JPH08197968A - 車両用燃料貯留装置 - Google Patents
車両用燃料貯留装置Info
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- JPH08197968A JPH08197968A JP897995A JP897995A JPH08197968A JP H08197968 A JPH08197968 A JP H08197968A JP 897995 A JP897995 A JP 897995A JP 897995 A JP897995 A JP 897995A JP H08197968 A JPH08197968 A JP H08197968A
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- JP
- Japan
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- fuel
- fuel tank
- pressure
- vapor
- tank
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- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 燃料タンクの伸縮膜を透過した燃料蒸気が外
気中に放出されるのを阻止する。 【構成】 伸縮膜3により包囲された膨張収縮可能な燃
料タンク2を密閉構造の燃料タンク収容容器1内に収納
する。燃料タンク2内を一定圧で開弁するタンク内圧制
御弁12を介してチャコールキャニスタ14に連結す
る。燃料タンク2周りの燃料タンク収容容器1内に形成
される内部空間9もチャコールキャニスタ14に連結す
る。
気中に放出されるのを阻止する。 【構成】 伸縮膜3により包囲された膨張収縮可能な燃
料タンク2を密閉構造の燃料タンク収容容器1内に収納
する。燃料タンク2内を一定圧で開弁するタンク内圧制
御弁12を介してチャコールキャニスタ14に連結す
る。燃料タンク2周りの燃料タンク収容容器1内に形成
される内部空間9もチャコールキャニスタ14に連結す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車両用燃料貯留装置に関
する。
する。
【0002】
【従来の技術】燃料タンク内への燃料給油時に燃料タン
ク内に発生している燃料蒸気が外気中に放出されるのを
阻止するために燃料給油時に燃料タンク内の燃料蒸気を
チャコールキャニスタに導びいてチャコールキャニスタ
内の活性炭に吸着させるようにした内燃機関が公知であ
る。この場合、燃料給油時に燃料タンク内に存在してい
る燃料蒸気量が多いとチャコールキャニスタの容量を大
きくしなければならず、チャコールキャニスタを小型化
するためには燃料タンク内における燃料蒸気の発生量を
できるだけ少くする必要がある。
ク内に発生している燃料蒸気が外気中に放出されるのを
阻止するために燃料給油時に燃料タンク内の燃料蒸気を
チャコールキャニスタに導びいてチャコールキャニスタ
内の活性炭に吸着させるようにした内燃機関が公知であ
る。この場合、燃料給油時に燃料タンク内に存在してい
る燃料蒸気量が多いとチャコールキャニスタの容量を大
きくしなければならず、チャコールキャニスタを小型化
するためには燃料タンク内における燃料蒸気の発生量を
できるだけ少くする必要がある。
【0003】ところで燃料タンク内に燃料が溜まってい
るときには燃料タンク内の上部空間は燃料蒸気で満たさ
れており、従って燃料タンク内の燃料蒸気発生量を少な
くするには燃料タンク内の上部空間の容積をできるだけ
小さくすることが必要となる。そこで燃料タンク内の上
部空間の容積を小さくするために燃料タンク内の燃料液
面に密着して燃料液面と共に上下動するゴムのような薄
膜を燃料タンク内に配置した燃料タンクが公知である
(米国特許第3617034号明細書参照)。
るときには燃料タンク内の上部空間は燃料蒸気で満たさ
れており、従って燃料タンク内の燃料蒸気発生量を少な
くするには燃料タンク内の上部空間の容積をできるだけ
小さくすることが必要となる。そこで燃料タンク内の上
部空間の容積を小さくするために燃料タンク内の燃料液
面に密着して燃料液面と共に上下動するゴムのような薄
膜を燃料タンク内に配置した燃料タンクが公知である
(米国特許第3617034号明細書参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの燃料タン
クでは薄膜の上方に形成される燃料タンクの内部空間は
外気に開放されており、従って薄膜の上方に形成される
燃料タンクの内部空間へは外気が自由に出入りする構造
となっている。ところがゴムのような薄膜は通常燃料蒸
気が透過してしまい、従って薄膜の上方に形成される燃
料タンクの内部空間内に燃料蒸気が流出するためにこの
流出した燃料蒸気が外気中に放出されるという問題を生
じる。
クでは薄膜の上方に形成される燃料タンクの内部空間は
外気に開放されており、従って薄膜の上方に形成される
燃料タンクの内部空間へは外気が自由に出入りする構造
となっている。ところがゴムのような薄膜は通常燃料蒸
気が透過してしまい、従って薄膜の上方に形成される燃
料タンクの内部空間内に燃料蒸気が流出するためにこの
流出した燃料蒸気が外気中に放出されるという問題を生
じる。
【0005】このような問題を解決するために薄膜を燃
料蒸気が透過しにくいフッ素系樹脂やフッ素系ゴムから
形成することも考えられるがこれらのフッ素系樹脂やフ
ッ素系ゴムは伸縮性に難があるという問題があるばかり
でなく、これらフッ素系樹脂やフッ素系ゴムを用いたと
しても燃料蒸気が透過するのを完全に阻止することは困
難であり、またこれらフッ素系樹脂やフッ素系ゴムは高
価であるためにコストアップを招くという問題がある。
料蒸気が透過しにくいフッ素系樹脂やフッ素系ゴムから
形成することも考えられるがこれらのフッ素系樹脂やフ
ッ素系ゴムは伸縮性に難があるという問題があるばかり
でなく、これらフッ素系樹脂やフッ素系ゴムを用いたと
しても燃料蒸気が透過するのを完全に阻止することは困
難であり、またこれらフッ素系樹脂やフッ素系ゴムは高
価であるためにコストアップを招くという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに1番目の発明では、可撓性材料からなる袋状の伸縮
膜により包囲された膨張収縮可能な燃料タンクを密閉構
造の燃料タンク収容容器内に収納し、燃料タンク内を燃
料注入管に接続して燃料注入管から注入された燃料でも
って燃料タンク内を満たし、燃料タンク周りの燃料タン
ク収容容器内に形成される内部空間をチャコールキャニ
スタを介して大気に連結している。
めに1番目の発明では、可撓性材料からなる袋状の伸縮
膜により包囲された膨張収縮可能な燃料タンクを密閉構
造の燃料タンク収容容器内に収納し、燃料タンク内を燃
料注入管に接続して燃料注入管から注入された燃料でも
って燃料タンク内を満たし、燃料タンク周りの燃料タン
ク収容容器内に形成される内部空間をチャコールキャニ
スタを介して大気に連結している。
【0007】また、2番目の発明によれば上記問題点を
解決するために1番目の発明において、燃料タンク収容
容器内に形成された内部空間とチャコールキャニスタ間
にこの内部空間内の圧力が予め定められた圧力以上にな
ったときに開弁する制御弁と、燃料タンク内への燃料注
入時に開弁する制御弁とを並列に配置している。
解決するために1番目の発明において、燃料タンク収容
容器内に形成された内部空間とチャコールキャニスタ間
にこの内部空間内の圧力が予め定められた圧力以上にな
ったときに開弁する制御弁と、燃料タンク内への燃料注
入時に開弁する制御弁とを並列に配置している。
【0008】
【作用】1番目の発明では、燃料タンク収容容器内に形
成される内部空間内に流出した燃料蒸気はチャコールキ
ャニスタ内の活性炭に吸着される。2番目の発明では、
燃料の注入時以外は燃料タンク収容容器内に形成される
内部空間内の圧力が大気圧以上に保持されるので燃料タ
ンクの容積が減少せしめられ、燃料の注入時には燃料タ
ンク収容容器内に形成される内部空間が直接チャコール
キャニスタに連結されるので燃料タンクは自由に膨張す
ることができる。
成される内部空間内に流出した燃料蒸気はチャコールキ
ャニスタ内の活性炭に吸着される。2番目の発明では、
燃料の注入時以外は燃料タンク収容容器内に形成される
内部空間内の圧力が大気圧以上に保持されるので燃料タ
ンクの容積が減少せしめられ、燃料の注入時には燃料タ
ンク収容容器内に形成される内部空間が直接チャコール
キャニスタに連結されるので燃料タンクは自由に膨張す
ることができる。
【0009】
【実施例】図1を参照すると、1は金属又は合成樹脂材
料からなる密封構造の燃料タンク収容容器、2は例えば
ゴムのような可撓性材料からなる袋状の伸縮膜3により
包囲された膨張収縮可能な燃料タンク、4は燃料タンク
収容容器1に密封的に固定されかつ燃料タンク収容容器
1から外方に突出する燃料注入管、5は燃料注入管4の
先端部に着脱自在に取付けられた燃料キャップ、6は燃
料タンク収容容器1の上壁面から燃料注入管4内の上方
領域まで延びるブリーザパイプ、7は燃料タンク2内の
燃料を送り出すための燃料ポンプ、8は燃料ポンプ7か
ら送り出される燃料圧を調整するためのプレッシャレギ
ュレータを夫々示す。
料からなる密封構造の燃料タンク収容容器、2は例えば
ゴムのような可撓性材料からなる袋状の伸縮膜3により
包囲された膨張収縮可能な燃料タンク、4は燃料タンク
収容容器1に密封的に固定されかつ燃料タンク収容容器
1から外方に突出する燃料注入管、5は燃料注入管4の
先端部に着脱自在に取付けられた燃料キャップ、6は燃
料タンク収容容器1の上壁面から燃料注入管4内の上方
領域まで延びるブリーザパイプ、7は燃料タンク2内の
燃料を送り出すための燃料ポンプ、8は燃料ポンプ7か
ら送り出される燃料圧を調整するためのプレッシャレギ
ュレータを夫々示す。
【0010】図1に示されるように燃料注入管4の下端
部は燃料タンク2内に開口しており、伸縮膜3は燃料注
入管4の外周面上に密封的に固着される。また、燃料タ
ンク2内で発生した燃料蒸気がブリーザパイプ6を介し
て燃料注入管4の上方領域内に送り込まれるように伸縮
膜3の上端部はブリーザパイプ6の下端開口部の周りに
おいて燃料タンク収容容器1の内周面上に密封的に固着
されている。また、伸縮膜3の下端部は燃料タンク収容
容器1の底壁面上に密封的に固着される。従って燃料タ
ンク2の内部は燃料タンク2周りの燃料タンク収容容器
1内に形成される内部空間9から伸縮膜3を介して完全
に分離されている。
部は燃料タンク2内に開口しており、伸縮膜3は燃料注
入管4の外周面上に密封的に固着される。また、燃料タ
ンク2内で発生した燃料蒸気がブリーザパイプ6を介し
て燃料注入管4の上方領域内に送り込まれるように伸縮
膜3の上端部はブリーザパイプ6の下端開口部の周りに
おいて燃料タンク収容容器1の内周面上に密封的に固着
されている。また、伸縮膜3の下端部は燃料タンク収容
容器1の底壁面上に密封的に固着される。従って燃料タ
ンク2の内部は燃料タンク2周りの燃料タンク収容容器
1内に形成される内部空間9から伸縮膜3を介して完全
に分離されている。
【0011】燃料注入管4は小径の上方部分4aと大径
の下方部分4bからなり、燃料注入管4の大径下方部分
4bからはベーパ排出通路10が上方に向けて延びてい
る。ベーパ排出通路10と燃料注入管4の大径下方部分
4bとa接続部には燃料がベーパ排出通路10内に流入
するのを阻止するためにフロート弁からなる過注入防止
弁11が配置されている。この過注入防止弁11は図1
に示すように通常開弁しているが燃料液面が過注入防止
弁11の高さまで上昇したときに開弁して燃料がベーパ
排出通路10内に流入するのを阻止する。
の下方部分4bからなり、燃料注入管4の大径下方部分
4bからはベーパ排出通路10が上方に向けて延びてい
る。ベーパ排出通路10と燃料注入管4の大径下方部分
4bとa接続部には燃料がベーパ排出通路10内に流入
するのを阻止するためにフロート弁からなる過注入防止
弁11が配置されている。この過注入防止弁11は図1
に示すように通常開弁しているが燃料液面が過注入防止
弁11の高さまで上昇したときに開弁して燃料がベーパ
排出通路10内に流入するのを阻止する。
【0012】ベーパ排出通路10は第1ベーパ排出通路
10aと第2ベーパ排出通路10bとに分岐され、第1
ベーパ排出通路10aはタンク内圧制御弁12を介し
て、第2ベーパ排出通路10bはベーパ排出通路制御弁
13を介してチャコールキャニスタ14に接続される。
チャコールキャニスタ14はその内部に活性炭層15を
有し、この活性炭層15内に吸着された燃料は予め定め
られた機関の運転状態のときに燃料蒸気パージ通路16
を介して機関吸気通路(図示せず)内にパージされる。
10aと第2ベーパ排出通路10bとに分岐され、第1
ベーパ排出通路10aはタンク内圧制御弁12を介し
て、第2ベーパ排出通路10bはベーパ排出通路制御弁
13を介してチャコールキャニスタ14に接続される。
チャコールキャニスタ14はその内部に活性炭層15を
有し、この活性炭層15内に吸着された燃料は予め定め
られた機関の運転状態のときに燃料蒸気パージ通路16
を介して機関吸気通路(図示せず)内にパージされる。
【0013】タンク内圧制御弁12は燃料タンク2内の
圧力と大気圧との圧力差により応動して開閉するダイア
フラム弁12aを具備し、このタンク内圧制御弁12は
燃料タンク2内の圧力が大気圧よりも高い予め定められ
た正圧を越えたときに開弁する。また、タンク内圧制御
弁12はチャコールキャニスタ14内の圧力が第1ベー
パ排出通路10a内の圧力よりも高くなったときに開弁
する、即ち燃料タンク2内が負圧になると開弁する逆止
弁12bを具備する。
圧力と大気圧との圧力差により応動して開閉するダイア
フラム弁12aを具備し、このタンク内圧制御弁12は
燃料タンク2内の圧力が大気圧よりも高い予め定められ
た正圧を越えたときに開弁する。また、タンク内圧制御
弁12はチャコールキャニスタ14内の圧力が第1ベー
パ排出通路10a内の圧力よりも高くなったときに開弁
する、即ち燃料タンク2内が負圧になると開弁する逆止
弁12bを具備する。
【0014】一方、燃料注入管4の小径上方部分4a内
には給油ノズルを案内するためのベンチュリ状のガイド
部材17が挿入されており、このベンチュリ状ガイド部
材17の下端開口部にはピボットピン18により回動可
能に支持されかつ通常ばね力によってガイド部材17の
下端開口部を閉鎖している燃料蒸気流出遮断弁19が配
置されている。また、このベンチュリ状ガイド部材17
下方の燃料注入管4の小径上方部分4a内には給油ノズ
ル挿入時に給油ノズルの外周面と接触するシール部材2
0が配置されている。
には給油ノズルを案内するためのベンチュリ状のガイド
部材17が挿入されており、このベンチュリ状ガイド部
材17の下端開口部にはピボットピン18により回動可
能に支持されかつ通常ばね力によってガイド部材17の
下端開口部を閉鎖している燃料蒸気流出遮断弁19が配
置されている。また、このベンチュリ状ガイド部材17
下方の燃料注入管4の小径上方部分4a内には給油ノズ
ル挿入時に給油ノズルの外周面と接触するシール部材2
0が配置されている。
【0015】ベーパ排出制御弁13はダイアフラム弁1
3aの一側にベンチュリ状ガイド部材17上方の燃料注
入管4の小径上方部分4a内に連結された上部室13b
を具備し、ダイアフラム弁13aの他側に第2ベーパ排
出通路10bを介して燃料タンク2内に接続された下方
室13cを具備する。このダイアフラム弁13aは下方
室13c内の圧力が上方室13b内の圧力よりも一定圧
だけ高くなったときに開弁する。なお、ベーパ排出制御
弁13が開弁するときの上方室13b内と下方室13c
内との圧力差はタンク内圧制御弁12が開弁するときの
燃料タンク2内の圧力と大気圧との圧力差に比べてかな
り小さい。
3aの一側にベンチュリ状ガイド部材17上方の燃料注
入管4の小径上方部分4a内に連結された上部室13b
を具備し、ダイアフラム弁13aの他側に第2ベーパ排
出通路10bを介して燃料タンク2内に接続された下方
室13cを具備する。このダイアフラム弁13aは下方
室13c内の圧力が上方室13b内の圧力よりも一定圧
だけ高くなったときに開弁する。なお、ベーパ排出制御
弁13が開弁するときの上方室13b内と下方室13c
内との圧力差はタンク内圧制御弁12が開弁するときの
燃料タンク2内の圧力と大気圧との圧力差に比べてかな
り小さい。
【0016】一方、燃料キャップ5は車両ボディの外側
面上に形成された凹所22内に配置されており、この凹
所22はピボットピン23により回動可能に支持された
給油扉24によって通常覆われている。この給油扉24
は車両運転席に設けられた給油扉オープナ25に連結さ
れ、給油扉オープナ25を操作することによって給油扉
24の開閉作用が行われる。
面上に形成された凹所22内に配置されており、この凹
所22はピボットピン23により回動可能に支持された
給油扉24によって通常覆われている。この給油扉24
は車両運転席に設けられた給油扉オープナ25に連結さ
れ、給油扉オープナ25を操作することによって給油扉
24の開閉作用が行われる。
【0017】また、図1に示されるようにこの実施例で
は燃料タンク収容容器1内に形成される内部空間9は燃
料蒸気通路26を介して第2ベーパ排出通路10bに連
結される。即ち、内部空間9は燃料蒸気通路26、第2
ベーパ排出通路10bおよび活性炭層15を介して外気
に連結されており、従ってこの実施例では内部空間9内
の圧力はほぼ大気圧に維持されている。なお、この内部
空間9内には伸縮膜3を透過した燃料蒸気が充満してい
る。
は燃料タンク収容容器1内に形成される内部空間9は燃
料蒸気通路26を介して第2ベーパ排出通路10bに連
結される。即ち、内部空間9は燃料蒸気通路26、第2
ベーパ排出通路10bおよび活性炭層15を介して外気
に連結されており、従ってこの実施例では内部空間9内
の圧力はほぼ大気圧に維持されている。なお、この内部
空間9内には伸縮膜3を透過した燃料蒸気が充満してい
る。
【0018】燃料タンク2内の燃料が少なくなると燃料
タンク2が収縮する。燃料を給油すべきときにはまず初
めに給油扉24を開かせるべく給油扉オープナ25が操
作される。次いで給油ノズルを燃料注入管4内に挿入す
るために燃料キャップ5がはずされる。このときベンチ
ュリ状ガイド部材17の下端開口部は燃料蒸気流出遮断
弁19により閉鎖されており、従ってこのとき燃料タン
ク2内の燃料蒸気が外気中に放出されることがない。
タンク2が収縮する。燃料を給油すべきときにはまず初
めに給油扉24を開かせるべく給油扉オープナ25が操
作される。次いで給油ノズルを燃料注入管4内に挿入す
るために燃料キャップ5がはずされる。このときベンチ
ュリ状ガイド部材17の下端開口部は燃料蒸気流出遮断
弁19により閉鎖されており、従ってこのとき燃料タン
ク2内の燃料蒸気が外気中に放出されることがない。
【0019】次いで、給油ノズルがガイド部材17内に
挿入され、このとき給油ノズルの先端部でもって燃料蒸
気流出遮断弁19が開弁せしめられる。次いで給油ノズ
ルの先端部が図1において鎖線27で示されるようにシ
ール部材20内に密封的に挿入され、次いで給油が開始
される。このように給油ノズルの先端部がシール部材2
0内に密封的に挿入されるので給油中に給油ノズルの周
りを通って空気が燃料タンク2内の燃料内に混入する危
険性がない。
挿入され、このとき給油ノズルの先端部でもって燃料蒸
気流出遮断弁19が開弁せしめられる。次いで給油ノズ
ルの先端部が図1において鎖線27で示されるようにシ
ール部材20内に密封的に挿入され、次いで給油が開始
される。このように給油ノズルの先端部がシール部材2
0内に密封的に挿入されるので給油中に給油ノズルの周
りを通って空気が燃料タンク2内の燃料内に混入する危
険性がない。
【0020】給油が開始されると燃料タンク2内の燃料
が増大するに従って燃料タンク2が膨張する。このとき
内部空間9内はほぼ大気圧となっているので燃料タンク
2は自由に膨張することができる。また、このとき内部
空間9内に充満している燃料蒸気は燃料蒸気通路26お
よび第2ベーパ排出通路10bを介してチャコールキャ
ニスタ14内に排出され、この排出された燃料蒸気は活
性炭層15内の活性炭に吸収される。従って内部空間9
内の燃料蒸気が外気中に放出されるのを完全に阻止する
ことができる。
が増大するに従って燃料タンク2が膨張する。このとき
内部空間9内はほぼ大気圧となっているので燃料タンク
2は自由に膨張することができる。また、このとき内部
空間9内に充満している燃料蒸気は燃料蒸気通路26お
よび第2ベーパ排出通路10bを介してチャコールキャ
ニスタ14内に排出され、この排出された燃料蒸気は活
性炭層15内の活性炭に吸収される。従って内部空間9
内の燃料蒸気が外気中に放出されるのを完全に阻止する
ことができる。
【0021】一方、給油が開始されると燃料タンク2内
の圧力が上昇し、この上昇した圧力がベーパ排出通路1
0を介してタンク内圧制御弁12およびベーパ排出制御
弁13に作用する。このとき燃料タンク2内の圧力に対
するベーパ排出制御弁13の開弁圧はタンク内圧制御弁
12の開弁圧よりもかなり低いのでベーパ排出制御弁1
3が開弁し、その結果燃料タンク2内に発生した燃料蒸
気は第2ベーパ排出通路10bを介してチャコールキャ
ニスタ14内に送り込まれる。
の圧力が上昇し、この上昇した圧力がベーパ排出通路1
0を介してタンク内圧制御弁12およびベーパ排出制御
弁13に作用する。このとき燃料タンク2内の圧力に対
するベーパ排出制御弁13の開弁圧はタンク内圧制御弁
12の開弁圧よりもかなり低いのでベーパ排出制御弁1
3が開弁し、その結果燃料タンク2内に発生した燃料蒸
気は第2ベーパ排出通路10bを介してチャコールキャ
ニスタ14内に送り込まれる。
【0022】給油が完了すると給油ノズルが引き抜か
れ、このとき再びガイド部材17の下端開口部が燃料蒸
気流出遮断弁19によって閉鎖される。次いで燃料キャ
ップ5が取付けられ、次いで給油扉オープナ25を操作
することによって給油扉24が閉じられる。なお、燃料
蒸気流出遮断弁19には避けることのできないわずかな
漏れが存在するので燃料キャップ5が取付けられた後は
ベーパ排出制御弁13の上方室13bと下方室13cの
圧力は通常ほぼ等しくなる。従って一旦燃料キャップ5
が取付けられるとベーパ排出制御弁13は閉弁状態に保
持される。
れ、このとき再びガイド部材17の下端開口部が燃料蒸
気流出遮断弁19によって閉鎖される。次いで燃料キャ
ップ5が取付けられ、次いで給油扉オープナ25を操作
することによって給油扉24が閉じられる。なお、燃料
蒸気流出遮断弁19には避けることのできないわずかな
漏れが存在するので燃料キャップ5が取付けられた後は
ベーパ排出制御弁13の上方室13bと下方室13cの
圧力は通常ほぼ等しくなる。従って一旦燃料キャップ5
が取付けられるとベーパ排出制御弁13は閉弁状態に保
持される。
【0023】機関の運転が開始されて燃料タンク2内の
燃料が減少するとそれに伴なって燃料タンク2は収縮す
る。燃料タンク2が収縮すると燃料タンク収容容器1内
の内部空間9内に外気がチャコールキャニスタ14を介
して送り込まれる。一方、燃料タンク2内の燃料温が上
昇すると燃料タンク2内の圧力が上昇する。このとき燃
料タンク2内の圧力がタンク内圧制御弁12の開弁圧よ
りも高くなるとタンク内圧制御弁12が開弁し、斯くし
て燃料タンク2内に発生している燃料蒸気がベーパ排出
通路10および第1ベーパ排出通路10aを介してチャ
コールキャニスタ14内に送り込まれる。次いでこの燃
料蒸気は活性炭層15内の活性炭に吸着される。また、
燃料タンク2内の燃料温が高くなって燃料タンク2内の
圧力が上昇すると燃料タンク2が膨張する。このとき燃
料タンク収容容器1内の内部空間9内に充満している燃
料蒸気は燃料蒸気通路26および第2ベーパ排出通路1
0bを介してチャコールキャニスタ14内に排出され、
この排出された燃料蒸気は活性炭層15内の活性炭に吸
収される。
燃料が減少するとそれに伴なって燃料タンク2は収縮す
る。燃料タンク2が収縮すると燃料タンク収容容器1内
の内部空間9内に外気がチャコールキャニスタ14を介
して送り込まれる。一方、燃料タンク2内の燃料温が上
昇すると燃料タンク2内の圧力が上昇する。このとき燃
料タンク2内の圧力がタンク内圧制御弁12の開弁圧よ
りも高くなるとタンク内圧制御弁12が開弁し、斯くし
て燃料タンク2内に発生している燃料蒸気がベーパ排出
通路10および第1ベーパ排出通路10aを介してチャ
コールキャニスタ14内に送り込まれる。次いでこの燃
料蒸気は活性炭層15内の活性炭に吸着される。また、
燃料タンク2内の燃料温が高くなって燃料タンク2内の
圧力が上昇すると燃料タンク2が膨張する。このとき燃
料タンク収容容器1内の内部空間9内に充満している燃
料蒸気は燃料蒸気通路26および第2ベーパ排出通路1
0bを介してチャコールキャニスタ14内に排出され、
この排出された燃料蒸気は活性炭層15内の活性炭に吸
収される。
【0024】なお、上述したように内部空間9内はほぼ
大気圧に維持されており、また通常燃料タンク2内の圧
力は内部空間9の圧力よりも低くなることはないので燃
料タンク2内の圧力は通常負圧になることはない。従っ
てタンク内圧制御弁12内に配置された逆止弁12bが
開弁するのは何らかの理由でもって燃料タンク2内に負
圧が発生する異常時である。また、燃料注入管4内に発
生する燃料蒸気の量を少なくするためには給油時に供給
される燃料流に対して抵抗とならない範囲内で燃料注入
管4の径をできるだけ小さくすることが好ましい。しか
しながら燃料注入管4の径を小さくしすぎると給油時に
燃料液面が過注入防止弁11まで上昇する前に供給燃料
圧によって過注入防止弁11が閉弁してしまう。そこで
このような過注入防止弁11の閉弁作用を防止するため
に過注入防止弁11の配置されている燃料注入管4の下
方部分4bは大きな径に形成されている。
大気圧に維持されており、また通常燃料タンク2内の圧
力は内部空間9の圧力よりも低くなることはないので燃
料タンク2内の圧力は通常負圧になることはない。従っ
てタンク内圧制御弁12内に配置された逆止弁12bが
開弁するのは何らかの理由でもって燃料タンク2内に負
圧が発生する異常時である。また、燃料注入管4内に発
生する燃料蒸気の量を少なくするためには給油時に供給
される燃料流に対して抵抗とならない範囲内で燃料注入
管4の径をできるだけ小さくすることが好ましい。しか
しながら燃料注入管4の径を小さくしすぎると給油時に
燃料液面が過注入防止弁11まで上昇する前に供給燃料
圧によって過注入防止弁11が閉弁してしまう。そこで
このような過注入防止弁11の閉弁作用を防止するため
に過注入防止弁11の配置されている燃料注入管4の下
方部分4bは大きな径に形成されている。
【0025】図2に別の実施例を示す。なお、図2にお
いて図1と同様の構成要素は同一の符号で示す。図2を
参照するとこの実施例では燃料タンク収容容器1内の内
部空間9が一方では第1の燃料蒸気通路28を介して第
1ベーパ排出通路10aに連結され、他方では第2の燃
料蒸気通路29を介して第2ベーパ排出通路10bに連
結される。第2の燃料蒸気通路29は第1の燃料蒸気通
路28よりも大きな流路面積を有し、この第2の燃料蒸
気通路29内には開放制御弁30が配置される。この開
放制御弁30は給油扉オープナ25の操作に応動して制
御され、給油扉24を開くように給油扉オープナ25が
操作されたときに開放制御弁30は開弁せしめられる。
従ってこの開放制御弁30は給油時以外は閉弁状態に保
持されている。
いて図1と同様の構成要素は同一の符号で示す。図2を
参照するとこの実施例では燃料タンク収容容器1内の内
部空間9が一方では第1の燃料蒸気通路28を介して第
1ベーパ排出通路10aに連結され、他方では第2の燃
料蒸気通路29を介して第2ベーパ排出通路10bに連
結される。第2の燃料蒸気通路29は第1の燃料蒸気通
路28よりも大きな流路面積を有し、この第2の燃料蒸
気通路29内には開放制御弁30が配置される。この開
放制御弁30は給油扉オープナ25の操作に応動して制
御され、給油扉24を開くように給油扉オープナ25が
操作されたときに開放制御弁30は開弁せしめられる。
従ってこの開放制御弁30は給油時以外は閉弁状態に保
持されている。
【0026】この実施例においても燃料を給油すべきと
きにはまず初めに給油扉24を開かせるべく給油扉オー
プナ25が操作される。給油扉オープナ25が操作され
ると開放制御弁30が開弁せしめられる。次いで給油が
開始されると燃料タンク2内の燃料が増大するに従って
燃料タンク2が膨張する。このとき開放制御弁30が開
弁しているので燃料タンク2は自由に膨張することがで
きる。また、このとき内部空間9内の燃料蒸気は第2の
燃料蒸気通路29を介してチャコールキャニスタ14内
に送り込まれる。従ってこのとき内部空間9内の燃料蒸
気が外気中に放出されるのが完全に阻止される。
きにはまず初めに給油扉24を開かせるべく給油扉オー
プナ25が操作される。給油扉オープナ25が操作され
ると開放制御弁30が開弁せしめられる。次いで給油が
開始されると燃料タンク2内の燃料が増大するに従って
燃料タンク2が膨張する。このとき開放制御弁30が開
弁しているので燃料タンク2は自由に膨張することがで
きる。また、このとき内部空間9内の燃料蒸気は第2の
燃料蒸気通路29を介してチャコールキャニスタ14内
に送り込まれる。従ってこのとき内部空間9内の燃料蒸
気が外気中に放出されるのが完全に阻止される。
【0027】次いで給油が完了すると給油ノズルが引き
抜かれ、次いで燃料キャップ5が取付けられる。次いで
給油扉オープナ25を操作することによって給油扉24
が閉じられ、このとき開放制御弁30が閉弁せしめられ
る。このとき燃料タンク収容容器1内の内部空間9内の
圧力は大気圧となっている。次いで機関の運転が開始さ
れ、燃料タンク2内の燃料が減少するとそれに伴なって
燃料タンク2は収縮する。燃料タンク2が収縮すると燃
料タンク2内の圧力および内部空間9の圧力が低下する
が燃料タンク2内の圧力および内部空間9内の圧力が大
気圧以下になれば逆止弁12bが開弁するので燃料タン
ク2内の圧力および内部空間9内の圧力が大気圧以下に
低下することはない。
抜かれ、次いで燃料キャップ5が取付けられる。次いで
給油扉オープナ25を操作することによって給油扉24
が閉じられ、このとき開放制御弁30が閉弁せしめられ
る。このとき燃料タンク収容容器1内の内部空間9内の
圧力は大気圧となっている。次いで機関の運転が開始さ
れ、燃料タンク2内の燃料が減少するとそれに伴なって
燃料タンク2は収縮する。燃料タンク2が収縮すると燃
料タンク2内の圧力および内部空間9の圧力が低下する
が燃料タンク2内の圧力および内部空間9内の圧力が大
気圧以下になれば逆止弁12bが開弁するので燃料タン
ク2内の圧力および内部空間9内の圧力が大気圧以下に
低下することはない。
【0028】一方、燃料タンク2内の燃料温が上昇する
と燃料タンク2内の圧力が上昇し、このとき同時に内部
空間9内の圧力も上昇する。次いで燃料タンク2内の圧
力および内部空間9内の圧力がタンク内圧制御弁12の
開弁圧よりも高くなるとタンク内圧制御弁12が開弁す
る。タンク内圧制御弁12が開弁すると一方では燃料タ
ンク2内の燃料蒸気が第1ベーパ排出通路10aを介し
てチャコールキャニスタ14内に送り込まれ、他方では
内部空間9内の燃料蒸気が第1の燃料蒸気通路28を介
してチャコールキャニスタ14内に送り込まれる。従っ
てこのときにも燃料タンク2内の燃料蒸気はもとより内
部空間9内の燃料蒸気が外気中に放出されるのが阻止さ
れる。
と燃料タンク2内の圧力が上昇し、このとき同時に内部
空間9内の圧力も上昇する。次いで燃料タンク2内の圧
力および内部空間9内の圧力がタンク内圧制御弁12の
開弁圧よりも高くなるとタンク内圧制御弁12が開弁す
る。タンク内圧制御弁12が開弁すると一方では燃料タ
ンク2内の燃料蒸気が第1ベーパ排出通路10aを介し
てチャコールキャニスタ14内に送り込まれ、他方では
内部空間9内の燃料蒸気が第1の燃料蒸気通路28を介
してチャコールキャニスタ14内に送り込まれる。従っ
てこのときにも燃料タンク2内の燃料蒸気はもとより内
部空間9内の燃料蒸気が外気中に放出されるのが阻止さ
れる。
【0029】一方、図2に示される実施例では燃料タン
ク2内の圧力および内部空間9内の圧力は最大でタンク
内圧制御弁12の開弁圧まで上昇し、また最も低下した
ときでも大気圧となる。従って燃料タンク2内の圧力お
よび内部空間9内の圧力は常時大気圧以上に保持されて
いることになる。ところで燃料タンク2内に発生する燃
料蒸気の量を少なくするためには燃料タンク2内の燃料
液面上に形成される空間の容積、即ちそのときの温度に
応じた飽和燃料蒸気で満たされている燃料タンク2内の
空間の容積をできるだけ少くすることが必要である。と
ころが図2に示される実施例では燃料タンク2の温度が
上昇して燃料タンク2が膨張するとそれに伴なって内部
空間9内の圧力が上昇する。その結果、燃料タンク2の
膨張作用が抑制され、即ち燃料タンク2はさほど膨張で
きなくなり、斯くして燃料タンク2内の燃料液面上に形
成される空間の容積が増大するのが抑制されることにな
る。従って燃料タンク2内に発生する燃料蒸気の量が減
少せしめられ、斯くしてチャコールキャニスタ14を小
型化できることになる。
ク2内の圧力および内部空間9内の圧力は最大でタンク
内圧制御弁12の開弁圧まで上昇し、また最も低下した
ときでも大気圧となる。従って燃料タンク2内の圧力お
よび内部空間9内の圧力は常時大気圧以上に保持されて
いることになる。ところで燃料タンク2内に発生する燃
料蒸気の量を少なくするためには燃料タンク2内の燃料
液面上に形成される空間の容積、即ちそのときの温度に
応じた飽和燃料蒸気で満たされている燃料タンク2内の
空間の容積をできるだけ少くすることが必要である。と
ころが図2に示される実施例では燃料タンク2の温度が
上昇して燃料タンク2が膨張するとそれに伴なって内部
空間9内の圧力が上昇する。その結果、燃料タンク2の
膨張作用が抑制され、即ち燃料タンク2はさほど膨張で
きなくなり、斯くして燃料タンク2内の燃料液面上に形
成される空間の容積が増大するのが抑制されることにな
る。従って燃料タンク2内に発生する燃料蒸気の量が減
少せしめられ、斯くしてチャコールキャニスタ14を小
型化できることになる。
【0030】
【発明の効果】燃料タンクの伸縮膜を透過した燃料蒸気
が外気中に放出されるのを完全に阻止することができ
る。
が外気中に放出されるのを完全に阻止することができ
る。
【図1】燃料貯留装置の全体図である。
【図2】燃料貯留装置の別の実施例の全体図である。
1…燃料タンク収容容器 2…燃料タンク 3…伸縮膜 4…燃料注入管 9…内部空間 12…タンク内圧制御弁 14…チャコールキャニスタ 26,28,29…燃料蒸気通路
Claims (2)
- 【請求項1】 可撓性材料からなる袋状の伸縮膜により
包囲された膨張収縮可能な燃料タンクを密閉構造の燃料
タンク収容容器内に収納し、該燃料タンク内を燃料注入
管に接続して燃料注入管から注入された燃料でもって燃
料タンク内を満たし、燃料タンク周りの燃料タンク収容
容器内に形成される内部空間をチャコールキャニスタを
介して大気に連結した車両用燃料貯留装置。 - 【請求項2】 上記燃料タンク収容容器内に形成された
内部空間とチャコールキャニスタ間に該内部空間内の圧
力が予め定められた圧力以上になったときに開弁する制
御弁と、燃料タンク内への燃料注入時に開弁する制御弁
とを並列に配置した請求項1に記載の車両用燃料貯留装
置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP897995A JPH08197968A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 車両用燃料貯留装置 |
US08/545,066 US5596971A (en) | 1994-10-21 | 1995-10-19 | Fuel storing device for motor vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP897995A JPH08197968A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | 車両用燃料貯留装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08197968A true JPH08197968A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11707818
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP897995A Pending JPH08197968A (ja) | 1994-10-21 | 1995-01-24 | 車両用燃料貯留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08197968A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5018782B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2012-09-05 | ダイキン工業株式会社 | 燃料用タンク |
JP2012530877A (ja) * | 2009-06-22 | 2012-12-06 | イートン コーポレーション | 小型エンジンの排気制御弁 |
JP2015189465A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | 本田技研工業株式会社 | 気液分離機を用いた給油システム |
JP2017025875A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンク構造 |
-
1995
- 1995-01-24 JP JP897995A patent/JPH08197968A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5018782B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2012-09-05 | ダイキン工業株式会社 | 燃料用タンク |
JP2012530877A (ja) * | 2009-06-22 | 2012-12-06 | イートン コーポレーション | 小型エンジンの排気制御弁 |
US9139084B2 (en) | 2009-06-22 | 2015-09-22 | Eaton Corporation | Small engine emissions control valve |
JP2015189465A (ja) * | 2014-03-31 | 2015-11-02 | 本田技研工業株式会社 | 気液分離機を用いた給油システム |
JP2017025875A (ja) * | 2015-07-27 | 2017-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 燃料タンク構造 |
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