JPH08196966A - 太陽電池パネルを用いた噴水装置及び浄化装置 - Google Patents
太陽電池パネルを用いた噴水装置及び浄化装置Info
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- JPH08196966A JPH08196966A JP7034277A JP3427795A JPH08196966A JP H08196966 A JPH08196966 A JP H08196966A JP 7034277 A JP7034277 A JP 7034277A JP 3427795 A JP3427795 A JP 3427795A JP H08196966 A JPH08196966 A JP H08196966A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 太陽電池パネルを冷却でき、また、景観を損
なうことがない太陽電池パネルを用いた噴水装置を提供
すること。 【構成】 噴水装置２は、その受光面４Ａを上方に向け
て配置される太陽電池パネル４と、太陽電池パネル４で
発電された電力で駆動されるポンプ６と、ポンプの吐出
口に接続され水を上方に噴出するノズル８と、ポンプ６
を保持すると共に、太陽電池パネル４を水面の下方で略
々水平に保持するフレーム１４と、フレーム１４に連結
された浮き１６とを備える。
なうことがない太陽電池パネルを用いた噴水装置を提供
すること。 【構成】 噴水装置２は、その受光面４Ａを上方に向け
て配置される太陽電池パネル４と、太陽電池パネル４で
発電された電力で駆動されるポンプ６と、ポンプの吐出
口に接続され水を上方に噴出するノズル８と、ポンプ６
を保持すると共に、太陽電池パネル４を水面の下方で略
々水平に保持するフレーム１４と、フレーム１４に連結
された浮き１６とを備える。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は太陽電池パネルを用いた
噴水装置及び浄化装置に関する。
噴水装置及び浄化装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】太陽電池は光エネルギを電気エネルギに
変換するものであり、地球温暖化問題等の地球環境問題
を解消する観点から、太陽電池の普及は、積極的に取り
組まなければならない重要な課題の一つとなっている。
そして、太陽電池の中でも、近年、アモルファス太陽電
池が、エネルギ変換効率が結晶系の太陽電池に較べて若
干劣るものの、軽量で、量産化に適し、コスト的に安い
ことから注目を集めている。太陽電池パネルを用いる場
合、例えば、夏場等において太陽電池パネルの表面温度
は７０℃〜８０℃前後に上昇し、発電効率が２０％〜３
０％程度低下するが、アモルファス太陽電池か結晶系の
太陽電池であるかを問わず、太陽電池パネルを冷却すれ
ば、発電効率が高くなることが知られている。一方、池
等の噴水装置に太陽電池パネルを用いたものは提供され
ている。
変換するものであり、地球温暖化問題等の地球環境問題
を解消する観点から、太陽電池の普及は、積極的に取り
組まなければならない重要な課題の一つとなっている。
そして、太陽電池の中でも、近年、アモルファス太陽電
池が、エネルギ変換効率が結晶系の太陽電池に較べて若
干劣るものの、軽量で、量産化に適し、コスト的に安い
ことから注目を集めている。太陽電池パネルを用いる場
合、例えば、夏場等において太陽電池パネルの表面温度
は７０℃〜８０℃前後に上昇し、発電効率が２０％〜３
０％程度低下するが、アモルファス太陽電池か結晶系の
太陽電池であるかを問わず、太陽電池パネルを冷却すれ
ば、発電効率が高くなることが知られている。一方、池
等の噴水装置に太陽電池パネルを用いたものは提供され
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
噴水装置では太陽電池パネルが水面の上方に配設される
ため、太陽電池パネルの表面温度が上昇して発電効率が
低下し、また、池等の景観を損ねる不具合があった。本
発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明
の目的は、太陽電池パネルを冷却でき、また、景観を損
なうことがない太陽電池パネルを用いた噴水装置及び浄
化装置を提供することにある。
噴水装置では太陽電池パネルが水面の上方に配設される
ため、太陽電池パネルの表面温度が上昇して発電効率が
低下し、また、池等の景観を損ねる不具合があった。本
発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明
の目的は、太陽電池パネルを冷却でき、また、景観を損
なうことがない太陽電池パネルを用いた噴水装置及び浄
化装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る太陽電池パネルを用いた噴水装置は、
その受光面を上方に向けて配置される太陽電池パネル
と、前記太陽電池パネルで発電された電力で駆動される
ポンプと、前記ポンプの吐出口に接続され水を上方に噴
出するノズルと、前記ポンプを保持すると共に、太陽電
池パネルを水面の下方で略々水平に保持する保持手段と
を備えたことを特徴とする。また、本発明は、前記太陽
電池パネルの下面にはフィルターが取着され、前記ポン
プは、前記フィルターを通過した水をノズルに供給する
ように構成されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記保持手段が、太陽電池パネルの下面に配設され
該太陽電池パネル及びポンプを保持するフレームと、太
陽電池パネルの外周部におけるフレーム箇所に連結され
た浮きにより構成されていることを特徴とする。また、
本発明は、前記太陽電池パネルの中央に孔が形成され、
前記孔に前記ポンプが配置されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記太陽電池パネルが、アモルフ
ァス太陽電池パネルであることを特徴とする。
め、本発明に係る太陽電池パネルを用いた噴水装置は、
その受光面を上方に向けて配置される太陽電池パネル
と、前記太陽電池パネルで発電された電力で駆動される
ポンプと、前記ポンプの吐出口に接続され水を上方に噴
出するノズルと、前記ポンプを保持すると共に、太陽電
池パネルを水面の下方で略々水平に保持する保持手段と
を備えたことを特徴とする。また、本発明は、前記太陽
電池パネルの下面にはフィルターが取着され、前記ポン
プは、前記フィルターを通過した水をノズルに供給する
ように構成されていることを特徴とする。また、本発明
は、前記保持手段が、太陽電池パネルの下面に配設され
該太陽電池パネル及びポンプを保持するフレームと、太
陽電池パネルの外周部におけるフレーム箇所に連結され
た浮きにより構成されていることを特徴とする。また、
本発明は、前記太陽電池パネルの中央に孔が形成され、
前記孔に前記ポンプが配置されていることを特徴とす
る。また、本発明は、前記太陽電池パネルが、アモルフ
ァス太陽電池パネルであることを特徴とする。
【０００５】また、本発明に係る太陽電池パネルを用い
た浄化装置は、その受光面を上方に向けて配置される太
陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの下面に取着され
たフィルターと、前記太陽電池パネルで発電された電力
で駆動され水を前記フィルターに通過させるポンプと、
前記ポンプを保持すると共に、前記太陽電池パネルを水
面の下方で略々水平に保持する保持手段とを備えたこと
を特徴とする。
た浄化装置は、その受光面を上方に向けて配置される太
陽電池パネルと、前記太陽電池パネルの下面に取着され
たフィルターと、前記太陽電池パネルで発電された電力
で駆動され水を前記フィルターに通過させるポンプと、
前記ポンプを保持すると共に、前記太陽電池パネルを水
面の下方で略々水平に保持する保持手段とを備えたこと
を特徴とする。
【０００６】
【作用】太陽電池パネルが水面の下方に配設され水によ
り冷却されるため、発電効率を高めることができる。ま
た、太陽電池パネルが水面上に露出しないため、景観を
損なわない。
り冷却されるため、発電効率を高めることができる。ま
た、太陽電池パネルが水面上に露出しないため、景観を
損なわない。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面に従って説
明する。図１は噴水装置の断面正面図、図２は同平面
図、図３は太陽電池パネルの断面図を示す。噴水装置２
は、太陽電池パネル４と、ポンプ６と、ノズル８と、フ
ィルター１０と、これら太陽電池パネル４、ポンプ６、
ノズル８、フィルター１０を保持する保持手段１２で構
成されている。前記太陽電池パネル４は実施例ではアモ
ルファス太陽電池パネル４で、図３に示すように、ステ
ンレス基板４０１１を含んでいる。このステンレス基板
４０１１は、その厚さが例えば０．１２５mmであり、−
電極としての機能も果たしている。ステンレス基板４０
１１上にはアモルファス・シリコン層４０１３が形成さ
れ、このアモルファス・シリコン層４０１３はアモルフ
ァス太陽電池を構成するために必要なＰ層、Ｉ層、Ｎ層
を含む公知の多層構造で形成されている。アモルファス
・シリコン層４０１３の上には透明電極４０１５が形成
され、この透明電極４０１５は＋電極としての機能を果
たしている。
明する。図１は噴水装置の断面正面図、図２は同平面
図、図３は太陽電池パネルの断面図を示す。噴水装置２
は、太陽電池パネル４と、ポンプ６と、ノズル８と、フ
ィルター１０と、これら太陽電池パネル４、ポンプ６、
ノズル８、フィルター１０を保持する保持手段１２で構
成されている。前記太陽電池パネル４は実施例ではアモ
ルファス太陽電池パネル４で、図３に示すように、ステ
ンレス基板４０１１を含んでいる。このステンレス基板
４０１１は、その厚さが例えば０．１２５mmであり、−
電極としての機能も果たしている。ステンレス基板４０
１１上にはアモルファス・シリコン層４０１３が形成さ
れ、このアモルファス・シリコン層４０１３はアモルフ
ァス太陽電池を構成するために必要なＰ層、Ｉ層、Ｎ層
を含む公知の多層構造で形成されている。アモルファス
・シリコン層４０１３の上には透明電極４０１５が形成
され、この透明電極４０１５は＋電極としての機能を果
たしている。
【０００８】ステンレス基板１１の下と透明電極４０１
５の上にはフッソ樹脂がコーティングされて防護層４０
１７，４０１９が形成され、これら防護層４０１７，４
０１９の厚さは例えば１．０mmであり、透明電極４０１
５の上の防護層４０１９は、光透過性を有するフッソ樹
脂で形成されている。透明電極４０１５及び防護層４０
１９の側が、このアモルファス太陽電池パネル４の受光
面（表面）４Ａであり、ステンレス基板４０１１及び防
護層４０１７の側が、このアモルファス太陽電池パネル
４の背面４Ｂであり、受光面４Ａが上向きにして配置さ
れる。前記アモルファス太陽電池パネル４の背面４Ｂに
は、合成樹脂製の下地層４０２１が形成されている。ア
モルファス太陽電池パネル４は、下地層４０２１を除い
た部分の厚さが３mm以下である。透明電極４０１５（＋
電極）とステンレス基板４０１１（−電極）には夫々リ
ード線４０２３が接続され、これらリード線４０２３は
ポンプ６に接続されている。
５の上にはフッソ樹脂がコーティングされて防護層４０
１７，４０１９が形成され、これら防護層４０１７，４
０１９の厚さは例えば１．０mmであり、透明電極４０１
５の上の防護層４０１９は、光透過性を有するフッソ樹
脂で形成されている。透明電極４０１５及び防護層４０
１９の側が、このアモルファス太陽電池パネル４の受光
面（表面）４Ａであり、ステンレス基板４０１１及び防
護層４０１７の側が、このアモルファス太陽電池パネル
４の背面４Ｂであり、受光面４Ａが上向きにして配置さ
れる。前記アモルファス太陽電池パネル４の背面４Ｂに
は、合成樹脂製の下地層４０２１が形成されている。ア
モルファス太陽電池パネル４は、下地層４０２１を除い
た部分の厚さが３mm以下である。透明電極４０１５（＋
電極）とステンレス基板４０１１（−電極）には夫々リ
ード線４０２３が接続され、これらリード線４０２３は
ポンプ６に接続されている。
【０００９】前記アモルファス太陽電池パネル４は円形
に形成される共に、中心に孔４０４１が形成されてい
る。前記保持手段１２は、ポンプ６を保持すると共に、
アモルファス太陽電池パネル４の受光面４Ａを水面下
（例えば１cm〜５cm）で水平にした状態でアモルファス
太陽電池パネル４を保持するもので、実施例では、アモ
ルファス太陽電池パネル４の下面に配設されたフレーム
１４と、浮き１６により構成されている。前記フレーム
１４は、孔４０４１を中心として放射状に配置され相互
に連結された複数の合成樹脂製のフレーム部材１４０１
で構成され、浮き１６はこのフレーム部材１４０１に取
着され、浮き１６はアモルファス太陽電池パネル４の外
周部で周方向に間隔をおいて四つ配設されている。
に形成される共に、中心に孔４０４１が形成されてい
る。前記保持手段１２は、ポンプ６を保持すると共に、
アモルファス太陽電池パネル４の受光面４Ａを水面下
（例えば１cm〜５cm）で水平にした状態でアモルファス
太陽電池パネル４を保持するもので、実施例では、アモ
ルファス太陽電池パネル４の下面に配設されたフレーム
１４と、浮き１６により構成されている。前記フレーム
１４は、孔４０４１を中心として放射状に配置され相互
に連結された複数の合成樹脂製のフレーム部材１４０１
で構成され、浮き１６はこのフレーム部材１４０１に取
着され、浮き１６はアモルファス太陽電池パネル４の外
周部で周方向に間隔をおいて四つ配設されている。
【００１０】前記ポンプ６は直流式で、前記フレーム１
４に支持されて前記孔４０４１内に配置され、前記ノズ
ル８はポンプ６の吐出口に連結されている。前記フィル
ター１０は実施例では活性炭からなる環状のフィルター
部１００１と、フィルター部１００１の端面に取着され
た板体１００３とで構成され、アモルファス太陽電池パ
ネル４の下面でフィルター１０の内側に前記ポンプ６が
位置するように配設されている。
４に支持されて前記孔４０４１内に配置され、前記ノズ
ル８はポンプ６の吐出口に連結されている。前記フィル
ター１０は実施例では活性炭からなる環状のフィルター
部１００１と、フィルター部１００１の端面に取着され
た板体１００３とで構成され、アモルファス太陽電池パ
ネル４の下面でフィルター１０の内側に前記ポンプ６が
位置するように配設されている。
【００１１】本実施例によれば、晴天時、アモルファス
太陽電池パネル４が太陽エネルギを受けると、アモルフ
ァス太陽電池パネル４により発電がなされ、この発電さ
れた電力によりポンプ６が駆動され、フィルター１０を
通過した清浄な水がノズル８から水面上に噴射され、噴
水装置として、また、浄化装置として機能する。そし
て、アモルファス太陽電池パネル４が水面の下方に配設
され水により冷却されるため、受光面に入射される入射
エネルギが若干減少するものの、アモルファス太陽電池
パネル４が水の温度、すなわち２０℃前後に保たれ、そ
の結果、エネルギ変換効率が良好な値に維持され、発電
効率を高めることが可能となる。また、アモルファス太
陽電池パネル４が水面の下方に配設され、水面には機械
的な部品、部材が露出しないため、景観を損なわずに噴
水装置２を設置することができる。また、アモルファス
太陽電池パネル４が設けられる箇所は、水面の下方で隠
されているため、アモルファス太陽電池パネル４の面積
を大きくでき、大きな容量のポンプ６を用いて噴水装置
を構成することができる。
太陽電池パネル４が太陽エネルギを受けると、アモルフ
ァス太陽電池パネル４により発電がなされ、この発電さ
れた電力によりポンプ６が駆動され、フィルター１０を
通過した清浄な水がノズル８から水面上に噴射され、噴
水装置として、また、浄化装置として機能する。そし
て、アモルファス太陽電池パネル４が水面の下方に配設
され水により冷却されるため、受光面に入射される入射
エネルギが若干減少するものの、アモルファス太陽電池
パネル４が水の温度、すなわち２０℃前後に保たれ、そ
の結果、エネルギ変換効率が良好な値に維持され、発電
効率を高めることが可能となる。また、アモルファス太
陽電池パネル４が水面の下方に配設され、水面には機械
的な部品、部材が露出しないため、景観を損なわずに噴
水装置２を設置することができる。また、アモルファス
太陽電池パネル４が設けられる箇所は、水面の下方で隠
されているため、アモルファス太陽電池パネル４の面積
を大きくでき、大きな容量のポンプ６を用いて噴水装置
を構成することができる。
【００１２】尚、実施例ではノズル８を設けて噴水装置
とした場合について説明したが、ノズル８を設けない場
合には、フィルター１０により水が浄化される浄化装置
となる。また、実施例ではアモルファス太陽電池パネル
の場合について説明したが、本発明は、結晶系の太陽電
池パネルの場合にも同様に適用される。また、実施例で
は、フレーム１４と浮き１６によりアモルファス太陽電
池パネル４及びポンプ６を支持した場合について説明し
たが、池の底に設置したフレームによりアモルファス太
陽電池パネル４やポンプ６等を支持するようにしてもよ
い。また、前記リード線４０２３を、電流の逆流防止の
ための素子や、過充電防止回路、蓄電池等からなる蓄電
回路に接続し、アモルファス太陽電池パネル４によって
発電された電力を蓄電池に蓄電させておき、必要な時の
みにポンプ６を駆動させるようにしてもよい。
とした場合について説明したが、ノズル８を設けない場
合には、フィルター１０により水が浄化される浄化装置
となる。また、実施例ではアモルファス太陽電池パネル
の場合について説明したが、本発明は、結晶系の太陽電
池パネルの場合にも同様に適用される。また、実施例で
は、フレーム１４と浮き１６によりアモルファス太陽電
池パネル４及びポンプ６を支持した場合について説明し
たが、池の底に設置したフレームによりアモルファス太
陽電池パネル４やポンプ６等を支持するようにしてもよ
い。また、前記リード線４０２３を、電流の逆流防止の
ための素子や、過充電防止回路、蓄電池等からなる蓄電
回路に接続し、アモルファス太陽電池パネル４によって
発電された電力を蓄電池に蓄電させておき、必要な時の
みにポンプ６を駆動させるようにしてもよい。
【００１３】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
係る太陽電池パネルを用いた噴水装置は、その受光面を
上方に向けて配置される太陽電池パネルと、前記太陽電
池パネルで発電された電力で駆動されるポンプと、前記
ポンプの吐出口に接続され水を上方に噴出するノズル
と、前記ポンプを保持すると共に、太陽電池パネルを水
面の下方で略々水平に保持する保持手段とを備えた。ま
た、本発明に係る太陽電池パネルを用いた浄化装置は、
その受光面を上方に向けて配置される太陽電池パネル
と、前記太陽電池パネルの下面に取着されたフィルター
と、前記太陽電池パネルで発電された電力で駆動され水
を前記フィルターに通過させるポンプと、前記ポンプを
保持すると共に、前記太陽電池パネルを水面の下方で略
々水平に保持する保持手段とを備えた。そのため、発電
効率に優れ、また、景観を損なうことがない噴水装置や
浄化装置を提供することができる。
係る太陽電池パネルを用いた噴水装置は、その受光面を
上方に向けて配置される太陽電池パネルと、前記太陽電
池パネルで発電された電力で駆動されるポンプと、前記
ポンプの吐出口に接続され水を上方に噴出するノズル
と、前記ポンプを保持すると共に、太陽電池パネルを水
面の下方で略々水平に保持する保持手段とを備えた。ま
た、本発明に係る太陽電池パネルを用いた浄化装置は、
その受光面を上方に向けて配置される太陽電池パネル
と、前記太陽電池パネルの下面に取着されたフィルター
と、前記太陽電池パネルで発電された電力で駆動され水
を前記フィルターに通過させるポンプと、前記ポンプを
保持すると共に、前記太陽電池パネルを水面の下方で略
々水平に保持する保持手段とを備えた。そのため、発電
効率に優れ、また、景観を損なうことがない噴水装置や
浄化装置を提供することができる。
【図１】噴水装置の断面正面図である。
【図２】噴水装置の平面図である。
【図３】太陽電池パネルの断面図である。
２ 噴水装置 ４ アモルファス太陽電池パネル ６ ポンプ ８ ノズル １０ フィルター １２ 保持手段 １４ フレーム １６ 浮き
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深谷 友善 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目６番15号 株 式会社フジタ内
Claims (6)
- 【請求項１】 その受光面を上方に向けて配置される太
陽電池パネルと、 前記太陽電池パネルで発電された電力で駆動されるポン
プと、 前記ポンプの吐出口に接続され水を上方に噴出するノズ
ルと、 前記ポンプを保持すると共に、太陽電池パネルを水面の
下方で略々水平に保持する保持手段と、 を備えたことを特徴とする太陽電池パネルを用いた噴水
装置。 - 【請求項２】 前記太陽電池パネルの下面にはフィルタ
ーが取着され、前記ポンプは、前記フィルターを通過し
た水をノズルに供給するように構成されている請求項１
記載の太陽電池パネルを用いた噴水装置。 - 【請求項３】 前記保持手段は、太陽電池パネルの下面
に配設され該太陽電池パネル及びポンプを保持するフレ
ームと、太陽電池パネルの外周部におけるフレーム箇所
に連結された浮きにより構成されている請求項１または
２記載の太陽電池パネルを用いた噴水装置。 - 【請求項４】 前記太陽電池パネルの中央に孔が形成さ
れ、前記孔に前記ポンプが配置されている請求項３記載
の太陽電池パネルを用いた噴水装置。 - 【請求項５】 前記太陽電池パネルは、アモルファス太
陽電池パネルである請求項１，２，３または４記載の太
陽電池パネルを用いた噴水装置。 - 【請求項６】 その受光面を上方に向けて配置される太
陽電池パネルと、 前記太陽電池パネルの下面に取着されたフィルターと、 前記太陽電池パネルで発電された電力で駆動され水を前
記フィルターに通過させるポンプと、 前記ポンプを保持すると共に、前記太陽電池パネルを水
面の下方で略々水平に保持する保持手段と、 を備えたことを特徴とする太陽電池パネルを用いた浄化
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034277A JPH08196966A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 太陽電池パネルを用いた噴水装置及び浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7034277A JPH08196966A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 太陽電池パネルを用いた噴水装置及び浄化装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08196966A true JPH08196966A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=12409677
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7034277A Pending JPH08196966A (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 太陽電池パネルを用いた噴水装置及び浄化装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08196966A (ja) |
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
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- 1995-01-30 JP JP7034277A patent/JPH08196966A/ja active Pending
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