JP5998221B2 - ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法およびソフト・カスタム・イヤーモールド - Google Patents

ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法およびソフト・カスタム・イヤーモールド Download PDF

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Description

この発明は補聴器に関する。より詳細には,この発明は補聴器用のソフト・カスタム・イヤーモールド(軟質のオーダーメイドのイヤーモールド)(a soft custom ear mold for a hearing aid)に関する。この発明はさらにソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法およびこの方法において用いられるツールに関する。
本願の開示において,補聴器は,聴覚障害者によって耳の後ろまたは耳の中に装着されるように設計される,小さな,電池駆動の小型電子機器として理解される。使用に先立ち,上記補聴器は処方(prescription)にしたがって補聴器フィッタによって調整される。上記処方は,いわゆるオージオグラムが得られる,聴覚障害者の裸耳聴力(パフォーマンス)の聴覚テストに基づく。上記処方は,上記補聴器が,ユーザが聴覚損失を蒙っている可聴周波数範囲の周波数部分の音を増幅することによって難聴を軽減できる設定となるように構築される。補聴器は,一または複数のマイクロフォン,電池,信号処理装置を含む小型電子回路,および音響出力トランスデューサを備える。上記信号処理装置は好ましくはデジタル信号処理装置である。上記補聴器は,人の耳の後ろまたは耳の中にフィットするのに適するケース内に収められる。
その名が示すとおり,耳掛け型(Behind-The-Ear)(BTE)補聴器は耳の後ろに装着される。より詳細には,主要電子回路部分を含むハウジングを備える電子回路ユニットが耳の後ろに装着される。補聴器ユーザに向けて音を放出するイヤーモールドが,耳内にたとえば耳介内にまたは外耳道内に装着される。従来のBTE補聴器では音響チューブ(sound tube)が用いられており,それは補聴器の用語において通常レシーバと呼ばれる出力トランスデューサが上記電子回路ユニットのハウジング内に配置されているためである。近年のタイプの補聴器には上記レシーバが耳内のイヤピース内に設けられているために電導体を含む伝導部材が用いられているものもある。このような補聴器は一般に耳内レシーバ型(Receiver-In-The-Ear)(RITE)補聴器と呼ばれている。特定タイプのRITE補聴器では上記レシーバが外耳道の内部に配置される。これは耳道内レシーバ型(Receiver-In-Canal)(RIC)補聴器として知られている。
現在,基本的には2つの異なるタイプのイヤーモールドが提供されている。第1のタイプはカスタム・イヤーモールド(custom ear molds)と表すことできるもので,これは特定の外耳道の形状を取得し,その後に上記特定の外耳道に対応するようにイヤーモールドを製造することを特徴とするものである。現在のところ外耳道の形状は典型的には耳型(ear impression)を用いて取得されているが,必ずしも必要とされるものではなく,たとえば様々なデジタルスキャニング方法でも特定の外耳道の形状を提供することができる。第2のタイプはインスタント・フィット・イヤーモールド(instant fit ear molds)と表すことができるもので,これは特定の外耳道の形状に適合していないことを特徴とするものである。その代わりにこのタイプのイヤーモールドは広い範囲の外耳道をカバーするように構成される。一般に上記カスタム・イヤーモールドは,外耳道内におけるきつくかつ正しいフィットを提供し,これによってイヤーモールドが耳から脱落しにくくなりかつイヤーモールドの周囲からの音漏れが小さくなりしたがって音響フィードバックのリスクが軽減される点において,上記インスタント・フィット・タイプのものと比較して有利である。
カスタムおよびインスタント・フィットのそれぞれのイヤーモールドは,さらにソフト・イヤーモールドおよびハード・イヤーモールドに細分することができる。ハード・カスタム・イヤーモールドは,たとえばラピッド・プロトタイピング技術(rapid prototyping techniques)を用いて製造することができる。この方法に関するさらなる詳細は,たとえば米国特許公開US−A−5487012に見ることができる。
一般にハード・イヤーモールドは,硬質の材料が高い音響減衰(high acoustic attenuation)をもたらす点において利点がある。これは音漏れを制御し,これによって上記イヤーモールド内の内部音チャンネルから上記イヤーモールドの外側周囲への音響フィードバックを制御するために重要である。上記ハード・イヤーモールドは,一般に補聴器フィッタが外耳道型(ear canal impression)を遠隔地のイヤーモールド製造現場に送らなければならず,したがって補聴器ユーザは,ハード・カスタム・イヤーモールドを備える新しい補聴器を入手できるまでに数日間は待たなければならないという不利もある。
上記ソフト・カスタム・イヤーモールドは一般に補聴器フィッタによって作られるもので,補聴器フィッタは特定の外耳道の型を取得し,上記型の雌型(a negative of the impression)を用いてたとえばシリコンでソフト・イヤーモールドを成形(mold)する。上記ソフト・カスタム・イヤーモールドは,ハード・イヤーモールドに比べて優れた快適性を提供することができ,ハード・カスタム・イヤーモールドと比べても音漏れを軽減することができ,地元の(ローカルの)補聴器フィッタがこのタイプのイヤーモールドをインハウス(社内)で製造することができるという利点がある。上記ソフト・イヤーモールドは,利用可能なソフト・イヤーモールドの材料の音響減衰が,利用可能なハード・イヤーモールドの材料に比べて低いという不利がある。
上述したように,上記ソフト・イヤーモールドは好ましくはシリコンで製造される。好ましいシリコンはバイオポア(Biopor)であり,これは生物適合性のものである(biocompatible)。しかしながら,他の弾性材料,たとえばソフト・アクリルも適用可能である。一般に,ソフト・イヤーモールドは好ましくはショア・ドュロメータ・タイプA・スケール(試験の説明については標準ASTM D2240を参照)において測定される80未満の硬度の材料から製造されるべきである。これはよくショア80A(Shore 80A)と記載される。好ましくは,上記硬度はショア60A未満,より好ましくは上記硬度はショア20Aからショア45Aの範囲にある。
上記ソフト・イヤーモールド材料の制限された音響減衰の課題を解決するために,当該分野において,ソフト・イヤーモールドの音響導管(音通路)内に(into the sound conduit)に高い音響減衰材料の音響チューブを挿入することが提案されている。音響チューブの材料としてたとえばポリ塩化ビニル(Polyvinyl Chloride)(PVC)およびポリウレタン(Polyurethane)(PUR)を用いることが提案されている。これらの材料は比較的柔軟なもので,したがって上記ソフト・イヤーモールド内に以下のようにして上記音響チューブを挿入することが提案されている。
・イヤーモールドの音響導管に硬質マウンティング・ツールを通し,上記マウンティング・ツールの一端を上記イヤーモールドの一方側に,かつ上記マウンティング・ツールの他端を上記イヤーモールドの他方側に位置させ,
・硬質マウンティング・ツール上に音響チューブを固定し,
・上記マウンティング・ツールおよびさらには上記音響チューブを,上記イヤーモールドの上記音響導管を通して引き戻し,
・上記音響チューブから上記硬質マウンティング・ツールを取外し,かつ
・上記音響チューブの両端をトリミングして上記イヤーモールドと面一にする。
上記音響チューブを上記ソフト・イヤーモールドの内部の正しい位置に保持するために,これを以下のように達成することが提案されている。
・ソフト・イヤーモールドを用意し,ここで上記音響導管がブッシング(bushing)を収容するように構成されており,
・上記イヤーモールドの上記音響導管に硬質マウンティング・ツールを通し,上記マウンティング・ツールの一端を上記イヤーモールドの一方側(外耳道内に挿入されるときに外方を向くように構成される側)に,上記マウンティング・ツールの他端を上記イヤーモールドの他方側に位置させ,
・硬質ブッシングを上記音響チューブの第一端に固定し,
・上記マウンティング・ツールの一端に上記音響チューブの第二端に係合し,
・上記マウンティング・ツール,さらには上記音響チューブおよび上記ブッシングを,上記イヤーモールドの上記音響導管を通して上記ブッシングが上記イヤーモールドの内部に正しく鎮座する(seated)まで引き戻し,
・上記音響チューブから上記硬質マウンティング・ツールを取外し,かつ
・上記音響チューブの上記第二端をトリミングして上記イヤーモールドと面一する。
上記ソフト・イヤーモールドはさらに,従来の耳垢ガード,たとえば米国特許US-B1-6795562に開示されたものを用いることができないという不利もある。その主な理由は,ソフト・イヤーモールドは,ハード・イヤーモールドと同じように耳垢ガードまたは耳垢ガード・ブッシングを収納することができないことにある。したがって,耳垢ガードのないソフト・イヤーモールドを用いることが一般的になっている。この結果,上記音響チューブを定期的に清掃しなければならず,これは耳垢ガードをシンプルに交換するのに比べると面倒である(more cumbersome)。
したがってこの発明の特徴は,少なくともこれらの問題点を克服しかつ耳垢ガードを使用することができるソフト・カスタム・イヤーモールドを提供することにある。
この発明の他の特徴は,ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法を提供することである。
この発明は,第1の観点において請求項1に記載のソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法を提供する。
これにより,シンプルに実行されかつ安価なツールを使用することだけが要求される方法が提供される。
この発明は,第2の観点において請求項4に記載のソフト・カスタム・イヤーモールドを提供する。
これにより,補聴器ユーザが簡単に交換できる耳垢ガードを使用することができるソフト・カスタム・イヤーモールドが提供される。
さらなる有利な特徴は従属請求項から明らかにされる。
この発明のさらに他の特徴は,この発明を詳細に説明する以下の記載から当業者に明らかにされよう。
この発明の実施例による,組立て状態の音響チューブ,第1のブッシングおよび垢ガード・ブッシングを示す。 分解状態の図1の音響チューブ,第1のブッシングおよび垢ガード・ブッシングを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツを示す。 この発明の実施例による,垢ガード・ブッシングに係合するように構成される細長ツールを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法における第1ステージを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法における第2ステージを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法における第3ステージを示す。 この発明の実施例による,垢ガードならびに垢ガード挿入および取外しツールを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドに挿入されるように構成されるレシーバ・モジュールを示す。 挿入された図9のレシーバ・モジュールを備える,この発明の実施例によるソフト・カスタム・イヤーモールドを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法における第1ステージを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法における第2ステージを示す。 この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法における第3ステージを示す。
一例として,この発明の好ましい実施例を示しかつ記載する。当然ではあるが,この発明は他の実施例が可能であり,そのいくつかの詳細は様々な明白なすべての観点においてこの発明から逸脱することなく修正可能である。したがって図面および明細書は本質的に例示にすぎず,限定するものではない。
図1を参照して,図1はソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツ(インナー・パーツ,内部部材)(inner part)100を示している。上記内側パーツ100は,第1のブッシング(ブッシュ)(first bushing)101,音響チューブ(sound tube)102および垢ガード・ブッシング(wax guard bushing)103を備えている。上記第1のブッシング101は上記音響チューブ102の第一端上に固定され,かつ上記垢ガード・ブッシング103は上記音響チューブ102の第二端上に固定される。比較的硬質のブッシング101および103と比較的軟質の音響チューブ102の間の圧入(press-fit)を用いることで,両ブッシングは上記音響チューブ上に固定される。
上記第1のブッシング101は曲がり部(bend)を備えるように構成されている。この特徴によって,上記ソフト・イヤーモールドの外側パーツ(アウター・パーツ,外部部材)(outer part)内に挿入されたときに上記第1のブッシング101は特に都合のよいものになる。というのは,そうでないと上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツの音響導管が上記曲がり部でまたはその近くでつぶれやすく,外耳道への挿入時にそれが生じることがあるからである。
上記音響導管は,外耳道の形状に単純に起因する曲がり部または耳介内のレシーバの配置に起因する曲がり部を備えるものであってもよく,その場合には,たとえば国際特許公開2010040351(WO-A1-2010040351)に示されているように,上記音響導管は耳介面から外耳道に向けて曲がっていることが必要とされる。
上記第1のブッシング101は,上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの上記外側パーツ200内の対応する構造内に収納できるように構成されており,これによって上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツ100は上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツ200の内部の所望位置に固定される。さらに,上記第1のブッシング101は,上記音響チューブ102に固定されない上記第1のブッシング101の端部に,レシーバまたは音響チューブを着脱自在に固定するように構成される保持手段を備えている。すなわち最初のケースでは,上記第1のブッシングは耳内レシーバ(receiver-in-the-ear)(RITE)型補聴器用に構成され,後者のケースでは上記第1のブッシングは従来の耳掛け(behind-the-ear)(BTE)型補聴器用に構成される。上記最初のケースは図9から図10を参照してさらに後述し,後者のケースは図11から図13を参照してさらに後述する。
上述したように,上記音響チューブ102は好ましくは塩化ビニル(PVC)またはポリウレタン(PUR)のような材料で製造され,上記音響導管からの音漏れを低減しつつ,イヤーモールドの外側パーツ200の音響導管内への挿入に適切な柔軟性を提供する。
上記垢ガード・ブッシング103は,交換可能な耳垢ガード104を受け入れることができるように構成されている。この交換可能な耳垢ガードは補聴器の分野においてよく知られており,たとえば上述した米国特許US-B1-6795562に記載されている。
すなわち,2つのブッシング101および103ならびに音響チューブ102を備える上記イヤーモールドの内側パーツ100は,上記イヤーモールドの対応する外側パーツ200に挿入されることで,従来の交換可能な耳垢ガード104を収納可能に使用できるソフト・カスタム・イヤーモールド300(たとえば図10参照)を提供し,これによって上記ソフト・カスタム・モールド300のクリーニングおよびメンテナンスが簡単になり,上記耳垢ガードを有するイヤーモールドの音出力口が耳垢によって詰まりにくくなるので一般には上記イヤーモールドの性能が向上するというメリットがある。
さらに,上記垢ガード・ブッシング103を収容するために上記イヤーモールドの外側パーツ200を適応することとは対照的に,第1のブッシング101を収容することできるように上記イヤーモールドの外側パーツ200を適応することがかなり容易であるというメリットがある。これは,上記第1のブッシング101がより大きいものであり,かつ上記第1のブッシング101が上記イヤーモールドの外側パーツ200の内部に完全に収容されて(上記イヤーモールドの外側パーツ200の開口部内とは対照的である),これにより上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツ200内への上記内側パーツ100の位置決めおよび固定を達成することが難しくなくなるからである。本願の開示においてこれは重要な利点を表すものであり,それは,上記ソフト・カスタム・イヤーモールドは一般に非常にシンプルな製造装置のみを用いて補聴器フィッタによってインハウス(社内)製造されるからである。さらに,上記耳垢ガード・ブッシング103は,上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの上記内側パーツ100に確実に固定され,したがって上記ソフト・カスタム・イヤーモールドから脱落しにくくなる。
他の実施態様において,上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの上記外側パーツ200は上記モールド型の外面としての外耳道型のネガ型を用いて製造され,上記音響導管の内側構造は周囲がモールドされるモールド・インサート(mold insert)を用いることによって形成される。さらなる実施態様では,上記モールド・インサートは,上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツの音響導管の所望の内側構造に対応する外側構造を有する,軟らかい中空スリーブ内に挿入することができる,硬質円筒状モールド・インサート・パーツ(hard cylindrical mold insert part)を備えている。このタイプのモールド・インサートによって,上記音響導管の柔軟性の低い内側構造,たとえば第1のブッシングにスナップ・フィットするように構成される内側構造の製造が可能になり,これによって上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツのより強固な位置決め(ポジショニング)および固定が提供される。これは,上記音響導管の内側構造の独立した形成の後に上記硬質円筒状インサート・パーツを簡便に除去することができ,上記パーツを除去した後に残る中空スリーブは非常に柔軟になり,したがって制限された柔軟性を持つ内側構造を備える音響導管の場合でも成形後に容易に上記パーツを除去することができるので,達成することができる。
図1の実施例による変形例では,プレス・フィッティング(圧入),スナップ・フィッティング(弾性はめ込み),接着,溶着(溶接),および二成分モールディング(two-component molding)の中から選択される少なくとも一つの方法を用いて,上記ブッシング101および103を上記音響チューブ102上に固定することができる。特にプレス・フィッティングおよび接着を組み合わせることが可能である。
次に図2を参照して,図2は,ソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツ100に組み立てられる前の,分離された部品(構成部材)としての第1のブッシング101,垢ガード・ブッシング103および音響チューブ102を示している。
次に図3を参照して,図3はソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツ200を示している。
次に図4から図8を参照して,図4から図8はソフト・カスタム・イヤーモールド300の外側パーツ200内にソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツ100を取り付ける(mounting)ためのツールと,上記外側パーツ200内に上記内側パーツ100を取り付ける方法の対応するステップとを示している。
はじめに図4を参照して,図4はネジ先(pointed thread)401を備える細長ツール400を示しており,上記ツール400は,上記垢ガード・ブッシング103の内面に係合されたときに,上記ソフト・カスタム・イヤーモールド200の外側パーツを通じて上記垢ガード・ブッシング103を引っ張ることができるように構成されている。上記ツールは,導管の内部にフィットするように構成され,上記導管を通ってのびて他端から突き出るのに充分な長さを備える小径の(narrow diameter)前方部分402を備えている。さらに上記ツールは,より太く(thicker)かつ操作のためのグリップを提供する後方部分403を備えている。
次に図5を参照して,図5は上記方法の第1ステップを示すもので,ここでは上記ツール400のネジ先401および前方部分402が上記外側パーツ200を通過している。
次に図6を参照して,ここでは上記ツール400に上記内側パーツ100が係合されている。
次に図7を参照して,取付けられた上記内側パーツ100を備える上記細長ツール400が,上記外側パーツ200を通して,上記第1のブッシング101が上記外側パーツ内の対応する構造(図面において見えない)に鎮座する(seated)まで引っ張り戻され,これにより上記ソフト・カスタム・イヤーモールド300が完成する。その後上記細長ツール400を最初の係合のときと反対回転方向にねじることで,上記細長ツール400が上記垢ガード・ブッシング103から取外される。上記ソフト・カスタム・イヤーモールド300は,このようにして従来の交換可能な垢ガードを用いることができる垢ガード・ブッシング103を備えるものになる。
最後に図8を参照して,図8は従来の垢ガード挿入および取外しツール500ならびに対応する垢ガード104を示している。さらなる詳細については米国特許第6795562に見ることができる。
次に図9から図10を参照して,図9から図10は,この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールド300内へのレシーバ・モジュール600の挿入を示している。
はじめに図9を参照して,図9はレシーバ・ハウジング601およびRITE補聴器の外側部分に接続するための対応する電導体(electrical conductor)602を備えるレシーバ・モジュール600を示している。上記レシーバ・ハウジング601は,上記ソフト・カスタム・イヤーモールド300の上記内側パーツ100の第1のブッシング101と係合するように構成される保持手段を備えている。
最後に図10を参照して,図10は挿入されたレシーバ・モジュール600を備えるソフト・カスタム・イヤーモールド300を示している。
次に図11から図13を参照して,図11から図13は,この発明の実施例による,ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツ800内への内側パーツ700の挿入を示している。
はじめに図11を参照して,図11はソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツ700,ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツ800および細長ツール400を示している。
上記内側パーツ700は,外部音響チューブ部701,第1のブッシング702,内部音響チューブ部703および垢ガード・ブッシング103を備え,上記第1のブッシング702は,上記第1のブッシング702が上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツ800の音響導管の内面に形成された対応する保持手段(留置手段)に係合するときに,上記外側パーツ800の内部で音響チューブ・アセンブリ700の正確かつ堅固な位置決めが得られるように構成されている。さらに,図11はカスタム・イヤーモールドの上記外側パーツ800内に上記内側パーツ700を取り付ける方法における第1のステップを示しており,ここでは細長部材400が上記外側パーツ800に通されている。
次に図12を参照して,上記細長ツール400は上記内側パーツ700の垢ガード・ブッシング103に係合される。
次に図13を参照して,上記取付けられた上記内側パーツ700を備える細長ツール400は,上記第1のブッシング702が上記外側パーツ800内の対応する構造(図面において見えない)に収納されるまで,上記外側パーツ800を通して引き戻され,これによりソフト・カスタム・イヤーモールド900が完成する。その後,上記細長ツール400は,上記細長ツール400を最初の係合のときと反対回転にねじることで,上記垢ガード・ブッシング103から取外される。このようにして,従来の交換可能な垢ガードを用いることができる垢ガード・ブッシング103を備える上記ソフト・カスタム・イヤーモールド900が提供される。
図11の実施態様によると,上記音響チューブの内部部分(703)および外部部分(701)は単一のチューブ(one single tube)であり,上記第1のブッシング702は上記音響チューブの中間部分に固定されている。図11による音響チューブの変形例では,上記音響チューブの上記内部部分(703)および外部部分(701)が2つの別個の部分であり,上記第1のブッシングの2つの端部が上記二つの音響チューブの対応する端部に接続される。
他の変形例ならびに構造および手順のバリエーションは,当業者に明らかであろう。

Claims (9)

  1. 保持手段を有する導通する導管を備えるソフト・カスタム・イヤーモールドの外側パーツを用意し,
    第1のブッシング,音響チューブおよび耳垢ガード・ブッシングを備え,上記第1のブッシングが上記音響チューブに固定され,かつ上記耳垢ガード・ブッシングの第一端が上記音響チューブの第一端に固定された,ソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツを用意し,
    上記第1のブッシング,上記耳垢ガード・ブッシングおよび上記音響チューブは,上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの内側パーツに組み立てられる前には別々の部品であり,
    上記耳垢ガード・ブッシングの第二端に係合するように構成される端部を備える細長ツールを用意し,
    上記細長ツールを上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの導管に通し,
    上記耳垢ガード・ブッシングの第二端に上記細長ツールを固定し,
    上記内側パーツが取り付けられた上記細長ツールを,上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの導管を通して,上記第1のブッシングが上記保持手段に適切に位置決めされるまで引っ張って,上記内側パーツを上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの導管に挿入し,上記耳垢ガード・ブッシングから上記細長ツールを取外す,
    耳垢ガード・ブッシングを有するソフト・カスタム・イヤーモールドを製造する方法。
  2. 上記第1のブッシングの第一端が上記内側パーツの上記音響チューブの第二端に固定される,請求項1に記載の方法。
  3. 上記第1のブッシングが上記内側パーツの上記音響チューブの中央部に固定される,請求項1に記載の方法。
  4. 第1のブッシング,音響チューブおよび耳垢ガード・ブッシングを備える内側イヤーモールド・パーツ,ならびに
    個々人の外耳道にフィットするように構成され,上記内側イヤーモールド・パーツの上記第1のブッシングに係合するように構成される保持手段を有する音響導管を備える外側イヤーモールド・パーツを備え,
    上記第1のブッシング,上記耳垢ガード・ブッシングおよび上記音響チューブが別々の部品であり,
    上記第1のブッシングが上記音響チューブの第一端上に固定され,かつ上記耳垢ガード・ブッシングが上記音響チューブの第二端上に固定されることによって,上記内側イヤーモールド・パーツが構成されており
    上記内側イヤーモールド・パーツが上記外側イヤーモールド・パーツの音響導管内に挿入されており
    上記保持手段によって,上記外側イヤーモールド・パーツの上記音響導管内における上記内側イヤーモールド・パーツの正しい位置決め規定され,これによって上記音響導管内における上記耳垢ガード・ブッシングの位置決めが提供される,
    ソフト・カスタム・イヤーモールド。
  5. 上記第1のブッシングの第二端がレシーバ・モジュールに係合するように構成されている,請求項4に記載のソフト・カスタム・イヤーモールド。
  6. 上記第1のブッシングの第二端が第2の音響チューブの第一端に係合するように構成されており,上記第2の音響チューブの第二端が耳掛け型補聴器部に接続されるように構成されている,請求項4に記載のソフト・カスタム・イヤーモールド。
  7. 上記第1のブッシングが上記音響チューブの中央部に固定されており,上記音響チューブの第二端が耳掛け型補聴器部に接続されるように構成されている,請求項4に記載のソフト・カスタム・イヤーモールド。
  8. 請求項4から7のいずれか一項に記載のソフト・カスタム・イヤーモールドを備える,補聴器。
  9. ネジ先,前方部分および後方部分を備え,音響チューブとその両端に固定された第1のブッシングおよび耳垢ガード・ブッシングから構成される内側イヤーモールド・パーツを,上記内側イヤーモールド・パーツが挿入される音響導管を備える外側イヤーモールド・パーツに挿入するための細長ツールであって,
    上記ネジ先が,耳垢ガード・ブッシングの内面に係合するときに上記細長ツールがソフト・カスタム・イヤーモールドの外側イヤーモールド・パーツの音響導管を通して上記垢ガード・ブッシングを引っ張ることができるように構成されており,
    上記前方部分が上記ソフト・カスタム・イヤーモールドの外側イヤーモールド・パーツ内の音響導管の内側にフィットするように構成された小径を有しており,かつ上記音響導管を通して他端に突き出してのびるのに充分な長さを有しており,
    上記後方部分が上記前方部分よりも大径で,かつ操作のためのグリップを提供するように構成されている,
    細長ツール。
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