JPH08195999A - 耳穴装用具 - Google Patents
耳穴装用具Info
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- JPH08195999A JPH08195999A JP7005100A JP510095A JPH08195999A JP H08195999 A JPH08195999 A JP H08195999A JP 7005100 A JP7005100 A JP 7005100A JP 510095 A JP510095 A JP 510095A JP H08195999 A JPH08195999 A JP H08195999A
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- ear hole
- ear
- orthosis
- earplug
- antibacterial
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R25/00—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
- H04R25/65—Housing parts, e.g. shells, tips or moulds, or their manufacture
- H04R25/652—Ear tips; Ear moulds
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Neurosurgery (AREA)
- Otolaryngology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 効果的な抗菌効果を得ることができる耳穴装
用具を提供する。 【構成】 耳穴形補聴器1等の耳穴装用具の耳せん部の
先端部や凹部、例えば、フレア部3の鍔付き突部5の端
面に開口する凹部8の内壁面、導音路7の内壁面、鍔部
5aの後側で同鍔部5aによって覆われうる懐部9およ
びフレア部3の後側で同フレア部3によって覆われうる
懐部10について、その本体側部11を含めて抗菌処理
する。
用具を提供する。 【構成】 耳穴形補聴器1等の耳穴装用具の耳せん部の
先端部や凹部、例えば、フレア部3の鍔付き突部5の端
面に開口する凹部8の内壁面、導音路7の内壁面、鍔部
5aの後側で同鍔部5aによって覆われうる懐部9およ
びフレア部3の後側で同フレア部3によって覆われうる
懐部10について、その本体側部11を含めて抗菌処理
する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、補聴器、イヤホン、耳
せん等を含む耳穴に装着して使用される耳穴装用具に関
し、特に、効果的な抗菌効果を得ることができる耳穴装
用具に関する。
せん等を含む耳穴に装着して使用される耳穴装用具に関
し、特に、効果的な抗菌効果を得ることができる耳穴装
用具に関する。
【0002】
【従来の技術】補聴器、オーディオ用イヤホン、防音防
水用の耳せん等、耳せん部を耳穴に装着して使用する耳
穴装用具は、装用者自身の皮膚に直接接触して使用さ
れ、具体的には、耳穴形補聴器は本体部を内蔵した耳せ
ん部を直接外耳道に挿入装着し、耳掛形補聴器はその本
体部から伸びるパイプによって耳介の後方に掛け支えら
れ、同パイプに接続する耳せん部を外耳道に挿入装着
し、その他、オーディオ用イヤホン、防音防水用の耳せ
んも同様にその耳せん部を外耳道に挿入装着して使用さ
れる。
水用の耳せん等、耳せん部を耳穴に装着して使用する耳
穴装用具は、装用者自身の皮膚に直接接触して使用さ
れ、具体的には、耳穴形補聴器は本体部を内蔵した耳せ
ん部を直接外耳道に挿入装着し、耳掛形補聴器はその本
体部から伸びるパイプによって耳介の後方に掛け支えら
れ、同パイプに接続する耳せん部を外耳道に挿入装着
し、その他、オーディオ用イヤホン、防音防水用の耳せ
んも同様にその耳せん部を外耳道に挿入装着して使用さ
れる。
【0003】上記耳穴装用具の耳せん部は、一般にAB
S樹脂材や軟質のシリコン樹脂によって形成され、皮膚
に直接接触して使用されることから、皮膚に生じる汗、
皮脂等により汚れが付着して不衛生となり勝ちであっ
た。特に、外耳道内は適度な温度と湿気があり、雑菌が
繁殖しやすい部位であり、したがって、耳穴に装着して
使用する耳穴装用具は、生活環境に通常存在する雑菌、
例えば、表皮菌等が皮膚と接触する部分において繁殖す
ることがある。これらの雑菌が繁殖すると臭気が発生す
ることがあり、長時間にわたって連続的に使用される補
聴器や、騒音作業用の防音耳せん等の装用者は不快な思
いをするという問題がある。また、汗等によってカビが
発生することがあり、衛生上だけでなく、美観上の問題
も避けることができない。
S樹脂材や軟質のシリコン樹脂によって形成され、皮膚
に直接接触して使用されることから、皮膚に生じる汗、
皮脂等により汚れが付着して不衛生となり勝ちであっ
た。特に、外耳道内は適度な温度と湿気があり、雑菌が
繁殖しやすい部位であり、したがって、耳穴に装着して
使用する耳穴装用具は、生活環境に通常存在する雑菌、
例えば、表皮菌等が皮膚と接触する部分において繁殖す
ることがある。これらの雑菌が繁殖すると臭気が発生す
ることがあり、長時間にわたって連続的に使用される補
聴器や、騒音作業用の防音耳せん等の装用者は不快な思
いをするという問題がある。また、汗等によってカビが
発生することがあり、衛生上だけでなく、美観上の問題
も避けることができない。
【0004】これらの問題は、外耳道の奥まで挿入して
使用される耳穴形補聴器の耳せん部において特に顕著と
なり、ものによってはその洗浄も困難なことから、一般
には適当な布等によって拭き取るか、または、耳せん部
を一定期間で交換するしかなく、この場合には、特に、
個々人の耳穴に合せて作られたカスタムシェル形の特注
補聴器にあってはコスト負担の問題が生じるので、この
ような問題を解決するために、雑菌の繁殖を抑え、さら
には、滅菌殺菌や汚れの分解が可能な抗菌処理の適用が
考えられている。
使用される耳穴形補聴器の耳せん部において特に顕著と
なり、ものによってはその洗浄も困難なことから、一般
には適当な布等によって拭き取るか、または、耳せん部
を一定期間で交換するしかなく、この場合には、特に、
個々人の耳穴に合せて作られたカスタムシェル形の特注
補聴器にあってはコスト負担の問題が生じるので、この
ような問題を解決するために、雑菌の繁殖を抑え、さら
には、滅菌殺菌や汚れの分解が可能な抗菌処理の適用が
考えられている。
【0005】抗菌処理は、抗菌性セラミクス等の無機系
抗菌剤を耳穴装用具の外装部材(例えば、シリコン樹脂
やABS樹脂等)に予め混入させる練込みによる方法、
表面に吹付け、塗布、または、表面から一定深さまで侵
入させる打込み(ドーピング)による方法等がある。
抗菌剤を耳穴装用具の外装部材(例えば、シリコン樹脂
やABS樹脂等)に予め混入させる練込みによる方法、
表面に吹付け、塗布、または、表面から一定深さまで侵
入させる打込み(ドーピング)による方法等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記抗
菌処理の内、練込みによる方法は、材質(例えばシリコ
ン樹脂)によっては処理表面における活性度が低いので
十分な抗菌作用を生じない場合もあり、応々にしてコス
ト高ともなっている。また、表面に吹付け、塗布する方
法は、皮膚との摩擦によって抗菌処理層が剥がれ落ちる
ことから十分な耐久性が得られず、また、ドーピングに
よる方法は処理に適さない細孔内等の形状上の制約を受
けるという問題があり、補聴器等の耳穴装用具について
の効果的な抗菌処理が待たれている。
菌処理の内、練込みによる方法は、材質(例えばシリコ
ン樹脂)によっては処理表面における活性度が低いので
十分な抗菌作用を生じない場合もあり、応々にしてコス
ト高ともなっている。また、表面に吹付け、塗布する方
法は、皮膚との摩擦によって抗菌処理層が剥がれ落ちる
ことから十分な耐久性が得られず、また、ドーピングに
よる方法は処理に適さない細孔内等の形状上の制約を受
けるという問題があり、補聴器等の耳穴装用具について
の効果的な抗菌処理が待たれている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、外耳道に挿入される耳せん部を備え、この耳せん部
の外周を外耳道壁によって当接保持される保持部とする
耳穴装用具において、前記耳せん部は、その保持部より
先端側で外耳道の内部に形成される空間部に臨む先端部
に抗菌処理部を形成した。
に、外耳道に挿入される耳せん部を備え、この耳せん部
の外周を外耳道壁によって当接保持される保持部とする
耳穴装用具において、前記耳せん部は、その保持部より
先端側で外耳道の内部に形成される空間部に臨む先端部
に抗菌処理部を形成した。
【0008】前記耳穴装用具の耳せん部にはその先端部
に開口する凹部を形成してこの凹部の内面を抗菌処理部
とすることができ、その凹部は補聴器やイヤホン等の音
声出力のための音道であってもよく、また、前記耳せん
部にはその外周に突出する鍔状部を形成してこの鍔状部
の後側で同鍔状部によって覆われうる懐部を抗菌処理部
としてもよい。
に開口する凹部を形成してこの凹部の内面を抗菌処理部
とすることができ、その凹部は補聴器やイヤホン等の音
声出力のための音道であってもよく、また、前記耳せん
部にはその外周に突出する鍔状部を形成してこの鍔状部
の後側で同鍔状部によって覆われうる懐部を抗菌処理部
としてもよい。
【0009】前記耳せん部の先端部は同耳せん部に対し
て着脱可能な別体の交換部材とすることができ、その交
換部材は補聴器やイヤホン等の音声出力のための音道を
保護するガード部材であってもよく、その交換部材は抗
菌処理した部材によって形成してもよい。さらに前記耳
穴装用具の外面全体を抗菌処理してもよい。
て着脱可能な別体の交換部材とすることができ、その交
換部材は補聴器やイヤホン等の音声出力のための音道を
保護するガード部材であってもよく、その交換部材は抗
菌処理した部材によって形成してもよい。さらに前記耳
穴装用具の外面全体を抗菌処理してもよい。
【0010】
【作用】外耳道に挿入される耳せん部の先端部を抗菌処
理部としたことから、外耳道に挿入保持された時に同先
端部は外耳道の内部に形成される空間部に臨み、その外
耳道壁に当接することがないので、吹き付けや塗布によ
る抗菌処理によっても剥げ落ちることがなく、最も汚れ
の激しい部分について簡易な抗菌処理によって抗菌性を
維持することができる。
理部としたことから、外耳道に挿入保持された時に同先
端部は外耳道の内部に形成される空間部に臨み、その外
耳道壁に当接することがないので、吹き付けや塗布によ
る抗菌処理によっても剥げ落ちることがなく、最も汚れ
の激しい部分について簡易な抗菌処理によって抗菌性を
維持することができる。
【0011】耳せん部の先端部の凹部内面を抗菌処理部
とした場合は、その凹部が補聴器等の音道である場合を
含め、同凹部の内面にまで抗菌処理面を拡大することが
できるので、面積の狭い先端部に抗菌作用を確保するこ
とができ、また、耳せん部に形成した鍔状部の懐部を抗
菌処理部とした場合は、外耳道壁に当接することがない
ので抗菌作用が持続される。
とした場合は、その凹部が補聴器等の音道である場合を
含め、同凹部の内面にまで抗菌処理面を拡大することが
できるので、面積の狭い先端部に抗菌作用を確保するこ
とができ、また、耳せん部に形成した鍔状部の懐部を抗
菌処理部とした場合は、外耳道壁に当接することがない
ので抗菌作用が持続される。
【0012】耳せん部の先端部を着脱可能な別体の交換
部材とした場合は、その交換部材が補聴器等の音道を保
護するガード部材である場合を含め、交換部材について
単独の取扱いが可能となるので、耳せん部の形状や材質
の制約を受けることなく最適な抗菌処理を行うことがで
き、また、同交換部材を抗菌処理した部材によって形成
した場合も、耳せん部の形状や材質の制約を受けること
なく十分な抗菌性を確保することができる。
部材とした場合は、その交換部材が補聴器等の音道を保
護するガード部材である場合を含め、交換部材について
単独の取扱いが可能となるので、耳せん部の形状や材質
の制約を受けることなく最適な抗菌処理を行うことがで
き、また、同交換部材を抗菌処理した部材によって形成
した場合も、耳せん部の形状や材質の制約を受けること
なく十分な抗菌性を確保することができる。
【0013】耳穴装用具の外面全体を抗菌処理した場合
には、外耳道内部分のみならず、外耳道の外に晒される
部分にまで抗菌作用を確保することができる。
には、外耳道内部分のみならず、外耳道の外に晒される
部分にまで抗菌作用を確保することができる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1は第1実施例に係る耳穴形補聴器の斜視図、
図2はその耳せん部断面図、図3は装用状態を示す半断
面図である。
する。図1は第1実施例に係る耳穴形補聴器の斜視図、
図2はその耳せん部断面図、図3は装用状態を示す半断
面図である。
【0015】耳穴形補聴器1フレア付きのタイプのもの
は本体部2とその先端側のフレア部3とからなり、耳せ
ん部内にその全体が構成される。本体部2は、硬質合成
樹脂製のケース4とその内部に収容された図示せぬ音響
処理部とからなり、この音響処理部はマイクロホン、信
号増幅部、音声出力部、電源部等によって構成される。
本体部2はケース全体が突状をなしてその先端側が外耳
道に挿入され、その外周面は外耳道壁によって当接保持
される保持部2aをなす。
は本体部2とその先端側のフレア部3とからなり、耳せ
ん部内にその全体が構成される。本体部2は、硬質合成
樹脂製のケース4とその内部に収容された図示せぬ音響
処理部とからなり、この音響処理部はマイクロホン、信
号増幅部、音声出力部、電源部等によって構成される。
本体部2はケース全体が突状をなしてその先端側が外耳
道に挿入され、その外周面は外耳道壁によって当接保持
される保持部2aをなす。
【0016】フレア部3はシリコン樹脂等の軟質合成樹
脂でなる椀形状のフレアを本体部2の先端外周に鍔状に
突出して形成される。その先端側は鍔付き突部5をな
し、フレア部3の後端側には上記本体部先端に連結する
嵌合部6と、本体部2に内蔵された音声出力部に通じる
導音路7が形成され、この導音路7は鍔付き突部5の側
方に開口する。
脂でなる椀形状のフレアを本体部2の先端外周に鍔状に
突出して形成される。その先端側は鍔付き突部5をな
し、フレア部3の後端側には上記本体部先端に連結する
嵌合部6と、本体部2に内蔵された音声出力部に通じる
導音路7が形成され、この導音路7は鍔付き突部5の側
方に開口する。
【0017】上記フレア部3は、先端部である鍔付き突
部5の先端に凹部8を開口し、この凹部8の内壁面と同
鍔付き突部5の鍔部5aによって覆われうる後側の懐部
9およびフレア部3によって覆われうる後側の懐部10
について抗菌処理し、さらに上記フレアの後側で同フレ
アによって覆われうる本体部4側の懐部11について抗
菌処理を行う。また、鍔付き突部5の側方で凹部をなす
導音路7の内壁面に抗菌処理を施す。
部5の先端に凹部8を開口し、この凹部8の内壁面と同
鍔付き突部5の鍔部5aによって覆われうる後側の懐部
9およびフレア部3によって覆われうる後側の懐部10
について抗菌処理し、さらに上記フレアの後側で同フレ
アによって覆われうる本体部4側の懐部11について抗
菌処理を行う。また、鍔付き突部5の側方で凹部をなす
導音路7の内壁面に抗菌処理を施す。
【0018】この抗菌処理部は抗菌剤の塗布によって形
成する。また、全体について抗菌処理をした場合には外
部に晒される部分にまで抗菌作用を確保することができ
る。その処理方法はドーピングによるのが効果的である
が、その他、スプレー、塗布が適用される。
成する。また、全体について抗菌処理をした場合には外
部に晒される部分にまで抗菌作用を確保することができ
る。その処理方法はドーピングによるのが効果的である
が、その他、スプレー、塗布が適用される。
【0019】上記のように構成される耳穴形補聴器を耳
穴に装用した時は、耳穴形補聴器はその本体部2の外周
の保持部2aによって外耳道壁Aに保持され、図3のフ
レア部3は、その先端の凹部8の抗菌処理部に外耳道内
の耳垢等の汚れBを受け、また、鍔部5aとフレア部3
の一部が外耳道壁Aに当接する。
穴に装用した時は、耳穴形補聴器はその本体部2の外周
の保持部2aによって外耳道壁Aに保持され、図3のフ
レア部3は、その先端の凹部8の抗菌処理部に外耳道内
の耳垢等の汚れBを受け、また、鍔部5aとフレア部3
の一部が外耳道壁Aに当接する。
【0020】この場合に、抗菌処理部をなす導音路7、
先端の凹部8、鍔部5aの後側の懐部9、フレア部3の
後側の懐部10、本体部4側の懐部11は耳穴装用時に
外耳道の内部に形成される空間部に臨み、同外耳道壁に
対して摩擦当接しないので、スプレーや塗布による簡易
な抗菌処理、または抗菌処理した薄膜の貼付によって形
成される抗菌層は剥がれ落ちることがなく、耐久性を確
保することができる。
先端の凹部8、鍔部5aの後側の懐部9、フレア部3の
後側の懐部10、本体部4側の懐部11は耳穴装用時に
外耳道の内部に形成される空間部に臨み、同外耳道壁に
対して摩擦当接しないので、スプレーや塗布による簡易
な抗菌処理、または抗菌処理した薄膜の貼付によって形
成される抗菌層は剥がれ落ちることがなく、耐久性を確
保することができる。
【0021】上記実施例を防音用耳せん、箱型補聴器に
適用した例を説明する。図4はカスタム型耳形耳せんの
斜視図である。耳形耳せん21は、装用者個々人の耳穴
に合せて型取り形成され、外耳道に挿入される耳せん部
22はその外周が外耳道壁によって当接保持される保持
部22aをなし、耳せん部22の先端部23の端面(斜
線を付した範囲)に抗菌処理を施す。この抗菌処理部は
外耳道に挿入保持された時に同先端部23は外耳道の内
部に形成される空間部に臨むこととなり、上記と同様の
作用効果をなす。
適用した例を説明する。図4はカスタム型耳形耳せんの
斜視図である。耳形耳せん21は、装用者個々人の耳穴
に合せて型取り形成され、外耳道に挿入される耳せん部
22はその外周が外耳道壁によって当接保持される保持
部22aをなし、耳せん部22の先端部23の端面(斜
線を付した範囲)に抗菌処理を施す。この抗菌処理部は
外耳道に挿入保持された時に同先端部23は外耳道の内
部に形成される空間部に臨むこととなり、上記と同様の
作用効果をなす。
【0022】図5は画一的に形成された、所謂できあい
の一般型耳せんの半断面図である。かような耳せん24
は軟質合成樹脂製の椀形状のフレア25,26,27が
直列に配置され、その先端部28および各フレアの後側
の懐部29,30,31について抗菌処理を施す。これ
らの抗菌処理部は外耳道に挿入保持された時に外耳道の
内部に形成される空間部に臨むこととなり、上記と同様
の作用効果をなす。また、防水用耳せんについても上記
防音用耳せんと同様に取扱うことができる。
の一般型耳せんの半断面図である。かような耳せん24
は軟質合成樹脂製の椀形状のフレア25,26,27が
直列に配置され、その先端部28および各フレアの後側
の懐部29,30,31について抗菌処理を施す。これ
らの抗菌処理部は外耳道に挿入保持された時に外耳道の
内部に形成される空間部に臨むこととなり、上記と同様
の作用効果をなす。また、防水用耳せんについても上記
防音用耳せんと同様に取扱うことができる。
【0023】図6は箱型補聴器の全体図、図7は同補聴
器の耳せん部断面図である。箱型補聴器41はポケット
等に収容保持される箱状の本体部42とイヤホン43と
に分離され、両者間をイヤホンコード44により、また
はワイヤレス式に接続して構成される。イヤホン43は
図示せぬ音響出力部を収容する図7のケース45に筒部
46を嵌合し、その先端側にフレア部47を嵌合して耳
せん部を構成する。上記フレア部47は、その先端部に
音響出力用の音道48を開口し、この音道48の内面4
8aに抗菌処理を施す。上記音道48は耳せんの先端部
の凹部をなし、その抗菌処理された内壁面により抗菌作
用が確保される。
器の耳せん部断面図である。箱型補聴器41はポケット
等に収容保持される箱状の本体部42とイヤホン43と
に分離され、両者間をイヤホンコード44により、また
はワイヤレス式に接続して構成される。イヤホン43は
図示せぬ音響出力部を収容する図7のケース45に筒部
46を嵌合し、その先端側にフレア部47を嵌合して耳
せん部を構成する。上記フレア部47は、その先端部に
音響出力用の音道48を開口し、この音道48の内面4
8aに抗菌処理を施す。上記音道48は耳せんの先端部
の凹部をなし、その抗菌処理された内壁面により抗菌作
用が確保される。
【0024】次に、第2実施例について説明する。図8
は耳せん部をなす耳穴形補聴器の要部破断斜視図であ
る。この耳穴形補聴器51はフレア部を備えないタイプ
で、耳せん部内にその全体が構成される。図示せぬ音響
処理部を収容するケースを兼ねるシェル52はアクリル
樹脂等によって突状に形成され、シェル52は、画一的
に形成された所謂できあいの一般形状のものと、個々人
の耳穴を型取りしたカスタム型とがあり、いずれもその
先端側が外耳道に挿入され、外周面は外耳道壁によって
当接保持される保持部52aをなす。
は耳せん部をなす耳穴形補聴器の要部破断斜視図であ
る。この耳穴形補聴器51はフレア部を備えないタイプ
で、耳せん部内にその全体が構成される。図示せぬ音響
処理部を収容するケースを兼ねるシェル52はアクリル
樹脂等によって突状に形成され、シェル52は、画一的
に形成された所謂できあいの一般形状のものと、個々人
の耳穴を型取りしたカスタム型とがあり、いずれもその
先端側が外耳道に挿入され、外周面は外耳道壁によって
当接保持される保持部52aをなす。
【0025】先端部53には、外耳道内に音響処理部の
出力音声を導くイヤホンチューブ54および同外耳道内
空間と外部空間とを連通するベントチューブ55が開口
する。イヤホンチューブの開口部にはガード部材56が
抜け止め用のホルダー57を介して取付けられる。ガー
ド部材56は耳垢の侵入を阻止するための多数の細孔を
有し、その周縁部にホルダー57に係合する支持部58
を備える。
出力音声を導くイヤホンチューブ54および同外耳道内
空間と外部空間とを連通するベントチューブ55が開口
する。イヤホンチューブの開口部にはガード部材56が
抜け止め用のホルダー57を介して取付けられる。ガー
ド部材56は耳垢の侵入を阻止するための多数の細孔を
有し、その周縁部にホルダー57に係合する支持部58
を備える。
【0026】この補聴器51のシェルの先端部53につ
いて抗菌処理を行い、また、ガード部材56の外端面を
抗菌処理し、またはガード部材56そのものを抗菌剤を
練り込んだ合成樹脂によって形成し、そして、イヤホン
チューブ54とベントチューブ55の内周面について抗
菌処理し、または抗菌処理したチューブによって形成す
る。
いて抗菌処理を行い、また、ガード部材56の外端面を
抗菌処理し、またはガード部材56そのものを抗菌剤を
練り込んだ合成樹脂によって形成し、そして、イヤホン
チューブ54とベントチューブ55の内周面について抗
菌処理し、または抗菌処理したチューブによって形成す
る。
【0027】個人専用のイヤモールドによるカスタム型
シェルは個々人の耳穴に対応して形成されるが、内部の
音響処理部を始め、ガード部材およびイヤホンチュー
ブ、ベントチューブ等の構成部材は共通規格化され、ガ
ード部材は着脱可能な交換部材として一般型と共通的に
取扱うことができる。
シェルは個々人の耳穴に対応して形成されるが、内部の
音響処理部を始め、ガード部材およびイヤホンチュー
ブ、ベントチューブ等の構成部材は共通規格化され、ガ
ード部材は着脱可能な交換部材として一般型と共通的に
取扱うことができる。
【0028】上記ガード部材は着脱可能なので単独の取
扱いが可能となり、耳せん部の形状や材質の制約を受け
ることなく最適な抗菌処理を行うことができ、また、同
ガード部材そのものを抗菌処理された部材によって形成
した場合は、耳せん部の形状や材質の制約を受けること
なく十分な抗菌性を確保することができる。
扱いが可能となり、耳せん部の形状や材質の制約を受け
ることなく最適な抗菌処理を行うことができ、また、同
ガード部材そのものを抗菌処理された部材によって形成
した場合は、耳せん部の形状や材質の制約を受けること
なく十分な抗菌性を確保することができる。
【0029】また、イヤホンチューブとベントチューブ
の内壁面に抗菌処理した場合には、その内面に広い抗菌
処理面を確保することができ、面積の狭い先端部におい
ても抗菌作用を確保することができる。
の内壁面に抗菌処理した場合には、その内面に広い抗菌
処理面を確保することができ、面積の狭い先端部におい
ても抗菌作用を確保することができる。
【0030】上記実施例を耳掛型補聴器に適用した例を
説明する。図9は耳掛型補聴器の側面図、図10は同補
聴器のC−C線断面図である。耳掛型補聴器61は図示
せぬ音響処理部を覆うケース62と、このケース62に
接続して耳介部に係合保持するためのフック63と、こ
のフック63から伸びる導音チューブ64とこの導音チ
ューブ64の先端部に接続する耳せん部65とからな
る。
説明する。図9は耳掛型補聴器の側面図、図10は同補
聴器のC−C線断面図である。耳掛型補聴器61は図示
せぬ音響処理部を覆うケース62と、このケース62に
接続して耳介部に係合保持するためのフック63と、こ
のフック63から伸びる導音チューブ64とこの導音チ
ューブ64の先端部に接続する耳せん部65とからな
る。
【0031】耳掛型補聴器の耳せん部は、画一的に形成
された、所謂できあいの一般型とイヤモールド型(耳形
耳せん)とがあり、一般型の耳せん部66は、同図
(a)に示すごとく、導音チューブ64から連通する音
道67が中心部に形成され、先端にフレア部68を備え
る。このフレア部68の先端には音道67が開口し、そ
の開口部を着脱可能な交換部材69によって別体に形成
し、この交換部材69の先端側の端面69aおよびその
内壁面69bを抗菌処理し、または、交換部材そのもの
を抗菌処理した部材によって形成する。
された、所謂できあいの一般型とイヤモールド型(耳形
耳せん)とがあり、一般型の耳せん部66は、同図
(a)に示すごとく、導音チューブ64から連通する音
道67が中心部に形成され、先端にフレア部68を備え
る。このフレア部68の先端には音道67が開口し、そ
の開口部を着脱可能な交換部材69によって別体に形成
し、この交換部材69の先端側の端面69aおよびその
内壁面69bを抗菌処理し、または、交換部材そのもの
を抗菌処理した部材によって形成する。
【0032】交換部材69は直管状をなし、または同図
(a)に示すように、先端側に拡径段部70を形成し、
その外周部に図示せぬ異径抜止め部を備え、フレア部6
8の先端に形成した嵌合凹部に嵌め込むことにより、フ
レア部の先端と音道を抗菌処理部とする耳せん部が構成
される。音道には耳垢の侵入もあり、この部位が抗菌処
理されていることは特に好ましい。この抗菌処理が塗布
方法によるものであっても、皮膚と擦れることはなく、
持続的な抗菌作用が確保される。また、フレア部68の
先端部の交換部材69の周縁およびフレア部68の後側
の懐部に抗菌処理することにより抗菌性がさらに向上さ
れる。
(a)に示すように、先端側に拡径段部70を形成し、
その外周部に図示せぬ異径抜止め部を備え、フレア部6
8の先端に形成した嵌合凹部に嵌め込むことにより、フ
レア部の先端と音道を抗菌処理部とする耳せん部が構成
される。音道には耳垢の侵入もあり、この部位が抗菌処
理されていることは特に好ましい。この抗菌処理が塗布
方法によるものであっても、皮膚と擦れることはなく、
持続的な抗菌作用が確保される。また、フレア部68の
先端部の交換部材69の周縁およびフレア部68の後側
の懐部に抗菌処理することにより抗菌性がさらに向上さ
れる。
【0033】同図(b)はイヤモールド型の耳せん部7
1に適用した例であり、この耳せん部70は個々人の耳
穴を型取りして軟質合成樹脂により形成され、その音道
67の開口部に上記交換部材69を嵌め込むことによ
り、上記一般型の耳せん部と同様に抗菌性を得ることが
でき、また、交換部材の共通化も可能となる。
1に適用した例であり、この耳せん部70は個々人の耳
穴を型取りして軟質合成樹脂により形成され、その音道
67の開口部に上記交換部材69を嵌め込むことによ
り、上記一般型の耳せん部と同様に抗菌性を得ることが
でき、また、交換部材の共通化も可能となる。
【0034】
【発明の効果】上述のように本発明に係る耳穴装用具
は、外耳道に挿入される耳せん部の先端部を抗菌処理部
としたことから、外耳道に挿入保持された時に同先端部
は外耳道の内部に形成される空間部に臨み、その外耳道
壁に当接することがないので、吹き付けや塗布による抗
菌処理によっても剥げ落ちることがなく、最も汚れの激
しい部分について簡易な抗菌処理によって抗菌性を維持
することができる。
は、外耳道に挿入される耳せん部の先端部を抗菌処理部
としたことから、外耳道に挿入保持された時に同先端部
は外耳道の内部に形成される空間部に臨み、その外耳道
壁に当接することがないので、吹き付けや塗布による抗
菌処理によっても剥げ落ちることがなく、最も汚れの激
しい部分について簡易な抗菌処理によって抗菌性を維持
することができる。
【0035】耳せん部の先端部の凹部内面を抗菌処理部
とした場合は、その凹部が補聴器等の音道である場合を
含め、同凹部の内面にまで抗菌処理面を拡大することが
できるので、面積の狭い先端部に抗菌作用を確保するこ
とができ、また、耳せん部に形成した鍔状部の懐部を抗
菌処理部とした場合は、外耳道壁に当接することがない
ので抗菌作用が持続される。
とした場合は、その凹部が補聴器等の音道である場合を
含め、同凹部の内面にまで抗菌処理面を拡大することが
できるので、面積の狭い先端部に抗菌作用を確保するこ
とができ、また、耳せん部に形成した鍔状部の懐部を抗
菌処理部とした場合は、外耳道壁に当接することがない
ので抗菌作用が持続される。
【0036】耳せん部の先端部を着脱可能な別体の交換
部材とした場合は、その交換部材が補聴器等の音道を保
護するガード部材である場合を含め、交換部材について
単独の取扱いが可能となるので、耳せん部の形状や材質
の制約を受けることなく最適な抗菌処理を行うことがで
き、また、同交換部材を抗菌処理した部材によって形成
した場合も、耳せん部の形状や材質の制約を受けること
なく十分な抗菌性を確保することができる。
部材とした場合は、その交換部材が補聴器等の音道を保
護するガード部材である場合を含め、交換部材について
単独の取扱いが可能となるので、耳せん部の形状や材質
の制約を受けることなく最適な抗菌処理を行うことがで
き、また、同交換部材を抗菌処理した部材によって形成
した場合も、耳せん部の形状や材質の制約を受けること
なく十分な抗菌性を確保することができる。
【0037】耳穴装用具の外面全体を抗菌処理した場合
には、外耳道内部分のみならず、外耳道の外に晒される
部分にまで抗菌作用を確保することができる。
には、外耳道内部分のみならず、外耳道の外に晒される
部分にまで抗菌作用を確保することができる。
【図1】第1実施例に係る耳穴形補聴器の斜視図
【図2】その耳せん部断面図
【図3】装用状態を示す半断面図
【図4】カスタム型耳せんの斜視図
【図5】一般型耳せんの半断面図
【図6】箱型補聴器の全体図
【図7】同補聴器の耳せん部断面図
【図8】第2実施例に係る耳穴形補聴器の耳せん部破断
斜視図
斜視図
【図9】耳掛型補聴器の側面図
【図10】図9のC−C線断面図
1…耳穴形補聴器、2…本体部、2a…保持部、3…フ
レア部、4…ケース、5…鍔付き突部、5a…鍔部、6
…嵌合部、7…導音路(抗菌処理部)、8…先端凹部
(抗菌処理部)、9…懐部(抗菌処理部)、10…懐部
(抗菌処理部)、11…本体側懐部(抗菌処理部)、2
1…カスタム型耳形耳せん、22…耳せん部、22a…
保持部、23…先端部(抗菌処理部)、24…一般型耳
せん、25,26,27…フレア、28…先端部(抗菌
処理部)、29,30,31…懐部(抗菌処理部)、4
1…箱型補聴器、42…本体部、43…イヤホン、44
…イヤホンコード、45…ケース、46…筒部、47…
フレア部、48…音道(凹部)、51…耳穴形補聴器、
52…シェル、53…先端部(抗菌処理部)、54…イ
ヤホンチューブ、55…ベントチューブ、56…ガード
部材(交換部材)、57…ホルダー、58…支持部、6
1…耳掛型補聴器、62…ケース、63…フック、64
…導音チューブ、65…耳せん部、66…耳せん部、6
7…音道、68…フレア部、69…交換部材、69a…
端面、69b…音道面、70…拡径段部、71…耳せん
部、A…外耳道壁、B…汚れ、。
レア部、4…ケース、5…鍔付き突部、5a…鍔部、6
…嵌合部、7…導音路(抗菌処理部)、8…先端凹部
(抗菌処理部)、9…懐部(抗菌処理部)、10…懐部
(抗菌処理部)、11…本体側懐部(抗菌処理部)、2
1…カスタム型耳形耳せん、22…耳せん部、22a…
保持部、23…先端部(抗菌処理部)、24…一般型耳
せん、25,26,27…フレア、28…先端部(抗菌
処理部)、29,30,31…懐部(抗菌処理部)、4
1…箱型補聴器、42…本体部、43…イヤホン、44
…イヤホンコード、45…ケース、46…筒部、47…
フレア部、48…音道(凹部)、51…耳穴形補聴器、
52…シェル、53…先端部(抗菌処理部)、54…イ
ヤホンチューブ、55…ベントチューブ、56…ガード
部材(交換部材)、57…ホルダー、58…支持部、6
1…耳掛型補聴器、62…ケース、63…フック、64
…導音チューブ、65…耳せん部、66…耳せん部、6
7…音道、68…フレア部、69…交換部材、69a…
端面、69b…音道面、70…拡径段部、71…耳せん
部、A…外耳道壁、B…汚れ、。
Claims (8)
- 【請求項1】 外耳道に挿入される突状の耳せん部を備
え、この耳せん部の外周を外耳道壁によって当接保持さ
れる保持部とする耳穴装用具において、前記耳せん部に
は、その保持部より先端側で外耳道の内部に形成される
空間部に臨む先端部に抗菌処理部を形成したことを特徴
とする耳穴装用具。 - 【請求項2】 請求項1に記載の耳穴装用具において、
前記耳せん部にはその先端部に開口する凹部を形成し、
この凹部の内面を抗菌処理部としたことを特徴とする耳
穴装用具。 - 【請求項3】 請求項2に記載の耳穴装用具において、
前記耳せん部に形成した凹部は補聴器やイヤホン等の音
声出力のための音道であることを特徴とする耳穴装用
具。 - 【請求項4】 請求項1に記載の耳穴装用具において、
前記耳せん部にはその外周に突出する鍔状部を形成し、
この鍔状部の後側で同鍔状部によって覆われうる懐部を
抗菌処理部としたことを特徴とする耳穴装用具。 - 【請求項5】 請求項1に記載の耳穴装用具において、
前記耳せん部の先端部は同耳せん部に対して着脱可能な
別体の交換部材としたことを特徴とする耳穴装用具。 - 【請求項6】 請求項5に記載の耳穴装用具において、
前記耳せん部の着脱可能な交換部材は補聴器やイヤホン
等の音声出力のための音道を保護するガード部材である
ことを特徴とする耳穴装用具。 - 【請求項7】 請求項5に記載の耳穴装用具において、
前記交換部材は抗菌処理した部材によって形成したこと
を特徴とする耳穴装用具。 - 【請求項8】 請求項1に記載の耳穴装用具において、
前記耳穴装用具の外面全体を抗菌処理したことを特徴と
する耳穴装用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7005100A JPH08195999A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 耳穴装用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7005100A JPH08195999A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 耳穴装用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08195999A true JPH08195999A (ja) | 1996-07-30 |
Family
ID=11601960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7005100A Pending JPH08195999A (ja) | 1995-01-17 | 1995-01-17 | 耳穴装用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08195999A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999007182A2 (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-11 | Decibel Instruments, Inc. | Acoustic coupler |
WO2006090545A1 (ja) * | 2005-02-22 | 2006-08-31 | Rion Co., Ltd. | 防水補聴器 |
WO2006082735A3 (ja) * | 2005-02-01 | 2007-01-18 | Suyama Dental Lab Inc | イヤモールド |
JP2008311805A (ja) * | 2007-06-13 | 2008-12-25 | Rion Co Ltd | 耳かけ形補聴器 |
US8000488B2 (en) | 2006-10-30 | 2011-08-16 | Suyama Dental Laboratory, Inc. | Method of preparing of an ear mold and the ear mold thereof |
US8150082B2 (en) | 2005-02-22 | 2012-04-03 | Rion Co., Ltd. | Waterproof hearing aid |
WO2021085559A1 (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 株式会社リスニングアシスト | 外耳装着具 |
US11426125B2 (en) | 2009-02-16 | 2022-08-30 | Masimo Corporation | Physiological measurement device |
-
1995
- 1995-01-17 JP JP7005100A patent/JPH08195999A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO1999007182A2 (en) * | 1997-07-29 | 1999-02-11 | Decibel Instruments, Inc. | Acoustic coupler |
WO1999007182A3 (en) * | 1997-07-29 | 1999-04-22 | Decibel Instr Inc | Acoustic coupler |
US8340334B2 (en) | 2005-02-01 | 2012-12-25 | Suyama Dental Laboratory Inc. | Ear mold |
WO2006082735A3 (ja) * | 2005-02-01 | 2007-01-18 | Suyama Dental Lab Inc | イヤモールド |
US8150082B2 (en) | 2005-02-22 | 2012-04-03 | Rion Co., Ltd. | Waterproof hearing aid |
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US11426125B2 (en) | 2009-02-16 | 2022-08-30 | Masimo Corporation | Physiological measurement device |
US11432771B2 (en) | 2009-02-16 | 2022-09-06 | Masimo Corporation | Physiological measurement device |
US11877867B2 (en) | 2009-02-16 | 2024-01-23 | Masimo Corporation | Physiological measurement device |
WO2021085559A1 (ja) * | 2019-10-30 | 2021-05-06 | 株式会社リスニングアシスト | 外耳装着具 |
US11985484B2 (en) | 2019-10-30 | 2024-05-14 | Listeningassist Corporation | Implement to be worn on outer ear |
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