JP2008311805A - 耳かけ形補聴器 - Google Patents

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JP2008311805A JP2007155914A JP2007155914A JP2008311805A JP 2008311805 A JP2008311805 A JP 2008311805A JP 2007155914 A JP2007155914 A JP 2007155914A JP 2007155914 A JP2007155914 A JP 2007155914A JP 2008311805 A JP2008311805 A JP 2008311805A
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Akihiro Soeda
晃弘 添田
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Rion Co Ltd
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Abstract

【課題】 装用状態が目立つことなく、チューブの交換が容易な耳かけ形補聴器を提供する。
【解決手段】 イヤホンから出力される音を外耳道へ導くチューブ4と、このチューブ4を摺動自在に貫通孔5aに嵌挿するイヤモールド5と、チューブ4の外耳道側端部4aに挿入するインサート部材8を備え、チューブ4の外耳道側端部4aは、イヤモールド5先端の貫通孔5aの壁とインサート部材8の外壁で挟持される。チューブ4の外耳道側端部4aが挟持されるイヤモールド5先端の貫通孔5aには、段部5bが形成されている。
【選択図】 図3

Description

本発明は、イヤモールドとチューブの接続にジョイントを用いない耳かけ形補聴器に関する。
従来の耳かけ形補聴器としては、使用者の外耳道の形状に合わせて作製されたイヤモールドとチューブの接続を、ジョイントを用いて行うことが知られている。
また、ジョイントを使わずに、イヤモールドに直接チューブを接着した耳かけ形補聴器も知られている。
しかし、ジョイントは、一般的に透明な樹脂で作製されるが、外観上非常に目立ち、装用者にとっては快くないと感じることがある。
また、イヤモールドに直接チューブを接着する方法では、チューブが傷付いたり、劣化して変色したり割れたりした場合に、チューブを削って除去しなければならず、取り扱いが煩雑である。
本発明は、従来の技術が有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、装用状態が目立つことなく、チューブの交換が容易な耳かけ形補聴器を提供しようとするものである。
上記課題を解決すべく請求項1に係る発明は、イヤホンから出力される音を外耳道へ導くチューブと、このチューブを摺動自在に貫通孔(音道)に挿入するイヤモールドと、前記チューブの外耳道側端部に挿入するインサート部材を備え、前記チューブの外耳道側端部は、前記イヤモールド先端の内壁と前記インサート部材の外壁で挟持されるものである。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の耳かけ形補聴器において、前記チューブの外耳道側端部が挟持される前記イヤモールド先端の貫通孔に、段部を形成した。
請求項3に係る発明は、請求項1又は2記載の耳かけ形補聴器において、前記インサート部材が音響抵抗の保持手段を有する、または前記インサート部材が音響抵抗であるようにした。
請求項1に係る発明によれば、外観上非常に目立つジョイントを用いないので、快適に装用することができる。チューブが破損した場合など、チューブの交換を必要とする際に、容易にチューブを交換することができる。
請求項2に係る発明によれば、イヤモールド先端の貫通孔に段部を形成することにより、イヤモールドとチューブの接続を確実に行うことができる。
請求項3に係る発明によれば、イヤモールドの外耳道側に音響抵抗を設置することができるので、反射によるピークが生じ難くなるため、ハウリングし難くなる。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本発明に係る耳かけ形補聴器の概要斜視図、図2は組み付け説明図、図3は要部断面図、図4はインサート部材の断面図、図5は装用状態を示す図である。
本発明に係る耳かけ形補聴器1は、図1に示すように、補聴器本体2、フック3、チューブ(音導管)4、イヤモールド5からなる。イヤモールド5は、装用者の外耳道の形状に合わせて、光造形法により光硬化樹脂などで作製される。光造形法でイヤモールド5を作製する場合、CAD上で貫通孔5aの形状や通り道を設定でき、自動的に貫通孔5aの通ったイヤモールド5を作製できる。7は電池ホルダである。補聴器本体2には、補聴処理を行うDSP(Digital Signal Processor)、マイクロホン、イヤホンなどが収納されている。
チューブ4とイヤモールド5の接続は、図2に示すように、先ずイヤモールド5に形成された外耳道側と補聴器本体2側を貫通する貫通孔(音道)5aにチューブ4を通し、外耳道側に数センチメートル突出させる。次いで、外耳道側に突出させたチューブ4の外耳道側端部4aにインサート部材8を嵌挿する。インサート部材8をチューブ4の外耳道側端部4aに嵌挿させたら、チューブ4を補聴器本体2側へ引っ張り、外耳道に臨む貫通孔5aからチューブ4の外耳道側端部4aが突出しないようにする。
すると、図3に示すように、チューブ4の外耳道側端部4aは、イヤモールド5先端の貫通孔5aの壁とインサート部材8の外壁により挟持され、固定される。また、イヤモールド5先端の貫通孔5aに形成された段部5bにより、チューブ4は抜け難くなる。段部5bについても、イヤモールド5を作製する際に、CAD上で形状の設定ができ、自動的にイヤモールド5の貫通孔5aに段部5bを作製できる。
インサート部材8は、図4に示すように、略円筒形状に形成されている。インサート部材8の外耳道側端部8aには、チューブ4の外耳道側端部4aがインサート部材8より突出しないように、鍔部8bが形成されている。また、外耳道側端部8aと反対側のインサート部材8の端部8cには、チューブ4の外耳道側端部4aに嵌挿し易く、且つ抜け難くするために、鉤部8dが形成されている。鉤部8dは、インサート部材8がチューブ4を押圧する効果も高める。
インサート部材8の内壁には、図4(a)に示すように、ダンパ9を保持するためのリング状のストッパ8eが設けられている。また、インサート部材8の外耳道側端部8aには、図4(b)に示すように、音響抵抗10を、保持手段11を介して設置することもできる。インサート部材8に、ダンパ9と音響抵抗10を両方設置することもできる。また、音響抵抗10は直接インサート部材8に接着することもできる。イヤモールド5の外耳道側に音響抵抗10を設置することができるので、音響抵抗10により反射によるピークが生じないため、ハウリングし難くなる。
以上のように構成された本発明に係る耳かけ形補聴器1の作用について説明する。チューブ4とイヤモールド5を接続した耳かけ形補聴器1を装用する。その際、図5に示すように、耳珠15の上からチューブ4が現れるようにすると、耳かけ形補聴器1の装用がより目立ち難くなる。
また、チューブ4が傷付いたり、劣化して変色したり割れたりして、チューブ4を交換する場合には、インサート部材8をチューブ4の外耳道側端部4aから外せば、容易に新たなチューブ4と交換することができる。
本発明によれば、ジョイントを用いることなく、イヤモールドとチューブを接続するので、装用時に目立たないため、装用をためらうことなく快適に装用することができ、耳かけ形補聴器の需要拡大が図れる。
本発明に係る耳かけ形補聴器の概要斜視図 組み付け説明図 要部断面図 インサート部材の断面図で、(a)はダンパを設置した場合、(b)は音響抵抗を設置した場合 装用状態を示す図
符号の説明
1…耳かけ形補聴器、2…補聴器本体、4…チューブ、4a,8a…外耳道側端部、5…イヤモールド、5a…貫通孔、5b…段部、8…インサート部材、9…ダンパ、10…音響抵抗、11…保持手段。

Claims (3)

  1. イヤホンから出力される音を外耳道へ導くチューブと、このチューブを摺動自在に貫通孔に挿入するイヤモールドと、前記チューブの外耳道側端部に挿入するインサート部材を備え、前記チューブの外耳道側端部は、前記イヤモールド先端の貫通孔の壁と前記インサート部材の外壁で挟持されることを特徴とする耳かけ形補聴器。
  2. 前記チューブの外耳道側端部が挟持される前記イヤモールド先端の貫通孔には、段部が形成されている請求項1記載の耳かけ形補聴器。
  3. 前記インサート部材が音響抵抗の保持手段を有する、または前記インサート部材が音響抵抗である請求項1又は2記載の耳かけ形補聴器。
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