JP3859061B2 - 洋風水洗式便器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は洋風水洗式便器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、陶磁器等の洋風便器本体と、水道管等の給水源からボールタップを介して供給される洗浄水を貯留する洗浄タンクと、洋風便器本体の背後に設けられ、洗浄タンクが収納されるタンクカバーと、タンクカバーの上端に固定された手洗鉢と、ボールタップを介して供給される洗浄水を手洗鉢に向かって吐水させる吐水口をもつ吐水装置とを備えた洋風水洗式便器が知られている。
【0003】
吐水装置は、図6に示すように、ボールタップとタンクカバー91との間に設けられる連結管92と、この連結管92と接続されて上端が吐水口93cとされる吐水管93とからなる。連結管92は、下端側の下連結部92aがボールタップと連通し、上端側の上連結部92cが上方向に延在し、下連結部92aと上連結部92cとの間の途中部92bがタンクカバー91の上壁91aに固定されるようになっている。また、吐水管93は、下端側の下吐水部93aが連結管92の上連結部92cと連通し、上端側の上吐水部93bが手洗鉢94に固定されている。タンクカバー91内には洗浄タンク95が設けられており、手洗鉢94の最下部には洗浄タンク95に連通する排水口94aが設けられている。
【0004】
この洋風水洗式便器では、使用者が用を足した後、操作スイッチを操作する等により、洗浄タンク95内に貯留されていた洗浄水が洋風便器本体へ供給され、洋風便器本体が洗浄される。洗浄タンク95内の洗浄水が排出されれば、ボールタップが開状態となり、給水源から新たな洗浄水が洗浄タンク95に貯留される。この際、ボールタップ内の洗浄水は連結管92及び吐水管93を経て吐水口93cに導かれ、その洗浄水が吐水口93cから手洗鉢94に向かって吐水される。こうして使用者は手洗が可能である。なお、手洗鉢94に吐水された手洗後の洗浄水は、排水口94aを経て下方に位置する洗浄タンク95に排出される。
【0005】
そして、洗浄タンク95に貯留された洗浄水が一定の水位になると、ボールタップが閉状態となり、それ以上洗浄タンク95への洗浄水の給水が停止される。また、これによりボールタップ内の洗浄水が連結管92及び吐水管93を経て吐水口93cに導かれなくなるため、吐水口93cからの洗浄水の吐水も停止される。
【0006】
こうして、この洋風水洗式便器では、給水源からボールタップを介して供給される洗浄水によって、洋風便器本体の洗浄と手洗とを行うことができるため、給水源から他の配管等により接続する手洗装置を洋風水洗式便器とは別に設ける必要がなく、経済的である。また、この洋風水洗式便器では、タンクカバー91の上方に手洗鉢94と吐水装置とを位置させていることから、省スペースを実現することができる。さらに、この洋風水洗式便器では、手洗後の洗浄水を洗浄タンク95に貯留して洋風便器本体の洗浄に供するため、洗浄水の有効利用によりランニングコストの低廉化が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の洋風水洗式便器では、手洗鉢94の背後に比較的大きな空間が存在し、手洗鉢94の容積に制限を生じていた。
【0008】
すなわち、この洋風水洗式便器では、タンクカバー91内に収納された洗浄タンク95内にボールタップの給水筒が位置し、そのボールタップに吐水装置における連結管92の下連結部92aが連通される。また、タンクカバー91及び洗浄タンク95は各々自己の強度確保のために少なくとも一定の肉厚を有している。洗浄水を貯留する洗浄タンク95の周面に結露水が生じることを防止するため、洗浄タンク95の周面に発泡ポリスチレン等の防露材96が設けられている場合には、タンクカバー91、防露材96及び洗浄タンク95の各肉厚の合計は相当大きくなってしまう。このため、連結管92の途中部92bは、タンクカバー91の背面から大きく前方にずれた位置でタンクカバー91の上壁91aに固定されることとなる。そして、この洋風水洗式便器では、吐水装置の連結管92が途中部92bから上連結部92cまで直線状に延在し、かつ吐水装置の吐水管93の下吐水部93aも直線状に延在していた。こうして、タンクカバー91の背面から大きく前方にずれた位置で連結管92の上連結部92cと吐水管93の下吐水部93aとが接続され、手洗鉢94の背後の空間が大きくなっていたため、手洗鉢94の容積に制限を生じていたのである。
【0009】
もちろん、連結管92の下連結部92aから途中部92bまでを高さ方向で長くすれば、タンクカバー91の背面から大きく前方にずれた位置に下連結部92aを位置させつつ、タンクカバー91の背面に可及的に近い位置に途中部92bを位置させることも可能である。こうであれば、連結管92の途中部92bから上連結部92cまでと、吐水管93の下吐水部93aから上吐水部93bまでとが共に直線状に延在していたとしても、タンクカバー91の背面に可及的に近い位置で連結管92の上連結部92cと吐水管93の下吐水部93aとを接続することが可能である。このため、手洗鉢94の背後の空間を小さくすることができ、手洗鉢94の容積を拡大することも可能である。しかしながら、こうすると、途中部92bを固定する上壁91aの高さが高くなるため、手洗鉢94が無用に高い位置となってしまい、手洗を困難にするとともに、省スペースに反することにもなってしまう。
【0010】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、手洗鉢の容積が制限を受け難く、かつ手洗を容易に行うことができるとともに省スペースを実現することが可能な洋風水洗式便器を提供することを解決すべき課題としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
第1発明の洋風水洗式便器は、洗浄水により洗浄される洋風便器本体と、給水源からボールタップを介して供給される該洗浄水を貯留する洗浄タンクと、該洋風便器本体の背後に設けられ、該洗浄タンクが収納されるタンクカバーと、該タンクカバーの上端に固定され、手洗後の該洗浄水を該洗浄タンクに排出可能な手洗鉢と、該ボールタップを介して供給される該洗浄水を該手洗鉢に向かって吐水させる吐水口をもつ吐水装置とを備え、該吐水装置は、下端側の下連結部が該ボールタップと連通し、上端側の上連結部が上方向に延在し、該下連結部と該上連結部との間の途中部が該タンクカバーに固定される連結管と、下端側の下吐水部が該上連結部と連通し、上端側の上吐水部が該手洗鉢に固定されて上端が前記吐水口とされる吐水管とからなる洋風水洗式便器において、
前記連結管は、前記手洗鉢の鉢面より後方で前記途中部から背後側に斜め上方に屈曲した後に上方に延在することにより前記上連結部が該途中部よりも背後に偏心し、該上連結部が前記下吐水部の下端に挿入されて該下吐水部と直線状に連通していることを特徴とする。
【0012】
第1発明の洋風水洗式便器では、連結管の上連結部が途中部よりも背後に偏心している。このため、例えタンクカバー及び洗浄タンクの肉厚の合計が相当大きくなり、特に洗浄タンクの周面に防露材が設けられることにより、タンクカバー、防露材及び洗浄タンクの各肉厚の合計が相当大きくなり、途中部がタンクカバーの背面から大きく前方にずれた位置でタンクカバーに固定されたとしても、上連結部をタンクカバーの背面に可及的に近づけることが可能となる。このため、タンクカバーの背面に可及的に近い位置で上連結部と吐水管の下吐水部とを接続することが可能となり、手洗鉢の背後の空間を小さくすることができることから、手洗鉢を背後方向に広くして容積を大きくすることが可能となる。
【0013】
また、この洋風水洗式便器では、連結管の下連結部から途中部までを高さ方向で長くしなくても、手洗鉢の容積を大きくすることができるため、途中部を固定する上壁が高い位置となることはない。このため、手洗鉢の位置が無用に高くなることはなく、手洗が容易になるとともに、省スペースを実現することもできる。
【0014】
したがって、第1発明の洋風水洗式便器によれば、手洗鉢の容積を拡大でき、かつ手洗を容易に行うことができるとともに省スペースを実現することが可能である。
【0015】
第2発明の洋風水洗式便器は、洗浄水により洗浄される洋風便器本体と、給水源からボールタップを介して供給される該洗浄水を貯留する洗浄タンクと、該洋風便器本体の背後に設けられ、該洗浄タンクが収納されるタンクカバーと、該タンクカバーの上端に固定され、手洗後の該洗浄水を該洗浄タンクに排出可能な手洗鉢と、該ボールタップを介して供給される該洗浄水を該手洗鉢に向かって吐水させる吐水口をもつ吐水装置とを備え、該吐水装置は、下端側の下連結部が該ボールタップと連通し、上端側の上連結部が上方向に延在し、該下連結部と該上連結部との間の途中部が該タンクカバーに固定される連結管と、下端側の下吐水部が該上連結部と連通し、上端側の上吐水部が該手洗鉢に固定されて上端が前記吐水口とされる吐水管とからなる洋風水洗式便器において、
前記連結管は前記途中部から前記上連結部まで直線状に連通し、該上連結部が前記下吐水部の下端に挿入され、前記吐水管は、前記手洗鉢の鉢面より後方で該下吐水部から背後側に斜め上方に屈曲した後に上方に延在することにより前記上吐水部が該下吐水部よりも背後に偏心していることを特徴とする。
【0016】
第2発明の洋風水洗式便器では、連結管が途中部から上連結部まで直線状に連通し、吐水管の上吐水部が下吐水部よりも背後に偏心している。このため、例えタンクカバー等の肉厚の合計が相当大きくなり、連結管及び下吐水部がタンクカバーの背面から大きく前方にずれた位置とされたとしても、上吐水管をタンクカバーの背面に可及的に近づけることが可能となる。このため、手洗鉢の背後の空間を小さくすることができ、手洗鉢を背後方向に広くして容積を大きくすることが可能となる。
【0017】
また、この洋風水洗式便器においても、連結管の下連結部から途中部までを高さ方向で長くしなくても、手洗鉢の容積を大きくすることができるため、途中部を固定する上壁が高い位置となることはない。このため、手洗鉢の位置が無用に高くなることはなく、手洗が容易になるとともに、省スペースを実現することもできる。
【0018】
したがって、第2発明の洋風水洗式便器によっても、手洗鉢の容積を拡大でき、かつ手洗を容易に行うことができるとともに省スペースを実現することが可能である。
【0019】
第1、2発明の洋風水洗式便器は、洗浄タンクの周面には結露水の発生を防止する防露材が設けられている場合に上記効果が大きい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、第1、2発明を具体化した実施形態1、2を図面を参照しつつ説明する。
【0021】
(実施形態1)
実施形態1は第1発明を具体化したものである。この洋風水洗式便器では、図1に示すように、陶磁器製の洋風便器本体1の背後にタンクカバー2が設けられており、タンクカバー2の内部には、洗浄タンク3が収納されている。洗浄タンク3の周面は、図2に示すように、発泡ポリスチレン製の防露材3aによって囲包されている。タンクカバー2の側壁には、図1に示すように、洗浄レバー2aが揺動可能に設けられており、この洗浄レバー2aにより、洗浄タンク3内の洗浄水を洋風便器本体1に供給可能とされている。タンクカバー2の上端には、手洗鉢7がタンクカバー2と面一となるように載置されている。手洗鉢7は手前側に傾斜したボウル形状の鉢面7aを有している。
【0022】
図示しない水道管は止水栓を介してフレキシブルホースと接続されており、このフレキシブルホースは、図3に示すように、タンクカバー2の内部において、分岐栓を介して導管20に接続されている。なお、分岐栓の他方は図示しない局部洗浄装置に接続されている。導管20はボールタップ21に接続され、ボールタップ21は連結管4を介して吐水管5に連通されている。
【0023】
連結管4は、図2に示すように、下端側の下連結部4aと、上端側の上連結部4cと、下連結部4aと上連結部4cとの間の途中部4bとからなる。下連結部4aはボールタップ21と連通している。図4に示すように、途中部4bはタンクカバー2の上壁2bに固定されている。上連結部4cは、この途中部4bから背後側に斜め上方に屈曲した後に上方に延在されている。こうして、上連結部4cは途中部4bよりも背後に偏心されている。
【0024】
図2に示すように、吐水管5は、下端側の下吐水部5aと、この下吐水部5aから直線状に上方に延在する上端側の上吐水部5bとからなる。下吐水部5aの下端には、図4に示すように、パッキン4dが設けられており、パッキン4d内に上連結部4cが挿入されている。図2に示すように、上吐水部5bは、手洗鉢7に固定されて上方斜め手前側に延在されており、その先端が下方に開く吐水口5cになっている。連結管4と吐水管5とが吐水装置である。手洗鉢7の最下部には洗浄タンク3に連通する排水口7bが設けられている。
【0025】
以上のように構成された洋風水洗式便器は、使用者が用を足した後、図1に示す洗浄レバー2aを揺動させれば、洗浄タンク3内の洗浄水が洋風便器本体1に排出される。洗浄タンク3内の洗浄水が排出されれば、図3に示すボールタップ21が開状態となり、水道管から新たな洗浄水が洗浄タンク3に貯留される。この際、ボールタップ21内の洗浄水は、図2に示すように、連結感4の下連結部4a、途中部4b及び上連結部4c並びに吐水管5の下吐水部5a及び上吐水部5bを経て吐水口5cに導かれ、吐水口5cから手洗鉢7に向かって吐水される。吐水口5cから手洗鉢7に吐水される洗浄水によって手洗を行うことができる。手洗鉢7に吐水された手洗後の洗浄水は、排水口7bを経て洗浄タンク3内に排出される。
【0026】
洗浄タンク3に貯留された洗浄水が一定の水位になると、図3に示すボールタップ21が閉状態となり、それ以上洗浄タンク3への洗浄水の給水が停止される。また、これによりボールタップ21内の洗浄水が連結管4及び吐水管5を経て吐水口5cに導かれなくなるため、吐水口5cからの洗浄水の吐水も停止される。
【0027】
こうして、この洋風水洗式便器では、洋風便器本体1の洗浄とともに手洗が可能であるため、手洗装置を別に設ける必要がなく経済的であり、省スペースを実現することもできる。また、手洗後の洗浄水を洗浄タンク3に貯留して洋風便器本体1の洗浄に供するため、洗浄水の有効利用により、ランニングコストの低廉化が可能となる。
【0028】
また、この洋風水洗式便器では、図2に示すように、連結管4の上連結部4cが途中部4bよりも背後に偏心しており、吐水管5の下吐水部5aはその上連結部4cと直線状に連通している。このため、上連結部4c及び下吐水部5aをタンクカバー2の背面に極めて近い位置とすることができる。このため、手洗鉢7の背後の空間を小さくすることができ、手洗鉢7を背後側に広くして容積を大きくすることができる。この洋風水洗式便器は、タンクカバー2が防露材3aによって囲包されているため、防露材3aの肉厚によって途中部4bがタンクカバー2の背面から大きく前方にずれた位置で上壁2bに固定されていることから、特にこの効果が大きい。
【0029】
また、この洋風水洗式便器では、連結管4の下連結部4aから途中部4bまでの高さ方向の長さを長くしなくても手洗鉢7の容積を大きくすることができるため、タンクカバー2の上壁2aの位置が高くなることはない。このため、手洗鉢7の位置が無用に高くなることはなく、手洗が容易であるとともに、省スペースが実現される。
【0030】
したがって、この洋風水洗式便器によれば、手洗鉢7の容積を拡大でき、かつ手洗を容易に行うことができるとともに省スペースを実現することが可能である。
【0031】
(実施形態2)
実施形態2は第2発明を具体化したものである。この洋風水洗式便器では、図5に示すように、連結管14の下連結部14aがボールタップ21と連通し、途中部14bはタンクカバー2の上壁2bに固定されている。上連結部14cはこの途中部4bから直線状に上方に延在されている。
【0032】
吐水管15の下吐水部15aの下端にはパッキン14dが設けられており、パッキン14d内に上連結部14cが挿入されている。上吐水部15bは、この下吐水部15aから背後側に斜め上方に屈曲した後に上方に延在されている。こうして、上吐水部15bは下吐水部15aよりも背後に偏心している。他の構成は図1〜4に示す実施形態1の洋風水洗式便器と同様であり、同一の構成については同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
【0033】
この洋風水洗式便器では、吐水管15の上吐水部15bが下吐水部15aよりも背後に偏心しているため、上吐水部15bがタンクカバー2の背面に極めて近い位置となる。このため、手洗鉢7の背後の空間を小さくすることができ、手洗鉢7を背後側に広くして容積を大きくすることができる。他の作用効果は実施形態1の洋風水洗式便器と同様である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1、2の洋風水洗式便器の全体斜視図である。
【図2】実施形態1の洋風水洗式便器の一部縦断面図である。
【図3】実施形態1の洋風水洗式便器の一部正面図である。
【図4】実施形態1の洋風水洗式便器の要部拡大断面図である。
【図5】実施形態2の洋風水洗式便器の要部拡大断面図である。
【図6】従来の洋風水洗式便器の一部縦断面図である。
【符号の説明】
1…洋風便器本体
21…ボールタップ
3…洗浄タンク
2…タンクカバー
7…手洗鉢
5c…吐水口
4、5、14、15…吐水装置(4、14…連結管(4a、14a…下連結部、4c、14c…上連結部、4b、14b…途中部)、5、15…吐水管(5a、15a…下吐水部、5b、15b…上吐水部))
3a…防露材
Claims (3)
- 洗浄水により洗浄される洋風便器本体と、給水源からボールタップを介して供給される該洗浄水を貯留する洗浄タンクと、該洋風便器本体の背後に設けられ、該洗浄タンクが収納されるタンクカバーと、該タンクカバーの上端に固定され、手洗後の該洗浄水を該洗浄タンクに排出可能な手洗鉢と、該ボールタップを介して供給される該洗浄水を該手洗鉢に向かって吐水させる吐水口をもつ吐水装置とを備え、該吐水装置は、下端側の下連結部が該ボールタップと連通し、上端側の上連結部が上方向に延在し、該下連結部と該上連結部との間の途中部が該タンクカバーに固定される連結管と、下端側の下吐水部が該上連結部と連通し、上端側の上吐水部が該手洗鉢に固定されて上端が前記吐水口とされる吐水管とからなる洋風水洗式便器において、
前記連結管は、前記手洗鉢の鉢面より後方で前記途中部から背後側に斜め上方に屈曲した後に上方に延在することにより前記上連結部が該途中部よりも背後に偏心し、該上連結部が前記下吐水部の下端に挿入されて該下吐水部と直線状に連通していることを特徴とする洋風水洗式便器。 - 洗浄水により洗浄される洋風便器本体と、給水源からボールタップを介して供給される該洗浄水を貯留する洗浄タンクと、該洋風便器本体の背後に設けられ、該洗浄タンクが収納されるタンクカバーと、該タンクカバーの上端に固定され、手洗後の該洗浄水を該洗浄タンクに排出可能な手洗鉢と、該ボールタップを介して供給される該洗浄水を該手洗鉢に向かって吐水させる吐水口をもつ吐水装置とを備え、該吐水装置は、下端側の下連結部が該ボールタップと連通し、上端側の上連結部が上方向に延在し、該下連結部と該上連結部との間の途中部が該タンクカバーに固定される連結管と、下端側の下吐水部が該上連結部と連通し、上端側の上吐水部が該手洗鉢に固定されて上端が前記吐水口とされる吐水管とからなる洋風水洗式便器において、
前記連結管は前記途中部から前記上連結部まで直線状に連通し、該上連結部が前記下吐水部の下端に挿入され、前記吐水管は、前記手洗鉢の鉢面より後方で該下吐水部から背後側に斜め上方に屈曲した後に上方に延在することにより前記上吐水部が該下吐水部よりも背後に偏心していることを特徴とする洋風水洗式便器。 - 洗浄タンクの周面には結露水の発生を防止する防露材が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の洋風水洗式便器。
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