JPH08196010A - 接続クランプ - Google Patents
接続クランプInfo
- Publication number
- JPH08196010A JPH08196010A JP1973595A JP1973595A JPH08196010A JP H08196010 A JPH08196010 A JP H08196010A JP 1973595 A JP1973595 A JP 1973595A JP 1973595 A JP1973595 A JP 1973595A JP H08196010 A JPH08196010 A JP H08196010A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- screw rod
- needle electrode
- electric wire
- arm
- insulator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electric Cable Installation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】接続クランプのネジ部を通電回路に含めない構
造を有する接続クランプの提供。 【構成】金属製接続クランプ本体5の腕4に螺合するネ
ジ棒3とネジ棒3の下端に固定する連結具9をいずれも
絶縁体で構成させ、配電ケ−ブル11とバイパスケ−ブ
ル6で構成する通電回路にネジ部が含まれないようにす
る。なお、電線受腕2に装着する針電極1は、着脱交換
自在であり、大電流に対応するときには、コの字を下向
きにし、軸方向に長い刃先を有する針電極1を使用す
る。
造を有する接続クランプの提供。 【構成】金属製接続クランプ本体5の腕4に螺合するネ
ジ棒3とネジ棒3の下端に固定する連結具9をいずれも
絶縁体で構成させ、配電ケ−ブル11とバイパスケ−ブ
ル6で構成する通電回路にネジ部が含まれないようにす
る。なお、電線受腕2に装着する針電極1は、着脱交換
自在であり、大電流に対応するときには、コの字を下向
きにし、軸方向に長い刃先を有する針電極1を使用す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、6600ボルト配電
線路等の無停電工事において、通電中の6600ボルト
配電ケ−ブル等にバイパスケ−ブルを電気的に接続する
ために使用される接続クランプに係るものである。
線路等の無停電工事において、通電中の6600ボルト
配電ケ−ブル等にバイパスケ−ブルを電気的に接続する
ために使用される接続クランプに係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクランプとしては、特開
昭51−20584号、実開昭53−21379号、実
願昭63−95993号等に開示されている構造の接続
クランプが使用され、バイパスケ−ブルを、通電中の6
600ボルト配電ケ−ブル等に電気的に接続していた。
昭51−20584号、実開昭53−21379号、実
願昭63−95993号等に開示されている構造の接続
クランプが使用され、バイパスケ−ブルを、通電中の6
600ボルト配電ケ−ブル等に電気的に接続していた。
【0003】これらの接続クランプの構造は、配電ケ−
ブルの絶縁体を、針電極等で機械的に突き破り、通電回
路を構成させるという方式で、機械的に突き破る手段と
して金属製のネジ棒等を使用していたので、通電回路に
ネジ部が含まれ、その部分の電気抵抗(接触抵抗)が大
きく、短絡電流等の大電流を通電できないという欠点が
あった。
ブルの絶縁体を、針電極等で機械的に突き破り、通電回
路を構成させるという方式で、機械的に突き破る手段と
して金属製のネジ棒等を使用していたので、通電回路に
ネジ部が含まれ、その部分の電気抵抗(接触抵抗)が大
きく、短絡電流等の大電流を通電できないという欠点が
あった。
【0004】さらに、使用回数を重ねると、ネジ部の磨
耗等のために、ネジ部の電気抵抗はさらに増大し、使用
時におけるオ−ムロスによる局部的発熱のために、ネジ
部が機械的にへたり、最悪の場合には、破損に進展する
という重大な欠点があった。
耗等のために、ネジ部の電気抵抗はさらに増大し、使用
時におけるオ−ムロスによる局部的発熱のために、ネジ
部が機械的にへたり、最悪の場合には、破損に進展する
という重大な欠点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、従来の技
術で記述した欠点を解消するためになされたもので、通
電回路中にネジ部を含まない接続クランプの提供を目的
とするものである。
術で記述した欠点を解消するためになされたもので、通
電回路中にネジ部を含まない接続クランプの提供を目的
とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上部に針電極等を装着す
る電線受腕と、下部に絶縁体から成るネジ棒に螺合する
腕とを設けて成るほぼC字状の金属製クランプ本体の背
部に、バイパスケ−ブルを接続するための端子を設け、
前記ネジ棒の先端部に、ネジ棒の回転によって上下移動
する電線締め付け具を固定し、ネジ棒の下端に絶縁体か
ら成る連結具を固定する。また、必要に応じて、コの字
を下向きにし、軸方向に長い刃先を有する針電極を電線
受腕に装着する。
る電線受腕と、下部に絶縁体から成るネジ棒に螺合する
腕とを設けて成るほぼC字状の金属製クランプ本体の背
部に、バイパスケ−ブルを接続するための端子を設け、
前記ネジ棒の先端部に、ネジ棒の回転によって上下移動
する電線締め付け具を固定し、ネジ棒の下端に絶縁体か
ら成る連結具を固定する。また、必要に応じて、コの字
を下向きにし、軸方向に長い刃先を有する針電極を電線
受腕に装着する。
【0007】
【作用】ネジ棒が絶縁体から構成されているので、ネジ
部を経由するクランプ本体への電流の流れはなくなり、
又連結具も絶縁体から構成されているので、連結具を経
由するクランプ本体へ電流の流れもなくなる。また、コ
の字を下向きにし、軸方向に長い刃先を有する針電極を
使用すると、針電極と配電ケ−ブル導体との接触面積が
増大し、短絡電流のような大電流に対応することができ
る。
部を経由するクランプ本体への電流の流れはなくなり、
又連結具も絶縁体から構成されているので、連結具を経
由するクランプ本体へ電流の流れもなくなる。また、コ
の字を下向きにし、軸方向に長い刃先を有する針電極を
使用すると、針電極と配電ケ−ブル導体との接触面積が
増大し、短絡電流のような大電流に対応することができ
る。
【0008】
【実施例】この発明の実施の一例を示す図面について説
明するに、上部に針電極1等を装着する電線受腕2と、
下部にポリアセタ−ル、フッソ樹脂等の電気的特性及び
機械的特性に優れた絶縁体から成るネジ棒3に螺合する
腕4とを設けて成るほぼC字状のアルミ合金等の金属か
ら成るクランプ本体5の背部に、バイパスケ−ブル6を
接続するための端子7を設け、前記ネジ棒3の先端部
に、ネジ棒3の回転によって上下移動する電線締め付け
具8を固定し、ネジ棒3の下端にポリアセタ−ル、フッ
ソ樹脂等の電気的特性及び機械的特性に優れた絶縁体か
ら成る連結具9固定する。
明するに、上部に針電極1等を装着する電線受腕2と、
下部にポリアセタ−ル、フッソ樹脂等の電気的特性及び
機械的特性に優れた絶縁体から成るネジ棒3に螺合する
腕4とを設けて成るほぼC字状のアルミ合金等の金属か
ら成るクランプ本体5の背部に、バイパスケ−ブル6を
接続するための端子7を設け、前記ネジ棒3の先端部
に、ネジ棒3の回転によって上下移動する電線締め付け
具8を固定し、ネジ棒3の下端にポリアセタ−ル、フッ
ソ樹脂等の電気的特性及び機械的特性に優れた絶縁体か
ら成る連結具9固定する。
【0009】針電極1等は、電線受腕2に交換自在に装
着することができる。電線締め付け具8は、配電ケ−ブ
ル11の絶縁体を、上下から突き破る方式の場合には、
ポリアセタ−ル、フッソ樹脂等の電気的特性及び機械的
特性に優れた絶縁体から構成されることが好ましい。な
お、10は絶縁操作棒で、その先端部を連結具9に係止
して、ネジ棒3を、地上等から回転操作するために使用
される。なお、図1中の曲った矢印は電流の流れの方向
を示している。
着することができる。電線締め付け具8は、配電ケ−ブ
ル11の絶縁体を、上下から突き破る方式の場合には、
ポリアセタ−ル、フッソ樹脂等の電気的特性及び機械的
特性に優れた絶縁体から構成されることが好ましい。な
お、10は絶縁操作棒で、その先端部を連結具9に係止
して、ネジ棒3を、地上等から回転操作するために使用
される。なお、図1中の曲った矢印は電流の流れの方向
を示している。
【0010】また、特に大電流を通電したい場合には、
図2に示すように、電線受腕2にコの字を下向きにし、
軸方向に長い刃先を有する針電極1を使用すると、配電
ケ−ブル11の導体と前記針電極1との接触面積が増大
し、接触抵抗が小さくなるので、短絡電流等の大電流を
安定して流すことができる。
図2に示すように、電線受腕2にコの字を下向きにし、
軸方向に長い刃先を有する針電極1を使用すると、配電
ケ−ブル11の導体と前記針電極1との接触面積が増大
し、接触抵抗が小さくなるので、短絡電流等の大電流を
安定して流すことができる。
【0011】
【効果】このは発明は上述のように構成されているの
で、次のような効果を呈する。
で、次のような効果を呈する。
【0012】接続クランプからバイパスケ−ブルへ至る
通電回路にネジ部を含まないので、回路の電気抵抗は小
さくなり、大電流を通電することができる。
通電回路にネジ部を含まないので、回路の電気抵抗は小
さくなり、大電流を通電することができる。
【0013】ネジ部における局部的過熱がないので、接
続クランプの熱による機械的へたりがなくなる。
続クランプの熱による機械的へたりがなくなる。
【0014】刃先がケ−ブルの軸方向に長い針電極を使
用することにより、針電極と配電ケ−ブル導体との接触
面積が増大し、短絡電流のような大電流にでも対応でき
る。
用することにより、針電極と配電ケ−ブル導体との接触
面積が増大し、短絡電流のような大電流にでも対応でき
る。
【0015】接続クランプの寿命がながくなる。この発
明は以上のような効果を有し、その工業的利用価値は顕
著である。
明は以上のような効果を有し、その工業的利用価値は顕
著である。
【図1】この発明の実施の一例を示す側面図である。
【図2】針電極の一実施例を示す斜視図である。
1 針電極 2 電線受腕 3 絶縁体から成るネジ棒 4 腕 5 金属製クランプ本体 6 バイパスケ−ブル 7 端子 8 電線締め付け具 9 絶縁体から成る連結具 10 絶縁操作棒 11 配電ケ−ブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末次 俊輔 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内 (72)発明者 工藤 勇八 大分県大分市大字駄原2899番地 西日本電 線株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】上部に針電極(1)を装着する電線受腕
(2)と、下部に絶縁体から成るネジ棒(3)に螺合す
る腕(4)とを設けて成るほぼC字状の金属製クランプ
本体5の背部に、バイパスケ−ブル(6)を接続するた
めの端子(7)を設け、前記ネジ棒(3)の先端部に、
ネジ棒(3)の回転によって上下移動する電線締め付け
具(8)を固定し、ネジ棒(3)の下端に絶縁体から成
る連結具(9)を固定したことを特徴とする接続クラン
プ - 【請求項2】電線受腕(2)にコの字を下向きにし、軸
方向に長い刃先を有する針電極(1)を装着したことを
特徴とする請求項1に記載した接続クランプ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973595A JPH08196010A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 接続クランプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1973595A JPH08196010A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 接続クランプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196010A true JPH08196010A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=12007593
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1973595A Pending JPH08196010A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | 接続クランプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08196010A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101020640B1 (ko) * | 2008-06-30 | 2011-03-09 | (주)서전기전 | 활선 클램프 |
CN102842868A (zh) * | 2012-09-06 | 2012-12-26 | 安徽省电力公司滁州供电公司 | 带电紧固导线防振锤螺栓的方法 |
CN102946073A (zh) * | 2012-11-26 | 2013-02-27 | 重庆泰山电缆有限公司 | 中、高压电缆剥线机 |
CN103457214A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-12-18 | 江苏省电力公司常州供电公司 | 地电位作业非承力接续线夹 |
CN104092146A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-10-08 | 国家电网公司 | 一种同杆线路快速转供工具 |
CN104752848A (zh) * | 2015-04-14 | 2015-07-01 | 国家电网公司 | 架空线路大电流带电引下线构件及其操作机构 |
CN105514873A (zh) * | 2016-02-16 | 2016-04-20 | 云南电网有限责任公司大理供电局 | 一种拆装双分裂导线线夹专用的检修工具 |
CN114156783A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-03-08 | 国网浙江省电力有限公司淳安县供电公司 | 一种绝缘杆间接带电旁路电缆与带电导线连接装置 |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP1973595A patent/JPH08196010A/ja active Pending
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101020640B1 (ko) * | 2008-06-30 | 2011-03-09 | (주)서전기전 | 활선 클램프 |
CN102842868A (zh) * | 2012-09-06 | 2012-12-26 | 安徽省电力公司滁州供电公司 | 带电紧固导线防振锤螺栓的方法 |
CN102842868B (zh) * | 2012-09-06 | 2016-01-27 | 安徽省电力公司滁州供电公司 | 带电紧固导线防振锤螺栓的方法 |
CN102946073A (zh) * | 2012-11-26 | 2013-02-27 | 重庆泰山电缆有限公司 | 中、高压电缆剥线机 |
CN103457214A (zh) * | 2013-07-26 | 2013-12-18 | 江苏省电力公司常州供电公司 | 地电位作业非承力接续线夹 |
CN104092146A (zh) * | 2014-07-14 | 2014-10-08 | 国家电网公司 | 一种同杆线路快速转供工具 |
CN104752848A (zh) * | 2015-04-14 | 2015-07-01 | 国家电网公司 | 架空线路大电流带电引下线构件及其操作机构 |
CN105514873A (zh) * | 2016-02-16 | 2016-04-20 | 云南电网有限责任公司大理供电局 | 一种拆装双分裂导线线夹专用的检修工具 |
CN114156783A (zh) * | 2021-11-04 | 2022-03-08 | 国网浙江省电力有限公司淳安县供电公司 | 一种绝缘杆间接带电旁路电缆与带电导线连接装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4884976A (en) | Clamp for electrically conductive strips | |
US6066832A (en) | Welding arc voltage sense lead | |
JPH08196010A (ja) | 接続クランプ | |
PL175306B1 (pl) | Klinowe złącze uziemiające | |
US6979236B1 (en) | Wedge connector assembly | |
US20040079784A1 (en) | Configurable securing assembly for neck of welding gun | |
US5912434A (en) | Kenny Clamp | |
JP2008193822A (ja) | 過渡電流接地用具の補助金具 | |
US3717744A (en) | Electrode holder | |
JP3245534B2 (ja) | 接続クランプ装置 | |
EP4191795A1 (en) | Storage battery bolt terminal | |
CN215870138U (zh) | 一种变位机接地线的连接结构 | |
US20020090847A1 (en) | Ground connector | |
US20020038796A1 (en) | Dual purpose welding clamp | |
CN2066788U (zh) | 电焊机接地夹 | |
CN215732276U (zh) | 管型母线的接地线连接装置及接地装置 | |
CN218225044U (zh) | 电焊机高空作业强磁焊接搭铁装置 | |
CN218896893U (zh) | 一种高柔性铝合金导体 | |
CN221040860U (zh) | 一种铜铝过度接线的隔离开关 | |
CN213379802U (zh) | 一种耐用便于维修的对焊机 | |
CN210957244U (zh) | 一种推拉式单夹头快速电源电缆接电装置 | |
CN210897697U (zh) | 一种螺栓防脱型线鼻子 | |
JP3020959U (ja) | 放電電極付き金属バインド線 | |
CN2645844Y (zh) | 导线热熔焊接装置 | |
JP3383290B2 (ja) | 接続クランプの接触電極 |