JPH08196516A - 生体信号計測装置および生体密着用電極 - Google Patents
生体信号計測装置および生体密着用電極Info
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- JPH08196516A JPH08196516A JP7013192A JP1319295A JPH08196516A JP H08196516 A JPH08196516 A JP H08196516A JP 7013192 A JP7013192 A JP 7013192A JP 1319295 A JP1319295 A JP 1319295A JP H08196516 A JPH08196516 A JP H08196516A
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Landscapes
- Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)
- Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電極を共用化して複数の生体信号を計測する
ことにより,電極装着の煩わしさを軽減する。 【構成】 被験者の額部の皮膚に装着するための3個の
額部電極101〜103と,被験者の胸部の皮膚に装着
するための1個の胸部電極104と,被験者の額部にお
いて額部電極101〜103がほぼ水平方向に並ぶよう
に保持する電極保持手段としてのバンド105と,額部
電極101〜103および胸部電極104から信号を入
力し,額部電極101〜103の信号に基づいて左右眼
電位および脳波を同時に検出すると共に,胸部電極10
4の信号と額部電極101,102の信号とに基づいて
心電を検出する生体信号同時検出手段としての信号処理
部106と,信号処理部106で検出した検出結果を画
面,記録紙または外部装置に出力する出力手段としての
モニター装置107とを備えている。
ことにより,電極装着の煩わしさを軽減する。 【構成】 被験者の額部の皮膚に装着するための3個の
額部電極101〜103と,被験者の胸部の皮膚に装着
するための1個の胸部電極104と,被験者の額部にお
いて額部電極101〜103がほぼ水平方向に並ぶよう
に保持する電極保持手段としてのバンド105と,額部
電極101〜103および胸部電極104から信号を入
力し,額部電極101〜103の信号に基づいて左右眼
電位および脳波を同時に検出すると共に,胸部電極10
4の信号と額部電極101,102の信号とに基づいて
心電を検出する生体信号同時検出手段としての信号処理
部106と,信号処理部106で検出した検出結果を画
面,記録紙または外部装置に出力する出力手段としての
モニター装置107とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は,生体信号計測装置お
よび生体密着用電極に関し,特に,被験者の皮膚に複数
の電極を装着し,該複数の電極間の電圧変化を計測する
ことにより,左右眼電位,脳波または心電等の生体信号
を計測する生体信号計測装置およびその装置に使用する
生体密着用電極に関する。
よび生体密着用電極に関し,特に,被験者の皮膚に複数
の電極を装着し,該複数の電極間の電圧変化を計測する
ことにより,左右眼電位,脳波または心電等の生体信号
を計測する生体信号計測装置およびその装置に使用する
生体密着用電極に関する。
【0002】
【従来の技術】左右眼電位,脳波または心電等の生体信
号を計測するにあたり,従来の生体信号計測装置では,
生体信号の種類毎にそれぞれ専用の電極を用意して,計
測する生体信号に応じた電極を被験者に装着して計測を
行っている。
号を計測するにあたり,従来の生体信号計測装置では,
生体信号の種類毎にそれぞれ専用の電極を用意して,計
測する生体信号に応じた電極を被験者に装着して計測を
行っている。
【0003】具体的には,例えば,図11に示すよう
に,簡易脳波測定の場合は,被験者の額に3個の電極を
111を装着し,左右眼電位計測の場合は,被験者の両
面の側および額に計3個の電極112を装着し,心電計
測の場合は,胸部に3個の電極113を装着して行われ
る。これら検出された生体信号は,図12に示すよう
に,有線で各生体信号計測装置(脳波計測装置121,
眼電位計測装置122,心電計測装置123)へ送られ
て,各種解析機器(図示せず)により必要な信号処理が
行われるか,または図13に示すように,通常腰部に装
着したテレメータ送信機131(脳波用テレメータ送信
機131a,眼電位用テレメータ送信機131b,心電
用テレメータ送信機131c)から無線でテレメータ受
信機132へ転送し,各種解析機器(図示せず)により
必要な信号処理が行われる。なお,生体信号を無線で転
送する場合には,各電極,テレメータ送信機131およ
びテレメータ受信機132によって生体信号計測装置が
構成されるものである。
に,簡易脳波測定の場合は,被験者の額に3個の電極を
111を装着し,左右眼電位計測の場合は,被験者の両
面の側および額に計3個の電極112を装着し,心電計
測の場合は,胸部に3個の電極113を装着して行われ
る。これら検出された生体信号は,図12に示すよう
に,有線で各生体信号計測装置(脳波計測装置121,
眼電位計測装置122,心電計測装置123)へ送られ
て,各種解析機器(図示せず)により必要な信号処理が
行われるか,または図13に示すように,通常腰部に装
着したテレメータ送信機131(脳波用テレメータ送信
機131a,眼電位用テレメータ送信機131b,心電
用テレメータ送信機131c)から無線でテレメータ受
信機132へ転送し,各種解析機器(図示せず)により
必要な信号処理が行われる。なお,生体信号を無線で転
送する場合には,各電極,テレメータ送信機131およ
びテレメータ受信機132によって生体信号計測装置が
構成されるものである。
【0004】また,図14に示すように,上記従来の生
体信号計測装置で使用する電極(生体密着用電極)14
1は,被験者の皮膚の電圧変化の測定に使用する電極部
材142と,被験者の皮膚と対向する電極部材142の
面に設けられた導電性のペースト層143とから構成さ
れている。このペースト層143によって被験者の皮膚
と電極141との間に隙間ができないようにして密着性
および接触面積を高めて,安定した生体信号の計測が行
えるようにしている。
体信号計測装置で使用する電極(生体密着用電極)14
1は,被験者の皮膚の電圧変化の測定に使用する電極部
材142と,被験者の皮膚と対向する電極部材142の
面に設けられた導電性のペースト層143とから構成さ
れている。このペースト層143によって被験者の皮膚
と電極141との間に隙間ができないようにして密着性
および接触面積を高めて,安定した生体信号の計測が行
えるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記従
来の生体信号計測装置によれば,左右眼電位,脳波およ
び心電の3つの生体信号を同時に計測する場合,9個も
の電極を個別に装着する必要があるため,電極の装着に
大変手間がかかり,煩わしいという問題点があった。
来の生体信号計測装置によれば,左右眼電位,脳波およ
び心電の3つの生体信号を同時に計測する場合,9個も
の電極を個別に装着する必要があるため,電極の装着に
大変手間がかかり,煩わしいという問題点があった。
【0006】また,上記テレメータ送信機およびテレメ
ータ受信機を用いた生体信号計測装置によれば,テレメ
ータ送信機を被験者の腰部に装着し,無線によってテレ
メータ受信機を介して所定の解析機器等に生体信号を送
ることができ,使い勝手が良いものの,各生体信号毎に
配置されたテレメータ送信機から個別の周波数を当てら
れた専用のチャンネルでパラレル送信する構成であるた
め,左右眼電位,脳波および心電の3つの生体信号を同
時に計測する場合,被験者一人に送信チャンネルが3つ
必要となり,被験者の人数が多い場合,多数の送信チャ
ンネルが必要となるという問題点があった。
ータ受信機を用いた生体信号計測装置によれば,テレメ
ータ送信機を被験者の腰部に装着し,無線によってテレ
メータ受信機を介して所定の解析機器等に生体信号を送
ることができ,使い勝手が良いものの,各生体信号毎に
配置されたテレメータ送信機から個別の周波数を当てら
れた専用のチャンネルでパラレル送信する構成であるた
め,左右眼電位,脳波および心電の3つの生体信号を同
時に計測する場合,被験者一人に送信チャンネルが3つ
必要となり,被験者の人数が多い場合,多数の送信チャ
ンネルが必要となるという問題点があった。
【0007】また,上記従来の生体密着用電極によれ
ば,電極を装着する際にペースト層を塗布して,被験者
の皮膚に密着させるため,計測終了後にペースト層の一
部が被験者の皮膚に残ってしまい,拭き取り作業が必要
となり,煩わしいという問題点があった。
ば,電極を装着する際にペースト層を塗布して,被験者
の皮膚に密着させるため,計測終了後にペースト層の一
部が被験者の皮膚に残ってしまい,拭き取り作業が必要
となり,煩わしいという問題点があった。
【0008】この発明は上記に鑑みてなされたものであ
って,電極を共用化して複数の生体信号を計測すること
により,電極装着の煩わしさを軽減することを目的とす
る。
って,電極を共用化して複数の生体信号を計測すること
により,電極装着の煩わしさを軽減することを目的とす
る。
【0009】また,この発明は上記に鑑みてなされたも
のであって,テレメータ送信機およびテレメータ受信機
を用いた生体信号計測装置において,一つの送信チャン
ネルで,複数の生体信号を同時に計測できるようにする
ことを目的とする。
のであって,テレメータ送信機およびテレメータ受信機
を用いた生体信号計測装置において,一つの送信チャン
ネルで,複数の生体信号を同時に計測できるようにする
ことを目的とする。
【0010】また,この発明は上記に鑑みてなされたも
のであって,電極に塗布するペースト層を皮膚に直接付
着させることなく装着できるようにし,皮膚に残ったペ
ースト層を拭き取る煩わしさを解消することを目的とす
る。
のであって,電極に塗布するペースト層を皮膚に直接付
着させることなく装着できるようにし,皮膚に残ったペ
ースト層を拭き取る煩わしさを解消することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに,請求項1に係る生体信号計測装置は,被験者の皮
膚に複数の電極を装着し,該複数の電極間の電圧変化を
計測することにより,左右眼電位,脳波または心電等の
生体信号を計測する生体信号計測装置において,被験者
の額部の皮膚に装着するための3個の額部電極と,被験
者の胸部の皮膚に装着するための1個の胸部電極と,被
験者の額部において前記3個の額部電極がほぼ水平方向
に並ぶように保持する電極保持手段と,前記3個の額部
電極および1個の胸部電極から信号を入力し,前記3個
の額部電極の信号に基づいて左右眼電位および脳波を同
時に検出し,前記1個の胸部電極の信号と前記3個の額
部電極のうちの何れか2個の額部電極の信号とに基づい
て心電を検出する生体信号同時検出手段と,前記生体信
号同時検出手段で検出した検出結果を画面,記録紙また
は外部装置に出力する出力手段とを備えたものである。
めに,請求項1に係る生体信号計測装置は,被験者の皮
膚に複数の電極を装着し,該複数の電極間の電圧変化を
計測することにより,左右眼電位,脳波または心電等の
生体信号を計測する生体信号計測装置において,被験者
の額部の皮膚に装着するための3個の額部電極と,被験
者の胸部の皮膚に装着するための1個の胸部電極と,被
験者の額部において前記3個の額部電極がほぼ水平方向
に並ぶように保持する電極保持手段と,前記3個の額部
電極および1個の胸部電極から信号を入力し,前記3個
の額部電極の信号に基づいて左右眼電位および脳波を同
時に検出し,前記1個の胸部電極の信号と前記3個の額
部電極のうちの何れか2個の額部電極の信号とに基づい
て心電を検出する生体信号同時検出手段と,前記生体信
号同時検出手段で検出した検出結果を画面,記録紙また
は外部装置に出力する出力手段とを備えたものである。
【0012】また,請求項2に係る生体信号計測装置
は,前記生体信号同時検出手段が,前記左右眼電位,脳
波および心電の各生体信号をアナログ・デジタル変換す
る変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号
をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段と
を備え,前記出力手段が,シリアル無線送信手段から送
信された信号を受信するシリアル無線受信手段を備えた
ものである。
は,前記生体信号同時検出手段が,前記左右眼電位,脳
波および心電の各生体信号をアナログ・デジタル変換す
る変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号
をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段と
を備え,前記出力手段が,シリアル無線送信手段から送
信された信号を受信するシリアル無線受信手段を備えた
ものである。
【0013】また,請求項3に係る生体信号計測装置
は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数の電極
間の電圧変化を計測することにより,左右眼電位,脳波
または心電等の生体信号を計測する生体信号計測装置に
おいて,被験者の額部の皮膚に装着するための3個の額
部電極と,被験者の胸部の皮膚に装着するための1個の
胸部電極と,被験者の額部において前記3個の額部電極
がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保持手段と,
前記3個の額部電極および1個の胸部電極から信号を入
力し,前記3個の額部電極の信号に基づいて左右眼電位
または脳波を検出し,前記1個の胸部電極の信号と前記
3個の額部電極のうちの何れか2個の額部電極の信号と
に基づいて心電を検出する生体信号同時検出手段と,前
記生体信号同時検出手段で検出した検出結果を画面,記
録紙または外部装置に出力する出力手段とを備えたもの
である。
は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数の電極
間の電圧変化を計測することにより,左右眼電位,脳波
または心電等の生体信号を計測する生体信号計測装置に
おいて,被験者の額部の皮膚に装着するための3個の額
部電極と,被験者の胸部の皮膚に装着するための1個の
胸部電極と,被験者の額部において前記3個の額部電極
がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保持手段と,
前記3個の額部電極および1個の胸部電極から信号を入
力し,前記3個の額部電極の信号に基づいて左右眼電位
または脳波を検出し,前記1個の胸部電極の信号と前記
3個の額部電極のうちの何れか2個の額部電極の信号と
に基づいて心電を検出する生体信号同時検出手段と,前
記生体信号同時検出手段で検出した検出結果を画面,記
録紙または外部装置に出力する出力手段とを備えたもの
である。
【0014】また,請求項4に係る生体信号計測装置
は,前記生体信号同時検出手段が,前記左右眼電位また
は脳波,および心電の各生体信号をアナログ・デジタル
変換する変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生
体信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信
手段とを備え,前記出力手段が,シリアル無線送信手段
から送信された信号を受信するシリアル無線受信手段を
備えたものである。
は,前記生体信号同時検出手段が,前記左右眼電位また
は脳波,および心電の各生体信号をアナログ・デジタル
変換する変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生
体信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信
手段とを備え,前記出力手段が,シリアル無線送信手段
から送信された信号を受信するシリアル無線受信手段を
備えたものである。
【0015】また,請求項5に係る生体信号計測装置
は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数の電極
間の電圧変化を計測することにより,左右眼電位または
脳波等の生体信号を計測する生体信号計測装置におい
て,被験者の額部の皮膚に装着するための3個の額部電
極と,被験者の額部において前記3個の額部電極がほぼ
水平方向に並ぶように保持する電極保持手段と,前記3
個の額部電極から信号を入力し,前記3個の額部電極の
信号に基づいて左右眼電位および脳波を同時に検出する
生体信号同時検出手段と,前記生体信号同時検出手段で
検出した検出結果を画面,記録紙または外部装置に出力
する出力手段とを備えたものである。
は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数の電極
間の電圧変化を計測することにより,左右眼電位または
脳波等の生体信号を計測する生体信号計測装置におい
て,被験者の額部の皮膚に装着するための3個の額部電
極と,被験者の額部において前記3個の額部電極がほぼ
水平方向に並ぶように保持する電極保持手段と,前記3
個の額部電極から信号を入力し,前記3個の額部電極の
信号に基づいて左右眼電位および脳波を同時に検出する
生体信号同時検出手段と,前記生体信号同時検出手段で
検出した検出結果を画面,記録紙または外部装置に出力
する出力手段とを備えたものである。
【0016】また,請求項6に係る生体信号計測装置
は,前記生体信号同時検出手段が,前記左右眼電位およ
び脳波の各生体信号をアナログ・デジタル変換する変換
手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号をシリ
アル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段とを備
え,前記出力手段が,シリアル無線送信手段から送信さ
れた信号を受信するシリアル無線受信手段を備えたもの
である。
は,前記生体信号同時検出手段が,前記左右眼電位およ
び脳波の各生体信号をアナログ・デジタル変換する変換
手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号をシリ
アル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段とを備
え,前記出力手段が,シリアル無線送信手段から送信さ
れた信号を受信するシリアル無線受信手段を備えたもの
である。
【0017】また,請求項7に係る生体信号計測装置
は,前記額部電極および胸部電極が,前記被験者の皮膚
と当接する面に,導電性のペースト層と,前記ペースト
層と被験者の皮膚との間に位置するように設けられた導
電性かつ保湿性のある被膜層とを有するものである。
は,前記額部電極および胸部電極が,前記被験者の皮膚
と当接する面に,導電性のペースト層と,前記ペースト
層と被験者の皮膚との間に位置するように設けられた導
電性かつ保湿性のある被膜層とを有するものである。
【0018】また,請求項8に係る生体信号計測装置
は,前記生体信号同時検出手段が,前記電極保持手段と
一体に形成されており,生体信号検出時に,前記電極保
持手段を介して被験者の頭部に装着して使用するもので
ある。
は,前記生体信号同時検出手段が,前記電極保持手段と
一体に形成されており,生体信号検出時に,前記電極保
持手段を介して被験者の頭部に装着して使用するもので
ある。
【0019】また,請求項9に係る生体密着用電極は,
被験者の皮膚に直接密着させて使用する生体密着用電極
において,前記被験者の皮膚に対する電圧の印加または
被験者の皮膚の電圧変化の測定に使用する電極部材と,
前記被験者の皮膚と対向する前記電極部材の面に設けら
れた導電性のペースト層と,前記ペースト層と被験者の
皮膚との間に位置するように設けられた導電性かつ保湿
性のある被膜層とを有するものである。
被験者の皮膚に直接密着させて使用する生体密着用電極
において,前記被験者の皮膚に対する電圧の印加または
被験者の皮膚の電圧変化の測定に使用する電極部材と,
前記被験者の皮膚と対向する前記電極部材の面に設けら
れた導電性のペースト層と,前記ペースト層と被験者の
皮膚との間に位置するように設けられた導電性かつ保湿
性のある被膜層とを有するものである。
【0020】また,請求項10に係る生体密着用電極
は,前記被膜層が,スポンジに水を含有させた層からな
るものである。
は,前記被膜層が,スポンジに水を含有させた層からな
るものである。
【0021】
【作用】この発明の生体信号計測装置(請求項1)は,
電極保持手段によって被験者の額部の皮膚にほぼ水平に
なるように3個の額部電極を保持・装着し,1個の胸部
電極を被験者の胸部の皮膚に装着する。次に,生体信号
同時検出手段が,3個の額部電極および1個の胸部電極
から信号を入力し,3個の額部電極の信号に基づいて左
右眼電位および脳波を同時に検出し,1個の胸部電極の
信号と3個の額部電極のうちの何れか2個の額部電極の
信号とに基づいて心電を検出することにより,電極を共
用化して複数の生体信号を同時に計測する。また,出力
手段が,生体信号同時検出手段で検出した検出結果を画
面,記録紙または外部装置に出力することにより,必要
に応じて,上記検出した生体信号の利用を可能とする。
電極保持手段によって被験者の額部の皮膚にほぼ水平に
なるように3個の額部電極を保持・装着し,1個の胸部
電極を被験者の胸部の皮膚に装着する。次に,生体信号
同時検出手段が,3個の額部電極および1個の胸部電極
から信号を入力し,3個の額部電極の信号に基づいて左
右眼電位および脳波を同時に検出し,1個の胸部電極の
信号と3個の額部電極のうちの何れか2個の額部電極の
信号とに基づいて心電を検出することにより,電極を共
用化して複数の生体信号を同時に計測する。また,出力
手段が,生体信号同時検出手段で検出した検出結果を画
面,記録紙または外部装置に出力することにより,必要
に応じて,上記検出した生体信号の利用を可能とする。
【0022】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項2)は,請求項1において,生体信号同時検出手段
が,変換手段によって左右眼電位,脳波および心電の各
生体信号をアナログ・デジタル変換し,シリアル無線送
信手段によってアナログ・デジタル変換後の各生体信号
をシリアル無線伝送で送信する。一方,出力手段が,シ
リアル無線受信手段によってシリアル無線送信手段から
送信された信号を受信する。
項2)は,請求項1において,生体信号同時検出手段
が,変換手段によって左右眼電位,脳波および心電の各
生体信号をアナログ・デジタル変換し,シリアル無線送
信手段によってアナログ・デジタル変換後の各生体信号
をシリアル無線伝送で送信する。一方,出力手段が,シ
リアル無線受信手段によってシリアル無線送信手段から
送信された信号を受信する。
【0023】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項3)は,電極保持手段によって被験者の額部の皮膚に
ほぼ水平になるように3個の額部電極を保持・装着し,
1個の胸部電極を被験者の胸部の皮膚に装着する。次
に,生体信号同時検出手段が,3個の額部電極および1
個の胸部電極から信号を入力し,3個の額部電極の信号
に基づいて左右眼電位または脳波を同時に検出し,1個
の胸部電極の信号と3個の額部電極のうちの何れか2個
の額部電極の信号とに基づいて心電を検出することによ
り,電極を共用化して複数の生体信号を同時に計測す
る。また,出力手段が,生体信号同時検出手段で検出し
た検出結果を画面,記録紙または外部装置に出力するこ
とにより,必要に応じて,上記検出した生体信号の利用
を可能とする。
項3)は,電極保持手段によって被験者の額部の皮膚に
ほぼ水平になるように3個の額部電極を保持・装着し,
1個の胸部電極を被験者の胸部の皮膚に装着する。次
に,生体信号同時検出手段が,3個の額部電極および1
個の胸部電極から信号を入力し,3個の額部電極の信号
に基づいて左右眼電位または脳波を同時に検出し,1個
の胸部電極の信号と3個の額部電極のうちの何れか2個
の額部電極の信号とに基づいて心電を検出することによ
り,電極を共用化して複数の生体信号を同時に計測す
る。また,出力手段が,生体信号同時検出手段で検出し
た検出結果を画面,記録紙または外部装置に出力するこ
とにより,必要に応じて,上記検出した生体信号の利用
を可能とする。
【0024】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項4)は,請求項3において,生体信号同時検出手段
が,変換手段によって左右眼電位または脳波,および心
電の各生体信号をアナログ・デジタル変換し,シリアル
無線送信手段によってアナログ・デジタル変換後の各生
体信号をシリアル無線伝送で送信する。一方,出力手段
が,シリアル無線受信手段によってシリアル無線送信手
段から送信された信号を受信する。
項4)は,請求項3において,生体信号同時検出手段
が,変換手段によって左右眼電位または脳波,および心
電の各生体信号をアナログ・デジタル変換し,シリアル
無線送信手段によってアナログ・デジタル変換後の各生
体信号をシリアル無線伝送で送信する。一方,出力手段
が,シリアル無線受信手段によってシリアル無線送信手
段から送信された信号を受信する。
【0025】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項5)は,電極保持手段によって被験者の額部の皮膚に
ほぼ水平になるように3個の額部電極を保持・装着す
る。次に,生体信号同時検出手段が,3個の額部電極か
ら信号を入力し,3個の額部電極の信号に基づいて左右
眼電位および脳波を同時に検出することにより,電極を
共用化して複数の生体信号を同時に計測する。また,出
力手段が,生体信号同時検出手段で検出した検出結果を
画面,記録紙または外部装置に出力することにより,必
要に応じて,上記検出した生体信号の利用を可能とす
る。
項5)は,電極保持手段によって被験者の額部の皮膚に
ほぼ水平になるように3個の額部電極を保持・装着す
る。次に,生体信号同時検出手段が,3個の額部電極か
ら信号を入力し,3個の額部電極の信号に基づいて左右
眼電位および脳波を同時に検出することにより,電極を
共用化して複数の生体信号を同時に計測する。また,出
力手段が,生体信号同時検出手段で検出した検出結果を
画面,記録紙または外部装置に出力することにより,必
要に応じて,上記検出した生体信号の利用を可能とす
る。
【0026】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項6)は,請求項5において,生体信号同時検出手段
が,変換手段によって左右眼電位および脳波の各生体信
号をアナログ・デジタル変換し,シリアル無線送信手段
によってアナログ・デジタル変換後の各生体信号をシリ
アル無線伝送で送信する。一方,出力手段が,シリアル
無線受信手段によってシリアル無線送信手段から送信さ
れた信号を受信する。
項6)は,請求項5において,生体信号同時検出手段
が,変換手段によって左右眼電位および脳波の各生体信
号をアナログ・デジタル変換し,シリアル無線送信手段
によってアナログ・デジタル変換後の各生体信号をシリ
アル無線伝送で送信する。一方,出力手段が,シリアル
無線受信手段によってシリアル無線送信手段から送信さ
れた信号を受信する。
【0027】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項7)は,請求項1〜6において,額部電極および胸部
電極を被験者の皮膚に当接させると,導電性のペースト
層によって密着性良く装着することができる。また,該
ペースト層と被験者の皮膚との間に導電性かつ保湿性の
被膜層が存在するので,ペースト層が直接被験者の皮膚
と接触せず,額部電極および胸部電極を被験者の皮膚か
ら取り外す場合に,ペースト層が皮膚に残らない。
項7)は,請求項1〜6において,額部電極および胸部
電極を被験者の皮膚に当接させると,導電性のペースト
層によって密着性良く装着することができる。また,該
ペースト層と被験者の皮膚との間に導電性かつ保湿性の
被膜層が存在するので,ペースト層が直接被験者の皮膚
と接触せず,額部電極および胸部電極を被験者の皮膚か
ら取り外す場合に,ペースト層が皮膚に残らない。
【0028】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項8)は,請求項1〜6において,生体信号同時検出手
段が電極保持手段と一体に形成されており,電極保持手
段を被験者の頭部に装着することにより,同時に生体信
号同時検出手段が装着される。
項8)は,請求項1〜6において,生体信号同時検出手
段が電極保持手段と一体に形成されており,電極保持手
段を被験者の頭部に装着することにより,同時に生体信
号同時検出手段が装着される。
【0029】また,この発明の生体密着用電極(請求項
9)は,生体密着用電極を被験者の皮膚に装着すると,
電極部材の皮膚と対向する面に設けられた導電性のペー
スト層と,該ペースト層と被験者の皮膚との間に位置す
るように設けられた導電性かつ保湿性のある被膜層とを
介して,電極部材が皮膚と電気的に接触し,被験者の皮
膚に対する電圧の印加または被験者の皮膚の電圧変化の
測定が可能となる。また,ペースト層が直接被験者の皮
膚と接触しないので,生体密着用電極を被験者の皮膚か
ら取り外す場合に,ペースト層が皮膚に残らない。
9)は,生体密着用電極を被験者の皮膚に装着すると,
電極部材の皮膚と対向する面に設けられた導電性のペー
スト層と,該ペースト層と被験者の皮膚との間に位置す
るように設けられた導電性かつ保湿性のある被膜層とを
介して,電極部材が皮膚と電気的に接触し,被験者の皮
膚に対する電圧の印加または被験者の皮膚の電圧変化の
測定が可能となる。また,ペースト層が直接被験者の皮
膚と接触しないので,生体密着用電極を被験者の皮膚か
ら取り外す場合に,ペースト層が皮膚に残らない。
【0030】また,この発明の生体密着用電極(請求項
10)は,請求項9において,被膜層をスポンジに水を
含有させた層で形成することにより,構成が簡単にな
る。
10)は,請求項9において,被膜層をスポンジに水を
含有させた層で形成することにより,構成が簡単にな
る。
【0031】
【実施例】以下,この発明の生体信号計測装置および生
体密着用電極について,〔実施例1〕,〔実施例2〕,
〔実施例3〕,〔実施例4〕,〔実施例5〕,〔実施例
6〕,〔実施例7〕,〔実施例8〕,〔実施例9〕の順
で図面を参照して詳細に説明する。
体密着用電極について,〔実施例1〕,〔実施例2〕,
〔実施例3〕,〔実施例4〕,〔実施例5〕,〔実施例
6〕,〔実施例7〕,〔実施例8〕,〔実施例9〕の順
で図面を参照して詳細に説明する。
【0032】〔実施例1〕図1(a),(b)は,実施
例1の生体信号計測装置の構成を示し,被験者の額部の
皮膚に装着するための3個の額部電極101,102,
103と,被験者の胸部の皮膚に装着するための1個の
胸部電極104と,被験者の額部において額部電極10
1〜103がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保
持手段としてのバンド105と,額部電極101〜10
3および胸部電極104から信号を入力し,額部電極1
01〜103の信号に基づいて左右眼電位および脳波を
同時に検出すると共に,胸部電極104の信号と額部電
極101,102の信号とに基づいて心電を検出する生
体信号同時検出手段としての信号処理部106と,信号
処理部106で検出した検出結果を画面,記録紙または
外部装置に出力する出力手段としてのモニター装置10
7とから構成される。なお,実施例1では,図示の如
く,信号処理部106とモニター装置107との間は,
接続線108で有線接続されている。
例1の生体信号計測装置の構成を示し,被験者の額部の
皮膚に装着するための3個の額部電極101,102,
103と,被験者の胸部の皮膚に装着するための1個の
胸部電極104と,被験者の額部において額部電極10
1〜103がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保
持手段としてのバンド105と,額部電極101〜10
3および胸部電極104から信号を入力し,額部電極1
01〜103の信号に基づいて左右眼電位および脳波を
同時に検出すると共に,胸部電極104の信号と額部電
極101,102の信号とに基づいて心電を検出する生
体信号同時検出手段としての信号処理部106と,信号
処理部106で検出した検出結果を画面,記録紙または
外部装置に出力する出力手段としてのモニター装置10
7とから構成される。なお,実施例1では,図示の如
く,信号処理部106とモニター装置107との間は,
接続線108で有線接続されている。
【0033】また,同図(b)に示すように,信号処理
部106は,額部電極101〜103から出力される3
つの生体信号を入力して,眼電位を検出・増幅するため
の眼電位増幅器106aと,額部電極101〜103か
ら出力される3つの生体信号を入力して,脳波を検出・
増幅するための脳波増幅器106bと,額部電極10
1,102および胸部電極104から出力される3つの
生体信号を入力して,心電を検出・増幅するための心電
増幅器106cとから構成されている。
部106は,額部電極101〜103から出力される3
つの生体信号を入力して,眼電位を検出・増幅するため
の眼電位増幅器106aと,額部電極101〜103か
ら出力される3つの生体信号を入力して,脳波を検出・
増幅するための脳波増幅器106bと,額部電極10
1,102および胸部電極104から出力される3つの
生体信号を入力して,心電を検出・増幅するための心電
増幅器106cとから構成されている。
【0034】図2は,実施例1の生体密着用電極の構成
を示し,実施例1では,上記額部電極101〜103お
よび胸部電極104が被験者の皮膚に直接密着させて使
用する生体密着用電極である。なお,これらの電極を共
通の構成であるため,ここでは,額部電極101を例と
して説明する。
を示し,実施例1では,上記額部電極101〜103お
よび胸部電極104が被験者の皮膚に直接密着させて使
用する生体密着用電極である。なお,これらの電極を共
通の構成であるため,ここでは,額部電極101を例と
して説明する。
【0035】額部電極101は,被験者の皮膚の電圧変
化を測定するための電極部材201と,被験者の皮膚と
対向する電極部材201の面に設けられた導電性のペー
スト層202と,ペースト層202と被験者の皮膚との
間に位置するように設けられた導電性かつ保湿性のある
被膜層203とを備えている。なお,ペースト層202
としては,生体信号の検出を妨げない導電性の物質であ
れば良く,例えば,塩化ナトリウムを電解質とし,粘着
付与剤としてグリセリンを用いた電極ペーストを用いる
ことができる。また,被膜層203としては,厚さ1m
m程度のスポンジ片に電解質として水を含ませたものを
使用する。したがって,被膜層のメンテナンスが容易に
なる。
化を測定するための電極部材201と,被験者の皮膚と
対向する電極部材201の面に設けられた導電性のペー
スト層202と,ペースト層202と被験者の皮膚との
間に位置するように設けられた導電性かつ保湿性のある
被膜層203とを備えている。なお,ペースト層202
としては,生体信号の検出を妨げない導電性の物質であ
れば良く,例えば,塩化ナトリウムを電解質とし,粘着
付与剤としてグリセリンを用いた電極ペーストを用いる
ことができる。また,被膜層203としては,厚さ1m
m程度のスポンジ片に電解質として水を含ませたものを
使用する。したがって,被膜層のメンテナンスが容易に
なる。
【0036】このように被膜層203を設けることによ
り,ペースト層202が被験者の皮膚に直接接触するこ
とを防げるので,皮膚に残ったペースト層を拭き取る煩
わしさを解消することができる。また,ペースト層20
2の皮膚に対する付着性や,拭き取り易さ等を考慮する
必要がないので,ペースト層202として可能な生体信
号の検出を妨げない導電性の物質の選択の幅が広くな
り,生体密着用電極の検出精度を向上させることができ
る。
り,ペースト層202が被験者の皮膚に直接接触するこ
とを防げるので,皮膚に残ったペースト層を拭き取る煩
わしさを解消することができる。また,ペースト層20
2の皮膚に対する付着性や,拭き取り易さ等を考慮する
必要がないので,ペースト層202として可能な生体信
号の検出を妨げない導電性の物質の選択の幅が広くな
り,生体密着用電極の検出精度を向上させることができ
る。
【0037】以上の構成において,その動作を説明す
る。被験者は,額部電極101〜103が額部の所定位
置に来るようにバンド105を頭部に装着し,胸部電極
104を左胸部に装着する。これにより被験者に装着さ
れた4つの電極によって生体信号の入力が可能となる。
る。被験者は,額部電極101〜103が額部の所定位
置に来るようにバンド105を頭部に装着し,胸部電極
104を左胸部に装着する。これにより被験者に装着さ
れた4つの電極によって生体信号の入力が可能となる。
【0038】額部電極101,102から入力された生
体信号は,それぞれ信号処理部106の眼電位増幅器1
06a,脳波増幅器106bおよび心電増幅器106c
の入力となる。また,額部電極103から入力された生
体信号は,信号処理部106の眼電位増幅器106aお
よび脳波増幅器106bの入力となる。さらに,胸部電
極104から入力された生体信号は,信号処理部106
の心電増幅器106cの入力となる。
体信号は,それぞれ信号処理部106の眼電位増幅器1
06a,脳波増幅器106bおよび心電増幅器106c
の入力となる。また,額部電極103から入力された生
体信号は,信号処理部106の眼電位増幅器106aお
よび脳波増幅器106bの入力となる。さらに,胸部電
極104から入力された生体信号は,信号処理部106
の心電増幅器106cの入力となる。
【0039】信号処理部106において,眼電位増幅器
106aは,額部電極101〜103の3つの生体信号
を入力すると,入力した生体信号の成分から眼電位に相
当する電圧(mVのオーダー)を増幅して,眼電位増幅
信号としてモニター装置107へ出力する。また,脳波
増幅器106bは,額部電極101〜103の3つの生
体信号を入力すると,入力した生体信号の成分から脳波
に相当する電圧(μVのオーダー)を増幅して,脳波増
幅信号としてモニター装置107へ出力する。さらに,
心電増幅器106cは,額部電極101,102および
胸部電極104の3つの生体信号を入力すると,入力し
た生体信号の成分から心電に相当する電圧(mVのオー
ダー)を増幅して,心電増幅信号としてモニター装置1
07へ出力する。
106aは,額部電極101〜103の3つの生体信号
を入力すると,入力した生体信号の成分から眼電位に相
当する電圧(mVのオーダー)を増幅して,眼電位増幅
信号としてモニター装置107へ出力する。また,脳波
増幅器106bは,額部電極101〜103の3つの生
体信号を入力すると,入力した生体信号の成分から脳波
に相当する電圧(μVのオーダー)を増幅して,脳波増
幅信号としてモニター装置107へ出力する。さらに,
心電増幅器106cは,額部電極101,102および
胸部電極104の3つの生体信号を入力すると,入力し
た生体信号の成分から心電に相当する電圧(mVのオー
ダー)を増幅して,心電増幅信号としてモニター装置1
07へ出力する。
【0040】モニター装置107は,接続線108を介
して上記眼電位増幅信号,脳波増幅信号および心電増幅
信号を入力すると,それぞの信号に応じた解析処理を施
し,画面表示,記録紙への印刷等を行う。
して上記眼電位増幅信号,脳波増幅信号および心電増幅
信号を入力すると,それぞの信号に応じた解析処理を施
し,画面表示,記録紙への印刷等を行う。
【0041】上記生体信号の計測が終了すると,装着し
てある額部電極101〜103および胸部電極104を
被験者の皮膚から取り外し,処理を終了する。このと
き,額部電極101〜103および胸部電極104は,
それぞれ被膜層203有しているので,ペースト層20
2が被験者の皮膚の残ることなく,容易に取り外すこと
ができる。換言すれば,被験者は,従来のように皮膚に
残ったペースト層を拭き取る煩わしさがなく,使い勝
手,使用感が良い。
てある額部電極101〜103および胸部電極104を
被験者の皮膚から取り外し,処理を終了する。このと
き,額部電極101〜103および胸部電極104は,
それぞれ被膜層203有しているので,ペースト層20
2が被験者の皮膚の残ることなく,容易に取り外すこと
ができる。換言すれば,被験者は,従来のように皮膚に
残ったペースト層を拭き取る煩わしさがなく,使い勝
手,使用感が良い。
【0042】前述したように実施例1によれば,額部電
極101〜103および胸部電極104の4個の電極を
装着するだけで,これら4個の電極を共有して,左右眼
電位,簡易脳波,心電の検出を同時に行うことができる
ので,従来の9個の電極を装着する場合と比較して,多
数の電極を装着する煩わしさや,多数の電極を装着され
る煩わしさを著しく低減することができる。
極101〜103および胸部電極104の4個の電極を
装着するだけで,これら4個の電極を共有して,左右眼
電位,簡易脳波,心電の検出を同時に行うことができる
ので,従来の9個の電極を装着する場合と比較して,多
数の電極を装着する煩わしさや,多数の電極を装着され
る煩わしさを著しく低減することができる。
【0043】また,実施例1では,バンド105を用い
て額部電極101〜103を装着する構成としたが,特
にこれに限定するものではなく,例えば,帽子やヘルメ
ット等のように電極を支持し,かつ,該電極が額部に接
触して保持できる構成であれば良い。
て額部電極101〜103を装着する構成としたが,特
にこれに限定するものではなく,例えば,帽子やヘルメ
ット等のように電極を支持し,かつ,該電極が額部に接
触して保持できる構成であれば良い。
【0044】また,実施例1の生体密着用電極(額部電
極101〜103および胸部電極104)では,被覆層
203として,スポンジ片に水を含ませたものを使用し
たが,特にこれに限定するものではなく,導電性かつ保
湿性のある膜を用いることもできる。
極101〜103および胸部電極104)では,被覆層
203として,スポンジ片に水を含ませたものを使用し
たが,特にこれに限定するものではなく,導電性かつ保
湿性のある膜を用いることもできる。
【0045】また,実施例1では,心電増幅器106c
は,額部電極101,102および胸部電極104の3
つの生体信号を入力する構成としたが,胸部電極104
のみが固定であり,それ以外は,額部電極101〜10
3のうちの何れか2つの電極の生体信号を入力する構成
であれば良い。
は,額部電極101,102および胸部電極104の3
つの生体信号を入力する構成としたが,胸部電極104
のみが固定であり,それ以外は,額部電極101〜10
3のうちの何れか2つの電極の生体信号を入力する構成
であれば良い。
【0046】〔実施例2〕実施例2の生体信号計測装置
は,眼電位と心電とを同時に計測するものである。図3
(a),(b)は,実施例2の生体信号計測装置の構成
を示し,図1(a),(b)に示した実施例1の信号処
理部106に代えて,信号処理部301を設けたもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例1と共
通に付き,ここでは異なる部分のみを説明する。
は,眼電位と心電とを同時に計測するものである。図3
(a),(b)は,実施例2の生体信号計測装置の構成
を示し,図1(a),(b)に示した実施例1の信号処
理部106に代えて,信号処理部301を設けたもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例1と共
通に付き,ここでは異なる部分のみを説明する。
【0047】信号処理部301は,額部電極101〜1
03から出力される3つの生体信号を入力して,眼電位
を検出・増幅するための眼電位増幅器106aと,額部
電極101,102および胸部電極104から出力され
る3つの生体信号を入力して,心電を検出・増幅するた
めの心電増幅器106cとから構成されている。
03から出力される3つの生体信号を入力して,眼電位
を検出・増幅するための眼電位増幅器106aと,額部
電極101,102および胸部電極104から出力され
る3つの生体信号を入力して,心電を検出・増幅するた
めの心電増幅器106cとから構成されている。
【0048】以上の構成において,額部電極101,1
02から入力された生体信号は,それぞれ眼電位増幅器
106aおよび心電増幅器106cの入力となる。ま
た,額部電極103から入力された生体信号は,眼電位
増幅器106aの入力となる。さらに,胸部電極104
から入力された生体信号は,心電増幅器106cの入力
となる。
02から入力された生体信号は,それぞれ眼電位増幅器
106aおよび心電増幅器106cの入力となる。ま
た,額部電極103から入力された生体信号は,眼電位
増幅器106aの入力となる。さらに,胸部電極104
から入力された生体信号は,心電増幅器106cの入力
となる。
【0049】信号処理部301において,眼電位増幅器
106aは,額部電極101〜103の3つの生体信号
を入力すると,入力した生体信号の成分から眼電位に相
当する電圧(mVのオーダー)を増幅して,眼電位増幅
信号としてモニター装置107へ出力する。また,心電
増幅器106cは,額部電極101,102および胸部
電極104の3つの生体信号を入力すると,入力した生
体信号の成分から心電に相当する電圧(mVのオーダ
ー)を増幅して,心電増幅信号としてモニター装置10
7へ出力する。
106aは,額部電極101〜103の3つの生体信号
を入力すると,入力した生体信号の成分から眼電位に相
当する電圧(mVのオーダー)を増幅して,眼電位増幅
信号としてモニター装置107へ出力する。また,心電
増幅器106cは,額部電極101,102および胸部
電極104の3つの生体信号を入力すると,入力した生
体信号の成分から心電に相当する電圧(mVのオーダ
ー)を増幅して,心電増幅信号としてモニター装置10
7へ出力する。
【0050】前述したように実施例2によれば,額部電
極101〜103および胸部電極104の4個の電極を
装着するだけで,これら4個の電極を共有して,左右眼
電位および心電の検出を同時に行うことができるので,
従来の6個の電極を装着する場合と比較して,多数の電
極を装着する煩わしさや,多数の電極を装着される煩わ
しさを著しく低減することができる。
極101〜103および胸部電極104の4個の電極を
装着するだけで,これら4個の電極を共有して,左右眼
電位および心電の検出を同時に行うことができるので,
従来の6個の電極を装着する場合と比較して,多数の電
極を装着する煩わしさや,多数の電極を装着される煩わ
しさを著しく低減することができる。
【0051】〔実施例3〕実施例3の生体信号計測装置
は,脳波と心電とを同時に計測するものである。図4
(a),(b)は,実施例3の生体信号計測装置の構成
を示し,図1(a),(b)に示した実施例1の信号処
理部106に代えて,信号処理部401を設けたもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例1と共
通に付き,ここでは異なる部分のみを説明する。
は,脳波と心電とを同時に計測するものである。図4
(a),(b)は,実施例3の生体信号計測装置の構成
を示し,図1(a),(b)に示した実施例1の信号処
理部106に代えて,信号処理部401を設けたもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例1と共
通に付き,ここでは異なる部分のみを説明する。
【0052】信号処理部401は,額部電極101〜1
03から出力される3つの生体信号を入力して,脳波を
検出・増幅するための脳波増幅器106bと,額部電極
101,102および胸部電極104から出力される3
つの生体信号を入力して,心電を検出・増幅するための
心電増幅器106cとから構成されている。
03から出力される3つの生体信号を入力して,脳波を
検出・増幅するための脳波増幅器106bと,額部電極
101,102および胸部電極104から出力される3
つの生体信号を入力して,心電を検出・増幅するための
心電増幅器106cとから構成されている。
【0053】以上の構成において,額部電極101,1
02から入力された生体信号は,それぞれ脳波増幅器1
06bおよび心電増幅器106cの入力となる。また,
額部電極103から入力された生体信号は,脳波増幅器
106bの入力となる。さらに,胸部電極104から入
力された生体信号は,心電増幅器106cの入力とな
る。
02から入力された生体信号は,それぞれ脳波増幅器1
06bおよび心電増幅器106cの入力となる。また,
額部電極103から入力された生体信号は,脳波増幅器
106bの入力となる。さらに,胸部電極104から入
力された生体信号は,心電増幅器106cの入力とな
る。
【0054】信号処理部401において,脳波増幅器1
06bは,額部電極101〜103の3つの生体信号を
入力すると,入力した生体信号の成分から脳波に相当す
る電圧(μVのオーダー)を増幅して,脳波増幅信号と
してモニター装置107へ出力する。また,心電増幅器
106cは,額部電極101,102および胸部電極1
04の3つの生体信号を入力すると,入力した生体信号
の成分から心電に相当する電圧(mVのオーダー)を増
幅して,心電増幅信号としてモニター装置107へ出力
する。
06bは,額部電極101〜103の3つの生体信号を
入力すると,入力した生体信号の成分から脳波に相当す
る電圧(μVのオーダー)を増幅して,脳波増幅信号と
してモニター装置107へ出力する。また,心電増幅器
106cは,額部電極101,102および胸部電極1
04の3つの生体信号を入力すると,入力した生体信号
の成分から心電に相当する電圧(mVのオーダー)を増
幅して,心電増幅信号としてモニター装置107へ出力
する。
【0055】前述したように実施例3によれば,額部電
極101〜103および胸部電極104の4個の電極を
装着するだけで,これら4個の電極を共有して,脳波お
よび心電の検出を同時に行うことができるので,従来の
6個の電極を装着する場合と比較して,多数の電極を装
着する煩わしさや,多数の電極を装着される煩わしさを
著しく低減することができる。
極101〜103および胸部電極104の4個の電極を
装着するだけで,これら4個の電極を共有して,脳波お
よび心電の検出を同時に行うことができるので,従来の
6個の電極を装着する場合と比較して,多数の電極を装
着する煩わしさや,多数の電極を装着される煩わしさを
著しく低減することができる。
【0056】〔実施例4〕実施例4の生体信号計測装置
は,眼電位と脳波とを同時に計測するものである。図5
(a),(b)は,実施例4の生体信号計測装置の構成
を示し,図1(a),(b)に示した実施例1の信号処
理部106に代えて,信号処理部501を設けたもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例1と共
通に付き,ここでは異なる部分のみを説明する。
は,眼電位と脳波とを同時に計測するものである。図5
(a),(b)は,実施例4の生体信号計測装置の構成
を示し,図1(a),(b)に示した実施例1の信号処
理部106に代えて,信号処理部501を設けたもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例1と共
通に付き,ここでは異なる部分のみを説明する。
【0057】信号処理部501は,額部電極101〜1
03から出力される3つの生体信号を入力して,眼電位
を検出・増幅するための眼電位増幅器106aと,額部
電極101〜103から出力される3つの生体信号を入
力して,脳波を検出・増幅するための脳波増幅器106
bとから構成されている。
03から出力される3つの生体信号を入力して,眼電位
を検出・増幅するための眼電位増幅器106aと,額部
電極101〜103から出力される3つの生体信号を入
力して,脳波を検出・増幅するための脳波増幅器106
bとから構成されている。
【0058】以上の構成において,信号処理部501に
おいて,眼電位増幅器106aは,額部電極101〜1
03の3つの生体信号を入力すると,入力した生体信号
の成分から眼電位に相当する電圧(mVのオーダー)を
増幅して,眼電位増幅信号としてモニター装置107へ
出力する。脳波増幅器106bは,額部電極101〜1
03の3つの生体信号を入力すると,入力した生体信号
の成分から脳波に相当する電圧(μVのオーダー)を増
幅して,脳波増幅信号としてモニター装置107へ出力
する。
おいて,眼電位増幅器106aは,額部電極101〜1
03の3つの生体信号を入力すると,入力した生体信号
の成分から眼電位に相当する電圧(mVのオーダー)を
増幅して,眼電位増幅信号としてモニター装置107へ
出力する。脳波増幅器106bは,額部電極101〜1
03の3つの生体信号を入力すると,入力した生体信号
の成分から脳波に相当する電圧(μVのオーダー)を増
幅して,脳波増幅信号としてモニター装置107へ出力
する。
【0059】前述したように実施例4によれば,額部電
極101〜103の3個の電極を装着するだけで,これ
ら3個の電極を共有して,左右眼電位および脳波の検出
を同時に行うことができるので,従来の6個の電極を装
着する場合と比較して,多数の電極を装着する煩わしさ
や,多数の電極を装着される煩わしさを著しく低減する
ことができる。
極101〜103の3個の電極を装着するだけで,これ
ら3個の電極を共有して,左右眼電位および脳波の検出
を同時に行うことができるので,従来の6個の電極を装
着する場合と比較して,多数の電極を装着する煩わしさ
や,多数の電極を装着される煩わしさを著しく低減する
ことができる。
【0060】〔実施例5〕実施例5の生体信号計測装置
は,実施例1の接続線108に代えて,テレメータ送信
機およびテレメータ受信機を用いた無線伝送を行うもの
である。図6(a),(b)は,実施例5の生体信号計
測装置の構成を示し,図1(a),(b)に示した実施
例1の信号処理部106に代えて信号処理部601を配
設し,モニター装置107に代えてテレメータ受信機6
02を配設したものである。なお,基本的な構成および
動作は,実施例1と共通に付き,ここでは異なる部分の
みを説明する。
は,実施例1の接続線108に代えて,テレメータ送信
機およびテレメータ受信機を用いた無線伝送を行うもの
である。図6(a),(b)は,実施例5の生体信号計
測装置の構成を示し,図1(a),(b)に示した実施
例1の信号処理部106に代えて信号処理部601を配
設し,モニター装置107に代えてテレメータ受信機6
02を配設したものである。なお,基本的な構成および
動作は,実施例1と共通に付き,ここでは異なる部分の
みを説明する。
【0061】信号処理部601は,各生体信号を検出・
増幅する眼電位増幅器603a,脳波増幅器603bお
よび心電増幅器603cと,眼電位増幅器603a,脳
波増幅器603bまたは心電増幅器603cで増幅され
た生体信号計をアナログ・デジタル変換し,所定のフィ
ルター処理を施す眼電位A/D変換&フィルター部60
4a,脳波A/D変換&フィルター部604bおよび心
電A/D変換&フィルター部604cと,上記各A/D
変換&フィルター部604a〜604cでデジタル化さ
れた生体信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無
線送信手段としてのシリアル無線伝送部605とを備え
ている。なお,シリアル無線伝送部605がテレメータ
送信機に相当する。
増幅する眼電位増幅器603a,脳波増幅器603bお
よび心電増幅器603cと,眼電位増幅器603a,脳
波増幅器603bまたは心電増幅器603cで増幅され
た生体信号計をアナログ・デジタル変換し,所定のフィ
ルター処理を施す眼電位A/D変換&フィルター部60
4a,脳波A/D変換&フィルター部604bおよび心
電A/D変換&フィルター部604cと,上記各A/D
変換&フィルター部604a〜604cでデジタル化さ
れた生体信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無
線送信手段としてのシリアル無線伝送部605とを備え
ている。なお,シリアル無線伝送部605がテレメータ
送信機に相当する。
【0062】また,テレメータ受信機602は,シリア
ル無線伝送部605から1チャンネルでシリアル無線伝
送された信号を受信し,図示しない,モニター装置等へ
転送する構成である。
ル無線伝送部605から1チャンネルでシリアル無線伝
送された信号を受信し,図示しない,モニター装置等へ
転送する構成である。
【0063】以上の構成において,額部電極101〜1
03および胸部電極104を介して入力した生体信号か
ら,眼電位増幅器603a,脳波増幅器603bおよび
心電増幅器603cによって左右眼電位,簡易脳波,心
電の検出が同時に行われる。その後,検出された左右眼
電位,簡易脳波,心電の各生体信号は,上記各A/D変
換&フィルター部604a〜604cでデジタル化され
た後,シリアル無線伝送部605で1チャンネルのシリ
アル信号に編集された後,テレメータ受信機602に無
線伝送される。
03および胸部電極104を介して入力した生体信号か
ら,眼電位増幅器603a,脳波増幅器603bおよび
心電増幅器603cによって左右眼電位,簡易脳波,心
電の検出が同時に行われる。その後,検出された左右眼
電位,簡易脳波,心電の各生体信号は,上記各A/D変
換&フィルター部604a〜604cでデジタル化され
た後,シリアル無線伝送部605で1チャンネルのシリ
アル信号に編集された後,テレメータ受信機602に無
線伝送される。
【0064】前述したように実施例5によれば,実施例
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
【0065】〔実施例6〕実施例6の生体信号計測装置
は,眼電位と心電とを同時に計測するものである。図7
(a),(b)は,実施例6の生体信号計測装置の構成
を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の信号処
理部601に代えて信号処理部701を配設したもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例5と共
通に付き,詳細な説明は省略する。
は,眼電位と心電とを同時に計測するものである。図7
(a),(b)は,実施例6の生体信号計測装置の構成
を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の信号処
理部601に代えて信号処理部701を配設したもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例5と共
通に付き,詳細な説明は省略する。
【0066】信号処理部701は,各生体信号を検出・
増幅する眼電位増幅器603aおよび心電増幅器603
cと,眼電位A/D変換&フィルター部604aおよび
心電A/D変換&フィルター部604cと,シリアル無
線伝送部605とを備えている。
増幅する眼電位増幅器603aおよび心電増幅器603
cと,眼電位A/D変換&フィルター部604aおよび
心電A/D変換&フィルター部604cと,シリアル無
線伝送部605とを備えている。
【0067】以上の構成において,額部電極101〜1
03および胸部電極104を介して入力した生体信号か
ら,眼電位増幅器603aおよび心電増幅器603cに
よって左右眼電位,心電の検出が同時に行われる。その
後,検出された左右眼電位,心電の各生体信号は,上記
各A/D変換&フィルター部604a,604cでデジ
タル化された後,シリアル無線伝送部605で1チャン
ネルのシリアル信号に編集された後,テレメータ受信機
602に無線伝送される。
03および胸部電極104を介して入力した生体信号か
ら,眼電位増幅器603aおよび心電増幅器603cに
よって左右眼電位,心電の検出が同時に行われる。その
後,検出された左右眼電位,心電の各生体信号は,上記
各A/D変換&フィルター部604a,604cでデジ
タル化された後,シリアル無線伝送部605で1チャン
ネルのシリアル信号に編集された後,テレメータ受信機
602に無線伝送される。
【0068】前述したように実施例6によれば,実施例
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
【0069】〔実施例7〕実施例7の生体信号計測装置
は,脳波と心電とを同時に計測するものである。図8
(a),(b)は,実施例7の生体信号計測装置の構成
を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の信号処
理部601に代えて信号処理部801を配設したもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例5と共
通に付き,詳細な説明は省略する。
は,脳波と心電とを同時に計測するものである。図8
(a),(b)は,実施例7の生体信号計測装置の構成
を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の信号処
理部601に代えて信号処理部801を配設したもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例5と共
通に付き,詳細な説明は省略する。
【0070】信号処理部801は,各生体信号を検出・
増幅する脳波増幅器603bおよび心電増幅器603c
と,脳波A/D変換&フィルター部604bおよび心電
A/D変換&フィルター部604cと,シリアル無線伝
送部605とを備えている。
増幅する脳波増幅器603bおよび心電増幅器603c
と,脳波A/D変換&フィルター部604bおよび心電
A/D変換&フィルター部604cと,シリアル無線伝
送部605とを備えている。
【0071】以上の構成において,額部電極101〜1
03および胸部電極104を介して入力した生体信号か
ら,脳波増幅器603bおよび心電増幅器603cによ
って脳波および心電の検出が同時に行われる。その後,
検出された脳波,心電の各生体信号は,上記各A/D変
換&フィルター部604b,604cでデジタル化され
た後,シリアル無線伝送部605で1チャンネルのシリ
アル信号に編集された後,テレメータ受信機602に無
線伝送される。
03および胸部電極104を介して入力した生体信号か
ら,脳波増幅器603bおよび心電増幅器603cによ
って脳波および心電の検出が同時に行われる。その後,
検出された脳波,心電の各生体信号は,上記各A/D変
換&フィルター部604b,604cでデジタル化され
た後,シリアル無線伝送部605で1チャンネルのシリ
アル信号に編集された後,テレメータ受信機602に無
線伝送される。
【0072】前述したように実施例7によれば,実施例
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
【0073】〔実施例8〕実施例8の生体信号計測装置
は,眼電位と脳波を同時に計測するものである。図9
(a),(b)は,実施例8の生体信号計測装置の構成
を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の信号処
理部601に代えて信号処理部901を配設したもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例5と共
通に付き,詳細な説明は省略する。
は,眼電位と脳波を同時に計測するものである。図9
(a),(b)は,実施例8の生体信号計測装置の構成
を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の信号処
理部601に代えて信号処理部901を配設したもので
ある。なお,基本的な構成および動作は,実施例5と共
通に付き,詳細な説明は省略する。
【0074】信号処理部901は,各生体信号を検出・
増幅する眼電位増幅器603aおよび脳波増幅器603
bと,眼電位A/D変換&フィルター部604aおよび
脳波A/D変換&フィルター部604bと,シリアル無
線伝送部605とを備えている。
増幅する眼電位増幅器603aおよび脳波増幅器603
bと,眼電位A/D変換&フィルター部604aおよび
脳波A/D変換&フィルター部604bと,シリアル無
線伝送部605とを備えている。
【0075】以上の構成において,額部電極101〜1
03を介して入力した生体信号から,眼電位増幅器60
3aおよび脳波増幅器603bによって左右眼電位,脳
波の検出が同時に行われる。その後,検出された左右眼
電位,脳波の各生体信号は,上記各A/D変換&フィル
ター部604a,604bでデジタル化された後,シリ
アル無線伝送部605で1チャンネルのシリアル信号に
編集された後,テレメータ受信機602に無線伝送され
る。
03を介して入力した生体信号から,眼電位増幅器60
3aおよび脳波増幅器603bによって左右眼電位,脳
波の検出が同時に行われる。その後,検出された左右眼
電位,脳波の各生体信号は,上記各A/D変換&フィル
ター部604a,604bでデジタル化された後,シリ
アル無線伝送部605で1チャンネルのシリアル信号に
編集された後,テレメータ受信機602に無線伝送され
る。
【0076】前述したように実施例9によれば,実施例
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
【0077】〔実施例9〕実施例9の生体信号計測装置
は,眼電位,脳波および脈波を同時に計測するものであ
る。ここで脈波は,簡易心電として用いるものである。
図10(a),(b)は,実施例9の生体信号計測装置
の構成を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の
信号処理部601に代えて信号処理部1001を配設
し,胸部電極104に代えて耳部ピックアップ1002
を配設したものである。なお,基本的な構成および動作
は,実施例5と共通に付き,詳細な説明は省略する。
は,眼電位,脳波および脈波を同時に計測するものであ
る。ここで脈波は,簡易心電として用いるものである。
図10(a),(b)は,実施例9の生体信号計測装置
の構成を示し,図6(a),(b)に示した実施例5の
信号処理部601に代えて信号処理部1001を配設
し,胸部電極104に代えて耳部ピックアップ1002
を配設したものである。なお,基本的な構成および動作
は,実施例5と共通に付き,詳細な説明は省略する。
【0078】耳部ピックアップ1002は,生体の末梢
血管の血行状態を光電的に測定するものであり,通常,
脈波検出に用いられる。具体的には,光を局部的(耳た
ぶ)に照射して測定部血液の容積変化を反射/透過光の
変化として検出し,心拍数により変化する血液の容積変
化を検出することで,心拍数を求めるものである。
血管の血行状態を光電的に測定するものであり,通常,
脈波検出に用いられる。具体的には,光を局部的(耳た
ぶ)に照射して測定部血液の容積変化を反射/透過光の
変化として検出し,心拍数により変化する血液の容積変
化を検出することで,心拍数を求めるものである。
【0079】信号処理部1001は,各生体信号を検出
・増幅する眼電位増幅器603a,脳波増幅器603
b,脈波増幅器1003と,眼電位A/D変換&フィル
ター部604a,脳波A/D変換&フィルター部604
bおよび脈波A/D変換&フィルター部1004と,シ
リアル無線伝送部605とを備えている。
・増幅する眼電位増幅器603a,脳波増幅器603
b,脈波増幅器1003と,眼電位A/D変換&フィル
ター部604a,脳波A/D変換&フィルター部604
bおよび脈波A/D変換&フィルター部1004と,シ
リアル無線伝送部605とを備えている。
【0080】以上の構成において,額部電極101〜1
03および耳部ピックアップ1002を介して入力した
生体信号から,眼電位増幅器603a,脳波増幅器60
3bおよび脈波増幅器1003によって左右眼電位,脳
波および脈波の検出が同時に行われる。その後,検出さ
れた左右眼電位,脳波および脈波の各生体信号は,上記
各A/D変換&フィルター部604a,604b,10
04でデジタル化された後,シリアル無線伝送部605
で1チャンネルのシリアル信号に編集された後,テレメ
ータ受信機602に無線伝送される。
03および耳部ピックアップ1002を介して入力した
生体信号から,眼電位増幅器603a,脳波増幅器60
3bおよび脈波増幅器1003によって左右眼電位,脳
波および脈波の検出が同時に行われる。その後,検出さ
れた左右眼電位,脳波および脈波の各生体信号は,上記
各A/D変換&フィルター部604a,604b,10
04でデジタル化された後,シリアル無線伝送部605
で1チャンネルのシリアル信号に編集された後,テレメ
ータ受信機602に無線伝送される。
【0081】前述したように実施例9によれば,実施例
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
1の効果に加えて,一つの送信チャンネルで,複数の生
体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信
号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場
合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うこと
ができる。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように,この発明の生体信
号計測装置(請求項1)は,被験者の皮膚に複数の電極
を装着し,該複数の電極間の電圧変化を計測することに
より,左右眼電位,脳波または心電等の生体信号を計測
する生体信号計測装置において,被験者の額部の皮膚に
装着するための3個の額部電極と,被験者の胸部の皮膚
に装着するための1個の胸部電極と,被験者の額部にお
いて3個の額部電極がほぼ水平方向に並ぶように保持す
る電極保持手段と,3個の額部電極および1個の胸部電
極から信号を入力し,3個の額部電極の信号に基づいて
左右眼電位および脳波を同時に検出し,1個の胸部電極
の信号と3個の額部電極のうちの何れか2個の額部電極
の信号とに基づいて心電を検出する生体信号同時検出手
段と,生体信号同時検出手段で検出した検出結果を画
面,記録紙または外部装置に出力する出力手段とを備え
たため,電極を共用化して複数の生体信号を計測するこ
とにより,電極装着の煩わしさを軽減することができ
る。
号計測装置(請求項1)は,被験者の皮膚に複数の電極
を装着し,該複数の電極間の電圧変化を計測することに
より,左右眼電位,脳波または心電等の生体信号を計測
する生体信号計測装置において,被験者の額部の皮膚に
装着するための3個の額部電極と,被験者の胸部の皮膚
に装着するための1個の胸部電極と,被験者の額部にお
いて3個の額部電極がほぼ水平方向に並ぶように保持す
る電極保持手段と,3個の額部電極および1個の胸部電
極から信号を入力し,3個の額部電極の信号に基づいて
左右眼電位および脳波を同時に検出し,1個の胸部電極
の信号と3個の額部電極のうちの何れか2個の額部電極
の信号とに基づいて心電を検出する生体信号同時検出手
段と,生体信号同時検出手段で検出した検出結果を画
面,記録紙または外部装置に出力する出力手段とを備え
たため,電極を共用化して複数の生体信号を計測するこ
とにより,電極装着の煩わしさを軽減することができ
る。
【0083】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項2)は,生体信号同時検出手段が,左右眼電位,脳波
および心電の各生体信号をアナログ・デジタル変換する
変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号を
シリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段とを
備え,出力手段が,シリアル無線送信手段から送信され
た信号を受信するシリアル無線受信手段を備えたため,
テレメータ送信機およびテレメータ受信機を用いた生体
信号計測装置において,一つの送信チャンネルで,複数
の生体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生
体信号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測す
る場合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行う
ことができる。
項2)は,生体信号同時検出手段が,左右眼電位,脳波
および心電の各生体信号をアナログ・デジタル変換する
変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号を
シリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段とを
備え,出力手段が,シリアル無線送信手段から送信され
た信号を受信するシリアル無線受信手段を備えたため,
テレメータ送信機およびテレメータ受信機を用いた生体
信号計測装置において,一つの送信チャンネルで,複数
の生体信号を同時に計測できる。したがって,複数の生
体信号計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測す
る場合でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行う
ことができる。
【0084】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項3)は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数
の電極間の電圧変化を計測することにより,左右眼電
位,脳波または心電等の生体信号を計測する生体信号計
測装置において,被験者の額部の皮膚に装着するための
3個の額部電極と,被験者の胸部の皮膚に装着するため
の1個の胸部電極と,被験者の額部において3個の額部
電極がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保持手段
と,3個の額部電極および1個の胸部電極から信号を入
力し,3個の額部電極の信号に基づいて左右眼電位また
は脳波を検出し,1個の胸部電極の信号と3個の額部電
極のうちの何れか2個の額部電極の信号とに基づいて心
電を検出する生体信号同時検出手段と,生体信号同時検
出手段で検出した検出結果を画面,記録紙または外部装
置に出力する出力手段とを備えたため,電極を共用化し
て複数の生体信号を計測することにより,電極装着の煩
わしさを軽減することができる。
項3)は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数
の電極間の電圧変化を計測することにより,左右眼電
位,脳波または心電等の生体信号を計測する生体信号計
測装置において,被験者の額部の皮膚に装着するための
3個の額部電極と,被験者の胸部の皮膚に装着するため
の1個の胸部電極と,被験者の額部において3個の額部
電極がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保持手段
と,3個の額部電極および1個の胸部電極から信号を入
力し,3個の額部電極の信号に基づいて左右眼電位また
は脳波を検出し,1個の胸部電極の信号と3個の額部電
極のうちの何れか2個の額部電極の信号とに基づいて心
電を検出する生体信号同時検出手段と,生体信号同時検
出手段で検出した検出結果を画面,記録紙または外部装
置に出力する出力手段とを備えたため,電極を共用化し
て複数の生体信号を計測することにより,電極装着の煩
わしさを軽減することができる。
【0085】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項4)は,生体信号同時検出手段が,左右眼電位または
脳波,および心電の各生体信号をアナログ・デジタル変
換する変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体
信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信手
段とを備え,出力手段が,シリアル無線送信手段から送
信された信号を受信するシリアル無線受信手段を備えた
ため,テレメータ送信機およびテレメータ受信機を用い
た生体信号計測装置において,一つの送信チャンネル
で,複数の生体信号を同時に計測できる。したがって,
複数の生体信号計測装置を使用して多数の被験者を同時
に計測する場合でも,少ないチャンネル数で効率良く計
測を行うことができる。
項4)は,生体信号同時検出手段が,左右眼電位または
脳波,および心電の各生体信号をアナログ・デジタル変
換する変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体
信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信手
段とを備え,出力手段が,シリアル無線送信手段から送
信された信号を受信するシリアル無線受信手段を備えた
ため,テレメータ送信機およびテレメータ受信機を用い
た生体信号計測装置において,一つの送信チャンネル
で,複数の生体信号を同時に計測できる。したがって,
複数の生体信号計測装置を使用して多数の被験者を同時
に計測する場合でも,少ないチャンネル数で効率良く計
測を行うことができる。
【0086】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項5)は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数
の電極間の電圧変化を計測することにより,左右眼電位
または脳波等の生体信号を計測する生体信号計測装置に
おいて,被験者の額部の皮膚に装着するための3個の額
部電極と,被験者の額部において3個の額部電極がほぼ
水平方向に並ぶように保持する電極保持手段と,3個の
額部電極から信号を入力し,3個の額部電極の信号に基
づいて左右眼電位および脳波を同時に検出する生体信号
同時検出手段と,生体信号同時検出手段で検出した検出
結果を画面,記録紙または外部装置に出力する出力手段
とを備えたため,電極を共用化して複数の生体信号を計
測することにより,電極装着の煩わしさを軽減すること
ができる。
項5)は,被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該複数
の電極間の電圧変化を計測することにより,左右眼電位
または脳波等の生体信号を計測する生体信号計測装置に
おいて,被験者の額部の皮膚に装着するための3個の額
部電極と,被験者の額部において3個の額部電極がほぼ
水平方向に並ぶように保持する電極保持手段と,3個の
額部電極から信号を入力し,3個の額部電極の信号に基
づいて左右眼電位および脳波を同時に検出する生体信号
同時検出手段と,生体信号同時検出手段で検出した検出
結果を画面,記録紙または外部装置に出力する出力手段
とを備えたため,電極を共用化して複数の生体信号を計
測することにより,電極装着の煩わしさを軽減すること
ができる。
【0087】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項6)は,生体信号同時検出手段が,左右眼電位および
脳波の各生体信号をアナログ・デジタル変換する変換手
段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号をシリア
ル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段とを備え,
出力手段が,シリアル無線送信手段から送信された信号
を受信するシリアル無線受信手段を備えたため,テレメ
ータ送信機およびテレメータ受信機を用いた生体信号計
測装置において,一つの送信チャンネルで,複数の生体
信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信号
計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場合
でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うことが
できる。
項6)は,生体信号同時検出手段が,左右眼電位および
脳波の各生体信号をアナログ・デジタル変換する変換手
段と,アナログ・デジタル変換後の各生体信号をシリア
ル無線伝送で送信するシリアル無線送信手段とを備え,
出力手段が,シリアル無線送信手段から送信された信号
を受信するシリアル無線受信手段を備えたため,テレメ
ータ送信機およびテレメータ受信機を用いた生体信号計
測装置において,一つの送信チャンネルで,複数の生体
信号を同時に計測できる。したがって,複数の生体信号
計測装置を使用して多数の被験者を同時に計測する場合
でも,少ないチャンネル数で効率良く計測を行うことが
できる。
【0088】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項7)は,額部電極および胸部電極が,被験者の皮膚と
当接する面に,導電性のペースト層と,ペースト層と被
験者の皮膚との間に位置するように設けられた導電性か
つ保湿性のある被膜層とを有するため,電極に塗布する
ペースト層を皮膚に直接付着させることなく装着できる
ようにし,皮膚に残ったペースト層を拭き取る煩わしさ
を解消することができる。
項7)は,額部電極および胸部電極が,被験者の皮膚と
当接する面に,導電性のペースト層と,ペースト層と被
験者の皮膚との間に位置するように設けられた導電性か
つ保湿性のある被膜層とを有するため,電極に塗布する
ペースト層を皮膚に直接付着させることなく装着できる
ようにし,皮膚に残ったペースト層を拭き取る煩わしさ
を解消することができる。
【0089】また,この発明の生体信号計測装置(請求
項8)は,生体信号同時検出手段が,電極保持手段と一
体に形成されており,生体信号検出時に,電極保持手段
を介して被験者の頭部に装着して使用する構成であるた
め,装着が容易である。
項8)は,生体信号同時検出手段が,電極保持手段と一
体に形成されており,生体信号検出時に,電極保持手段
を介して被験者の頭部に装着して使用する構成であるた
め,装着が容易である。
【0090】また,この発明の生体密着用電極(請求項
9)は,被験者の皮膚に直接密着させて使用する生体密
着用電極において,被験者の皮膚に対する電圧の印加ま
たは被験者の皮膚の電圧変化の測定に使用する電極部材
と,被験者の皮膚と対向する電極部材の面に設けられた
導電性のペースト層と,ペースト層と被験者の皮膚との
間に位置するように設けられた導電性かつ保湿性のある
被膜層とを有するため,電極に塗布するペースト層を皮
膚に直接付着させることなく装着できるようにし,皮膚
に残ったペースト層を拭き取る煩わしさを解消すること
ができる。
9)は,被験者の皮膚に直接密着させて使用する生体密
着用電極において,被験者の皮膚に対する電圧の印加ま
たは被験者の皮膚の電圧変化の測定に使用する電極部材
と,被験者の皮膚と対向する電極部材の面に設けられた
導電性のペースト層と,ペースト層と被験者の皮膚との
間に位置するように設けられた導電性かつ保湿性のある
被膜層とを有するため,電極に塗布するペースト層を皮
膚に直接付着させることなく装着できるようにし,皮膚
に残ったペースト層を拭き取る煩わしさを解消すること
ができる。
【0091】また,この発明の生体密着用電極(請求項
10)は,被膜層が,スポンジに水を含有させた層から
なるため,構成が簡単であり,被膜層のメンテナンスが
容易である。
10)は,被膜層が,スポンジに水を含有させた層から
なるため,構成が簡単であり,被膜層のメンテナンスが
容易である。
【図1】実施例1の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図2】実施例1の生体密着用電極の構成を示す説明図
である。
である。
【図3】実施例2の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図4】実施例3の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図5】実施例4の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図6】実施例5の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図7】実施例6の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図8】実施例7の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図9】実施例8の生体信号計測装置の構成を示す説明
図である。
図である。
【図10】実施例9の生体信号計測装置の構成を示す説
明図である。
明図である。
【図11】従来の生体信号計測装置の構成を示す説明図
である。
である。
【図12】従来の生体信号計測装置の構成を示す説明図
である。
である。
【図13】テレメータ送信機およびテレメータ受信機を
用いた従来の生体信号計測装置の構成を示す説明図であ
る。
用いた従来の生体信号計測装置の構成を示す説明図であ
る。
【図14】従来の生体密着用電極の構成を示す説明図で
ある。
ある。
101〜103 額部電極 104 胸部
電極 105 バンド 106 信号
処理部 106a 電位増幅器 106b 脳
波増幅器 106c 心電増幅器 107 モニター装置 108 接続
線 201 電極部材 202 ペー
スト層 203 被膜層 301 信号
処理部 401 信号処理部 501 信号
処理部 601 信号処理部 602 テレ
メータ受信機 603a 眼電位増幅器 603b 脳
波増幅器 603c 心電増幅器 604a 眼電位A/D変換&フィルター部 604b 脳波A/D変換&フィルター部 604c 心電A/D変換&フィルター部 605 シリアル無線伝送部 701 信号処理部 801 信号
処理部 901 信号処理部 1001 信
号処理部 1002 耳部ピックアップ 1003 脈
波増幅器 1004 脈波A/D変換&フィルター部
電極 105 バンド 106 信号
処理部 106a 電位増幅器 106b 脳
波増幅器 106c 心電増幅器 107 モニター装置 108 接続
線 201 電極部材 202 ペー
スト層 203 被膜層 301 信号
処理部 401 信号処理部 501 信号
処理部 601 信号処理部 602 テレ
メータ受信機 603a 眼電位増幅器 603b 脳
波増幅器 603c 心電増幅器 604a 眼電位A/D変換&フィルター部 604b 脳波A/D変換&フィルター部 604c 心電A/D変換&フィルター部 605 シリアル無線伝送部 701 信号処理部 801 信号
処理部 901 信号処理部 1001 信
号処理部 1002 耳部ピックアップ 1003 脈
波増幅器 1004 脈波A/D変換&フィルター部
Claims (10)
- 【請求項1】 被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該
複数の電極間の電圧変化を計測することにより,左右眼
電位,脳波または心電等の生体信号を計測する生体信号
計測装置において,被験者の額部の皮膚に装着するため
の3個の額部電極と,被験者の胸部の皮膚に装着するた
めの1個の胸部電極と,被験者の額部において前記3個
の額部電極がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保
持手段と,前記3個の額部電極および1個の胸部電極か
ら信号を入力し,前記3個の額部電極の信号に基づいて
左右眼電位および脳波を同時に検出し,前記1個の胸部
電極の信号と前記3個の額部電極のうちの何れか2個の
額部電極の信号とに基づいて心電を検出する生体信号同
時検出手段と,前記生体信号同時検出手段で検出した検
出結果を画面,記録紙または外部装置に出力する出力手
段とを備えたことを特徴とする生体信号計測装置。 - 【請求項2】 前記生体信号同時検出手段は,前記左右
眼電位,脳波および心電の各生体信号をアナログ・デジ
タル変換する変換手段と,アナログ・デジタル変換後の
各生体信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線
送信手段とを備え,前記出力手段は,シリアル無線送信
手段から送信された信号を受信するシリアル無線受信手
段を備えたことを特徴とする請求項1記載の生体信号計
測装置。 - 【請求項3】 被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該
複数の電極間の電圧変化を計測することにより,左右眼
電位,脳波または心電等の生体信号を計測する生体信号
計測装置において,被験者の額部の皮膚に装着するため
の3個の額部電極と,被験者の胸部の皮膚に装着するた
めの1個の胸部電極と,被験者の額部において前記3個
の額部電極がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保
持手段と,前記3個の額部電極および1個の胸部電極か
ら信号を入力し,前記3個の額部電極の信号に基づいて
左右眼電位または脳波を検出し,前記1個の胸部電極の
信号と前記3個の額部電極のうちの何れか2個の額部電
極の信号とに基づいて心電を検出する生体信号同時検出
手段と,前記生体信号同時検出手段で検出した検出結果
を画面,記録紙または外部装置に出力する出力手段とを
備えたことを特徴とする生体信号計測装置。 - 【請求項4】 前記生体信号同時検出手段は,前記左右
眼電位または脳波,および心電の各生体信号をアナログ
・デジタル変換する変換手段と,アナログ・デジタル変
換後の各生体信号をシリアル無線伝送で送信するシリア
ル無線送信手段とを備え,前記出力手段は,シリアル無
線送信手段から送信された信号を受信するシリアル無線
受信手段を備えたことを特徴とする請求項3記載の生体
信号計測装置。 - 【請求項5】 被験者の皮膚に複数の電極を装着し,該
複数の電極間の電圧変化を計測することにより,左右眼
電位または脳波等の生体信号を計測する生体信号計測装
置において,被験者の額部の皮膚に装着するための3個
の額部電極と,被験者の額部において前記3個の額部電
極がほぼ水平方向に並ぶように保持する電極保持手段
と,前記3個の額部電極から信号を入力し,前記3個の
額部電極の信号に基づいて左右眼電位および脳波を同時
に検出する生体信号同時検出手段と,前記生体信号同時
検出手段で検出した検出結果を画面,記録紙または外部
装置に出力する出力手段とを備えたことを特徴とする生
体信号計測装置。 - 【請求項6】 前記生体信号同時検出手段は,前記左右
眼電位および脳波の各生体信号をアナログ・デジタル変
換する変換手段と,アナログ・デジタル変換後の各生体
信号をシリアル無線伝送で送信するシリアル無線送信手
段とを備え,前記出力手段は,シリアル無線送信手段か
ら送信された信号を受信するシリアル無線受信手段を備
えたことを特徴とする請求項5記載の生体信号計測装
置。 - 【請求項7】 前記額部電極および胸部電極は,前記被
験者の皮膚と当接する面に,導電性のペースト層と,前
記ペースト層と被験者の皮膚との間に位置するように設
けられた導電性かつ保湿性のある被膜層とを有すること
を特徴とする請求項1,2,3,4,5または6記載の
生体信号計測装置。 - 【請求項8】 前記生体信号同時検出手段は,前記電極
保持手段と一体に形成されており,生体信号検出時に,
前記電極保持手段を介して被験者の頭部に装着して使用
することを特徴とする請求項1,2,3,4,5または
6記載の生体信号計測装置。 - 【請求項9】 被験者の皮膚に直接密着させて使用する
生体密着用電極において,前記被験者の皮膚に対する電
圧の印加または被験者の皮膚の電圧変化の測定に使用す
る電極部材と,前記被験者の皮膚と対向する前記電極部
材の面に設けられた導電性のペースト層と,前記ペース
ト層と被験者の皮膚との間に位置するように設けられた
導電性かつ保湿性のある被膜層とを有することを特徴と
する生体密着用電極。 - 【請求項10】 前記被膜層は,スポンジに水を含有さ
せた層からなることを特徴とする請求項9記載の生体密
着用電極。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01319295A JP3214276B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 生体信号計測装置および生体密着用電極 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01319295A JP3214276B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 生体信号計測装置および生体密着用電極 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196516A true JPH08196516A (ja) | 1996-08-06 |
JP3214276B2 JP3214276B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=11826306
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01319295A Expired - Fee Related JP3214276B2 (ja) | 1995-01-30 | 1995-01-30 | 生体信号計測装置および生体密着用電極 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3214276B2 (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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WO2006009129A1 (en) * | 2004-07-16 | 2006-01-26 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Biological signal processing unit, wireless memory, biological signal processing system, and control system of device to be controlled |
JP2006051343A (ja) * | 2004-07-16 | 2006-02-23 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 生体信号処理装置、無線メモリ、生体信号処理システム及び被制御装置の制御システム |
CN100384369C (zh) * | 2000-05-13 | 2008-04-30 | 欧米加波有限责任公司 | 用于评价人的功能状态和体内平衡状态的设备 |
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JP2016501049A (ja) * | 2012-11-12 | 2016-01-18 | メガ エレクトロニクス リミテッド | 電極測定法を実施するための装置および方法 |
-
1995
- 1995-01-30 JP JP01319295A patent/JP3214276B2/ja not_active Expired - Fee Related
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WO2013161729A1 (ja) * | 2012-04-25 | 2013-10-31 | 株式会社村田製作所 | 心電信号計測装置、及び、心電信号計測方法 |
JPWO2013161729A1 (ja) * | 2012-04-25 | 2015-12-24 | 株式会社村田製作所 | 心電信号計測装置、及び、心電信号計測方法 |
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