JPH08195835A - 発網課金機能を有する網間接続サービス方式 - Google Patents

発網課金機能を有する網間接続サービス方式

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JPH08195835A
JPH08195835A JP373495A JP373495A JPH08195835A JP H08195835 A JPH08195835 A JP H08195835A JP 373495 A JP373495 A JP 373495A JP 373495 A JP373495 A JP 373495A JP H08195835 A JPH08195835 A JP H08195835A
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JP373495A
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忍 ▲土▼田
Shinobu Tsuchida
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】全国系交換網の収容加入者が、地域系交換網サ
ービスを受けることを可能とする発網課金機能を有する
網間接続サービス方式を提供する。 【構成】網間接続サービスを具備しない、第一の加入者
110 が収容される第一の交換網100 と、網間接続サービ
スを具備する、第二の加入者210 が収容される第二の交
換網200 を有し、第一の交換網は、第二の交換網の料金
テーブルを含む課金テーブル103 及び、第一の加入者の
料金情報を蓄積する料金情報蓄積部104 及び第一の交換
網内の交換機から料金情報を収集する料金情報収集手段
105 を有する料金センタ102 を備え、第二の交換網は、
第一の加入者に対し、網間接続サービスの提供を可能と
する課金機能および第一、第二の加入者の料金情報を蓄
積する料金情報蓄積部を有し、その料金情報を第二の交
換網内の交換機から料金センタの料金情報収集手段に転
送する料金情報転送手段を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全国系交換網の収容加
入者が、地域系交換網サービスを受けることを可能とす
る発網課金機能を有する網間接続サービス方式。
【0002】
【従来の技術】我が国においては、交換網として全国系
交換網の他に、これと異なる通信運用会社が運用する地
域系交換網が存在している。これらの交換網の網間接続
においては、地域系交換網から全国系交換網への接続は
提供されているが、全国系交換網から地域系交換網への
接続は提供されていない。
【0003】即ち、図7は従来からある網間接続サービ
スの接続方式の一例を示す図である。図7において、1
は第一の交換網として例えば全国系交換網、2は第二の
交換網として例えば他の異なる通信運用会社が運用する
地域系交換網、3(1)、3(2)は全国系交換網1と
地域系交換網2の相互間を接続する網間中継線である。
【0004】全国系交換網1に収容される各加入者15
(1)、15(2)は、全国系交換網1から付与されて
いる加入者番号SN1X(但しXは1、2、・・・)を選
択することにより、全国系交換網1内の交換機11
(1)、11(2)および局間中継線12を経由して相
互に接続可能である。
【0005】また地域系交換網2に収容される各加入者
25(1)、25(2)も、地域系交換網2から付与さ
れている加入者番号SN2Xを選択することにより、地域
系交換網2内の交換機21(1)、21(2)及び局間
中間線22を経由して相互に接続可能である。
【0006】更に、地域系交換網2の記憶部214
(1)、214(2)内に格納される課金テーブル21
5(1)、215(2)には、テーブル表として自網用
テーブルAとともに他網用テーブルBが設けられてお
り、収容加入者25(1)、25(2)に前述の網間接
続サービスを提供可能としている。
【0007】一方、全国系交換網1は、かかる網間接続
サービスを収容加入者15(1)、15(2)に提供し
ていない為、例えば全国系交換網1に収容される構内交
換機(PBX)16(1)および16(2)が地域系交
換網サービスの利用を希望する場合には、全国系交換網
1に加入している加入者線17(1)および17(2)
とは独立に、地域系交換網2に加入して地域系交換網2
との加入者線を新設して地域系交換網サービスを利用す
る以外に術は無かった。
【0008】しかし、全国系交換網1に収容される単独
加入者15(1)、15(2)が地域系交換網2に加入
し、地域系交換網サービスを利用することは、経済的に
負担が大きい。
【0009】なお、全国系交換網1に収容される加入者
15(1)、15(2)が、予め定められた地域系交換
網2に接続するために定められた事業者選択番号を選択
した後、地域系交換網2等に収容される加入者25
(1)、25(2)の加入者番号SN2X等を選択するこ
とにより、網間中継線3(1)、3(2)を経由して地
域系交換網2の収容加入者25(1)、25(2)等に
接続することは可能である。しかし、この場合は、地域
系交換網2が提供するサービスを利用することは禁止さ
れていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】かかる上記の事情から
明らかな如く、従来からある網間接続サービスにおいて
は、地域系交換網2が提供するサービスは、地域系交換
網2に収容される加入者25(1)、25(2)、26
(1)、26(2)のみが利用可能であり、全国系交換
網1に収容される加入者15(1)、15(2)、16
(1)、16(2)は、同サービスを利用出来ないとい
う問題があった。
【0011】したがって、本発明は、網間接続サービス
を具備しない第一の交換網例えば、全国系交換網に収容
される加入者にも、網間接続サービスを具備する第二の
交換網例えば、他の交換網が提供するサービスを利用可
能とする網間接続時の課金方法を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明にしたが
う発網課金機能を有する網間接続サービス方式の基本的
構成として、第一に網間接続サービスを具備しない、第
一の加入者が収容される第一の交換網と、網間接続サー
ビスを具備する、第二の加入者が収容される第二の交換
網を有する。
【0013】そして、第一の交換網は、第二の交換網の
料金テーブルを含む課金テーブル及び、第一の加入者の
料金情報を蓄積する料金情報蓄積部及び該第一の交換網
内の交換機から料金情報を収集する料金情報収集手段を
有する料金センタを備える。
【0014】第二の交換網は、該第一の加入者に対し、
網間接続サービスの提供を可能とする課金機能手段およ
び該第一、第二の加入者の料金情報を蓄積する料金情報
蓄積部を有し、該料金情報蓄積部の料金情報を該第二の
交換網内の交換機から該料金センタの該料金情報収集手
段に転送する料金情報転送手段備える。
【0015】更に、前記第一の交換網は、網間接続時に
発呼した該第一の加入者が予め定められた事業者選択番
号をダイヤルした際に、第二の交換網に接続し、事業者
選択番号と該発呼した第一の加入者の識別番号を第二の
交換網に転送する他網接続手段を備える。また、第二の
交換網は、他網接続手段から転送された発呼した第一の
加入者に対し、第二の交換網への接続を許可し、第二の
加入者へ接続可能とする他網接続許容手段と、通話終了
時、通話料金情報を第二の交換網の前記料金情報蓄積部
に蓄積させ、第一の交換網の前記料金センタの料金情報
収集手段による料金情報収集時、料金情報蓄積部に蓄積
した通話料金情報を転送する料金情報転送手段により、
料金センタの該料金情報蓄積部へ転送する手段を備え
る。
【0016】かかる構成において、他網接続手段は、発
呼した収容加入者が予め定められた事業者選択番号をダ
イヤルした場合に、第二の交換網に接続を行う。つい
で、事業者選択番号と、発呼加入者の識別番号と、発呼
加入者が事業者選択番号に続いてダイヤルした選択番号
とを第二の交換網に転送する。
【0017】課金機能手段は、第一の交換網の第一の加
入者の識別番号に基づき、通話時間を計算し、第一の交
換網の第一加入者に対応させて計算を開始する。
【0018】他網接続許容手段は、第一の交換網からの
着信呼が予め定められた事業者選択番号を転送された場
合に、この着信呼の発呼加入者に対して地域系交換網へ
の接続を許容し、続いて転送された第二の交換網から付
与されている選択番号により指定される第二の交換網の
第二の加入者へ接続可能とする。
【0019】第一の加入者の発呼に対する通話の終了時
には、公知の手順により第一の交換網の第一の加入者の
識別番号を課金元とする料金情報が、料金情報蓄積部に
蓄積される。
【0020】第一交換網の料金情報収集手段からのポー
リングに対し、あたかも第一の交換網の一交換機とし
て、第一の交換網の第一の加入者の網間料金情報を第二
の交換網の料金情報転送手段により、第二の交換網の料
金情報蓄積部に蓄積している料金情報が転送される。
【0021】これにより、第一の交換網の料金センタの
料金情報蓄積部に加入者の網間料金情報が収集される。
【0022】次に、第一の交換網の料金センタに予め登
録された、第二の交換網の課金テーブルを含む課金テー
ブルにより、網間接続の通話料金は第一の交換網側で料
金処理が可能となり、すなわち発網課金接続サービスが
可能となる。
【0023】従って、網間接続サービスを提供しない交
換網に収容される加入者も、本発明により他の交換網へ
の接続が可能となり、加入者の利便性が大幅に向上す
る。
【0024】更に上記のような構成によって、第一の交
換網の収容加入者に、第二の交換網への加入申請手続き
を行うこと無く、第二の交換網との網間接続サービスを
提供することが可能である。
【0025】更に、本発明にしたがう発網課金機能を有
する網間接続サービス方式は、前記第一の交換網の前記
料金センタに、前記第一の加入者情報を格納し、前記第
二の交換網に、前記第一の交換網に収容される前記第一
の加入者の識別番号を登録する他網登録手段と、第一の
交換網の前記料金センタに格納される前記加入者情報に
前記第一の加入者の識別番号に基づきアクセスし、且つ
アクセスにより得られた加入者情報を第二の交換網に転
送する加入者情報転送手段とを有する。
【0026】そして、前記加入者情報転送手段により転
送された加入者情報を他網登録手段に登録し蓄積し、他
網登録手段に登録された第一の交換網の加入者情報を参
照して、第一の交換網からの着信呼が前記事業者選択番
号を転送した時に、着信呼の発呼を行った第一の加入者
に対し、第二の交換網への接続を許容する。
【0027】上記の構成において、他網接続手段は、発
呼した収容加入者が予め定められた事業者選択番号をダ
イヤルした場合に、第二の交換網に接続し、事業者選択
番号と、発呼加入者の識別番号と、発呼加入者が事業者
選択番号に続いてダイヤルした第二の交換網から付与さ
れた選択番号とを、第二の交換網に転送する。
【0028】他網登録手段は、第一の交換網の加入者が
予め定められた事業者選択番号をダイヤルした場合に、
他網接続手段により第二の交換網に接続し、事業者選択
番号と、発呼加入者の識別番号と、発呼加入者が事業者
選択番号に続いてダイヤルした第二の交換網で予め定め
られた他網登録番号とを、第二の交換網に転送する。
【0029】他網接続許容手段は、第一の交換網からの
着信呼が事業者選択番号を転送された場合に、該着信呼
の発呼加入者に対して、地域系交換網への接続を許容
し、他網登録番号により他網登録手段に第一の交換網の
加入者の識別番号を登録する。
【0030】第二の交換網は、第一の交換網の収容加入
者の該識別番号により、第一の交換網の料金センタへ加
入者情報転送手段を経由してアクセスし、第一の交換網
で持っている収容加入者の加入者情報を第二の交換網側
へ予め構築する。
【0031】更に、他網接続許容手段は、第一の交換網
からの着信呼が事業者選択番号を転送された場合に、該
着信呼の発呼加入者に対して地域系交換網への接続を許
容し、続いて転送された第二の交換網から付与されてい
る選択番号により指定される第二の交換網の収容加入者
へ接続可能とする。
【0032】通話の終了時には、公知の手順により第一
の交換網の収容加入者の識別番号を課金元とする課金情
報が、課金テーブルを参照して作成され、料金情報蓄積
部に蓄積され、第二の交換網側で料金処理を行うことに
より着網課金接続サービスが可能となる。
【0033】従って、網間接続サービスを提供しない交
換網に収容される加入者も、他の交換網への接続が可能
となり、加入者の利便性が大幅に向上する。
【0034】更に本発明にしたがう、着網課金機能を有
する網間接続サービス方式は、前記第二の交換網に対応
する構成の第三の交換網を有し、第二の交換網の前記料
金情報蓄積部は、第三の交換網に対しても共通に用意さ
れるものである。
【0035】これにより、第二の交換網および第三の交
換網で着網課金サービスを提供するには、それぞれの網
に料金センタ設備が必要になるが、着網課金サービスを
提供する地域系通信事業者および間で料金センタ設備を
共用することにより、地域系通信事業者の初期設備投資
を抑制することが可能となる。
【0036】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面にしたがって
説明する。図において、同一または、類似のものには、
同一の参照番号及び記号を付して説明する。
【0037】更に、本発明のより正しい理解のために、
各実施例毎に先にその原理構成ブロック図を用いて説明
し、その後に実施例の具体的構成及び動作について説明
を行っていく。
【0038】図1は、本発明の第一の実施例の原理構成
を説明するためのブロック図である。図1において、1
00は網間接続サービスを具備しない第一の交換網であ
って、加入者110が収容されている。
【0039】更に、第一の交換網100は、第一の交換
網の料金センタ102を備える。この料金センタ102
には第二の交換網200の料金テーブルを含む課金テー
ブル103、第一の交換網100に収容される加入者1
10の料金情報を蓄積する料金情報蓄積部104を有す
る。また第一の交換網100内の交換機から料金情報を
収集する料金情報収集手段を105を有する。
【0040】一方、200は、網間接続サービスを具備
する第二の交換網である。この第二の交換網には、加入
者210が収容される。207は第一の交換網100に
収容される加入者110に対し、網間接続サービスの提
供を可能とする課金機能および第二の交換網200の収
容加入者210のための課金機能手段であり、加入者1
10および210の料金情報を蓄積する料金情報蓄積部
208を有する。
【0041】206は、料金情報蓄積部208の料金情
報を第二の交換網200内の交換機から転送する料金情
報転送手段である。更に、本発明にしたがい第一の交換
網100には、他網接続手段101を有する。
【0042】上記の構成において、他網接続手段101
は、発呼した収容加入者110が予め定められた事業者
選択番号をダイヤルした場合に、第二の交換網200に
接続を行う。ついで、事業者選択番号と、発呼加入者1
10の識別番号と、発呼加入者110が事業者選択番号
に続いてダイヤルした選択番号とを第二の交換網200
に転送する。
【0043】課金機能手段207は、第一の交換網10
0の収容加入者110の識別番号に基づき、通話時間を
計算し、第一の交換網100の加入者110に対応させ
て計算を開始する。
【0044】他網接続許容手段201は、第一の交換網
100からの着信呼が予め定められた事業者選択番号を
転送された場合に、この着信呼の発呼加入者110に対
して地域系交換網200への接続を許容し、続いて転送
された第二の交換網200から付与されている選択番号
により指定される第二の交換網200の収容加入者21
0へ接続可能とする。
【0045】収容加入者110の発呼に対する通話の終
了時には、公知の手順により第一の交換網100の収容
加入者110の識別番号を課金元とする料金情報が、料
金情報蓄積部208に蓄積される。
【0046】第一交換網100の料金情報収集手段10
5からのポーリングに対し、あたかも第一の交換網10
0の一交換機として、第一の交換網100の収容加入者
110の網間料金情報を第二の交換網200の料金情報
転送手段206により、第二の交換網200の料金情報
蓄積部208に蓄積している料金情報が転送される。
【0047】これにより、第一の交換網100の料金セ
ンタ102の料金情報蓄積部104に加入者110の網
間料金情報が収集される。
【0048】次に、第一の交換網100の料金センタ1
02に予め登録された、第二の交換網200の課金テー
ブルを含む課金テーブル103により、網間接続の通話
料金は第一の交換網100側で料金処理が可能となり、
すなわち発網課金接続サービスが可能となる。
【0049】従って、網間接続サービスを提供しない交
換網100に収容される加入者110も、本発明により
他の交換網への接続が可能となり、加入者の利便性が大
幅に向上する。
【0050】更に上記のような構成によって、第一の交
換網100の収容加入者110に、第二の交換網200
への加入申請手続きを行うこと無く、第二の交換網20
0との網間接続サービスを提供することが可能である。
【0051】図2は、上記図1に基づき説明した本発明
の第一の実施例原理ブロック図に対応する具体的構成を
示すブロック図である。
【0052】図2において、図1に示す第一の交換網1
00に対応するものとして、全国系交換網1が対応さ
れ、また図1における第二の交換網200に対応するも
のとして、地域系交換網2が対応されている。
【0053】また図1における加入者110および21
0に対応するものとして、加入者15(1)、15
(2)及び25(1)、25(2)がそれぞれ対応され
る。また図1における他網接続許容手段201は他網接
続部212(1)、212(2)により実現され、また
図1における料金情報転送手段206として情報処理部
24(1)、24(2)が設けられる。
【0054】更に、図1における課金機能207として
課金処理部213(1)、213(2)が対応され、ま
た図1における料金情報蓄積部208として記憶部21
4(1)、214(2)および料金情報蓄積部216
(1)、216(2)が対応され、また図1における他
網接続手段101として他網選択部112(1)が交換
機11(1)に、他網選択部112(2)が交換機11
(2)に設けられている。
【0055】また図1の料金センタ102として料金セ
ンタ13が対応され、また図1における課金テーブル1
03として記憶部132内に課金テーブル133が対応
され、また図1の料金情報蓄積部104として記憶部1
32内に料金情報蓄積部134が対応される。更に図1
における料金情報収集手段105として情報処理部13
1が対応されている。
【0056】全国系交換網1の料金センタ13の課金テ
ーブル133は、図1におけると同様に、全国系交換網
1に収容される自網加入者15(1)、15(2)の課
金テーブルAを登録すると共に、他網としての地域系交
換網2に収容される加入者25(1)、25(2)の課
金テーブルBも登録可能とされる。
【0057】例えば、全国系交換網1に収容される加入
者15(1)または15(2)が、地域系交換網2の収
容加入者25(1)または25(2)の選択番号SN21
またはSN22をダイヤルし、発網課金接続サービスを可
能とする為に、地域系交換網2より地域系交換網2の課
金テーブル215(1)、215(2)を全国系交換網
1に登録依頼する。
【0058】これにより、全国系交換網1に設けられた
料金センタ13に設けられている課金テーブル133
に、他網用Bとして格納される。
【0059】以後、加入者15(1)が発呼し、網間接
続用に定められている事業者選択番号(例えば、「00
1 2 」)と、地域系交換網2から付与されている選
択番号SN22をダイヤルすると、交換機11(1)が収
容する発呼加入者15(1)の加入者番号SN11を識別
し、また受信した事業者選択番号「00Z1 2 」を他
網接続用と識別すると、他網選択部112(1)を起動
する。
【0060】起動された他網選択部112(1)は、発
呼加入者15(1)を地域系交換網2に至る網間中継線
3(1)に通話路部111(1)を通して、発呼加入者
番号SN11と、事業者選択番号「00Z1 2 」と、地
域系交換網2の収容加入者25(2)の選択番号SN22
とを、網間中継線3(1)を経由して地域系交換網2に
転送する。
【0061】地域系交換網2においては、網間中継線3
(1)を収容する交換機21(1)の他網接続部212
(1)が、交換機11(1)から転送される事業者選択
番号「00Z1 2 」を受信・分析し、自網用と識別す
ると、課金処理部213(1)に、受信した発呼加入者
番号SN11および地域系交換網2の収容加入者25
(2)の選択番号SN22を転送する。
【0062】以後、交換機21(1)は、公知の手順に
より、被呼加入者番号SN22を用い、局間中継線3
(1)を交換機21(1)の通話路部211(1)およ
び局間中継線22を経由して、交換機21(2)に接続
する。その後、発呼加入者番号SN11と被呼加入者番号
SN22を交換機21(2)に転送する。
【0063】交換機21(2)の他網接続部212
(2)においては、局間中継線22を経由して転送され
る発呼加入者番号SN11と被呼加入者番号SN22を受信
・分析する。
【0064】そして、被呼加入者番号SN22が自交換機
21(2)に収容される加入者25(2)用であると識
別すると、公知の手順で被呼加入者25(2)を呼び出
し、網間中継線22と被呼加入者25(2)を通話路部
211(2)を介して接続する。
【0065】発呼加入者番号SN11と被呼加入者番号S
22との間の通話終了後は、公知の手順により、交換機
21(1)の課金処理部213(1)により記憶部21
4(1)に格納される課金テーブル215(1)を参照
して通話料金が計算され、発呼加入者15(1)を課金
元とする料金情報が料金情報蓄積部216(1)に蓄積
される。
【0066】料金情報蓄積216(1)に蓄積された発
呼加入者15(1)の料金情報は、公知の手順により、
全国系交換網1の料金センタ13に設けられた情報処理
部131からのポーリングにより、共通線信号線26
(1)を経由して情報処理部24(1)を指定され、記
憶部214(1)の料金情報蓄積部216(1)に蓄積
している他網加入者料金情報が当該ポーリングに対する
応答として転送される。
【0067】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば地域系交換網2の課金テーブル215(1)、2
15(2)を、全国系交換網1内の全ての加入者系交換
機11(1)、11(2)に追加工事する必要は無い。
予め全国系交換網1の料金センタ13のみに登録するこ
とにより、全国系交換網1に収容される加入者15
(1)は、事業者選択番号および地域系交換網2の加入
者25(2)の選択番号SN22をダイヤルすることによ
り、網間中継線3(1)、地域系交換網2を経由して被
呼加入者25(2)に接続可能となる。
【0068】更に全国系交換網1側で料金処理が可能と
なり、すなわち発網課金接続サービスが可能となる。
【0069】図3は、更に本発明の第二の実施例の原理
を説明するブロック図である。図3においては、100
は網間接続サービスを具備しない第一の交換網、110
は第一の交換網100に収容される加入者、102は第
一の交換網の料金センタ、106は第一の交換網100
に収容される加入者110の収集格納された加入者情
報、105は第一の交換網100の加入者110の加入
者情報106を転送する加入者情報転送手段である。
【0070】また、200は網間接続サービスを具備す
る第二の交換網、210は第二の交換網200に収容さ
れる加入者、207は第二の交換網200の課金機能手
段、208は料金情報蓄積部、215は第一の交換網1
00の課金テーブルを含む課金テーブル、206は第二
の交換網200の交換機に第一の交換網100の加入者
110の加入者情報を収集する加入者情報転送手段であ
る。
【0071】101は、本発明により第一の交換網10
0に設けられた他網接続手段である。209は、本実施
例により第二の交換網に設けられた他網登録手段であ
る。また、215は、課金テーブルである。
【0072】上記の構成において、他網接続手段101
は、発呼した収容加入者110が予め定められた事業者
選択番号をダイヤルした場合に、第二の交換網200に
接続し、事業者選択番号と、発呼加入者110の識別番
号と、発呼加入者110が事業者選択番号に続いてダイ
ヤルした第二の交換網200から付与された選択番号と
を、第二の交換網200に転送する。
【0073】他網登録手段209は、第一の交換網10
0の加入者110が予め定められた事業者選択番号をダ
イヤルした場合に、他網接続手段101により第二の交
換網200に接続し、事業者選択番号と、発呼加入者1
10の識別番号と、発呼加入者110が事業者選択番号
に続いてダイヤルした第二の交換網200で予め定めら
れた他網登録番号とを、第二の交換網200に転送す
る。
【0074】他網接続許容手段201は、第一の交換網
100からの着信呼が事業者選択番号を転送された場合
に、該着信呼の発呼加入者110に対して、地域系交換
網200への接続を許容し、他網登録番号により他網登
録手段209に第一の交換網100の加入者110の識
別番号を登録する。
【0075】第二の交換網200は、第一の交換網10
0の収容加入者110の該識別番号により、第一の交換
網100の料金センタ102へ加入者情報転送手段20
6、105を経由してアクセスし、第一の交換網100
で持っている収容加入者110の加入者情報を第二の交
換網200側へ予め構築する。
【0076】更に、他網接続許容手段201は、第一の
交換網100からの着信呼が事業者選択番号を転送され
た場合に、該着信呼の発呼加入者110に対して地域系
交換網200への接続を許容し、続いて転送された第二
の交換網200から付与されている選択番号により指定
される第二の交換網200の収容加入者210へ接続可
能とする。
【0077】通話の終了時には、公知の手順により第一
の交換網100の収容加入者110の識別番号を課金元
とする課金情報が、課金テーブル215を参照して作成
され、料金情報蓄積部208に蓄積され、第二の交換網
200側で料金処理を行うことにより着網課金接続サー
ビスが可能となる。
【0078】従って、網間接続サービスを提供しない交
換網に収容される加入者も、他の交換網への接続が可能
となり、加入者の利便性が大幅に向上する。
【0079】図4は、上記図3に対応する第二の実施例
の具体的構成図である。図3における第一の交換網10
0として全国系交換網1が対応され、また図3における
第二の交換網200として地域系交換網2が対応され
る。
【0080】更に、図3における加入者110および2
10として加入者15(1)、15(2)および25
(1)、25(2)がそれぞれ対応される。また図3に
おける他網接続許容手段201は他網接続部212
(1)、212(2)により実現され、また図3におけ
る加入者情報転送手段206として情報処理部24
(1)、24(2)が設けられ、課金機能手段207と
して課金処理部213(1)、213(2)が対応され
る。
【0081】また図3における料金情報蓄積部208と
して記憶部214(1)、214(2)および料金情報
蓄積部216(1)、216(2)が対応され、図3に
おける他網登録手段209は他網接続部212(1)、
212(2)および記憶部214(1)、214(2)
の加入者情報217(1)、217(2)で実現され、
また図3における課金テーブル215として記憶部21
4(1)、214(2)の課金テーブル215(1)、
215(2)が対応される。
【0082】図3における他網接続手段101として、
交換機11(1)、11(2)に設けられた他網選択部
112(1)、112(2)が対応される。また図3の
料金センタ102として料金センタ13が対応され、図
3における加入者情報106として記憶部132の加入
者情報135が対応され、更に図3の加入者情報転送手
段105として情報処理部131が対応されている。
【0083】地域系交換網2の記憶部214(1)、2
14(2)の加入者情報217(1)、217(2)
は、地域系交換網2に収容される自網加入者25
(1)、(2)の加入者情報を登録するとともに、全国
系交換網1に収容される加入者15(1)、(2)の加
入者情報も登録可能である。
【0084】例えば、全国系交換網1に収容される加入
者15(1)または15(2)が、地域系交換網2の収
容加入者25(1)または25(2)の選択番号SN21
またはSN22をダイヤルし、着網課金接続サービスを可
能とする為に、加入者15(1)または15(2)の電
話機から網間接続用に定められている事業者選択番号
(例えば、「00Z1 2 」)と他網登録番号(例え
ば、「1069」)をダイヤルした場合に、交換機11
(1)または11(2)が収容する発呼加入者15
(1)または15(2)の加入者番号SN11またはSN
12を識別する。
【0085】また受信した事業者選択番号「00Z1
2 」を他網接続用と識別すると、他網選択部112
(1)または112(2)を起動する。起動された他網
選択部112(1)または112(2)は、発呼加入者
15(1)または15(2)を地域系交換網2にいたる
網間中継線3(1)または3(2)に、通話路部111
(1)または111(2)を通して接続する。
【0086】そして、発呼加入者番号SN11またはSN
12と、他網接続用事業者選択番号「00Z1 2 」と、
他網登録番号「1069」とを、網間中継線3(1)ま
たは3(2)を経由して地域系交換網2に転送する。地
域系交換網2においては、網間中継線3(1)または3
(2)を収容する交換機21(1)または21(2)
が、交換機11(1)または11(2)から転送される
事業者選択番号「00Z 1 2 」および他網登録番号
「1069」を受信・分析し、自網用および他網登録と
識別する。
【0087】これにより、他網接続部212(1)また
は212(2)より地域系交換網2の記憶部214
(1)または214(2)に設けられている加入者情報
217(1)または217(2)の他網用に登録依頼の
有った発呼加入者の識別番号SN 11またはSN12を登録
する。他網接続部212(1)または212(2)は、
他網から登録依頼の有った識別番号SN11またはSN12
を地域系交換網2の情報処理部24(1)または24
(2)に通知する。
【0088】地域系交換網2の情報処理部24(1)ま
たは24(2)は、登録依頼の有った識別番号SN11
たはSN12をキーとして、全国系交換網1の料金センタ
13の情報処理部131に共通信号線26(1)または
26(2)を通して識別番号SN11またはSN12の加入
者の加入者情報を料金センタ13の加入者情報135か
ら入手し、地域系交換網2の記憶部214(1)または
214(2)に設けられている加入者情報217(1)
または217(2)の他網用Bに構築する。
【0089】以後、加入者15(1)が発呼し、網間接
続用に定められている事業者選択番号「00Z1 2
と、地域系交換網2から付与されている選択番号SN22
をダイヤルすると、交換機11(1)は収容する発呼加
入者15(1)の加入者番号SN11を識別し、また受信
した事業者選択番号「00Z1 2 」を他網接続用と識
別すると、他網選択部112(1)を起動する。
【0090】起動された他網選択部112(1)は、発
呼加入者15(1)を地域系交換網2に至る網間中継線
3(1)に、通話路部111(1)を介して接続し、発
呼加入者番号SN11と、他網接続用事業者選択番号「0
0Z1 2 」と、地域系交換網2の収容加入者25
(2)の選択番号SN22とを、網間中継線3(1)を経
由して地域系交換網2に転送する。
【0091】地域系交換網2においては、網間中継線3
(1)を収容する交換機21(1)の他網接続部212
(1)が、交換機11(1)から転送される事業者選択
番号00Z1 2 を受信・分析し、自網用と識別する
と、課金処理部213(1)に、受信した発呼加入者番
号SN11および地域系交換網2の収容加入者25(2)
の選択番号SN22を転送する。
【0092】以後、交換機21(1)は、公知の手順に
より、被呼加入者番号SN22を用い、局間中継線3
(1)を交換機21(1)の通話路部211(1)およ
び局間中継線22を経由して、交換機21(2)に接続
した後、発呼加入者番号SN11と被呼加入者番号SN22
を交換機21(2)に転送する。
【0093】交換機21(2)の他網接続部212
(2)においては、局間中継線22を経由して転送され
る発呼加入者番号SN11と被呼加入者番号SN22を受信
・分析し、被呼加入者番号SN22が自交換機21(2)
に収容される加入者25(2)用と識別すると公知の手
順で被呼加入者25(2)を呼び出し、網間中継線22
と被呼加入者25(2)を通話路部211(2)を介し
て接続する。
【0094】通話終了後は、公知の手順により、交換機
21(1)の課金処理部213(1)により課金テーブ
ル215(1)を参照して通話料金が計算され、発呼加
入者15(1)を課金元とする料金情報が料金情報蓄積
部216(1)に蓄積される。
【0095】料金情報蓄積部216(1)に蓄積された
発呼加入者15(1)の料金情報は、公知の手順によ
り、地域系交換網2に設けられた料金センタからのポー
リングにより全国系交換網1と同様の手順により料金セ
ンタに料金情報が収集される。
【0096】以上の説明から明らかな如く、本第二の実
施例によれば全国系交換網1の収容加入者15の加入者
情報を持っている全国系交換網1の料金センタ13か
ら、地域系交換網2が全国系交換網1の収容加入者15
からの依頼により、加入者15の加入者情報を地域系交
換網2に構築する事により、地域系交換網2側で料金処
理が可能となり、すなわち着網課金接続サービスが可能
となる。
【0097】なお、図4はあくまで本発明の一実施例に
過ぎず、着網課金接続サービスは地域系交換網2に限定
されることなく、地域系交換網2を経由して他の地域系
交換網の収容加入者とも接続可能である。
【0098】更に地域系交換網2及び他の地域系交換網
を経由して全国系交換網1の加入者とも接続可能である
等、他に幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。また、本発明の対象となる第
一の交換網100および第二の交換網200は、図示さ
れる全国系交換網1および地域系交換網2に限定されぬ
ことは言うまでも無い。
【0099】更に、図5は本発明の一実施例である第三
の実施例の原理ブロック図である。図5において、10
0は網間接続サービスを具備しない第一の交換網110
は第一の交換網100に収容される加入者である。
【0100】200は、網間接続サービスを具備する第
二の交換網、210は第二の交換網200に収容される
加入者、202は第二の交換網200の料金センタ、2
05は第二の交換網200及び第三の交換網300の交
換機からの料金情報を料金センタ202に収集する料金
情報収集手段、206は第二の交換網200の交換機の
料金情報を料金センタ202に転送する料金情報転送手
段、300は網間接続サービスを具備する第三の交換
網、310は第三の交換網300に収容される加入者、
306は第三の交換網300の交換機の料金情報を料金
センタ202に転送する料金情報転送手段である。
【0101】203は本発明により第二の交換網200
の料金センタ202に設けられた、第二の交換網20
0、第三の交換網300および網間接続を行うその他の
交換網の課金テーブルを含む課金テーブルである。20
4は本発明により第二の交換網200の料金センタ20
2に設けられた、第二の交換網200および第三の交換
網300に収容される加入者210、310および網間
接続を行うその他の交換網の加入者の料金情報蓄積部で
ある。
【0102】上記構成において、第二の交換網200お
よび第三の交換網300で着網課金サービスを提供する
には、それぞれの網に料金センタ設備が必要になるが、
着網課金サービスを提供する地域系通信事業者200お
よび300間で料金センタ設備202を共用することに
より、地域系通信事業者の初期設備投資を抑制すること
が可能となる。
【0103】図6は、図5の原理ブロック図に対応する
本発明の第三の実施例の具体的構成例である。図6にお
いては、図5における第一の交換網100として全国系
交換網1が対応され、また図5における第二の交換網2
00として地域系交換網2が対応される。
【0104】また図5における第三の交換網300とし
て地域系交換網3が対応され、また図5における加入者
110、210および310として加入者15、25お
よび35がそれぞれ対応され、また図5における料金セ
ンタ202は料金センタ23として対応される。
【0105】更に、図5における課金テーブル203は
課金テーブル233により実現され、また図5における
料金情報蓄積部204は料金情報蓄積部234で実現さ
れ、また図5における料金情報収集手段205として情
報処理部231が対応され、更に図5における料金情報
転送手段206および306として情報処理部24およ
び34がそれぞれ対応されている。
【0106】料金センタ23の課金テーブル233は、
図4におけると同様に、地域系交換網2の自網加入者2
5および全国系交換網1に収容される他網加入者15の
課金テーブルを登録すると共に、地域系交換網3に収容
される加入者35の課金テーブルも登録可能である。
【0107】例えば先の図4の説明で明らかな如く、全
国系交換網1に収容される加入者15(1)が、地域系
交換網2の収容加入者25(2)と網間接続した時の料
金情報は、着網側の交換機21(1)に蓄えられ、地域
系交換網2に設備された料金センタ23に料金情報が収
集される。
【0108】同様に、全国系交換網1に収容される加入
者15(1)が、地域系交換網3の収容加入者35
(2)と網間接続した時の料金情報は、着網側の交換機
31(1)に蓄えられる。
【0109】地域系交換網3の交換機31(1)に蓄積
された発呼加入者15(1)の料金情報は、公知の手順
により地域系交換網2の料金センタ23に設けられた情
報処理部231からのポーリングにより、共通線信号線
36(1)を経由して地域系交換網3の情報処理部34
(1)を指定してくると、地域系交換網3の交換機31
(1)に蓄積している他網加入者用料金情報を転送す
る。
【0110】以上の説明から明らかな如く、本実施例に
よれば、地域系交換網3の課金テーブルを予め地域系交
換網2の料金センタ23の課金テーブル233に登録す
ることにより、地域系交換網2の料金センタ23に収集
された料金情報により、地域系交換網2側で地域系交換
網3の料金処理も可能となり、すなわち着網課金接続サ
ービスにおける地域系交換網事業者間における料金セン
タの共用が可能となる。
【0111】なお、図6はあくまで本発明の一実施例に
過ぎず、着網課金接続サービスは、全国系交換網1と地
域系交換網2間および全国系交換網1と地域系交換網3
間に限定されることなく、全国系交換網1の呼は地域系
交換網2を経由して地域系交換網3の収容加入者とも接
続可能である。
【0112】更に地域系交換網2および地域系交換網3
を経由して全国系交換網1の加入者とも接続可能である
等、他の幾多の変形が考慮されるが、何れの場合にも本
発明の効果は変わらない。また、本発明の対象となる第
一の交換網100および第二の交換網200は、図示さ
れる全国系交換網1および地域系交換網2に限定されぬ
ことは言うまでも無い。
【0113】なお、上記各実施例の説明において示され
た図は、あくまで本発明の一実施例に過ぎず、発網課金
接続サービス又は着網課金サービスは地域系交換網2に
限定されることなく、地域系交換網2を経由して他の地
域系交換網の収容加入者とも接続可能であり、更に地域
系交換網2および他の地域系交換網を経由して全国系交
換網1の加入者とも接続可能である。
【0114】したがって、他に幾多の変形が考慮される
が、何れの場合にも本発明の効果は変わらない。また、
本発明の対象となる第一の交換網100および第二の交
換網200は、図示される全国系交換網1および地域系
交換網2に限定されぬことは言うまでも無い。
【0115】
【発明の効果】以上実施例にしたがい説明したように本
発明によれば、網間接続サービスを提供しない交換網に
収容される加入者も、他の交換網への接続が可能とな
る。これにより、加入者の利便性が大幅に向上すると共
に、網間接続のための地域系交換網側の工事負担費・維
持費が削減され、網間接続の実現性が増す。
【0116】更に、本発明によれば、地域系交換網事業
者間で料金センタ設備を共用する事により、地域系交換
網事業者の初期設備投資を抑制することが可能となり、
網間接続の実現性が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例原理ブロック図である。
【図2】本発明の第一の実施例の具体的構成を示す図で
ある。
【図3】本発明の第二の実施例原理ブロック図である。
【図4】本発明の第二の実施例の具体的構成を示す図で
ある。
【図5】本発明の第三の実施例原理ブロック図である。
【図6】本発明の第三の実施例の具体的構成を示す図で
ある。
【図7】従来の網間接続サービスの構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
100 第一の交換網 200 第二の交換網 110、15(1)、15(2) 第一の交換網に収容
される加入者 210、25(1)、25(2) 第二の交換網に収容
される加入者 101 他網接続手段 201 他網接続許容手段 102 料金センタ 103 課金テーブル 104 料金情報蓄積部 105 料金情報収集手段 206 料金情報転送手段 207 課金機能手段 208 料金情報蓄積部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網間接続サービスを具備しない、第一の加
    入者が収容される第一の交換網と、網間接続サービスを
    具備する、第二の加入者が収容される第二の交換網を有
    し、 該第一の交換網は、該第二の交換網の料金テーブルを含
    む課金テーブル及び、該第一の加入者の料金情報を蓄積
    する料金情報蓄積部及び該第一の交換網内の交換機から
    料金情報を収集する料金情報収集手段を有する料金セン
    タを備え、 該第二の交換網は、該第一の加入者に対し、網間接続サ
    ービスの提供を可能とする課金機能および該第一、第二
    の加入者の料金情報を蓄積する料金情報蓄積部を有し、
    該料金情報蓄積部の料金情報を該第二の交換網内の交換
    機から該料金センタの該料金情報収集手段に転送する料
    金情報転送手段を備えることを特徴とする発網課金機能
    を有する網間接続サービス方式。
  2. 【請求項2】請求項1において、更に、 該第一の交換網は、網間接続時に発呼した該第一の加入
    者が予め定められた事業者選択番号をダイヤルした際
    に、該第二の交換網に接続し、該事業者選択番号と該発
    呼した該第一の加入者の識別番号を該第二の交換網に転
    送する他網接続手段を備え、 該第二の交換網は、該他網接続手段から転送された該発
    呼した該第一の加入者に対し、該第二の交換網への接続
    を許可し、該第二の加入者へ接続可能とする他網接続許
    容手段と、通話終了時、通話料金情報を該第二の交換網
    の前記料金情報蓄積部に蓄積させ、該第一の交換網の前
    記料金センタの料金情報収集手段による料金情報収集
    時、該料金情報蓄積部に蓄積した通話料金情報を転送す
    る料金情報転送手段により、該料金センタの該料金情報
    蓄積部へ転送する手段を備えることを特徴とする発網課
    金機能を有する網間接続サービス方式。
  3. 【請求項3】請求項2において、更に、 前記第一の交換網の前記料金センタに、前記第一の加入
    者情報を格納し、 前記第二の交換網に、前記第一の交換網に収容される前
    記第一の加入者の識別番号を登録する他網登録手段と、
    該第一の交換網の前記料金センタに格納される前記加入
    者情報に前記第一の加入者の識別番号に基づきアクセス
    し、且つアクセスにより得られた該加入者情報を該第二
    の交換網に転送する加入者情報転送手段とを有し、 該加入者情報転送手段により転送された加入者情報を該
    他網登録手段に登録し蓄積し、該他網登録手段に登録さ
    れた該第一の交換網の加入者情報を参照して、該第一の
    交換網からの着信呼が前記事業者選択番号を転送した時
    に、該着信呼の発呼を行った第一の加入者に対し、該第
    二の交換網への接続を許容するようしたことを特徴とす
    る着網課金機能を有する網間接続サービス方式。
  4. 【請求項4】請求項3において、 更に、前記第二の交換網に対応する構成の第三の交換網
    を有し、 該第二の交換網の前記料金情報蓄積部は、該第三の交換
    網に対しても共通に用意されたものであることを特徴と
    する着網課金機能を有する網間接続サービス方式。
  5. 【請求項5】請求項1乃至4において、 前記第一の交換網は、全国系交換網であり、前記第二及
    び第三の交換網は、地域系交換網であることを特徴とす
    る発網課金機能又は着網課金機能を有する網間接続サー
    ビス方式。
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