JPH0819547A - 血管吻合具 - Google Patents

血管吻合具

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JPH0819547A
JPH0819547A JP6156039A JP15603994A JPH0819547A JP H0819547 A JPH0819547 A JP H0819547A JP 6156039 A JP6156039 A JP 6156039A JP 15603994 A JP15603994 A JP 15603994A JP H0819547 A JPH0819547 A JP H0819547A
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JP
Japan
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blood vessel
molded bodies
pin
anastomosing
forceps
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JP6156039A
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Tsutomu Iwatate
力 岩立
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KONO SEISAKUSHO KK
Koun Seisakusho KK
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KONO SEISAKUSHO KK
Koun Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】結合ピン及びピン挿入孔の位置決め容易な血管
吻合具を提供する。 【構成】血管吻合具1a,1bは、板状成形体2,2に
切断された血管3の端部がそれぞれ挿通される貫通孔4
を設ける。各成形体2,2に貫通孔4に挿通された血管
3の両端部を他方の成形体2との間で支持する結合ピン
5a〜5l及びピン挿入孔6a〜6lを設ける。板状成
形体2,2をその外周面で挟持する平面を有する鉗子に
より支持して両成形体2,2を結合し、血管3の端部を
吻合する。吻合後は血管3の端部を成形体2,2間で癒
着するまで支持する。成形体2の外周面の2か所に平面
部7,7を互いに平行に設け、結合ピン5a〜5l及び
ピン挿入孔6a〜6lを、平面部7を基準に配設する。
結合ピン5の先端に血管3を係止する係止部を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手術等により切断され
た血管の端部を互いに吻合して癒着するまで支持する血
管吻合具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、手術等により切断された血管を端
部をそれぞれ吻合する際には、血管の端部同士を縫合糸
またはステープラーにより縫合することが行われてい
る。しかし、血管の吻合は、吻合部から血液が漏れない
ようにかつ迅速に行うことが要求されるので、合成樹
脂、金属、セラミックス等からなる一対のリングに前記
血管のそれぞれの端部を挿通して吻合する血管吻合具が
種々提案されている。
【0003】前記血管吻合具のひとつに、図6示の血管
吻合具21のように、合成樹脂製の一対の円盤状成形体
22,22に、切断された血管3の端部が挿通される貫
通孔4と、貫通孔4に挿通された血管3の端部を支持す
る結合ピン5と、他方の成形体22に設けられた結合ピ
ン5が圧入されるピン挿入孔6とを設けたものがある。
前記成形体22,22は、それぞれその外周面の2か所
で専用の鉗子23により挟持され、両成形体22,22
に設けられた前記結合ピン5を互いに他の成形体22に
設けられた前記ピン挿入孔6に挿入されることにより両
成形体22,22を結合し、血管3,3の端部を成形体
22,22間で吻合し、癒着するまで支持するものであ
る。
【0004】鉗子23は、その先端部に設けられた爪部
材24aと、爪部材24bとを備え、血管3,3を吻合
するときは、爪部材24a,24bの相対向する面を挟
持面として前記成形体22を挟持する様になっている。
このようにして血管3,3を吻合するためには、円盤状
成形体22,22が爪部材14a,14bにより挟持さ
れた状態で、一方の血管吻合具11の結合ピン5が他方
の血管吻合具11に設けられたピン挿入孔6に正対する
位置にあることが必要である。
【0005】しかしながら、円盤状成形体22はその外
周面が円形であるので、それぞれの血管吻合具21の結
合ピン5とピン挿入孔6とが対面されるように正確に位
置合わせして爪部材24a,24bに挟持させることが
難しいとの不都合がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、改良された
血管吻合具を提供することを目的とする。
【0007】即ち、本発明の目的はかかる不都合を解消
して、取扱が容易で安価な血管吻合具を提供することに
ある。
【0008】さらに詳しくは、本発明の目的は、相互の
結合ピン及びピン挿入孔を正対させるための位置決めが
容易で、専用の鉗子と別々に製造できる血管吻合具を提
供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明の血管吻合具は、一対の板状成形体に切断
された血管の端部がそれぞれ挿通される貫通孔と、該貫
通孔に挿通された血管の端部を支持する結合ピンと、他
方の成形体に設けられた結合ピンが挿入されるピン挿入
孔とを設け、該板状成形体をその外周面で挟持する平面
を有する鉗子により支持し、両成形体に設けられた前記
結合ピンを互いに他の成形体に設けられた前記ピン挿入
孔に挿入することにより両成形体を結合して血管の端部
を吻合し、吻合後は該血管の端部を該成形体間で癒着す
るまで支持する血管吻合具において、該成形体の外周面
に該鉗子の少なくとも一方の挟持面が当接される平面部
を設け、該結合ピン及びピン挿入孔が、前記平面部を基
準に、互いに挿入自在に配設されていることを特徴とす
る。
【0010】また、前記平面部は、前記成形体の外周面
の少なくとも1か所に設けられていればよいが、前記鉗
子による支持を容易かつ確実にするために、前記成形体
の外周面の2か所に互いに平行になるように設けられて
いることが好ましい。
【0011】また、前記結合ピンは、貫通孔に挿通され
た血管の端部を係止して、脱落を防止するために、その
先端に該血管の端部を係止する係止部を設けてなること
が好ましい。
【0012】
【作用】本発明の血管吻合具によれば、外周面に鉗子の
挟持面が当接される平面部を設け、該平面部を基準にし
て結合ピン及びピン挿入孔が配設されているので、前記
鉗子で支持されると、一方の成形体に設けられている結
合ピン及びピン挿入孔が、他方の成形体に設けられてい
るピン挿入孔及び結合ピンに正確に位置合わせされて対
向し、両成形体の結合ピンが相互に挿入されるようにな
る。
【0013】前記平面部は、板状成形体の外周面の2か
所に互いに平行になるように設けられているので、該平
面部を前記鉗子で挟持することにより前記位置合わせが
容易になるとともに、血管吻合具が該鉗子により確実に
支持される。
【0014】また、前記結合ピンは、その先端に係止部
が設けられているので、貫通孔に貫通された血管の端部
を該結合ピンに確実に係止し、脱落を防止する。
【0015】
【実施例】次に、添付の図面を参照しながら本発明の血
管吻合具についてさらに詳しく説明する。図1は本実施
例の血管吻合具の斜視図であり、図2は本実施例の血管
吻合具による血管の吻合状態を示す説明的断面図であ
り、図3は他の実施例の血管吻合具の要部拡大図であ
り、図4は本実施例の血管吻合具を支持する鉗子の斜視
図であり、図5は本実施例の血管吻合具により図4示の
鉗子を用いて血管を吻合する方法を示す説明図である。
【0016】図1及び図2に示すように、本実施例の血
管吻合具1a,1bは、L−乳酸−グリコール酸共重合
体からなる略円盤状の一対の成形体2の中央部に、切断
された血管3の端部が挿通される貫通孔4と、貫通孔4
に挿通された血管3の端部を支持する結合ピン5a〜5
lと、結合ピン5a〜5lが圧入されるピン挿入孔6a
〜6lが設けられている。成形体2,2は、それぞれそ
の外周面の2か所で図4示の鉗子11により挟持され
て、該鉗子11で支持し、結合ピン5a〜5lを互いに
他方の成形体2に設けられているピン挿入孔6a〜6l
に挿入することにより両成形体2,2を結合し、血管
3,3の端部を成形体2,2間で吻合し、癒着するまで
支持するようになっている。
【0017】成形体2には、その外周面の上下2か所に
鉗子11の挟持面が当接される平面部7,7が、前記円
盤状成形体の一部を削除した形で互いに平行になるよう
に設けられており、各成形体2,2にステンレス製の結
合ピン5a〜5l及びピン挿入孔6a〜6lが平面部7
を基準にして配設されている。
【0018】尚、前記成形体2を形成するL−乳酸−グ
リコール酸共重合体は、L−乳酸とグリコール酸とのモ
ル比が7:3となっており、数平均分子量4.07×1
4、重量平均分子量7.94×104 で、重量平均分
子量と数平均分子量との比(重量平均分子量/数平均分
子量)が1.95の樹脂であり、生体中に埋設されると
約6週間で分解が始まり、生体に吸収される性質を持っ
ている。前記数平均分子量及び重量平均分子量は、いず
れもポリスチレン分子量に換算した値である。
【0019】次に、図1を参照して、平面部7を基準と
する結合ピン5a〜5l及びピン挿入孔6a〜6lの配
置について、詳しく説明する。
【0020】図1示のように、まず、血管吻合具1aで
は、上側の平面部7の中央下方に結合ピン5aが設けら
れ、貫通孔4の周囲の貫通孔4と同心の円周上に、結合
ピン5aを基準にして、さらに5本の結合ピン5c,5
e,5g,5i,5kと、6個のピン挿入孔6b,6
d,6f,6h,6j,6lとが交互に等間隔で設けら
れている。前記交互に等間隔とは、例えば、ピン5aが
相隣り合うピン挿入孔6b,6lと等距離にあり、ピン
挿入孔6bがピン5a,5cと等距離にあることを意味
する。前記のように結合ピン5a,5c,5e,5g,
5i,5k及びピン挿入孔6b,6d,6f,6h,6
j,6lを配設した血管吻合具1aでは、下側の平面部
7の中央上方に結合ピン5gが位置している。
【0021】一方、血管吻合具1aに結合される血管吻
合具1bでは、上側の平面部7の中央下方にピン挿入孔
6aが設けられ、貫通孔4の周囲の貫通孔4と同心の円
周上に、ピン挿入孔6aを基準にして、さらに5個のピ
ン挿入孔6c,6e,6g,6i,6kと、6本の結合
ピン5b,5d,5f,5h,5j,5lとが交互に等
間隔で設けられている。前記のように結合ピン5b,5
d,5f,5h,5j,5l及びピン挿入孔6a,6
c,6e,6g,6i,6kを配設した血管吻合具1b
では、下側の平面部7の中央上方にピン挿入孔6gが位
置している。
【0022】次に、前記構成を有する本実施例の血管吻
合具1a,1bにより切断された血管3,3を吻合する
手順について説明する。
【0023】まず、血管吻合具1a,1bを、図4示の
鉗子11,11により支持する。鉗子11は、ガイド1
2に沿って摺動自在に設けられたフレーム13に回動自
在に設けられ、先端の爪部材14aとバネ15により爪
部材14a方向に付勢された爪部材14bとが設けられ
ている。鉗子11は、爪部材14a及び爪部材14bの
互いに対向する面に血管吻合具1a,1bを挟持する平
面を有している。また、フレーム13はつまみ16によ
りガイド12に沿ってスクリュー17を介して摺動され
るようになっており、鉗子11はフレーム13に設けら
れたつまみ18によりスクリュー19を介して回動され
るようになっている。
【0024】前記構成の鉗子11,11は、通常は、適
当な間隔を存して離間され、爪部材14a,14aは直
立して互いに平行になるようにされている。そして、血
管吻合具1a,1bを支持するときには、つまみ18を
操作して鉗子11,11を回動させて爪部材14a,1
4aを倒し、図5示のように、爪部材14a,14aが
約80°の角度をなして開くようにする。
【0025】次に、各鉗子11,11の爪部材14a,
14bの間に、血管吻合具1a,1bを挟持させる。こ
のとき、血管吻合具1a,1bはそれぞれその上下に設
けられた平面部7,7に爪部材14a,14bが当接す
るようにする。血管吻合具1a,1bは、結合ピン5と
ピン挿入孔6とが図1示のように平面部7,7を基準に
して配設されているので、このようにして鉗子11,1
1に挟持させることにより、血管吻合具1a,1bを互
いに正対させたときに、結合ピン5aがピン挿入孔6a
に挿入される位置にあり、以下アルファベット順に各結
合ピン5b〜5lが各ピン挿入孔6b〜6lに挿入され
る位置にある。また、血管吻合具1a,1bは、結合ピ
ン5a〜5l及びピン挿入孔6a〜6lが前記のように
配置されており、共に上下対称となっているので、各鉗
子11,11に挟持させるときに血管吻合具1a,1b
の向きを顧慮する必要がなく、好都合である。
【0026】次に、図5示のように、切断された血管3
の端部を血管吻合具1a,1bそれぞれの貫通孔4に挿
通し、結合ピン5a〜5lを貫通させて係止する。この
とき結合ピン5は、図3示のように、その先端部に矢尻
状の係止部8が設けられていてもよい。上記係止部8を
設けることにより、結合ピン5に貫通された血管3の端
部が係止部8に係止され、脱落が防止される。
【0027】次に、図4示のつまみ18を操作して鉗子
11,11を回動させて、爪部材14a,14aが互い
に平行になるように直立させて血管吻合具1a,1bを
互いに対面させ、次いでつまみ16を操作してフレーム
13,13が互いに接近するようにガイド12に沿って
摺動させ、血管吻合具1a,1bを結合させる。このと
き、血管吻合具1a,1bに設けられている各結合ピン
5a〜5lは、互いに他方の血管吻合具1a,1bに設
けられているピン挿入孔6a〜6lに正対する位置にあ
るので、自然にそれぞれ対応するピン挿入孔6a〜6l
に挿入され、血管3,3が吻合される。
【0028】この結果、吻合された血管3は、成形体
2,2間で癒着するまで支持される。血管3は約6週間
で完全に癒着するが、成形体2は前記のように生体内で
分解する樹脂からなるので、吻合された血管3が癒着し
たのち分解を始める。従って、血管3は癒着するまでは
成形体2,2に支持され、癒着後はその束縛から解放さ
れるので、その吻合部に肥厚化した血管壁による梗塞を
生じることがなく、従って梗塞の上流側に生じる血管の
菲薄化が防止される。
【0029】本実施例の血管吻合具1により、日本白色
家兎(雄、体重2.9〜3.8kg、平均3.23k
g)の大腿動脈(外径1.5〜2.0mm、平均1.7
6mm)の吻合を行った。施術に要した時間は、21例
の平均で13分43秒であった。また、本実施例の血管
吻合具1によれば、吻合された血管3,3が完全に癒着
する約6週間後まで前記血管吻合具1により支持されて
おり、その後徐々に血管吻合具1が分解し、前記家兎の
生体内に吸収されたことが確認された。吻合部に梗塞が
生じていないことを示す血管の開存率は21例で100
%であり、菲薄化は認められなかった。
【0030】次に、他の実施例について説明する。
【0031】本実施例の血管吻合具1は、結合ピン5a
〜5lを先の実施例のステンレスに変えて、L−乳酸−
グリコール酸共重合体とした以外は、先の実施例と全く
同様の構成となっている。この共重合体は、L−乳酸と
グリコール酸とのモル比が7:3で、数平均分子量4
0.8×104 、重量平均分子量56.9×104 であ
り、重量平均分子量と数平均分子量との比(重量平均分
子量/数平均分子量)が1.39の樹脂である。尚、前
記数平均分子量及び重量平均分子量は、いずれもポリス
チレン分子量に換算した値である。
【0032】前記結合ピン5a〜5lを構成する共重合
体は、生体中に埋設されると約6週間で分解が始まり、
生体に吸収される性質を持っている点では、成形体2を
形成する樹脂と同様であるが、成形体2を形成する樹脂
に比較して剛性が高く、結合ピン5a〜5lを形成した
ときにはステンレス製のものと同様に、血管3の端部を
貫通して、成形体2,2を結合することができる。
【0033】本実施例の血管吻合具1は、前記のように
成形体2と結合ピン5a〜5lとがいずれも生体内で分
解、吸収される樹脂からなるので、血管吻合具1が分
解、吸収されたのち、生体内に異物が残されることがな
く、一般に生体が異物に対して起こす好ましくない反応
を防止することができる。
【0034】尚、前記各実施例では、成形体2に設けら
れる結合ピン5の数を6本としているが、結合ピン5は
両成形体2,2を結合する機能が得られればよく、その
数は特に限定されない。また、ピン挿入孔6は結合ピン
5の数に応じて設けられることは言うまでもない。
【0035】前記結合ピン5が偶数本設けられるとき
は、前述のように、血管吻合具1a,1bは共に上下対
称となるので、血管吻合具1a,1bの向きを顧慮する
ことなく、各鉗子11,11に挟持させることができ
る。また、結合ピン5が奇数本設けられるときは、いず
れか一方を上下逆転させれば、結合ピン5が互いに他方
のピン挿入孔6に挿入できるようになるので、血管吻合
具1a,1bを同一形状に形成すればよく、製造が容易
になる。
【0036】
【発明の効果】以上のことから明らかなように、本発明
の血管吻合具によれば、外周面に設けられた平面部に鉗
子の挟持面を当接することにより、両成形体に該平面部
を基準にして配設されている結合ピン及びピン挿入孔
を、互いに正確に位置合わせされて対向させることがで
きる。従って、本発明の血管吻合具は医療現場で容易に
鉗子に装着して使用することができるので、鉗子を再使
用することができる。
【0037】前記平面部は、板状成形体の外周面の2か
所に互いに平行になるように設けられているので、前記
位置合わせを容易に行うことができると共に、血管吻合
具を確実に支持することができる。
【0038】また、前記結合ピンは、その先端に設けら
れた係止部により、血管の端部を確実に係止し、脱落を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる血管吻合具の一構成例を示す斜
視図。
【図2】本発明に係わる血管吻合具による血管の吻合状
態を示す説明的断面図。
【図3】図1の要部拡大図。
【図4】本発明に係わる血管吻合具を支持する鉗子の一
構成例を示す斜視図。
【図5】本発明に係わる血管吻合具による血管の吻合方
法を示す説明図。
【図6】従来の血管吻合具の一例を示す説明図。
【符号の説明】
1…血管吻合具、 2…成形体、 3…血管、 4…貫
通孔、5…結合ピン、6…ピン挿入孔、 7…平面部、
8…係止部、 11…鉗子。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対の板状成形体のそれぞれに、切断され
    た血管の端部が挿通される貫通孔と、該貫通孔に挿通さ
    れた血管の端部を支持する結合ピンと、他方の成形体に
    設けられた結合ピンが挿入されるピン挿入孔とを設け、
    該成形体をその外周面で挟持する平面を有する鉗子によ
    り支持し、両成形体に設けられた前記結合ピンを互いに
    他の成形体に設けられた前記ピン挿入孔に挿入すること
    により両成形体を結合して血管の端部を吻合し、吻合後
    は該血管の端部を該成形体間で癒着するまで支持する血
    管吻合具において、 該成形体の外周面に該鉗子の少なくとも一方の挟持面が
    当接される平面部を設け、該結合ピン及びピン挿入孔
    が、前記平面部を基準に、互いに挿入自在に配設されて
    いることを特徴とする血管吻合具。
  2. 【請求項2】前記平面部が、前記成形体の外周面の2か
    所に互いに平行になるように設けられていることを特徴
    とする請求項1記載の血管吻合具。
  3. 【請求項3】前記結合ピンの先端に血管を係止する係止
    部を設けてなることを特徴とする請求項1または請求項
    2記載の血管吻合具。
JP6156039A 1994-07-07 1994-07-07 血管吻合具 Withdrawn JPH0819547A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100982581B1 (ko) * 2008-08-12 2010-09-16 (주)트리플씨메디칼 회전병진이동방식의 관상기관 문합장치
CN104905836A (zh) * 2014-03-13 2015-09-16 臧运金 嵌合组合式血管吻合装置

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