JPH08194497A - 音響信号変換符号化方法及びその復号化方法 - Google Patents

音響信号変換符号化方法及びその復号化方法

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JPH08194497A
JPH08194497A JP7003888A JP388895A JPH08194497A JP H08194497 A JPH08194497 A JP H08194497A JP 7003888 A JP7003888 A JP 7003888A JP 388895 A JP388895 A JP 388895A JP H08194497 A JPH08194497 A JP H08194497A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 復号器で平方根演算を必要とせず簡略化す
る。 【構成】 入力音響信号をMDCT36で周波数領域信
号とし、また入力信号の相関関数を求め、これをフーリ
エ変換で(72)パワースペクトル包絡を求め(7
3)、その平方根をとり(74)、これを逆フーリエ変
換して(75)線形予測分析し(76)、その予測係数
を量子化して出力し(38)、またこれを逆量子化して
フーリエ変換し、その絶対値をサンプルごとにとってパ
ワースペクトル包絡の平方根の逆数を得、これにて周波
数領域信号を正規化する(42)、その正規化出力(残
量信号)を量子化(46)して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は音楽信号や音声信号の
ような音響信号を周波数領域の信号に変換し、これを、
そのパワースペクトル包絡の平方根で正規化して残差信
号を得、この残差信号を量子化すると共に、上記パワー
スペクトル包絡を得るための情報を補助情報として量子
化する高能率音響信号符号化方法及びその復号化方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】オーディオ信号を高能率に符号化する方
法として、原音信号をフレームと呼ばれる5〜50ms程
度の一定間隔の区間に分割し、その1フレームの信号に
MDCT(変形離散コサイン変換)を用いて時間−周波
数変換を行って周波数領域信号を得、これを、そのパワ
ースペクトル包絡(周波数特性の包絡)と、そのパワー
スペクトル包絡で周波数領域信号を平坦化した残差信号
との2つの情報に分離し、それぞれを符号化することが
提案されている。
【0003】この提案されている符号化方法及びその復
号化方法を図7を参照して説明する。符号器31におい
て入力端子33からディジタル化した音響入力信号系列
がフレーム分割手段34に入力されて、N入力サンプル
ごとに過去2×Nサンプルの入力系列を抽出し、長さ2
×Nサンプルの入力フレームに生成され、窓掛手段35
でその入力フレームに時間窓がかけられる。その窓形状
はハニング窓を用いるのが一般的である。その窓かけさ
れた入力信号系列はMDCT手段36で変形離散コサイ
ン変換されて、Nサンプルの周波数領域信号に変換され
る。
【0004】また前記窓かけされた入力信号系列は線形
予測分析手段37で線形予測分析され、P次の予測係数
が求められる。この線形予測分析は自己相関を求めた後
に行われる。その予測係数は量子化手段38で量子化さ
れる。この量子化の方法としては、予測係数をLSPパ
ラメータに変換して量子化するLSP量子化の方法、予
測係数をkパラメータに変換してから量子化する方法な
どを用いることができる。この量子化された予測係数を
示すインデックス39が送出される。
【0005】また前記量子化予測係数は周波数概形計算
手段41によりパワースペクトルを計算して周波数特性
概形信号が求められる。具体的には、量子化手段38の
量子化出力を逆量子化し、例えば図8に示すようにその
P+1個の逆量子化予測係数(αパラメータ)の後に2
×N−P−1個の0をつなげて作った長さ2×Nのサン
プル系列をFFT分析し(高速フーリエ変換:離散フー
リエ変換)、更にそのN次のパワースペクトルを計算し
する。0番目から始まってi番目の周波数特性概形の逆
数の各点は、i=N−1以外ではi+1番目とi番目の
各パワースペクトルの平方根を平均して、つまり補間し
て得る。N−1番目の周波数特性概形の逆数は、N−1
番目のパワースペクトルの平方根をとって得る。
【0006】図7の説明に戻って、正規化手段42にお
いて、MDCT手段36からの周波数領域信号の各サン
プルが、前記周波数概形の逆数の各サンプルとかけあわ
せて正規化され、平坦化された残差信号とされる。パワ
ー正規化・ゲイン量子化手段43でこの残差信号はその
振幅の平均値、またはパワーの平均値の平方根である正
規化ゲインで割算されて正規化され、正規化残差信号と
され、更にその正規化ゲインが量子化され、その量子化
された正規化ゲインを示すインデックス44が出力され
る。
【0007】また周波数概形計算手段41からの周波数
特性概形の逆数の信号は必要に応じて重み計算手段45
で聴感制御が施されて重み付け信号とされる。正規化残
差量子化手段46で、手段43からの正規化残差信号を
手段45からの重み付け信号により適応重みづけベクト
ル量子化する。量子化手段46で量子化されたベクトル
値を示すインデックス47が出力される。以上のように
符号器31から、予測係数量子化インデックス39と、
ゲイン量子化インデックス44と残差量子化インデック
ス47とが出力される。
【0008】これらインデックス39,44,47を入
力された復号器32は図7に示すように次のように復号
する。即ち予測係数量子化インデックス39は再生手段
56で対応する量子化予測係数が逆量子化されて再生さ
れ、その逆量子化予測係数は周波数概形計算手段57で
周波数概形計算手段41と同じ方法で周波数特性概形の
逆数、つまりパワースペクトル包絡の平方根の逆数が計
算され、一方再生手段58で入力されたインデックス4
7から量子化正規化残差信号が再生される。再生手段5
9で入力されたインデックス44から正規化ゲインが再
生される。パワー逆正規化手段61において再生された
量子化正規化残差信号に再生された正規化ゲインが掛け
合わされてパワー逆正規化され量子化残差信号が得られ
る。その量子化残差信号は逆正規化手段62で周波数概
形計算手段57から周波数概形の逆数、つまりパワース
ペクトル包絡の平方根の逆数により各対応サンプルごと
に割算されて逆平坦化される。その逆平坦化された残差
信号は逆MDCT手段63でN次の逆変形離散コサイン
変換されて、時間領域信号とされ、この時間領域信号に
対し、窓掛け手段64で時間窓がかけられる。ここでは
窓形状としてハニング窓が用いられている。この窓掛け
された信号はフレーム重ね合せ手段65で長さ2×Nサ
ンプルのフレームの前半Nサンプルと前フレームの後半
Nサンプルとが加え合わされて出力端子66に出力され
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図7に示した符号化、
復号化方法においては、復号化器32において、インデ
ックス39から逆量子化予測係数を得、これを図8に示
したようにパワースペクトルを求め、その各サンプルご
との平方根を求め、これとの逆数をそれぞれ求めている
が、各サンプルごとの平方根演算はかなりの処理量を必
要とし、実時間動作させるのに障害となる。かつ、その
ハードウエア規模も大となり、高価なものとなる。例え
ば符号化音楽信号を復号化する上で、上述のように処理
時間が長くなることは実用に適せず、またハードウエア
規模が大、高価な多数の復号化器を普及させる点から好
ましくない。
【0010】また逆量子化予測係数からパワースペクト
ル包絡を直接求めるには高い演算精度が要求され、演算
語長が短い復号化器で実現するには障害となる。この発
明の目的は復号化器でパワースペクトル包絡のサンプル
ごとの平方根を演算する必要をなくす変換符号化方法を
提供することになる。この発明の他の目的はサンプルご
との平方根演算を必要としない変換復号化方法を提供す
ることにある。
【0011】この発明の更に他の目的はサンプルごとの
平方根演算のみならず、演算語長の短い変換復号化方法
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の符号化
方法によれば、変換符号化中のスペクトル包絡の符号化
のために、パワースペクトル包絡の平方根を表す包絡を
線形予測分析でモデル化し、その線形予測パラメータを
量子化して、平方根パワースペクトル包絡を得るための
符号化情報とし、その量子化されたパラメータを逆量子
化し、その逆量子化されたパラメータから平方根パワー
スペクトル包絡の逆数を求め、これを周波数領域に変換
された信号の正規化に用いる。
【0013】つまり、パワースペクトル包絡の平方根を
表す包絡を線形予測分析でモデル化することは、例えば
入力音響信号の自己相関を求め、これをフーリエ変換
し、その変換結果の各サンプルのパワーの平方根を求
め、その平方根の系列を逆フーリエ変換し、この変換結
果、つまりパワースペクトルの平方根について線形予測
分析を行うことである。この線形予測分析パラメータの
量子化出力が復号化側に入力されるから、復号器では平
方根演算を行うことなく、平方根パワースペクトル包絡
またはその逆数を得ることができる。
【0014】パワースペクトル包絡の平方根を線形予測
分析でモデル化するには、入力音響信号を線形予測分析
し、その線形予測パラメータからLPCケプストラムを
求め、そのLPCケプストラムの各係数を2で割り、そ
の2で割ったLPCケプストラムから最小自乗法で線形
予測パラメータを求める(請求項2)。逆量子化線形予
測パラメータから平方根パワースペクトル包絡の逆数を
求めるには、逆量子化された線形予測パラメータから線
形予測係数(αパラメータ)を求め、その線形予測係数
をフーリエ変換し、その各サンプルの絶対値を求める
(請求項3)。
【0015】逆量子化線形予測係数から平方根パワース
ペクトル包絡の逆数を求めるには逆量子化された線形予
測パラメータからLSPパラメータを求め、そのLSP
パラメータについて単位円上でスペクトルを計算する
(請求項4)。上記モデル化は入力音響信号を線形予測
分析し、その線形予測分析結果のパラメータからLPC
ケプストラムを求め、そのLPCケプストラムの各係数
を2で割ることであり、その2で割ったLPCケプスト
ラムを量子化して、スペクトル包絡の平方根を得るため
の符号(インデックス)として出力し、上記パワースペ
クトルの平方根を得るには上記量子化LPCケプストラ
ムを逆量子化し、更にフーリエ変換し、そのフーリエ変
換された各サンプルを指数変換して得る(請求項5)。
【0016】請求項5におけるモデル化において、上記
2での割算を省略し、代わりに逆量子化LPCケプスト
ラムのフーリエ変換した各サンプルを2で割算した後、
指数変換してもよい(請求項6)。請求項7の復号化方
法によれば、入力された符号から線形予測係数またはこ
れと等価なパラメータ(例えばLSP)を逆量子化し、
これから平方根パワースペクトル包絡の逆数を求め、そ
の平方根パワースペクトル包絡の逆数で、入力符号の逆
量子化により得た残差信号を除算して逆正規化した周波
数領域信号を得る。ここで平方根パワースペクトル包絡
とは、本来のシステムのパワースペクトル包絡のサンプ
ルごとの平方根に対応する周波数領域の系列である。上
記平方根パワースペクトル包絡の逆数は、再生された線
形予測パラメータから線形予測係数(αパラメータ)を
得、この線形予測係数をフーリエ変換し、その各サンプ
ルの絶対値をとって得る(請求項8)。又は再生された
線形予測パラメータからLSPパラメータを求め、その
LSPパラメータについて単位円上でスペクトルを計算
する(請求項9)。
【0017】請求項10の復号化方法によれば、入力さ
れた符号から線形予測係数またはこれと等価なパラメー
タ(例えばLSP)を逆量子化し、これから対応するイ
ンパルス応答を算出し、そのインパルス応答をフーリエ
変換して平方根パワースペクトル包絡を求め、その平方
根パワースペクトル包絡を、入力符号の逆量子化により
得た残差信号に乗算して逆正規化された周波数領域信号
を得る。
【0018】請求項11の復号化方法では、平方根パワ
ースペクトル包絡は、再生線形予測パラメータまたはこ
れと等価なパラメータからLPCケプストラムを求め、
そのLPCケプストラムをフーリエ変換し、そのフーリ
エ変換された各サンプルを指数変換して得る。請求項1
2の復号化方法では、平方根パワースペクトル包絡は、
再生線形予測パラメータまたはこれと等価なパラメータ
からLPCケプストラムを求め、そのLPCケプストラ
ムをフーリエ変換し、そのフーリエ変換の各サンプルを
2分の1してから指数変換して得る。
【0019】
【実施例】図1に請求項1の発明の実施例を示し、図7
と対応する部分に同一符号を付けてある。この実施例で
は窓掛け手段35の出力信号系列は、そのパワースペク
トル包絡の平方根を表す包絡を線形予測分析でモデル化
する手段71に分岐供給される。手段71は例えばまず
相関関数手段72で入力信号の自己相関関数を1フレー
ム中のN個の点まで求める。この代わりに図2Aに示す
ように自己相関関数はP+1個の点まで相関関数手段7
2aで求め、その結果についてP次の線形予測分析を線
形予測分析手段72bで行い、求まった線形予測係数
を、先のP+1点までの自己相関関数に対し、P+2次
以降N点まで相関関数として外挿手段72cで外挿して
もよい。次にN点中のこの自己相関関数をこの系列にN
点のゼロを付加するか、N点を対称化して代入して2N
点の実フーリエ変換をフーリエ変換手段73で行う。相
関関数を自己相関法で求めたのであれば、変換後の実部
がパワースペクトルであり、演算精度の誤差を除いてす
べて正の値をとる。このように入力信号の自己相関を求
め、これをフーリエ変換するとパワースペクトルが得ら
れることは良く知られていることである。
【0020】このパワースペクトルの各点の平方根を平
方根手段74で求める。このとき虚部はすべてゼロとし
た後(対称化して代入した場合はもともと虚部はすべて
ゼロ)、逆フーリエ変換を逆フーリエ変換手段75で行
い、平方根パワースペクトルに対応する自己相関関数を
得る。最後にこの自己相関関数に基づいて線形予測分析
を線形予測分析手段76で行い予測パラメータを求め、
つまりパワースペクトル包絡の平方根を表す線形予測分
析でモデル化したものを得る。これを予測係数量子化手
段38で量子化してインデックス39を得る。このイン
デックス39は入力信号系列の線形予測分析により得た
ものではなく、入力信号系列の周波数特性、つまりパワ
ースペクトル包絡の平方根と対応する信号系列を線形予
測分析したものを量子化したものである。
【0021】この量子化手段38の量子化出力を逆量子
化手段77で逆量子化し、その逆量子化線形予測係数
を、フーリエ変換、絶対値手段78でフーリエ変換し、
その各サンプルの複素数の絶対値を取って平方根パワー
スペクトル包絡の逆数を得、これをMDCT手段36よ
りの周波数領域信号に各サンプルごとに乗算器42で乗
算して正規化する。その他の処理は図5の場合と同一で
ある。
【0022】図2Bに示すように、相関関数のフーリエ
変換手段73で得たパワースペクトルを平方根手段74
で平方根をとってもよい。更に図2Cに示すように、入
力信号系列をP点の自己相関関数を手段72aで求め、
これを手段72bで線形予測分析し、その分析結果と対
応するインパルス応答を手段72dで求めてN点の自己
相関関数を得てもよい。つまり手段72bの線形予測分
析結果をフィルタ係数とするフィルタのインパルス応答
を求めてN点の自己相関関数を求めることもできる。線
形予測係数をフーリエ変換するとパワースペクトル包絡
の逆数となるが、手段72dで求めたインパルス応答を
手段73でフーリエ変換して絶対値をとってパワースペ
クトル包絡を得る。このフーリエ変換手段73の代わり
に、手段72dで得たインパルス応答の相関関数を求
め、その相関関数をフーリエ変換してパワースペクトル
包絡を得てもよい。
【0023】なお、何れの場合も手段76での線形予測
分析の次数に対して、相関関数手段72の次数は例えば
5割増し程度として、周波数成分によりかたよることな
く、なるべく長い相関関数を求め、なるべく忠実な情報
がフーリエ変換手段73に入力されるようにする。平方
根パワースペクトル包絡の線形予測でのモデル化法の更
に他の手法を図3Aに示す(請求項2)。この例ではL
PCケプストラムを介して平方根スペクトルに対応する
線形予測係数を求める。つまり相関関数手段72aによ
り入力音響信号の自己相関関数を求め、これを手段72
bで線形予測分析する。この線形予測パラメータから漸
化式演算手段91によりLPCケプストラムを求める。
つまり入力音響信号のp次線形予測における予測パラメ
ータαk (k=1,…,p)からj次LPCケプストラ
ム係数cj を求める計算手順は以下のように知られてい
る。通常pは10から20程度とするがLPCケプスト
ラムの次数nはpの2倍から3倍必要である。
【0024】
【数1】
【0025】パワースペクトルの平方根はLPCケプス
トラムの領域では単にすべての係数に0.5をかけるだけ
であり、手段91よりのLPCケプストラムを手段92
において2で割算してパワースペクトル包絡の平方根を
求め、これを正規方程式演算手段93で線形予測パラメ
ータを求め、更に必要に応じて例えばLSPパラメータ
で量子化手段38において量子化してインデックス39
として出力する。手段93ではLPCケプストラムと線
形予測パラメータとの上記の関係を逆に使えばよいが、
LPCケプストラム係数の個数は線形予測パラメータα
の個数よりはるかに多いので、すべてのLPCケプスト
ラムの拘束をみたす線形予測パラメータは一般に存在し
ない。そこで、上記の関係を回帰式とみなしてLPCケ
プストラムの回帰誤差ei の自乗を最小化するように線
形予測パラメータを求める。この場合、求まった線形予
測パラメータの安定性は保障されないので、例えばPA
RCOR係数に変換するなどの安定性チェックが必要で
ある。線形予測パラメータとLPCケプストラムの関係
を以下のように行列で表す。
【0026】
【数2】
【0027】以上の関係で、LPCケプストラムの回帰
誤差エネルギd=ET Eを最小化するために以下の正規
方程式を手段93で解けば線形予測パラメータを得るこ
とができる。 DT DA=−DT C 上述ではパワースペクトル包絡の平方根を線形予測モデ
ル化したものの量子化出力として線形予測パラメータ、
またはLSPパラメータなどを用いたが、図3Bに示す
ように、1/2手段92の出力を量子化手段38で量子
化してインデックス39として出力してもよい。この場
合は符号化器側で逆量子化手段77で逆量子化された1
/2LPCケプストラムを手段78でフーリエ変換して
対数パワースペクトル包絡に変換し、更に手段94で指
数変換を行って平方根パワースペクトル包絡を得、この
逆数を手段95でとって図1の乗算器42へ出力する。
【0028】更に図3Cに示すように手段92を省略
し、代わりにフーリエ変換手段78より対数パワースペ
クトル包絡の各サンプルを手段96を1/2して指数変
換手段94へ供給してもよい。以上のようにインデック
ス39として、パワースペクトル包絡の平方根(平方根
パワースペクトル)を線形予測分析して量子化したもの
を用いることにより、以下に述べるように復号化器での
処理が図5の場合よりも簡単になる。
【0029】請求項7の発明の復号化方法実施例を図4
に示し、図7と対応する部分に同一符号を付けてある。
この実施例でも再生手段56でインデックス39が逆量
子化されて線形予測係数が求められるが、この線形予測
係数は図1の説明から明らかなように、平方根パワース
ペクトルを線形予測分析したものであるから、これをフ
ーリエ変換手段82によりフーリエ変換し、その絶対値
を得ることにより平方根パワースペクトル包絡の逆数が
得られ、この平方根パワースペクトル包絡の逆数で乗算
器61よりの再生された残差信号が割算器62において
割算され周波数領域信号が再生される。その他は図5の
場合と同様である。
【0030】図5Aに請求項10の発明の実施例を示
し、図7と対応する部分に同一符号を付けてある。この
実施例では、図1で得られたインデックス39が再生手
段56で逆量子化され、この逆量子化線形予測係数のイ
ンパルス応答が手段84で求められ、そのインパルス応
答はフーリエ変換手段85でフーリエ変換され、その絶
対値がとられて平方根パワースペクトル包絡が得られ、
これが乗算器61からの残差信号に乗算器86で乗算さ
れて周波数領域信号が再生される。
【0031】フーリエ変換手段82では逆量子化線形予
測係数にゼロを付加してフーリエ変換を行う。量子化手
段38での量子化は線形予測係数をLSP係数に変換し
て行うと便利である。この点でインデックス39として
LSP係数を示すものを用いてもよい。この場合、復号
器におけるフーリエ変換手段82,85の代わりに、単
位円上でスペクトルの値を計算して電力伝達関数(パワ
ースペクトル)を求める。この計算方法は、例えば19
85年東海大学出版会発行、古井貞煕著「ディジタル音
声処理」91頁に示されている。
【0032】図3Bの符号化方法に対応した復号化方法
の一部を図5Bに示す。この場合は予測パラメータ再生
手段56で1/2LPCケプストラムであり、これがフ
ーリエ変換手段82により対数パワースペクトル包絡に
変換し、これを手段97により各サンプルごとに指数変
換して平方根パワースペクトル包絡を得、これを乗算器
86へ供給する。図3Cに示す符号化方法に対する復号
化法では図6Aに示すように、図5Bにおけるフーリエ
変換手段82よりの対数パワースペクトル包絡を手段9
8で1/2にしてから指数変換手段97へ供給すればよ
い。
【0033】図5Aにおいてインパルス応答を求める代
わりに、図6Bに示すように再生手段56からの再生さ
れたP次の線形予測係数からPARIOR係数に変換し
さらにP次までの相関関数を求め、手段99で漸化式で
P次以上を外挿してフーリエ変換手段85へ供給しても
よい。上述において線形予測パラメータは、線形予測係
数(αパラメータ)、LSPパラメータ、パーコール係
数などを意味し、従って予測インデックス39はこれら
各種の形態の何れかで量子化されたものである。そして
符号化法、復合化法においても、その予測インデックス
39を逆量子化し、その逆量子化したものをそのまま利
用する場合と他の線形予測パラメータに変換して利用し
てもよい。
【0034】上述において相関関数手段72(72a)
として、MDCT手段36の出力、つまり周波数領域信
号の絶対値をとり、これを逆フーリエ変換して自己相関
関数を求めてもよい。更に時間領域から周波数領域への
変換は離散的フーリエ変換(高速フーリエ変換)、離散
的コサイン変換など他の手法によってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の符号化方
法によれば、周波数領域信号の平方根パワースペクトル
の包絡を線形予測パラメータでモデル化し、その線形予
測パラメータを量子化して符号化出力としているため、
この発明の復号化方法に示すように、復号化において平
方根演算を必要とせず、復号化器の処理が軽減される。
【0036】更に線形予測パラメータやこれと等価なパ
ラメータからなるパワースペクトル包絡を計算する際に
は、一般に高い演算精度が必要となるが、平方根パワー
スペクトルは変動の範囲が通常のパワースペクトルより
少ないので要求される精度も少なくて済む。また同じ理
由により、平方根パワースペクトルはパワースペクトル
より線形予測パラメータを量子化する際、特にベクトル
量子化を用いるときのビット数を削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を適用した符号化器の
例を示すブロック図。
【図2】図1中の平方根パワースペクトル包絡の線形予
測モデル化手段71の他の各種手法を示すブロック図。
【図3】Aはモデル化手段71の更に他の例を示すブロ
ック図、B及びCはその更に他の例及び正規化のための
平方根スペクトル包絡の逆数を得る手段を示す図であ
る。
【図4】請求項6の発明の実施例を適用した復号化器の
例を示すブロック図。
【図5】Aは請求項8の発明を適用した復号化器の例を
示すブロック図、Bは他の復号化法の一部を示すブロッ
ク図である。
【図6】平方根パワースペクトル包絡の復号化の他の例
を示すブロック図。
【図7】先に提案した音響信号変換符号化復号化器を示
すブロック図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明の実施例を適用した符号化器の
例を示すブロック図。
【図2】図1中の平方根パワースペクトル包絡の線形予
測モデル化手段71の他の各種手法を示すブロック図。
【図3】Aはモデル化手段71の更に他の例を示すブロ
ック図、B及びCはその更に他の例及び正規化のための
平方根スペクトル包絡の逆数を得る手段を示す図であ
る。
【図4】請求項6の発明の実施例を適用した復号化器の
例を示すブロック図。
【図5】Aは請求項8の発明を適用した復号化器の例を
示すブロック図、Bは他の復号化法の一部を示すブロッ
ク図である。
【図6】平方根パワースペクトル包絡の復号化の他の例
を示すブロック図。
【図7】先に提案した音響信号変換符号化復号化器を示
すブロック図。
【図8】線形予測係数からフーリエ変換によりパワース
ペクトル包絡値を求める様子を示す図。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】追加
【補正内容】
【図8】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // H03M 7/30 Z 9382−5K

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力音響信号を時間領域から周波数領域
    の信号に変換し、その変換された周波数領域信号のパワ
    ースペクトル包絡の平方根を求め、そのパワースペクト
    ル包絡の平方根で上記周波数領域信号で正規化し、その
    残差信号と、上記パワースペクトル包絡を得るための信
    号とそれぞれ符号化する音響信号変換符号化方法におい
    て、 上記パワースペクトル包絡の平方根を表す包絡を線形予
    測分析でモデル化する過程と、 その線形予測パラメータを量子化して上記パワースペク
    トル包絡を得るための符号化情報とする過程と、 その量子化された線形予測パラメータを逆量子化する過
    程と、 その逆量子化された線形予測パラメータからパワースペ
    クトル包絡の平方根の逆数を求め、これを上記正規に用
    いる過程と、 を有することを特徴とする音響信号変換符号化方法。
  2. 【請求項2】 上記パワースペクトル包絡の平方根を線
    形予測分析でモデル化する過程は、上記入力音響信号を
    線形予測分析する過程と、これにより得られた線形予測
    パラメータからLPCケプストラムを求める過程と、上
    記LPCケプストラムの各係数を2で割る過程と、その
    2で割られたLPCケプストラムから最小自乗法で線形
    予測パラメータを求める過程とよりなることを特徴とす
    る請求項1記載の音響信号変換符号化方法。
  3. 【請求項3】 上記逆量子化された線形予測パラメータ
    からパワースペクトル包絡の平方根の逆数を求める過程
    は、上記逆量子化された線形予測パラメータから得た線
    形予測係数をフーリエ変換し、その絶対値を求める過程
    であることを特徴とする請求項1または2記載の音響信
    号変換符号化方法。
  4. 【請求項4】 上記逆量子化された線形予測パラメータ
    からパワースペクトル包絡の平方根の逆数を求める過程
    は、上記逆量子化された線形予測パラメータから得たL
    SPパラメータについて単位円上でスペクトルを求める
    過程であることを特徴とする請求項1または2記載の音
    響信号変換方法。
  5. 【請求項5】 上記パワースペクトル包絡の平方根を表
    す包絡を線形予測分析でモデル化する過程は、上記入力
    音響信号を線形予測分析する過程と、その線形予測分析
    により得られた線形予測パラメータからLPCケプスト
    ラムを求める過程と、その得られたLPCケプストラム
    の各係数を2で割る過程と、その2で割る過程とよりな
    り、上記LPCケプストラムを量子化して上記パワース
    ペクトル包絡を得るための符号化情報とし、上記逆量子
    化線形予測パラメータから平方根パワースペクトル包絡
    の逆数を求める過程は、上記量子化LPCケプストラム
    を逆量子化する過程と、その逆量子化されたLPCケプ
    ストラムをフーリエ変換する過程と、そのフーリエ変換
    出力をサンプルごとに指数変換する過程とよりなること
    を特徴とする請求項1記載の音響信号変換符号化方法。
  6. 【請求項6】 上記パワースペクトル包絡の平方根を表
    す包絡を線形予測分析でモデル化する過程は、上記入力
    音響信号を線形予測分析する過程と、その線形予測によ
    り得られた線形予測パラメータからLPCケプストラム
    を求める過程とよりなり、上記LPCケプストラムを量
    子化して上記パワースペクトル包絡を得るための符号化
    情報とし、上記逆量子化線形予測パラメータから平方根
    パワースペクトル包絡の逆数を求める過程は、上記量子
    化LPCケプストラムを逆量子化する過程と、その逆量
    子化されたLPCケプストラムをフーリエ変換する過程
    と、そのフーリエ変換出力をサンプルごとに2で割る過
    程と、その2で割られた各値を指数変換する過程とより
    なることを特徴とする請求項1記載の音響信号変換符号
    化方法。
  7. 【請求項7】 入力符号中の第1インデックスを逆量子
    化して残差信号を得、上記入力符号中の第2インデック
    スよりパワースペクトル包絡の平方根を得て上記残差信
    号を逆正規化して周波数領域信号を得、この周波数領域
    信号を時間領域の信号に変換して音響信号を得る音響信
    号変換復号化方法において、 上記第2インデックスが示す線形予測パラメータまたは
    これと等価なパラメータから平方根パワースペクトル包
    絡の逆数を求める過程とを有し、上記平方根パワースペ
    クトル包絡で上記残差信号を除算して上記逆正規化を行
    うことを特徴とする音響信号変換復号化方法。
  8. 【請求項8】 上記平方根パワースペクトル包絡の逆数
    を求める過程は、上記第2インデックスから線形予測係
    数を得、その線形予測係数をフーリエ変換し、その各サ
    ンプルの絶対値をとる過程であることを特徴とする請求
    項7記載の音響信号変換復号化方法。
  9. 【請求項9】 上記平方根パワースペクトル包絡の逆数
    を求める過程は、上記第2インデックスからLSPパラ
    メータを得、そのLSPパラメータについて単位円上で
    スペクトルを求める過程であることを特徴とする請求項
    7記載の音響信号変換復号化方法。
  10. 【請求項10】 入力符号中の第1インデックスを逆量
    子化して残差信号を得、上記入力符号中の第2インデッ
    クスよりパワースペクトル包絡の平方根を得て上記残差
    信号を逆正規化して周波数領域信号を得、この周波数領
    域信号を時間領域の信号に変換して音響信号を得る音響
    信号変換復号化方法において、 上記第2インデックスが示す線形予測パラメータまたは
    これと等価なパラメータから対応するインパルス応答を
    算出する過程と、 その算出したインパルス応答をフーリエ変換して平方根
    パワースペクトルを求める過程と、 上記平方根パワースペクトルを上記残差信号に乗算して
    上記逆正規化を行う過程と、 を有することを特徴とする音響信号変換復号化方法。
  11. 【請求項11】 入力符号中の第1インデックスを逆量
    子化して残差信号を得、上記入力符号中の第2インデッ
    クスよりパワースペクトル包絡の平方根を得て上記残差
    信号を逆正規化して周波数領域信号を得、この周波数領
    域信号を時間領域の信号に変換して音響信号を得る音響
    信号変換復号化方法において、 上記第2インデックスが示す線形予測パラメータまたは
    これと等価なパラメータからLPCケプストラムを求め
    る過程と、 上記LPCケプストラムをフーリエ変換する過程と、そ
    のフーリエ変換された各サンプルを指数変換して、上記
    平方根パワースペクトルの包絡を得る過程と、 上記平方根パワースペクトルを上記残差信号に乗算して
    上記逆正規化を行う過程とを有することを特徴とする音
    響信号変換復号化方法。
  12. 【請求項12】 入力符号中の第1インデックスを逆量
    子化して残差信号を得、上記入力符号中の第2インデッ
    クスよりパワースペクトル包絡の平方根を得て、上記残
    差信号を逆正規化して周波数領域信号を得、その周波数
    領域信号を時間領域の信号に変換して音響信号を得る音
    響信号変換復号化方法において、 上記第2インデックスが示す線形予測パラメータまたは
    これと等価なパラメータからLPCケプストラムを求め
    る過程と、 上記LPCケプストラムをフーリエ変換する過程と、 そのフーリエ変換された各サンプルを2で割算する過程
    と、 その2で割算された各サンプルを指数変換して上記平方
    根パワースペクトルの包絡を得る過程と、 上記平方根パワースペクトルを上記残差信号に乗算して
    上記逆正規化を行う過程とを有することを特徴とする音
    響信号変換復号化方法。
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