装置(5)が、図示しない往復移
動装置により(B)位置まで移動する。
【0020】この状態で、電磁弁(12)を切り換えて、エ
アを給気管(10)側に送ると、ピストンロッド(6a)がシュ
ート(1)の外方へ引き戻されると同時に、ワーク把持装
置(5)の把持片(5a)(5a)が閉じられて、ワーク(2)の軸
部(2a)を把持する。その後、ワーク把持装置(5)を(A)
位置へ後退させれば、ワーク(2)のシュート(1)よりの
排出作業が完了する。
【0021】このように本発明によれば、ピストンロッ
ド(6a)が常にシュート(1)内の所定位置へ突出するの
で、ワーク(2)の停止位置は一定となり、ワーク(2)は
確実に把持されるので、その排出作業に支障をきたすこ
とがない。また、重量の異なる多種多様なワークにも対
応することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、ピストンロッドが常に
シュート内の所定の位置へ突出して、ワークをシュート
の一定位置で停止させることができるので、ワーク把持
手段によるワークの排出作業に支障をきたすことがな
い。また、重量の異なる多種多様なワークにも対応する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す要部の平面図である。
【図2】従来のワーク排出装置の要部の平面図である。
【符号の説明】
(1)シュート (1a)先端部 (2)ワーク (2a)ワークの軸部 (5)ワーク把持装置(ワーク把持手段) (5a)把持片 (5b)戻しばね (6)復動式のエアシリンダ (6a)ピストンロッド (7)停止杆 (8)(9)(10)(11)(13)給気管 (12)電磁弁(切換手段) (A)(B)ワーク把持装置の位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下向傾斜させたシュートの下端部の近傍
    に、ピストンロッドを前記シュート内に向かって突出す
    ることによりワークを停止させるようにした復動式のエ
    アシリンダと、停止したワークを把持して搬送するエア
    式のワーク把持手段とを配設し、前記エアシリンダにお
    けるピストンロッド後退側の空気室とワーク把持装置と
    を、給気管をもって接続し、かつ給気管を切換手段に接
    続することにより、ピストンロッドの後退とほぼ同時に
    把持片を閉じさせるようにしたことを特徴とするワーク
    の排出装置。
JP743595A 1995-01-20 1995-01-20 ワークの排出装置 Pending JPH08198444A (ja)

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JP743595A JPH08198444A (ja) 1995-01-20 1995-01-20 ワークの排出装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018104030A1 (de) * 2016-12-06 2018-06-14 MonTech System Solutions GmbH Greifer für prüfkörper, positioniervorrichtung für rohproben, handhabungssystem für rohproben und prüfkörper sowie prüfsystem für visko-elastische werkstoffe
CN111252540A (zh) * 2020-03-25 2020-06-09 上海电机学院 一种内部开口槽零件的排列装置

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