JPH08194714A - 圧縮動画像の検索方法および装置 - Google Patents

圧縮動画像の検索方法および装置

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JPH08194714A
JPH08194714A JP408195A JP408195A JPH08194714A JP H08194714 A JPH08194714 A JP H08194714A JP 408195 A JP408195 A JP 408195A JP 408195 A JP408195 A JP 408195A JP H08194714 A JPH08194714 A JP H08194714A
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JP
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moving image
information
compressed moving
search
motion vector
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JP408195A
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English (en)
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Koji Arimura
耕治 有村
Takayuki Sasaki
孝幸 佐々木
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧縮動画像の検索を行なう際に、圧縮動画像
から、動き情報を抽出する処理を軽減することによっ
て、検索装置に圧縮動画像を入力してから検索可能とな
るまでの時間を短縮し、検索装置の利便性を向上させ
る。あわせて、動画中に出現する物体の動きだけでな
く、動いた物体の大きさ、形状を自動抽出し、検索の情
報として用いることを可能にして、検索の自由度を高め
る。 【構成】 圧縮動画像を蓄積する手段と、圧縮動画像か
ら動き情報を検出する手段と、上記動き情報を圧縮動画
像との対応付け情報とともに検索情報として蓄積する手
段と、検索条件として動き情報を入力する手段と、検索
条件として入力された動き情報と検索条件として蓄積さ
れた動き情報を照合する手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は利用者が入力した動画像
中の物体の大きさ、形状、位置、動きの情報を検索の条
件として用いて、圧縮動画像を検索する装置及び方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、動画像を動き情報を用いて検索を
する方式が提案されている。
【0003】以下図面を参照しながら、上記した従来の
圧縮動画像検索装置の一例について説明する。図1は特
開平5−108730号公報の動画像データベースの検
索方式を示している。その方式を圧縮動画像の検索に適
用するとすれば、まず、圧縮動画像を圧縮動画像蓄積部
16に蓄積する一方、圧縮動画像を復号化し(ステップ
13)、フレーム列である非圧縮動画像を生成する。非
圧縮動画像を所定の基準に従ってオリジナルのフレーム
列よりも短いフレーム列である部分動画に分割し、部分
動画像の各々について、その開始フレームを複数ブロッ
クに分割し、分割されたブロックの各々について現在の
フレームを直前のフレームを比較してブロック間の誤差
が最小になるベクトルを探索し、そのようなベクトルが
発見されたなら、直前のフレームにおける該当ブロック
の画面上の位置と発見されたベクトルから現在のフレー
ムにおける該当ブロックの位置を算出することを反復す
ることによって、動き情報を抽出する(ステップ1
4)。抽出した動き情報は、部分動画の圧縮動画像蓄積
部16における格納アドレスとともに、動き情報蓄積部
15に蓄積され、利用者が入力した検索条件との照合が
行なわれ(ステップ11)、検索結果を得る。
【0004】動き情報として、照合に使われる情報は、
開始点座標、開始時刻及び動きの継続時間、動きベクト
ルの総和の時系列である。しかしながら、この方式に
は、以下に述べるような問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】圧縮動画像のなかに
は、時系列の圧縮率を向上させるために公知の動き補償
アルゴリズムで生成された動きベクトルのデータを圧縮
動画像の内部に持っているものがある。これは、MPE
G1、MPEG2と呼ばれる圧縮方式である。圧縮率向
上のための動きベクトルのデータを持った圧縮動画像
を、上記方式で動き情報による検索を行なうためには、
圧縮動画像に復号化処理を施し、非圧縮動画像に変換し
た後に、動き情報を抽出しなければならない。圧縮動画
像を非圧縮動画像に復号化する処理は、多くの計算が必
要である。また、非圧縮動画像から動き情報を抽出する
処理も、フレームを分割したブロック単位で行われるた
め、これも、多くの計算が必要となる。したがって、圧
縮動画像から動き情報を抽出するにはには、多大な処理
が必要であり、圧縮動画像を入力してから、動き情報に
よる検索が可能になるまでに処理時間がかかり、即座に
検索可能とはならない。
【0006】さらに、上記方式では、抽出された動き情
報に加え、動画像中の動いている物体の形の属性を指定
して検索する方法が提案されているが、動いている物体
の形の自動抽出の手法は述べられていない。
【0007】本発明は上記問題点に鑑み、圧縮動画像か
ら、動き情報を抽出する処理を軽減することによって、
検索装置に圧縮動画像を入力してから検索可能となるま
での時間を短縮し、検索装置の利便性を向上させること
を目的とする。あわせて、動画中に出現する物体の動き
だけでなく、動いた物体の大きさ、形状を自動抽出し、
検索の情報として用いることを可能にして、検索の自由
度を高めることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の圧縮動画像検索装置は、動きベクトルを含
んだ圧縮動画像から復号化することなしに動き情報を抽
出する手段と、動画像中の動いている物体の形状を抽出
する手段を有するものである。
【0009】この動き情報及び形状情報の自動抽出によ
り、利用者が動画像中の物体の形状及び動きによって圧
縮動画像を検索できるようになる。
【0010】
【作用】図2は、本発明の処理とデータの流れを示した
ものである。動きベクトルをデータとしてもつ圧縮動画
像は、圧縮動画像蓄積部26に蓄積され、同時に、圧縮
動画像内のデータ処理によって、動き情報及び形状情報
が検出され、検索情報蓄積部25に蓄積される。
【0011】動き情報及び形状情報の抽出は次の段階か
らなる。 1)圧縮動画像を、分割し、検索の最小単位となる部分
動画像を作成する。分割とは、オリジナルの圧縮動画像
を物理的に分割し、短い圧縮動画像をいくつも生成する
のではなく、論理的な固まりを決定することである。部
分動画像への分割方法としては、シーンチェンジを検出
し、同一シーンをひとつの部分動画像とするのがもっと
も、有効かつ一般的な方法である。
【0012】以下、部分画像ごとに処理する。 2)部分動画像中の前方予測を行なって圧縮されている
フレームの動きベクトルを抽出する。動きベクトルは、
原画像を圧縮する過程において動き補償を実施したブロ
ック毎に存在する。ブロックの大きさは圧縮方式によっ
て決定される。
【0013】3)抽出した動きベクトルを、前記のブロ
ックの大きさを単位に丸め込む。丸め込まれた動きベク
トルを追跡して、動きベクトル列を生成する。
【0014】4)動きベクトル列の中で動きベクトル列
が隣接し、かつ、挙動が類似している動きベクトル列を
統合し、ひとつの平均的な動きベクトル列を生成する。
また、平均的な動きベクトル列が占める領域をフレーム
毎に検出し、形状データとする。形状データが平均的動
きベクトル列の存在フレーム数だけの存在し、それを時
系列に並べ形状データ列を生成する。
【0015】5)ひとつの平均的動きベクトル列に対
し、動きベクトルを生じたフレーム番号列、形状データ
列を生成し、部分動画像と対応づけて、検索情報蓄積部
25に登録する。また、圧縮動画像蓄積部26における
オリジナルの圧縮動画像格納の場所とその圧縮動画像か
ら生成した部分動画像の対応情報を検索情報蓄積部25
に登録する。
【0016】以上のように、本発明の圧縮動画像の検索
装置は、圧縮用の動きベクトルを含んだ圧縮動画像か
ら、圧縮動画像を復号化することなしに、動き情報とそ
の動いている物体の形状情報を自動抽出し、検索情報と
して用いることによって、圧縮動画像の検索の自由度を
高める。
【0017】
【実施例】
1.図2の動きベクトルを含む圧縮動画像からの動き情
報の抽出(ステップ22)及び動いている物体の形状情
報の抽出(ステップ23)の詳細を、処理の流れ図3に
沿って、説明する。動きベクトルを含む圧縮動画像とし
て、MPEG1のデータを仮定している。
【0018】1)圧縮動画像の入力(ステップ30) 圧縮動画像が検索装置に入力され、圧縮動画像蓄積部2
6に登録される。一方、圧縮動画像に対し、以下の処理
により検索情報の生成が行なわれる。
【0019】2)シーンチェンジの検出(ステップ3
1) 圧縮動画像からシーンチェンジを検出し、各シーンの開
始のフレーム番号が検出される。開始フレームから次の
シーンの開始フレームのひとつ前のフレームまでをひと
まとまりとして、動き情報と形状情報の抽出を行う。シ
ーン検出のアルゴリズムは、圧縮動画像を復号化するこ
となしにシーン検出する技術が提案されており、公知の
技術を用いることできる(例えば、電子情報通信学会信
学技報PRU93−119PP.23−30”DCT成
分を用いたシーンのクラスタリングとカット検出”)。
【0020】3)前方予測符号化フレームの抽出(ステ
ップ32) 以下の処理は同一シーン毎に処理される。次に圧縮動画
像の中から時間的に前方のフレームと動き補償を行なっ
て前方予測符号化フレームを抽出する。合わせて、抽出
した前方予測符号化フレームのフレーム番号と予測画像
フレームのフレーム番号を検出する。
【0021】図4はMPEG1の画面タイプの構成例を
示している。前方予測符合化フレームはPピクチャと呼
ばれる。MPEG1データ内でのPビクチャの出現位置
は決まっていないが、3から6フレームの周期で現れる
のが一般的である。
【0022】また、Pピクチャは、予測画像フレームと
して、Pピクチャではなく、自身の情報のみで画像が合
成できるIピクチャを用いる場合がある。この場合、予
測画像フレームとのフレーム間隔とひとつ前の前方予測
符号化フレーム(Pピクチャ)とのフレーム間隔が異な
る。
【0023】ここでは、MPEG1のすべての前方予測
フレームを抽出しているが、前方予測フレーム画像が短
い周期で現れる場合、以降の計算量の縮小し、検索のコ
スト低減のために、いくつかおきの前方予測フレーム画
像を抽出してもよい。
【0024】4)前方予測符号化フレーム内の動きベク
トルの抽出(ステップ33)抽出した前方予測符号化フ
レームから動きベクトルを抽出する。図5に示す通り、
動き補償は固定のブロック単位の行なわれ、動きベクト
ルが存在するのもブロック単位である。MPEG1のブ
ロックの大きさは16画素×16画素である。
【0025】次に、この動きベクトルをブロックの大き
さで丸める。丸めによって、動きベクトルM(x,y)
は、M(b×i,b×j)の形になる。ここで、bはブ
ロックの一辺の画素数、i、jは整数である。
【0026】また、予測画像フレームとひとつ前の前方
予測符号化フレームが異なる場合は、予測画像フレーム
をひとつ前の前方予測符号化フレームと仮定する動きベ
クトルの補正を行なってから、丸める。実施例では、下
記の式(1)によって、動きベクトルM(x,y)を、
M(x’,y’)に補正する。
【0027】 x’=((s−u)/(s−t))×x (1) y’=((s−u)/(s−t))×y ただし、sは動きベクトルを抽出している前方予測符号
化フレームの番号、tはこの前方予測符号化フレームの
予測画像フレームの番号、uはひとつ前の前方予測符号
化フレームの番号である。
【0028】5)動きベクトル列の生成(ステップ3
4) 時間的に最後の前方予測符号化フレームから生成された
動きベクトルからさかのぼって追跡していき動きベクト
ル列を生成する。図6に示す通り、前方予測符号化フレ
ーム(第sフレーム)内のブロックBs(X,Y)に丸
められた動きベクトルM(b×i,b×j)が存在する
場合、ひとつ前の前方予測符号化フレーム(第uフレー
ム)内のブロックBu(X+i,Y+j)へ、動きベク
トル(−b×i,−b×j)を渡す。もし、Bs(X,
Y)に第sフレームよりひとつ後の前方予測符号化フレ
ーム内のブロックから渡された動きベクトル列があれ
ば、動きベクトル(−b×i,−b×j)を、そのベク
トル列の先頭の要素として加えた動きベクトル列を渡
す。時間に最後の前方予測符号化フレームから処理を始
め、一番始めの前方予測符号化フレームまで、繰り返し
同様の処理を行なう。この際、ひとつのブロックに、複
数の動きベクトル列が渡されることが場合もあるが、そ
のときは、別個の動きベクトル列として処理する。
【0029】上記処理の過程において、ブロックが持っ
ている動きベクトル列をひとつ前の前方予測符号化フレ
ーム内のブロックに渡せない場合、動きベクトル列V=
{v1,v2,…、vn}(但し、動きベクトルv=
(xv,yv))として検出する。その際、あわせて現
在のフレーム番号及び、ブロックの位置を検出する。
【0030】次に、検出した動きベクトル列で、存在時
間が短いものや、動きが微小なもの(Σviが小さいも
の)は破棄し、有効なものだけを残す。
【0031】さらに、挙動が類似している動きベクトル
列を集合としてまとめる。二つの動きベクトルの類似度
の判定は同一フレーム内での互いの動きベクトル列が通
るブロックの距離を条件に用いるのが一般的である。
【0032】6)形状データ列の生成(ステップ35) 類似と判定された動きベクトル列の占める領域を前方予
測符号化フレーム毎に検出する。その結果、図7に示す
ように、各前方予測符号化フレーム毎に類似と判定され
て動きベクトル列が通るブロックを検出し、動いている
物体の形状情報として用いる。実施例では、前方予測符
号化フレームそのフレーム内の動きベクトルの占めるブ
ロック情報の列を形状データ列として生成する。
【0033】また、類似と判定された動きベクトル列の
集合から、その集合の動きを代表するひとつの平均的な
動きベクトル列を生成する。図7の3つの動きベクトル
列から図8に示す様なひとつの平均的な動きベクトル列
が生成される。平均的な動きベクトル列を生成には、動
きベクトル列の中から最長なものを平均的な動きベクト
ルとしたり、各前方予測符号化フレームで形状情報とし
て検出したブロック領域の重心を結んだ動きベクトル列
を生成し、平均的な動きベクトル列とする方法がある。
【0034】動画の動きは一般的に時間的に近傍のフレ
ーム間では少ないので、検索情報のデータ量を縮小し、
マッチングの検索効率をあげるために、サンプリングの
間隔を大きくした平均的な動きベクトル列を生成するこ
とができる。同じように形状データ列の要素も、サンプ
リングの間隔を大きくした動きベクトル列に対応したも
のだけにすることによって、要素数を減少させる。例え
ば、平均的な動きベクトル列V={v1,v2,…,v
n}(但し、動きベクトルv=(xv,yv))をまと
めて、V={(v1+v2),(v3+v4),…,
(vn−1+vn)}とする。また、形状データ列は、
v1,v3,…,vn−1に対応した要素のみ残し、そ
の他は破棄する。
【0035】ただし、検索の精度を保つためには、新た
に生成した動きベクトル列の要素ベクトル間のフレーム
数が一定になるように、まとめることが望ましい。
【0036】7)検索情報の生成(ステップ36) 上記方法で生成されたデータをもとに検索情報を生成す
る。まず、圧縮動画像蓄積部26での入力した圧縮動画
像の格納場所、さらに、その圧縮動画像を分割した部分
動画像の開始フレーム番号と終了フレーム番号を対応付
けた情報を蓄える。
【0037】部分動画ごとに検索情報として、平均的な
動きベクトル列AVector、平均的な動きベクトル
の開始座標AS、平均的な動きベクトル列の要素である
動きベクトルのを抽出した前方予測符号化フレームのフ
レーム番号列fram、さらに、平均的な動きベクトル
列を生成した類似動きベクトルの集合がその前方予測符
号化フレーム内で占めた形状データ列Shapeを生成
する。ここで、 AVector={av1,av2,…,avl} 但し、avk=(vxk,vyk) AS=(x,y) fram={f1,f2,…,fl} Shape={S1,S2,…,Sl} 但し、Sk={Bk(0,0),…,Bk(m,0),
…,Bk(n,0),…,Bk(m,n)}, Bi(x,y)={0|1} である。上記検索情報を検索情報蓄積部25に登録す
る。(ステップ37)画像検索に利用される検索情報で
あるAVector、AS、fram、Shapeは、
通常、圧縮動画像を復号化し、復号化の結果生成された
非圧縮動画像の画像間の相関を計算して求められるもの
であり、検索情報を生成するために必要な計算量は、多
大なものである。
【0038】ここで、示した検索情報生成方式では、符
号化の際に動き補償アルゴリズムで生成される動きベク
トルを利用して検索情報を生成するので、圧縮動画像を
復号化する処理、および、画像間相関を求める処理を省
くことができ、検索情報を生成するために必要な計算量
が大幅に軽減される。
【0039】2.図2の検索条件の入力(ステップ2
0)と動き情報・形状情報の照合(ステップ21)につ
いて説明する。
【0040】1)検索条件の入力(ステップ20) 利用者の所望する検索条件を生成する。生成される条件
は、動きベクトル列SVector、動きベクトルの経
過時間列Stime、形状データ列SShapeであ
る。ここで、 SVector={sv1,sv2,…,svm} Stime={st1,st2,…,stm} SShape={ss1,ss2,…,ssm} である。この検索の条件入力の手段は特に問わない。ま
た、検索条件として、動きベクトル列または、形状デー
タ列の一方がなくても構わない。
【0041】2)検索条件の照合 検索条件の入力(ステップ20)で入力された検索条件
と検索情報蓄積部25に蓄えられている検索情報との照
合を行なう。検索条件と検索情報との照合は、公知のマ
ッチング技術をもちいて、行なうことができる。1秒間
のフレーム数は、圧縮動画像中に記述してあるのでfr
amとStimeの対応は容易にとることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように本発明は、圧縮動画像を復
号化することなしに動き情報を検出し、検索情報を生成
する手段を有し、圧縮動画像の動きによる検索を行なう
ための検索情報を簡単に求めることができ、圧縮道画像
を入力してから検索が可能となるまでの時間を短縮する
ことによって、圧縮動画像の検索装置の利便性を向上さ
せる。
【0043】また、検索圧縮動画中の動いている物体の
大きさ、形状、位置の情報を検出し、検索情報を生成す
ることによって、動いている物体の形状、大きさ、位置
を用いた検索を可能とし、圧縮動画像の検索の自由度を
高める。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の圧縮動画像検索装置の処理とデータの流
れを表すブロック図
【図2】本発明の圧縮動画像検索装置の処理とデータの
流れを表すブロック図
【図3】動き情報と形状情報の検出処理の流れを表すブ
ロック図
【図4】MPEG1のデータ構造図
【図5】前方予測符号化フレーム内の動きベクトルを示
す図
【図6】動きベクトル列を生成する処理を説明する図
【図7】類似と判定された動きベクトル列から形状情報
を抽出する処理を説明する図
【図8】平均的な動きベクトル列を説明する図
【符号の説明】
20 検索条件の入力ステップ 21 動き情報・形状情報の照合ステップ 22 検索結果の表示ステップ 23 動き情報の抽出ステップ 24 形状情報の抽出ステップ 25 検索情報蓄積部 26 圧縮動画像蓄積部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/76 B 7/32 G06F 15/62 330 A 15/66 330 A H04N 7/137 Z

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧縮動画像を蓄積する手段と、圧縮動画像
    から動き情報を検出する手段と、上記動き情報を圧縮動
    画像との対応付け情報とともに検索情報として蓄積する
    手段と、検索条件として動き情報を入力する手段と、検
    索条件として入力された動き情報と検索情報として蓄積
    された動き情報を照合する手段とを備えた圧縮動画像の
    検索装置。
  2. 【請求項2】検出した動き情報からサンプリングの間隔
    を大きくした動き情報を生成する手段を有し、生成した
    動き情報を検索情報として用いる請求項1記載の検索装
    置。
  3. 【請求項3】圧縮動画中の物体の大きさ、形状、位置の
    情報を抽出する手段を有し、抽出した情報を検索情報と
    して用いる請求項1または2記載の検索装置。
  4. 【請求項4】圧縮動画像を蓄積する手段と、圧縮動画像
    から動き情報を検出する手段と、上記動き情報を圧縮動
    画像との対応付け情報とともに検索情報として蓄積する
    手段と、検索条件として動き情報を入力する手段と、検
    索条件として入力された動き情報と検索情報として蓄積
    された動き情報を照合する手段とを有し、圧縮動画像中
    に出現する物体の動き情報と検索条件として入力した動
    き情報との照合を行なうことにより、圧縮動画像の検索
    を行うことを特徴とする圧縮動画像の検索方法。
JP408195A 1995-01-13 1995-01-13 圧縮動画像の検索方法および装置 Pending JPH08194714A (ja)

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