JPH08196447A - 洗面器 - Google Patents

洗面器

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JPH08196447A
JPH08196447A JP7024464A JP2446495A JPH08196447A JP H08196447 A JPH08196447 A JP H08196447A JP 7024464 A JP7024464 A JP 7024464A JP 2446495 A JP2446495 A JP 2446495A JP H08196447 A JPH08196447 A JP H08196447A
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JP
Japan
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water
washbasin
lever
bowl
water discharge
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Application number
JP7024464A
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English (en)
Inventor
Masatsugu Nagatomi
正継 永冨
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Forestry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Forestry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗面器の鉢面に付着する毛髪や、汚れを鉢面
から容易かつ効果的に洗い落す構造を備えた洗面器の提
供。 【構成】 鉢面10aに、該鉢面10aに沿うように洗
浄水を吐出させる複数個の吐水孔12、12…を備え
る。吐水孔12は、洗面器のオバーフローレベルよりも
上方に位置する。また、吐水孔12は、洗面器の水の排
水に伴って生じる渦の回転方向と略同方向に向けて、洗
浄水を吐出する向きに開孔している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、洗面器の鉢面を洗浄
する洗浄水の吐水孔を該鉢面に備えた洗面器に関する。
【0002】
【従来の技術】洗面器の鉢面には、該洗面器の使用によ
り、特に、該洗面器の鉢部に湯水を溜めて洗顔などを行
なうことにより、頭髪や、石けんカス、油分などの汚れ
が少なからず付着することから、洗面器の使用に先立っ
て、こうした汚れなどの鉢面からの洗い落しが必要とさ
れることが多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来、こうし
た洗面器の鉢面を洗浄する格別の機構は洗面器には設け
られていないため、一般に鉢面の洗浄は、使用者におい
て、洗面器の水栓を開いて該水栓から流れ出る湯水を掌
などで掬い、頭髪などが付着している個所に注ぎかけて
行なわれることが多かった。
【0004】また、鉢面の汚れによっては、該汚れが付
着した個所に湯水などを注ぎかけると共に、該汚れが付
着した個所を手などで擦って該汚れを落すことを余儀な
くされていた。
【0005】そこでこの発明は、洗面器の鉢面に付着す
る毛髪や、汚れを鉢面から容易かつ効果的に洗い落す構
造を備えた洗面器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明では、洗面器が、洗面器の鉢面
10aに、該鉢面10aに沿うように洗浄水を吐出させ
る複数個の吐水孔12、12…を備えた構成とした。
【0007】また、請求項2記載の発明では、請求項1
記載の発明に係る洗面器が、該洗面器のオーバーフロー
レベルよりも上方に前記吐水孔12を備えた構成とし
た。
【0008】さらに、請求項3記載の発明では、請求項
1又は請求項2記載の発明に係る洗面器が、洗面器内の
水の排水に伴って生じる渦の回転方向と略同方向に向け
て、前記洗浄水を吐出する向きに前記吐水孔12を開孔
している構成とした。
【0009】
【作用】この発明に係る洗面器は、洗面器の鉢面10a
に、該鉢面10aに沿うように洗浄水を吐出させる複数
個の洗浄水の吐水孔12、12…を備えていることか
ら、鉢面10aに付着した毛髪、汚れを効果的に洗い落
とすことができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明に係る洗面器の典型的な実施
例について、図1ないし図9に基いて説明する。
【0011】なお、図1は、実施例に係る洗面器の構成
を理解し易いように、該洗面器の鉢部10の要部を断面
して、斜視の状態で示しており、また、図2は、側面か
ら見て示している。
【0012】また、図3は、洗面器の排水口11に連通
される排水管20と、排水口11を開閉する排水栓41
を動作させるポップアップ機構40の構成を理解し易い
ように、これらの要部を断面にして示している。
【0013】また、図4は、ポップアップ機構40を構
成する引き棒43の押し下げ動作により開放されるフラ
ッシュバルブ30の構成を理解し易いように、該フラッ
シュバルブ30の要部を断面にして示しており、また、
図5ないし図7は、フラッシュバルブ30のレバー31
を押動操作させる引き棒43の押圧片43aの構成を理
解し易いように、引き棒43の要部を斜視の状態で(図
5)、また側断面にして(図6、図7)、それぞれ示し
ている。
【0014】さらに、図8および図9は、洗面器の鉢部
10に開設される吐水孔12の構成を理解し易いよう
に、該吐水孔12部分を、水平方向で断面にして(図
8)、また、垂直方向で断面にして(図9)、それぞれ
示している。
【0015】以上の各図では、本発明に係る洗面器を、
壁Pに設けられるブラケット金具や、バックハンガによ
り支持、取付けられる壁掛けタイプのものとして示して
いるが、カウンタに嵌め込んで洗面化粧台などを構成す
るカウンタ洗面器として本発明に係る洗面器を適用して
も良い。
【0016】先ず、この実施例に係る洗面器は、図1に
特に示されるように、洗面器の鉢部10の鉢面10a
に、該鉢面10aに沿うように洗浄水を吐出させる複数
個の吐水孔12、12…を備えている。
【0017】すなわち、この実施例では、鉢部10の開
口縁に沿って、該鉢面10aに複数個の前記吐水孔1
2、12…が、相互に間隔を開けて設けられている。各
吐水孔12、12…は、それぞれ、洗面器の内部に、鉢
部10を巡るように設けられている穴状をなす洗浄水の
供給水路13に連通されている。この供給水路13は、
洗面器の壁P側において、該壁P側から配管されると共
に途中で二本に分岐される給水管50の第一の分岐管5
1に連通されている。従って、この第一の分岐管51を
適宜の手段により開閉させることにより、供給水路13
に水を流れさせると共に、この水を洗面器の鉢面10a
の洗浄水として、複数の前記吐水孔12、12…から吐
出させることができ、この結果、洗面器の使用により該
鉢面10aに付着した頭髪や、石けんカス、油分などの
汚れを洗い落すことが可能とされる。
【0018】この吐水孔12の数、大きさ、開設位置な
どは、鉢部10の大きさ、形状、要求される鉢面10a
の洗浄の程度などの諸要因を考慮して、必要に応じて適
宜変更して適用されるものであるが、この実施例では、
特に、吐水孔12から吐出される洗浄水を鉢面10aに
沿って流させて、鉢面10aに付着した頭髪などを効果
的に洗い落とせるように、図8および図9に特に示され
るように、吐水孔12の鉢面10a側の開口12aを、
鉢面10aに設けた凹部15内に開設している。
【0019】すなわち、図8に示されるように、この実
施例では前記凹部15は、鉢面10aに対して略直交す
る向きの凹段面15aと、この凹段面15aの側から凹
部15を次第に浅くするように傾斜して鉢面10aに連
なる傾斜面15bとを備えており、吐水孔12の開口1
2aは凹段面15aに開設されている。また、図9に示
されるように、吐水孔12は、鉢部10の底側に向けて
開口されている。この結果、吐水孔12から吐出される
洗浄水は、凹部15の傾斜面15bにより、鉢面10a
の該面に沿って流れ、また、鉢部10の底側に向けて流
れることから、鉢面10aに付着した頭髪などを効果的
に洗い落とす。
【0020】また、この実施例では、特に、図1および
図2に特に示されるように、鉢部10の奥側に位置する
鉢面10aに排水口11に連なる溢水路16に連通され
る溢水流入口16aが開設されており、この溢水流入口
16aにより定まる洗面器のオーバーフローレベルより
も上方に、前記各吐水孔12、12…を設けている。こ
の結果、この実施例に係る洗面器によれば、鉢部10内
に溜められる水の水面よりも常に上方位置から洗浄水を
吐出させることができ、鉢部10内に溜められた水の水
面のレベルと同じ位置にある鉢面10aに特に残留、付
着し易い汚れなどを効果的に洗い流すことが可能とされ
ている。
【0021】さらに、この実施例では特に、洗面器内の
水の排水に伴って生じる渦の回転方向と略同方向に向け
て、洗浄水を吐出する向きに前記各吐水孔12、12…
を開孔している。
【0022】すなわち、図1および図2に特に示される
ように、この実施例では、各吐水孔12、12…の開口
12aが、鉢部10の底を中心として右回り方向に洗浄
水を吐出するように、前記凹部15の凹段面15aに開
設されている。この結果、この実施例では、前記吐水孔
12により、北半球において洗面器内の水の排水に伴っ
て生じる渦の回転方向と略同方向に向けて前記洗浄水を
吐出することができ、この吐出される洗浄水が渦をなす
排水される水の流れを乱すことがなく、排水の渦流と、
洗浄水の流れの双方による相乗的な洗浄効果を得ること
ができる。
【0023】以上のように構成される吐水孔12を鉢部
10の鉢面10aに備えた洗面器の、該吐水孔12から
吐出される洗浄水による洗浄は、該吐水孔12に洗浄水
を供給する前記第一の分岐管51を適宜の手段により開
閉させることにより、鉢部10に水を溜めるに先立っ
て、あるいは、鉢部10に溜めた水を排水する際に、あ
るいは、排水後に、必要に応じて、随意、随時に行なえ
るようにすることが望ましい。
【0024】この実施例では特に、前記第一の分岐管5
1にフラッシュバルブ30を設けると共に、鉢部10の
底に設けてある排水口11を塞ぐ排水栓41を開放位置
に引き上げるように、ポップアップ機構40を構成する
ポップアップレバー42を押し込み操作させた際に、フ
ラッシュバルブ30が開かれて、前記第一の分岐管51
より前記供給水路13内に水が流入される構成とされて
おり、鉢部10内の水を排水させる操作と吐水孔12か
らの洗浄水の吐出操作とを、前記ポップアップレバー4
2の押し込み操作で同時に行える工夫がなされている。
【0025】すなわち、この実施例に係る洗面器では、
図2および図3に特に示されるように、壁P側の洗面器
のあふれ縁14面上に突き出し状に設けられるポップア
ップレバー42と、あふれ縁14に設けられた穴14a
を通って該ポップアップレバー42に連結されると共に
洗面器の下方に向けて略垂直に延びる引き棒43と、こ
の引き棒43の下部端に一端を連結されると共に前記排
水口11の直下に位置する排水管20の管内に他端側を
挿し入れるキックレバー44と、このキックレバー44
の他端を排水管20内に位置する端部41aに設けた穴
に挿し込んで該キックレバー44に連結される排水栓4
1とから構成されるポップアップ機構40を備えてい
る。従って、前記ポップアップレバー42を押し込み操
作することにより、引き棒43に連結されているキック
レバ−44の排水栓41との連結側を、排水管20の側
方に突き出し状に設けられた該キックレバー44の挿入
管部47の先端側に設けられた袋ナット45内に位置す
るキックレバー44に嵌め付けられたドライシール部4
6を支点として上方に移動させて、排水栓41を持ち上
げて、該排水栓41による排水口11の閉塞を解くこと
ができ、また、ポップアップレバー42を引き出し操作
することにより、引き棒43に連結されているキックレ
バー44の排水栓41との連結側を前記ドライシール部
46を支点として下方に移動させて、排水栓41を下方
に引き下げて、該排水栓41により再び排水口11を閉
塞することができる。
【0026】ここで、このように構成されるポップアッ
プ機構40の前記引き棒43の中間部は、図4および図
5に特に示されるように、洗面器の鉢部10側に折り曲
げ側を向けたC型チャンネル状の桿部43bとしてあ
り、この桿部43bに、該引き棒43の下方への押し込
みに伴って前記第一の分岐管51に設けられたフラッシ
ュバルブ30のレバー31に先端を当接して該レバー3
1を押し下げる押圧片43aが突き出し状に設けてあ
る。
【0027】従って、前記ポップアップレバー42を押
し込み操作して、前記引き棒43を下方に押し下げるこ
とにより、前記押圧片43aにフラッシュバルブ30の
レバー31を押し下げさせることができ、この押し下げ
により、第一の分岐管51を通じて供給水路13に所定
量の水を流入させ、前記吐水孔12から洗浄水を流し出
させることができる。
【0028】すなわち、フラッシュバルブ30のレバー
31が前記のように押し下げられると、バネ32aによ
り、該レバー31の一端部の収められている収容室31
a内で該レバー31の該一端側に常時圧接されている押
し棒32が、フラッシュバルブ30の下部室33内に押
し出され、フラッシュバルブ30のピストンバルブ34
を該ピストンバルブ34を収める上部室34b内で傾動
させる。このようにピストンバルブ34が傾動されると
該ピストンバルブ34により塞がれていた下部室33と
上部室34bとが連通され、上部室34b内に満たされ
ていた水が下部室33に流れ出し、この流れ出しに伴っ
てピストンバルブ34は水道管側の流水路51a内の水
の水圧により上方に持ち上げられ、該流水路51a内の
水が下部室33を通って供給水路13側の流水路51b
に流入される。
【0029】この流水路51a内の水の供給水路13側
の流水路51bへの流入は、ピストンバルブ34に設け
られた小孔34aから所定量の水が、上部室34b内に
流入して、ピストンバルブ34が再び下方に移動して上
部室34bと下部室33との連通穴35を塞ぐことによ
り停止される。また、引き棒43の押圧片43aは、そ
の先端部をフラッシュバルブ30のレバー31に引っけ
掛る構成としてあることから、レバー31を押圧した押
圧片43aの先端はレバー31の下方への移動に伴って
該レバー31の先端を乗り越えてレバー31の下方に位
置され、レバー31が押圧され続けられることがない構
成とされている。従って、この実施例では、ポップアッ
プレバー42の押し込み操作により引き棒43が押し下
げられてしばらくすると、フラッシュバルブ30が閉じ
られて、流水路51a内の水の流水路51b内への流入
が停止される構成とされている。
【0030】また、一旦押し込まれたポップアップレバ
ー42の引き出し操作により、引き棒43を上方に引き
上げ、キックレバー44を介して排水栓41を下方に移
動させて排水口11を閉塞する際には、フラッシュバル
ブ30のレバー31に押圧片43aが接触してもレバ−
31が押し上げられることはなく、フラッシュバルブ3
0が開かれることのない構成とされている。
【0031】すなわち、図5に特に示されるように、引
き棒43の桿部43bに設けられている押圧片43a
は、垂直断面を略直角三角形状とすると共に、該直角三
角形の底辺側をC型チャンネル状をなす該桿部43bの
板面43cに接しさせ、かつ、斜辺側を上方に位置させ
た状態で、該桿部43bの側板部43dに設けた軸穴に
前記直角三角形の直角部に設けられた軸43a’を挿通
して組み付けられている。また、該軸43a’に巻装さ
れたねじりコイルバネ43a”により、常時上方に付勢
される構成とされている。従って、図7に特に示される
ように、フラッシュバルブ30のレバー31の下側に押
圧片43aを位置させる位置まで押し込まれた前記引き
棒43が引き上げられても、レバー31に先端を下側か
ら当接させる押圧片43aは、前記バネ43a”の付勢
に抗して軸43a’を中心に下方に傾動され、この傾動
により、フラッシュバルブ30のレバー31を上方に押
し上げることなく該レバー31の先端を乗り越え、フラ
ッシュバルブ30を開放させることがない。なお、押圧
片43aは、この乗り越え後、再びバネ43a”の付勢
により、図6に示されるように、フラッシュバルブ30
のレバー31上方で押圧片43aの先端をレバー31の
先端に接しさせる位置に復帰され、ポップアップレバ−
42の押し込み操作により再びレバ−31を下方に押し
下げ可能な状態となる。
【0032】この実施例に係る洗面器は以上のように構
成されることから、ポップアップレバー42を押し込み
操作して鉢部10の排水口11を開いた状態で、給水管
50に連なる第二の分岐管52から常時水の供給を受け
る水栓60を開いて手などを適宜洗うことができると共
に、ポップアップレバー42を引き上げ操作して鉢部1
0の排水口を閉塞して鉢部10内に水を溜めて洗顔など
することができ、さらに、この洗顔などの後、ポップア
ップレバー42を押し込み操作して排水口11を開いて
水を排水すると共に、前記フラッシュバルブ30の開放
により吐水孔12から洗浄水を吐出させて、この洗顔な
どにより前記鉢面10aに付着した頭髪や、石けんカ
ス、油分などの汚れを前記排水に合わせて洗い落すこと
ができる。
【0033】また、必要に応じて、ポップアップレバー
42を押し込み操作することにより、前記吐水孔12か
ら洗浄水を流し出させて、前記排水と関係なく鉢面10
aを洗浄することもできる。
【0034】なお、以上に説明した実施例で用いた前記
フラッシュバルブ30による経時的な放水手段に代え
て、タイマを備えたバルブ機構を用いて所要量の洗浄水
を前記鉢部10内に吐出させるようにしても良い。
【0035】また、前記フラッシュバルブ30内に洗浄
水を強制的に噴出させる手段を設けることによって、前
記吐水孔12より、該洗浄水を噴出状態に吐出させるよ
うにしてあっても良い。
【0036】また、前記フラッシュバルブ30に代えて
手動水栓によって定量的に洗浄水を吐出させるようにし
てあっても良い。
【0037】さらに、あふれ縁14が内側に向けて顎状
に張り出されている洗面器にあっては、該顎部内に供給
水路13を設け、該顎部の下面から鉢面10aに沿って
洗浄水が吐出させるように、この顎部の下面に、下向
き、又は、斜め下向きに洗浄水の吐出孔12を開孔する
構成としても良い。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の洗面器は、洗面器の鉢面
10aに、該鉢面10aに沿うように洗浄水を流し出さ
せる複数個の洗浄水の吐水孔12、12…を備えている
ので、鉢面10aに付着した毛髪、汚れの格別の洗浄作
業を洗面器使用者に余儀なくさせることなく、この付着
した毛髪、汚れを容易かつ効果的に洗い流すことができ
る。従ってまた、洗面器の鉢面10aを常時清潔に保つ
ことができる特長を有する。
【0039】また、請求項2記載の洗面器は、前記吐水
孔12を洗面器のオーバーフローレベルよりも上方に設
けていることから、洗面器内に溜められる水の水面より
も常に上方位置から洗浄水を吐出させることができ、該
水面のレベルと同じ位置にある鉢面10aに特に残留、
付着し易い頭髪を該鉢面10aから効果的に洗い落すこ
とができる。
【0040】さらに、請求項3記載の洗面器は、洗面器
内の水の排水に伴って生じる渦の回転方向と略同方向に
向けて、前記洗浄水を吐出する向きに前記吐水孔12を
開孔することから、吐出される洗浄水に、排出される水
の渦をなす流れの発生を促させ、また発生した流れを乱
すことなく、この渦をなす流れの勢いを強めさせて、こ
の渦をなす流れ共々、鉢面10aを一層効果的に洗浄す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】洗面器の要部破断斜視図
【図2】洗面器の要部破断側面図
【図3】排水管20およびポップアップ機構40の要部
を示す一部破断側面図
【図4】フラッシュバルブ30、ポップアップ機構40
および給水管50の要部を示す一部破断側面図
【図5】ポップアップ機構40の引き棒43の要部斜視
【図6】引き棒43およびフラッシュバルブ30の要部
を示す一部破断側面図
【図7】引き棒43およびフラッシュバルブ30の要部
を示す一部破断側面図
【図8】鉢部10の吐水孔12の開口部を示す要部横断
面図
【図9】図8におけるAーA線断面図
【符号の説明】
10a 鉢面 12 吐水孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗面器の鉢面に、該鉢面に沿うように洗
    浄水を吐出させる複数個の洗浄水の吐水孔を備えている
    ことを特徴とする洗面器。
  2. 【請求項2】 前記吐水孔が、洗面器のオーバーフロー
    レベルよりも上方に設けてあることを特徴とする請求項
    1記載の洗面器。
  3. 【請求項3】 洗面器内の水の排水に伴って生じる渦の
    回転方向と略同方向に向けて、前記洗浄水を吐出する向
    きに前記吐水孔が開孔してあることを特徴とする請求項
    1又は請求項2記載の洗面器。
JP7024464A 1995-01-20 1995-01-20 洗面器 Pending JPH08196447A (ja)

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