JPH08195646A - 弾性表面波素子と弾性表面波装置及びこれを用いた通信システム - Google Patents

弾性表面波素子と弾性表面波装置及びこれを用いた通信システム

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JPH08195646A
JPH08195646A JP580995A JP580995A JPH08195646A JP H08195646 A JPH08195646 A JP H08195646A JP 580995 A JP580995 A JP 580995A JP 580995 A JP580995 A JP 580995A JP H08195646 A JPH08195646 A JP H08195646A
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JP
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surface acoustic
acoustic wave
wave device
comb
absorber
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JP580995A
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English (en)
Inventor
Akihiro Koyama
晃広 小山
Akira Torisawa
章 鳥沢
Kouichi Egara
光一 江柄
Takahiro Hachisu
高弘 蜂巣
Tadashi Eguchi
正 江口
Akane Yokota
あかね 横田
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 素子製造プロセスの工程数を増やさずに、ア
ブソーバが櫛形入力電極にはみ出すことによる生産上の
歩留り低下を防止する。 【構成】 圧電基板1上に第1及び第2の弾性表面波を
励振する2つの櫛形入力電極2,3と、非線形効果によ
り生ずる2つの弾性表面波のコンボリューションを電気
信号として取り出す出力電極4,5と、上記圧電基板の
長手方向端部と上記櫛形入力電極との間に不要弾性表面
波を吸収するアブソーバ6,7とを有する弾性表面波素
子又は弾性表面波装置において、圧電基板上のアブソー
バと櫛形入力電極との間に金属パタン11,12が形成
された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、弾性表面波素子を用い
て、2つの入力信号のコンボリューション出力を電気信
号として取り出す弾性表面波コンボルバの入出力電極に
それぞれ整合素子及び不要波除去のためのフィルタ等の
外部回路を接続した弾性表面波装置、及びそれを用いた
通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】弾性表面波(SAW:Surface Acoustic
Wave)素子は、電気信号を一度固体表面を伝播する表
面波に変換し、再び電気信号に変換して取り出す電子部
品である。かかる弾性表面波を用いて2つの入力信号の
コンボリューション(回旋)出力を電気信号として取り
出す弾性表面波コンボルバを用いた弾性表面波装置は近
年その重要性が増大しつつあり、盛んに研究されてい
る。
【0003】図12はこのような従来の弾性表面波装置
を示す概略斜視図であり、図13はその概略平面図であ
る。図において、1はYカット(Z伝搬)ニオブ酸リチ
ウム(LiNbO3)、タンタル酸リチウム(LiNb
O3)、水晶等の圧電性基板、2,3は圧電基板1の表
面上に形成された櫛形入力電極、4は圧電基板1の表面
上に形成した出力電極、5は圧電基板1の裏面に設けら
れた出力電極4の対向電極、6,7は不要な弾性表面波
を吸収するアブソーバ、8,9は櫛形入力電極2,3へ
高周波信号の整合をとる整合素子や所定の周波数を通す
バンドパスフィルタ等の入力側外部回路、10は出力電
極4と対向電極5からの高周波信号を出力に向けて整合
をとる整合素子やバンドパスフィルタ等の出力側外部回
路、である。
【0004】これらの入出力電極2〜5はアルミニウム
等の導電性材料からなり、通常フォトリソグラフィー技
術を用いて圧電基板1の表面上に直接形成される。ま
た、圧電基板1は圧電物質そのもので形成されたものや
非圧電物質上に圧電物質を形成したものであっても良
い。入力電極2,3は櫛形形状の金属電極が対向して配
置されており、対向している電極間に電気信号を印加す
ることにより圧電基板表面がひずむ(電歪効果)ことを
利用している。
【0005】このような構成の弾性表面波コンボルバに
おいて、櫛形入力電極2に搬送周波数ωの電気信号を入
力すると、基板の圧電効果により弾性表面波が励振され
る。同様にして、櫛形入力電極3に搬送周波数ωの電気
信号を入力すると弾性表面波が励振される。
【0006】これら2つの弾性表面波は、出力電極4が
導波路として作用し、出力電極内に閉じ込められながら
圧電基板1上をお互い逆方向に伝搬する。
【0007】この2つの弾性表面波が出力電極4上で重
なり合うと、圧電基板1の物理的非線形効果により、こ
れら2つの弾性表面波のコンボリューション(周波数2
ω)が生ずる。このようにして生じたコンボリューショ
ンは出力電極4及び対向電極5により電気信号として取
り出される。
【0008】このようなコンボリューションのメカニズ
ムは、例えば『柴山,“弾性表面波の応用”,テレビジ
ョン,30,457(1976)』等に詳述されてい
る。
【0009】各櫛形入力電極2,3はそれぞれ双方向に
弾性表面波を励振するという特性をもっているが、構成
上発生した入力弾性表面波としてはそれらの片側(出力
電極側)への伝播のみを用いる。一方、出力電極側とは
反対の方向に励振される弾性表面波は、圧電基板の両端
面で反射して出力電極側に伝搬し、出力信号成分に悪影
響を及ぼすため、通常は図12,13に示す様に基板端
部にアブソーバ6,7を設け、上記出力電極側とは反対
の方向に伝搬する弾性表面波を減衰させ吸収するように
する。上記アブソーバには通常シリコン系樹脂等が用い
られる。
【0010】ここで、生産ラインにおいて該アブソーバ
を該基板上に形成する際には塗布等の方法を用いるが、
該アブソーバが粘性の高い液体であるために若干の広が
りを生じ、上記櫛形入力電極上に該アブソーバがはみ出
して生産での歩留りを低下させることがある。
【0011】これを解決する手段としては例えば特公昭
57−45363号公報に記載されている様に該櫛形入
力電極と該アブソーバとの間に突壁を設けて該アブソー
バの該櫛形入力電極へのはみ出しを防止する方法があ
る。
【0012】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例においては、突壁を感光性樹脂等の感光性材を
用いてフォトリソグラフィー技術により形成するため、
通常の素子製造プロセスに突壁を作成するための工程を
余分に付け加えなければならず、工程の複雑化、そのた
めの歩留りの低下を引き起こしていた。
【0013】また、該アブソーバ方向に励振される不要
な弾性表面波の一部が突壁部分で反射して出力電極側に
伝搬してしまい、出力信号に悪影響を及ぼすという問題
があった。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、素子製
造プロセスの工程数を増やさずに、アブソーバが櫛形入
力電極にはみ出すことによる生産上の歩留り低下を防止
する弾性表面波装置を提供することにある。
【0015】上記目的を達成するために、圧電基板上に
第1及び第2の弾性表面波を励振する2つの櫛形入力電
極と、この2つの櫛形入力電極間に挟まれた出力電極
と、上記圧電基板の長手方向両端部と上記2つの櫛形入
力電極との間に不要弾性表面波を吸収するアブソーバと
を有する弾性表面波素子において、圧電基板上のアブソ
ーバと櫛形入力電極との間に入力電極と同時に形成され
た金属パタンを備えたことを特徴とする。
【0016】また、圧電基板上に第1及び第2の弾性表
面波を励振する2つの櫛形入力電極と、非線形効果によ
り生ずる2つの弾性表面波のコンボリューションを電気
信号として取り出す出力電極、及び該圧電基板長手方向
端部と該櫛形入力電極との間に不要弾性表面波を吸収す
るアブソーバを有し、かつ該入出力電極の各端子に整合
素子及びフィルタ等の外部回路が接続されて成る弾性表
面波装置において、上記圧電基板上の該アブソーバと該
櫛形入力電極との間に、該弾性表面波装置の製造プロセ
ス工程において該入出力電極と同時に形成が可能な金属
パタンを設けることにより達成される。
【0017】本発明の上記手段によれば、上記アブソー
バの該櫛形入力電極へのはみ出しを防止するための上記
金属パタンを該弾性表面波装置の製造プロセス工程にお
いて該入出力電極と同時に形成することができるので、
プロセス工程を増やすことがなく、素子製造上での歩留
りの向上化が図れる。
【0018】また、該金属パタンの突壁部分での弾性表
面波の反射はほとんどないので、該アブソーバ方向に励
振される不要な弾性表面波はそのほとんどが該アブソー
バに到達し減衰するために、出力信号に悪影響を及ぼす
ことがない。
【0019】また、上記弾性表面波装置によるコンボル
バを通信システムに利用して、そのコンボリューション
特性の良い同期信号を確保する手段に供している。
【0020】
【実施例】
〔第1実施例〕以下、本発明の実施例について説明す
る。
【0021】図1は本発明における弾性表面波装置の第
1の実施例を示す概略斜視図であり、図2はその概略平
面図である。図において、1はYカット(Z伝搬)ニオ
ブ酸リチウム等の圧電性基板、2,3は圧電基板1の表
面上に形成された櫛形入力電極、4は圧電基板1の表面
上に形成した出力電極、5は圧電基板1の裏面に設けら
れた対向電極、6,7は不要な弾性表面波を吸収するア
ブソーバ、8,9は整合素子やバンドパスフィルタ等の
入力側外部回路、10は整合素子やバンドパスフィルタ
等の出力側外部回路、11,12は金属パタン、であ
る。
【0022】本実施例においては、図1,2に示すよう
に、上記圧電基板1上の該アブソーバ6,7と該櫛形入
力電極2,3との間に上記基板長手方向に対し垂直に金
属パタン11,12がライン状に形成され、かつ該入出
力電極にそれぞれ整合素子及び不要波除去のためのフィ
ルタ等の外部回路8,9,10が接続され形成されてい
る。
【0023】上記入出力電極2〜5及び上記金属パタン
11,12は、アルミニウムや金等の導電性材料からな
り、通常フォトリソグラフィー技術を用いて圧電基板1
の表面上に直接ほぼ同一行程上で形成される。
【0024】該弾性表面波装置の生産ラインにおいて、
該アブソーバを該圧電基板1上に形成する際に、該アブ
ソーバ6,7が粘性の高い液体であるために若干の広が
りを生じるが、上記アブソーバ6,7と上記櫛形入力電
極2,3の間には、金属パタン11,12が設けられて
いるため、該アブソーバ6,7の該櫛形入力電極2,3
へのはみ出しを抑制することができる。
【0025】かつ、該金属パタン11,12は該弾性表
面波装置の製造プロセス工程において該入出力電極2〜
4と同時に形成することができるのでプロセス工程を増
やすことがなく、素子製造上での歩留りの向上化が図れ
る。
【0026】また該金属パタン11,12の突壁部分で
の弾性表面波の反射はほとんどなく、弾性表面波の伝搬
に影響を与えないので、該アブソーバ6,7方向に励振
される不要な弾性表面波はそのほとんどが該アブソーバ
に到達し吸収するために、出力信号に悪影響を及ぼすこ
とがない。
【0027】なお、本実施例においては該圧電基板1の
長手方向に垂直に金属パタン11,12を形成した例を
示したが、必ずしも該基板長手方向に対して垂直に設け
る必要はなく、図3に示す様に該基板長手方向に対し、
垂直よりもわずかに傾斜した任意の角度をもって金属パ
タン11,12を形成して設置されていても、あるいは
図4に示すように該櫛形入力電極に向かって略“く”の
字形状に拡がるように金属パタン11,12を形成され
ていても、また曲線状であっても、該アブソーバの該櫛
形入力電極へのはみ出しを抑制しうるように形成されて
いればよい。
【0028】また、本実施例において、上記金属パタン
11,12を接地してもよい。
【0029】また、本実施例においては、上記圧電基板
1の上記出力電極4が形成されている面の裏面に上記出
力電極に対向する対向電極5を有している構造のものを
示したが、図5に示す様に上記圧電基板1の上記出力電
極4が形成されている面上で、上記出力電極の片側もし
くは両側に該出力電極に対向する対向電極5を有するよ
うな構造にしてもよい。
【0030】また、本実施例においては上記出力電極の
4カ所よりコンボリューション出力を取り出す構造のも
のを示したが、これ以外の複数箇所また1カ所から出力
を取り出す構造のものでもよい。
【0031】また、本実施例においてはエラスティック
コンボルバを用いた例を示したが、AEコンボルバ等他
のコンボルバを用いてもよい。
【0032】また、本実施例においては、入力電極とし
て正規型の櫛形電極を用いた例を示したが、該櫛形入力
電極が上記出力電極に対して弾性表面波を収束させるよ
うな形状を有していてもよい。 〔第2実施例〕図6は本発明における弾性表面波装置の
第2の実施例を示す概略斜視図であり、図7はその概略
平面図である。本図において、上記図1,2における部
材と同様の部材には同一の符号がつけられ、詳細な説明
は上記によっている。
【0033】本実施例においては、図6に示すように、
上記圧電基板1上の上記金属パタン11,12の形状が
上記アブソーバ6,7を囲うように長方形状に形成さ
れ、かつ該入出力電極2〜5にそれぞれ整合素子及び不
要波除去のためのフィルタ等の外部回路8,9,10が
接続され形成されている。
【0034】この様な構造を持つ弾性表面波コンボルバ
を用いた装置においても、第1実施例と同様に、上記ア
ブソーバ6,7と上記櫛形入力電極2,3の間には金属
パタン11,12が設けられているため、該アブソーバ
6,7の該櫛形入力電極2,3へのはみ出しを抑制する
ことができ、かつ、該金属パタン11,12は該弾性表
面波装置の製造プロセス工程において該入出力電極2,
3と同時に形成することができるので、プロセス工程を
増やすことがなく、素子製造上での歩留りの向上化が図
れる。
【0035】さらに、本実施例においては前記金属パタ
ン11,12が該アブソーバ6,7を囲うように長方形
状に形成されており、該アブソーバ6,7は該金属パタ
ン11,12の形状内におさまるため、生産ラインにお
いて該アブソーバ6,7を基板1上に形成する際にその
位置決めの制御が容易になる。
【0036】なお、本実施例においては該金属パタン1
1,12を該アブソーバ6,7を囲うように長方形状に
形成した例を示したが、必ずしも長方形状である必要は
なく、他の形状、例えば多角形状または円状、楕円状で
あっても、該アブソーバの該櫛形入力電極へのはみ出し
を抑制し、かつ該アブソーバの位置決めが容易になるよ
うな形状であればよい。
【0037】また、本実施例において、上記金属パタン
11,12を接地してもよい。
【0038】また、本実施例においては上記圧電基板1
の上記出力電極4が形成されている面の裏面に上記出力
電極に対向する対向電極5を有している構造のものを示
したが、上記圧電基板1の上記出力電極4が形成されて
いる面上で、上記出力電極の片側もしくは両側に該出力
電極に対向する対向電極を有するような構造にしてもよ
い。
【0039】また、本実施例においては上記出力電極の
4カ所よりコンボリューション出力を取り出す構造のも
のを示したが、これ以外の複数箇所または1カ所から出
力を取り出す構造のものでもよい。
【0040】また、本実施例においてはエラルティック
コンボルバを用いた例を示したが、AEコンボルバ等他
のコンボルバを用いてもよい。
【0041】また、本実施例においては入力電極として
正規型の櫛形電極を用いた例を示したが、該櫛形入力電
極が上記出力電極に対して弾性表面波を収束させるよう
な形状を有していてもよい。 〔第3実施例〕図8は本発明による弾性表面波装置の第
3の実施例を示す概略平面図である。本図において、上
記図1,2における部材と同様の部材には同一の符号を
記し、詳細な説明は省略する。
【0042】本実施例においては図8に示すように、上
記圧電基板1上の上記金属パタン11,12の形状が上
記アブソーバ6,7を囲うように長方形状に形成され、
さらに前記金属パタン11,12と上記櫛形入力電極
2,3との間に、金属パタン13,14が略“く”の字
状に1つないし複数本上記櫛形入力電極2,3を囲むよ
うに設けられ、かつ該入出力電極2,3にそれぞれ整合
素子及び不要波除去のためのフィルタ等の外部回路8,
9,10が接続され形成されている。
【0043】この様な構造を持つ弾性表面波コンボルバ
を用いた装置においても、第1実施例と同様に、上記ア
ブソーバ6,7と上記櫛形入力電極2,3の間には、金
属パタン11,12が設けられているため、該アブソー
バの該櫛形入力電極2,3へのはみ出しを抑制すること
ができ、かつ、該金属パタン11〜14は該弾性表面波
装置の製造プロセス工程において該入出力電極2〜4と
同時に形成することができるのでプロセス工程を増やす
ことがなく、素子製造上での歩留りの向上化が図れる。
【0044】さらに本実施例においては前記金属パタン
11,12と前記櫛形入力電極2,3との間に前記金属
パタン11,12とは別個の金属パタン13,14が上
記櫛形入力電極に対して略“く”の字状に開くように、
1つないし複数設けられているので、周囲温度または該
アブソーバ6,7が吸収した弾性表面波のエネルギーに
より該アブソーバ6,7の一部が溶解し、液滴状に分散
して広がる様な場合においても、その液滴は前記略
“く”の字状の金属パタン13,14の形状に添って広
がるため、上記櫛形入力電極へのはみ出しを抑制でき
る。
【0045】なお、本実施例においては該アブソーバ
6,7を囲う該金属パタン11,12を長方形状に形成
した例を示したが、必ずしも長方形状である必要はな
く、他の形状、例えば多角形状または円状、楕円状であ
っても、該アブソーバ6,7の該櫛形入力電極2,3へ
のはみ出しを抑制し、かつ該アブソーバ6,7の位置決
めが容易になるような形状であればよい。
【0046】また、本実施例においては、アブソーバ
6,7を囲う該金属パタン11,12とは別個の金属パ
タン13,14が上記櫛形入力電極に対して略“く”の
字状に開くように、1つないし複数設けられている例を
示したが、必ずしも略“く”の字形状に設ける必要はな
く、例えば円弧状、楕円弧状であっても、該アブソーバ
の該櫛形入力電極へのはみ出しを抑制しうるような形状
であればよい。
【0047】また、本実施例において、上記金属パタン
11〜14を接地してもよい。
【0048】また、本実施例においては上記圧電基板の
上記出力電極が形成されている面の裏面に上記出力電極
に対向する電極を有している構造のものを示したが、上
記圧電基板の上記出力電極が形成されている面上で、上
記出力電極の片側もしくは両側に該出力電極に対向する
電極を有するような構造にしてもよい。
【0049】また、本実施例においては上記出力電極4
の4カ所よりコンボリューション出力を取り出す構造の
ものを示したが、これ以外の複数箇所または1カ所から
出力を取り出す構造のものでもよい。
【0050】また、本実施例においては、エラスティッ
クコンボルバを用いた例を示したが、AEコンボルバ等
他のコンボルバを用いてもよい。
【0051】また、本実施例においては、入力電極とし
て正規型の櫛形電極を用いた例を示したが、該櫛形入力
電極が上記出力電極に対して弾性表面波を収束させるよ
うな形状を有していてもよい。 〔第4実施例〕図9は、以上説明したような弾性表面波
装置を用いた通信システムの一例を示すブロック図であ
る。図において、40は送信機を示す。この送信機は送
信すべき信号を拡散符号を用いてスペクトラム拡散変調
し、アンテナ401より送信する。送信された信号は、
受信機41で受信され復調される。受信機41は、アン
テナ411、高周波信号処理部412、同期回路41
3、符号発生器414、拡散復調回路415、復調回路
416より構成される。アンテナ411において受信さ
れた受信信号は、高周波信号処理部412にて適当にフ
ィルタリング及び増幅され、送信周波数帯信号のまま、
もしくは適当な中間周波数帯信号に変換され出力され
る。該出力信号は同期回路413に入力される。
【0052】同期回路413は、本発明の実施例に記載
した弾性表面波装置4131と符号発生器414より入
力される参照用拡散符号を変調する変調回路4132
と、弾性表面波装置4131から出力された信号を処理
し送信信号に対する拡散符号同期信号及びクロック同期
信号を符号発生器414に出力する信号処理回路413
3からなる。弾性表面波装置4131には高周波信号処
理部412からの出力信号と変調回路4132からの出
力信号が入力され、2つの入力信号のコンボリューショ
ン演算が行われる。ここで符号発生器414より変調回
路4132に入力される参照用拡散符号が送信側から送
信される拡散符号を時間反転させた符号とすると、弾性
表面波装置4131では、受信信号に含まれる同期専用
拡散符号成分と参照用拡散符号とが、弾性表面波装置4
131の導波路上にて一致した時に相関ピークが出力さ
れる。この弾性表面波装置4131に上述の弾性表面波
素子又は弾性表面波装置を用いることで、アブソーバの
はみ出しのない量産行程による特性的に揃ったものを適
用できるので、相関ピークのレベルをもほぼ一定のレベ
ルで確保され、復調回路の出力にも一定レベルのS/N
信号が得られる。
【0053】信号処理回路4133では、弾性表面波装
置4131より入力される信号から、相関ピークを検出
し、参照用拡散符号の符号開始から相関ピーク出力まで
の時間から、符号同期のずれ量を割り出し、符号同期信
号及びクロック信号が符号発生器414に出力される。
同期確立後、符号発生器414は送信側の拡散符号に対
しクロック及び拡散符号位相が一致した拡散符号を発生
する。この拡散符号は拡散復調回路415に入力され、
拡散変調される前の信号が復元される。拡散復調回路4
15から出力される信号は、いわゆる周波数変調、位相
変調などの一般に使用されている変調方式により変調さ
れている信号なので、同業者が周知の復調回路416に
より、データ復調がなされる。 〔第5実施例〕図10、図11は、以上説明したような
弾性表面波装置を用いた通信システムの送信機及び受信
機の一例を示すブロック図である。図10において、5
01は直列に入力されるデータをn個の並列データに変
換する直並列変換器、502−1〜nは並列化された各
データと拡散符号発生器から出力されるn個の拡散符号
とを乗算する乗算器群、503はn個のそれぞれ異なる
拡散符号と同期専用の拡散符号を発生する拡散符号発生
器、504は拡散符号発生器503から出力される同期
専用拡散符号と乗算器群502−1〜nのn個の出力を
加算する加算器、505は加算器504の出力を送信周
波数信号に変換するための高周波段、506は送信アン
テナである。
【0054】また、図11において、601は受信アン
テナ、602は高周波信号処理部、603は送信側の拡
散符号とクロックに対する同期を捕捉し維持する同期回
路、604は同期回路603より入力される符号同期信
号及びクロック信号により、送信側の拡散符号群と同一
のn+1個の拡散符号及び参照用拡散符号を発生する拡
散符号発生器、605は拡散符号発生器604より出力
されるキャリア再生用拡散符号と高周波信号処理部60
2の出力から搬送波信号を再生するキャリア再生回路、
606はキャリア再生回路605の出力と高周波信号処
理部602の出力と拡散符号発生器604の出力である
n個の拡散符号を用いてベースバンドで復調を行うベー
スバンド復調回路、607はベースバンド復調回路60
6の出力であるn個の並列復調データを並直列変換する
並直列変換器である。
【0055】上記構成において、送信側ではまず入力さ
れたデータが直並列変換器501によって符号分割多重
数に等しいn個の並列データに変換される。一方、拡散
符号発生器503はn+1個の符号周期が同一でそれぞ
れ異なる拡散符号PN0〜PNnを発生している。この
うちPN0は同期及びキャリア再生専用であり前記並列
データによって変調されず、直接加算器504に入力さ
れる。残りのn個の拡散符号は乗算器群502−1〜n
にてn個の並列データにより変調され加算器504に入
力される。加算器504は入力されたn+1個の信号を
線形に加算し高周波段505に加算されたベースバンド
信号を出力する。該ベースバンド信号は続いて高周波段
505にて適当な中心周波数を持つ高周波信号に変換さ
れ、送信アンテナ506より送信される。
【0056】受信側では、受信アンテナ601で受信さ
れた信号は高周波信号処理部602にて適当にフィルタ
リング及び増幅され、送信周波数帯信号のまま若しくは
適当な中間周波数帯信号に変換され出力される。該出力
信号は同期回路603に入力される。同期回路603は
本発明の実施例に記載の弾性表面波装置6031と符号
発生器604より入力される参照用拡散符号を変調する
変調回路6032と弾性表面波装置6031から出力さ
れた信号を処理し、送信信号に対する拡散符号同期信号
及びクロック同期信号を拡散符号発生器604に出力す
る信号処理回路6033からなる。
【0057】弾性表面波装置6031には高周波信号処
理部602からの出力信号と変調回路6032からの出
力信号が入力され、2つの入力信号のコンボリューショ
ン演算が行われる。ここで符号発生器604より変調回
路6032に入力される参照用拡散符号が送信側から送
信される同期専用拡散符号を時間反転させた符号とする
と、弾性表面波装置6031では、受信信号に含まれる
同期専用拡散符号成分と参照用拡散符号とが、弾性表面
波装置6031の導波路上にて一致した時に相関ピーク
が出力される。この弾性表面波装置6031に上述の弾
性表面波素子又は弾性表面波装置を用いることで、アブ
ソーバのはみ出しのない量産行程による特性的に揃った
ものを適用できるので、相関ピークのレベルをもほぼ一
定のレベルで確保され、デジタルデータの復調に適する
ものである。
【0058】信号処理回路6033では、弾性表面波装
置6031より入力される信号から、相関ピークを検出
し、参照用拡散符号の符号開始から相関ピーク出力まで
の時間から、符号同期のずれ量を割り出し、符号同期信
号及びクロック信号が拡散符号発生器604に出力され
る。同期確立後、拡散符号発生器604は送信側の拡散
符号群に対しクロック及び拡散符号位相が一致した拡散
符号群を発生する。これらの符号群のうち同期専用の拡
散符号PN0はキャリア再生回路605に入力される。
【0059】キャリア再生回路605では同期専用拡散
符号PN0により高周波信号処理部602の出力である
送信周波数帯若しくは中間周波数帯に変換された受信信
号を逆拡散し送信周波数帯若しくは中間周波数帯の搬送
波を再生する。キャリア再生回路605の構成は、たと
えば位相ロックループを利用した回路が用いられる。受
信信号と同期専用拡散符号PN0は乗算器にて乗算され
る。同期確立後は受信信号中の同期専用拡散符号と参照
用の同期専用拡散符号のクロック及び符号位相は一致し
ており、送信側の同期専用拡散符号はデータで変調され
ていないため、乗算器で逆拡散され、その出力には搬送
波の成分が現れる。該出力は続いて帯域通過フィルタに
入力され搬送波成分のみが取り出され出力される。
【0060】該出力は次に位相検出器、ループ・フィル
タ及び電圧制御発振器にて構成されるよく知られた位相
ロックループに入力され、電圧制御発振器より帯域通過
フィルタより出力される搬送波成分に位相のロックした
信号が再生搬送波として出力される。再生された搬送波
はベースバンド復調回路606に入力される。ベースバ
ンド復調回路606では該再生搬送波と高周波信号処理
部602の出力よりベースバンド信号が生成される。該
ベースバンド信号はn個に分配され拡散符号発生器60
4の出力である拡散符号群PN1〜PNnにより各符号
分割チャネル毎に逆拡散され、続いてデータ復調がなさ
れる。復調されたn個の並列復調データは並直列変換器
607にて直列データに変換され出力される。
【0061】本実施例は2値変調の場合について説明し
たが、直交変調など、他の変調方式でも、当該コンボリ
ューションの機能を用いる回路に本発明の弾性表面装置
を適用するのは勿論である。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、圧
電基板上に第1及び第2の弾性表面波を励振する2つの
櫛形入力電極と、非線形効果により生ずる2つの弾性表
面波のコンボリューションを電気信号として取り出す出
力電極、及び該圧電基板長手方向端部と該櫛形入力電極
との間に不要弾性表面波を吸収するアブソーバを有し、
かつ該入出力電極の各端子に整合素子及びフィルタが接
続されて成る弾性表面波素子及び弾性表面波装置におい
て、上記圧電基板上の該アブソーバと該櫛形入力電極と
の間に金属パタンを形成することにより、上記アブソー
バの該櫛形入力電極へのはみ出しを防止するための上記
金属パタンを該弾性表面波装置の製造プロセス工程にお
いて該入出力電極と同時に形成することができるので、
プロセス工程を増やすことがなく、素子製造上での歩留
りの向上化が図れる。
【0063】また、該金属パタンの突壁部分での弾性表
面波の反射はほとんどないので、該アブソーバ方向に励
振される不要な弾性表面波はそのほとんどが該アブソー
バに到達し吸収されるため、出力信号に悪影響を及ぼす
ことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による弾性表面波装置の第1実施例を示
す概略斜視図である。
【図2】本発明による弾性表面波装置の第1実施例を示
す概略平面図である。
【図3】本発明による弾性表面波装置の第1実施例の他
の実施例を示す概略平面図である。
【図4】本発明による弾性表面波装置の第1実施例の他
の実施例を示す概略平面図である。
【図5】本発明による弾性表面波装置の第1実施例の他
の実施例を示す概略斜視図である。
【図6】本発明による弾性表面波装置の第2実施例を示
す概略斜視図である。
【図7】本発明による弾性表面波装置の第2実施例を示
す概略平面図である。
【図8】本発明による弾性表面波装置の第3実施例を示
す概略平面図である。
【図9】本発明の弾性表面波装置を用いた通信システム
の一例を示すブロック図である。
【図10】本発明の弾性表面波装置を用いた通信システ
ムの送信機及び受信機の一例を示すブロック図である。
【図11】本発明の弾性表面波装置を用いた通信システ
ムの送信機及び受信機の一例を示すブロック図である。
【図12】従来の弾性表面波装置を示す概略斜視図であ
る。
【図13】従来の弾性表面波装置を示す概略平面図であ
る。
【符号の説明】
1 圧電基板 2,3 弾性表面波励振用櫛形入力電極 4 出力電極 5 対向電極 6,7 アブソーバ 8,9 整合素子、バンドパスフィルタ等の入力側外部
回路 10 整合素子、バンドパスフィルタ等の出力側外部回
路 11,12,13,14 金属パタン 40 送信機 401 送信用アンテナ 41 受信機 411 受信用アンテナ 412 高周波信号処理部 413 同期回路 414 符号発生器 415 拡散復調回路 416 復調回路 501 直列に入力されるデータをn個の並列データに
変換する直並列変換器 502−1〜n 乗算器群 503 拡散符号発生器 504 加算器 505 高周波段 506 送信アンテナ 601 受信アンテナ 602 高周波信号処理部 603 同期回路 604 拡散符号発生器 605 キャリア再生回路 606 ベースバンド復調回路 607 並直列変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 蜂巣 高弘 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 江口 正 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 横田 あかね 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧電基板上に第1及び第2の弾性表面波
    を励振する2つの櫛形入力電極と、前記2つの櫛形入力
    電極間に挟まれた出力電極と、前記圧電基板の長手方向
    両端部と前記2つの櫛形入力電極との間に不要弾性表面
    波を吸収するアブソーバとを有する弾性表面波素子にお
    いて、 前記圧電基板上の前記アブソーバと前記櫛形入力電極と
    の間に前記入力電極と同時に形成された金属パタンを備
    えたことを特徴とする弾性表面波素子。
  2. 【請求項2】 前記金属パタンが前記圧電基板の長手方
    向に対し垂直あるいは任意の角度をもつ金属ラインで形
    成されていることを特徴とする請求項1に記載の弾性表
    面波素子。
  3. 【請求項3】 前記金属パタンの形状が前記アブソーバ
    を囲む長方形又は多角形状の金属ラインで形成されてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の弾性表面波素子。
  4. 【請求項4】 前記アブソーバと前記櫛形入力電極との
    間に前記金属パタンが複数個の金属ラインで形成されて
    いることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の弾性表面波素子。
  5. 【請求項5】 圧電基板上に第1及び第2の弾性表面波
    を励振する2つの櫛形入力電極と、非線形効果により生
    ずる2つの弾性表面波のコンボリューションを電気信号
    として取り出す出力電極と、前記圧電基板の長手方向端
    部と前記櫛形入力電極との間に不要弾性表面波を吸収す
    るアブソーバとを有し、 前記圧電基板上の前記アブソーバと前記櫛形入力電極と
    の間に金属パタンが形成されたことを特徴とする弾性表
    面波装置。
  6. 【請求項6】 前記金属パタンが前記圧電基板の長手方
    向に対し垂直あるいは任意の角度をもつ金属ラインで形
    成されていることを特徴とする請求項5に記載の弾性表
    面波装置。
  7. 【請求項7】 前記金属パタンの形状が前記アブソーバ
    を囲むように長方形ないし多角形状の金属ラインで形成
    されていることを特徴とする請求項5に記載の弾性表面
    波装置。
  8. 【請求項8】 前記アブソーバと前記櫛形入力電極との
    間に前記金属パタンが複数個形成されていることを特徴
    とする請求項5乃至7のいずれかに記載の弾性表面波装
    置。
  9. 【請求項9】 前記金属パタンと前記櫛形入力電極との
    間に1乃至複数の前記金属パタンが前記櫛形入力電極に
    対して略“く”の字状に開くように形成されていること
    を特徴とする請求項5乃至7のいずれかに記載の弾性表
    面波装置。
  10. 【請求項10】 前記金属パタンが接地されていること
    を特徴とする請求項5乃至9のいずれかに記載の弾性表
    面波装置。
  11. 【請求項11】 請求項5乃至10のいずれかに記載の
    弾性表面波装置をコンボルバに用いたことを特徴とする
    通信システム。
  12. 【請求項12】 請求項5乃至10のいずれかに記載の
    弾性表面波装置と、該弾性表面波装置の出力から拡散符
    号同期信号及びクロック同期信号を符号発生器に出力す
    る信号処理回路と、前記符号発生器からの参照用拡散符
    号を変調する変調回路とを具備する同期回路を備えたこ
    とを特徴とする通信システム。
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